JP2003509652A - シーズ形グロープラグ - Google Patents

シーズ形グロープラグ

Info

Publication number
JP2003509652A
JP2003509652A JP2001523573A JP2001523573A JP2003509652A JP 2003509652 A JP2003509652 A JP 2003509652A JP 2001523573 A JP2001523573 A JP 2001523573A JP 2001523573 A JP2001523573 A JP 2001523573A JP 2003509652 A JP2003509652 A JP 2003509652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glow plug
switch
control circuit
sheath
plug according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001523573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4605735B2 (ja
Inventor
バウアー ハンス−ペーター
ガイシンガー アルブレヒト
ロハー ヨハネス
テシュナー ヴェルナー
ノイマイスター ヨッヘン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=7922103&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003509652(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2003509652A publication Critical patent/JP2003509652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4605735B2 publication Critical patent/JP4605735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q7/00Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q7/00Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
    • F23Q7/001Glowing plugs for internal-combustion engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明では、内燃機関の燃焼室内へ突出する電気的な加熱素子と、電流導入部とを有し、該電流導入部によって加熱素子のための加熱電流が開放によって燃焼室内に導入される、自己着火式内燃機関のためのシーズ形グロープラグが提案されている。電流導入部の領域にはスイッチが設けられており、このスイッチの開閉によって加熱電流が制御可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、制御機器とグロープラグとからなる自己着火式内燃機関のためのグ
ローシステムにおいて用いられている、シーズ形グロープラグに関している。グ
ロープラグは、例えばドイツ連邦共和国特許出願 DE-OS 28 02 625 明細書から
公知である。そのようなシーズ形グロープラグは、管状の金属性ケーシングから
なっており、そのケーシング外周にはねじが切られており、そのねじを用いて当
該シーズ形グロープラグがシリンダにねじ込まれる。このシーズ形グロープラグ
のケーシングの燃焼室側端部では、ケーシングから突出するグローパイプが取り
囲まれており、そのためこのグローパイプがエンジンに組込まれたシーズ形グロ
ープラグのもとで燃焼室内に突出する。グローパイプ内には、加熱装置が設けら
れており、この加熱装置の燃焼室側は、アース接続のためにグローパイプの遮蔽
された底部と接触し、燃焼室から離れた側は、コンタクトピンを介して供給電圧
源と接触している。さらにセラミック製のグロープラグも公知であり、この場合
は、燃焼室内に突出している部分がセラミックからなっている。公知のグローシ
ステムでは、加熱装置に通電される電流が余熱時間制御機器によって制御機器内
のスイッチ(リレー、パワートランジスタ)を介してオン・オフされている。
【0002】 発明の利点 請求項1の特徴部分に記載のシーズ形グロープラグは、公知の装置に対して次
のような利点を有している。すなわちグロー電流のオン・オフのためのスイッチ
がシーズ形グロープラグのケーシング内に集積化されていることである。このス
イッチは個々のプラグの電流のみを切換えるだけなので、比較的小型に構成でき
る。プラグのねじ山近傍への配置とそれに伴うシリンダヘッドとの良好な結合と
によって始動前の冷えたエンジンのもとでのプラグの作動も、あるいは暖機フェ
ーズにおける良好な冷却も保証される。比較的長いエンジンブレーキ動作中の中
間余熱のもとでもプラグねじ山における温度はエンジンの冷却水を介して確実に
制限される。
【0003】 従属請求項に記載されている手段によれば、本発明によるシーズ形グロープラ
グの別の有利な実施例および改善例が可能となる。シーズ形グロープラグに対す
る分厚い断面のハーネスに関するコストは大幅に削減される。パワースイッチン
グデバイスを用いるならば、集積回路製品(例えばスマート・パワー・チップ)
が組み込め、このことも総体的に必要となる電気的な線路の数の低減につながる
。別個の余熱時間制御機器は、場合によっては完全に省くこともあるいはコンパ
クトな構造形態にまとめることも可能である。シーズ形グロープラグのケーシン
グ内へ起動制御部を集積化すれば、さらに余熱温度を直接現場から検出して評価
することも可能となる。それにより、非常に迅速にかつ可及的に良好に作動条件
の変化に反応することができる。結局余熱時間制御機器が余熱温度の制御を保証
するならば、シーズ形グロープラグの中で制御巻線(これはその正の抵抗係数に
基づいて余熱温度が許容不能な値にまで達することを防いでいる)を省略するこ
とが可能となる。さらなる利点は、スイッチング手段として半導体チップを用い
ることによって得られる。シーズ形グロープラグのケーシング内に組込むことに
よってこのチップは、外部の影響から十分に保護することができる。そのためシ
ーズ形グロープラグ内への半導体スイッチの組込みの際には、トランジスタケー
スを省くことができ、これもコストの低減につながる。
【0004】 図面 本発明の実施例は図面に示されており、以下の明細書で詳細に説明される。こ
れらの図面中、 図1は、本発明によるシーズ形グロープラグの第1の実施例を示したものであり
、 図2は、第2の実施例を示したものであり、 図3は、第3の実施例を示したものであり、 図4は、第4の実施例を示したものであり、 図5は、第5の実施レオを示したものであり、 図6と図8は、本発明によるシーズ形グロープラグを備えたグローシステム全体
の本発明による装置構成をブロック回路図で示したものであり、 図7と図9は、本発明によるシーズ形グロープラグのための電気的な等価回路図
であり、 図10は、本発明によるシーズ形グロープラグの第6の実施例を示したものであ
る。
【0005】 実施例の説明 図1から図5には、それぞれ断面図で自己着火式内燃機関のためのシーズ形グ
ロープラグが示されている。この場合基本構造は、図1から図5の全ての実施例
において同じである。そのため基本的な構造に関しては一度だけ説明する。本発
明による集積化された回路ユニットの図1から図5において異なっている構成は
、それぞれの図面に基づいて直接説明する。
【0006】 図1から図5によるシーズ形グロープラグの基本構造は、管状の金属性ケーシ
ング10からなっている。この金属ケーシングの長手孔部内にグローパイプ11
がその長手方向で密閉された部材と共に設けられている。このグローパイプ11
は、燃焼室側端部で密閉されたグローチューブ12からなっており、その中では
軸方向に加熱装置が延在している。この加熱装置は、燃焼室側に配置されている
ヒータコイル14と、燃焼室から離れている側に配置されている制御コイル15
からなっている。公知の加熱コイルはここでは簡素化の理由から抵抗として示さ
れている。この加熱装置は、絶縁材料16の中に埋込まれており、それによって
グローチューブ12の壁面から絶縁されている。このようなシーズ形グロープラ
グの構造と作用形式は既に十分に、冒頭に述べたような従来技術から公知である
のでここでの詳細な説明は省く。機能的にはこのグローチューブ12は、ヒータ
コイル14と共に燃焼室内に突出している加熱素子を表わしている。ケーシング
10は、絶縁材料16および制御コイル15と共に電気的なエネルギの燃焼室内
への導入のための電気的導入部を表わしている。図1から図5においてはシーズ
形グロープラグの同じ基本構造から出発しているので、同じ構成要素には同じ参
照番号が付されている。
【0007】 図1による本発明によるシーズ形グロープラグの場合では、ケーシング10内
に燃焼室とは離れている側にケーシングに入った回路ユニット300が配設され
ている。この回路ユニット300内には、スイッチが設けられており、このスイ
ッチによって加熱装置13を流れる電流通流のオン・オフが行われる。この回路
ユニット300は、プラグコンタクト301を介してリード導体19に接続され
ている。それらを介して供給電圧とここには図示していない制御機器からの信号
が供給される。この場合重要なのは、ケーシング10の内部では半導体回路の使
用に適した温度に保たれることである。このことは、このケーシングが内燃機関
のシリンダ壁部を通る循環系にさらされ、この種のシリンダが通常は冷却水によ
って冷却されていることによって得られる。つまりこのケーシングはこのような
シリンダの壁部に直接接触しているので、このケーシング自体もその内部と共に
冷却されるからである。それにより、本発明によるスイッチのための半導体回路
がこのケーシング領域ないしその内部空間に適用可能となる。
【0008】 制御コイル15のコンタクトは、燃焼室から離れた側で金属性の接続エレメン
ト120によって行われる。図1では、この種の金属性接続要素120が、当該
プラムの燃焼室とは離れている側で接続用リード導体19の方向に向けて平坦な
領域を有している様子が示されている。この平坦領域の上に当該回路ユニット3
00が配置されている。この回路ユニットは、金属性の伝導層、例えばはんだや
伝導性接着剤などを用いて接続エレメント120の平坦面に接続される。図1に
よる例では、回路ユニット300が簡素にトランジスタからなっており、これは
その下方側に金属性のドレイン端子と2つの接続コンタクト301を有し、この
2つのコンタクトがトランジスタのソースとゲートに接続される。純粋なトラン
ジスタの側からみれば、もちろん半導体スイッチ(トランジスタ)と“集積”回
路とのあらゆる組合せも適用可能である。パックされている構成素子の利点は、
この構成素子がグロープラグの製造の際に特に簡単に処置できることにある。
【0009】 図2には、第2の実施例が示されており、この第2の実施例では、前記回路ユ
ニットが。カプセル化されていないシリコンチップ302で構成されている。こ
のシリコンチップ302は、絶縁層304の上に設けられており、そのためこの
シリコンチップの下方側が接続エレメント120の平坦領域に対して電気的に絶
縁された状態になっている。リード導体19への接続は、ボンディングワイヤ3
03によって形成されている。このボンディングワイヤ303によってシリコン
チップ302の表面と接続エレメント120との電気的な接続が同じように形成
されている。ここで有利なのは、非カプセル形のシリコン素子が通常はパック形
の構成素子に比べて安価で所要スペースも僅かしか必要とせず、さらにグロープ
ラグのケーシング自体もシリコンチップ302のためのパッキングに十分なこと
である。
【0010】 図3には本発明によるグロープラグのさらに別の実施例が示されている。ここ
での接続エレメント120は、既に図1のところで説明したように、制御コイル
15とのコンタクトのための丸い部分と、後方に向けて平坦になっている部分と
を有するように構成されており、この平坦な部分に図3に示されているようにケ
ーシングなしの半導体チップ302が被着されている。リード導体19とのコン
タクトは、ここでもボンディングワイヤ303によって行われており、これらは
一方で半導体チップ302の表面に固定されており、それによってリード導体1
9との接続を形成できるようにしている。金属性の接続エレメント120との電
気的なコンタクトは、次のようにして簡単に行われている。すなわち半導体チッ
プ302の裏側を当該金属性接続エレメント120の後方に向けて平坦になって
いる領域上に直接被着させることによって行われている。この半導体チップ30
2は、パワートランジスタを含んでおり、このドレイン端子が半導体チップ30
2の裏側を形成している。
【0011】 図4の実施例と図3の実施例との違いは、リード導体19の終端部分が半導体
チップ302の表面に直接固定できるように構成されている点である。このこと
は例えば次のようにして行われてもよい。すなわちリード導体19の終端部分を
薄い薄板として構成し、それを相応の球状のはんだ305によって半導体チップ
302の表面に直接はんだ付けできるようにしてもよい。
【0012】 図5では、完全に回転対称でかつ燃焼室から離れた側に全く平坦な側方を有し
ている接続エレメント120が用いられている。この平坦な側方には、半導体チ
ップ302が被着されており、それによってここでも半導体チップ302の下方
側と接続エレメント120との間の電気的なコンタクトが形成されている。この
半導体チップ302の表側も、球状のはんだ305がリード導体19とのコンタ
クトのために用いられている。
【0013】 図6には、制御機器60とグロープラグ61からなるグロシステムの全体がブ
ロック回路図で示されている。この制御機器60はここではシーズ形グロープラ
グ61と、共通の線路19を用いて接続されている。さらにこれらのグロープラ
グは、さらなる線路19を介して給電端子200とも接続されてる。
【0014】 図7は、図6によるシーズ形グロープラグの等価回路図である。スイッチ70
の一方の端子は給電端子200に接続されており、他方の側は、制御コイル15
およびヒータコイル14と直列にアース端子201に接続されている。このスイ
ッチ70は、相応の線路を介して起動制御回路73によって開閉されている。こ
の場合起動制御回路73は、線路19を介して制御機器60から相応の信号を受
取る。さらにこの起動制御回路73は、給電端子200からバッテリ電流を受取
る。
【0015】 図6からもわかるように、全てのプラグは、線路19を介して制御機器60に
接続されている。相応に形成されたビット列や周波数信号などを介して制御機器
60からは、たとえこれらのプラグが共通のハーネスで接続されていてもこれら
のグロープラグを個別の作動状態においてもしくは診断が望まれる時にはいつで
も個別に起動制御できる。但しノーマルモードではグロープラグは通常は全て共
通に起動制御される。
【0016】 図1から図7において説明したシーズ形グロープラグは、3つの電気的な端子
を有しており、この場合アース端子201が通常はケーシング10によって実現
されている。給電端子200は、電流の供給に使用され、この電流はスイッチ7
0を介して加熱のための電気的なエネルギを供給する。スイッチ70の切替状態
は、結局第3の電気的な端子を介して決定される。通常は、市販のpチャネルま
たはnチャネルパワーMOSFETがスイッチ70に対して使用可能である。起
動制御回路73とスイッチ70は、半導体チップ上に集積化される。
【0017】 制御機器60とシーズ形グロープラグ61の間の接続線路19は、グロープラ
グ61から制御機器60への情報のフィードバックに対しても用いられる。制御
回路73は、相応に多くの知識情報との交換が可能である。すなわち、起動制御
回路73は、個々のシーズ形グロープラグからの所定の情報が制御機器60に戻
されるように伝送される状態でなければならない。この機能は、例えば診断目的
のためだけでも活動化可能でなければならない。すなわち特別な作動状態におい
て、制御機器によって捉えられる機能に関する個々のシーズ形グロープラグ61
の個々の問合せが行われる。
【0018】 図8には制御機器60とシーズ形グロープラグ61とのさらなる接続回路例が
示されている。このケースでは、シーズ形グロープラグ61は、唯1つの端子だ
けを有しており、その端子を用いてそれらが線路19を介して制御機器60に接
続されている。制御機器60は、線路19を介してグロープラグ61の作動に必
要な作動エネルギを提供する。切替のための制御信号は、付加的に線路19上で
変調される。この場合スイッチ70も評価回路73も接続線路に接続される。そ
れにより線路19には常にシーズ形グロープラグの作動に十分な電圧レベルが印
加される。この場合付加的な電圧パルスによって起動制御回路73は、ここにお
いてスイッチ70が操作されるべきことを識別する。このことは例えばビット列
または周波数信号によって評価回路73から識別されるように行われてもよい。
簡単な例によれば、通常の電圧レベルに比較的高い周波数の信号が重畳される。
これが起動制御回路73によって識別され、スイッチ70の閉成が促される。
【0019】 図9には、さらに別の有利な実施例が示されており、この実施例では線路19
を介して端子200からは作動電圧がそして制御機器60からは制御信号が供給
されている。回路ユニット73は、ここでは制御機器から60制御信号を受取り
、給電電圧を端子200から受取る。スイッチ70は、ここでは給電電圧端子2
00と、ヒータコイル14と、アース端子201に直列に配置されている。これ
までの実施例との相違は、制御コイルの使用が省かれていることでありここでは
ヒータコイル14のみが設けられている。制御コイルの機能は、所定の加熱周期
に従ってヒータコイル14を流れる電流通流の制限にある。このことは制御コイ
ルに対して、その抵抗値が温度の上昇と共に高まる材料を選定することによって
行われる。インテリジェンス起動制御回路73の本来の加熱素子近傍への直接の
配置によっては、制御コイルの機能がこの起動制御回路73によって受け継がれ
る。その際半導体チップ上には、シーズ形グロープラグの温度を測定する温度測
定素子が配設可能である。半導体チップの箇所におけるシーズ形グロープラグの
温度は、グロープラグ先端の温度に依存する。そのため半導体チップにおいて測
定された温度によってグロープラグ先端の温度が推論可能である。シーズ形グロ
ープラグの温度のさらなる検出の可能性は、加熱パイプの温度の測定にある。加
熱パイプの温度は、加熱抵抗が温度依存性の抵抗を有している場合に測定可能で
ある。それにより加熱素子の抵抗の測定によってグロープラグの温度が検出でき
る。さらに加熱素子の領域に配設可能なその他の温度感応形の測定素子が設けら
れてもよい。その際に起動制御回路は、測定された温度に依存してヒータコイル
14を流れる電流通流を制限できるように構成される。このことは、例えばパル
ス変調によって行われてもよい。すなわち起動制御回路73が温度経過に依存し
てスイッチ70を開閉し、所望の温度にヒータコイル14を設定調整する。この
手段によれば、グロープラグの構造が決定的に簡素化できる。温度測定の代わり
に、加熱コイルを流れる通流電流、加熱コイルを流れる通流電流と時間との積分
、加熱コイルの抵抗またはその他の間接的な手法によってグロープラグの温度を
推論してもよい。これらの手法は技術的には同等である。
【0020】 図10には、本発明によるシーズ形グロープラグのさらなる構成例が示されて
おり、この場合この図10ではいわゆるセラミック製のシーズ形グロープラグが
示されている。この種のセラミック製シーズ形グロープラグでは、グローパイプ
11が第1と第2の伝導性セラミック層501,502からなっている。これら
の層の間には絶縁性のセラミック層503が配設されている。グローパイプ11
の先端では、これらの第1及び第2の伝導性セラミック層501,502が先細
の先端領域504と相互に接続されている。それによりセラミック伝導層501
から先細の先端領域504を介して第2のセラミック伝導層502への通電が可
能となる。このグローパイプ11も燃焼室から離れた側でケーシング10によっ
て支持されている。図10において識別されるように、第1のセラミック伝導層
501はケーシング10内をさらに右方向に延在し、その右側領域においてチッ
プ302が被着されている。このチップはボンディングワイヤ303によってリ
ード導体19と接続されている。このチップ302にも縦形トランジスタが配設
されており、これがチップ302の上側からチップ302の下側への通電を可能
にしている。それによりこのチップ302を介して電流が第1の伝導層501に
給電可能となる。ここではセラミック層全体の表面が、薄いガラス層で覆われて
おり、シリコンチップ302の下方領域とコンタクト領域505(これは第2の
セラミック伝導層502とケーシング10の間の電気的なコンタクトを形成して
いる)だけが除外されている。セラミック製シーズ形グロープラグの製造に利用
される技術に基づいてこのプラグは、特にシリコンチップの収容に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシーズ形グロープラグの第1の実施例を示した図である。
【図2】 本発明の第2実施例を示した図である。
【図3】 本発明の第3実施例を示した図である。
【図4】 本発明の第4実施例を示した図である。
【図5】 本発明の第5実施例を示した図である。
【図6】 本発明によるシーズ形グロープラグを備えたグローシステム全体の本発明によ
る装置構成をブロック回路図で示したものである。
【図7】 本発明によるシーズ形グロープラグのための電気的な等価回路図である。
【図8】 本発明によるシーズ形グロープラグを備えたグローシステム全体の本発明によ
る装置構成をブロック回路図で示したものである。
【図9】 本発明によるシーズ形グロープラグのための電気的な等価回路図である。
【図10】 本発明によるシーズ形グロープラグの第6の実施例を示したものである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年8月29日(2001.8.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ロハー 大韓民国 ソウル シー ピー オー ボ ックス 4703 (72)発明者 ヴェルナー テシュナー ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト ベ ルンシュタインシュトラーセ 24 (72)発明者 ヨッヘン ノイマイスター ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト オ ーデンヴァルトシュトラーセ 9

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己着火式内燃機関のためのシーズ形グロープラグであって
    、内燃機関の燃焼室内へ突出する電気的な加熱素子と、電流導入部(10)とを
    有し、該電流導入部によって加熱素子のための加熱電流が開放によって燃焼室内
    に導入される、シーズ形グロープラグにおいて、 電流導入部(10)の領域にスイッチが設けられており、該スイッチの開閉に
    よって加熱電流が制御可能であるように構成されていることを特徴とする、シー
    ズ形グロープラグ。
  2. 【請求項2】 電流導入部(10)の領域において前記スイッチのための起
    動制御回路(73)が設けられており、該起動制御回路(73)によって前記ス
    イッチの開閉のための信号が形成可能である、請求項1記載のシーズ形グロープ
    ラグ。
  3. 【請求項3】 2つのリード導体(19)が設けられており、第1のリード
    導体(19)は、加熱電流のための供給電圧源に対する端子に接続可能であり、
    第2のリード導体(19)は、前記起動制御回路(73)に接続されており、さ
    らに該第2のリード導体(19)を介して前記起動制御回路(73)のための制
    御信号が印加可能である、請求項2記載のシーズ形グロープラグ。
  4. 【請求項4】 前記一方のリード導体(19)に対して入力側が設けられて
    おり、該入力側はスイッチ(70)と起動制御回路(73)に接続されており、
    該入力側を介して作動電圧と同時に起動制御回路(73)のための制御信号も印
    加可能である、請求項2記載のシーズ形グロープラグ。
  5. 【請求項5】 前記起動制御回路(73)は、加熱素子の温度を検出するた
    めの手段を含んでおり、該手段の信号に依存して加熱電流が制御される、請求項
    2から4いずれか1項記載のシーズ形グロープラグ。
  6. 【請求項6】 前記加熱素子は、金属性もしくはセラミック製のグローパイ
    プ(11)として構成されている、請求項1から5いずれか1項記載のシーズ形
    グロープラグ。
  7. 【請求項7】 前記グローパイプ(11)は、ケーシング(10)を用いて
    燃焼室の開口部に固定可能であり、該ケーシング(10)は同時にスイッチ(7
    0)ないし起動制御回路(73)のためのケーシングとしても表わされる、請求
    項6記載のシーズ形グロープラグ。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ(70)と起動制御回路(73)は、1つのチ
    ップに集積化されている、請求項7記載のシーズ形グロープラグ。
  9. 【請求項9】 前記チップは、包装なしでケーシング(10)内に設けられ
    ている、請求項8記載のシーズ形グロープラグ。
JP2001523573A 1999-09-15 2000-08-12 シーズ形グロープラグ Expired - Fee Related JP4605735B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19944193A DE19944193A1 (de) 1999-09-15 1999-09-15 Glühstiftkerze
DE19944193.6 1999-09-15
PCT/DE2000/002730 WO2001020229A1 (de) 1999-09-15 2000-08-12 Glühstiftkerze

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003509652A true JP2003509652A (ja) 2003-03-11
JP4605735B2 JP4605735B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=7922103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001523573A Expired - Fee Related JP4605735B2 (ja) 1999-09-15 2000-08-12 シーズ形グロープラグ

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1216384B1 (ja)
JP (1) JP4605735B2 (ja)
KR (1) KR100709910B1 (ja)
BR (1) BR0014006A (ja)
CZ (1) CZ2002845A3 (ja)
DE (2) DE19944193A1 (ja)
HU (1) HU224254B1 (ja)
PL (1) PL195184B1 (ja)
SK (1) SK286219B6 (ja)
WO (1) WO2001020229A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012251457A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Denso Corp 制御部一体型グロープラグとその通電制御方法
JP2013019612A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Denso Corp 発熱体通電制御装置
JP2013084478A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Denso Corp 発熱装置
DE102012220972A1 (de) 2011-11-17 2013-05-23 Denso Corporation Steuersystem zum Ermöglichen einer autonomen Zylinderpositionsidentifikation für in entsprechenden Zylindern einer Maschine installierten Glühkerzen

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SI21857A (sl) * 2004-07-19 2006-02-28 Cosylab, D.O.O. Zarilna svecka z integriranim krmilnikom
JP4225273B2 (ja) 2004-11-25 2009-02-18 株式会社デンソー グロープラグ
DE102006005710A1 (de) * 2006-02-08 2007-08-09 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung wenigstens einer Glühkerze eines Kraftfahrzeugs
DE102013201048B4 (de) * 2013-01-23 2015-08-13 Robert Bosch Gmbh Glühstiftkerze
DE102013225267B4 (de) * 2013-12-09 2018-01-18 Robert Bosch Gmbh Glühkerze mit einem Glühelement und einem Brennraumdrucksensor

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949374A (ja) * 1982-09-15 1984-03-21 Nippon Denso Co Ltd グロ−プラグの通電装置
JPS63182280U (ja) * 1987-05-19 1988-11-24
JPH07305845A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk 自己制御型セラミツクス・グロープラグ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2802625C3 (de) * 1978-01-21 1985-07-18 BERU Ruprecht GmbH & Co KG, 7140 Ludwigsburg Glühkerze
DE3327773A1 (de) * 1983-05-13 1984-11-15 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Einrichtung zur kraftstoffeinspritzung in brennraeume
JPH07167433A (ja) * 1993-12-13 1995-07-04 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk 自己電流制御形グロープラグ
KR19980028424A (ko) * 1996-10-22 1998-07-15 김영귀 디젤 엔진용 글로우 플러그 및 그 제조방법
DE19842148C2 (de) * 1998-09-15 2002-02-07 Beru Ag Ionenstrom-Meßglühkerze für Brennkraftmaschinen und Anordnung zum Glühen und/oder Ionenstrommessen mit einer derartigen Glühkerze
DE19852485C2 (de) * 1998-11-13 2002-09-19 Beru Ag Glühkerze und Steckanschluss für eine Glühkerze

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949374A (ja) * 1982-09-15 1984-03-21 Nippon Denso Co Ltd グロ−プラグの通電装置
JPS63182280U (ja) * 1987-05-19 1988-11-24
JPH07305845A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk 自己制御型セラミツクス・グロープラグ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012251457A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Denso Corp 制御部一体型グロープラグとその通電制御方法
JP2013019612A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Denso Corp 発熱体通電制御装置
JP2013084478A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Denso Corp 発熱装置
DE102012220972A1 (de) 2011-11-17 2013-05-23 Denso Corporation Steuersystem zum Ermöglichen einer autonomen Zylinderpositionsidentifikation für in entsprechenden Zylindern einer Maschine installierten Glühkerzen

Also Published As

Publication number Publication date
JP4605735B2 (ja) 2011-01-05
PL353996A1 (en) 2003-12-15
KR100709910B1 (ko) 2007-04-24
KR20020035596A (ko) 2002-05-11
SK286219B6 (sk) 2008-05-06
EP1216384A1 (de) 2002-06-26
WO2001020229A1 (de) 2001-03-22
EP1216384B1 (de) 2004-10-27
HU224254B1 (hu) 2005-07-28
DE19944193A1 (de) 2001-04-19
SK3532002A3 (en) 2002-12-03
HUP0202564A2 (en) 2002-12-28
PL195184B1 (pl) 2007-08-31
CZ2002845A3 (cs) 2002-09-11
DE50008442D1 (de) 2004-12-02
BR0014006A (pt) 2002-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4358667A (en) Cartridge-type electric immersion heating element having an integrally contained thermostat
US6756585B2 (en) Process for manufacturing a housing for sensor elements, sensor and use thereof
US4563568A (en) Diesel engine glow plug
JP2003509652A (ja) シーズ形グロープラグ
JP6559093B2 (ja) 半導体装置
US20090168839A1 (en) Temperature Sensor for Automobile
JPH03175210A (ja) セラミツクヒータ型グロープラグ
US4842419A (en) Combination temperature sensor and switch assembly
US6150634A (en) Glow plug with electronic component for switching between heating and ion sensing functions
US20020090019A1 (en) Temperature sensor
US3868620A (en) Level sensor and method of making the same
JP2004535748A (ja) アークが発生したときに導体を保護する方法および装置
US9559024B2 (en) Power semiconductor module
EP1283394B1 (en) Heater
KR100819894B1 (ko) 글로우 플러그
GB2389237A (en) Insulating resin encapsulating ignition coils and an igniter
US7122764B1 (en) Sheathed element glow plug
US3065436A (en) Sheathed heating element
JP2001141573A (ja) 温度センサ
GB2203554A (en) An improved temperature monitoring device
US3282097A (en) Atmospheric condition sensor
JP2596627Y2 (ja) 電力型抵抗器
US5603572A (en) Temperature sensor for a microwave environment
US6646229B2 (en) Glow plug arranged for measuring the ionization current of an engine
JP3355871B2 (ja) サーミスタ式温度検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100903

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees