JP2003507712A - 血液凝固状態の間接的測定方法 - Google Patents

血液凝固状態の間接的測定方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、血液の凝固状態を間接的に測定するための方法に関する。本発明の方法は、a)ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能なプロテインを含む体液を採取するステップ、b)カルボキシル化プロテインの第1の濃度C1、脱カルボキシル化プロテインの第2の濃度C2、およびカルボキシル化プロテインと脱カルボキシル化プロテインとの総濃度C3からなる群から選ばれる少なくとも2つの濃度を測定するステップであって、これにより第1の濃度C1は第1の抗体A1を用いて測定され、第2の濃度C2は第2の抗体A2を用いて測定され、第3の濃度C3は第3の抗体A3を用いて測定され、c)第1C1と第2の濃度C2とから第1の比率Q1を生成するステップ、または第3C3と第1の濃度C1とから第2の比率Q2を生成するステップ、または第3C3と第2の濃度C2とから第3の比率Q3を生成するステップであって、これにより、ステップb)で測定されず、かつ第1Q1、第2Q2、または第3Q3の比率の生成に必要な濃度C1、C2、C3を次の関係に従って計算し、C3−C2=C1、d)第1、第2、または第3の比率Q1、Q2、Q3を血液の凝固状態と相関させるステップを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液の凝固状態を間接的に測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
血液の凝固状態は、ヒト体液中のプロトロンビン濃度を測定することにより間
接的に測定され得る。プロトロンビンは、主にヒト血漿中に生じるプロテインで
ある。このプロテインは、ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性され
得る。プロトロンビンが血液凝固の原因の一端であり、フィブリノゲン(繊維素
原)をフィブリン(繊維素)に転換する。
【0003】 この、プロトロンビンにより誘起されるフィブリノゲンの転換は、プロトロン
ビンが自然状態のカルボキシル化された場合にのみ起きる。カルボキシル化は、
カルボキシラーゼが補助因子であるビタミンKと結合することにより、肝臓にお
いて引き起こされる。カルボキシラーゼ活性はビタミンKの濃度により左右され
る。カルボキシラーゼ活性が減少すると、異常状態で脱カルボキシル化され、凝
固活性を有さないプロトロンビンが生成される。
【0004】 健康体においては、プロトロンビンは自然状態、すなわちカルボキシル化され
た状態にある。カルボキシル化の際に、ビタミンKは補助因子の役割を果たす。
病人、特に肝臓疾患者あるいは抗凝固剤投与者においては、プロトロンビンは異
常状態で生じる。
【0005】 カルボキシル化プロトロンビンは、Ca2+イオンが予め結合している場合にの
み凝固を引き起こす。カルボキシル化プロトロンビンは、その場合に初めて血液
の血小板の膜と結合して凝固を引き起こすようになる。プロトロンビンは、カル
ボキシル化状態でのみカルシウム結合が可能である。このように、血液の凝固状
態は、カルボキシル化プロトロンビンの含有量によって推定可能である。
【0006】 米国特許第4,769,320号に開示の方法では、カルボキシル化プロトロ
ンビンの含有量は、免疫測定法で抗体を使用して測定される。これら抗体は、カ
ルシウムが存在する状態でカルボキシル化プロトロンビンに特異なものであり、
脱カルボキシル化プロトロンビンには結合しない。血漿サンプル中のカルボキシ
ル化プロトロンビンのレベルを測定し、このような抗体を含むキットが説明され
ている。
【0007】 米国特許第5,252,712号では、脱カルボキシル化プロトロンビンに特
異なモノクローナル抗体を開示している。免疫測定法でこの抗体を使用すること
で、脱カルボキシル化プロトロンビンの濃度測定が可能になる。さらに、血液凝
固の状態に関する情報を得ることも可能になる。
【0008】 米国特許第4,780,410号では、脱カルボキシル化プロトロンビンを定
量化するためのサンドイッチ免疫測定法を開示している。この方法では、脱カル
ボキシル化プロトロンビン向けの固定化モノクローナル抗体が使用され、この抗
体に結合した脱カルボキシル化プロトロンビンは、プロトロビン向けの第2の抗
体によって検出される。この方法を実行するためのキットも説明されている。
【0009】 コーンバーグ A等、”Circulation 88(1993)”、第4
54〜460頁では、コンペティタを使用する、サンプル中のカルボキシル化プ
ロトロンビンの濃度測定法を開示している。この場合、抗プロトロンビン固定化
抗体との結合に対して、ペルオキシダーゼで標識化されたプロトロンビンが、サ
ンプル中のプロトロンビンとコンペティタとして競合的に反応する。抗プロトロ
ンビン抗体に結合した、ペルオキシダーゼで標識化されたプロトロンビンは、酵
素反応により検出され得る。この結果生成される信号の大きさは、サンプル中の
プロトロンビン濃度に対して反比例する。
【0010】 特開平5−284994号公報では、3種類のモノクローナル抗体を開示して
いる。第1の抗体は、ヒト脱カルボキシル化プロトロンビンに特異的に結合し、
第2の抗体は、ヒトプロトロンビン、ヒトトロンビン、およびヒト脱カルボキシ
ル化プロトロンビンに特異的に結合し、第3の抗体は、ヒト脱カルボキシル化プ
ロトロンビン、およびヒトプロトロンビンに特異的に結合する。
【0011】 モノクローナル抗体を用いての、エライサ(ELISA)による血液中の脱カ
ルボキシル化プロトロンビンの測定法は、フォン−クリース R等、”Thro
mbosis and Haemostatis 68(1992)”、第38
3〜387頁に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来例における問題は、分析用サンプルがその採取後、直ちに分析されるとは
限らない点にある。サンプルの輸送に1、2日かかる場合もある。血液凝固に関
与する因子のほとんどが高感度であり、かつすぐに不活性化してしまう。この間
、主にサンプル中のカルボキシル化、および脱カルボキシル化プロトロンビンが
分解してしまう。その結果、血液凝固の状態が事実に反するものとなる。
【0013】 本発明の目的は、従来例の不都合を解消することにある。特に、プロトロンビ
ンの含有量の測定法を利用して、血液凝固の状態をより正確に測定することにあ
る。さらに、血液凝固の状態のより正確な測定を可能にするキットを提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本目的は、請求項1および11の特徴により達成される。本発明の好適な成果
は、請求項2〜10、および12〜20の特徴により明らかである。
【0015】 本発明によれば、血液の凝固状態を間接的に測定する方法であって、 a)ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能なプロテインを含
む体液を除去するステップ、 b)カルボキシル化プロテインの第1の濃度、脱カルボキシル化プロテイン
の第2の濃度、およびカルボキシル化プロテインと脱カルボキシル化プロテイン
との総濃度からなる群から選ばれる少なくとも2つの濃度を測定するステップで
あって、第1の濃度は第1の抗体を用いて測定され、第2の濃度は第2の抗体を
用いて測定され、第3の濃度は第3の抗体を用いて測定され、 c)第1と第2の濃度とから第1の比率を構成するステップ、または 第3と第1の濃度とから第2の比率を構成するステップ、または 第3と第2の濃度とから第3の比率を構成するステップであって、第1
、第2、または第3の比率の構成に必要であり、かつステップb)で測定されな
い濃度を以下の関係に従って計算し、 C3−C2=C1、 d)第1、第2、または第3の比率を血液の凝固状態と相関させるステップ
を備える、方法。
【0016】 ここで、ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能なプロテインは
、血液の凝固状態に応じて、カルボキシル化、および脱カルボキシル化状態の両
方に比例して存在するプロテインであってもよい。このプロテインは、患者から
の採取が容易なプロテイン、例えば唾液からのプロテインであってもよい。また
、このプロテインは、プロトロンビンと同比率で低変性されたプロテインであっ
てもよい。抗体は、本発明における目的のために、カルボキシル化プロテイン、
脱カルボキシル化プロテイン、またはその両方に対して結合特異性を有する抗体
、抗体フラグメント、またはその他物質であってもよい。
【0017】 本発明における方法によれば、変性可能なプロテインの含有量に基づいて、血
液の凝固状態を正確に測定することが可能になる。この血液の凝固状態測定法に
よる誤差は、カルボキシル化プロテインの含有量と脱カルボキシル化プロテイン
の含有量との両方とこれら2つのプロテイン含有量の関連を考慮に入れることに
より、さらに最小化される。
【0018】 本発明の一実施形態によれば、さらにステップb)において、少なくとも、第
1の濃度測定に第1のコンペティタを使用し、第2の濃度測定に第2のコンペテ
ィタを使用し、または第3の濃度測定に第3のコンペティタを使用する。ここで
いうコンペティタは、抗体の1つと結合するために、カルボキシル化プロテイン
、または脱カルボキシル化プロテイン、またはカルボキシル化/脱カルボキシル
化プロテインと競合的に反応する物質である。このコンペティタは、カルボキシ
ル化プロテインまたは脱カルボキシル化プロテインのどちらであってもよく、い
ずれの場合においても、標識化物質が付与される。完全なプロテインの代わりに
、このプロテインのフラグメントをコンペティタとして使用することもできる。
【0019】 これら抗体の少なくとも1つ、またはこれらコンペティタの少なくとも1つを
標識化物質、特に酵素、蛍光色素、消光剤、金粒子、ラテックス粒子、ビオチン
、ストレプトアビジン、またはアビジンと共役させるのが好ましい。酵素的反応
により検出可能な酵素であれば、酵素として使用し得る。金粒子で抗体を標識化
すれば、結合抗体がプラズモン共鳴法で検出可能になる。
【0020】 ステップb)で少なくとも2つの濃度を測定する代わりに、それらに相関する
合成信号を生成して、その信号を、第1、第2、および第3の抗体からなる群か
ら選ばれる2つの抗体と、必要であれば少なくとも1つのコンペティタとを使用
して測定し、血液の凝固状態と直接的に関連づけることも可能である。合成信号
は、それぞれ異なる信号が共に作用することによって生成され、第1、第2、ま
たは第3の比率に対応する。ステップc)におけるこれら比率の構成が不要にな
るため、この方法のより素早い簡便な実行が可能になる。合成信号は、特に蛍光
色素、フォルスター効果により誘発される蛍光信号、または蛍光信号内の消光剤
により引き起こされる還元により生成される合成色であってもよい。さらに、こ
の合成色は、それぞれ特有の色反応に触媒作用を及ぼす2つの酵素によって生成
されてもよい。フォルスター効果は、励起された第1の蛍光体から、隣接する第
2の蛍光体への無放射エネルギー移動に関与する。その結果、第2の蛍光体が励
起されて蛍光を発している間、第1の蛍光体は基底状態に移行する。、本発明の
方法によれば、例えば、第1および第2の抗体を、第1の効果を実現するこれら
蛍光体と共役させることも可能である。フォルスター効果により誘発される蛍光
信号により、第1の抗体と、隣接する第2の抗体との結合が実現できる。蛍光体
から消光剤への無放射エネルギー移動がなされると、その蛍光体は消光される。
従って、測定可能な総蛍光信号が低減する。
【0021】 便宜上、体液は血漿、血液、唾液、尿などでもよい。原則的に、変性可能なプ
ロテインを測定可能な含有量含んでいれば、どの体液も好適である。
【0022】 本発明の進歩的特徴によれば、第1、第2、および/または第3の濃度、また
は合成信号の測定は、免疫学的方法で行われる。この場合の免疫学的方法は、支
持体、特にプラスチック、磁気粒子、ラテックス粒子、金粒子、試験用ストリッ
プ、または膜によって固定化される、少なくとも1つの抗体に関与する。プラス
チックの形状は、試験用チューブ、試験用ストリップ、プラスチック粒子、また
は微量定量プレートのくぼみであってもよい。
【0023】 第1、第2、および/または第3の濃度、および/または合成信号は、色反応
あるいは蛍光検出によっても測定可能である。この場合、血液の凝固状態を特に
素早く簡便に測定することができる。
【0024】 好ましくは、ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能なプロテイ
ンは、脱カルボキシル化の状態において「ビタミンK拮抗作用、または欠乏によ
り誘起されるプロテイン」と称される、凝固因子(PIVKA因子)、すなわち
プロトロンビン、第VII因子、第IX因子、第X因子のうちの1つ、またはネ
フロカルシンあるいはオステオカルシンである。ビタミンK依存性カルボキシラ
ーゼによってカルボキシル化され、経口用の抗凝固薬により同様に作用し得る他
のプロテインでも、血液の凝固状態の測定に使用することができる。例えば、ネ
フロカルシンは、尿中などで検出可能である。その際、このプロテイン用に血液
を採取する必要はない。そのため、血液の凝固状態の絶え間ないモニタリングを
必要とする患者の苦痛を著しく緩和できる。
【0025】 さらに、本発明の方法を実行するためのキットが提供され、このキットには、
カルボキシル化プロテインの第1の濃度を免疫学的に測定するための第1の抗体
と、脱カルボキシル化プロテインの第2の濃度を免疫学的に測定するための第2
の抗体と、カルボキシル化および脱カルボキシル化プロテインの総濃度を免疫学
的に測定するための第3の抗体からなる群から選ばれる少なくとも2つの抗体が
含まれる。
【0026】 第1、第2、および第3の抗体は従来技術で既知の抗体であってよい。それら
抗体は、例えば、米国特許第5,252,712号、および米国特許第4,76
9,320号に開示されており、その内容は参照目的でここに援用する。
【0027】 キットは、少なくとも、第1の濃度を測定するための第1のコンペティタ、第
2の濃度を測定するための第2のコンペティタ、または第3の濃度を測定するた
めの第3のコンペティタをさらに含んでいてもよい。このキットに含まれるこれ
ら抗体またはコンペティタのうちの少なくとも1つは、標識化物質、特に酵素、
蛍光色素、消光剤、金粒子、ラテックス粒子、ビオチン、ストレプトアビジン、
またはアビジンと共役させるのが好ましい。
【0028】 第1および第2の抗体は、好ましくは支持体により固定化される。支持体はプ
ラスチック、磁気粒子、ラテックス粒子、金粒子、試験用ストリップ、または膜
であってよい。支持体が試験用ストリップである場合、第1および第2の抗体を
それぞれ試験用ストリップの異なる領域に吸収させる。好ましくは、このキット
には、標識化物質、特に酵素、蛍光色素、消光剤、金粒子、ラテックス粒子、ビ
オチン、ストレプトアビジン、またはアビジンと共役させた第3の抗体が含まれ
る。その場合、例えば試験用ストリップ上の色反応により、それぞれの含有量の
測定がとりわけ簡便化される。
【0029】 本発明のさらなる成果によれば、第3の抗体は上記、または別の支持体、特に
プラスチック、磁気粒子、ラテックス粒子、金粒子、試験用ストリップ、または
膜により固定化される。支持体が上記、または別の試験用ストリップである場合
、第3の抗体をその試験用ストリップの領域に吸収させることが可能になる。好
ましくは、このキットには、いずれも標識化物質、特に酵素、蛍光色素、または
消光剤に共役させた第1および第2の抗体が含まれ、これら標識化物質は共に合
成信号、特に合成色、フォルスター効果により誘発された蛍光信号、または蛍光
信号内の消光剤により引き起こされる還元を生成できるように選ばれる。合成信
号は第1の比率に対応する。
【0030】 好ましくは、プロテインはプロトロンビン、第VII因子、第IX因子、第X
因子、ネフロカルシン、またはオステオカルシンである。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の方法について、以下に図面を参照して説明する。 図1は、血液の凝固状態とcPT/dcPTとの関連を示し、 図2は、血液の凝固状態とdcPT/cPTとの関連を示し、 図3は、血液の凝固状態とdcPTとの関連を示す。
【0032】 図1は、血液凝固状態INRに対する、カルボキシル化、および脱カルボキシ
ル化プロトロンビンの濃度の比率を示すグラフである。この場合の濃度はOD値
として測定される。血液凝固状態INRは、測定比率が0.5である場合、3.
8である。
【0033】 図2は、血液凝固状態INRに対する脱カルボキシル化、およびカルボキシル
化プロトロンビンの濃度の比率を示すグラフである。この場合の比率は、特に血
液凝固状態INRとよく相関していることが判る。
【0034】 図3は、血液凝固状態INRと、従来技術のdcPTとの関連性を示すグラフ
であり、サンプル採取者の年齢が高くなるにつれて変化する。
【0035】 (実施例1) 微量定量プレートを使用する、いわゆるエライサ(ELISA)が連続測定に
は特に適している。
【0036】 a)サンプルの準備 微量定量プレート(Maxisorb、NUNC)のくぼみを、それぞれ50
μlの抗体(炭酸塩緩衝液中で10μg/ml)で一晩、4℃の温度でコーティ
ングする。その後、くぼみをPBSで3回洗浄する。そのくぼみごとに、非特異
的な結合部をPBS中で1%BSAを50μlで1時間、室温で飽和させる。そ
の後、くぼみをPBS/0.05%トウィーン(Tween)20で3回洗浄す
る。
【0037】 次に、PBS/0.1%BSA(くぼみごとに50μl)で1:50に希釈し
た以下のサンプルを微量定量プレートにそれぞれ載せる。 キャリブレーション血漿、 正常血漿、 患者の血漿、および プロトロンビン欠乏血漿(陰性対照)。
【0038】 微量定量プレートを室温で1時間培養させる。その後、くぼみをPBS/0.
05%トウィーン20で3回洗浄する。くぼみごとに、ウサギ抗完全プロトロン
ビンを50μl(10μg/ml)添加する。次に、微量定量プレートを室温で
1時間培養させる。その後、くぼみをPBS/0.05%トウィーン20で3回
洗浄する。ビオチンに共役させた(Dionova、PBS/0.1%BSAで
1:20000)ヤギ抗ウサギ抗体をくぼみごとに50μl添加する。その微量
定量プレートを室温で1時間培養させる。その後、くぼみをPBS/0.05%
トウィーン20で3回洗浄する。
【0039】 ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ複合体をくぼみごとに50μl添加す
る(Roche Diagnostics、共役緩衝液中で1:1000)。そ
の微量定量プレートは室温で1時間培養させる。その後、くぼみをPBS/0.
05%トウィーン20で3回洗浄する。
【0040】 進歩的反応を実現するために、くぼみごとにABTS溶液(Roche Di
agnostics、 1mg/ml)を50μl添加する。その後、微量定量
プレートを室温で30分から1時間培養させる。吸収度(OD値)をエライサ(
ELISA)読み取り装置で測定する。
【0041】 結合プロトロンビンの検出に使用する抗プロトロンビン抗体が、ペルオキシダ
ーゼなどの酵素を標識化物質としてすでに含んでいる場合、この方法が著しく短
縮され得ることは自明である。この方法をさらに短縮するには、蛍光体などの直
接検出可能な標識化物質を使用する。そのような標識化物質を使用する場合、進
歩的反応は必要ない。
【0042】 b)評価 下記のものが測定される。 aa)完全プロトロンビンのOD値(くぼみはモノクローナル抗完全プロトロ
ンビン抗体でコーティングされる) bb)脱カルボキシル化プロトロンビンのOD値(くぼみはモノクローナル抗
脱カルボキシル化プロトロンビン抗体でコーティングされる) cc)カルボキシル化プロトロンビンのOD値(完全プロトロンビンのOD値
と、脱プロトロンビンのOD値との差)。
【0043】 その後、キャリブレーション血漿の測定OD値(図1〜3、ポイントA、B、
CおよびD参照)、および患者の測定血漿のINRに基づいて、キャリブレーシ
ョングラフを構成する。
【0044】 凝固状態は、ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能な、プロト
ロンビン以外のプロテインの対応濃度を測定することによっても測定できること
は自明である。例えば、第VII因子、第IX因子、第X因子、ネフロカルシン
、またはオステオカルシンなどのプロテインである。
【0045】 (実施例2) 微量定量プレート(Maxisorb、NUNC)の各くぼみを、カルボキシ
ル化および脱カルボキシル化プロトロンビン向けの抗体、または脱カルボキシル
化プロトロンビン向けの抗体(炭酸塩緩衝液中で10μg/ml)50μlで、
一晩、4℃の温度でコーティングする。その後、くぼみをPBSで3回洗浄する
。そのくぼみごとに、非特異的な結合部をPBS中で1%BSAを50μlで1
時間、室温で飽和させる。その後、くぼみをPBS/0.05%トウィーン20
で3回洗浄する。
【0046】 次に、ペルオキシダーゼで標識化された脱カルボキシル化プロトロンビンを、
以下のサンプル、すなわちPBS/0.1%BSAで1:50に希釈し、最終的
な濃度が30μg/mlのサンプルと共に、くぼみが抗体でコーティングされた
微量定量プレートに載せる(くぼみごとに50μl)。 キャリブレーション血漿、 正常血漿、 患者の血漿、および プロトロンビン欠乏血漿(陰性対照)。
【0047】 その微量定量プレートを室温で1時間培養させる。その後、くぼみをPBS/
0.05%トウィーン20で3回洗浄する。、そのくぼみごとに、ABTS溶液
(Roche Diagnostics、1mg/ml)50μlを添加する。
その後、微量定量プレートを30分から1時間室温で培養させる。この微量定量
プレートのくぼみにおけるOD値を、エライサ(ELISA)読み取り装置で測
定する。くぼみのOD値が高いほど、その特定サンプル中のプロトロンビン濃度
が低いことを示す。患者の血漿中のプロトロンビン濃度を、キャリブレーション
血漿を利用して構成したキャリブレーショングラフにより測定する。カルボキシ
ル化、および脱カルボキシル化プロトロンビン向けの抗体でコーティングされた
くぼみは、カルボキシル化および脱カルボキシル化プロトロンビンの総濃度測定
に使用する。脱カルボキシル化プロトロンビン向けの抗体でコーティングされた
くぼみは、脱カルボキシル化プロトロンビンの濃度測定に使用する。カルボキシ
ル化および脱カルボキシル化プロトロンビンの測定総濃度と、脱カルボキシル化
プロトロンビンの濃度との比率が判る。キャリブレーション血漿の比率に基づい
て、この比率から凝固状態を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、血液の凝固状態とcPT/dcPTとの関連を示す。
【図2】 図2は、血液の凝固状態とdcPT/cPTとの関連を示す。
【図3】 図3は、血液の凝固状態とdcPTとの関連を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月9日(2001.11.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ベルトリンク ウォルフ ドイツ連邦共和国 エルランゲン 91056 マイゼンヴェーク 22 Fターム(参考) 2G045 AA25 BA01 CA25 CA26 CB03 CB07 DA36 DA77 FA18 FB03 FB07 FB11 FB17 GC10 JA01 2G054 AA02 AA06 AB04 BA01 CA23 CE01 EA03 EA04 EA07 GB04 GE06 JA07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液の凝固状態を間接的に測定する方法であって、 a)ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能なプロテインを含む
    体液を除去するステップ、 b)カルボキシル化プロテインの第1の濃度(C1)、脱カルボキシル化プロ
    テインの第2の濃度(C2)、およびカルボキシル化プロテインと脱カルボキシ
    ル化プロテインとの総濃度(C3)からなる群から選ばれる少なくとも2つの濃
    度を測定するステップであって、第1の濃度(C1)は第1の抗体(A1)を用
    いて測定され、第2の濃度(C2)は第2の抗体(A2)を用いて測定され、第
    3の濃度(C3)は第3の抗体(A3)を用いて測定され、 c)第1と第2の濃度(C2)とから第1の比率(R1)を構成するステップ
    、または 第3(C3)と第1の濃度(C1)とから第2の比率(R2)を構成する
    ステップ、または 第3(C3)と第2の濃度(C2)とから第3の比率(R3)を構成する
    ステップであって、第1(R1)、第2(R2)、または第3(R3)の比率の
    構成に必要であり、かつステップb)で測定されない濃度(C1、C2、C3)
    を以下の関係に従って計算し、 C3−C2=C1、 d)第1、第2、または第3の比率(R1、R2、R3)を血液の凝固状態と
    相関させるステップを備える、方法。
  2. 【請求項2】 さらにステップb)において、少なくとも、第1の濃度(C
    1)測定に第1のコンペティタ(K1)を使用し、第2の濃度(C2)測定に第
    2のコンペティタ(K2)を使用し、または第3の濃度(C3)測定に第3のコ
    ンペティタ(K3)を使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 抗体(A1、A2、A3)の少なくとも1つ、またはコンペ
    ティタ(K1、K2、K3)の少なくとも1つを標識化物質、特に酵素、蛍光色
    素、消光剤、金粒子、ラテックス粒子、ビオチン、ストレプトアビジン、または
    アビジンと共役させることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ステップb)で少なくとも2つの濃度を測定する代わりに、
    それらに相関する合成信号を生成して、その信号を、第1(A1)、第2(A2
    )、および第3(A3)の抗体からなる群から選ばれる2つの抗体と、必要であ
    れば少なくとも1つのコンペティタ(K1、K2、K3)とを使用して測定し、
    血液の凝固状態と直接的に関連づけることを特徴とする、上記請求項のいずれか
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 合成信号は、特に蛍光色素、フォルスター効果により誘発さ
    れる蛍光信号、または蛍光信号内の消光剤により引き起こされる還元により生成
    される合成色であることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 体液は血漿、血液、唾液、尿などであることを特徴とする、
    上記請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1(C1)、第2(C2)、および/または第3の濃度(
    C3)、または合成信号の測定は、免疫学的方法で行われることを特徴とする、
    上記請求項のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 免疫学的方法において、抗体(A1、A2、A3)の少なく
    とも1つは、支持体、特にプラスチック、磁気粒子、ラテックス粒子、金粒子、
    試験用ストリップ、または膜によって固定化されることを特徴とする、請求項7
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第1(C1)、第2(C2)、および/または第3の濃度(
    C3)、および/または合成信号は、色反応あるいは蛍光検出によって測定され
    ることを特徴とする、上記請求項のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 ビタミンK依存性γカルボキシラーゼにより変性可能なプ
    ロテインは、プロトロンビン、第VII因子、第IX因子、第X因子、ネフロカ
    ルシン、またはオステオカルシンであることを特徴とする、上記請求項のいずれ
    かに記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記請求項のいずれかに記載の方法を実行するためのキッ
    トであって、カルボキシル化プロテインの第1の濃度(C1)を免疫学的に測定
    するための第1の抗体(A1)と、脱カルボキシル化プロテインの第2の濃度(
    C2)を免疫学的に測定するための第2の抗体(A2)と、カルボキシル化およ
    び脱カルボキシル化プロテインの総濃度(C3)を免疫学的に測定するための第
    3の抗体(A3)からなる群から選ばれる少なくとも2つの抗体を含むことを特
    徴とする、キット。
  12. 【請求項12】 少なくとも、第1の濃度(C1)を測定するための第1の
    コンペティタ(K1)、第2の濃度(C2)を測定するための第2のコンペティ
    タ(K2)、または第3の濃度(C3)を測定するための第3のコンペティタ(
    K3)をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載のキット。
  13. 【請求項13】 抗体(A1、A2、A3)の少なくとも1つ、またはコン
    ペティタ(K1、K2、K3)の少なくとも1つは、標識化物質、特に酵素、蛍
    光色素、消光剤、金粒子、ラテックス粒子、ビオチン、ストレプトアビジン、ま
    たはアビジンと共役されていることを特徴とする、請求項11または12に記載
    のキット。
  14. 【請求項14】 第1(A1)および第2の抗体(A2)は、支持体、特に
    プラスチック、磁気粒子、ラテックス粒子、金粒子、試験用ストリップ、または
    膜によって固定されることを特徴とする、請求項11から13のいずれかに記載
    のキット。
  15. 【請求項15】 支持体が試験用ストリップであり、第1(A1)および第
    2の抗体(A2)をそれぞれ試験用ストリップの異なる領域に吸収させることを
    特徴とする、請求項14に記載のキット。
  16. 【請求項16】 標識化物質、特に酵素、蛍光色素、消光剤、金粒子、ラテ
    ックス粒子、ビオチン、ストレプトアビジン、またはアビジンと共役させた第3
    の抗体(A3)が含まれることを特徴とする、請求項14または15に記載のキ
    ット。
  17. 【請求項17】 第3の抗体(A3)が前記、または別の支持体、特にプラ
    スチック、磁気粒子、ラテックス粒子、金粒子、試験用ストリップ、または膜に
    より固定化されることを特徴とする、請求項11から16のいずれかに記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 支持体が前記、または別の試験用ストリップであり、第3
    の抗体(A3)をその試験用ストリップの領域に吸収させることを特徴とする、
    請求項17に記載のキット。
  19. 【請求項19】 標識化物質、特に酵素、蛍光色素、または消光剤に共役さ
    せた第1(A1)および第2の抗体(A2)が含まれ、これら標識化物質は共に
    合成信号、特に合成色、フォルスター効果により誘発される蛍光信号、または蛍
    光信号内の消光剤により引き起こされる還元を生成できるように選ばれることを
    特徴とする、請求項17または18に記載のキット。
  20. 【請求項20】 プロテインはプロトロンビン、第VII因子、第IX因子
    、第X因子、ネフロカルシン、またはオステオカルシンであることを特徴とする
    、請求項11から19のいずれかに記載のキット。
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