JP2003505688A - 改良された電極支持部を備えた容量型圧力変換器 - Google Patents

改良された電極支持部を備えた容量型圧力変換器

Info

Publication number
JP2003505688A
JP2003505688A JP2001512263A JP2001512263A JP2003505688A JP 2003505688 A JP2003505688 A JP 2003505688A JP 2001512263 A JP2001512263 A JP 2001512263A JP 2001512263 A JP2001512263 A JP 2001512263A JP 2003505688 A JP2003505688 A JP 2003505688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
pressure
diaphragm
housing
insulating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001512263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4880154B2 (ja
Inventor
リスチャー、ディー・ジェフリー
ブランケンシップ、スティーブン・ディー
Original Assignee
エムケイエス・インストゥルメンツ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エムケイエス・インストゥルメンツ・インコーポレーテッド filed Critical エムケイエス・インストゥルメンツ・インコーポレーテッド
Publication of JP2003505688A publication Critical patent/JP2003505688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880154B2 publication Critical patent/JP4880154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/04Means for compensating for effects of changes of temperature, i.e. other than electric compensation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0072Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】熱、もしくは温度の安定性、もしくは反応のための1より大きい横断幅に対する厚さの比を有し、環状の溝内に固定されている。前記本体部(240)は、ステンレススチール製、もしくはインコネル製できている。前記絶縁体(130)は、アルミナもしくはフォスタライトなどのセラミックス製である。前記本体部(240)と前記絶縁体(130)の温度膨張係数は、適切に選択される。前記リング(274)の機能は、徹底的に解明される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容量型圧力変換器に関する。特に、本発明は、容量型圧力変換器の
電極を支持するための改良された装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、組立てられた従来の容量型圧力変換器アッセンブリ100の部分的に
切断された側面図を示す。図2は、変換器アッセンブリ100の分解された部分
的に切断された側面図を示す。図示の都合上、本発明を開示している他の図だけ
でなく、図1及び図2も一定の縮尺率で示されていない。また、影線が図面の理
解を容易にするように用いられているが、この影線は、図面に示されている様々
な構成要素が製造される材料を指し示すために用いられているのではない。
【0003】 簡潔に言うと、変換器アッセンブリ100は、内部キャビティを形成した本体
部を有している。比較的薄く、可撓的で、伝導性のあるダイアフラム120は、
前記内部キャビティをシールされた第1の内部チャンバ110とシールされた第
2の内部チャンバ112に分割している。以下により詳細に記載されるように、
ダイアフラム120は、チャンバ110,112内で前記圧力差に反応して曲が
る、動く、もしくは変形するように装着されている。変換器アッセンブリ100
は、ダイアフラムのたわみ量を表すパラメータを提供し、したがって、このパラ
メータは、2つのチャンバ110,112の間の差圧を間接的に表している。こ
の差圧を表している変換器100によって提供されるパラメータは、ダイアフラ
ム120とセラミック製の電極130上に配置された1以上のコンダクタとの間
の電気容量である。
【0004】 変換器アッセンブリ100は、金属製のハウジング140と、金属製の上部カ
バー150と、金属製の底部カバー160とを有する。ハウジング140、上部
カバー150、並びにダイアフラム120は、シールされた第1のチャンバ11
0を形成するように協働している。ダイアフラム120は底を形成し、ハウジン
グ140は側壁を形成し、また上部カバー150はチャンバ110の上部を形成
している。前記上部カバー150は、中央の貫通部を形成している金属製の圧力
チューブ152を備えている。貫通部153は、チャンバ110への注入口、も
しくは入口を形成している。以下に説明されるように、電極130は、チャンバ
110内に囲繞され、電極130は、注入口153内の流体の圧力がダイアフラ
ム120の上面へ伝達する、もしくは加わるのを妨げない。
【0005】 前記下部カバー160及び前記ダイアフラム120は、シールされた前記第2
の内部チャンバ112を形成するように協働している。ダイアフラム120は、
チャンバ112の前記上部を形成し、下部カバー160は、チャンバ112の底
部を形成している。また、下部カバー160は、中央の貫通部163を形成した
金属製の圧力チューブ162を有する。貫通部163は、チャンバ112への注
入口、すなわち入口を形成している。貫通部163内の流体の圧力は、ダイアフ
ラム120の底面へ伝達する。
【0006】 電極130は、この電極130の底面133上に配置された2つの金属製のコ
ンダクタ131,132を有する。コンダクタ131とダイアフラム120は、
第1のコンデンサC1の平行板を形成している。同様に、コンダクタ132とダ
イアフラム120は、第2のコンデンサC2の平行板を形成している。良く知ら
れているように、C=Aεε/dであり、Cは2つの平行板の間の容量、A
は板間の共通の領域、εは真空の誘電率、εは板を隔てる物質の比誘電率(
真空のときε=1)、そして、dは板間の軸方向距離(すなわち、軸に沿って
通常板とつり合わされた板間の距離)である。したがって、コンデンサC1,C
2によって提供される容量は、ダイアフラム120とコンデンサ131,132
とのそれぞれの間の距離の関数である。ダイアフラム120が、チャンバ110
,112間の圧力差の変化に反応して、上下に動く、すなわち曲がるに従って、
コンデンサC1,C2によって提供される容量もまた変化する。時のあらゆる瞬
間で、コンデンサC1,C2によって提供される容量がチャンバ110,112
間の瞬間の差圧を表している。公知の電気回路(例えば、コンデンサC1,C2
によって提供された容量の関数である共振周波数によって特徴づけられる“タン
ク(tank)”回路)は、コンデンサC1,C2によって提供された容量を測
定するように、また、差圧の電気信号表示を提供するように用いられる。
【0007】 変換器アッセンブリ100の所定の機械的な詳細が説明される。図3の(A)
は、ハウジング140の上面を示し、図3の(B)は、図3の(A)に示されて
いるように線3B―3Bで示される方向に切断されたハウジング140の断面図
を示している。図2、図3の(A)、並びに図3の(B)を参照すると、ハウジ
ング140は、チューブ上の構造を有することが見られることができ、ハウジン
グ140の壁は、通常、L字形状である。このL字形状のハウジング140の壁
は、垂直に延出した部分141(L字の形状の垂直部分を形成している)と、水
平に延出した部分142(L字の形状の水平部分を形成している)とを有する。
この水平に延出した部分142は、第1の支持肩部として作用する環状の上面1
43を形成している。垂直に延出した部分141の上面は、ハウジング140も
第2の環状の支持肩部144を形成するように、段になっている。ハウジング1
40も、中央の貫通部、すなわち通過穴145と、環状の支持底面146を形成
している。
【0008】 再び、図1及び図2を参照すると、上部カバー150は、円形である。変換器
100が組立てられたとき、上部カバー150の下面の外周は、ハウジング14
0の第2の支持肩部144上に載置されている。この上部カバー150とハウジ
ング144は、2つの部品間で空気密封シールを形成するように、(通常は、溶
接によって)連結されている。
【0009】 また、底部カバー160も円形である。底部カバー160は、この底部カバー
160の外周に延出した環状の上部表面166を形成している。ハウジング14
0、ダイアフラム120、並びに底部カバー160は、(1)ダイアフラムの外
周が、ハウジング140の底面146と、底部カバー160の上面166との間
で閉じられるように、(2)空気密閉シールが、ダイアフラム120と底部カバ
ー160との間に形成されて、内部チャンバ112をシールするように、(3)
空気密閉シールが、ダイアフラム120とハウジング140との間に形成されて
、内部チャンバ110をシールするように、(通常、溶接によって)互いに連結
されている。
【0010】 電極130は、凹凸があり、固く、電気絶縁体(もしくは非伝導性)の材料で
製造される。通常、電極130は、アルミナもしくはフォスタライト(Fost
erite)などのセラミックで製造される。電極130は、通常、シリンダ状
の形状を有する。図4の(A)は、電極130の側面図を示している。図4の(
B)は、図4(A)に示されているように、矢印4B―4Bによって示されてい
る方向に切断された電極の底面図を示している。電極130は、比較的厚さが薄
いシリンダ状の外部セクション134と、厚いシリンダ状の中央セクション13
5とを有する。
【0011】 外側セクション134は、前記電極130の外周に延出している環状の底面、
もしくは肩部136を備えている。前記中央セクション135は、円形の平面の
底面133を有し、2つのコンダクタ131,132は、この底面133に配置
されている。図1、図2、及び図4の(A)に示されているように、コンダクタ
131は、めっきされた通過穴を通って延出し、電極130の上面と接続する部
分131Aを有する。同様に、コンダクタ132は、他のめっきされた通過穴を
通って延出し、電極130の上面と接続する部分132Aを有する。電極130
は、コンダクタ131,132とダイアフラム120との間のスペースが比較的
小さくなるように(例えば、0.006インチのオーダー)、通常、チャンバ1
10内に位置されている。また、前記電極130は、チャンバ110,112内
の圧力が等しいとき、コンダクタ131,132が、前記ダイアフラム120に
よって形成された平面と平行となる平面内に配置されている。
【0012】 貫通部、すなわち通過穴137は、2つのコンダクタ131,132の間の位
置で、電極130の中央部分135を貫通して延出している。貫通部137は、
注入口153内の流体の圧力がダイアフラムの上面に加えられるのを可能とする
【0013】 ハウジング140は、前記チャンバ110内で電極130を支持している。前
記電極130の底面の肩部136は、ハウジング140の水平に延出した部分1
42によって形成された肩部143に、実質的に載置されている。
【0014】 また、変換器アッセンブリ100は、ウェーブワッシャ170(すなわち、前
記リングの平面に垂直な方向で1以上の面に曲げられている金属製で環状のワッ
シャ)と、力伝達部材172とを有し、この力伝達部材172は、約100ない
し200ポンドの力を生じるように十分に圧縮されている。この力は、前記伝達
部材172を解して、前記電極130に伝達され、前記ダイアフラム120の方
へ電極を押し下げる。前記ハウジング140の肩部143は、前記電極130を
支持し、この電極130の前記ダイアフラム120の方への動きに抗する。前記
ウェーブワッシャによって生じた大きな力は、電極をハウジングの方へ押して、
このハウジング140に関する平面に前記電極130をしっかりと保持する。
【0015】 通常の動作状態の間、前記ダイアフラムは、チャンバ110,112内を動く
か、もしくは曲がり、電極130と接触しない。しかし、チャンバ112内の圧
力が過度に高くなると、前記ダイアフラムは、電極130に接触して押す。この
状態は、通常“圧力過剰状態”として説明される。圧縮されたウェーブワッシャ
170によって生じる比較的大きいばねの力は、圧力過剰状態の間、電極が動く
こと、すなわち不安定になることを防止する。また、変換器アッセンブリ100
は、前記電極の底面に136とハウジング140の肩部143との間、及び前記
電極130の上面と前記伝達部材172との間に配置されている1以上のシム(
shim)174を有する。これらのシムは、通常、コンダクタ131,132
とダイアフラム120との間のスペースに隣接するように設けられている。図5
の(A)は、前記シム174の1つの上面図を示している。図5の(B)は、図
5の(A)に示されているように、線5B―5Bによって示されている方向に切
断されたシム174の断面図を示している。図5の(C)は、このシム174の
斜視図である。知られているように、このシム174は、比較的厚さの薄い環状
(もしくは、“フラットワッシャ”)の形状によって特徴づけられる。シム17
4は、さらに以下のパラメータによって特徴づけられる。すなわち、外径D、厚
さT、並びに横断面の幅Wである。シム174の場合、横断幅Wは、直径R1(
すなわち、シムの中心と外周との間の距離)と、直径R2(すなわち、シムの中
心と内周との間の距離)との間の距離に等しい。典型的な従来技術のシムは、1
.8インチに相当する外径D、0.006インチに相当する厚さT、並びに0.
08インチに相当する横断幅Wを有する。
【0016】 再び、図1及び図2を参照すると、変換器アッセンブリ100は、また、2つ
の伝導性のピン180,182と、2つの伝導性のばね184,186とを有す
る。これら伝導性のピン180,182は、上部カバー150を貫通して延出し
、このカバー150から絶縁ばね187,188(例えば、溶融ガラス製のプラ
グ)によって、それぞれ電気的に絶縁されている。前記伝導性のばね184の一
端は、コンダクタ131Aに物理的及び電気的に接している(したがって、電気
的にコンダクタ131と結合している)。前記伝導性のばね184の他端は、ピ
ン180に機械的及び電気的に接続されている。同様に、前記伝導性のばね18
6の一端は、コンダクタ132Aに物理的及び電気的に接している(したがって
、電気的にコンダクタ132と結合している)。前記伝導性のばね186の他端
は、ピン182に機械的及び電気的に接続されている。この配置は、変換器アッ
センブリ100の外側の外部回路がコンダクタ131(ピン180とばね184
を介して),132(ピン182とばね186を介して)と電気的に結合するこ
とを可能とする。ダイアフラム120とハウジング140とは、両方伝導性であ
るので(また、これらは互いに溶接されているので)、外部回路は、ハウジング
140と結合することによって、単にダイアフラム120と電気的に結合しても
良い。実際には、変換器100の本体部は、通常、接地されており(これによっ
てダイアフラム120を接地する)、したがって、コンデンサC1,C2によっ
て提供される容量は、測定する外部回路をピン180,182と電気的に結合す
ることによって、単に測定されて良い。
【0017】 動作中、変換器アッセンブリ100は、通常、絶対圧力変換器として用いられ
る。この形態において、チャンバ110は、通常、圧力チューブ152に真空ポ
ンプ(図示されていない)を適用することによってはじめて吸い出される。チャ
ンバ110が空にされた後、チューブ152は、チャンバ110内の真空を保つ
ようにシール、すなわち“締め付けられる”。流体の圧力の測定を可能とするよ
うに、流体の供給源(図示されていない)に接続される。これは、チャンバ11
0内の“対照”圧力(“reference” pressure)を発生させ
る。真空は、便利な対照圧力であるが、他の対照圧力が用いられることができる
。この対照圧力がチャンバ110内に導入された後、前記圧力チューブ162は
、流体の圧力の測定を可能とするように、流体の供給源(図示されていない)に
接続される。この形式で圧力チューブを結合することは、圧力が測定される流体
をチャンバ112へ(及びダイアフラム120の底面へ)搬送する。ダイアフラ
ム120の中心は、チャンバ110,112間の差圧に反応して、コンデンサC
1,C2の容量を変化するように、上方もしくは下方へ動く、すなわち曲がる。
コンデンサC1,C2の瞬間の容量は、ダイアフラム120の位置を表し、変換
器アッセンブリ100は、チャンバ100内の既知の圧力に対するチャンバ11
2内の圧力の測定を可能にする。
【0018】 また、変換器アッセンブリ100は、当然差圧変換器として用いられることも
できる。この形態の場合、圧力チューブ152は、第1の流体の供給源(図示さ
れていない)に接続され、圧力チューブ162は、第2の流体の供給源(図示さ
れていない)に接続されている。そして、変換器アッセンブリ100は、これら
2つの流体の圧力間の差の測定を可能にする。
【0019】 変換器アッセンブリ100が適切に動作するように、部材の様々な構成要素間
、特にダイアフラム120とコンダクタ131,132の間の安定した幾何学的
な関係を維持することが重要である。変換器アッセンブリ100の動作中、ダイ
アフラム120は、当然(差圧の変化に反応して)上下に動き、ダイアフラム1
20とコンダクタとの間のスペースを変化させる。しかし、変換器アッセンブリ
100が正確な示度を一貫して提供するように、前記ダイアフラム120と前記
コンダクタ131,132との間の幾何学的な関係が、あらゆる特定な差圧に対
して長期間にわたり一定であるのを確実にすることが重要である。また、多くの
変換器アッセンブリを製造するとき、各部材において、同じ幾何学的関係を提供
することが重要である。例によって、この幾何学的関係の重要な特性は、(1)
あらゆる特定の圧力に対するコンダクタとダイアフラムとの間の軸方向距離、(
2)電極130の形状(例えば、電極130の傾斜もしくはたわみがダイアフラ
ムとコンダクタとの間の空間的な関係に影響する)、並びにダイアフラムの張力
量である。説明の簡便のために、前記変換器アッセンブリの様々な部品の間の幾
何学的な関係は、ここでは単に“幾何学的な構成”として説明される。従来技術
の変換器アッセンブリ100に付随する1つの問題は、安定した幾何学的な構成
を維持している。
【0020】 従来技術の変換器アッセンブリは、本質的に、安定した必要な幾何学的な構成
を維持するシム174とウェーブワッシャ170に依存している。シム174は
、前記部材100が組立てられるときに、前記ダイアフラム120と前記コンダ
クタとの間の距離を調整もしくは調節して用いられ、前記ウェーブワッシャ17
0によって発生された大きな力は、固定位置に電極130を保持して、これによ
って、一定の幾何学的構成を維持しようとしている。
【0021】 変換器アッセンブリ100は、電極130をしっかりと保持しているが、幾何
学的な構成は、例えば温度変化に反応して長時間かけて少しずつ変えることがで
きる。金属製のハウジング140の温度膨張係数は、典型的には、セラミック製
の電極130の温度膨張係数より大きい。したがって、変換器アッセンブリを加
熱もしくは冷却することは、幾何学的な構成に影響する部材内の剪断力を発生す
ることができる。機械的な応力は、加熱もしくは冷却することに反応して部材内
で生じることができ、この応力が十分に大きくなるとき、前記電極と前記ハウジ
ングは、応力を解放するように他方に対して相対的に動く。この種の動きは、と
きどき、“スティックスリップ(stick−slip)”、もしくは“機械的
ヒステリシス”として説明される。これらスティックスリップの動きは、前記幾
何学的な構成に影響し、前記変換器アッセンブリ100の正確性に逆に作用する
【0022】 変換器アッセンブリ100の性能は、少なくとも2つのパラメータによって特
徴づけられる。第1のパラメータは、“安定性”であり、第2のパラメータは、
“復元可能性”である。前記変換器アッセンブリ100の幾何学的な構成が加熱
、もしくは冷却するのに反応して長時間で変化することができるので、前記変換
器アッセンブリ100は、“安定性”を欠きやすい。加熱することと冷却するこ
ととの両方は、幾何学的な構成において変化を生じる。しかし、加熱サイクルと
冷却サイクルとは、一般に幾何学的構成において、一致する再現可能な変化を提
供しない。例えば、最初の幾何学的な構成によって特徴づけられ、最初の温度で
ある変換器アッセンブリが、幾何学的な構成において変化を生じるように十分に
加熱された場合、幾何学的な構成は、一般に元の構成には戻らない。むしろ、前
記部材が、通常、新たな幾何学的構成によって特徴づけられる。言い換えれば、
温度変化によって生じる幾何学的な構成におけるバリエーションは、機械的ヒス
テリシスによって特徴づけられる。この機械的ヒステリシスは、一般に、摩擦の
ような非保存的な影響によって生じる。前記幾何学的な構成のように、このヒス
テリシスによって特徴づけられ、前記変換器アッセンブリは、比較的“復元可能
性”を欠く。
【0023】 米国特許第5,271,277号は、長時間にわたって、コンダクタとダイア
フラムとの間の安定した幾何学的関係を維持しようとする1つの装置が開示され
ている。この特許の図1ないし4によって示されているように、この装置におい
て、電極は、環状の支持部材を介してハウジングに接続されている。この環状の
支持部材の一端は、ハウジングの可撓的な部分に溶接されている。前記環状の支
持部材の他端は、材料を接合するガラスのフリート(frete)などによって
、電極に接続されている。ハウジングに接してしっかりと押すような大きいばね
力(例えば、ウェーブワッシャによって発生されるような)を用いるよりもむし
ろ、この装置は、ハウジングから電極を隔離する環状の支持部材を用いている。
実際、この環状の支持部材は、電極のための唯一の支持部を提供している。この
装置は、ハウジング内で生じた温度膨張力の一部から電極を隔離するのに役立つ
。しかし、この装置は、組立てるのが複雑で、強さに欠ける。この装置に付随す
る少なくとも1つの問題は、前記環状の支持部材と前記電極との間のガラスフリ
ート接合に関する。このような接合は、組立てることが難しく、また、比較的壊
れやすい。
【0024】 米国特許第4,823,603号は、長時間にわたって安定した幾何学的関係
を維持するための他の装置を開示している。この特許の図10ないし15によっ
て示されているように、この装置において、回転ベアリングが、電極とハウジン
グの間に配置されている。ばね力は、前記電極をダイアフラムと直角な方向に動
くのを防止するように用いられ、前記回転ベアリングは、前記ダイアフラムと平
行な方向に動くのを可能とする。この回転ベアリングによって可能となる動きは
、熱応力が前記電極を曲げること、すなわち“スティックスリップ”型の動きを
生じることを防止する。この装置において、大きいばね力を用いることは難しく
、したがって、典型的には、比較的小さなばね力が用いられる。この小さいばね
力は、前記装置が、かなり大きい圧力過剰な状態に耐えることを不可能にする。
すなわち、比較的大きな圧力過剰状態は、電極を押しのけられ得、これによって
前記幾何学的な構成を変え得る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記改良された電極のための支持部を備えた圧力変換器アッ
センブリを提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】 本発明は、圧力変換器アッセンブリにおいて、改良された電極のための支持部
が定められている。本発明に関して組立てられた変換器アッセンブリは、改良さ
れた安定性及び復元可能性によって特徴づけられ、また、圧力過剰状態に対する
高度の耐久性を提供する。
【0027】 一態様において、前記改良された電極のための支持部は、環状によって特徴づ
けられ、かつ2以上の縦横比(aspect ratio)を備えた独立コンプ
ライアントリングを有する。この変換器アッセンブリのハウジングは、前記コン
プライアントリングの下端に位置するための環状の溝を有して良い。
【0028】 他の態様において、前記改良された支持部は、変換器アッセンブリのハウジン
グの一体部分として形成された環状の一体的なコンプライアントリングを有する
。本発明に関して組立てられた一変換器アッセンブリは、本体部、ダイアフラム
、絶縁部材、コンダクタ、圧縮部材、並びに支持部材を有する。前記本体部は、
内部キャビティを形成している。前記ダイアフラムは、前記本体部内に設けられ
、前記内部キャビティを第1のチャンバと第2のチャンバとに分割する。前記ダ
イアフラムの一部分は、第2のチャンバ内の圧力より大きい第1のチャンバ内の
圧力に反応して、第1の方向に動く。前記コンダクタは、前記絶縁部材上に設け
られている。この絶縁部材は、前記コンダクタと前記ダイアフラムがコンデンサ
の板を形成するように、第1のチャンバ内に配置されている。前記圧縮部材は、
第1のチャンバ内に配置され、前記絶縁部材を前記ダイアフラムの方へ偏らせる
力を生じる。前記支持部材は、前記ダイアフラムと前記絶縁部材との間に配置さ
れている。前記支持部材は、所定の厚さと所定の横断幅によって特徴づけられる
。この横断幅に対する厚さの比は、2より大きい。
【0029】 本発明のさらにまた別の目的及び効果は、いくつかの実施の形態が、本発明の
最も良い状態の図示のみによって示され、また、記載された以下の詳細な説明か
ら、当分野における通常の知識を有する者に容易に明らかとなる。理解されるよ
うに、本発明は、他の異なる実施の形態が可能であり、そのいくつかの細部は、
本発明から離れることが無ければ、すべて、あらゆる点で変更ができる。したが
って、図面及び説明は、請求の範囲に明示された技術的思想の範囲で、ほとんど
説明に関するものであり、制限、もしくは限定する意味では無い。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴及び目的のより十分な理解のために、同じ参照符号が、同じ、も
しくは類似の部品を指し示すのに用いられている図面と関連付けられた以下の詳
細な記載が参照される。
【0031】 図6は、本発明に関して組立てられた組立て式の圧力変換器アッセンブリの部
分断面側面図を示す。図7は、変換器アッセンブリ200の分解された部分断面
図を示す。以下に詳細に説明されているように、変換器アッセンブリ200は、
独立コンプライアントリング274と改良されたハウジング240とを含む。こ
れらコンプライアントリング274とハウジング240は、電極130のための
改良された支持部を協働的に提供している。
【0032】 従来技術の変換器アッセンブリ100に付随しているように、アッセンブリ2
00は、内部キャビティを形成し、この内部キャビティ内に配置されたダイアフ
ラム120を有する。このダイアフラム120は、前記内部キャビティをシール
された第1の内部チャンバ110とシールされた第2の内部チャンバ112に分
割している。ハウジング240、上部カバー150、並びにダイアフラム120
は、前記第1のチャンバ110を形成するように協働している。ダイアフラム1
20と底部カバー160は、前記第2のチャンバを形成している。
【0033】 図8の(A)は、改良されたハウジング240の上面図を示す。図8の(B)
は、図8の(A)に示されているように線8B―8Bによって示された方向で切
断されたハウジングの断面図を示す。図6、7、8の(A)、並びに8の(B)
を参照すると、改良されたハウジング240は、従来技術のハウジング140に
対するいくつかの類似性を有する。すなわち、ハウジング240は、チューブ状
の外形を有し、このハウジング240の壁は、L字形状である。このハウジング
240のL字形状の壁は、垂直に延出した部分241と水平に延出した部分24
2とを有する。この水平に延出した部分242の上面243は、第1の環状の支
持肩部を形成している。前記垂直に延出した部分の上面は、段がつけられて、第
2の環状の支持肩部244を形成している。また、ハウジング240は、中央の
キャビティ245を形成している。従来技術のハウジング140とは異なり、前
記ハウジング240の第1の支持肩部は、環状の溝247を形成している。ハウ
ジング240は、金属製であり、好ましくはステンレススチールもしくはインコ
ネル(Inconel)から形成されている。
【0034】 変換器アッセンブリ200が組立てられたとき、前記上部カバー150の下面
の外周は、前記ハウジング240の第2の支持肩部244に載置されている。前
記上部カバー150は、空気密閉シールを形成するように、前記ハウジング24
0と(通常、溶接によって)連結されている。また、変換器が組立てられたとき
、前記ハウジング240、ダイアフラム120、並びに下部カバー160は、(
1)前記ダイアフラム120の外周が、ハウジング140の底面246と、底部
カバー160の上面166との間で閉じられるように、(2)空気密閉シールが
、ダイアフラム120と底部カバー160との間に形成されて、内部チャンバ1
12をシールするように、(3)空気密閉シールが、ダイアフラム120とハウ
ジング240との間に形成されて、内部チャンバ110をシールするように、(
通常、溶接によって)互いに連結されている。
【0035】 従来技術のアッセンブリ100に付随しているように、アッセンブリ200も
また、独立コンプライアントリング274を有する、図9の(A)は、独立コン
プライアントリング274の上面図を示す。図9の(B)は、図9の(A)に示
されているように、線9B―9Bによって示された方向で切断された独立コンプ
ライアントリング274の断面図を示す。図9の(C)は、コンプライアントリ
ング274の斜視図を示す。図9の(D)は、図9の(A)に示されているよう
に、線9D―9Dによって示された方向に切断された独立コンプライアントリン
グの部分拡大断面図を示す。コンプライアントリング274は、環形状と以下の
パラメータによって特徴づけられる。すなわち、外径D、厚さT、並びに横断幅
Wである。この横断幅Wは、半径R1(すなわち、前記コンプラアントリングの 外周と中心との間の距離)と半径R2(すなわち、前記コンプラアントリングの 内周と中心との間の距離)との間の差に相当する。コンプライアントリングの一 実施の形態は、ステンレススチールで製造され、外径Dが約1.8インチ、厚さ Tが約0.05インチ、並びに横断幅Wが約0.015インチに相当することに よって特徴づけられる。
【0036】 図6、7、9の(A)、9の(B)、9の(C)、並びに9の(D)を参照す
ると、コンプライアントリング274が、改良されたハウジング240と電極1
30との間に配置されているのが見られることができる。より特定的には、コン
プライアントリング274の下端274Lは、ハウジング240の溝247内に
載置されている。コンプライアントリング274の上端274Uは、電極130
を支持している。この電極130の表面は、前記コンプライアントリング274
の上端274Uに直接載置されることができる。あるいはまた、図6及び7に示
されているように、1以上のシム174は、コンプライアントリング274の上
端274Uと前記電極の下面136との間に配置されることができる。前記コン
プライアントリング274は、ダイアフラム120の方への電極130の動きに
抗する。前記ウェーブワッシャ170と前記コンプライアントリング274は、
ハウジング240内に静止した位置で電極130を保持するように協働する。従
来技術にあるように、前記電極と前記ハウジングとの間で唯一の支持部が提供さ
れた前記シム174は、本発明に関して製造されている改良された変換器アッセ
ンブリにおいて、コンプライアントリングが前記ハウジングと前記電極との間に
配置されている。
【0037】 以下にさらに説明されているように、コンプライアントリング274は、従来
技術のシム174に係る課題を解決する。図10の(A)ないし(E)は、従来
技術のシム174に係る課題を示している。図10の(A)は、電極130とハ
ウジング140との間に配置されたシム174を有する従来技術の構成の拡大図
を示す。三角部810は、電極130上の指示ポイントを指定し、三角部812
は、肩部143上の対応する支持ポイントを指定している。図8に示された構成
は、前記三角部810,812によって指定された2つの指示ポイントが、互い
に及び前記力伝達部材172に対して直線をなしているので、“ニュートラルの
構成”と見なされる。図8の(A)は、元の温度で変換器アッセンブリ100の
構成を表わしているように見なされることができる。
【0038】 前記金属製のハウジング140の温度膨張係数は、典型的に、前記電極130
の温度膨張係数より大きいので、前記変換器アッセンブリの加熱もしくは冷却は
、前記ハウジング、シム、並びに電極に相対的な摺動もしくは滑動を発生させ、
これによって前記ニュートラルの構成から移動させる。前記シム174と前記電
極130との間の摩擦、及び前記シム174と前記ハウジング140との間の摩
擦は、この摺動しようとするのに抗する。しかし、前記アッセンブリの十分な加
熱もしくは冷却によって、温度的に誘発される剪断力は、摩擦抵抗を超えること
がある。この剪断力が摩擦抵抗を超えるとき、前記電極、シム、並びにハウジン
グは、相対的に、新たな位置まで摺動し、これによって剪断力を解放する。図1
0の(B)は、前記電極、シム、並びにハウジングが相対的に摺動するまで、図
10の(A)に示された構成要素を加熱することによって形成された構成を示す
。図10の(B)に示されているように、三角部810,812によって指定さ
れた指示ポイントは、もはや互いに及び前記力伝達部材172に対して直線をな
していない。
【0039】 そして、図10の(B)に示されている構成にある変換器アッセンブリが、元
の温度(すなわち、図10の(A)に示された前記アッセンブリの温度)まで冷
却された場合、温度収縮率の相違は、前記ハウジングと電極をこれらの元の構成
まで戻そうとする剪断力を発生する。しかし、摩擦は、この動きに抵抗しようと
し、前記アッセンブリを前記ニュートラルの構成へ向かう行程の一部分を、通常
わずかに戻させる。図10の(C)は、元の温度(すなわち、図10の(A)に
示されたアッセンブリの温度)まで、図10の(B)に示された部材を冷却する
ことによって生じる構成を示す。図10の(C)に示されているように、元の温
度まで冷却した後、前記電極130と前記ハウジング140は、通常前記ニュー
トラルの構成には戻らず、あるいはまた、前記ハウジング140は、前記ニュー
トラルの構成の“外側”にある(三角部812で表示された前記指示ポイントで
測定された前記ハウジングの140の径が、前記アッセンブリがニュートラルの
構成にあるときに同じ指示ポイントで測定された径より大きいので、前記ハウジ
ング140は、前記ニュートラルの構成の“外側”にあると呼ばれる)。
【0040】 図10の(A)、10の(B)、並びに10の(C)は、前記変換器アッセン
ブリを加熱し、次に前記元の温度までこのアッセンブリを冷却した結果を示す。
同様に、図10の(A)、10の(D)、並びに10の(E)は、前記変換器ア
ッセンブリを冷却し、次に前記元の温度までこのアッセンブリを加熱した結果を
示す。図10の(D)は、図10の(A)で述べたアッセンブリを前記ハウジン
グ及び電極が前記ニュートラルの構成から動くまで冷却した結果を示す。図10
の(E)は、図10の(D)で述べた前記アッセンブリを前記元の温度に戻るま
で加熱した結果を示す。図10の(E)に示されているように、この加熱で続け
られた冷却の温度サイクルの終端で、前記アッセンブリは、前記ニュートラルの
構成まで戻っていない。むしろ、前記ハウジング140は、前記ニュートラルの
構成の“内側”にある。
【0041】 理想的には、冷却で次に続けられる加熱の温度サイクル、もしくは加熱で次に
続けられる温度サイクルの後、ひとたび前記変換器アッセンブリが元の温度に戻
れば、この変換器アッセンブリは、前記元の幾何学的な構成に戻る。このような
理想的なアッセンブリは、良好な復元可能性によって特徴づけられる。このよう
な温度サイクルの終端で前記元の幾何学的な構成に戻ることができないのは、前
記従来技術の変換器アッセンブリの性能に逆に影響を及ぼす。図10の(A)な
いし(E)に関連して上述された温度的に誘発された剪断力によって生じる前記
スティックスリップの動きは、従来技術の変換器アッセンブリが温度サイクル後
に元の構成に戻らないという主要な理由である。
【0042】 図11の(A)、11の(B)、並びに11の(C)は、コンプライアントリ
ング274が電極130に対して改良された支持部をどのように提供するかを示
している。図11の(A)は、コンプライアントリングの一部の拡大図を示して
いる。図示されているように、前記コンプライアントリング274は、ハウジン
グ240とシム174の間に配置され、前記電極130は、シム174上に配置
されている。前記力伝達部材172は、電極130の上方に配置され、この電極
をハウジング240の方へ押し下げている。好ましくは、前記力伝達部材は、図
11の(A)に示されているように、前記コンプライアントリングと一直線上に
ある。図11の(B)及び11の(C)に示されているように、前記コンプライ
アントリングは、前後に曲がることができ(もしくは変形することができ)、し
たがって、前記変換器アッセンブリ200を加熱もしくは冷却することによって
発生された剪断力に反応して、電極130が前記ハウジングに対して動くことを
可能にする。コンプライアントリング274が曲がるにしたがって、すべての接
触面は、安定した接触のままであり、他に対して摺動しようとしない。前記コン
プライアントリング274が曲がるにしたがって、これは、コンプライアントリ
ング274の下端274Lが前記ハウジング240の溝274に対して摺動しよ
うとしないで、あるいはまた、この溝にしっかりと接触しているということであ
る。同様に、前記コンプライアントリング274が曲がるにしたがって、前記コ
ンプライアントリング274の上端274Uは,シム174に対して(もしくは
このシム174が外れた場合、電極130の表面136に対して)摺動しようと
せず、かわりに、このシムとしっかりと接触している。
【0043】 従来技術において、温度的に誘発される剪断力は、前記電極、シム、並びにハ
ウジングを互いに摺動させていた。従来技術とは対照的に、本発明に関して構成
された変換器アッセンブリにおいて、温度的に誘発される剪断力は、前記コンプ
ライアントリングを変形させる。この変形は、差動温度膨張がいかなる滑動も無
く吸収されることを可能とする。また、前記コンプライアントリングの変形は、
反復可能であるのに役立つ(すなわち、これらは、機械的ヒステリシスによって
特徴づけられない)。したがって、本発明に関してコンプライアントリングと組
立てられた変換器アッセンブリは、良好な復元可能性を提供し、前記温度サイク
ルの終端で、これらのもとの構成へ戻すのに役立つ。さらに、前記コンプライア
ントリングの変形は、幾何学的な構成において、ほんの小さな変化を提供し、こ
れによって本発明に関してこのコンプライアントリングとともに組立てられた変
換器アッセンブリは、良好な安定性をも提供する。また、電極130に押し当て
るウェーブワッシャ170によって提供された大きい力は、変換器アッセンブリ
200を大きい過剰圧力状態に対し無反応にさせる。したがって、変換器アッセ
ンブリ200は、(1)改善された復元可能性、(2)改善された安定性、並び
に(3)大きな過剰圧力状態に対する無反応性を提供する。この特徴の組み合わ
せは、従来技術の変換器アッセンブリによって提供されていない。
【0044】 図12は、変換器アッセンブリ200内に生じた剪断力を誘発される温度に反
応して変形したコンプライアントリング274の断面図を示す。図示されている
ように、前記コンプライアントリング274が変形されたとき、前記コンプライ
アントリング274の下端の外径LDは、このコンプライアントリング274の
上端の外径UDより大きくなる。このコンプライアントリング274は、例えば
変換器アッセンブリ200を冷却することに反応して、(前記上端の径UDが前
記下端の径LDより大きくなるように)当然反対の方向に変形することができる
。このコンプライアントリング274は、好ましくは、これら異なる径に変形、
すなわち弾性的に曲がって、弾性的に元のリング状の形状(例えば図9の(A)
ないし(D))まで復元することができる金属で製造されている。好ましくは、
前記上端もしくは下端の外径(すなわち、図12に示されているようにUDもし
くはLD)は、前記コンプライアントリング274を損傷させること無く、また
、摺動の動きを生じさせること無く、変換器アッセンブリ内の温度的に誘発され
た剪断力に反応して、1.8インチのほんのわずかな径から約0.2%だけ変形
することが可能である。
【0045】 図5の(B)に関連して上述したように、前記従来技術のシム174の厚さT
は、典型的には焼く0.006インチであり、前記シムの横断幅Wは、典型的に
約0.08インチである。このシムの前記縦横比(aspect ratio)
は、前記横断幅Wで割った前記厚さTに相当し、従来技術のシムの典型的な縦横
比は、1よりかなり小さい。従来技術において、このシム174は、前記電極と
前記ハウジングの間に配置された唯一の支持部であり、この支持部に対する小さ
な縦横比は、前記電極とハウジングを図10の(A)ないし(E)と関連して上
述したように、スティックスリップ形式で動かせるのに役立つ。構造的に、シム
174とコンプライアントリング274は、共に環形状によって特徴づけられる
。前記シム174の縦横比の増加は、実質的にこのシムを前記コンプライアント
リングへ構造的に変形させる。前記電極と前記ハウジングとの間の前記支持部の
少なくとも1つの縦横比が約2以上であるとき、前記支持部の変形は、従来技術
のシムのスティックスリップ型の動きよりもむしろ、(図11の(A)ないし1
1の(C)に関連して上述したように)反復可能な曲がる動きによって特徴づけ
られるのに役立つ。これに対する主要な理由が、図10の(A)ないし(E)、
11の(B)、ならびに11の(C)に示されている。図10の(A)ないし(
E)に示されているように、前記電極と前記ハウジングとの間の唯一の前記支持
部材の縦横比が非常に小さいとき、この支持部を曲げるのに必要な力は滑動を生
じる力よりも大きく、したがって前記温度的に誘発された剪断力が滑動を生じる
。しかし、図11の(B)及び11の(C)に示されているように、前記支持部
の少なくとも1つの縦横比が十分に大きいとき、この支持部を曲げるのに必要な
力は滑動を生じる力よりも小さく、したがって前記温度的に誘発された剪断力が
(滑動することなく)曲げを生じる。それどころか、すべての接触面は、前記コ
ンプライアントリング174の変形を介して良好な接触状態を保っている。
【0046】 より好ましい実施の形態において、前記コンプライアントリングの縦横比は、
約3以上である。前記コンプライアントリングの縦横比に対して2以上が好まし
い値であるが、前記電極と前記ハウジングとの間の前記支持部の少なくとも1つ
の縦横比が1.0以上であるときには、前記変換器アッセンブリの性能が改善さ
れている。前記コンプライアントリング274の上述の好ましい実施の形態は、
2より大きい縦横比によって特徴づけられる。いかなる特別な変換器アッセンブ
リ一式において、前記コンプライアントリング274の前記縦横比は、好ましく
は、温度変化に反応した変形がスムーズで復元可能性を保証するように選択され
る。前記横断幅Wは、好ましくは、前記コンプライアントリング274が前記電
極130を確実に支持するための十分な機械的強度を提供するのを保証するよう
に選択される。
【0047】 図9の(D)を参照すると、前記コンプライアントリング274の下端274
Lは、湾曲した横断部によって特徴づけられる。また、図5に示されているよう
に、前記ハウジング内の溝247もまた湾曲した横断部によって特徴づけられる
。前記コンプライアントリング274の下端274Lの前記湾曲の半径は、好ま
しくは、前記溝247の横断部の前記湾曲の半径より小さくなるように選択され
る。この差は、前記コンプライアントリングが溝247内で(例えば図11の(
B)に示されているように)、固定することなく前後に傾斜するのを可能とする
。前記コンプライアントリング274の上端274Uの前記横断部は、丸まった
2つの角部274Cを備え、平らである。これら丸まった角部もまた、前記コン
プライアントリングが、前記電極もしくはシムに接触して、固定することなく前
後に傾斜するのを可能にする。一実施の形態において、前記溝247の横断部の
前記湾曲の半径はほぼ0.02インチに等しく、前記下端274Lの横断部の前
記湾曲の半径はほぼ0.0075インチに等しく、また、前記上端274Uの横
断部の前記湾曲の半径はほぼ0.005インチに等しい。前記コンプライアント
リング274の前記下端及び上端274L,274Uは、どちらか一方が平らで
あるか、もしくは(図9の(D)に示された上端274Uの場合のように)、例
えば両方が丸まった角部を備え、平らであることができることが理解される。こ
の湾曲した横断面と丸まった角部は、前記コンプライアントリング274の性能
を改善しているが、本発明の実施に必須ではない。別の実施の形態において、他
の湾曲した横断部(例えば前記下端274Lの湾曲した横断部と類似した)を備
えた上端274Uを提供することは効果的である。しかし、湾曲した上端及び下
端を備えたコンプライアントリングを、一方で、このコンプライアントリングの
厚さTのディメンジョンを維持しながら製造することは難しい。
【0048】 さらに別の実施の形態において、前記リングの変形が温度変化によって生じた
幾何学的な構成の変化を補償するように、前記コンプライアントリングの輪郭を
定めることは効果がある。このようなコンプライアントリングは、前記変換器ア
ッセンブリの安定性を改善し得る。例えば、前記金属製のコンプライアントリン
グは、熱に反応して前記セラミック製の電極より早く膨張し、前記ダイアフラム
と前記電極との間の軸方向距離をわずかに増加させるのに役立つ。しかし、前記
コンプライアントリングが適切に輪郭を定められた場合、加熱もしくは冷却に反
応して生じる前記リングの変形は、前記アッセンブリ内で膨張率を変えることか
ら生じる空間的な変化を相殺することに役立ち得る。図9の(E)は、図9の(
A)に示されているように、線9D―9Dに沿って切断されたこうしたコンプラ
イアントリングの部分横断面図を示す。図9の(E)に示された実施例において
、前記リングの下端は平らであり、前記リングの上端274Uは、テーパー状で
ある。この上端274Uの横断部は、内側の平らな部分274Aと外側の湾曲部
分274Bとを有する。図9の(F)は、前記変換器アッセンブリを加熱するこ
とによって生じる変形(すなわち、図11の(B)と関連して上に示された変形
と類似した変形)の後の図7の(E)の前記コンプライアントリングを示し、図
7の(G)は、前記変換器アッセンブリを冷却することによって生じる変形(す
なわち、図11の(C)と関連して上に示された変形と類似した変形)の後の図
7の(E)の前記コンプライアントリングを示す。図9の(E)ないし(G)に
は示されていないが、使用時に、前記コンプライアントリングは、前記環状の支
持肩部243と前記電極130との間に配置されていることが理解される。図9
の(F)によって示されているように、前記変換器アッセンブリが加熱されたと
き、前記電極130が前記平らな部分274Aではなく前記湾曲部分247Bに
載置されるのに役立ち、これが前記環状の支持肩部243と前記電極130との
間で前記コンプライアントリングによって形成された空間を減じるように、前記
コンプライアントリングは変形される。この空間の減少は、前記変換器アッセン
ブリの金属製の構成要素と前記セラミック製の電極との膨張率の差から生じる、
前記ダイアフラムと前記電極との間の軸方向の距離の増加を相殺するのに役立つ
。図9の(G)に示されているように、前記変換器アッセンブリが冷却されたと
き、前記電極130が前記コンプライアントリングの上端の内側のエッジに載置
され、前記コンプライアントリングの下端の外側のエッジが前記環状の支持肩部
243と接触するように、このコンプライアントリングは変形される。このコン
プライアントリングの変形は、前記支持肩部243と前記電極130との間で前
記コンプライアントリングによって形成される空間を増加する傾向がある。この
空間の増加は、前記変換器アッセンブリ内の膨張率の差から生じる前記ダイアフ
ラムと前記電極との間の軸方向の距離の減少を相殺するのに役立つ。また、前記
コンプライアントリングの上端もしくは下端は、前記変換器アッセンブリ内の熱
膨張率の差によって生じる前記幾何学的構成における変化を相殺するように選択
される他の断面形状を形成され得る。例えば、図9の(D)に示されている前記
コンプライアントリング内の湾曲した前記下端と、図9の(E)に示されている
テーパー状の前記上端とに対して効果がある。
【0049】 図13は、本発明に関して組立てられた他の組立て式の圧力変換器アッセンブ
リ300の部分断面側面図を示す。図14は、図13に示された変換器アッセン
ブリ300の部分断面分解図を示す。変換器アッセンブリ300は、変換器アッ
センブリ200とかなり類似している。しかし、変換器アッセンブリ300は、
前記ハウジング240ではなくハウジング340を有する。また、変換器アッセ
ンブリ300は、独立コンプライアントリング274を有するのではなく、ハウ
ジング340と一体的である一体型コンプライアントリング347を有する。ア
ッセンブリ200のハウジング240に付随しているように、ハウジング340
は、垂直に延出した部分341と、水平に延出した部分342とを有する。
【0050】 図15(A)は、ハウジング340の上面図を示し、図15(B)は、図15
の(A)に示されているように、線15B―15Bによって示された方向に切断
されたハウジング340の断面図を示す。図16は、図12の(A)に示されて
いるように、線16―16によって示された方向に切断されたハウジングの一部
分の部分断面拡大図を示す。
【0051】 前記垂直に延出した部分341の上部は、段になっており、環状の支持肩部3
44を形成している。変換器アッセンブリ300が組立てられたとき、前記上部
カバー150の前記下面の外周は、支持肩部344に載置されている。
【0052】 前記水平に延出した部分342は、中央のキャビティ345と環状の上面34
3とを形成している。環形状である一体型コンプライアントリング347は、前
記水平に延出した部分342の前記上面343から延出もしくは突出している。
変換器アッセンブリ300が組立てられたとき、前記ハウジング340、前記ダ
イアフラム120、並びに前記下部カバー160は、前記ダイアフラム120の
外周が前記ハウジング340の下面346と前記下部カバー160の前記上面1
66との間を閉じるように、互いに連結されている。
【0053】 変換器アッセンブリ300が組立てられたとき、前記ウェーブワッシャ170
と前記力伝達部材172とは、前記ダイアフラム方へ前記電極130を押し下げ
る。前記一体型コンプライアントリング347の前記上端347Uは、前記電極
130を指示し、前記電極130の前記ダイアフラム120の方への動きに抗す
る。前記電極340の前記面346は、前記一体型コンプライアントリング34
7の上端347Uに直接載置され得る。あるいはまた、シム174は、図13及
び14に示されているように、電極130とコンプライアントリング347との
間に配置され得る。図16、17の(A)、並びに17の(B)に示されている
ように、前記コンプライアントリングの前記上端347Uは、好ましくは、湾曲
した断面によって特徴づけられる。
【0054】 前記アッセンブリ300の一体型コンプライアントリング347は、前記独立
コンプライアントリング274が変換器アッセンブリ200の電極を支持した形
式と同様の形式で電極130を支持する。図17の(A)及び13の(B)に示
されているように、前記一体型コンプライアントリング347は、変換器アッセ
ンブリ300内で剪断力を誘発される温度に反応して前後に傾斜(もしくは変形
)することができる。変換器アッセンブリ200の前記独立コンプライアントリ
ング274が前記ハウジング240から分離したり、載置されたりするのに対し
、変換器アッセンブリ300の前記一体型コンプライアントリング347は、ハ
ウジング340の一体部分として形成されている。図16、図17の(A)、並
びに17の(B)に示されているように、前記コンプライアントリング347の
下端347Lは、前記ハウジング340の水平に延出した部分342に取着され
て、この一体部分を形成している。前記水平に延出した部分342とコンプライ
アントリング347とは、好ましくは、単一のモノリシック(monolith
ic)構造として形成されている。あるいはまた、コンプライアントリング34
7の下端は、前記水平に延出した部分342に(例えば、溶接もしくは接合によ
って)固定され得る。前記独立コンプライアントリング274は、この独立コン
プライアントリング274の下端を前記ハウジングに固定することによって前記
一体型コンプライアントリングへ実質的に変形することができる。
【0055】 一実施の形態において、前記ハウジング340は、ステンレススチールもしく
はインコネルで製造され、前記一体型コンプライアントリング347の外径Dは
、ほぼ1.8インチに等しく、前記コンプライアントリング347の横断幅Wは
は、ほぼ0.015に等しく、また、前記コンプライアントリング347の厚さ
Tは、ほぼ0.085に等しい。また、この実施の形態において、前記コンプラ
イアントリング347の上面347Uの前記横断部は、ほぼ0.0075インチ
に等しい湾曲の半径によって特徴づけられる。他の実施の形態において、前記上
端347Uの横断部は、他の湾曲の半径によって特徴づけられることができ、平
らである、すなわち前記コンプライアントリング274の上端の場合のように丸
まった角部を備え、平らであることができる。
【0056】 ここに含まれる本発明の技術的思想から逸脱することがなければ、上記装置に
おいて所定の変形がなされることができるので、上述もしくは図面に示された中
に含まれるすべての方法は、説明するための意味であって、限定される意味で解
釈されないことが意図される。一実施例のように、ここで説明されたすべての前
記変換器アッセンブリは、前記ダイアフラムの方へ前記電極を押す力を発生させ
るためのウェーブワッシャ170を有する。他の実施の形態において、本発明に
関して組立てられた変換器アッセンブリは、前記ウェーブワッシャが取外され、
代わりに、前記ダイアフラムの方へ前記電極を押す力を発生させるための弾性部
材、もしくは圧縮部材の他の形態を有する。さらにまた別の実施例のように、前
記溝247は、変換器アッセンブリ200のハウジング240から取外されるこ
とができる。この実施の形態において、前記独立コンプライアントリングは、ハ
ウジング240の前記肩部243に、あるいはシムもしくは前記コンプライアン
トリングと前記ハウジングとの間に配置された他のスペーサーに直接載置されて
いる。前記溝247は、前記独立コンプライアントリングを変換器アッセンブリ
200内の所望の位置に配置するのに効果がある。しかし、この溝の使用は、前
記独立コンプライアントリング247の使用に必須ではない。さらにまた別の実
施例のように、前記ハウジング240,340は、単一のモノリシック構造とし
て形成されているように説明されている。しかし、これらハウジングは、(例え
ば溶接によって)互いに連結される2以上の異なる部品から形成されることがで
きる。例えば、前記水平に延出した部分は、前記垂直に延出した部分から分離し
て形成されても良く、これら2つの部分は、前記ハウジングを形成するように互
いに溶接されることができる。他の実施例のように、ここで説明されているすべ
ての前記変換器アッセンブリは、円形の対象によって特徴づけられている。しか
し、他の実施の形態において、前記コンプライアントリングは、非円形(例えば
楕円)の形状を有する。非円形の対称によって特徴づけられたコンプライアント
リングの横断幅Wは、このコンプライアントリングの外周と内周との間の半径の
差であり、同様のことが、当然非円形の対称によって特徴づけられたコンプライ
アントリングにも当てはまる。また別の実施例のように、図18の(A)ないし
(F)は、コンプライアントリングの様々な別の実施の形態のための横断面図を
示す。図18の(A)は、平らな端と丸まった端とによって特徴づけられるコン
プライアントリングのための横断部を示す。このようなコンプライアントリング
は、図9の(D)、図16、並びに図17の(A)及び(B)と関連して上述さ
れている。図18の(B)ないし(F)は、本発明に関して組立てられることが
できる独立及び一体型コンプライアントリングの他の実施の形態の横断部を示し
ていることが理解される。さらに、図18の(A)ないし(F)は、単に例のた
めに示されており、コンプライアントリングがさらに他の横断部の形状を有し、
本発明関して組立てられることができることが理解される。
【0057】
【発明の効果】
課題に対応させる
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、従来の組立て式の圧力変換器アッセンブリの部分断面図を示す。
【図2】 図2は、図1に示されている前記アッセンブリの分解された部分断面図を示す
【図3】 図3の(A)は、図1及び図2に示された前記アッセンブリのハウジングの上
面図を示す。 図3の(B)は、図3の(A)に示されているように線3B―3Bによって示
された方向で切断されたハウジングの断面図を示す。
【図4】 図4の(A)は、図1及び図2に示された前記アッセンブリの電極の側面図を
示す。 図4の(B)は、図4の(A)に示された線4B―4Bによって示された方向
で切断された電極の底面図を示す。
【図5】 図5の(A)は、図1及び図2に示された部材のシムのうちの1つの上面図を
示す。 図5の(B)は、図5の(A)に示されているように線5B―5Bによって示
された方向で切断されたシムの断面図を示す。 図5の(C)は、図5の(A)に示されたシムの斜視図を示す。
【図6】 図6は、本発明に関して組立てられた組立て式の圧力変換器アッセンブリの部
分断面図を示す。
【図7】 図7は、図6に示された変換器アッセンブリの分解された部分断面図を示す。
【図8】 図8の(A)は、図6及び図7に示された部材のハウジングの上面図を示す。 図8の(B)は、図8の(A)に示されているように線8B―8Bによって示
された方向で切断されたハウジングの断面図を示す。
【図9】 図9の(A)は、図6及び図7に示されている部材の独立コンプライアントリ
ングの上面図を示す。 図9の(B)は、図9の(A)に示されているように、線9B―9Bによって
示された方向で切断された独立コンプライアントリングの断面図を示す。 図9の(C)は、図9の(A)に示された独立コンプライアントリングの斜視
図を示す。 図9の(D)は、図9の(A)に示されているように、線9D―9Dによって
示された方向に切断された独立コンプライアントリングの部分拡大断面図を示す
。 図9の(E)は、図9の(A)に示されているように、線9D―9Dによって
示された方向に切断された独立コンプライアントリングの別の実施の形態の部分
拡大断面図を示す。
【図10】 図10(A)は、最初の温度で、ニュートラルの配置で構成された図1及び図
2に示された従来技術の変換器アッセンブリの電極、シム、並びにハウジングの
小さい部分の拡大図を示す。 図10の(B)は、図10の(A)に示された前記アッセンブリを加熱するこ
とによって形成された構成を示す。 図10の(C)は、図10の(A)に示された前記アッセンブリの構成の温度
まで、図10の(B)に示された前記アッセンブリを冷却することによって形成
された構成を示す。 図10の(D)は、図10の(A)に示された前記アッセンブリを冷却するこ
とによって形成された構成を示す。 図10の(E)は、図10の(A)に示された前記アッセンブリの構成の温度
まで図10の(D)に示された前記アッセンブリを加熱することによって形成さ
れた構成を示す。
【図11】 図11の(A)は、図6及び図7に示されている変換器アッセンブリの電極、
シム、独立コンプライアントリング、並びにハウジングの小さい部分の拡大図を
示す。 図11の(B)及び(C)は、独立コンプライアントリングが、前記変換器ア
ッセンブリ内で差動膨張を生じる温度に反応して、どのように前後に傾斜(もし
くは変形)することができるのかを示している図11の(A)に示された構成要
素の拡大図を示す。
【図12】 図12は、剪断力を生じる温度に反応して変形された本発明に係る独立コンプ
ライアントリングの断面図を示す。
【図13】 図13は、本発明に関して組立てられた他の組立て式の圧力変換器アッセンブ
リの部分断面図を示す。
【図14】 図14は、図13に示された変換器アッセンブリの分解された部分断面図を示
す。
【図15】 図15の(A)は、図13及び図14に示された変換器アッセンブリのハウジ
ングの上面図を示す。 図15の(B)は、図15の(A)に示されているように、線15B―15B
によって示された方向に切断されたハウジングの断面図を示す。
【図16】 図16は、図12の(A)に示されているように、線16―16によって示さ
れた方向に切断されたハウジングの一部分の部分断面拡大図を示す。
【図17】 図17(A)は及び(B)は、本発明に関して組立てられた一体型コンプライ
アントリングが、前記変換器アッセンブリ内で剪断力を生じる温度に反応して、
どのように変形することができるのかを示している図15の(A)、(B)及び
図16に示されたハウジングの一部分の部分断面拡大図を示す。
【図18】 図18の(A)ないし(F)は、本発明に関して組立てられた独立及び一体型
コンプライアントリングの様々な別の実施の形態の部分の横断面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月18日(2001.6.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブランケンシップ、スティーブン・ディー アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 02176 メルローズ、クリフォード・スト リート 23 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB05 CC02 DD01 DD09 EE25 FF01 FF43 GG25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)内部キャビティを形成した本体部と、 (B)この本体部内に設けられ、前記内部キャビティを第1のチャンバと第2
    のチャンバとに分割し、前記第2のチャンバ内の圧力より高くなった前記第1の
    チャンバ内の圧力に反応して第1の方向に動き、前記ダイアフラムの一領域は、
    前記第1のチャンバ内の圧力より高くなった前記第2のチャンバ内の圧力に反応
    して前記第1の方向と反対の第2の方向に動く領域を有するダイアフラムと、 (C)前記第1のチャンバ内に配置された絶縁部材と、 (D)この絶縁部材に配置されたコンダクタであって、このコンダクタと前記
    ダイアフラムは、容量によって特徴づけられ、この容量は、前記第1のチャンバ
    内の圧力と前記第2のチャンバ内の圧力との間の差を表しているコンダクタと、 (E)前記第1のチャンバ内に配置され、前記ダイアフラムの方へ前記絶縁部
    材を偏らせる力を発生する圧縮部材と、 (F)前記ダイアフラムの一部分と前記絶縁部材の一部分との間に配置され、
    前記ダイアフラムの方への前記絶縁部材の動きに抗し、また、所定の厚さと所定
    の横断幅とによって特徴づけられ、この横断幅に対する前記厚さの比が1より大
    きい支持部材と を具備する圧力変換器アッセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記横断幅に対する前記厚さの比が2より大きい請求項1に
    記載のアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記本体部は、面を規定し、前記支持部材は、この面に載置
    されている請求項1に記載のアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記面は、溝を形成し、前記支持部材は、この溝中に載置さ
    れている請求項3に記載のアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記支持部材は、環形状によって特徴づけられた請求項1に
    記載のアッセンブリ。
  6. 【請求項6】 (A)内部キャビティと面とを形成した本体部と、 (B)この本体部内に設けられ、前記内部キャビティを第1のチャンバと第2
    のチャンバとに分割し、前記第2のチャンバ内の圧力より高くなった前記第1の
    チャンバ内の圧力に反応して第1の方向に動き、前記第1のチャンバ内の圧力よ
    り高くなった前記第2のチャンバ内の圧力に反応して前記第1の方向と反対の第
    2の方向に動き、また、実質的に前記面と平行な領域を有するダイアフラムと、 (C)前記第1のチャンバ内に配置された絶縁部材と、 (D)この絶縁部材に配置されたコンダクタであって、このコンダクタと前記
    ダイアフラムは、容量によって特徴づけられ、この容量は、前記第1のチャンバ
    内の圧力と前記第2のチャンバ内の圧力との間の差を表しているコンダクタと、 (E)前記第1のチャンバ内に配置され、前記ダイアフラムの方へ前記絶縁部
    材を偏らせる力を発生する圧縮部材と、 (F)前記面の一部分と前記絶縁部材の一部分との間に配置され、前記ダイア
    フラムの方への前記絶縁部材の動きに抗し、また、所定の厚さと所定の横断幅と
    によって特徴づけられ、この横断幅に対する前記厚さの比が1より大きい環状の
    支持部材と を具備する圧力変換器アッセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記面は、溝を形成し、前記支持部材は、この溝中に載置さ
    れている請求項6に記載のアッセンブリ。
  8. 【請求項8】 (A)内部キャビティと面とを形成し、第1の温度膨張係数
    によって特徴づけられた本体部と、 (B)この本体部内に設けられ、前記内部キャビティを第1のチャンバと第2
    のチャンバとに分割し、前記第2のチャンバ内の圧力より高くなった前記第1の
    チャンバ内の圧力に反応して第1の方向に動き、前記第1のチャンバ内の圧力よ
    り高くなった前記第2のチャンバ内の圧力に反応して前記第1の方向と反対の第
    2の方向に動き、また、実質的に前記面と平行な領域を有するダイアフラムと、 (C)前記第1のチャンバ内に配置され、第2の温度膨張係数によって特徴づ
    けられた絶縁部材と、 (D)この絶縁部材に配置されたコンダクタであって、このコンダクタと前記
    ダイアフラムは、容量によって特徴づけられ、この容量は、前記第1のチャンバ
    内の圧力と前記第2のチャンバ内の圧力との間の差を表しているコンダクタと、 (E)前記第1のチャンバ内に配置され、前記ダイアフラムの方へ前記絶縁部
    材を偏らせる力を発生する圧縮部材と、 (F)前記面の一部分と前記絶縁部材の一部分との間に配置され、前記ダイア
    フラムの方への前記絶縁部材の動きに抗し、また、所定の厚さと所定の横断幅と
    によって特徴づけられる環状の支持部材とを具備する圧力変換器アッセンブリで
    あって、前記横断幅に対する前記厚さの比は、このアッセンブリを加熱すること
    に反応して生じる剪断力が、前記環状の支持部材が前記面に接して摺動する前に
    環状の支持部材を変形させるように十分大きい圧力変換器アッセンブリ。
JP2001512263A 1999-07-23 2000-07-14 改良された電極支持部を備えた容量型圧力変換器 Expired - Lifetime JP4880154B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/360,308 US6105436A (en) 1999-07-23 1999-07-23 Capacitive pressure transducer with improved electrode support
US09/360,308 1999-07-23
PCT/US2000/019177 WO2001007883A1 (en) 1999-07-23 2000-07-14 Capacitive pressure transducer with improved electrode support

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003505688A true JP2003505688A (ja) 2003-02-12
JP4880154B2 JP4880154B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=23417454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001512263A Expired - Lifetime JP4880154B2 (ja) 1999-07-23 2000-07-14 改良された電極支持部を備えた容量型圧力変換器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6105436A (ja)
EP (1) EP1200810B1 (ja)
JP (1) JP4880154B2 (ja)
DE (1) DE60006126T2 (ja)
WO (1) WO2001007883A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527386A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 エム ケー エス インストルメンツ インコーポレーテッド 流れを規定している構成体を持つ静電容量圧力センサ
JP2013519091A (ja) * 2010-02-02 2013-05-23 エム ケー エス インストルメンツ インコーポレーテッド 容量型圧力センサ
KR20140078708A (ko) * 2011-09-29 2014-06-25 엠케이에스 인스트루먼츠, 인코포레이티드 개선된 전극 구조를 가진 용량성 압력 센서
WO2015076413A1 (ja) 2013-11-25 2015-05-28 株式会社堀場エステック 静電容量型圧力センサ
WO2015076414A1 (ja) 2013-11-25 2015-05-28 株式会社堀場エステック 静電容量型圧力センサ

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6772640B1 (en) 2000-10-10 2004-08-10 Mks Instruments, Inc. Multi-temperature heater for use with pressure transducers
FR2818676B1 (fr) * 2000-12-27 2003-03-07 Freyssinet Int Stup Procede de demontage d'un cable de precontrainte et dispositif pour la mise en oeuvre
US7252011B2 (en) 2002-03-11 2007-08-07 Mks Instruments, Inc. Surface area deposition trap
US6722205B2 (en) * 2002-06-24 2004-04-20 Honeywell International, Inc. Unitary pressure sensor housing and assembly
US7000482B2 (en) * 2002-06-24 2006-02-21 Mykrolis Corporation Variable capacitance measuring device
US6837111B2 (en) * 2002-06-24 2005-01-04 Mykrolis Corporation Variable capacitance measuring device
DE10243515A1 (de) * 2002-09-19 2004-04-01 Robert Bosch Gmbh Sensor
US6993973B2 (en) * 2003-05-16 2006-02-07 Mks Instruments, Inc. Contaminant deposition control baffle for a capacitive pressure transducer
US7272976B2 (en) * 2004-03-30 2007-09-25 Asml Holdings N.V. Pressure sensor
US7000479B1 (en) 2005-05-02 2006-02-21 Mks Instruments, Inc. Heated pressure transducer
US7124640B1 (en) 2005-07-13 2006-10-24 Mks Instruments, Inc. Thermal mounting plate for heated pressure transducer
US20090015269A1 (en) * 2007-07-13 2009-01-15 Pinto Gino A Stray Capacitance Compensation for a Capacitive Sensor
US8561471B2 (en) 2010-02-02 2013-10-22 Mks Instruments, Inc. Capacitive pressure sensor with improved electrode structure
SG10201509452UA (en) 2011-10-11 2015-12-30 Mks Instr Inc Pressure sensor
JP6059642B2 (ja) * 2013-11-25 2017-01-11 株式会社堀場エステック 静電容量型圧力センサ
JP6059641B2 (ja) * 2013-11-25 2017-01-11 株式会社堀場エステック 静電容量型圧力センサ
CN105092110A (zh) * 2014-05-06 2015-11-25 无锡华润上华半导体有限公司 压力传感器及其制作方法
CN110879111B (zh) * 2019-11-27 2021-07-27 中国科学院微电子研究所 柔性电极支撑结构
CN110926662B (zh) * 2019-11-29 2022-02-08 中国科学院微电子研究所 一种薄膜式电容传感器
CN110987281B (zh) * 2019-11-29 2022-06-07 中国科学院微电子研究所 环形支撑结构及应用其的陶瓷电容式压力传感器
US11287342B2 (en) 2020-03-20 2022-03-29 Mks Instruments, Inc. Capacitance manometer with improved baffle for improved detection accuracy

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5476192A (en) * 1977-11-10 1979-06-18 Lee Shih Ying Capacitive pressure transducer
JPH01201103A (ja) * 1988-02-05 1989-08-14 Nekushii Kenkyusho:Kk 接触検出装置
JPH10170540A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Miyota Co Ltd 加速度センサ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4357834A (en) * 1980-09-03 1982-11-09 Hokushin Electric Works, Ltd. Displacement converter
US4433580A (en) * 1982-07-22 1984-02-28 Tward 2001 Limited Pressure transducer
US4499773A (en) * 1983-04-28 1985-02-19 Dresser Industries, Inc. Variable capacitance pressure transducer
US4572204A (en) * 1984-03-21 1986-02-25 Hewlett-Packard Company Pressure dome with compliant chamber
US4823603A (en) * 1988-05-03 1989-04-25 Vacuum General, Inc. Capacitance manometer having stress relief for fixed electrode
US4977480A (en) * 1988-09-14 1990-12-11 Fuji Koki Mfg. Co., Ltd. Variable-capacitance type sensor and variable-capacitance type sensor system using the same
US5155653A (en) * 1991-08-14 1992-10-13 Maclean-Fogg Company Capacitive pressure sensor
US5911162A (en) * 1997-06-20 1999-06-08 Mks Instruments, Inc. Capacitive pressure transducer with improved electrode support

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5476192A (en) * 1977-11-10 1979-06-18 Lee Shih Ying Capacitive pressure transducer
JPH01201103A (ja) * 1988-02-05 1989-08-14 Nekushii Kenkyusho:Kk 接触検出装置
JPH10170540A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Miyota Co Ltd 加速度センサ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527386A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 エム ケー エス インストルメンツ インコーポレーテッド 流れを規定している構成体を持つ静電容量圧力センサ
JP2013519091A (ja) * 2010-02-02 2013-05-23 エム ケー エス インストルメンツ インコーポレーテッド 容量型圧力センサ
KR101423063B1 (ko) * 2010-02-02 2014-08-13 엠케이에스 인스트루먼츠, 인코포레이티드 용량성 압력 센서
KR20140078708A (ko) * 2011-09-29 2014-06-25 엠케이에스 인스트루먼츠, 인코포레이티드 개선된 전극 구조를 가진 용량성 압력 센서
JP2014534417A (ja) * 2011-09-29 2014-12-18 エム ケー エス インストルメンツインコーポレーテッドMks Instruments,Incorporated 改良された電極構造体を有する静電容量型圧力センサ
KR101588714B1 (ko) * 2011-09-29 2016-01-26 엠케이에스 인스트루먼츠, 인코포레이티드 개선된 전극 구조를 가진 용량성 압력 센서
WO2015076413A1 (ja) 2013-11-25 2015-05-28 株式会社堀場エステック 静電容量型圧力センサ
WO2015076414A1 (ja) 2013-11-25 2015-05-28 株式会社堀場エステック 静電容量型圧力センサ
US20160169759A1 (en) * 2013-11-25 2016-06-16 Horiba Stec, Co., Ltd. Capacitive pressure sensor
US9897503B2 (en) 2013-11-25 2018-02-20 Horiba Stec, Co., Ltd. Capacitive pressure sensor
US10288509B2 (en) 2013-11-25 2019-05-14 Horiba Stec, Co., Ltd. Capacitive pressure sensor with reduced sensitivity to temperature change

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001007883A1 (en) 2001-02-01
EP1200810A1 (en) 2002-05-02
EP1200810B1 (en) 2003-10-22
DE60006126D1 (de) 2003-11-27
US6105436A (en) 2000-08-22
DE60006126T2 (de) 2004-07-22
JP4880154B2 (ja) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003505688A (ja) 改良された電極支持部を備えた容量型圧力変換器
US6568274B1 (en) Capacitive based pressure sensor design
US5911162A (en) Capacitive pressure transducer with improved electrode support
EP1053459B1 (en) Capacitive based pressure sensor design
US6205861B1 (en) Transducer having temperature compensation
JPH09504100A (ja) 容量性圧力センサ
US6837112B2 (en) Capacitance manometer having a relatively thick flush diaphragm under tension to provide low hysteresis
US20100275698A1 (en) Pressure sensor
US4938068A (en) Pressure transducer
US4878385A (en) Differential pressure sensing apparatus
WO1993022643A1 (en) Method and apparatus for measurement of forces and pressures using tensioned bellows
JP4162990B2 (ja) 改良された、容量に基づく圧力センサの設計
WO2023098643A1 (zh) 一种可移动式的测温结构及充电装置
KR20030063481A (ko) 열판 및 스프링을 구비한 압력 변환기
RU2301411C2 (ru) Емкостный датчик давления и способ итерактивной оптимизации габаритов датчика давления
EP0535787A1 (en) Dual capacitor device for measurement purposes
US20200191673A1 (en) Capacitive Pressure Transducer
JP5809512B2 (ja) 煉瓦残厚測定装置
CN110268236B (zh) 测量单元
JP2580145Y2 (ja) ディラトメータ
TW455678B (en) Improved capacitive based pressure sensor design
JPH068780B2 (ja) 材料試験機の試験片変位量測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100415

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110316

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4880154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term