JP2003505175A - 指の荒れの処理および防止方法 - Google Patents

指の荒れの処理および防止方法

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JP2003505175A JP2001513273A JP2001513273A JP2003505175A JP 2003505175 A JP2003505175 A JP 2003505175A JP 2001513273 A JP2001513273 A JP 2001513273A JP 2001513273 A JP2001513273 A JP 2001513273A JP 2003505175 A JP2003505175 A JP 2003505175A
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リー クラップ,マニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、指の荒れを防止および処理する方法に関する。さらに詳しく言えば、本発明は、爪および甘皮処理用の組成物を付与および塗布する改良された方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の分野] 本発明は、指の荒れを防止および処理する方法に関する。さらに詳しく言えば
、本発明は、爪および甘皮処理用の組成物を付与および塗布する改良された方法
に関する。
【0002】 [発明の背景] 現在の市場には、指または指の爪を処理するさまざまな製品が出回っている。
このような指の爪の処理製品は、純粋に化粧用のものからほぼ治療を目的とした
ものまでさまざまである。理想的には、このような指または爪処理製品は、化粧
用と治療用の両方の役割を兼ね備えたものが好ましい。しかしながら、単一用途
の処理製品でこれらの両方の目的を実現することは困難な場合が多い。例えば、
化粧用の指の爪処理製品では、通常、甘皮またはその周辺の皮膚への塗布には適
さず、このような指の部分に悪影響を及ぼす(例えば、乾燥を促進する)ことが
ある皮膜形成ポリマーまたは顔料などの非治療用成分が必要となる。
【0003】 治療用の指の爪処理製品を用いると、爪の表面が滑らかになり柔らかくなる。
さらに詳しく言えば、このような処理を施すことにより、爪そのもののもろさを
なくしながら、甘皮やその周辺の皮膚組織に栄養を補給し柔軟性を与える。これ
は、乾燥タイプのもろい爪をもつ人には特に重要である。
【0004】 さらに、指または指の爪を処理する塗布は、利便性が良く制御しやすいという
両方の特徴を兼ね備えるものでなければならない。美的目的および有効性の点で
、塗布する処理量を消費者が制御できるものでなければならない(すなわち、滑
らかで均等な塗布)。また、このように使いやすく制御しやすい特性を備えるこ
とで、処理組成物を多量に塗布しすぎて生じる厄介な状況を回避でき、このよう
な処理製品の使用に対する消費者の追従を高めることができる。本願発明者等に
よれば、本発明の方法を用いることで、指または指の爪処理用組成物の付与が改
良されて、利便性や美的面が高まり、このような処理に対する消費者のさらなる
追従が得られることが分かった。
【0005】 したがって、本発明の一態様は、指の荒れ、特に、爪および甘皮の荒れを処理
または防止する新規の改良された方法を提供することである。 別の態様は、爪の表面および爪の周辺にある皮膚および組織の表面に潤いを与
え、滑らかにし、柔らかくする方法を提供することである。
【0006】 本発明のさらなる態様は、改良された塗布器具を用いて、指または指の爪処理
用の組成物を塗布することを含む、爪の表面および爪の周辺にある皮膚および組
織の表面に潤いを与え、滑らかにし、柔らかくする方法を提供することである。
【0007】 [発明の概要] 本発明は、 A.) i)分配端と駆動端とを有するチャンバを規定し、前記分配端は塗布部分を有
し、前記チャンバは内面を有し、前記塗布部分により、指処理用組成物の平滑で
均等な表面分布が得られるハウジングと、 ii)前記チャンバ内で並進運動できるように前記チャンバ内に設けられ、前記
ハウジングの前記分配端の方に面する上側と、前記上側の反対側にある前進機構
とを有するピストンであって、前記ピストンの前記上側は、前記チャンバと前記
ピストンの上側との間に前記チャンバの可変量部分を形成し、前記可変量部分は
、前記爪および甘皮用組成物を格納するためのものであるピストンと、 iii)前記ハウジングに移動可能に取り付けられ、前記ハウジングの前記駆動
端で前記内面と移動可能に係合し、前記分配端の方向に前記ピストンを前進させ
る前記前進機構と係合するアジャスタと、を含む指処理用組成物を分配する分配
器具を提供するステップであって、 前記分配器具に、約1.0%〜約99%の油性成分を含み、1.0%未満の皮
膜形成ポリマーを含む指処理用組成物が予め充填されるステップと、 B.)分配器具から指処理用組成物を指または指の爪に分配するステップと、を
含む指の荒れの処理または防止方法に関する。
【0008】 本願明細書は、本発明を詳細に示し明確に主張する特許請求の範囲で完結して
いるが、本発明は、同一の構成要素に同様の参照符号を付与した添付の図面を参
照しながら、以下の詳細な説明からさらに深く理解されよう。
【0009】 [発明の詳細な説明] A.分配器具 図面を参照すると、流体、クリーム、半固体、ゲル、ペースト、液体などの指
処理用組成物を分配するための指処理分配器具が、概して参照番号10で示され
ている。分配器具10は、一つに、概して参照番号51で示される回転可能な手
回しハンドルであってよいアジャスタを含み、このアジャスタは、概して参照番
号80で示されたアプリケータに取り付けられたハウジング20に可動接続され
ている。アジャスタの機構は、ピストンを前進させるのに適していれば、どのよ
うなものであってもよい。例えば、代替可能な適切なものとして、プッシュボタ
ン式またはプッシュ式のラチェット前進機構が挙げられる。また、オプションと
して、閉口端17および開口端18を有するキャップ14が設けられる。キャッ
プ14は、例えば、アプリケータ80と摩擦係合させることにより、分配器具1
0に取り外し可能に接続される。
【0010】 以下、分配器具10の縦断面図が示されている図2を参照すると、ハウジング
20は、細長い中空構造を備え、そこを縦方向に延びる軸を有する。ハウジング
20は、内部にチャンバ21を有し、内面28を有する駆動端26の反対側の位
置に開口分配端24を含む。内面28は、円筒状のものであることが好ましい。
本願明細書で使用する場合、円筒状とは、断面がほぼ円形の細長い三次元形状を
さす。内面28は、ハウジング20の駆動端26から分配端24まで延びる。こ
の代わりとして、チャンバ21の断面形状は、長円形、矩形、長形、不規則形な
ど、さまざまな形状のものであってよい。駆動端26で、内面28は、リップ3
0と、少なくとも1つのデテント32とを含む。デテント32は、内面28に、
実質的に局所的に設けたへこみ、くぼみ領域または突出部を含む。内面28は、
複数のデテント32を含むものであってよく、これらのデテント32は、内面2
8に沿って半径方向に間隔をおいて設けられることが好ましい。好ましくは、リ
ップ30は、半径方向に間隔をおいて設けられたデテント32に隣接した後方の
位置に設けられる。分配端24は、製品が分配時に通過する断面を縮小または減
少させるように作用する第1のレジューサ23を含むものであってよい。第1の
レジューサ23の形状は、円錐台状であることが好ましい。さらに、ハウジング
20の分配端24は、隆起部36を含む外面34を有することが好ましい。外面
34は、円筒状であることが好ましい。ハウジング20は、ナイロン、アクリロ
ニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレ
ン(PE)、スチレンアクリロニトリル(SAN)などの材料からなるものが好
ましく、または、より好ましくは、ABSとともにポリブチレンテレフタレート
(PBT)などの材料や、最も好ましくは、BP ChemicalsからBA
REX.TM.210として市販されているゴム変性アクリロニトリルコポリマ
ーが使用可能である。
【0011】 ハウジング20のチャンバ21内に、ピストン40が設けられる。このピスト
ン40は、チャンバ21内での軸方向または並進方向の運動に制限されることが
好ましく、内面28に対して回転しないことが好ましい。ピストン40は、ハウ
ジング20の分配端24に対面する上側42と、上側42の反対側にある底側4
4を有する。ピストン40がチャンバ21内を軸方向に並進運動すると、ピスト
ン40の上側42は、チャンバ21内に可変量部分22を形成する。この可変量
部分22は、ツイストアップ式の分配器具10から分配する製品の格納用に使用
される。好適な実施形態において、ピストン40の上側42には、内面28と密
封係合する上側密封リム43が設けられる。ピストン40の底側44にも、内面
28と密封係合する下側密封リム45が設けられてよい。ピストン40の上側4
2と底側44からそれぞれ外側方向に、上側密封リム43と下側密封リム45が
それぞれ半径方向に延びている。上側密封リム43と下側密封リム45により、
ピストン40からハウジング20の駆動端26またはチャンバ21の任意の他の
部品へと、可変量部分22に格納された製品が漏れないようにされることが好ま
しい。上側密封リム43および下側密封リム45と内面28との間の密封係合お
よび摩擦力により、ピストン40の回転が阻止される。したがって、ピストン4
0は、一般的に、並進運動に制限される。これらの摩擦力は、上側密封リム43
または下側密封リム45と内面28との間の表面接触面積を変えることにより増
減されてよい。
【0012】 図示されているように、ハウジング20の形状は、断面が概して円形の円筒状
のものであることが好ましい。この代わりとして、ハウジング20の断面は、概
して楕円形または不規則形のものであってよい。ハウジング20内のチャンバ2
1の断面が円形でない場合、ピストン40の外形はチャンバ21と同じものが好
ましいため、チャンバ21の外形または断面形状により、ピストン40の回転が
さらに防止される。ピストン40は、フッ素化された高密度ポリエチレン(HD
PE)から作られることが好ましいが、多くの他の可撓性ポリマーが用いられて
もよい。
【0013】 また、図示されているように、ピストン40は、そこから延びて上側42と反
対側にあるねじ付きロッド46を有する。このように、ねじ付きロッド46は、
ピストン40の底側44からハウジング20の駆動端26へと延びる。ねじ付き
ロッド46は、アセタールから作られることが好ましい。ねじ付きロッド46の
上端47は、ピストン40の底側44に固定して取り付けられる。したがって、
ねじ付きロッド46とピストン40の両方が一緒に運動し、この運動は、軸方向
の並進に制限される。ピストン40をねじ付きロッド46に取り付けて組み合わ
せて、ハウジング20にあるチャンバ21の可変量部分22から製品を押し出す
ことにより、製品を移動させるように働く製品エレベータ48が形成される。図
3に示されているように、製品エレベータ48は、ピストン40と一体形成され
たねじ付きロッド46を含む単一の構成部品であってよい。図2に示す好適な実
施形態において、ピストン40とねじ付きロッド46は、別々の構成部品であっ
てよい。製品エレベータ48の軸方向の移動を制限するために、ねじ付きロッド
46の上端47の反対側にある端部のねじ付きロッド46に、ロッドストップ4
9が設けられてよい。製品エレベータ48の移動量は、単純に製品エレベータ4
8またはピストン40がチャンバ21の可変量部分22の底に当たることにより
制限されてもよい。ねじ付きロッド46を部分的にねじ切りしたもの、ねじ付き
ロッド46またはピストン40の長さを短くしたり長くしたりしたもの、ピスト
ン40の上側42に突出部を設けたものなど、軸方向の移動を制限する別の方法
、または同様の構成部品の軸方向の移動を制限するための当業者に公知のさまざ
まな他の方法が用いられてよい。
【0014】 図2に示されているように、アジャスタが手回しハンドルの場合、手回しハン
ドル51に、ねじ付き孔52を貫通させたアクチュエータ50が設けられる。ね
じ付き孔52は、アクチュエータ50内で同心のものが好ましい。アクチュエー
タ50は、ハウジング20の駆動端26で内面28と係合し、ハウジング20に
対して、前進方向である一方向にのみ回転するようにされる。ねじ付きロッド4
6のねじが、ねじ付き孔52と噛み合うため、ねじ付きロッド46は、アクチュ
エータ50の回転時、ピストン40がハウジング20の分配端24の方向に前進
するようにねじ付き孔52と係合することで、分配器具10から製品が分配され
る。
【0015】 使用時、手回しハンドル51は、アクチュエータ50とグリップ部分54の両
方を含む単一の一体形構成部品であることが好ましい。このような状況で、手回
しハンドル51は、ねじ付き孔52を貫通させたアクチュエータ50と、アクチ
ュエータ50に接続されたグリップ部分54を有する。グリップ部分54は、ハ
ウジング20の駆動端26から延び、ユーザが手回しハンドル51を掴みやすい
ように、表面に溝またはぎざぎざをつけたものが好ましい。ねじ付き孔52に届
くことができるように、手回しハンドル51のグリップ部分54を通ってキャビ
ティ59が軸方向に延びることが好ましい。キャビティ59がロッドストップ4
9を通過させることができるのに対して、ねじ付き孔52は、ロッドストップ4
9よりも小さいものがより好ましい。アクチュエータ50は、ハウジング20の
駆動端26にある内面上のリップ30と係合するか、またはそれにより捕らえら
れる溝56を含むことで、アクチュエータ50は、内面28に対して回転可能で
あるが、軸方向には移動できない。このような構成により、手回しハンドル51
の軸方向の運動を阻止しながら、手回しハンドル51を回転させることができる
。手回しハンドル51は、DOW ChemicalsからMAGNUM.TM
.9015として市販されているABSなどのプラスチック材料から射出成形プ
ロセスを用いて一体成形されることが好ましく、または約5重量%〜約40重量
%の添加レベルの炭酸カルシウム充填材を加えたPPホモポリマーまたはコポリ
マーが用いられてもよい。
【0016】 また、手回しハンドル51上のアクチュエータ50は、そこから半径方向外側
に延びる少なくとも1つの弾性アーム58を含むことが好ましく、内面28に向
かって半径方向に傾斜したものであってよい。本願明細書で使用する場合、弾性
とは、弾性アーム58が原位置から偏向されると原位置へ戻ろうとする特性をさ
す。弾性アーム58は、図4を参照すると、より良好に示されており、同図には
、図2の線4−4で切り取った分配器具10の全断面図が示されている。弾性ア
ーム58が内面28に位置するデテント32と係合することにより、アクチュエ
ータ50は、前進方向に回転できるが、反対方向には回転できない。アクチュエ
ータ50は、少なくとも2つの弾性アーム58を有することが好ましい。弾性ア
ーム58は、弾性アーム58がデテント32と係合するように、内面28へと半
径方向外側に一定角度に向けられ、前進方向に手回しハンドル51を回転させる
とき、デテント32により内側に偏向されることがより好ましい。手回しハンド
ル51が前進方向に回転される場合、ねじ付きロッド46とねじ付き孔52とを
係合することにより、ピストン40は分配端24の方向に並進する。反対方向へ
と手回しハンドル51が回転しようとする動きが制限されることにより、弾性ア
ーム58がデテント32に隣接して、反対方向への手回しハンドル51の回転が
防止される。手回しハンドル51が前進方向にのみ回転するように制限されるた
め、製品エレベータ48は、一方向にしか並進できないようにされる。したがっ
て、分配器具10は、一方向に作用する特性をもつ。
【0017】 手回しハンドル51は、分配器具10から製品を制御して分配するように、ユ
ーザにより回転される。デテント32は、内面28の周りに半径方向に間隔をお
いて配置され、弾性アーム58は、手回しハンドル51が前進方向に回転すると
き、デテント32と係合および離脱することが好ましい。弾性アーム58とデテ
ント32とをそれぞれ係合させることにより、ピストン40の一定増分の並進運
動が生じて、製品エレベータ48の増分の運動が生じる。デテント32間の半径
方向の間隔は、回転の各増分により、ピストン40の軸方向の並進がより多くま
たはより少なくなるように変更されてよい。例えば、デテント32は、内面の周
辺28に、均等な間隔、不規則な間隔、またはさまざまな距離をもつ断続的な間
隔をおいて設けられてよい。可変量部分22から分配される製品の量は、ピスト
ン40の増分の運動により制御され、製品の増分量が分配されて、製品を増分量
投与することができる。このように増分量を投与することで、ユーザは正確な量
または調整された量の製品を分配しやすくなり、厄介または無駄な過剰分配状態
が回避される。
【0018】 この構造の一つの利点は、手回しハンドル51を前進方向に回転させるときに
可聴音が発生することである。このカチッという音は、アクチュエータ50の回
転中に、弾性アーム58がデテント32に対して跳ね返って、ハウジング20の
内面28に接触するときに生じる。さらに、手回しハンドル51を前進方向に回
転させるとき、触覚合図が発生する。弾性アーム58が内側に偏向され、各デテ
ント32の間の内面28にわたって進むことにより張力が生じるとき、回転に対
する断続的な抵抗を感じる。この張力は、弾性アーム58がデテント32の方へ
と外側に跳ね返ったときに解放される。例えば、製品を正確に投与するために特
定されてよい一定のクリック数だけ手回しハンドル51を回転させることにより
、増分量が投与される。
【0019】 チャンバ21の可変量部分22と流通状態になるように、ハウジング20の分
配端24にアプリケータ80が取り付けられて、それによりアプリケータ80を
介して製品が分配されるようにしてよい。アプリケータ80は中空構造のもので
あり、フェルール82と塗布部分84とを含む。アプリケータ80は、PP、P
E、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロンなどのプラスチック材料
や、DuPontからHYTREL.TM.5526として市販されているよう
なポリエステルからなるものが好ましい。フェルール82は、塗布部分84の反
対側に設けられ、ハウジング20の分配端24に取り付けられる。フェルール8
2は、ビード89を有する内面85を含む。ビード89は、分配端24上の隆起
部36と噛み合い、フェルール82と分配端24との間にスナップ嵌合79の係
合が形成されることにより、アプリケータ80がハウジング20に取り付けられ
る。アプリケータ80の塗布部分84は、アプリケータ80を介して製品を分配
するために、内部に少なくとも1つのオリフィス86を有する。オリフィス86
の直径は、約0.25mm(0.01インチ)〜約5mm(0.2インチ)のものが
好ましい。
【0020】 再度、図2を参照すると、好適な実施形態として、塗布部分84が、貫通して
延びる繊維毛72を備えたオリフィス86を有することが示されている。このタ
イプの繊維毛72はテーパ状のものであってよく、繊維毛72の厚みまたは直径
は、約0.1mm(0.004インチ)〜約0.05mm(0.002インチ)のも
のであることが好ましい。これらの繊維毛72は、さまざまな材料からなるもの
であってよいが、ナイロンなどのプラスチックからなることが好ましく、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)からなることがより好ましい。繊維毛72が塗
布部分84を越えて延びる量は、繊維毛72の長さまたは隣接する部品の厚みを
変えることにより容易に変更可能である。図2に示す好適な実施形態において、
アプリケータ80内に、内部肩88とプラットフォームロック95が形成される
。プラットフォームロック95は、階段状に内部肩88から半径方向内側に間隔
をおいて設け、オリフィス86へと軸方向に間隔をおいて設けられることが好ま
しい。プラットフォームロック95は、等間隔に設けた内側に突出する4つの支
柱の形のものである。この代わりとして、プラットフォームロック95は、任意
の半径方向内側に突出する突出部の形のものであってよい。転移部品90がそこ
から半径方向の延びる縁96を有し、この転移部品をハウジング20の分配端2
4内に配置することにより、内部肩88とハウジング20の分配端24との間に
縁96が捕らえられる。縁96は、転移部品90を上側転移部97と下側転移部
93とに分離することが好ましい。転移部品90は、フッ素化されたHDPEま
たは何らかの他の可撓性ポリマーからなるものであってよい。転移部品90は、
そこを通る通路92を有し、この通路は、チャンバ21の可変量部分22と流動
状態になる位置にオリフィス86と繊維毛72を配置する。通路92内に、第1
のレジューサ23に類似した第2のレジューサ25が設けられてよく、このレジ
ューサ25は、分配時に製品を通過させる断面を縮小または減少するように作用
して、通路92を通る流れ面積が小さくなる。転移部品90は、フェルール82
を通ってアプリケータ80の塗布部分84内に延びるように配置されることが好
ましい。この代わりとして、通路92が貫通する転移部品90は、アプリケータ
80を介して塗布部分84を越えて延びるものであってよい。この好適な実施形
態において、内部に中央開口部を有する環状プラットフォーム94が、ブラシ先
端部74を形成する繊維毛72に取り付けられる。転移部品90の上側転移部9
7は、環状プラットフォーム94の中央開口部を介して延びる。環状プラットフ
ォーム94は、転移部品90の縁96とプラットフォームロック95との間に捕
らえられることにより、環状プラットフォーム94は、ブラシ先端部74の繊維
毛72を塗布部分84のオリフィス86に対して配置する。
【0021】 再度、図3を参照すると、オプションのキャップ14を分配器具10のアプリ
ケータ80に取り付けた状態が示されており、このキャップにより、アプリケー
タ80のオリフィス86と塗布部分84とが密封状態で取り囲まれる。キャップ
14の閉口端17は、アプリケータ80から間隔をおいた位置にあり、それと接
触しない。図1に示されているように、キャップ14は取り外し可能なものであ
る。アプリケータ80には、アプリケータリブ16が設けられ、キャップ14の
内部には、キャップ固定リブ19が設けられる。キャップ固定リブ19は、断続
的または連続的な突出部の形のものであってよい。キャップ14をアプリケータ
80に取り付けている場合、アプリケータリブ16とキャップ固定リブ19は、
キャップ14をアプリケータ80に取り外し可能に取り付けるように協働する。
キャップ14をアプリケータ80の適所に取り付けるために、開口端18(図1
)は、アプリケータリブ16がキャップ固定リブ19と係合するようにアプイエ
ータ80と係合する。したがって、ユーザは、分配器具10を使用しない場合、
アプリケータ80の適所にキャップ14を簡単に嵌めることができ、さらに、ア
プリケータ80にアクセスするために、キャップ14を簡単に外すこともできる
。図3に示す実施形態において、キャップ固定リブ19またはアプリケータリブ
16は、わずかに偏向した後、正常位置に戻ることにより、製品を分配するため
にユーザがキャップ14を外すまで、キャップ14を適所に留めておく。また、
キャップ14の内部には、アプリケータ80の密封ランド部81と整列するよう
に配置される密封ビード15が設けられる。キャップ14の密封ビード15は、
アプリケータ80の密封ランド部81と係合して、キャップ14とアプリケータ
80とを密封係合することにより、アプリケータ80にキャップ14が取り付け
られたとき、キャップ14とアプリケータ80との間に密封状態が生じる。した
がって、キャップ14は、アプリケータ80のフェルール82と密封係合するた
め、分配器具10の可変量部分22内に含まれる製品が流出または乾燥すること
がなくなる。キャップ14が取り付け位置にあるとき、キャップ14と、アプリ
ケータ80と、ハウジング20の外部に、滑らかな外形または同一平面をなす外
形が作られることが好ましい。
【0022】 図2および図3に示されているように、分配器具10は容易に組み立て可能で
あり、製品エレベータ48を手回しハンドル51にねじ式に接続することにより
組み立てを開始すればよい。ねじ付きロッド46は、必要に応じて、ねじ付きロ
ッド46の上側端47にピストン40の下側端44を取り付けることができるよ
うに、ねじ付き孔52に係合される。次に、製品エレベータ48と手回しハンド
ル51は、溝56とリップ40が係合するように、ハウジング20の駆動端26
内に挿入されることで、手回しハンドル51を適所に回転可能に接続しながら、
ピストン40をチャンバ21内に配置して、可変量部分22を形成する。組み立
て中、弾性アーム58の荷重やクリープを回避するために、弾性アーム58をデ
テント32と適切に係合する方向に向けるように注意を払わなければならない。
次に、可変量部分22は、製品で充填されてよい。必要に応じて、転移部分90
は、ハウジング20の分配端24に配置されてよく、必要に応じて、ブラシ先端
部74は、転移部分90にわたって設置されてよい。アプリケータ80は、設置
されていれば、転移部分90にわたってブラシ先端部74を捕らえて、分配端2
4に取り付けられてよい。また、アプリケータ80に、キャップ14が取り外し
可能に取り付けられてよい。
【0023】 この代わりとして、駆動端26を上方に向けるようにハウジング20を逆さに
し、底側44を上方に向けるように駆動端26を介してハウジング20のチャン
バ21内にピストン40を配置することにより、組み立てが開始されてもよい。
次に、ハウジング20の駆動端26内に手回しハンドル51が挿入され、手回し
ハンドル51のねじ付き孔52と係合させながら、キャビティ59を介してピス
トン40の底側44にねじ付きロッド46の上端47が取り付けられてよい。流
体、流出可能な材料、半固体または液体などのさまざまな製品が、本願明細書に
記載される分配器具10を利用して分配されてよいが、皮膜形成ポリマーおよび
/または顔料を含まない指処理用組成物が特に興味深い。この分配器具10を用
いて、指または指の爪の処理用組成物が分配および塗布されると、均一な薄膜が
得られる。
【0024】 本発明の特定の変形例および実施形態を図示および記載してきたが、本発明の
教示を逸脱することなく、この分配器具10にさまざまな修正が加えられてよい
。たとえば、構成部品間のさまざまな接続は、構成部品間をスナップ式に留める
以外に、ねじ係合、接着結合、溶接などの方法を用いてなされてよい。本発明を
記載する際に用いる用語は、説明を目的として使用されており、制限を目的とし
たものではなく、すべての同等のものは、特許請求の範囲内に含まれるものとさ
れる。他の適切な実施形態は、米国特許第5,851,079号、同第5,82
7,002号および同第5,830,640号に見られ、それらすべての内容全
体は、参照により本願明細書に引用されたものとする。特定の好適な分配器具が
、Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaishaか
ら入手可能なUC18Cペンシルである。UC18Cペンシルのより詳細な記載
に関しては、国際特許出願第PCT/JP99/01450号に見られ、その内
容全体は、参照により本願明細書に引用されたものとする。
【0025】 B.指処理用組成物 本発明の指または指の爪処理用組成物は、本願明細書に記載する必須要素およ
び制限と、本願明細書に記載するいずれかの追加または任意材料、成分または制
限のいずれかを含み、またはそれらで構成され、またはそれらで必須的に構成さ
れるものであってよい。
【0026】 特に指定しない限り、すべてのパーセンテージ、割合および比率は、本発明の
パーソナルクレンジング組成物の全重量を基に計算される。列挙する材料に関連
するこのような重量はすべて、活性レベルを基にしているため、特に指定しない
限り、市販されている材料に含まれることがあるキャリアや副生成物を含まない
。 本願明細書で用いる「指または指の爪」という表現は、指の爪と、甘皮および
周辺の皮膚組織を含む指の爪を取り囲む指の部分を意味する。 本願明細書で用いる「指の荒れ」という表現は、もろい爪、乾燥爪、剥け爪、
裂け爪、割れ爪、乾燥皮膚、剥けた皮膚、蒼白な皮膚、硬く肥厚した皮膚および
逆むけを含むが、これらに限定されるものではない。
【0027】 本願明細書で用いる「安全有効量」という表現は、当業者の適切な判断の範囲
内において、本願明細書に開示する効果を個々に含む、有益な効果、好ましくは
、潤いを与え柔らかくする効果、さらに好ましくは、乾燥の視覚的減少を著しく
引き起こすのに十分な量であるが、深刻な副作用を回避できる、すなわち、妥当
な効果対危険比を与える上で十分に低い量の化合物または組成物の量を意味する
【0028】 本願明細書で用いる「処理」または「処理および/または防止」という用語は
、哺乳動物の爪または爪の周辺の皮膚の荒れのあらゆる処理を意味し、以下の処
理のすべてまたはいずれかを含む。 (i)荒れの防止、すなわち、荒れの臨床的な症状を広めない。 (ii)荒れの抑制、すなわち、臨床的な症状の広がりを阻止する。 (iii)荒れの軽減、すなわち、臨床的な症状を軽減させる。 以下、必須成分および任意成分を含む本発明の指処理用組成物について詳細に
記載する。
【0029】 必須成分 油性成分 本発明の必須成分として、油性成分がある。適切な油性成分の例は、油脂、蝋
、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、精油およびシリコーン油
を含む。油脂の例は、大豆油、糠油(米糠油)、ホホバ油、アボカド油、アーモ
ンド油、オリーブ油、カカオ油、ベニバナ油、ヒマワリ種子油、ゴマ油、杏仁油
(アプリコットカーネル油)、ヒマシ油、パーム油、ミンク油、タローおよびラ
ードなどの天然油脂と、これらの天然油脂の水素添加により得られる硬化油と、
トリミリスチンおよびトリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリルなどの合成トリ
グリセリドとを含む。蝋の例は、カルナウバ蝋、鯨蝋、蜜蝋およびラノリンを含
む。炭化水素の例は、液体パラフィン、ワセリン、パラフィンミクロクリスタリ
ンワックス、セレシン、スクアランおよびプリスタンを含む。高級脂肪酸の例は
、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン脂肪酸およびイソステアリン酸を含む
。高級アルコールの例は、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリル
アルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロールおよび
2−ヘキシルデカノールを含む。エステルの例は、オクタン酸セチル、トリオク
タン酸グリセリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、
ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプ
ロピル、アジピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル、イ
ソステアリン酸コレステリルおよびポリオキシエチレン(POE)ソルビトール
脂肪酸エステルを含む。精油の例は、ハッカ油、ジャスミン油、樟脳油、ヒノキ
油、橙皮油、ryu油、テレビン油、桂皮油、ベルガモット油、マンダリン油、
ショウブ油、松根油、ラベンダー油、ベイ油、丁子油、ヒバ油、バラ油、ユーカ
リ油、レモン油、タイム油、ペパーミント油、セージ油、メントール、ジネオー
ル、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、
ゲラニオール、カンファー、チモール、スピラントール、ピネン、リモネンおよ
びテルペン化合物を含む。シリコーン油の例は、ジメチルポリシロキサンを含む
。これらの油性成分は、個々に用いられてよく、またはそれらの2つ以上のもの
を組み合わせて用いられてよい。本発明において、ミリスチン酸グリセリル、ト
リ−(2−エチルヘキサン酸)グリセリル、ラノリン、液体パラフィン、ワセリ
ン、パラフィンミクロクリスタリンワックス、スクアラン、ラウリル酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸、イソステアリン酸、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、コレステロール、セチ
ルオクタノエート、グリセリルトリオクタノエート、ミリスチン酸イソプロピル
、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸コレステロール、POEソ
ルビトール脂肪酸エステル、ハッカ油、橙皮油、桂皮油、バラ油、メンソール、
シネオール、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ゲラニオール、ピネ
ン、リモネンおよびジメチルポリシロキサンを用いることが好ましい。 油性成分は、好ましくは約1%〜約99%、より好ましくは、約50%〜約9
5%、最も好ましくは約75%〜約90%の、指処理用組成物を含む。
【0030】 皮膜形成剤を実質的に含まない 本発明の指処理用組成物は、皮膜形成剤を実質的に含まないものが好ましい。
一般的に、本願明細書で用いる「実質的に含まない」という表現は、皮膜形成剤
のレベルが、約1%以下、より好ましくは、約0.5%以下、最も好ましくは、
約0.1%以下、さらにより好ましくは、0%またはわずか約0.05%である
ことを意味する。
【0031】 典型的な皮膜形成剤は、アクリルアミド/アクリル酸ナトリウムコポリマー、
アクリル酸アンモニウムコポリマー、バルサムペルー、ポリウレタンおよび脂肪
族ポリエーテルポリウレタンなどのポリウレタン誘導体、セルロースゴム、セル
ロースポリマー(例えば、ニトロセルロースなどのセルロースエステル)、エチ
レン/無水マレイン酸コポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリエチレン、ポリビニルアルコール
、pvm/MAコポリマー(ポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸)、P
VP(ポリビニルピロリドン)、Gulf Science and Tech
nologyから入手可能なPA−18などの無水マレイン酸コポリマー、GA
F Corporationから入手可能なGanex V−216などのPV
P/ヘキサデセンコポリマー、アクリルアクリレートコポリマーなどを含むが、
これらに限定されるものではない。皮膜形成剤のさらなる例は、米国特許第5,
639,447号に見られ、その内容全体は、参照により本願明細書に引用され
たものとする。
【0032】 理論に拘束されることなく、皮膜形成剤は、甘皮および爪の周囲にある皮膚組
織に悪影響を及ぼすと考えられる。本願発明者によれば、皮膜形成ポリマーは、
このような皮膚の部分を乾燥させ炎症させた感じを与えることが分かっている。
本発明は、皮膚の感触を高め(すなわち、皮膚を柔らかくして潤いを与え)、肌
の全体的な外観を高める(すなわち、肌色のむらをなくし、肌の「蒼白な」外観
を軽減する)ことに関する。
【0033】 顔料を実質的に含まない 本発明の指処理用組成物は、顔料を実質的に含まないものが好ましい。一般的
に、本願明細書で用いる「実質的に含まない」という表現は、このような着色成
分または顔料のレベルが、約0.1%以下、より好ましくは、約0.075%以
下、最も好ましくは、0%またはわずか約0.05%であることを意味する。 典型的な顔料は、有機および無機の顔料および染料を含むが、これらに限定さ
れるものではない。有機顔料は、一般的に、D&CおよびFD&C青、茶、緑、
橙、赤、黄などと指定されるアゾ、インジゴイド、トリフェニルメタン、アント
ラキノンおよびキサンチン染料を含むさまざまな芳香タイプのものである。有機
顔料は、一般的に、Lakesと呼ばれる認定色添加物の不溶性金属塩からなる
。無機顔料は、酸化鉄、群青およびクロムまたは水酸化クロム顔料、およびそれ
らの混合物を含む。 理論的に拘束されることなく、顔料は、消費者が分かるほどに、甘皮および爪
の周辺にある皮膚組織の健全さに悪影響を及ぼすと考えられる。一般的に、消費
者は、これらの皮膚の部分の健全さおよび若々しい外観を保つために、これらの
部分に顔料を塗布しない。
【0034】 任意成分 本発明による指処理用組成物は、例えば、防腐剤、ビオチンなどのスキンケア
活性剤、ビタミンB5およびその誘導体(例えば、パンテノール)、ビタミンB3 およびその誘導体(例えば、ニコチン酸アミド)、ビタミンEおよびその誘導体
(例えば、ニコチン酸トコフェロール)、リン脂質、αヒドロキシ酸(例えば、
グリコール酸、乳酸)、βヒドロキシ酸(例えば、サリチル酸)、ビタミンAお
よびその誘導体(レチノイドおよびレチノイドエステル)、ビタミンCおよびビ
タミンD、殺菌剤、芳香剤、抑泡剤、増粘剤、表面活性物質、乳化剤、可塑剤、
加湿剤および/または保湿剤、必須材料として上述したもの以外の油脂および蝋
、またはアルコール、ポリールまたは水などの化粧品の従来の他の成分、泡安定
剤、電解質、有機溶媒またはシリコーン誘導体のような処方で従来使用されてい
るような化粧品用補助物質を含むものであってよい。上記および他の適切な任意
材料は、1998年7月7日に発行されたBlank等の米国特許第5,776
,918号および1997年10月30日に公開されたOblong等の国際特
許出願公開第WO97/39733号に記載されており、これらの内容全体は、
参照により本願明細書に引用されたものとする。
【0035】 本発明の指処理用組成物に水溶性材料が添加される場合、組成物は、油中水型
または水中油型エマルジョンの形態であってよい。エマルジョンは、油中水型エ
マルジョンのものが好ましい。
【0036】 指の荒れの処理および/または防止方法 指の荒れを処理および防止する方法は、指、特に、爪に、本発明の安全有効量
の指処理用組成物を局所的に塗布することを伴う。塗布する組成物の量、塗布頻
度および使用期間は、例えば、指の荒れの広がり具合やさらなる臨床的な症状の
速度の点など、希望する処理レベルに応じて大幅に異なることになる。
【0037】 好適な実施形態において、組成物は、指、特に、指の爪に慢性的に塗布される
。「慢性的な局所塗布」という表現は、対象者の生涯の長い期間にわたって、好
ましくは、少なくとも約一週間、より好ましくは、少なくとも約一ヶ月間、さら
により好ましくは、少なくとも約三ヶ月間、さらにより好ましくは、少なくとも
約六ヶ月間、さらにより好ましくは、少なくとも約一年間にわたって、継続して
組成物を局所的に塗布することを意味する。さまざまな最大使用期間(例えば、
5年、10年または20年)が経過した後に効果が得られるが、対象者の生涯を
通して、慢性的な塗布が継続されることが好ましい。一般的に、塗布回数は、こ
のような長い期間にわたって、一日につき約一回程度のものであってよいが、塗
布ペースは、一週間につき約一回から一日につき約三回以上とさまざまであって
よい。
【0038】 指および/または指の爪の外観および/または感触を高める効果を得るために
、さまざまな量の本発明の組成物が用いられてよい。通常、一回の塗布当たりに
塗布される本発明の組成物の量は、組成物の量と皮膚および爪の面積の比を表す
単位mg/cm2を用いた場合、約0.1mg/cm2〜約100mg/cm2のものである。
特に有益な塗布量は、約10mg/cm2である。
【0039】 本発明の方法は、何らかの美的、保護用、治療用または他の有益な効果を得る
ために、皮膚についたままにされる油組成物、または水中油型または油中水型エ
マルジョンなどの形の組成物(すなわち、「リーブオン」組成物)を塗布するこ
とにより実施されることが好ましい。組成物を皮膚に塗布した後、好ましくは、
少なくとも約15分間、より好ましくは、少なくとも約30分間、さらにより好
ましくは、少なくとも約1時間、最も好ましくは、少なくとも数時間、例えば、
最大約12時間、肌についた状態のままであることが好ましい。
【0040】 [実施例] 本発明の分配器具および指処理用組成物の使用を含む方法を、以下の非制限的
な例において説明する。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、当業者
により他の修正がなされてよい。本発明の分配器具および指処理用組成物を用い
て例示した方法により、指処理用組成物に対する保湿目的の消費者の追従を高め
ることができる。
【0041】 すべての例示的な組成物は、従来の処方および混合技術を用いて調製されてよ
い。成分量を重量パーセントの単位で列挙し、この成分量は、希釈剤、充填剤な
どの少量の材料を含有する。したがって、列挙した製剤は、列挙した成分および
このような成分に関連する任意の少量の材料を含む。
【0042】 実施例1 油組成物の形で以下の指処理用組成物を塗布する分配器具を用いることによる
指の荒れの処理方法。
【表1】 上記成分をステンレス鋼容器に加えて、従来の混合技術を用いて完全に混合す
る。次に、指処理用油を分配器具内に装填して、指、特に、爪および甘皮に分配
器具を用いて塗布する。
【0043】 実施例2 油中水型エマルジョンの形で以下の指処理用組成物を塗布する分配器具を用い
ることによる指の荒れの処理方法。
【表2】
【0044】 熱源が装備されているステンレス鋼容器で、油(ヒマワリ種子油、ベニバナ油
および大豆油)および乳化剤を混合し、攪拌しながら華氏150度まで加熱する
。別のステンレス鋼容器に、水、グリセリン、ニコチン酸アミドおよび防腐剤を
攪拌しながら加え、均質になるまで混合する。次に、油と水の混合物を混ぜ合わ
せ、攪拌しながら室温まで冷却する。次に、指処理用エマルジョンを分配器具内
に装填して、指、特に、爪および甘皮に分配器具を用いて塗布する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分配器具の好適な実施形態の斜視図である。
【図2】 キャップを外した状態の図1に示す分配器具の縦断面図である。
【図3】 製品エレベータの代替実施形態を有する、キャップを取り付けた
状態の図1に示す分配器具の縦断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 C J T A61P 17/16 A61P 17/16 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ムーディ,クリスティン ルイス アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ウッドモント、アベニュー 6134 (72)発明者 クラップ,マニー リー アメリカ合衆国オハイオ州、モンゴメリ ー、ヴィレッジ、ドライブ 8097 Fターム(参考) 4C083 AA122 AC122 AC852 AD01 AD152 AD662 BB11 CC02 CC28 EE12 EE13 4C088 AB16 AB26 AB64 AC04 BA08 CA03 MA08 MA63 NA14 ZA89

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.) i)分配端と駆動端とを有するチャンバを規定し、前記分配端は塗布部分を有
    し、前記チャンバは内面を有し、前記塗布部分により、爪および甘皮用組成物の
    平滑で均等な表面分布が得られるハウジングと、 ii)前記チャンバ内で並進運動できるように前記チャンバ内に設けられ、前記
    ハウジングの前記分配端の方に面する上側と、前記上側の反対側にある前進機構
    とを有するピストンであって、前記ピストンの前記上側は、前記チャンバと前記
    ピストンの上側との間に前記チャンバの可変量部分を形成し、前記可変量部分は
    、前記爪および甘皮用組成物を格納するためのものであるピストンと、 iii)前記ハウジングに移動可能に取り付けられ、前記ハウジングの前記駆動
    端で前記内面と移動可能に係合し、前記分配端の方向に前記ピストンを前進させ
    る前記前進機構と係合するアジャスタと、を含む指処理用組成物を分配する分配
    器具を提供するステップであって、 前記分配器具に、1.0%〜99%の油性成分を含み、1.0%未満の皮膜形
    成ポリマーを含む指処理用組成物が予め充填されるステップと、 B.)分配器具から指処理用組成物を指または指の爪に分配するステップと、を
    含む指の荒れの処理または防止方法。
  2. 【請求項2】 A.) i)分配端と駆動端とを有するチャンバを規定し、前記分配端は塗布部分を有
    し、前記チャンバは内面を有し、前記塗布部分により、爪および甘皮用組成物の
    平滑で均等な表面分布が得られるハウジングと、 ii)前記チャンバ内で並進運動できるように前記チャンバ内に設けられ、前記
    ハウジングの前記分配端の方に面する上側と、前記上側の反対側にある前進機構
    とを有するピストンであって、前記ピストンの前記上側は、前記チャンバと前記
    ピストンの上側との間に前記チャンバの可変量部分を形成し、前記可変量部分は
    、前記爪および甘皮用組成物を格納するためのものであるピストンと、 iii)前記ハウジングに移動可能に取り付けられ、前記ハウジングの前記駆動
    端で前記内面と移動可能に係合し、前記分配端の方向に前記ピストンを前進させ
    る前記前進機構と係合するアジャスタと、を含む指処理用組成物を分配する分配
    器具を提供するステップであって、 前記分配器具に、約1.0%〜約99%の油性成分を含み、0.1%未満の顔
    料を含む指処理用組成物が予め充填されるステップと、 B.)分配器具から指処理用組成物を指または指の爪に分配するステップと、を
    含む指の荒れの処理または防止方法。
  3. 【請求項3】 A.) i)分配端と駆動端とを有するチャンバを規定し、前記分配端は塗布部分を有
    し、前記チャンバは内面を有し、前記塗布部分により、爪および甘皮用組成物の
    平滑で均等な表面分布が得られるハウジングと、 ii)前記チャンバ内で並進運動できるように前記チャンバ内に設けられ、前記
    ハウジングの前記分配端の方に面する上側と、前記上側の反対側にある前進機構
    とを有するピストンであって、前記ピストンの前記上側は、前記チャンバと前記
    ピストンの上側との間に前記チャンバの可変量部分を形成し、前記可変量部分は
    、前記爪および甘皮用組成物を格納するためのものであるピストンと、 iii)前記ハウジングに移動可能に取り付けられ、前記ハウジングの前記駆動
    端で前記内面と移動可能に係合し、前記分配端の方向に前記ピストンを前進させ
    る前記前進機構と係合するアジャスタと、を含む指処理用組成物を分配する分配
    器具を提供するステップであって、 前記分配器具に、約1.0%〜約99%の油性成分を含み、1.0%未満の皮
    膜形成ポリマーおよび0.1%未満の顔料を含む指処理用組成物が予め充填され
    るステップと、 B.)分配器具から指処理用組成物を指または指の爪に分配するステップと、を
    含む指の荒れの処理または防止方法。
  4. 【請求項4】 内面は、少なくとも1つのデテントをさらに含む請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 アジャスタは、アジャスタが進行方向に移動できるが反対方
    向には移動できないように、外側方向に延びデテントと係合する少なくとも1つ
    の弾性アームをさらに含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ピストンは、ハウジングの分配端に面する上側と、そこから
    延びて上側とは反対側にあるねじ付きロッドとを有し、アジャスタは、グリップ
    部分とアクチュエータとを有する手回しハンドルであり、アクチュエータは、ハ
    ウジングの前記駆動端で前記内面と係合し、一方向にのみハウジングに対して回
    転するようにされ、そこを通るねじ付き孔を有し、ねじ付きロッドは、アクチュ
    エータの回転時に分配端の方向にピストンが前進するように、ねじ付き孔と係合
    することにより、前記組成物が分配される請求項1〜5のいずれか一項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 アジャスタは、前記アクチュエータが回転できるが、内面に
    対して軸方向には移動できないようにするリップをさらに含む請求項1〜6のい
    ずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アクチュエータは、熱可塑性材料から一体形成された単一の
    一体構成部品である請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 分配器具は、前記チャンバの前記可変量部分と流通状態でハ
    ウジングの分配端に取り付けたアプリケータをさらに含み、前記アプリケータを
    介して指処理用組成物が分配される請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 指処理用組成物は、スキンケア活性剤をさらに含む請求項
    1〜9のいずれか一項に記載の方法。
JP2001513273A 1999-07-30 2000-07-24 指の荒れの処理および防止方法 Withdrawn JP2003505175A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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