JP2003508920A - 2ビット保存用の不揮発性記憶装置構造体及びその製造方法 - Google Patents

2ビット保存用の不揮発性記憶装置構造体及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003508920A
JP2003508920A JP2001520476A JP2001520476A JP2003508920A JP 2003508920 A JP2003508920 A JP 2003508920A JP 2001520476 A JP2001520476 A JP 2001520476A JP 2001520476 A JP2001520476 A JP 2001520476A JP 2003508920 A JP2003508920 A JP 2003508920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide layer
semiconductor substrate
region
layer
thin oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001520476A
Other languages
English (en)
Inventor
ラン,シャン・ラン
ル,タオ・チェン
ワン,マム・ツン
シュー,ダー・シン
チャン,ヤオ・ウェン
Original Assignee
マクロニックス・アメリカ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マクロニックス・アメリカ・インコーポレーテッド filed Critical マクロニックス・アメリカ・インコーポレーテッド
Publication of JP2003508920A publication Critical patent/JP2003508920A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
    • H01L29/66227Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices
    • H01L29/66409Unipolar field-effect transistors
    • H01L29/66477Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET
    • H01L29/66833Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET with a charge trapping gate insulator, e.g. MNOS transistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/792Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with charge trapping gate insulator, e.g. MNOS-memory transistors
    • H01L29/7923Programmable transistors with more than two possible different levels of programmation
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/30EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0466Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells with charge storage in an insulating layer, e.g. metal-nitride-oxide-silicon [MNOS], silicon-oxide-nitride-oxide-silicon [SONOS]
    • G11C16/0475Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells with charge storage in an insulating layer, e.g. metal-nitride-oxide-silicon [MNOS], silicon-oxide-nitride-oxide-silicon [SONOS] comprising two or more independent storage sites which store independent data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ビットの情報を保存する単一セルの不揮発性半導体記憶装置デバイスを開示する。デバイスは、1つの導電率型式の半導体基板と、反対の導電率型式の半導体基板に形成された右側及び左側拡散領域とを備える。左側及び右側拡散領域の間にチャネル領域が形成される。薄いゲート酸化物膜を有するコントロールゲートがチャネル領域の中央チャネル部分上に形成されている。中央チャネル部分と右側拡散領域との間のチャネル領域の右側部分上に右側電荷保存領域が形成される。中央チャネル部分と左側拡散領域との間のチャネル領域の左側部分上に左側電荷保存領域が形成される。右側及び左側電荷保存領域の双方が半導体基板上の薄い酸化物層と、薄い酸化物層上の窒化物層と、窒化物層上の絶縁酸化物層とを備える。右側及び左側電荷保存領域の各々は標準的なEPROM技術を最小程度適応させることでプログラム化し且つ読み取ることのできる1ビットの情報を保存できる。この新規なセルを製造する色々な方法もまた開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
1.発明の分野 本発明は、全体として、不揮発性デジタル記憶装置に関し、より具体的には、
2ビットの情報を記憶するプログラマブルな不揮発性記憶装置(従来のEEPR
OM又はフラッシュEEPROMのような)に対する改良されたセル構造体及び
その製造方法に関する。
【0002】 2.背景技術 EPROM、EEPROM、及びフラッシュEPROMデバイスのような不揮
発性記憶装置デバイスは、全体として、単一ビットの情報を記憶する記憶装置セ
ルとして機能するトランジスタマトリックスを含む。このマトリックス内のトラ
ンジスタの各々は、n−又はp−型半導体基板上に形成されたソース領域及びド
レーン領域と、ソース領域とドレーン領域との間に少なくとも配置された半導体
基板の表面上に形成された薄いトンネル誘電体層と、電荷を保持し得るように絶
縁層上に配置されたフローティングゲート(ポリシリコンから出来ている)と、
コントロールゲートと、フローティングゲート及びコントロールゲートの間に配
置されたインターポリ誘電体とを備えている。
【0003】 従来、インターポリ誘電体は、単一の二酸化ケイ素(SiO2)層から成るも
のであった。しかし、単一の酸化物層上における電荷の漏洩量が減少するため、
より最近は、二酸化ケイ素に代えて、酸化物/窒化物/酸化組成物(ONO構造
体と称されることがある)が使用されている(チャン等の米国特許第5,619
,052号を参照)。
【0004】 エイタンの米国特許第5,768,192号には、絶縁体及びフローティング
ゲートの双方として、ONO構造体(及びその他の電荷捕捉誘電体)が使用され
ることが開示されている。図1には、エイタンにて開示された従来技術の構造体
が示されている。エイタンは、このトランジスタデバイスを反対方向に(すなわ
ち、「ソース」及び「ドレーン」を逆にする)プログラム化し且つ読み取ること
により、より短いプログラミング時間となり、その結果、表示される閾値電圧が
大きく増大することを教示している。エイタンは、この結果は「パンチスルー」
(すなわち、印加された閾値レベルに関係なく、横方向電界が電子をドレーンま
で吸引するのに十分に強力になる状態)を防止しつつ、プログラミング時間を短
縮するのに有用であることを示唆している。
【0005】 半導体記憶装置の業界は、不揮発性記憶装置のビットコストを低減するため色
々な技術及びアプローチ法を研究している。より重要な2つのアプローチ法は、
寸法を縮小させ且つ多重レベルの保存を行うことである。多重レベルの保存(多
重レベルセルと称されることが多い)は、単一のセルが1ビット以上のデータを
表わすことができることを意味する。従来の記憶装置のセルの設計において、0
又は1を表わす、0V及び5Vのような2つの異なる電圧レベルにより1つのビ
ットのみを表わしていた(幾らかの電圧の余裕と関係して)。多重レベルの保存
において、多数ビットのデータをエンコード化するため、より広い電圧範囲/電
流範囲が必要である。この多重範囲は範囲間の余裕の値を小さくし、最新の設計
技術を必要とする。その結果、多重レベルの保存セルは設計及び製造が難しい。
信頼性が劣るものもある。幾つかは、従来の単一ビットのセルよりも読み取り時
間が短い。
【0006】 従って、本発明の1つの目的は、2ビットのデータを保存し、これにより、不
揮発性記憶装置の寸法を2倍にすることのできる構造体を提供することによりコ
ストの削減を実現する不揮発性記憶装置構造体を製造することである。本発明の
関連する目的の1つは、余裕を小さくしたり又は最新の設計技術を使用せずに、
このセル構造体が作用するようにすることである。
【0007】 上記及びその他の目的は、図面、明細書及びその特許請求の範囲を参照するこ
とにより、当業者に明らかであろう。
【0008】
【発明の概要】
本出願は、2ビットの情報を保存する単一セルの不揮発性半導体記憶装置デバ
イスを開示するものである。このデバイスは、1つの導電率型式の半導体基板と
、反対の導電率型式の半導体基板に形成された右側及び左側拡散領域とを有して
いる。左側及び右側拡散領域の間には、チャネル領域が形成されている。薄いゲ
ート酸化膜を有するコントロールゲートがチャネル領域の中央チャネル部分上に
形成されている。中央チャネル部分と右側拡散領域との間でチャネル領域の右側
部分上に右側電荷保存領域が形成されている。中央チャネル部分と左側拡散領域
との間でチャネル領域の左側部分上に左側電荷保存領域が形成されている。右側
及び左側電荷保存領域の双方は、半導体基板上の薄い酸化物層と、薄い酸化物層
上の窒化物層と、窒化物層上の絶縁酸化物層とを有している。右側及び左側電荷
保存領域の各々は、標準型のEPROM技術を最小限適用することでプログラム
化し且つ読み取ることのできる1ビットの情報を保存することが可能である。
【0009】 このセルは、次のようにして製造することができる、すなわち、(1)1つの
導電率型式の半導体基板上に薄い酸化物層を形成することと、(2)薄い酸化物
層の選んだ一部分にポリシリコンのコントロールゲートを堆積させ、これにより
、薄い酸化物層の露出した部分が残るようにすることと、(3)ポリシリコンの
コントロールゲートの頂部及び薄い酸化物層の露出した部分上にONON構造体
を形成することと、(4)薄い酸化物の露出した部分の下方にて半導体基板内に
イオンを注入して、半導体基板内に同一の導電率の右側及び左側拡散領域を形成
することと、(5)薄い酸化物の露出した部分上にスピンオブガラス層を堆積す
ることと、(6)ポリシリコンのコントロールゲートの頂部からONON構造体
をエッチングすることと、(7)スピンオブガラス層を除去することと、(8)
頂部の窒化物層をONON構造体から除去することと、(9)ポリシリコンのワ
ードライン(wordline)層を構造体の全体に堆積させることとにより製
造することができる。
【0010】 別の製造方法において、本発明の新規な記憶装置セルは次のようにして製造す
ることができる、すなわち、(1)半導体基板の頂部にONO構造体を形成する
ことと、(2)ONO構造体の一部分上に酸化物ストリップを堆積させることと
、(3)酸化物ストリップの両側部に隣接してポリシリコンスペーサを形成する
ことと、(4)酸化物ストリップ及び隣接するポリシリコンスペーサにより覆わ
れていない半導体基板の部分の下方にて半導体基板内にイオンを注入することと
、(5)ONO構造体の酸化物ストリップ及び酸化物層の露出した部分を除去す
ることと、(6)窒化物層の露出した部分をエッチングすることと、(7)ポリ
シリコンスペーサを除去することと、(8)半導体記憶装置デバイスの全体に亙
ってONO構造体の底部酸化物上にポリシリコンラインを堆積させることとによ
り形成することができる。
【0011】
【発明を実施する最良の形態】
本発明は、多くの異なる形態にて具体化し且つ色々な異なる製造方法により製
造することができるが、この開示は本発明の原理の単に一例であり、本発明の範
囲を図示した実施の形態にのみ限定することを意図するものではないと見なすべ
きとの理解の下、1つの特定の実施の形態及び3つの特定の製造方法に関して図
面に図示し且つ説明する。
【0012】 図1には、本発明による2ビット不揮発性記憶装置構造体100が図示されて
いる。同記憶装置構造体100は半導体基板102上に形成されている。当該技
術分野にて既知であるように、半導体基板102はp型及びn型基板を形成し得
るようにドープすることができる。本発明の性質を説明するという当該目的のた
め、単にp型半導体基板に基づくセルに関して説明する。しかし、当該技術分野
の当業者に理解されるように、本発明は、同様に理解されるであろう調節を加え
てn型半導体基板に基づくセルにも等しく適用可能である。
【0013】 右側拡散領域すなわちチャネル104は半導体基板102に形成され、基板1
02の導電率型式と反対の導電率型式を有する。左側拡散領域すなわちチャネル
106は右側拡散領域104と別個に半導体基板102に形成され、これにより
右側拡散領域104と左側拡散領域106との間にチャネル領域108を形成す
る。左側及び右側拡散領域は同一の導電率型式を有する(開示した実施の形態に
てn+)。
【0014】 当該技術分野の当業者に既知であるように、MOSトランジスタにおける拡散
領域104、106は0バイアス状態にて区別不可能である。このため、拡散領
域の各々の役割は、ソースをドレーンよりも大きくバイアスさせた状態で端末電
圧が印加された後に画定される。
【0015】 構造体100は、チャネル領域108の中央チャネル部分112に形成された
ゲート絶縁膜層110(ゲート酸化物層)を更に備えている。ゲート絶縁膜層1
10は、コントロールゲート電極に高電圧が印加されたとき破断を防止するのに
必要な厚さを有する。コントロールゲート電極114は、ゲート酸化物装置11
0上に配置されたポリシリコン層である。以下に詳細に説明するように、コント
ロールゲート114はまた、左側及び右側記憶装置「セル」を互いに絶縁する機
能も果たす。
【0016】 薄い(トンネル)酸化物層120R、窒化物層122R、絶縁酸化物層124
Rをコントロールゲート電極114の右側に及びコントロールゲート114の右
側に対する半導体基板102の部分上に緊密に層状に形成し(図1に図示するよ
うに)、右側のONO誘電体複合層を形成する。1つの好ましい実施の形態にお
いて、酸化物層120R、124Rの各々は約100ミクロンの厚さである一方
、窒化物層は約50ミクロンの厚さである。右側誘電体構造体は、中央チャネル
部分112及び右側拡散領域104の間にチャネル領域108の右側部分118
に右側電荷保存領域116を形成する。
【0017】 薄い(トンネル)酸化物層120L、窒化物層122L、絶縁酸化物層124
Lをコントロールゲート電極114の左側に及びコントロールゲート114の左
側に対する半導体基板102の部分上に緊密に層状に形成し(図1に図示するよ
うに)、左側のONO誘電体複合層を形成する。1つの好ましい実施の形態にお
いて、酸化物層120L、124Lの各々は約100ミクロンの厚さである一方
、窒化物層は約50ミクロンの厚さである。左側ONO誘電体構造体は、中央チ
ャネル部分112及び左側拡散領域106の間にチャネル領域108の左側部分
128に左側電荷保存領域126を形成する。右側領域116及び左側領域12
6の各々は1ビットのデータを保存することができる。
【0018】 これらの誘電体構造体は、薄いトンネル酸化物と絶縁性酸化物との間に窒化物
層を挟持することにより形成されるものとして図示したが、それに代えて、Si
2/Al23/SiO2のようなその他の誘電体構造体を使用することもできる
。同様に、これらの誘電体構造体は構造体100の左側及び右側の全体を覆う必
要はなく、これらはその夫々の拡散領域の端縁とコントロールゲート114との
実質的な間にて半導体基板102上に位置するようにすればよい(例えば、図4
F参照)。
【0019】 ポリシリコン130はワードラインとして使用される。ワードライン130は
コントロールゲート114に電気的に接続され且つ左側及び右側ONO誘電体複
合層の頂部にある。その結果、当該技術分野にて既知であるように、ワードライ
ン130に十分な電圧を印加すると、チャネル領域108の中央チャネル部分1
12にのみLチャネルが発生する。
【0020】 セル構造体100は、記憶装置セルの二次元的アレーにて利用されることが好
ましい。該アレー中の各横列に対しそれぞれの各横列内のセルは、共通のワード
ライン130−l乃至130−nを共有する。縦横列の各々に対して、それぞれ
の各縦列中のセルのドレーン及びソースはそれぞれ、好ましくは一対の埋め込ん
だビット線を介してその縦列中のその他のセルのドレーン及びソースに接続され
ており、このため、必要とされる金属接続部を最小にする。このように、記憶装
置アレー中のセルの各々は、プログラム化、読み取り及び消去作用のため、特定
の埋め込んだ対のビット線を同時に選び且つ適宜にバイアスさせることにより、
ワードライン130を介して呼び出すことができる。このように、セルのアレー
を呼び出すためには、全体として標準的な呼び出し回路を必要とする。更に、セ
ルの各々は、2ビットの情報を保存する限り、アクセスしたセル中に保存した対
の特定のビットを選ぶために所望の縦列をバイアスする特徴的な方法が必要とさ
れる。
【0021】 図2A及び図2Bには、本発明の2ビット不揮発性記憶装置構造体100の作
用/バイアス原理が図示されている。上述の如く、2ビット不揮発性記憶装置構
造体100において、1ビットのデータをそれぞれ左側及び右側電荷保存領域1
16、126の各々にて保存し且つ局部的に配置することができる。以下に説明
するように、セル100のプログラム及び読み取り方向を逆にすることにより、
2つの電荷格納領域の各々の間の干渉を回避することができる。図2Aには、「
右側ビット」のプログラミング及び読み取り状態が図示されている。右側ビット
をプログラム化するため、右側拡散領域をドレーンとして処理し(4乃至6Vの
電圧を印加することにより)、また、左側拡散領域をソースとして処理する(高
温−eプログラム用として0V又は低電圧を印加することにより)。右側ビット
を読み取るため、左側拡散領域をドレーンとして処理し(1.5乃至2.5Vの
電圧を印加することにより)、また、右側拡散領域をソースとして処理する(0
Vの電圧を印加することにより)。図2Bに図示するように、左側保存領域をプ
ログラム化し且つ読み取るため、同様の操作を使用することができる。
【0022】 上記に教示した修正した高温−eプログラミングアプローチ法に加えて、セル
100をプログラム化するために二次的なイオン注入法を利用してもよい。この
プログラミングアプローチ法において、本体電圧は約−3Vまで低い一方、ドレ
ーンは3Vに保持され、ソースは0V及びゲートは6乃至10Vに保持される。
何れの場合でも、プログラミング電流に対してより薄い酸化物層を呈するこの新
規な構造体は、より低い全体的な電圧にてより迅速にプログラミングすることを
許容する。
【0023】 図3に示すように(この場合、電荷は右側電荷保存領域内で保存してある)、
局部的な捕集電子は、異なる方向に読み取った場合、異なる閾値電圧を呈する。
第一の線は、右側拡散領域がドレーンとして使用されるとき(プログラミングス
テップと同一の方向)、閾値電圧を示す。第二の線は、左側拡散領域がドレーン
として使用される時(プログラミングステップの逆)、閾値電圧を示す。これら
2本の線から理解し得るように、2ビットセル構造体100にて使用される読み
取り及びプログラム化方向を逆にすることにより、より効率的な閾値電圧の動作
が得られる。この設計の特徴を利用することにより、セルの両側部が情報を保存
し得るようにプログラム化された場合でさえ、左側又は右側拡散領域の何れかを
ドレーンとして選ぶことにより単一ビットの閾値電圧のみが読み取られる。
【0024】 同時に1ビット又は同時に2ビットずつ、これの2ビットの保存セルを消去す
ることができる。零又はマイナスゲート電極に相応する拡散端子の双方にて高電
圧が印加されるならば、それら2つのビットは共に消去される。零又はマイナス
ゲート電圧にのみ相応する高電圧が単一の拡散端子に印加されるならば、単一の
ビットのみが消去される。中央単一酸化物領域であるため、このセルの設計によ
り過剰消去現象が回避される。このように、保存領域116、126の閾値電圧
が過剰消去された場合でさえ、依然として中央の単一の酸化物領域により有効な
閾値が決定される。その結果、その構造体の消去した閾値電圧は極めて小さく、
従って、低出力の用途に適している。好ましい製造方法 本発明の2ビットセルの色々な可能な製造方法が存在する。特に、これらの方
法は、本発明の2ビット不揮発性記憶装置構造体を製造するための可能な方法の
単に一例を示すものに過ぎないという理解に基づいて、以下に3つの好ましい方
法を開示する。第一の製造方法 図1の2ビット不揮発性記憶装置構造体のnチャネル型式のものを製造する第
一の可能な方法が図面の図3A乃至図3Hに図示されている。図3Aに図示する
ように、周知の標準的な技術の任意の方法により半導体基板の閾値電圧を調節し
且つゲート酸化物層102を形成した後、一連のポリシリコンゲート114をパ
ターン化するためにビットラインマスクが使用される。次に、図3Bに図示する
ように、熱成長及び/又は堆積によってONON(酸化物/窒化物/酸化物/窒
化物)層が形成される。
【0025】 次に、自己整合型注入発生器により図3Cに図示するように、ソース及びドレ
ーンに対するN+拡散領域を埋め込んだ。勿論、当該技術分野の当業者に理解さ
れるように、半導体基板102がp型ではなくて、n型であるならば、それに代
えて、P+拡散領域を埋め込むことになる。
【0026】 次に、図3Dに図示するように、従来技術(又は、好ましくは米国特許第5,
716,673号に開示された技術)を使用して、スピンオブガラス(Spin
of Glass)(SiO2)(「SOG」)を堆積させ、コントロールゲ
ートを形成するポリシリコンの頂部のONON構造体を露出させるべく、エッチ
ングバックする。その後、図3E及び図3Fに示すように、頂部ポリのONON
膜をエッチングし、SOGを除去する。最後に、図3G及び図3Hに図示するよ
うに、頂部窒化物層を除去し、ワードラインマスクに従って第二のポリシリコン
層130を堆積させる。このようにして、ポリシリコン層130は、コントロー
ルゲート114と導電可能に接触している。第二の製造方法 図1の2ビット不揮発性記憶装置構造体を製造する第二の可能な方法が図面の
図4A乃至図4Hに図示されている。図4Aに図示するように、基板の閾値電圧
を調節した後、熱成長及び/又は堆積により半導体基板上にONO(酸化物/窒
化物/酸化物)層を形成する。
【0027】 第二に、図4Bに図示するように、CVD窒化物をパターン化し、次に、ポリ
スペーサを形成するために、ビットラインマスクを使用する。次に、自己整合し
たイオン注入は、図4Cに図示するように、ソース及びドレーンに対する埋め込
んだN+拡散領域を生じさせる。その後、CVD窒化物層を除去し(図4D)、ま
た、スペーサ領域外の窒化物層も除去する(図4E)。次に、図4F及び図4Gに
図示するように、ポリスペーサを除去し、ゲート酸化物を清浄にし、また、より
優れた品質となるように再成長させることができる。最後に、図4Hに図示する
ように、ワードラインマスクによりパターンのワードラインに従ってポリシリコ
ンラインを堆積させる。第三の製造方法 図1の2ビット不揮発性記憶装置構造体を製造する第三の可能な方法が図面の
図5A乃至図5Jに図示されている。図5Aに示すように、閾値電圧を調節し且
つゲート酸化物を形成した後、ポリシリコン層(ポリ1)及びシリコン窒化物層を
堆積させる。第一に、ポリゲートをパターン化するためにビットラインマスクを
使用する(図5A)。第二に、酸化物を堆積させ且つエッチングバックすること
により酸化物スペーサを形成する(図5Bに図示するように)。次に、自己整合し
た注入は、ソース及びドレーンに対する埋め込んだN+拡散領域を生じさせる(
図5C)。図5D及び図5Eに図示するように、酸化物スペーサを除去し、熱成
長及び堆積によりONON(酸化物/窒化物/酸化物/窒化物)層を形成する。
次に、SOG層を堆積させ且つエッチバックしてポリシリコンコントロールゲー
ト114の頂部にてONON膜を露出させる(図5F)。その後、コントロール
ゲート114のONON膜をエッチングし(図5G)、SOGを除去する(図5
H)。最後に、頂部窒化物層を除去し(図5I)、第二のポリシリコン層(ポリ
2)を堆積させ、ワードラインマスクによりパターン化してワードライン130
にする(図5J)。
【0028】 従来のEEPROM又はフラッシュEEPROMと比較して、フローティング
ゲートが存在しない場合、構造体100を製造する方法は遥かに簡単である。こ
のように、フローティングゲートを形成し、また、コントロールゲートとフロー
ティングゲートとの間を絶縁するといった、フローティングゲートに関係する従
来技術の色々な難点が防止される。更に、中央単一酸化物層(構造体の主たる閾
値電圧を示す)が存在すること、及び左側及び右側保存領域がチャネルの全体を
制御し得ないこと(「過剰消去」を生じる可能性がある)のため、過剰消去現象
が防止される。
【0029】 構造体100のゲート結合比率(「GCR」)は100%である。その結果、
この構造体と組み合わせて使用されるプログラム電圧及び消去電圧の双方は、標
準的なEEPROM又はフラッシュEEPROMセルのプログラム電圧及び消去
電圧よりも低くなる可能性がある。これらの低いプログラム電圧及び消去電圧の
結果として、必要なポンピング力はより小さくてよい。更に、これらの低電圧は
、回路及びプロセスのオーバーヘッドを解放する。
【0030】 著しく改良されたGCRの同様の結果は、構造体100の読み取り電流が標準
型のEEPROM又はフラッシュEEPROMセルの電流よりも遥かに高電流な
ことである。このように、本発明の構造体により、より高性能のセルを実現する
ことができる。
【0031】 中央の単一酸化物110の厚さをより薄くすることでプログラムの速度を増す
ことができる。セルは制限された低Vt分布程度であるため、低パワーの用途に
適している。最後に、構造体100のビット当たりのコストは、その二重密度及
びその製造方法が簡単なので、標準的な記憶装置よりも著しく低い。
【0032】 上記の説明及び図面は、単に本発明を説明し且つ図示するものにしか過ぎず、
本発明はこの説明にのみ限定されるものではない。上記の開示を参照した当該技
術分野の当業者は、本発明の範囲から逸脱せずに改変例及び変更例を具体化する
ことが可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルのワードラインに沿った断面図で
ある。
【図2】 2Aは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セル内のビットの各々をプロ
グラム化し且つ読み取るときの電子の流れを示すワードラインに沿った断面図で
ある。 2Bは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セル内のビットの各々をプロ
グラム化し且つ読み取るときの図2Aとは逆の電子の流れを示すワードラインに
沿った断面図である。
【図3】 本発明の2ビット不揮発性セル構造体により示される閾値電圧に対するプログ
ラム及び読み取りステップの方向を逆にすることの効果を示すグラフである。 3Aは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用されるステップのワードラインに沿った断面図である。 3Bは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3Aと異なるステップのワードラインに沿った断面図である。 3Cは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3A、図3Bと異なるステップのワードラインに沿った断面図で
ある。 3Dは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3A、図3B、図3Cと異なるステップのワードラインに沿った
断面図である。 3Eは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3A、図3B、図3C、図3Dと異なるステップのワードライン
に沿った断面図である。 3Fは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3A、図3B、図3C、図3D、図3Eと異なるステップのワー
ドラインに沿った断面図である。 3Gは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3A、図3B、図3C、図3D、図3E、図3Fと異なるステッ
プのワードラインに沿った断面図である。 3Hは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第一の方法に
て採用される図3A、図3B、図3C、図3D、図3E、図3F、図3Gと異な
るステップのワードラインに沿った断面図である。
【図4】 4Aは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用されるステップのワードラインに沿った断面図である。 4Bは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4Aと異なるステップのワードラインに沿った断面図である。 4Cは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4A、図4Bと異なるステップのワードラインに沿った断面図で
ある。 4Dは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4A、図4B、図4Cと異なるステップのワードラインに沿った
断面図である。 4Eは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4A、図4B、図4C、図4Dと異なるステップのワードライン
に沿った断面図である。 4Fは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4A、図4B、図4C、図4D、図4Eと異なるステップのワー
ドラインに沿った断面図である。 4Gは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4Fと異なるステッ
プのワードラインに沿った断面図である。 4Hは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第二の方法に
て採用される図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、図4Gと異な
るステップのワードラインに沿った断面図である。
【図5】 5Aは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用されるステップのワードラインに沿った断面図である。 5Bは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5Aと異なるステップのワードラインに沿った断面図である。 5Cは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5Bと異なるステップのワードラインに沿った断面図で
ある。 5Dは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5Cと異なるステップのワードラインに沿った
断面図である。 5Eは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5C、図5Dと異なるステップのワードライン
に沿った断面図である。 5Fは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5C、図5D、図5Eと異なるステップのワー
ドラインに沿った断面図である。 5Gは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5C、図5D、図5E、図5Fと異なるステッ
プのワードラインに沿った断面図である。 5Hは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5C、図5D、図5E、図5F、図5Gと異な
るステップのワードラインに沿った断面図である。 5Iは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5C、図5D、図5E、図5F、図5G、図5
Hと異なるステップのワードラインに沿った断面図である。 5Jは、本発明による2ビット不揮発性記憶装置セルを製造する第三の方法に
て採用される図5A、図5B、図5C、図5D、図5E、図5F、図5G、図5
H、図5Iと異なるステップのワードラインに沿った断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ル,タオ・チェン 台湾 高雄市サン−ミン・ディストリク ト,ニュー−チャン・ストリート,レイン 1,ナンバー 36 (72)発明者 ワン,マム・ツン 台湾 新竹市サイエンス−パーク・ロー ド,レイン 162,アリー 3,ナンバー 18 (72)発明者 シュー,ダー・シン 台湾 新竹市セクション 1,クァン− フ・ロード,8エフ−1,ナンバー 36 (72)発明者 チャン,ヤオ・ウェン 台湾 新竹市グァン・ドン・ロード,レイ ン 23,5エフ−1,ナンバー 21 Fターム(参考) 5F083 EP18 EP24 EP25 EP26 EP27 ER02 ER14 JA03 PR09 ZA21 5F101 BA45 BA47 BB04 BC11 BF05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2ビットのデジタル情報を保存する不揮発性半導体記憶装置
    デバイスにおいて、 1つの導電率型式の半導体基板と、 該半導体基板に形成された右側拡散領域であって、前記半導体基板の導電率型
    式と反対の導電率型式の前記右側拡散領域と、 該右側拡散領域と別個に前記半導体基板に形成され、これにより、前記右側及
    び左側拡散領域の間にチャネル領域を形成する左側拡散領域であって、前記右側
    拡散領域と同一の導電率型式である前記左側拡散領域と、 前記チャネル領域の中央チャネル部分に形成されたゲート絶縁膜と、 該ゲート絶縁膜に形成されたコントロールゲート電極と、 前記中央チャネル部分と前記右側拡散領域との間にて前記チャネル領域の右側
    部分上に形成された右側電荷保存領域であって、右側誘電体構造体と関係した前
    記右側電荷保存領域と、 前記中央チャネル部分と前記左側拡散領域との間にて前記チャネル領域の左側
    部分上に形成された左側電荷保存領域であって、左側誘電体構造体と関係した前
    記左側電荷保存領域とを備える、不揮発性半導体記憶装置デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1の不揮発性半導体記憶装置デバイスにおいて、前記
    右側誘電体構造体が、前記チャネル領域の前記右側部分上で前記半導体基板上の
    右側の薄い酸化物層と、前記右側の薄い酸化物層上の右側窒化物層と、該右側窒
    化物層上の右側絶縁酸化物層とを備える、不揮発性半導体記憶装置デバイス。
  3. 【請求項3】 請求項2の不揮発性半導体記憶装置デバイスにおいて、前記
    左側誘電体構造体が、前記チャネル領域の前記左側部分上で前記半導体基板上の
    左側の薄い酸化物層と、前記左側の薄い酸化物層上の左側窒化物層と、該左側窒
    化物層上の左側絶縁酸化物層とを備える、不揮発性半導体記憶装置デバイス。
  4. 【請求項4】 請求項1の不揮発性半導体記憶装置デバイスにおいて、前記
    右側誘電体構造体が、前記チャネル領域の前記右側部分上で前記半導体基板上の
    右側の薄い酸化物層と、前記右側の薄い酸化物層上の右側酸化アルミニウム層と
    、該右側窒化物層上の右側絶縁酸化物層とを備える、不揮発性半導体記憶装置デ
    バイス。
  5. 【請求項5】 請求項4の不揮発性半導体記憶装置デバイスにおいて、前記
    左側誘電体構造体が、前記チャネル領域の前記左側部分上で前記半導体基板上の
    左側の薄い酸化物層と、前記左側の薄い酸化物層上の左側酸化アルミニウム層と
    、該左側窒化物層上の左側の絶縁酸化物層とを備える、不揮発性半導体記憶装置
    デバイス。
  6. 【請求項6】 2ビットのデジタル情報を保存する不揮発性半導体記憶装置
    デバイスの製造方法において、 1つの導電率型式の半導体基板上に薄い酸化物層を形成することと、 前記薄い酸化物層の選んだ部分上にポリシリコンコントロールゲートを堆積さ
    せ、これにより前記薄い酸化物層の露出した部分が残るようにすることと、 前記ポリシリコンコントロールゲート及び前記薄い酸化物層の露出した部分の
    頂部にONON構造体を形成することと、 前記薄い酸化物の露出した部分の下方にて半導体基板にイオンを注入し、該半
    導体基板に同一の導電率型式の右側及び左側拡散領域を形成することと、 前記薄い酸化物の露出した部分上にスピンオブガラス層を堆積させることと、 前記ポリシリコンコントロールゲートの頂部から前記ONON構造体をエッチ
    ングすることと、 前記スピンオブガラス層を除去することと、 前記ONON構造体から頂部の窒化物層を除去することと、 構造体の全体に亙ってポリシリコンワードライン層を堆積させることとを備え
    る、製造方法。
  7. 【請求項7】 2ビットのデジタル情報を保存する不揮発性半導体記憶装置
    デバイスの製造方法において、 半導体基板の頂部にONO構造体を形成することと、 前記ONO構造体の一部分上に酸化物ストリップを堆積させることと、 前記酸化物ストリップの両側部に隣接してポリシリコンスペーサを形成するこ
    とと、 前記酸化物ストリップ及び隣接する前記ポリシリコンスペーサにより覆われな
    い半導体基板の部分の下方にて該半導体基板内にイオンを注入することと、 前記酸化物ストリップ及び前記ONO構造体の酸化物層の露出した部分を除去
    することと、 窒化物層の露出した部分をエッチングすることと、 前記ポリシリコンスペーサを除去すること、 前記半導体記憶装置デバイスの全体に亙って前記ONO構造体の底部酸化物上
    にポリシリコンラインを堆積させることとを備える、製造方法。
JP2001520476A 1999-08-27 2000-08-25 2ビット保存用の不揮発性記憶装置構造体及びその製造方法 Withdrawn JP2003508920A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US38489699A 1999-08-27 1999-08-27
US09/384,896 1999-08-27
PCT/US2000/023484 WO2001017030A1 (en) 1999-08-27 2000-08-25 Non-volatile memory structure for twin-bit storage and methods of making same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003508920A true JP2003508920A (ja) 2003-03-04

Family

ID=23519196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001520476A Withdrawn JP2003508920A (ja) 1999-08-27 2000-08-25 2ビット保存用の不揮発性記憶装置構造体及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2003508920A (ja)
CN (1) CN1376313A (ja)
AU (1) AU7077900A (ja)
WO (1) WO2001017030A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349308A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Sharp Corp 半導体記憶装置
JP2007110024A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Sharp Corp 半導体記憶装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246196B1 (en) 2001-03-15 2010-02-17 Halo, Inc. Twin MONOS memory cell usage for wide program bandwidth
EP1300888B1 (en) 2001-10-08 2013-03-13 STMicroelectronics Srl Process for manufacturing a dual charge storage location memory cell
EP1313149A1 (en) 2001-11-14 2003-05-21 STMicroelectronics S.r.l. Process for fabricating a dual charge storage location memory cell
DE10201304A1 (de) 2002-01-15 2003-07-31 Infineon Technologies Ag Nichtflüchtige Halbleiter -Speicherzelle sowie zugehöriges Herstellungsverfahren
DE10205079B4 (de) * 2002-02-07 2008-01-03 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung einer Speicherzelle
JP2004056089A (ja) * 2002-05-31 2004-02-19 Sharp Corp Icカード
US7042045B2 (en) * 2002-06-04 2006-05-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile memory cell having a silicon-oxide nitride-oxide-silicon gate structure
DE10238784A1 (de) * 2002-08-23 2004-03-11 Infineon Technologies Ag Nichtflüchtiges Halbleiterspeicherelement sowie zugehöriges Herstellungs- und Ansteuerverfahren
US6795342B1 (en) * 2002-12-02 2004-09-21 Advanced Micro Devices, Inc. System for programming a non-volatile memory cell
JP2004247436A (ja) 2003-02-12 2004-09-02 Sharp Corp 半導体記憶装置、表示装置及び携帯電子機器
JP2004342889A (ja) 2003-05-16 2004-12-02 Sharp Corp 半導体記憶装置、半導体装置、半導体記憶装置の製造方法、および携帯電子機器
JP2004348815A (ja) 2003-05-20 2004-12-09 Sharp Corp 半導体記憶装置のドライバ回路及び携帯電子機器
JP4480955B2 (ja) 2003-05-20 2010-06-16 シャープ株式会社 半導体記憶装置
JP2004348817A (ja) 2003-05-20 2004-12-09 Sharp Corp 半導体記憶装置、そのページバッファリソース割当方法及び回路、コンピュータシステム並びに携帯電子機器
JP2004349355A (ja) 2003-05-20 2004-12-09 Sharp Corp 半導体記憶装置、その冗長回路及び携帯電子機器
JP2004348818A (ja) 2003-05-20 2004-12-09 Sharp Corp 半導体記憶装置の書込制御方法及びシステム並びに携帯電子機器
US6903967B2 (en) * 2003-05-22 2005-06-07 Freescale Semiconductor, Inc. Memory with charge storage locations and adjacent gate structures
US7238974B2 (en) 2004-10-29 2007-07-03 Infineon Technologies Ag Semiconductor device and method of producing a semiconductor device
WO2006045278A1 (de) * 2004-10-29 2006-05-04 Infineon Technologies Ag Halbleiterschaltungsanordnung und verfahren zum herstellen einer halbleiterschaltungsanordnung
RU2014130080A (ru) 2011-12-22 2016-02-10 Нуво Рисерч Гмбх Липосомальные композиции хлоритов или хлоратов
US9847133B2 (en) * 2016-01-19 2017-12-19 Ememory Technology Inc. Memory array capable of performing byte erase operation

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5408115A (en) * 1994-04-04 1995-04-18 Motorola Inc. Self-aligned, split-gate EEPROM device
JP2910647B2 (ja) * 1995-12-18 1999-06-23 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
US6768165B1 (en) * 1997-08-01 2004-07-27 Saifun Semiconductors Ltd. Two bit non-volatile electrically erasable and programmable semiconductor memory cell utilizing asymmetrical charge trapping

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349308A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Sharp Corp 半導体記憶装置
JP2007110024A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Sharp Corp 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU7077900A (en) 2001-03-26
CN1376313A (zh) 2002-10-23
WO2001017030A1 (en) 2001-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003508920A (ja) 2ビット保存用の不揮発性記憶装置構造体及びその製造方法
JP4964378B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
KR940006094B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억장치 및 그 제조방법
US6788573B2 (en) Non-volatile semiconductor memory and method of operating the same
US7449747B2 (en) Semiconductor memory device
US6815764B2 (en) Local SONOS-type structure having two-piece gate and self-aligned ONO and method for manufacturing the same
US5969383A (en) Split-gate memory device and method for accessing the same
US5683923A (en) Semiconductor memory device capable of electrically erasing and writing information and a manufacturing method of the same
US6872614B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and process of production and write method thereof
KR100217532B1 (ko) 플래시 메모리를 위한 향상된 팩킹 밀도
US5792670A (en) Method of manufacturing double polysilicon EEPROM cell and access transistor
US5891774A (en) Method of fabricating EEPROM using oblique implantation
US5614747A (en) Method for manufacturing a flash EEPROM cell
US5776787A (en) Spacer flash cell process
US5760435A (en) Use of spacers as floating gates in EEPROM with doubled storage efficiency
JPH0685282A (ja) 新規なプログラミング方式の高密度eepromセルアレイ及び製造方法
US5729496A (en) Nonvolatile semiconductor memory element and method for fabricating the same
JPH0685283A (ja) 多結晶シリコントンネルスペーサを備えた高密度eepromセル及び製造方法
US5414286A (en) Nonvolatile memory, method of fabricating the same, and method of reading information from the same
US20220216316A1 (en) Method of making split-gate non-volatile memory cells with erase gates disposed over word line gates
US5057446A (en) Method of making an EEPROM with improved capacitive coupling between control gate and floating gate
JP2003508921A (ja) 割型誘電体フローティングゲートを利用する容易に収縮可能な新規な不揮発性半導体記憶装置セル及びその製造方法
EP0612108B1 (en) Double polysilicon EEPROM cell and corresponding manufacturing process
JPH08107155A (ja) 不揮発性半導体のメモリ素子及びその製造方法
JP2598523B2 (ja) 不揮発性の半導体記憶装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106