JP2003509222A - 材料加工に使用するレーザ装置 - Google Patents

材料加工に使用するレーザ装置

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JP2003509222A
JP2003509222A JP2001524763A JP2001524763A JP2003509222A JP 2003509222 A JP2003509222 A JP 2003509222A JP 2001524763 A JP2001524763 A JP 2001524763A JP 2001524763 A JP2001524763 A JP 2001524763A JP 2003509222 A JP2003509222 A JP 2003509222A
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ラクジク、ゾルト・ジョン
グッドオール、フランシス・ニコラス
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アイシス イノヴェイション リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 レーザは、対向して設けられた透明窓(4、5)の間に結像光学素子(3)を配置したハウジング(2)を含む集光系を有する。ハウジング(2)には、圧縮ガスをハウジングのキャビティ内へ導入するための入口(7)も設けられている。結像光学素子(3)は、屈折/反射レンズ素子(8、9)と、位相限定フィルタ(10)とを含む。フィルタ(10)は、それぞれ特定の位相ずれを割り当てられている異なった領域を含み、空間光変調器のピクセルで、または、各々の領域でのシリカの残留厚さによって異なった位相遅れを得ることができるように、異なった深さに食刻された領域を有する融解シリカ構造体を使用して実現することができる。フィルタ(10)によって、例えば、切断しようとする加工物に入射したレーザビームが、少なくとも1つの寸法で焦点を越えて延在する強度分布を確実に有するようにすることができる。このレーザにより、最適化された光分布を使用して、高精度かつ高速の切断または溶接を実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、材料加工に使用されるレーザ装置に関し、特に、これらに限定され
るわけではないが、材料の切断、溶接、機械加工および他の関連処理技法に使用
されるレーザ装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来のレーザ切断、溶接および機械加工システムでは、CW(連続波)レーザ
またはパルスレーザからの光は、屈折レンズ素子および/または反射鏡を使用し
て、ほぼ回折限界スポット(diffraction limited spot)に集光される。焦点を
加工物と接触させた時、焦点の非常に高い光の強度によって加工物が局部的に加
熱され、したがって材料の局部的な溶解、蒸発または融蝕が発生する。通常、光
学系と同軸的なガス流を供給することにより、放出された物質(sputtered mate
rial)をレンズ素子から離れる方向に押し進めてレンズ素子を保護すると共に、
切断、溶接または機械加工処理を促進する。溶接の場合、ガスは、一般的に不活
性であるが、切断の場合、ガスを腐食性にして、切断処理に寄与できるようにし
てもよい。加工物を所定領域内で溶接、切断または機械加工できるように、焦点
および加工物を互いに対して移動させなければならない。
【0003】 しかし、多くの場合、上述した処理に最適の光の強度分布は、単一回折限界焦
点(single diffraction limited focused spot)に対応したものではない。む
しろ、場合によっては、数mm離れた2つの焦点を使用することが好都合である
場合があることが分かった。
【0004】 国際特許出願公開第WO98/14302号には、多重レンズまたは湾曲反射
面によって、レーザからの光を共通軸線上の2つの分離した焦点に結像するレー
ザ切断装置が記載されている。同様に、米国特許第5521352号には、レー
ザからの光を2つのビームに分割するために、半銀鏡(semi-silvered mirror)
を使用した、金属加工物を切断するレーザ装置が記載されている。そして、従来
型反射光学系を用いて、2つのビームを加工物の相対する表面に送る。
【0005】 以上に参照した書類に記載されている装置では、従来型屈折/反射光学素子を
使用して、レーザビームからの光を2つの分離した焦点に集光する。一般的に、
その装置は、自由度が非常に限られており、融通性がない。例えば、国際特許出
願公開第WO98/14302号では、選択可能な設計パラメータは、レンズ素
子の中心領域の半径と、この中心領域および環状領域(annulus)間での曲率の
差だけである。これによって、焦点の離隔距離、出力分割比(power split rati
o)および焦点の軸方向および空間解像度などの特性を選択できる範囲が大きく
制限され、場合によっては、そのような特性の選択の機会が得られない。
【0006】 また、一旦設計パラメータを選択し、中心領域および環状領域の適当な半径を
持つレンズ素子を設けても、上記の装置は、そのレンズ素子によって決定された
2つの焦点を発生することができるだけである。装置の性能特性を変更するには
、現存のレンズ素子の代わりに、全く新しい他のレンズ素子を用いなければなら
ないであろう。さらに、上記書類に記載されているレーザ切断装置は、2つの分
離した焦点と関連した特定の強度分布に制限されることに注意されたい。
【0007】 英国特許第2278458号には、単一焦点全体にわたるレーザビームの強度
プロフィールを調整するレーザ用コンバータが記載されている。このコンバータ
は、0またはπラジアンの位相遅れを発生するようにランダムに配置された二次
元配列の最密構造回折フレネルゾーンプレート(two dimensional array of clo
se packed diffracting Fresnel zone plate)からなる位相ゾーンプレート配列
(phase zone plate array)からなる。コンバータは、焦点全体での強度の変動
を減少させるために使用され、それによって、より均一な焦点を確実に生じるこ
とができる。しかし、コンバータでは、焦点自体の全体にわたる強度だけが調整
されて、調整分布が、コンバータを配置しない場合に生じる焦点を越えて延在す
るように強度分布が変更されることはない。さらに、強度の均一性を向上させる
ための強度分布の調整は、光軸に垂直な平面に限定される。コンバータは、他の
いずれの方法でもレーザビームの強度分布を変更することができない。英国特許
第2278458号に記載されているコンバータを使用しても、特に光の強度の
全体分布、強度の「包絡線」および/または焦点の数を変更することができない
【0008】
【発明の概要】
それに対して、本発明は、特定のレーザ加工作業に最適化することができる任
意の所定三次元光強度分布を生じることができる新規な光学装置を提供しようと
している。
【0009】 本発明は、加工物の材料加工に使用されるレーザ装置であって、干渉性光源と
、1つまたは複数の集光素子および位相フィルタを収容しているハウジングとを
含み、位相フィルタは、それぞれ複数の可能な位相ずれから前もって決定された
位相ずれを割り当てられている複数の領域を有しており、複数の領域の位相ずれ
は、加工物に入射した光の、少なくとも1つの空間次元において、フィルタがな
い場合に装置によって生じる焦点を越えて延在する所望の強度分布に依存して選
択されるレーザ装置を提供している。
【0010】 好適な実施形態では、位相フィルタは、1つまたは複数の集光素子と加工物と
の間に取り付けられる。位相フィルタは、ハウジング内に取り外し可能に取り付
けられる取り外し式カートリッジ内に設けてもよい。
【0011】 別の態様では、本発明は、加工物の材料加工に使用されるレーザ調整装置であ
って、位相フィルタを収容しているアダプタハウジングを含み、アダプタハウジ
ングは、干渉性光源と1つまたは複数の集光素子との間にアダプタハウジングを
取り付けるための連結手段を有しており、位相フィルタは、それぞれ複数の可能
な位相ずれから前もって決定された位相ずれを割り当てられている複数の領域を
有しており、複数の領域の位相ずれは、加工物に入射した光の、少なくとも1つ
の空間次元において、フィルタがない場合に装置によって生じる焦点を越えて延
在する所望の強度分布に依存して選択されるレーザ調整装置を提供している。
【0012】 理想的には、フィルタの複数の位相ずれ領域は、少なくとも1つの空間次元に
おいて、回折限界焦点を越えて延在する強度分布を生じる。位相フィルタは、所
望の三次元形状の強度分布を生じるように配置することができる。あるいは、ま
たは追加して、位相フィルタが複数の分離した強度ピークを生じてもよい。
【0013】 フィルタの複数の領域における位相ずれは、加工物に入射する光の所望の強度
分布に関して繰り返し最適化され、好ましくはフィルタの複数の領域の位相ずれ
は、直接二分探索法(direct binary search)を使用して、繰り返し最適化され
る。
【0014】 別の態様では、本発明は、レーザ材料加工装置に使用される位相フィルタを製
造する方法であって、加工物に入射した光の、少なくとも1つの空間次元におい
て、フィルタがない場合にレーザ材料加工装置によって生じる焦点を越えて延在
する所望の強度分布を決定する段階と、フィルタの複数の領域にそれぞれの初期
位相ずれを割り当てる段階と、割り当てられた位相ずれを使用して発生する強度
分布と所望の強度分布との類似性に関する誤差の係数を決定する段階と、フィル
タの各領域の最終位相ずれを決定するために、各領域に割り当てられた位相ずれ
を繰り返し最適化する段階と、繰り返し最適化段階によって決定された最終位相
ずれをそれぞれ有する複数の領域を備えた位相フィルタを生じる段階とを含む方
法を提供している。
【0015】 本発明では、位相限定フィルタ(phase-only filter)の設計の自由度が非常
に大きく、これによってレンズ焦点の周りの三次元体積に定められたほとんど総
ての所望の強度分布を得ることが可能になる。これによって、次に、レーザを使
用して高精度かつ高速で効率的な材料加工が可能になる。さらに、レーザ装置は
、位相限定フィルタを変更または交換するだけで、別の強度分布を生じるように
容易に調整することができ、装置の主要でより高価な部品である集光レンズをそ
のままにして再利用することができる。空間光変調器(spatial light modulato
r)を位相限定フィルタとして使用する場合、強度分布の変更は、単に変調器の
再プログラミングの問題であり、そのため、レーザ装置は、融通性が非常に高く
、個々の加工作業の個別強度分布要件に対応することができる。
【0016】 勿論、本明細書では、レーザ光源に関して説明しているが、これは干渉性およ
び部分干渉性の両方のレーザ光源を包括的に包含することを意図したものである
ことは理解されるであろう。
【0017】
【好適な実施形態の説明】
次に、添付図面を参照した例によって本発明の実施形態を説明する。
【0018】 図1a、図1bおよび図1cに示されているように、加工物の加工に使用する
のに適したレーザ集光系は、ほぼ円筒形であって内部に結像光学素子3を配置し
たハウジング2からなる。ハウジング2の各端部には、対向窓4、5が、結像光
学素子3と整列する位置に設けられており、これらの窓を介してレーザビームが
通過する。ハウジング2は、また、使用時に加工物の上方に配置されるノズル6
と、圧縮ガスをハウジングのキャビティ内へ導入するための流体入口7とを含む
。図示されていないが、レーザの形の光源は、窓4、5と整列しており、集光系
を通って加工物を照射する。レーザは、炭酸ガスレーザ、エキシマレーザまたは
YAGレーザなどの商業的に利用可能な多くのレーザのいずれでもよい。これら
のレーザは、例えば、エキシマレーザの場合の193nmから炭酸ガスレーザの
場合の10.6μmまでの広範囲の波長の光を発生することができる。
【0019】 結像光学素子3は、単一回折限界焦点を生じるための屈折/反射レンズ素子8
、9(図1には屈折レンズが示されている)と、位相限定フィルタ10とで構成
されている。位相限定フィルタ10は、図1aに示されているように、集光レン
ズ素子のひとみ面(pupil plane)上に配置することができる。あるいは、図1
bに示されているように、位相限定フィルタ10をレンズ素子8、9と加工物と
の間に、あるいは図1cに示されているように、レンズ素子8、9とレーザとの
間に配置してもよい。位相限定フィルタ10は、結像光学素子3内に固定しても
よいが、結像光学素子内へ取り外し可能に挿入されるカートリッジに入れて設け
ることによって、実行する個々の加工作業に最適なフィルタに応じて、位相限定
フィルタ10を別の位相限定フィルタと簡単に交換できるようにしてもよい。
【0020】 図2に示されているように、アダプタ11の形のレーザ調整装置を円筒管の形
で設けて、その内部に位相限定フィルタ10を取り付けるようにしてもよい。ア
ダプタ11は、該アダプタをレーザとハウジングの窓との間で従来型レーザ集光
系のハウジングに連結するための係合手段を含む。このようにして、従来型レー
ザ集光系に位相限定フィルタを組み込むことによって、材料加工に使用するため
にレーザ集光系によって発生する強度分布の融通性を高めることができる。
【0021】 位相限定フィルタは、好ましくは、正方形または円形であり、理想的には、レ
ンズ素子の直径と一致した、たとえば38mmの直径を有する。位相限定フィル
タは、各々がそれぞれの位相ずれを割り当てられている複数の個別領域からなり
、各領域の位相ずれは、元のレンズ焦点の周りの三次元体積内に定められた所定
の、または目標強度分布を達成するように、最適化ソフトウェアを使用して決定
される。位相限定フィルタが二分フィルタ(binary filter)である場合、フィ
ルタの個々のピクセルが0またはπラジアンの位相遅れを生じる。しかし、さら
に1/2πラジアンおよび3/2πラジアンなどの位相ずれを追加して組み込ん
だより複雑なフィルタも考えられる。位相限定フィルタは、プログラマブル空間
光変調器などの形のピクセル化フィルタ(pixellated filter)でもよい。1つ
の好適なフィルタは、128×128配列を用いるが、1,000×1,000
以上の配列も考えられる。別のフィルタでは、それぞれに所定の位相ずれが割り
当てられたリング形、六角形、さらには不規則形領域を組み込むこともできる。
【0022】 位相限定フィルタ10は、従来技術を使用して、融解シリカ基板(fused sili
ca substrate)から形成することができる。例えば、フォトレジスト層を融解シ
リカ基板の表面に付着させる。次に、クロムマスクおよび従来の密着焼付法(co
ntact printing)または投射リトグラフ技法(projection lithographic techni
ques)を用いて、フィルタの所定デザインの模様をフォトレジストにつける。次
に、クロムマスクを通して露出したフォトレジストを食刻して、シリカ基板の一
部を露出させてから、シリカの露出領域を残りのフォトレジストを通して食刻す
ることによって、露出シリカに模様をつける。露出シリカは、所望の位相遅れΦ
が得られるように、所定深さまで食刻した後、残りのフォトレジストを除去する
。食刻深さは、次式、
【0023】
【数1】
【0024】 を用いて計算することができ、この式において、hは食刻深さ、λは入射光の波
長、nは基板の屈折率、そして、n0は環境の屈折率である。従って、πラジア
ンの位相遅れの場合、食刻深さは、λ/2(n−n0)になる。
【0025】 総ての個々の目標強度分布を得るためのフィルタの設計を決定するために使用
される最適化ソフトウェアは、フィルタの個々の設計を決定するために、直接二
分探索法(Direct Binary Search)または反復逆フーリエ変換(iterative inve
rse Fourier transform)などの反復アルゴリズムを使用することができる。例
えば、元のレンズ限定焦点(original lens-only focus)およびその周囲の目標
強度分布がIT(x、y、z)であるフィルタを設計するために、1組のNT離散
点(xm、ym、zm)を、それらの点での強度ITm(xm、ym、zm)が連続分布
T(x、y、z)の代表組として機能できるようにして選択する。
【0026】 次に、レンズひとみおよび位相限定フィルタをNP個の領域(ピクセル)に分
割する。フーリエ光学理論を使用するか、光学回析積分を直接的に評価すること
によって、個々のレンズ領域、すなわちレンズピクセルによる複素振幅を目標点
で計算する。これらのレンズ限定「ピクセル貢献(pixel contributions)」は
、ALmnで表され、ここで、m=1...NTで、n=1...NPである。
【0027】 また、位相限定フィルタの作用は、各ピクセル内の一定のΦn位相ずれである
と仮定する。その場合、レンズおよびフィルタの組み合わせによる複素振幅ピク
セル貢献は、Amn=ALmn exp(iΦn)として表すことができる。
【0028】 ある所定の組のΦnピクセル位相ずれの値に対して、目標点での複素振幅およ
び強度は、式(1)のようにして、総てのピクセルでの合計で得ることができる
【0029】
【数2】
【0030】 次に、所望IT分布とレンズ/フィルタ組み合わせによって生じる分布Iとの
密接度(closeness)の測定基準として、g誤差関数を、式(2)で定める。
【0031】
【数3】
【0032】 ここで、反復設計アルゴリズムは、以下の段階を含む。すなわち、 1) ALmnピクセル貢献を計算する。 2) Φnピクセル位相ずれをランダム値または所定値に初期化する。 3) 式(1)および式(2)を使用して、初期誤差関数g0を計算する。 4) ランダムピクセルインデックス(random pixel index)を選択する。 5) 選択されたピクセルの位相ずれの値を変更する。 6) 誤差関数を計算し直す。 7) 新しい誤差関数値が先の値より小さい場合、新しいピクセル位相ずれ
値を保持し、そうでない場合には、ピクセル位相および誤差関数を先の値に設定
し直す。 8) 誤差関数gの変化が所定限界より小さくなるまで、4)〜7)を繰り
返す。
【0033】 アルゴリズムの重要な要素は、初期フィルタ位相値、誤差関数の形、および「
ランダム」ピクセルインデックスを生成する方法である。誤差関数は、式(2)
に示されたものより遥かに複雑にすることができる。例えば、それは極めて非線
形にすることができるが、アルゴリズムの進行に伴って自動的に変化させること
もできる。
【0034】 図3、図4および図5は、0.1NA集光レンズおよびλ=10.6μmのレ
ーザの場合の様々なフィルタ設計の例を示し、黒および白が0およびπ位相ずれ
を表す。図面の第2欄は、フィルタ設計の概略図であり、第3および第4欄は、
それぞれXZおよびYZ面における光の強度分布を示し(z軸は光軸に平行であ
るが、XおよびY軸は光軸に垂直である)、そして、第5欄は、軸上強度線走査
(on-axis intensity line scans)を示す。図3の(a)は、レンズがレンズ自体
上でもたらした単一焦点を示す。上記パラメータの場合、単一焦点は、(光軸に
沿った)長さが〜0.53mmで、幅が〜53μmである。図3b〜図3eは、
2つの軸上焦点を一定範囲の離隔距離で生じるように設計されたフィルタを示す
。従って、図3bは、5mmだけ離れた2つの軸上焦点を示すのに対して、図3
eの、フィルタを使用して生じる焦点は20mmだけ離れている。図3b〜図3
eのフィルタは、フレネルゾーンプレートに似ているが、それらは(一連の回折
オーダー全体(a whole series of diffraction orders)ではなく)2つの焦点
だけを生じるように最適化されているため、本発明のフィルタの効率は、従来の
フレネルゾーンプレートを使用して得られる効率より高い。
【0035】 次に、図4a〜図4dを参照すると、位相限定フィルタは、3つ以上の軸上焦
点を生じるように設計されており、図4a、図4bおよび図4cは、同一強度の
焦点を有する。それに対して、図4dは、3つの軸上焦点を2:3:4の強度比
で生じる4レベルフィルタ(このフィルタに示された中間レベル(grey levels
)は0、1/2πおよび3/2π位相ずれに対応する)を示している。図5a〜
図5fは、より複雑な強度分布を生じるフィルタ設計を示している。従って、図
5aは、各端部に、すなわち〜15mmの離隔距離で50%強度のスポットを有
する10mm長さの軸方向線分布を生じるフィルタを示し、図5bは、図5aと
同様な強度分布を生じるが、スポットの強度が線の強度と同一であるフィルタを
示している。図5cでは、強度分布が図5aおよび図5bと同様であるが、線の
強度がスポットの50%である。図5dのフィルタは、強度分布が円柱対称性(
cylindrical symmetry)を有する必要がないことを示しており、このフィルタは
、y軸に対して2°傾斜した10mmの線を生じる。図5eおよび図5fは、X
−Z面上に複数の強度ピークを生じるさらなるフィルタ設計を示している。
【0036】 従って、図示したように、本発明では、本発明のレーザ装置を使用して発生す
ることができる目標強度分布に対する制約がほとんどない。本発明では、焦点の
数、焦点の空間位置、ピーク強度、軸方向解像度、半径方向解像度および包絡線
関数(envelope function)に関するレーザ装置の焦点の所望特性に合わせて、
位相フィルタを設計することができる。実際に、本発明を使用して、総ての三次
元で任意の強度分布を生じることができる。焦点の強度分布を総ての三次元で設
計することができるので、加工物の表面を高アスペクト比で機械加工することが
可能である。特に、機械加工中にレーザの焦点を合わせ直すために、加工物また
はレーザ装置を移動させる必要なく、チャネルを機械加工するのに適した同一強
度の長い軸上線を生じることができる。位相限定のフィルタについて述べてきた
が、フィルタが必ずしも位相限定である必要はないことは明らかである。
【0037】 以上に、従来の切断、溶接および機械加工処理に関して本発明を説明してきた
が、上記レーザ装置では、0.25μm程度の小さい寸法の基板の微細加工を行
うことができる。そのような微細加工は、通常、LIGA処理を使用して行われ
ている。本発明の位相フィルタを従来のレンズ素子と組み合わせて使用すること
によって、レーザでの微細加工を、x線で得られるものに匹敵するアスペクト比
で行うことができる。さらに、レーザ装置は、鋼などの金属、木材、PMMAな
どのポリマを含むプラスチック、セラミックおよびシリコンを含む広範囲の材料
の切断または他の加工に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明に従ったレーザ集光系の、位相限定フィルタをさまざま
な位置に示す概略図である。
【図1b】 本発明に従ったレーザ集光系の、位相限定フィルタをさまざま
な位置に示す概略図である。
【図1c】 本発明に従ったレーザ集光系の、位相限定フィルタをさまざま
な位置に示す概略図である。
【図2】 本発明に従った位相限定フィルタを組み込んだアダプタを備えた
従来型レーザ集光系の概略図である。
【図3】 位相限定フィルタの設計、およびフィルタを使用して生じるXZ
およびYZ面上の強度分布の表である。
【図4】 位相限定フィルタの設計、およびフィルタを使用して生じるXZ
およびYZ面上の強度分布の表である。
【図5】 位相限定フィルタの設計、およびフィルタを使用して生じるXZ
およびYZ面上の強度分布の表である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月28日(2001.9.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 本発明は、加工物の材料加工に使用されるレーザ装置であって、干渉性光源と
、1つまたは複数の集光素子および位相フィルタを収容しているハウジングとを
含み、位相フィルタは、それぞれ複数の可能な位相ずれから前もって決定された
位相ずれを割り当てられている複数の領域を有しており、複数の領域の位相ずれ
は、加工物に入射した光の、光軸と平行な少なくとも1つの空間次元において、
フィルタがない場合に装置によって生じる焦点を越えて延在する所望の強度分布
に依存して選択されるレーザ装置を提供している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 別の態様では、本発明は、加工物の材料加工に使用されるレーザ調整装置であ
って、位相フィルタを収容しているアダプタハウジングを含み、アダプタハウジ
ングは、干渉性光源と1つまたは複数の集光素子との間にアダプタハウジングを
取り付けるための連結手段を有しており、位相フィルタは、それぞれ複数の可能
な位相ずれから前もって決定された位相ずれを割り当てられている複数の領域を
有しており、複数の領域の位相ずれは、加工物に入射した光の、光軸と平行な
なくとも1つの空間次元において、フィルタがない場合に装置によって生じる焦
点を越えて延在する所望の強度分布に依存して選択されるレーザ調整装置を提供
している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グッドオール、フランシス・ニコラス イギリス国、オックスフォードシャー・オ ーエックス11・0キューエックス、ディド コット、チルトン、セントラル・マイクロ ストラクチャー・ファシリティ、ルーサー フォード・アップルトン・ラボラトリーズ Fターム(参考) 2H049 AA04 AA37 AA64 AA68 4E068 CD05 CD15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工物の材料加工に使用されるレーザ装置であって、干渉性
    または部分干渉性光源と、1つまたは複数の集光素子および位相フィルタを収容
    しているハウジングとを含み、前記位相フィルタは、それぞれ複数の可能な位相
    ずれから前もって決定された位相ずれを割り当てられている複数の領域を有して
    おり、該複数の領域の前記位相ずれは、前記加工物に入射した光の、少なくとも
    1つの空間次元において、前記位相フィルタがない場合に該レーザ装置によって
    生じる焦点を越えて延在する所望の強度分布に依存して選択されるレーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記位相フィルタは、前記1つまたは複数の集光素子のひと
    み面上に取り付けられている請求項1記載のレーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記位相フィルタは、前記ハウジング内に取り外し可能に取
    り付けられる取り外し可能カートリッジ内に設けられている請求項1記載のレー
    ザ装置。
  4. 【請求項4】 加工物の材料加工に使用されるレーザ調整装置であって、位
    相フィルタを収容しているアダプタハウジングを含み、該アダプタハウジングは
    、干渉光源と1つまたは複数の集光素子との間に該アダプタハウジングを取り付
    けるための連結手段を有しており、前記位相フィルタは、それぞれ複数の可能な
    位相ずれから前もって決定された位相ずれを割り当てられている複数の領域を有
    しており、該複数の領域の前記位相ずれは、加工物に入射した光の、少なくとも
    1つの空間次元において、前記フィルタがない場合に前記レーザ装置によって生
    じる焦点を越えて延在する所望の強度分布に依存して選択されるレーザ調整装置
  5. 【請求項5】 前記位相フィルタは、プログラマブル空間光変調器である先
    行する請求項の内のいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタの各領域は、0またはπラジアンの位相ずれを
    有する先行する請求項の内のいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記位相フィルタは、前記加工物に入射する光の所望の三次
    元形状を生成する先行する請求項の内のいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記位相フィルタは、複数の分離した強度ピークを生じる先
    行する請求項の内のいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記位相フィルタの複数の領域における前記位相ずれは、前
    記加工物に入射する前記光の所望の強度分布に対して繰り返し最適化される先行
    する請求項の内のいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記位相フィルタの複数の領域における前記位相ずれは、
    直接二分探索法を使用して繰り返し最適化される請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 レーザ材料加工装置に使用される位相フィルタを製造する
    方法であって、加工物に入射した光の、少なくとも1つの空間次元において、前
    記フィルタがない場合に前記レーザ材料加工装置によって生じる焦点を越えて延
    在する所望の強度分布を決定する段階と、前記位相フィルタの複数の領域にそれ
    ぞれの初期位相ずれを割り当てる段階と、前記割り当てられた位相ずれを使用し
    て発生する前記強度分布と前記所望の強度分布との類似性に関する誤差の係数を
    決定する段階と、前記位相フィルタの各領域の最終位相ずれを決定するために、
    各領域に前記割り当てられた位相ずれを繰り返し最適化する段階と、該繰り返し
    最適化段階によって決定された最終位相ずれをそれぞれ有する複数の領域を備え
    た位相フィルタを生成する段階と、を含む方法。
  12. 【請求項12】 前記割り当てられた位相ずれは、直接二分探索法を用いて
    繰り返し最適化される請求項11記載の方法。
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