JP2003507888A - 半導体ウェーハ上に銅の特徴を生じさせる方法 - Google Patents

半導体ウェーハ上に銅の特徴を生じさせる方法

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ツィー フー ヤオ
シャランパニ ラフール
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Abstract

(57)【要約】 銅又は銅含有の化合物は、基板中のホール又はくぼみ中に堆積され、かつ銅材料は酸化されて銅材料中のボイド及び欠陥が充填され、ついで還元されて元素状の銅によるくぼみの均一な充填が生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の技術分野 本発明の分野は、基板表面のグルーブ及びホールに銅でできた特徴を生じさせ
る分野である。本発明は、半導体処理の分野において、及び半導体基板上に銅線
及びビアを設けることに特に有益である。
【0002】 発明の背景技術 半導体処理の主流はこれまで、ケイ素処理に関係しており、その際、p及びn
形にドープしたケイ素のデバイスが導電ワイヤにより多数で相互接続される。こ
れらのワイヤは典型的には、金属のエレクトロマイグレーションを防止するため
に、ケイ素又は他の材料の僅かな混合物を有するアルミニウムでできている。不
運にも、アルミニウムの導電率は小さすぎて、ますます細い線のために必要とさ
れる低い抵抗を提供できない。最近、銅は、大いに効果的に使用されている、そ
れというのも、研究により、銅がケイ素を汚染しないようにする障壁層を設ける
方法が導かれているからである。しかしながら、細く、深いトレンチ及びホール
を金属で充填する十分公知の問題は、抵抗を上昇させかつ導電線の安定性を低下
させるボイド及び欠陥に乏しい材料を提供する上で問題をなお有する。
【0003】 図1は、ここで半導体、例えばケイ素、ヒ化ガリウム若しくは窒化ガリウム又
は他の電子材料であってもよく、又は絶縁物若しくは金属又は埋め込まれた金属
ワイヤ又はビアを有する絶縁物の完成した層であってもよい基板10の構成の典
型的な横断面図の見取り図を示す。層12は、層10の上部にかぶせられた一例
として示されており、その際、層12は、基板中に伸びているワイヤであってよ
い。絶縁物14、例えば二酸化ケイ素又は半導体処理の当工業界で公知の任意の
他の絶縁物は、層12上に形成されて示されており、かつ絶縁物14は、エッチ
ングされて、層14の上部中でトレンチ16をとびとびに形成する。プラグ18
は、層12と、更なる工程で蓄積されるべき金属の次の層との間での導電接続を
示すために略示的に示されている。
【0004】 図2は、金属20で図1のトレンチ16を充填した結果を略示的に示す。材料
20が材料14を通して拡散すること及び材料14の下に置かれた半導体材料に
悪影響を及ぼすことを防止するために拡散障壁として使用される、異なる材料、
例えば窒化タンタル及び窒化チタンの層は、図2中に示されていない。しばしば
金属20のトレンチ16を完全に充填するのに失敗したために形成されるボイド
22は、略示的に示される。先行技術の技法は、パルスレーザーを用いて金属2
0を急速に溶融させてもよく、これは、トレンチ16中を充填しかつボイド22
の消失をもたらす作用を有する。しかしながら、そのようなシステムの費用及び
複雑さ並びにレーザーからのエネルギーフルエンスを調節する難しさが、そのよ
うな計画を製造において非実用的にする。
【0005】 関連した特許及び応用 RTP原理に基づくリアクタはしばしば、ウェーハ処理プロセスの間にリアク
タチャンバの一端が開いた全断面積を有する。この構成は確立されている、それ
というのも、かなりより大きな寸法を有しかつウェーハよりも薄くてもよい多様
なウェーハホルダ、ガードリング及びガス分配板が、またチャンバ中へ導入され
なければならず、かつプロセスが交換される場合又は異なるウェーハサイズが、
例えば使用される場合には、簡単にかつ迅速に交換されなければならないからで
ある。反応チャンバ寸法は、これらの付属部品を想定してつくられている。米国
特許第5,580,830号明細書には、ガスフローの重要性及びプロセスチャンバ中の
ガスフローを調節しかつ不純物を制御するためのドア中の開口部の使用が教示さ
れている。
【0006】 極めて幅広いスペクトル応答の高温計を用いるウェーハの温度を測定する重要
性は、米国特許第5,628,564号明細書に教示されている。
【0007】 常用のRTPシステム中で加熱すべきウェーハは典型的には、ウェーハを、シ
ステムのリフレクタ壁と正確に平行に保持する多数の石英ピンの上に載せる。先
行技術のシステムは、備え付けられたサセプタ上にウェーハ、典型的には均一な
ケイ素ウェーハを載せた。同時係属特許出願第08/537,409号には、ウェーハから
分離されたサセプタプレートの重要性が教示されている。
【0008】 III-IV半導体の高速昇降温処理は、ケイ素のRTPと同じようには成功
しなかった。このための1つの理由は、表面が、例えば、ヒ化ガリウム(GaA
s)の場合のヒ素(As)の相対的に高い蒸気圧を有することである。表面領域
は、Asが涸渇するようになり、かつ材料品質を損なう。同時係属特許出願第08
/631,265号には、この問題を克服するための方法及び装置が提供されている。
【0009】 軽くドープされ、相対的に低い温度のウェーハの放射率を、ウェーハを光のパ
ルスで局所的に加熱することにより上昇させる方法は、同時係属出願第08/632,3
64号に開示されている。
【0010】 RTPのための方法、装置及びシステム並びに物体は、Lerch他による1997年1
0月17日出願の同時係属出願第08/953,590号に開示されている。
【0011】 少量の反応性ガスが酸化物又は半導体のエッチングを制御するのに使用される
基板のRTP方法が、Nenyei他による1997年7月1日出願の同時係属出願第08/886
215号に開示されている。
【0012】 ケイ素の蒸発が制御される基板のRTP方法が、Marcus他による1998年1月29
日出願の同時係属出願第09/015,441号に開示されている。
【0013】 酸窒化ケイ素膜を生じさせる方法は、Kwong他による1998年12月15日出願の出
願明細書第09/212,495号に開示されている。
【0014】 RTPシステム中でウェーハを回転させる方法は、 Blersch他及びAschner他
によるそれぞれ1997年10月29日出願の出願明細書第08/960,150号及び1997年11月
24日出願の第08/977,019号並びにAschner他による1998年12月11日出願の出願明
細書第09/209,735号に開示されている。
【0015】 RTP用途のための冷却シャワーヘッドは、Walk他による1999年2月4日出願の
出願明細書第09/245,139号に開示されている。
【0016】 上記の関連づけられた出願明細書は、本発明の譲受人に譲渡され、かつこれに
より参照により本明細書中に取り込まれる。
【0017】 発明の対象 本発明の対象は、基板、例えば半導体基板又は絶縁膜若しくは導電膜の1つ又
はそれ以上の層で覆われた半導体基板中のくぼみ、ホール及びトレンチに、金属
導電線及びビア及び他の特徴を生じさせることである。
【0018】 本発明の対象は、基板、例えば半導体基板又は絶縁膜若しくは導電膜の1つ又
はそれ以上の層で覆われた半導体基板中のくぼみ、ホール及びトレンチに、金属
導電線及びビア及び他の特徴を生じさせるための装置及びシステムを製造するこ
とである。
【0019】 発明の要約 導電金属又は金属含有化合物は、基板中のホール又はトレンチ中に堆積され、
かつ金属又は金属含有化合物が酸化され、ついで還元される。金属は、最も有利
に銅である。
【0020】 発明の詳細な記載 本発明の最も好ましい実施態様は、集積回路を相互接続する目的のために半導
体ウェーハ上に銅薄膜をコーティングすることである。銅は、低い抵抗及び高信
頼性の相互接続材料として、高度メタライゼーション計画に集積されることが期
待される。Cuは、Al及びその合金と比較して、低いバルク抵抗率及びエレク
トロマイグレーションに対する高い抵抗のために、ULSIデバイスにおける相
互接続のための有望な材料である。最近、Cuメタライゼーションに関する多く
の研究により、多様な堆積技術、例えば有機金属化学気相成長(MOCVD)、
スパッタリング、無電解メッキ、電気化学的堆積(electrochemical deposition)
(ECD)等を用いて導かれている。CVDは将来、殊にデバイスの特徴が収縮
するので有望であるが、しかし物理蒸着(PVD)及びECDは現在、費用に対
し最も効率がよい。PVDは、特徴のアスペクト比により完全な充填を達成する
のが制限されるが、しかしより低いアスペクト比で及びECD銅のための薄い障
壁及び銅シード層の堆積のために首尾よく使用されることができる。ECDは、
アグレッシブアスペクト比及び0.25μm未満の特徴サイズでの完全な充填を
達成するのに有効である。しかしながら、小さなトレンチ及びビアの中心の小さ
なボイド及びシームはなお、この技術にとっての努力目標である。銅のイオンア
シスト蒸着は、最近、銅を深くトレンチ中へ置くのを援助するために導入されて
、次の無電解メッキのための銅を有するトレンチの底部をシーディングする。有
向イオンフロー(普通、基板の平均表面に対して垂直)及び荷電していない銅原
子のランダムウォークフローの組合せは、トレンチに対して多量の銅を供給する
【0021】 図3は、図2中に示された先行技術の堆積された銅堆積20が酸化されて酸化
銅材料30を形成する、本発明の最も好ましい方法の1つの工程を示す。酸化銅
の密度は、元素状の銅の8.96g/cmと比較して、それぞれCuO 6
.0g/cm及びCuO 6.3g/cmであるので、銅中のボイド22及
び欠陥は、“絞り出され(squeezed out)”、かつ表面中のトレンチ16及びホー
ルは、材料の膨張により充填される。引き続く銅還元工程の良好な結果を達成す
るために、欠陥又はボイド22より下の深さまで、かつトレンチ16の底部では
ない深さで、銅材料20を酸化させることだけが必要である。
【0022】 酸化銅材料30が還元工程中で還元される場合には、元素状の銅40は、図4
中に示されるように残留し、かつトレンチ16をボイド又は甚だしい欠陥なしに
充填する。酸化銅還元は発熱を伴い、その際、CuO及びCuOについてそれ
ぞれエネルギー76.97kJ/mol及び89.43kJ/molを生じる。温度が
室温から銅の融点まで上昇するので、銅の熱容量は、5.84から7.6cal/mo
l °Kまで変化する。従って、酸化銅の自立膜は、熱伝達の不在で銅に還元され
る場合に加熱される。そのような加熱は、銅をアニールし、かつ電子工学の操作
のために優れた材料を生じる。周囲への放射、対流及び伝導による熱伝達が考慮
される場合には、元素状の銅40への酸化銅材料30の還元は、還元からの熱発
生速度が、生じる膜からの熱損失速度よりも大きいように十分に速くなされなけ
ればならない。
【0023】 図5は、トレンチ16が銅又は銅含有材料50で部分的に充填された本発明の
選択的な好ましい実施態様を示している。材料50は、図3中に示されるものと
類似の酸化工程で、図6の酸化銅60に変換される。トレンチを部分的に充填す
る酸化銅材料60は、図7中に示されるように元素状の銅70に還元され、かつ
新たな銅含有材料80は、銅材料50の上部に堆積される。堆積、酸化及び還元
の連続サイクルは、最終的にトレンチ16中を充填し、かつ図9中に示されるよ
うなボイドフリー銅90で充填されたトレンチを生じさせる。この実施態様にお
いて、予め銅層を完全に酸化する必要はない。銅含有材料は、任意の先行技術の
プロセスに従って堆積された銅であってもよく、又は有機材料含有銅であっても
よく、又は酸化銅若しくは銅粉末であってもよい。
【0024】 Cu酸化は、ウェット又はドライの酸素含有ガス中で実施されることができる
。反応は次の通りである: 4Cu+O → 2CuO 2Cu+O → 2CuO 有機Cu化合物は、特定の溶剤中に溶解されてもよい。これらの低粘度の液体
溶液は、深いサブミクロン技術に極めて有用でありうる。例えば、銅エチルヘキ
サノ−イソプロポキシド(Cu(OOC15)(OC ))がイソプ
ロパノール中に溶解されていてもよく;銅2−メトキシエトキシド(Cu(OC
CHOCH)が2−メトキシエタノール中に溶解されていてもよく
、かつ銅(II)2-エチルヘキサノエート(Cu(OOCC15)が
トルエン中に溶解されていてもよい。低粘度材料は、噴霧されてもよく、浸漬さ
れてもよく、又は基板表面上にスピニングされてもよく、かつトレンチ及びホー
ルを充填する。これらの材料のための酸化及び還元反応は次の通りである: Cu酸化 Cu(OOC15)(OC ) → CuO(O又はオゾン中、
400℃で) Cu(OCHCHOCH → CuO(O又はオゾン中、400
℃で) Cu酸化物の還元 CuO(s)+H=2Cu(s)+HO(g)+熱(76.97kJ/
mol) CuO(s)+H=Cu+HO(g)+熱(89.43kJ/mol) 図10は、本発明の方法を実施するためのシステムを示す。銅コーティング装
置100は、銅含有物質の層で基板をコーティングするのに使用される。そのよ
うな装置は、基板上に元素状の銅を堆積させるための、システム、例えば有機金
属化学気相成長(MOCVD)、スパッタリング、無電解メッキ、電気化学的堆
積(ECD)、イオンアシスト銅蒸着の任意の1つ又は組合せである。液体の形
の銅含有物質を施与するための装置は、これらに制限されないが、ジェット噴霧
、電気泳動、噴霧、電気噴霧(electrospraying)、浸漬、スピンコーティング、
静電荷電された液滴コーティング等を含む。ドライコーティングのための装置は
、これらに制限されないが、ドライパウダーコーティングのための装置、静電ド
ライパウダー施与装置等を含む。基板は、ウェーハ処理システム102により装
置100及び酸化/還元装置104の間を移送される。ウェーハは、矢印107
により表されているように、ウェーハ処理システム102へと装填されかつこれ
から取り出される。典型的には、25枚のウェーハを含むカセットは、システム
102中へと装填され、かつメカニカルアームがウェーハの1つずつ取り除き、
かつそれらをシステム100中に導入する。ウェーハが、銅含有材料でコーティ
ングされる場合には、矢印105により示されるようにシステム102により取
り除かれ、かつ矢印106に示されるように、酸化工程、引き続き還元工程のた
めのシステム104に移送される。還元工程後に、ウェーハは、矢印106によ
り示されるようにシステム102により、システム104から取り除かれる。ウ
ェーハは、銅含有材料の更なるコーティングのためにシステム100中へと戻さ
れて再挿入されてもよいか、又は次の処理工程への場合による除去のためのカセ
ット中へと戻されて装填されてもよい。図10中に示されたシステムは、本発明
の堆積、酸化及び還元の実施態様の繰返し操作に必要である。酸化及び還元操作
は、最高度の清浄度が要求され、かつ堆積装置として使用される装置の難しさの
みを伴って実施されることができる。
【0025】 酸化及び還元のための好ましい装置は、高速昇降温処理(RTP)装置である
。管形炉が還元及び酸化工程にとって有利に使用されることができるのに対して
、ウェーハは、多数のコーティング工程が必要である場合には発明の実施に極め
て重要であるRTPシステムにより1つずつ処理されてもよい。その上、RTP
システムは、基板の温度を、酸化銅膜の極めて急速な還元及び引き続き生じる銅
膜の急速加熱をもたらす1000℃/秒までの速度で上昇させてもよい。本発明
の最も好ましい実施態様は、酸化銅膜の温度を少なくとも50℃/秒だけ上昇さ
せる。少し好ましくない実施態様は、酸化銅膜の温度を20℃/秒及び5℃/秒
だけ上昇させる。
【0026】 図11は、エッチングされて幅約0.3μm及び深さ0.5μmのトレンチ1
12を与える二酸化ケイ素膜110で覆われた基板(8インチウェーハ)から分
解された試験片のSEM顕微鏡写真を示す。銅114は、二酸化ケイ素膜上に堆
積されている。ボイド116は、トレンチの左側に示されている。図11中に示
されている試験片は、一連の試験を実行するために切り分けられた。
【0027】 図12は、図11の材料を酸化した結果を示す。酸化は、330℃で60秒間
、ドライ酸素中で実施された。ウェーハの平らな部分上での膜の楕円偏光計測定
は、全銅膜が酸化物に変換されたことを指摘するが、しかし図12のSEM写真
は、酸化物120材料が、トレンチの底部に達していないかもしれず、かつトレ
ンチの底部中の材料122が銅であってよいことを指摘している。酸化銅材料1
20中に残留しているボイド116の兆候がないこと、及び材料120が堆積さ
れた銅金属よりも、上部でずっと「平ら」であることが注目される。
【0028】 図13及び図14は、還元雰囲気が10%水素ガスのみを有している形成する
ガス雰囲気である場合の工程中で図12の膜を還元した結果を示す。400℃の
温度及び180秒の時間は、酸化銅が完全に還元されることが保証するように選
択された。還元工程のための時間は、酸化物を還元するのに必要な最小限の時間
を見出すのに公知であるような還元及び実験のための水素のより高い百分率を使
用してかなり変化させることもできた。しかしながら、高い水素分圧のための安
全なシステムは、報告された試験には利用できなかった。図14中に示された試
験片は、湿式酸化物プロセスで酸化された。評価できる差異は、湿式酸化及び乾
式酸化からの結果で注目されなかった。
【0029】 明らかに、この発明の多くの修正及び変更が可能なことは前述に徴して明らか
である。従って、添付された特許請求の範囲内で、発明が、他に特に記載されな
い限り実施することができることがで理解されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 先行技術のトレンチのある基板の見取り図。
【図2】 金属で図1のトレンチを充填した先行技術の結果を示す略示図。
【図3】 酸化されて金属酸化物材料を形成する図2の金属を示す略示図。
【図4】 還元されて金属を形成する図3の金属酸化物材料を示す略示図。
【図5】 本発明の選択的な好ましい実施態様の第一工程の結果を示す略示図。
【図6】 図5後の第二工程の結果を示す略示図。
【図7】 図6後の第三工程の結果を示す略示図。
【図8】 図7後の第四工程の結果を示す略示図。
【図9】 図8後の第五工程の結果を示す略示図。
【図10】 本発明の方法を実施するためのシステムを示すフロー図。
【図11】 試験片の対照試料のSEM顕微鏡写真。
【図12】 図11の材料を酸化した結果を示す顕微鏡写真。
【図13】 乾式酸化物膜を還元した結果を示す顕微鏡写真。
【図14】 湿式酸化物膜を還元した結果を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月15日(2001.9.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 基板(10)のまわりの周囲ガス雰囲気を非還元雰囲気から
還元雰囲気へと迅速に切り替えることにより、酸化銅を元素状の銅に還元する、
請求項記載の方法。
【請求項】 高速昇降温処理システム(104)のチャンバ中で酸化銅を
元素状の銅に還元する、請求項1記載の方法。
【請求項】 酸化銅を堆積させる工程が、次の工程: 銅を基板(10)表面のくぼみ(16)中に堆積させ;かつ 銅を酸化させる工程を含む、請求項1記載の方法。
【請求項】 銅を堆積させる工程を、有機金属化学気相成長(MO-CV
D)により実施する、請求項記載の方法。
【請求項】 銅を堆積させる工程を、スパッタリングにより実施する、請
求項記載の方法。
【請求項】 銅を堆積させる工程を、無電解メッキにより実施する、請求
記載の方法。
【請求項10】 銅を堆積させる工程を、電気化学的堆積(ECD)により
実施する、請求項記載の方法。
【請求項11】 銅を堆積させる工程を、物理蒸着(PVD)により実施す
る、請求項記載の方法。
【請求項12】 銅を堆積させる工程を、化学気相成長(CVD)により実
施する、請求項記載の方法。
【請求項13】 銅を堆積させる工程を、イオンアシスト蒸着により実施す
る、請求項記載の方法。
【請求項14】 基板(10)表面のくぼみ(16)を、予め部分的に銅で
充填させる、請求項1記載の方法。
【請求項15】 堆積及び還元の工程を複数回繰り返す、請求項14記載の
方法。
【請求項16】 酸化銅を、液体の有機銅化合物溶液からの銅含有化合物の
堆積、引き続き酸化工程によりくぼみ(16)中に堆積させる、請求項1記載の
方法。
【請求項17】 液体の有機銅化合物溶液が銅エチルヘキサノ-イソプロポ
キシド(Cu(OOC15)(OC ))の溶液である、請求項16 記載の方法。
【請求項18】 液体の有機銅化合物溶液が銅2−メトキシエトキシド(C
u(OCHCHOCH)の溶液であり、酸化工程が続く、請求項16 記載の方法。
【請求項19】 液体の有機銅化合物溶液が銅(II)2-エチルヘキサノ
エート(Cu(OOCC15)の溶液であり、酸化工程が続く、請求項 16 記載の方法。
【請求項20】 基板(10)表面のくぼみ(16)を充填するためのシス
テムにおいて、次のもの: 銅含有材料をくぼみ(16)中に堆積させるためのシステム(100); 基板(10)を酸化雰囲気中で加熱することにより銅含有材料を酸化銅に逐次酸
化させ、ついで基板(10)の温度を急速に上昇させかつ酸化銅を還元雰囲気中
で加熱することにより10秒未満の時間で酸化銅を元素状の銅に還元するための
高速昇降温処理(RTP)システム(104);及び 基板(10)を堆積させるためのシステム(100)からRTPシステム(10 4) へと移送するための手段(102) を含むことを特徴とする、基板(10)表面のくぼみ(16)を充填するための
システム。
【請求項21】 基板(10)が特有の幅w及び深さdのくぼみ(16)
有する半導体基板(10)であり、その際dがwよりも大きい、請求項20記載
のシステム。
【請求項22】 dが3wより大きい、請求項21記載のシステム。
【請求項23】 基板(10)のまわりの周囲ガス雰囲気を非還元雰囲気か
ら還元雰囲気へと急速に切り替えることにより、酸化銅を元素状の銅に還元する
、請求項20記載のシステム。
【請求項24】 堆積させる工程を、銅の有機金属化学気相成長(MO-C
VD)により実施する、請求項20記載のシステム。
【請求項25】 堆積させる工程を、銅のスパッタリングにより実施する、
請求項20記載のシステム。
【請求項26】 堆積させる工程を、銅の無電解メッキにより実施する、請
求項20記載のシステム。
【請求項27】 堆積させる工程を、銅の電気化学的堆積(ECD)により
実施する、請求項20記載のシステム。
【請求項28】 堆積させる工程を、銅の物理蒸着(PVD)により実施す
る、請求項20記載のシステム。
【請求項29】 堆積させる工程を、銅の化学気相成長(CVD)により実
施する、請求項20記載のシステム。
【請求項30】 堆積させる工程を、銅のイオンアシスト蒸着により実施す
る、請求項20記載のシステム。
【請求項31】 堆積及び還元の工程を複数回繰り返す、請求項20記載の
システム。
【請求項32】 基板(10)表面のくぼみ(16)を充填するためのシス
テムにおいて、次のもの: 酸化銅をくぼみ(16)中に堆積させるためのシステム(100)基板(10)の温度を急速に上昇させかつ 酸化銅を還元雰囲気中で加熱すること
により、10秒未満の時間で酸化銅を元素状の銅に還元するための高速昇降温処
理(RTP)システム(104);及び 酸化銅を堆積させるためのシステム(100)から基板(10)をRTPシステ
(104)へと移送するための手段(102) を含むことを特徴とする、基板(10)表面のくぼみ(16)を充填するための
システム。
【請求項33】 基板(10)表面のくぼみ(16)を充填するためのシス
テムにおいて、次のもの: 銅有機化合物をくぼみ(16)中に堆積させるためのシステム(100)
基板(10)を酸化雰囲気中で加熱することにより銅有機化合物を酸化銅に逐次
酸化させ、ついで基板(10)の温度を急速に上昇させかつ酸化銅を還元雰囲気
中で加熱することにより10秒未満の時間で酸化銅を元素状の銅に還元するため
の高速昇降温処理(RTP)システム(104);及び 堆積させるためのシステム(100)から基板(10)をRTPシステム(10 4) へと移送するための手段(102) を含むことを特徴とする、基板(10)表面のくぼみ(16)を充填するための
システム。
【請求項34】 堆積させるためのシステム(100)がスピンコータであ
る、請求項33記載のシステム。
【請求項35】 堆積させるためのシステム(100)がジェットスプレー
コータである、請求項33記載のシステム。
【請求項36】 堆積させるためのシステム(100)がプリントコータで
ある、請求項33記載のシステム。
【請求項37堆積させるためのシステム(100)が静電気スプレーコ
ータである、請求項33記載のシステム。
【請求項38】 堆積させるためのシステム(100)が電気泳動コータで
ある、請求項33記載のシステム。
【請求項39】 銅有機化合物が液体の有機銅化合物溶液からの堆積により
くぼみ(16)中に堆積される、請求項33記載のシステム。
【請求項40】 液体の有機銅化合物溶液が、銅エチルヘキサノ−イソプロ
ポキシド(Cu(OOC15)(OC ))の溶液である、請求項 記載のシステム。
【請求項41】 液体の有機銅化合物溶液が、銅2−メトキシエトキシド(
Cu(OCHCHOCH)の溶液であり、酸化工程が続く、請求項 記載のシステム。
【請求項42】 液体の有機銅化合物溶液が、銅(II)2-エチルヘキサ
ノエート(Cu(OOCC15)の溶液である、請求項39記載のシス
テム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 関連した特許及び応用 米国特許第5,728,626号明細書には、液体中に懸濁された導体材料の懸濁液が
、基板上に塗られている非平面の基板を平坦化する、例えばビア及びコンタクト
ホールを充填する方法が記載されている。懸濁液は、有利に、重合したスズ又は
インジウムアルコキシドのパーティクルを有する有機金属材料を含む。材料は、
懸濁液を施与した後に、基板をスピニングすることにより散布される。担持液体
及び有機群は高められた温度での焼成及び硬化により除去され、それにより基板
上に基板よりも平らにしかつ多少の厚さの領域を有する層中で導体材料を堆積さ
せる。 電極又は配線層を形成させる方法は、当工業界で公知である。酸化銅が、還元
されるため及び元素状の銅を形成するためにアニールされる一例は、米国特許第
5,424,246号明細書に記載されている。 RTP原理に基づくリアクタはしばしば、ウェーハ処理プロセスの間にリアク
タチャンバの一端が開いた全断面積を有する。この構成は確立されている、それ
というのも、かなりより大きな寸法を有しかつウェーハよりも薄くてもよい多様
なウェーハホルダ、ガードリング及びガス分配板が、またチャンバ中へ導入され
なければならず、かつプロセスが交換される場合又は異なるウェーハサイズが、
例えば使用される場合には、簡単にかつ迅速に交換されなければならないからで
ある。反応チャンバ寸法は、これらの付属部品を想定してつくられている。米国
特許第5,580,830号明細書には、ガスフローの重要性及びプロセスチャンバ中の
ガスフローを調節しかつ不純物を制御するためのドア中の開口部の使用が教示さ
れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラフール シャランパニ アメリカ合衆国 カリフォルニア フレモ ント ハイ ストリート 103 40640 Fターム(参考) 4M104 BB04 DD33 DD36 DD37 DD43 DD51 DD52 DD53 DD78 DD88 HH13 5F033 HH11 MM01 PP11 PP14 PP15 PP19 PP20 PP26 PP27 PP28 PP35 QQ73 WW00 WW01 XX10 XX34

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面のくぼみを充填する方法において、 酸化銅をくぼみ中に堆積させ;かつ 酸化銅を還元雰囲気中で加熱することにより、酸化銅を元素状の銅に還元するこ
    とを特徴とする、基板表面のくぼみを充填する方法。
  2. 【請求項2】 基板が特有の幅w及び深さdのくぼみを有する半導体基板で
    あり、その際dがwよりも大きい、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 dが3wより大きい、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 酸化銅を、10秒未満の時間で元素状の銅に還元する、請求
    項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 基板のまわりの周囲ガス雰囲気を非還元雰囲気から還元雰囲
    気へと迅速に切り替えることにより、酸化銅を元素状の銅に還元する、請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 基板の温度を急速に上昇させることにより、酸化銅を元素状
    の銅に還元する、請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 高速昇降温処理システムのチャンバ中で酸化銅を元素状の銅
    に還元する、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 酸化銅を堆積させる工程が、次の工程: 銅を基板表面のくぼみ中に堆積させ;かつ 銅を酸化させる工程を含む、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 銅を堆積させる工程を、有機金属化学気相成長(MO-CV
    D)により実施する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 銅を堆積させる工程を、スパッタリングにより実施する、
    請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 銅を堆積させる工程を、無電解メッキにより実施する、請
    求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】 銅を堆積させる工程を、電気化学的堆積(ECD)により
    実施する、請求項8記載の方法。
  13. 【請求項13】 銅を堆積させる工程を、物理蒸着(PVD)により実施す
    る、請求項8記載の方法。
  14. 【請求項14】 銅を堆積させる工程を、化学気相成長(CVD)により実
    施する、請求項8記載の方法。
  15. 【請求項15】 銅を堆積させる工程を、イオンアシスト蒸着により実施す
    る、請求項8記載の方法。
  16. 【請求項16】 基板表面のくぼみを、予め部分的に銅で充填させる、請求
    項1記載の方法。
  17. 【請求項17】 堆積及び還元の工程を複数回繰り返す、請求項16記載の
    方法。
  18. 【請求項18】 酸化銅を、液体の有機銅化合物溶液からの銅含有化合物の
    堆積、引き続き酸化工程によりくぼみ中に堆積させる、請求項1記載の方法。
  19. 【請求項19】 液体の有機銅化合物溶液が銅エチルヘキサノ-イソプロポ
    キシド(Cu(OOC15)(OC ))の溶液である、請求項18
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 液体の有機銅化合物溶液が銅2−メトキシエトキシド(C
    u(OCHCHOCH)の溶液であり、酸化工程が続く、請求項18
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 液体の有機銅化合物溶液が銅(II)2-エチルヘキサノ
    エート(Cu(OOCC15)の溶液であり、酸化工程が続く、請求項
    18記載の方法。
  22. 【請求項22】 基板表面のくぼみを充填するためのシステムにおいて、次
    のもの: 銅含有材料をくぼみ中に堆積させるためのシステム; 基板を酸化雰囲気中で加熱することにより銅含有材料を酸化銅に逐次酸化させ、
    ついで酸化銅を還元雰囲気中で加熱することにより酸化銅を元素状の銅に還元す
    るための高速昇降温処理(RTP)システム;及び 基板を堆積させるためのシステムからRTPシステムへと移送するための手段 を含むことを特徴とする、基板表面のくぼみを充填するためのシステム。
  23. 【請求項23】 基板が特有の幅w及び深さdのくぼみを有する半導体基板
    であり、その際dがwよりも大きい、請求項22記載のシステム。
  24. 【請求項24】 dが3wより大きい、請求項23記載のシステム。
  25. 【請求項25】 酸化銅を、10秒未満の時間で元素状の銅に還元する、請
    求項22記載のシステム。
  26. 【請求項26】 基板のまわりの周囲ガス雰囲気を非還元雰囲気から還元雰
    囲気へと急速に切り替えることにより、酸化銅を元素状の銅に還元する、請求項
    25記載のシステム。
  27. 【請求項27】 基板の温度を急速に上昇させることにより、酸化銅を元素
    状の銅に還元する、請求項25記載のシステム。
  28. 【請求項28】 堆積させる工程を、銅の有機金属化学気相成長(MO-C
    VD)により実施する、請求項22記載のシステム。
  29. 【請求項29】 堆積させる工程を、銅のスパッタリングにより実施する、
    請求項22記載のシステム。
  30. 【請求項30】 堆積させる工程を、銅の無電解メッキにより実施する、請
    求項22記載のシステム。
  31. 【請求項31】 堆積させる工程を、銅の電気化学的堆積(ECD)により
    実施する、請求項22記載のシステム。
  32. 【請求項32】 堆積させる工程を、銅の物理蒸着(PVD)により実施す
    る、請求項22記載のシステム。
  33. 【請求項33】 堆積させる工程を、銅の化学気相成長(CVD)により実
    施する、請求項22記載のシステム。
  34. 【請求項34】 堆積させる工程を、銅のイオンアシスト蒸着により実施す
    る、請求項22記載のシステム。
  35. 【請求項35】 堆積及び還元の工程を複数回繰り返す、請求項22記載の
    システム。
  36. 【請求項36】 基板表面のくぼみを充填するためのシステムにおいて、次
    のもの: 酸化銅をくぼみ中に堆積させるためのシステム; 酸化銅を還元雰囲気中で加熱することにより、酸化銅を元素状の銅に還元するた
    めの高速昇降温処理(RTP)システム;及び 酸化銅を堆積させるためのシステムから基板をRTPシステムへと移送するため
    の手段 を含むことを特徴とする、基板表面のくぼみを充填するためのシステム。
  37. 【請求項37】 基板表面のくぼみを充填するためのシステムにおいて、次
    のもの: 銅有機化合物をくぼみ中に堆積させるためのシステム; 基板を酸化雰囲気中で加熱することにより銅有機化合物を酸化銅に逐次酸化させ
    、ついで酸化銅を還元雰囲気中で加熱することにより酸化銅を元素状の銅に還元
    するための高速昇降温処理(RTP)システム;及び 堆積させるためのシステムから基板をRTPシステムへと移送するための手段 を含むことを特徴とする、基板表面のくぼみを充填するためのシステム。
  38. 【請求項38】 堆積させるためのシステムがスピンコータである、請求項
    37記載のシステム。
  39. 【請求項39】 堆積させるためのシステムがジェットスプレーコータであ
    る、請求項37記載のシステム。
  40. 【請求項40】 堆積させるためのシステムがプリントコータである、請求
    項37記載のシステム。
  41. 【請求項41】 そのためのシステムが静電気スプレーコータである、請求
    項37記載のシステム。
  42. 【請求項42】 堆積させるためのシステムが電気泳動コータである、請求
    項37記載のシステム。
  43. 【請求項43】 銅有機化合物が液体の有機銅化合物溶液からの堆積により
    くぼみ中に堆積される、請求項37記載のシステム。
  44. 【請求項44】 液体の有機銅化合物溶液が、銅エチルヘキサノ−イソプロ
    ポキシド(Cu(OOC15)(OC ))の溶液である、請求項4
    3記載のシステム。
  45. 【請求項45】 液体の有機銅化合物溶液が、銅2−メトキシエトキシド(
    Cu(OCHCHOCH)の溶液である、請求項43記載のシステム
  46. 【請求項46】 液体の有機銅化合物溶液が、銅(II)2-エチルヘキサ
    ノエート(Cu(OOCC15)の溶液である、請求項43記載のシス
    テム。
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