JP2003505529A - 顔料ベースのインク組成物 - Google Patents

顔料ベースのインク組成物

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JP2003505529A
JP2003505529A JP2001511120A JP2001511120A JP2003505529A JP 2003505529 A JP2003505529 A JP 2003505529A JP 2001511120 A JP2001511120 A JP 2001511120A JP 2001511120 A JP2001511120 A JP 2001511120A JP 2003505529 A JP2003505529 A JP 2003505529A
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ウィリアム、デイヴィッド、カッペル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 インク組成物は、赤色顔料とキャリヤー混合物を含む。キャリヤー混合物は、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルおよびラクタムを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明はインク組成物に関する。より詳細には、本発明は、赤色顔料、ビスヒ
ドロキシを末端基とするチオエーテル、並びに、ラクタムを含む顔料に基づくイ
ンク組成物に関する。
【0002】 背景技術 カラー印刷用に大きな色域を有することが望ましい。「色域(color gamut)」
とは三原色の集合から再生され得る多数の色を言及するものである。色域がより
大きければ、より多くの色がうまく再生され得る。色域は各種原色の彩度の関数
である。「彩度(chroma)又はクロマ」とは色の飽和度を言及するものである。高
い彩度原色インクを提供することは、大きな色域を提供することになる。原色イ
ンクの彩度値はその着色剤及びその製剤によって決定される。
【0003】 Pontes等の米国特許第5,100,469号は、着色剤、液体キャリヤー、並
びに、メソエリトリトール及びその塩と、RC(CH2OH)3及びその塩とから
成るグループから選択された添加剤を含む。Pontes等は、その組成が重量で約1
.0%から約5.0%の潤滑剤を含み得て、その適切な潤滑剤がグリセロール、
チオジグリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、並びに、2-
ピロリドンを含むことを更に開示している。Pontes等は着色剤が直接染料、酸性
染料、反応染料、並びに、高分子染料を含み得ることを教示している。
【0004】 Hotomi等の米国特許第5,376,169号はインクジェット用の記録溶液を
開示しており、それは、顔料、樹脂、アルギン酸及びボルネオールから成る群か
ら選択された添加剤、並びに、重量で少なくとも55%の非水性溶媒を含む。Ho
tomi等は、その非水性溶媒がモノエチレングリコール、モノブチルエーテル、ジ
エチルグリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエー
テル、モノプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノブチルエーテル、トリプロピルモノブチルエーテル、ブチルセロソルブ、並
びに、2-ピロリドンから選択され得ることを更に教示している。Hotomi等の記
録溶液は、重量で7%〜45%の、水、ジチオエタノール、ホルムアミド、グリ
セリン、エチレンカルボネート、並びに、メタンスルホン酸から選択された化合
物を更に含み得る。
【0005】 Gundlach等の米国特許第5,531,815号は、ベタイン双性イオン塩基、
擬似界面活性浸透剤、並びに、n-メチルピロリジオン、チオジエタノール、エ
チレングリコール、トリメチロルプロパン、スルホラン、並びに、グリセリン等
の任意選択の溶媒を含むインク組成物を開示している。
【0006】 Gundlach等の米国特許第5,534,050号は、アセチレニックポリアルキ
レンオキシド及び擬似界面活性浸透剤を含むインク組成物を開示している。Gund
lach等はシクロヘキシルピロリジオン等の溶媒と、n-メチルピロリジノン、チ
オジエタノール、エチレングリコール、トリメチロルプロパン、スルホラン、並
びに、グリセリン等の助溶媒とを開示している。
【0007】 Nagai等の米国特許第5,882,390号は、着色剤を含む記録インク組成
物を開示しており、その着色剤は、少なくとも1つのフタロシアニン化合物、分
散剤及び/或は界面活性剤、水、並びに、保湿剤を含む。Nagai等は、ジエチレ
ングリコール、チオジエタノール、ポリエチレングリコール、グリセロール、N
-メチル-2-ピロリジノン、N-ヒドロキシ-2-ピロリドン、2-ピロリドン、並
びに、1,3-ジメチルイミダゾリジノン等の水溶性有機溶媒を含む保湿剤を更
に開示している。
【0008】 Nagai等の米国特許第5,879,439号は、着色剤を含む記録インク組成
物を開示しており、その着色剤は、顔料及び高分子染料、分散剤及び/或は界面
活性剤、水、並びに、ジエチレングリコール、チオジエタノール、ポリエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、グリセロール、1,2,6-ヘキサント
リオール、1,2,4-ブタントリオール、3-メチルペンタン-1,3,5-トリ
オール、1,5-ペンタンジオール、N-メチル-2-ピロリドン、N-ヒドロキシ
エチル-2-ピロリドン、2-ピロリドン、並びに、1,3-ジメチルイミダゾリジ
ノン等の水溶性有機溶媒を含む。
【0009】 Nagai等の米国特許第5,810,915号は、キサンテン染料或は水溶性フ
タロシアニン染料を含有する染料成分を含む水性インク組成物を開示している。
Nagai等はその組成物が、ジエチレングリコール、チオジエタノール、ポリエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、グリセロール、1,2,6-ヘキサ
ントリオール、1,2,4-ブタントリオール、3-メチルペンタン-1,3,5-
トリオール、1,5-ペンタンジオール、N-メチル-2-ピロリドン、N-ヒドロ
キシ-エチル-2-ピロリドン、並びに、1,3-ジメチルイミダゾリジノン等の水
溶性有機溶媒を更に含み得ることを教示している。
【0010】 大きな色域を提供することになる高彩度原色インクを提供する必要性がある。
【0011】 発明の概要 従って、この発明の目的は高彩度(高クロマ)で着色されたインク提供するこ
とである。
【0012】 この発明の別の目的は、高彩度値を有する赤色顔料を含む顔料組成物を提供す
ることである。
【0013】 本発明の一局面に従えば、インク組成物は赤色顔料と、ビスヒドロキシを末端
基とするチオエーテル及びラクタムを含む及びキャリヤー混合物と含む。
【0014】 本発明の別の局面に従えば、ピグメントレッド81、2-ピロリドン、並びに
、2,2-チオジエタノールを含むインク組成物が提供される。
【0015】 本発明の別の局面に従えば、赤色顔料を含むインク組成物の彩度を増加させる
方法は、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテル及びラクタムを含むキャリ
ヤー混合物を前記インク組成物に追加する段階を含む。
【0016】 ここで判明されたことは、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテル及びラ
クタムを含むキャリヤー混合物は赤色顔料を含有するインクの彩度を増大できる
ことである。高彩度インクはより大きな色域を提供する。
【0017】 これらの目的や追加の目的、並びに、長所等は以下の説明を参照することでよ
り充分に明らかとなるであろう。
【0018】詳細な説明 キャリヤー混合物と組み合わせることによって、赤色顔料を含むインクの彩度
値を増加させることが可能なことが見出された。このキャリヤー混合物は、ビス
ヒドロキシを末端基とするチオエーテル及びラクタムを含む。
【0019】 ビスヒドロキシを末端基とする好ましいチオエーテルは、式HO−(A)−S
−(A)−OHを有し、各Aは独立したアリール基又は(CRであり、各
Rは独立した水素、C1−6アルキル基、アリール基又はハロゲンであり、Xは
約1〜約7の整数である。ビスヒドロキシを末端基とする好ましいチオエーテル
は、2,2−チオジエタノールである。
【0020】 ラクタムは環状アミドである。ここで用いられる好ましいラクタムは、2−ピ
ロリドン、1−メチルー2−ピロリドン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−
ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン及びこれらの混合物のよ
うな五員環ラクタムを含む。好ましくは、ラクタムは2−ピロリドンである。
【0021】 組成物は、赤色顔料を含む。好ましい赤色顔料は、ピグメントレッド3、ピグ
メントレッド19、ピグメントレッド22、ピグメントレッド23、ピグメント
レッド31、ピグメントレッド81、ピグメントレッド101、ピグメントレッ
ド112、ピグメントレッド149、ピグメントレッド170、ピグメントレッ
ド268ピグメントレッド269を含み、好ましい赤色顔料はピグメントレッド
81である。組成物は通常、全インク組成物に対する重量%で、約0.2%〜約
10%、好ましくは約0.5%〜約6%、最も好ましくは約1.0%〜約5.0
%の赤色顔料を含む。
【0022】 インク組成物は通常、重量%で、約5%〜約40%、好ましくは約20%の全
キャリヤー混合物を含む。インク組成物は通常、重量%で、約1%〜約35%、
好ましくは約5%〜約15%、より好ましくは約10%のビスヒドロキシを末端
基とするチオエーテルと、重量%で、約1%〜約35%、好ましくは約5%〜約
15%、最も好ましくは約10%のラクタムを含む。ビスヒドロキシを末端基と
するチオエーテルのラクタムに対する重量比は通常、約15:85〜85:15
、好ましくは約45:55〜55:45、最も好ましくは50:50である。
【0023】 組成物は、顔料がインク組成物を沈殿及び凝集させるのを防止するための分散
剤を含んでいてもよい。分散剤に対する顔料の重量比は通常、約1:1〜6:1
、好ましくは約3:1である。組成物は、重量%で、約0.05%〜約7%、好
ましくは約0.1%〜約6%、最も好ましくは約0.2%〜約4.0%の分散剤
を含んでいてもよい。
【0024】 ポリマー分散剤は、水性インク組成物の顔料分散剤を安定化させ、プリンタの
停止中のノズル乾燥後における顔料の再分散を補助する。したがって、ポリマー
は、良好な耐水性と優れた印刷品質及び光学密度特性を有するインクを提供する
。好適なポリマー分散剤は、事実上、アニオン性、カチオン性又は非イオン性の
ランダム、ブロック及び枝分かれポリマーを含む。好適なポリマー分散剤は、一
般に、水溶解性のための親水性セグメントと、顔料相互作用のための疎水性セグ
メントとを有する。ポリマー分散剤は、ホモポリマー、コポリマー又はターポリ
マーであってもよく、かつ、非相溶性又は相溶性のブレンドであってもよい。
【0025】 インクジェットインク組成物中の有用な分散剤であるグラフトコポリマーは、 (a)好ましくはカルボキシル置換基を組込む親水性ポリマーセグメント; (b)好ましくは約400〜約3,000の分子量を有し、かつ、好ましくは
加水分解に安定なシロキシル置換基を組込む疎水性ポリマーセグメント;及び (c)好ましくは約200〜約2,000の分子量を有し、かつ、好ましくは
反応性の界面活性剤マクロマー、コロイド性保護マクロマー及び非シロキシル疎
水性モノマーから成る群から選択される安定化セグメント;を含む。 このようなポリマーは、参考文献としてここに挙げたBeachらの米国特許第5
,714,538号及び同5,719,204号に記載されている。
【0026】 ポリマーの親水性部分は、インク組成物中のポリマー溶解度を制御するのに役
立つ。一般に、親水性ポリマーセグメントは、カルボン酸又はスルホン酸基のよ
うな酸性官能基を含む。好適な親水性ポリマーは、この分野の当業者に知られて
いる。親水性ポリマーセグメントを合成するのに用いる好ましいモノマーは、ア
クリル酸及びメタクリル酸である。好ましい親水性セグメントは、カルボキシル
置換基を含有する。好ましい親水性セグメントは、アクリル酸ポリマー、アクリ
ル酸コポリマー、メタクリル酸ポリマー、メタクリル酸コポリマー及びこれらの
混合物から成る群から選択される。親水性セグメントが、アクリル酸コポリマー
又はメタクリル酸コポリマーを含む場合は、添加モノマー、すなわち、アクリル
酸モノマー又はメタクリル酸モノマーは、好ましくはセグメントの親水性部分と
干渉しない。好適な添加モノマーはスチレンである。
【0027】 親水性ポリマーセグメントは、全ポリマー分散剤の約20%〜約80%を含む
。親水性ポリマーセグメントは、分散剤に安定した機能を付与するように、十分
に長くなくてはならない。
【0028】 疎水性ポリマーセグメントは、ポリマー又はコポリマー、好ましくは加水分解
に安定な線状又は枝分かれシロキシル置換基を含有するポリマー又はコポリマー
を含む。このセグメントは、顔料粒子の表面に分散剤を吸着するためのアンカー
として機能する。
【0029】 好適な実施態様では、疎水性ポリマーセグメントを形成するのに用いられる疎
水性反応体は、アクリレートエステル又はメタクリレートエステル、アクリレー
トオキソエステル又はメタクリレートオキソエステル、アクリレートチオエステ
ル又はメタクリレートチオエステル、シロキシル置換基を有するアミドポリマー
(例えば、ポリアクリレート又はポリメタクリレートにグラフトされたオリゴマ
ーシロキサン)及びこれらの混合物から選択される。疎水性ポリマーセグメント
は、約400〜約3,000、好ましくは約400〜約2,000、より好まし
くは約800〜約1,200、最も好ましくは約900の分子量を有する。好ま
しい疎水性ポリマーセグメントは、アクリロールを末端基とするポリジアルキル
シロキサン及びメタクリロールを末端基とするポリジアルキルシロキサンである
【0030】 安定化セグメントはまた、全ポリマーの安定化効力を高めるのと同様に、顔料
粒子に分散剤を結合させるのを補助するように作用する。安定化セグメントを形
成するのに用いられる安定化反応体は、好ましくは、反応性の界面活性剤、コロ
イド性保護マクロマー材料又は非シロキシル疎水性モノマーから選択される。安
定化セグメントは、ポリマー残存部内に重合する部分であって、好ましくはアク
リル酸基を含む。安定化セグメントは、約200〜約2,000、好ましくは約
約200〜約1,000の分子量を有する。
【0031】 反応性の界面活性剤は、疎水性及び親水性の両方の部分を含有し、表面張力に
影響を及ぼすように機能し、分散体中の非溶解粒子を効果的に均一にコーティン
グする。これらの材料は、非イオン性又はアニオン性の界面活性剤の特性を有す
る。
【0032】 好適な反応性の界面活性剤は、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)−ア
クリレート(1〜約40モルのエチレンオキサイドを含有する)、ノニルフェノ
キシポリ(エチレンオキシ)−メタクリレート(1〜約40モルのエチレンオキ
サイドを含有する)、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)−クロトネート
(約5〜約40モルのエチレンオキサイドを含有する)、ビス−[ノニルフェノ
キシポリ(エチレンオキシ)]−フマレート(約5〜約40モルのエチレンオキ
サイドを含有する)、フェノキシポリ(エチレンオキシ)アクリレート(約5〜
約40モルのエチレンオキサイドを含有する)、パーフルオロヘプトキシポリ(
プロピロキシ)アクリレート、パーフルオロヘプトキシポリ(プロピロキシ)メ
タクリレート、ソルビトールアクリレート、ソルビトールメタクリレート、アリ
ルメトキシトリエチレングリコールエーテル、モノソディアムエチルスルホネー
トモノドデシルマレエート、ソディアムアリルスルホネート、ソディアムメタリ
ルスルホネート、3−スルホプロピルアクリレート、ビニルスルホネート及びこ
れらの混合物を含む。
【0033】 保護コロイドは、セルロース(メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス及びヒドロキシエチルセルロース)、ポリビニルアルコール及びポリグリコー
ルから誘導される反応性ポリマーである。これらの生成物は、感水性やある一定
の配合物との乏しい相溶性のようなこれらの生成物に付随の不利な点を伴うこと
なく、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース又はポリグリコールの保
護特性を付与することができる。
【0034】 好適な保護コロイド材料は、ヒドロキシエチルセルロースアクリレート、ヒド
ロキシエチルセルロースメタクリレート、メトキシポリ(エチレンオキシ)アク
リレート(約5〜約40モルのエチレンオキサイドを含有する)、メトキシポリ
(エチレンオキシ)メタクリレート(約5〜約40モルのエチレンオキサイドを
含有する)、メチルセルロースアクリレート、メチルセルロースメタクリレート
、メチルセルロースクロトネート、ステアリルオキシポリ(エチレンオキシ)ア
クリレート(1〜約40モルのエチレンオキサイドを含有する)、ステアリルオ
キシポリ(エチレンオキシ)メタクリレート(約10〜約40モルのエチレンオ
キサイドを含有する)及びこれらの混合物を含む。
【0035】 非シロキシル疎水性モノマーは、長鎖脂肪族基、長鎖アルコール及びアルキル
アリールアルコールから誘導されるアクリレート及びメタクリレートを含む。こ
のような材料の例は、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、ラ
ウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、ノニルフェノールアクリレート
及びノニルフェノールメタクリレートを含む。
【0036】 好ましい安定化セグメントは、ステアリルメタクリレート、ステアリルアクリ
レート、ラウリルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ノニルフェノキシP
EG−10メタクリレート、トリメチルシロキシを末端基とするPEG4−5メ
タクリレート、PPG−4−ノニルフェノールアクリレート及びトリヒドロパー
フルオロウンデシルメタクリレートを含み、特に好ましいものはステアリルメタ
クリレートである。
【0037】 分散剤は、開始剤とポリマー分子量を制御する連鎖移動反応剤とを用いるフリ
ーラジカル重合反応によって生成される。本発明においては、用いられる反応体
と相溶性を有する限り、従来のフリーラジカル開始剤及び/又は連鎖移動反応剤
が用いられる。分散剤は通常、約1,500〜約20,000、好ましくは約2
,000〜約10,000、最も好ましくは約2,500〜約6,000の分子
量範囲を有する。
【0038】 インク組成物は、水性又は非水性の組成物であってよい。一つの実施態様では
、インク組成物は、水、好ましくは脱イオン水を含む水性インク組成物である。
【0039】 水性インク組成物では、水、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテル及び
ラクタムのキャリヤー混合物が、水性のキャリヤー媒体を含む。水性のキャリヤ
ー媒体は、キャリヤー媒体の重量で、約25%〜約95%、好ましくは約50%
〜約95%、最も好ましくは約70%〜約90%、ならびに、キャリヤー媒体の
重量で、約5%〜約75%、好ましくは約5%〜約50%、最も好ましくは約1
0%〜約30%のキャリヤー混合物を含む。
【0040】 本発明のインク組成物は、あらゆる好適な技術を用いて製造される。一つの実
施態様では、濃縮物を形成すべく、顔料、必要であれば分散剤、キャリヤー混合
物及び脱イオン水をいっしょに混合することによってインクが調製される。次い
で、濃縮物は水で希釈される。所望のインクを得るために更なる成分を加えても
よい。インク組成物は、キャリヤー混合物のヒドロキシを末端基とするチオエー
テル及びラクタム以外の保湿剤、殺生剤、殺カビ剤、殺菌剤;浸透剤、界面活性
剤、抗コゲーション剤、抗カーリング剤、緩衝剤、キレート剤及び抗ブリード剤
のような添加剤を更に含んでいてもよい。
【0041】 好適な保湿剤は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコールを含む。好適なキレート剤は、ソディアムエチレンンジアミンテトラア
セテート、ソディアムニトリロトリアセテート、ソディアムヒドロキシエチルエ
チレンジアミントリアセテート及びソディアムジエチレントリアミンペンタアセ
テートを含む。好適な殺生剤は、ベンズ−イソチアゾリン−ワン、メチル−イソ
チアゾリン−ワン、クロロ−メチル−イソチアゾリン−ワン、ソディアムデヒド
ロアセテート、ソディアムソルベート、ソディアム 2−ピリジンチオール−1
−オキサイド、ソディアムベンゾエイト及びソディアムペンタクロロフェノール
を含む。好ましい抗ブリード剤は、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールで
ある。
【0042】 好適な浸透剤は、約4〜約6の炭素原子を有する1,2−アルキルジオールと
約1〜約5の炭素原子を有する直鎖1−ヒドロキシアルカノールとを含む。1−
プロパノールが好ましい1−ヒドロキシアルカノール浸透剤の場合には、好まし
い1,2−アルキルジオール浸透剤は、1,2−ペンタンジオール及び1,2ヘ
キサンジオールを含む。一つの実施態様では、インク組成物は、約1〜約5の炭
素原子を有する直鎖1−ヒドロキシアルカノールを含む約0.1%〜約10.0
%の浸透剤を含有し、浸透剤は好ましくは1−プロパノールである。
【0043】 インク組成物は、インクの表面張力を緩和し、かつ、インクの紙への浸透性を
制御する界面活性剤を任意に含んでいてもよい。好適な界面活性剤は、非イオン
性、両性及びイオン性の界面活性剤を含む。
【0044】 ここで用いられる全ての比及びパーセンテージは、他に示さない限り重量によ
る。
【0045】 実験例 実験例組成物1は本発明に係るものであり、同組成物2及び3は従来技術に係
るものであって、いずれも赤色顔料を含有している。インク組成物の配合を以下
の表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】 実験例組成物は、いずれも、5種類の異なる紙質、ボイスTカスケードX−9
0000(Boise T. Cascade X-90000)、スプリングヒルリレイDP(Springhill
Relay DP)、ゼロックス4200(Xerox 4200)、ハマーミルタイトルDP(Hammer
mill Title DP)、フォックスリバー25%コットン(Fox River 25% cotton)上で
テストされた。以下に示す表2から明らかなように、どの紙サンプルに対しても
、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルとラクタムとの両方を含有する本
発明に係る組成物1は、ラクタムのみ、或いはビスヒドロキシを末端基とするチ
オエーテルのみを含有する組成物2及び3よりも高い彩度値を示した。
【0048】
【表2】
【0049】 以下の表3及び表4に示されるように、実験例組成物4〜6は黄色顔料を含有し
、同組成物7〜8は青色顔料を含有する。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】 以下の表5及び6から明らかなように、黄色顔料及び青色顔料を含有する組成
物は、赤色顔料と、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルと、ラクタムと
を含有する本発明に係る実験例組成物1が示した、高い彩度は示さない。
【0053】
【表5】
【0054】
【表6】
【0055】 本発明の請求の範囲に含まれる他の追加実施例及び変更例には、当業界におけ
る通常の技術者にとって明らかなものが含まれる。従って、本発明の権利範囲は
、特許請求の範囲によって考慮されるものであり、明細書中に記載された方法の
詳細に限定されるものではないと解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2C056 EA04 FC02 4J039 AD03 AD09 AD10 AD17 AE11 BC07 BC09 BC12 BC50 BC52 BC54 BE01 BE22 BE32 BE33 CA07 EA14 EA15

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤色顔料とキャリヤー混合物を含み、該キャリヤー混合物が
    ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテル及びラクタムを含むインク組成物。
  2. 【請求項2】 前記ラクタムが、2−ピロリドン、1−メチルー2−ピロリ
    ドン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2
    −イミダゾリジノン及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項1に
    記載のインク組成物。
  3. 【請求項3】 前記ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルが、式: HO−(A)−S−(A)−OH を有し、各Aが独立したアリール基又は(CRであり、各Rが独立した水
    素、C1−6アルキル基、アリール基又はハロゲンであり、Xが約1〜約7の整
    数である、請求項1に記載のインク組成物。
  4. 【請求項4】 前記赤色顔料がピグメントレッド81である、請求項1に記
    載のインク組成物。
  5. 【請求項5】 約0.2重量%〜約10重量%の前記ピグメントレッド81
    と、約5重量%〜約40重量%の前記キャリヤー混合物とを含む、請求項4に記
    載のインク組成物。
  6. 【請求項6】 約1〜約5の炭素原子を有する直鎖1−ヒドロキシアルカノ
    ールを含む約0.1重量%〜約10.0重量%の浸透剤を更に含む、請求項1に
    記載のインク組成物。
  7. 【請求項7】 約0.05重量%〜約7重量%の分散剤を更に含む、請求項
    1に記載のインク組成物。
  8. 【請求項8】 前記分散剤が、アクリル酸モノマー、スチレンモノマー及び
    アミン基を有するモノマーから合成される、請求項7に記載のインク組成物。
  9. 【請求項9】 約15重量%〜約25重量%の前記キャリヤー混合物を含み
    、前記ラクタムに対する前記ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルの重量
    比が約45:55〜55:45である、請求項1に記載のインク組成物。
  10. 【請求項10】 非水性組成物からなる、請求項1に記載のインク組成物。
  11. 【請求項11】 (a)ピグメントレッド81; (b)2−ピロリドン;及び (c)2,2−チオジエタノールを含むインク組成物。
  12. 【請求項12】 前記2−ピロリドンと前記2,2−チオジエタノールとの
    合計量が、全組成物の約15重量%〜約25重量%である、請求項11に記載の
    インク組成物。
  13. 【請求項13】 分散剤を更に含む、請求項11に記載のインク組成物。
  14. 【請求項14】 前記分散剤が、 i)アクリル酸のポリマー及びコポリマー、メタクリル酸のポリマー及びコポ
    リマー、ならびに、これらの混合物から成る群から選択される少なくとも一つの
    セグメント; ii)アクリロールを末端基とするポリジアルキルシロキサン、メタクリロー
    ルを末端基とするポリジアルキルシロキサン及びこれらの混合物から成る群から
    選択される少なくとも一つのセグメント;及び iii)ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、ラウリルアク
    リレート、ラウリルメタクリレート及びこれらの混合物から成る群から選択され
    る少なくとも一つのセグメント;を含む、請求項13に記載のインク組成物。
  15. 【請求項15】 前記分散剤が、 i)前記メタクリル酸のポリマー及びコポリマー、ならびに、これらの混合物
    から成る群から選択されるメタクリレート化合物のセグメント; ii)前記メタクリロールを末端基とするポリジアルキルシロキサンのセグメ
    ント;及び iii)前記ステアリルメタクリレートのセグメント;を含む、請求項14に
    記載のインク組成物。
  16. 【請求項16】 前記2,2−チオジエタノールに対する前記2−ピロリド
    ンの重量比が、約15:85〜約85:15である、請求項11に記載のインク
    組成物。
  17. 【請求項17】 殺生剤、浸透剤、界面活性剤、抗コゲーション剤、抗カー
    リング剤、キレート剤、抗ブリード剤、緩衝剤及びこれらの混合物から成る群か
    ら選択される添加剤を更に含む、請求項11に記載のインク組成物。
  18. 【請求項18】 赤色顔料を含むインク組成物の彩度を増加する方法であっ
    て、ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテル及びラクタムを含むキャリヤー
    混合物を前記インク組成物に添加する段階を含む方法。
  19. 【請求項19】 前記赤色顔料がピグメントレッド81である、請求項18
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルがチオジ
    エタノールであり、かつ、前記ラクタムが2−ピロリドンである、請求項18に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記2−ピロリドンと前記2,2−チオジエタノールとの
    合計量が、全インク組成物の約5重量%〜約40重量%である、請求項20に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ビスヒドロキシを末端基とするチオエーテルが、式: HO−(A)−S−(A)−OH を有し、各Aが独立したアリール基又は(CRであり、各Rが独立した水
    素、C1−6アルキル基、アリール基又はハロゲンであり、Xが約1〜約7の整
    数である、請求項18に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記インク組成物が、該組成物の約0.05重量%〜約7
    .0重量%のターポリマー分散剤を更に含む、請求項18に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記ターポリマー分散剤が、 i)親水性ポリマーセグメント; ii)シロキシル置換基を含む疎水性ポリマーセグメント;及び iii)反応性界面活性剤モノマー、コロイド保護モノマー及び疎水性モノマ
    ーを含有する非シロキシルから成る群から選択される材料から調製される安定化
    セグメント;を含む、請求項23に記載の方法。
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