JP2003510161A - ねじ連結部により連結すべき部品、特に医療器具の部品 - Google Patents

ねじ連結部により連結すべき部品、特に医療器具の部品

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ねじ連結部(17)により互いに連結すべき部品(17a、17b)であって、それらのうち、一方がねじ孔(18)を有しており、他方がねじピン(19)を有しており、ねじ孔(18)が、入口方向の長さ(L1)の一部(L2)に、ねじピン(19)を軸方向に挿入することができる横断方向に片寄った穴広部(20)を有しており、ねじピン(19)がこの横断方向に片寄った挿入位置と、ねじ孔(18)に対して同軸であり、ねじ孔(18)の残りのねじ溝に係合する位置との間で横断方向に移動自在であり、部品(17a、17b)を両者間で有効な止め部(22)に対してねじ留めすることができる。本発明では、部品(17a、17b)をわずかな努力で係合できるようにするために、ねじピン(19)は全部にねじ溝を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ねじ連結部により連結すべき部品に関し、特に、請求項1又は3又
は14の前置き文による医療治療又は加工器具の部品に関する。
【0002】 (背景技術) 2つの部品を連結することがねじ連結部の目的であり、それにより、これらの
部品をこれらに係合する雌ねじ及び雄ねじによりねじ係合で互いにねじ留めする
ことができる。ねじ係合は、特に、ねじ部のピッチが相応的に小さいとき、両部
品間の形状にあった連結を構成し、この形状にあった連結軸方向荷重に対して安
定している。更に、ねじ係合は回転止め部によって制限され、且つ、両部品がね
じ係合により互いに軸方向に張力付与される場合、ねじ連結は、軸方向に安定で
あるだけではなく、部品が周方向に互いに固定連結されるので、ねじ連結は軸方
向力だけではなく、回転力又はトルクをも部品から部品へ伝達するのに役立つこ
とができる。機械工学において、この特性を2つの部品を互いに固定連結するの
に利用している。このようなねじ連結は安定であり、且つ、比較的大きい力を伝
達することが可能である。これは、中でも、ねじフランクのところのねじ係合が
大きい表面支持を可能にし、これをもって比較的大きい面圧を可能すると言う点
で解決される。この目的で、回転移動止め部に対しての部品間の適切な深いねじ
係合及びねじ留めのみが必要とされ、これは係合ナットによる止め作用により達
成することができる。
【0003】 上記のようなねじ連結は医療技術においても用いられている。医療器具、例え
ば、ハンドピースのような治療又は加工器具及び/又は治療/加工ツールでは、
その部品は互いにねじ留めされる。ハンドピースの場合、例えば、ハンドピース
といわゆる連結部品とのねじ連結及び/又は治療又は加工ツールとハンドピース
との解放自在の取付けのためにねじ連結が必要とされるか、或いは、ねじ部品と
いわゆる可撓性供給ホースとのねじ連結が必要とされる。発明の分野で示した種
類のねじ連結、つまり、連結部品と可撓性供給ホースとのねじ連結、及び加工ツ
ールとハンドピースとのねじ連結が、例えば、ドイツ特許第4439410A1
号に記載されている。
【0004】 請求項1及び3の前置き文によるねじ連結により互いに連結すべき部品が日本
特許第8−14226A号に記載されている。この公知な構成によれば、ねじ連
結部品は端面にねじ孔を有する円筒形軸と、雄ねじ部を有するねじピンとであり
、軸はねじ孔の長さの一部にわたって延びていて、半径方向外方に開放している
スロットを有している。ねじピンは互いに対向して配置された2つのテーパ部に
よってスロットの幅に対応した横寸法に平坦化されている。かくして、ねじピン
をスロットの領域においてスロットを横方向に通ってねじ孔に挿入することが可
能である。更にねじ込むことによって、平坦化ねじピンの前端部がより深くにあ
るねじ孔とねじ係合し、ねじピンの基部領域における丸い前部領域がねじ孔のス
ロット付き前部分と係合する。この公知な構成では、追加の機械的支出を必要と
するだけではなく、ねじ係合の低下をもたらす特定形状部(スロット、テーパ部
)が連結部品に必要とされる。更に、2つの部品は互いにに対して特定の位置、
つまり、ねじピンのテーパ部分がスロットに嵌り込む位置でのみ結合することが
できる。このため、互いに対する部品の特定の位置が達成されることを確実にす
るために、操作者による特定の注意深さ及び操作が必要とされる。
【0005】 日本特許第10−61642A号から、2つのねじ連結部品が記載されており
、そのうちの一方の部品がねじ部の無い複数のセグメント状穴延長部を持つねじ
穴を有しており、他方の部品は複数の対応したセグメント状ねじ無し芯部分を持
つねじピンを有していることがわかる。これらの手段により、ねじボルトをその
ねじセグメントがセグメント状穴延長部と一致する回転位置のねじ穴に軸方向に
挿入することができる。部品の相対回転により、部品はねじ係合し、それにより
部品をそれらの間の有効な止め部までねじ込むことができる。止め部はねじ孔を
有する一方の部品の端部と、この端部に面したねじピンの脚部領域における環状
肩部とにより構成されている。この公知な構成でも、両部品のための高い製造費
が必要とされる。
【0006】 公知のねじ連結では、2つの部品を互いにねじ留めするためにかなりの操作上
の労力を必要とすることは不都合である。これは、一方では、初めに2つの部品
をねじ係合が始まることができる相対回転位置にしなければならないため、次い
で、2つの部品をねじ係合の必要な長さが存在するところまで互いに対して回転
して互いにねじ留めしなければならない。これは操作及び時間に関しての要求で
ある。
【0007】 本発明の目的は、上記種類のねじ連結用部品をわずかな操作労力で互いにねじ
係合することができるように構成することである。
【0008】 (発明の開示) この目的は請求項1、3又は14の特徴により達成される。本発明の有利な展
開を従属請求項に示してある。
【0009】 本発明の請求項1による解決策では、ねじ穴は、横断方向に片寄った穴広部を
有しており、この穴広部は、横断面が丸い、或いは、おおよそ丸いねじピンをそ
の全体ねじ込みで相応的に横断方向に片寄った位置へ軸方向に挿入することがで
きるようにその横断面サイズが寸法決めされている。それにより、穴広部は、片
寄りの横断方向に存在する穴広部とねじ孔の残りのねじ部との間の変化部におい
て、ねじピンがその横断方向片寄り挿入位置とねじ孔の残りのねじ溝に係合する
位置との間で移動自在である程度まで約180°周方向に延びている。これらの
手段により、ねじ移動をねじ孔の長さの領域で行わなければならないことなしに
、ねじピンをねじ孔の長さの大部分にわたって側方に片寄ってねじ孔の残りのね
じ部に挿入することができる。ねじ移動はねじピンをねじ孔の残りの長さ方向部
分にねじ込むときにだけ行われる必要がある。このねじ込み移動はねじ孔全体の
長さより短いので、本発明による構成によれば、操作及び時間に関して実質的に
より少ない費用で部品を互いにねじ留めしたり、再び開放したりすることができ
る即留め連結が得られる。
【0010】 請求項3による構成では、同じ利点を達成することができ、この構成では、ね
じ孔の穴広部の代わりに、ねじピンには、その自由端部で突出していて、その長
さの一部にわたって延びている横断面テーパ部が設けられており、このテーパ部
は、ねじピンをその長さの一部にわたってねじ孔の芯穴に挿入することができ、
次いで、ねじピンの残りのねじ溝がねじ孔のねじ溝に横断方向に移動自在である
ように半径方向及び周方向に寸法決めされている。この構成でも、ねじピンをそ
の長さの大部分にわたってねじ孔に挿入することができ、それによりねじ移動は
ねじ孔の残りの長さの領域でのみ行えばよい。
【0011】 本発明による構成では、片寄りは半径方向ねじ深さより小さくても大きくても
よい。
【0012】 ねじ込み状態では、ねじピンはその長さの一部にわたって、ねじ穴のねじ部と
その全周にわたって係合され、さもなければ、セグメント状に係合され、それに
より短いねじ長さで、十分に長いねじ係合が達成される。
【0013】 本発明によるすべての構成では、部品を任意の所望回転位置で互いに差し込む
ことができる。これは、一方では、ねじピンが丸い又はおおよそ丸い、或いは、
全ねじ部を有しており、穴広部が大きいので丸い又はおおよそ丸い形状を持ち、
且つ、全ねじ部を有するねじピンを移動用の遊びを持って挿入することができる
ほどの大きさであると言う点で確保される。これらの手段により、互いの差込み
が実質的に簡単化され、操作者は他のことに注意を向けることができる。
【0014】 本発明の独立項14による構成では、ねじピンをそのねじ長さの一部にわたっ
てねじ孔の前に配置された挿入穴に挿入することができるので、同様に短いねじ
長さが達成される。これらの手段により、ねじピン又はねじピンを有する部品の
更なる円筒形部分もまた、十分に安定な互いにねじ留めを達成するのにねじピン
の短い係合長さで十分であるように、挿入穴に好ましく設けられた係止受け部又
はねじ止め部により安定化されている。かくして、この構成では、即留め連結及
びねじ留め及び時間の費用の低減が達成される。穴広部が存在する場合、一方で
は、穴広部が端部で関連肩面に開口しており、他方では、対向部品の肩面が止め
位置で穴広部を覆い、かくして穴広部を汚染物の進入を防ぐように閉鎖するよう
な大きさで止め部の表面を放射状又は円錐体状肩面により構成するのが有利であ
る。これらの手段により、衛生状態が改良され、清浄、消毒又は殺菌が簡単化さ
れる。
【0015】 本発明によるすべての構成では、ねじ連結の止め部を設け、2つの部品を互い
のねじ留めにより上記止め部にねじつけることができるようにするのが更に有利
である。このような止め部は、ねじ孔の基部領域に設けてもよいし、或いは、ね
じピンの脚部領域に設けてもよい。後者の場合、少なくとも部分的に、好ましく
は全周にわたって存在するねじ孔の閉鎖が達成される。
【0016】 止め部がねじピンの脚部領域に存在するか、或いは、ねじピンの自由端部から
間隔を隔てて存在する場合、比較的長い軸方向支持長さで機械的係合が達成され
、それによりねじ連結が傾動荷重に対して安定化される。
【0017】 止め面としては、断面円錐形内面及び外面がよく適している。本発明の範囲内
で、半径方向止め面を設けてもよい。両方の可能性はともに、ねじ留め状態にお
いて、止め部がねじ孔の基部領域又はねじピンの脚部領域に配置される場合に当
てはまる。
【0018】 (発明を実施するための最良の形態) 以下に本発明とこれにより達成できる有利な点を好適な構成と簡単な図面を参
照してより詳細に説明する。
【0019】 全体的に図1に1で示す器具は、人又は動物の身体又はその人造部品又は模型
の人造部品の治療又は加工に使用することができる。かくして、この器具は医療
業務又は医療研究室、特に歯又は顎処置に適している。器具1の主要素は細長い
又はロッド状ハンドピース2であり、その前端領域には、ハンドピース軸3が設
けられており、適切なら、この軸は前端領域から突出してもよく、また、ハンド
ピース2の自由端領域には、保持装置4が配置されており、この保持装置4には
、ツール軸5a及びこれに留められたツールボディ5bを有するツール5が解放
自在に保持される。また、器具1の主要素はハンドピース2に配置されたハンド
ピース軸3用の振動駆動体6と、好ましくは、駆動力を増減するための電子制御
装置とであり、制御装置は、器具1又はハンドピース2に配置されてもよいし、
或いは、器具1又はハンドピース2から離れて、例えば、図示しない制御装置又
はフットスイッチに配置されてもよい。好ましくは、所望の駆動力を設定するた
めに、全体的に8で示す設定部材が設けられており、この設定部材はこの構成で
はハンドピース2の外面に配置され、変位自在に設けられているが、ハンドピー
ス2又は器具1から離れて配置することもできる。ハンドピース2はまっすぐ延
びていてもよいし、或いは、傾斜グリップスリーブを有するいわゆる傾斜部品で
もよい。 供給管路7を有する内部又は外部治療媒供給源を設けるのが有利であり、供給
管路7はハンドピース2の前端部で終わってもよいし、或いは、少なくとも部分
的に通ってツール5を通って延びてもよい。
【0020】 器具1は、可撓性供給ホースを有する概略的に示す可撓性供給管路9により制
御装置と連結されており、エネルギー及び/又は治療若しくは加工媒体を器具1
に供給するための1つ又はそれ以上の媒体管路7が供給管路9内又は上に延びて
いる。
【0021】 本構成では、器具1は前側器具部を構成するハンドピース2と、後側器具部を
構成する連結部品11とから構成されている。連結部品は、その後端部が可撓性
供給管路9と連結されており、且つ、即留め継手12、特に差込み継手又はねじ
継手によりハンドピース2と解放自在に連結されている。即留め継手12は有利
には、連結状態では長さ方向中間軸線2aのまわりにハンドピース2の回転を許
容し、それにより存在する1種又はそれ以上の媒体の通過を確保するような継手
である。本構成では、円筒形又は段つき円筒形継手ピン12aと、これを回転自
在に受け入れる継手凹部12bとを有する差込み継手が設けられている。好例の
本実施例では、継手ピン12aは連結部品11から前方に突出しており、継手凹
部12bはハンドピース2から後方へ開口している。公知の解放自在のラッチ止
め装置、特に連結状態では解消することができるラッチ止め装置により構成され
た固着装置により、差込み継手の意図しない解放が防がれる。分離工程では、効
果的には弾性付勢された固着要素を備えた固着装置14を手で容易に解消して解
放することができる。 媒体管路7は、図1に簡単に示すように軸方向に、或いは、Z形で密封した状
態で即留め継手12を通ってもよい。
【0022】 ハンドピース軸3は、あらゆる方向に弾性的に揺動し得るようにハンドピース
2に設けられている。この目的で、弾性撓み性又は圧縮性取付け部品15、16
、例えば、取付けリングが役立ち、それらのうちの2つ又はそれ以上が互いから
軸方向に間隔を隔てて配置されており、概略的に示してある。弾性撓み取付けに
よって、ハンドピース軸3は取付け部品15、16の弾性により振動中間位置に
戻された静止状態にある。揺動発生体又は振動駆動体6は、好ましくは音波又は
超音波範囲にある周波数の振動の意味で高周波数の短ストローク揺動を発生させ
、種々の揺動幅又は振幅は、例えば、ハンドピース軸3の横断方向及び/又は長
さ方向に線形に向けられてもよいし、或いは、各々の場合、一平面内における揺
動でも、方向を空間循環的に変化させた楕円形又は円形軌道の揺動でもよい。軌
道揺動が有利であることがわかった。ハンドピース軸3の半径方向、且つ、軸方
向弾性撓み取付けにより、機能的操作において三次元揺動が生じるので、ツール
5はあらゆる方向において研磨上効果的である。
【0023】 好例の本実施例では、振動駆動体は約4kHz乃至8kHz、好ましくは、約
6kHzの周波数を有しており、ツール5の領域では、約0.05mm乃至0.
2mm、特に、約0.1mmの好ましくは3次元揺動の振幅が得られる。制御装
置は、適切なら、かなり大きな振幅を設定することができるように、上記範囲の
揺動力の設定又はこの範囲以上に設定が可能になるように、構成されてもよい。
【0024】 かくして、本発明による器具1はこれとツールセットとして関連し得、且つ、
異なる形状及び/又はサイズ及び/又は目的により互いに異なる種々のツール5
用に特に良く適している。
【0025】 ホルダー装置4は、ねじ連結部17の器具側部品であり、このねじ連結部17
は、長さLのねじ孔18を端領域に有する外側円筒形連結部品17aと、ねじ孔
18にねじ込むことができるねじピン19を有する内側連結部品17bとを有し
ている。好適な実施例では、外側連結部品17aはハンドピース軸3により構成
されており、内側連結部品17bは、ツール5の自由後端部であるねじピン19
により構成されている。ツール5は回転係合要素21を有しており、この要素2
1はここではキー表面を有する六角ナットの形態であり、この六角ナットでねじ
連結部17を止め部22にねじ付けて係止することができる。止め部22はねじ
ピン19の前端部に前方に末広がりに形成された断面円錐形の肩面23と、ねじ
孔18の縁部又は連結部品17aの縁部における整合用円錐体状内側肩面24と
により構成されている。外側肩面23は、ツール軸5aがまっすぐ、傾斜されて
、或いは、S字形に屈曲されて前方に延びている回転係合要素21を有する肥大
部の後側境界である。ねじ連結部17の構成はこの程度まで知られており、かく
して図1に示すように現時点のレベルの部品である。肩面23、24の円錐形角
度Wは約30°乃至60°又は45°乃至60°である。
【0026】 これとは、本発明による構成は下記のごとく相違する。 同一又は同様の部品には同一の参照符号が付してある図2及び図3の好例の実
施例では、ねじ孔の長さはL1で示してある。ねじ孔18の入口領域には、長さ
L2を有する挿入穴25が軸線平行に配置されており、この挿入穴25の内径D
1は、移動用の遊びを考慮してねじピン19の外径Dに適合されており、片側穴
広部20を構成している。挿入穴25は、好ましくは孔により構成されていて、
長さ方向中間軸線に対して量vだけ半径方向に片寄っており、好ましくは半径方
向ねじ溝深さtのほぼ対応する量だけ片寄っており、従って挿入穴25の境界内
面25aは、ねじ孔18の雌ねじ部26の先端の高さで延びている。穴広部20
は、半月状断面形状を有する。これとは対照的に、図3には、ねじ孔18のねじ
山外径はD2で示してあり、ねじ芯直径はD3で示してある。連結部品17aの
外径は、穴広部20が連結部品17aのスリーブ状ボディ部分の隣接横断壁部分
により横断方向に覆われており、且つ、肩面24が少なくとも部分的に穴広部2
0の端部領域に存在するような大きさのものである。これらの手段により、穴広
部20は肩面24内の端部で広開しており、環状肩面23は穴広部20が肩面2
3により覆われてねじつけ止め部配置で閉じられるように寸法決めされている。
かくして、汚染物及び/又は感染物質が穴広部20に入ることがない。これらの
手段により、衛生状態が改良され、清浄、消毒及び/又は殺菌が簡単化される。
【0027】 挿入穴25の長さL2は、ねじピン19又はツール5がこれを止め部22に位
置決めするときにねじ孔18の中へ突出する長さL3より小さい。これは、挿入
穴25の背後にあり、且つ、雌ねじ部26が全周領域にわたって存在するねじ孔
18の長さ方向部分L5の中へねじピン19がその長さL4のほんの一部だけ突
出していることを意味している。
【0028】 外側連結部品17aの面取り部、即ち、内側環状肩面24の大きさは、片寄り
vにかかわらず、挿入穴25の周縁部の最大に片寄った領域にも存在するように
寸法決めされているが、ここでは24aで示す内側環状肩面は片寄りvの結果、
より小さい幅を有している。しかしながら、内側環状肩面24の幅は、内側環状
肩面が領域24aに存在しないほど短くしてもよい。何故なら、両側で領域24
aに存在する環状肩面の端部は互いに向けて延びているからである。
【0029】 ここまで説明した本発明による構成は、連結部品17a、17bを素速く、且
つ、容易な操作で互いにねじ付けることが可能な即留め連結部27を構成してい
る。連結部品17a、17bを互いにねじ付けるために、ねじピン19を備える
内側連結部品17bを挿入穴25の(全体的に28で示す)開口部に挿入する。
ねじピン19を挿入穴25とねじ孔18の内側部分18a、即ち、L5との間に
存在するここでは半月状の環状肩面29まで挿入し、この環状肩面は好ましくは
内方に先細になった中空円錐形表面により構成されている。この位置においては
、その自由端部に中空の円錐形環状肩面29及び/又は縁面取り部31が存在す
るため、雄ねじ部32が長さ方向部分L2に存在する雌ねじ部26と係合するよ
うにねじピン19が自己作用で横断方向に変位されないかぎり、このねじピン1
9は雄ねじ部32及び雌ねじ部26が係合するように手で変位される。その場合
、環状肩面23、24が互いに突き当たり、連結部品17a、17cを止め部2
2のところで互いに張力付与することができるまで、雄ねじ部32を長さ方向部
分L5に存在する雌ねじ部26にねじ込むねじ移動のみを必要とするだけである
。かなりの抵抗モーメントが得られる環状肩面23、24のところの横方向支持
により、ねじ孔18の長さ方向領域18a、即ち、L5には、深いねじ係合は無
い。例えば、1つ乃至3つのねじ山が係合しているなら十分であり、この係合を
容易に、且つ、素速く行うことができる。かくして、ねじ係合状態にさらにねじ
込むことができるように、L3で示すツール5の長さ部分が挿入穴25の長さL
2よりいくらか大きいことが有意である。それにより、長さ部分L2に一方の側
にのみ存在する雌ねじ部26はねじ係合の安定化に寄与する。ねじ込み状態では
、開口部28は連結部品17bにより閉じられている。
【0030】 ねじ連結部17の解放は同様に容易に、且つ、素速く行われ、つまり、ねじを
回して外すことによって長さ領域L5に存在するねじ係合のみを解放だけでよい
。すると、ねじピン19を挿入穴25内で横断方向に片寄らせて引き出すことが
できる。
【0031】 同一又は同様な部分には同様な参照符号を付してある図4に示す好例の実施例
は、以下の点で上記実施例とは異なる。即ち、挿入穴25は、好ましくは横断方
向に片寄らずにねじ穴18と同軸に配置されており、それにより雌ねじ26は長
さ領域L3より短い長さ領域L2においては省かれており、長さ領域L5におい
てのみ存在している。この構成では、ねじピン19は、環状肩面29まで挿入穴
25に同軸に挿入されており、この環状肩面29は、ここでも好ましくは内方に
先細になった中空の円錐形表面により構成されている。同様に、ねじ連結を確立
するために短いねじ移動のみが必要とされるだけである。ねじ連結17の解放は
反対の方法で同様に容易に、且つ、素速く行われる。この構成では、ねじピン1
9は、これが挿入穴25に係止的に嵌入するときに、挿入穴25の境界決め内面
にその全長にわたって横断方向に支持し得る。しかしながら、このような横方向
の当接は存在しなくもよい。何故なら、この場合でも、ねじピン19の雄ねじ3
2と挿入穴25の境界決め内面との間に半径方向の間隔が存在する場合に環状肩
面23、24が十分な横方向当接及び支持を確保するからである。
【0032】 上記好例の実施例では、ねじ孔18の入口領域L2は、横断方向に幅広くなっ
ている。これとは対照的に、同一又は同様な部分には同一の参照符号を付してあ
る図5及び図6に示す好例の実施例では、ねじピン19の自由端領域L6は、ね
じピン19をその長さの一部にわたってねじ穴18に挿入することができ、かく
して残りの長さ部分L7の領域においてのみねじ込むことが必要であるように、
一方の側でテーパになっている。このテーパ部33は、テーパ側への挿入穴25
におけるねじピン19の横断方向変位で反対側のねじ部が係合から外れるような
大きさに寸法決めされるか、或いは、形成されている。かくして、テーパ部33
の半径方向寸法t1は、ねじ深さtの二倍に等しいか、或いは、それよりわずか
に大きいように定められている。従って、テーパ部33は少なくとも約180°
又はそれ以上の角範囲W1にわたって延びており、それにより図6に示すように
割線面33aを備えて延びてもよい。ねじピン19の残りの長さ部分L7へのテ
ーパ部33の変化部は、好ましくは、円錐状段面34により構成されている。段
面34が長さ方向中間軸線7となす鋭角は、好ましくは雌ねじの斜面が長さ方向
中間軸線7となす鋭角とほぼ同じか、或いは、それより大きい。これらの手段に
より、ねじピン19は挿入時に乱れることなく、その同軸ねじ係合位置に滑り込
み、ねじピン19の導入が容易化され、それにより、斜めの面即ち断面34によ
り、ねじピン19は横断方向に自己作用で変位し、テーパ部33と反対側のその
雄ねじ部32の部分がねじ孔18の雌ねじ部26と係合する。これが起こったと
き、ねじ連結7を生じるために短い軸方向のねじ移動が必要とされるだけである
。この場合も、安定性の理由で、安定の連結を確保するのに約1又はそれ以上の
ねじ山のみで十分である。かくして、図5及び図6による構成のねじ連結部17
を即留め連結27の意味で素速く連結することができ、且つ、選択的に再度解放
することができる。
【0033】 図5による好例の実施例では、ねじピン19の自由縁領域と、ねじ孔18の基
部領域に配置され、且つ、好ましくは円錐形断面形状に形成された(図5参照)
肩面31、39とにより止め部22を構成することが可能である。
【0034】 図5及び図6による構成では、テーパ状長さ部分L6は、ねじ孔18の長さL
1より幾分か小さいので、円錐形肩面29,31及び/又は肩面23、24(図
5には図示せず)の止め部22に軸方向の張力を付与するのに、1つ又はそれ以
上のねじ山が有効である。
【0035】 好例の実施例では、図5に示すように、外側及び内側連結部品17a、17b
の半径方向肩面23a、24bにより止め部22を構成することが本発明の範囲
内で可能である。 更に、すべての好例の実施例では、ねじピン19の自由端にテーパ状円筒形部
分35が配置されてもよく、このテーパ状円筒形部分35は、図5に示すように
ねじ付け位置において外側連結部品17aの対応して寸法決めされた孔36に係
合する。
【0036】 同一又は同様の部品には同一の参照符号が付してある図7による好例の実施例
は、以下の点で図2及び図3による好例の実施例と異なっている。即ち、肩面2
4の端部とねじ先端部との間に肩面24aにより構成された段部は2つの段部で
形成されている。これは、円錐形肩面24のほぼ中間領域から内方に軸方向に延
びていて、好例の本実施例では、中空の円筒形形状で形成されている第2の同心
の穴広部42により達成される。穴広部42の深さt2は、好ましくは雌ねじ部
の溝深さとほぼ同じか、或いは、それよりわずかに大きい。これらの手段により
、雌ねじ部は第2穴広部42の内端部でのみ始っている。穴広部42の軸方向長
さは、ねじ孔18の直径の半分にほぼ相当する。第1穴広部20により、第2穴
広部42は43のところに存在する内壁部で終わっている。第2穴広部42の存
在により、第2穴広部42をねじピン19と差込合わせると、第2穴広部42が
開口部28の縁部に合うとき、ねじピン19が半径方向内方に片寄った領域に2
つの小さい段部44a、44bが設けられる。これらの手段により、ねじピン1
9の前端部の面取り部31が小さい半径方向の寸法のものであっても、開口部2
8へのねじピン19の自己作用式導入が改良される。
【0037】 図7に更に示すように、ハンドピース軸3は、前端部領域における壁部の厚さ
が残りの後端部領域におけるより大きくなるように、ねじ孔18が位置決めされ
る前端部領域において内方に厚くされて安定化されている実質的に円筒形のスリ
ーブ45である。このスリーブ45は、中間領域に斜め又は割線方向貫通穴46
を好ましくは横断方向2列で有しており、これらの貫通穴46は、ハンドピース
2の機能的作動において揺動を生じる空気圧揺動駆動体の要素である。振動駆動
体6の更に他の要素は図7に概略的に示す薄肉振動スリーブ47であり、このス
リーブ47の内径はスリーブ45の外径より幾分か大きく、スリーブ47は周に
わたって分布して配置された貫通穴46の外側を覆っている。振動スリーブ47
を軸方向に制限するために、それぞれの固着リング48がスリーブ47の両端部
と軸方向に間隔を隔てて関連されており、これらの固着リング48は、スリーブ
45の環状溝49に着座し、それにより軸方向に位置決めされる。固着リング4
8は弾性材料、例えば、ゴム又はプラスチック製の横断面の丸いリング、例えば
、いわゆるO−リングである。
【0038】 スリーブ45の後端領域には、互いに直径方向に対向していて、半径方向の外
側に延びている2つの円筒形ピン51が形成されており、好ましくは一部片に形
成されており、これらの円筒形ピン51は、これらに着座している弾性材料性減
衰リング52、例えば、ゴム又はプラスチックリング52と関連して、スリーブ
45をハンドピース2に軸方向及び周方向に固着するのに役立っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 医療器具に実現される本発明によるねじ連結部の軸方向の側面図で
ある。
【図2】 ねじ連結部の部品のいわゆる分解図である。
【図3】 図2の線III−IIIに沿った断面図である。
【図4】 変更構成におけるねじ連結部の部品の分解図である。
【図5】 更に変更した構成におけるねじ連結部の部品の分解図である。
【図6】 図5の線VI−VIに沿った断面図である。
【図7】 変更構成におけるねじ連結部品を備えた器具のハンドピース軸の軸
方向断面図である。
【符号の説明】
1 器具 2 ハンドピース 3 ハンドピース軸 4 保持装置 5 ツール 6 振動駆動体 7 媒体管路 8 設定部材 9 供給管路 11 連結部品 12 即留め継手 12a円筒形継手ピン 12b継手凹部 14 固定装置 15、16 取り付け部品 17 ねじ連結部 17a部品 17b部品 18 ねじ孔 19 ねじピン 20 穴広部 22 止め部 23 環状肩部 25 挿入穴 26 雌ねじ部 28 開口部 32 雄ねじ部 33 テーパ部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ連結部(17)により互いに連結すべき部品(17a、1
    7b)であって、それらのうち、一方がねじ孔(18)を有しており、他方がね
    じピン(19)を有しており、ねじ孔(18)が、入口方向の長さ(L1)の一
    部(L2)に、ねじピン(19)を軸方向に挿入することができる横断方向に片
    寄った穴広部(20)を有しており、ねじピン(19)がこの横断方向に片寄っ
    た挿入位置と、ねじ孔(18)に対して同軸であり、ねじ孔(18)の残りのね
    じ溝に係合する位置との間で横断方向に移動自在であり、部品(17a、17b
    )を両者間で有効な止め部(22)に対してねじ留めすることができ、穴広部(
    20)が一方の部品(17a)の壁部分(25a)により横断方向に覆われてい
    る互いに連結すべき部品(17a、17b)において、 ねじピン(19)は、全ねじ部を有していることを特徴とする互いに連結すべ
    き部品。
  2. 【請求項2】 穴広部(22)は、一方の部品(17a)の壁部(25a)に
    より横断方向に覆われていることを特徴とする請求項1に記載の互いに連結すべ
    き部品。
  3. 【請求項3】 ねじ連結部(17)により互いに連結すべき部品(17a、1
    7b)であって、それらのうち、一方がねじ孔(18)を有しており、他方がね
    じピン(19)を有しており、ねじピン(19)がその自由端部で突出している
    その長さ(L4)の一部(L6)に横断方向テーパ部(33)を有しており、部
    品(17a、17b)が両者間に有効な止め部(22)に対してねじ留め可能で
    ある互いに連結すべき部品において、 テーパ部(33)は、ねじピン(19)をその長さ(L4)の一部(L6)に
    わたってねじ孔(18)の芯穴(D3)に挿入することができ、次いで、ねじピ
    ンの残りのねじ溝がねじ孔(18)のねじ溝へ横断方向に移動自在であるように
    半径方向及び周方向に寸法決めされていることを特徴とする互いに連結すべき部
    品。
  4. 【請求項4】 ねじピン(19)は、テーパ部(33)に対してその残りの領
    域に全ねじ部を有していることを特徴とするねじ連結部により互いに連結すべき
    部品(17a、17b)。
  5. 【請求項5】 止め部(22)は、ねじ孔(18)を有する一方の部品(17
    a)の端部とねじピンの脚部領域における一方の部品に面する環状肩部(23)
    とで構成されることを特徴とするね請求項1乃至4のいずれかに記載の連結部(
    17)により連結すべき部品。
  6. 【請求項6】 部品(17a、17b)の止め位置において、環状肩部(23
    )は、穴広部(20)の開口端部を覆うことを特徴とする請求項5に記載のねじ
    連結部により互いに連結すべき部品。
  7. 【請求項7】 穴広部(20)は横断面円形の表面を有していることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品
  8. 【請求項8】 穴広部(20)の横断方向に向けられた片寄り(v)は、ねじ
    溝の深さ(t)に対応するか、或いは、それより大きいことを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  9. 【請求項9】 穴広部(20)とねじ孔(18)の残りの部分(L5)及び/
    又はねじピン(19)の自由端部との間の変化部には、各々の場合、ねじ込み方
    向に先細になっている表面(29、31)、特に、円錐体形表面が存在すること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結す
    べき部品。
  10. 【請求項10】 テーパ部(33)の半径方向寸法(t1)は、ねじ溝の深さ
    (t)に対応するか、或いは、それより大きいことを特徴とする請求項3乃至9
    のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  11. 【請求項11】 ねじ孔(18)の自由端部、及び/又はテーパ部(33)と
    ねじピン(19)の残りの部分(L7)との間の変化部には、ねじ込み方向に先
    細になっている表面(24、34)、特に、円錐体形表面が設けられていること
    を特徴とする請求項3乃至10のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結
    すべき部品。
  12. 【請求項12】 ねじピン(19)の長さ(L4)は、テーパ部(33)の穴
    広部の長さ(L2)より長く、特に1又はそれ以上の軸方向寸法において長く、
    特に、1つ又はそれ以上のねじ溝の軸方向寸法だけ大きいことを特徴とする請求
    項1乃至11のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  13. 【請求項13】 ねじピン(19)の長さ(L4)は、テーパ部(33)の長
    さ(L6)より大きく、特に、1つ又はそれ以上のねじ溝の軸方向寸法だけ大き
    いことを特徴とする請求項3乃至12のいずれかに記載のねじ連結部により互い
    に連結すべき部品。
  14. 【請求項14】 一方がねじ穴(18)を有し、他方がねじピン(19)を有
    するねじ連結により互いに連結すべき部品(17a、17b)において、ねじ穴
    (18)は、その中にねじピン(19)を挿入することができる挿入穴(25)
    により、その入り口領域において広くされていることを特徴とするねじ連結すべ
    き部品(17a、17b)。
  15. 【請求項15】 挿入穴(25)の内径は、移動のためのわずかな遊びを考慮
    に入れて、ねじピン(19)の外径又はねじピン(19)の円筒部を適用するこ
    とを特徴とする請求項14に記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  16. 【請求項16】 挿入穴(25)と挿入穴(18)の残りの部分(L5)との
    間の変化部及び/又はねじピン(19)の自由端で、ねじこみ方向において先細
    りの表面(29、31)、特に、円錐形状の表面を設けることを特徴とする請求
    項14又は15に記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  17. 【請求項17】 ねじ穴(18)の基部領域又はねじピン(19)の脚部領域
    にねじ連結部(17)と関連づけられた止め部(22)を設けることを特徴とす
    る請求項1乃至16のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品
  18. 【請求項18】 テーパ部(33)の半径方向寸法(t1)は、ねじ溝の深さ
    (t)に対応するか、或いは、それより大きいことを特徴とする請求項3乃至1
    7のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  19. 【請求項19】 止め部(22)は、半径方向止め面(23a、23b)によ
    り、或いは、ねじ込み方向に先細になっている円錐体部分の表面(29、31)
    により部品(17a、17b)上に形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至18のいずれかに記載のねじ連結部により互いに連結すべき部品。
  20. 【請求項20】 部品(17a、17b)が医療器具、特に、歯科医療器具(
    1)の部品であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに記載のねじ連
    結部により互いに連結すべき部品。
  21. 【請求項21】 一方の部品(17b)がツールであり、他方の部品がツール
    ホルダ、特に、ハンドピース(2)、好ましくは、ハンドピース(2)の揺動軸
    (3)であることを特徴とする請求項20に記載のねじ連結部により互いに連結
    すべき部品。
JP2001527723A 1999-10-01 2000-09-29 ねじ連結部により連結すべき部品、特に医療器具の部品 Withdrawn JP2003510161A (ja)

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