JP2003503573A - 低減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの押出製品及びその製造方法 - Google Patents

低減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの押出製品及びその製造方法

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JP2003503573A
JP2003503573A JP2001506731A JP2001506731A JP2003503573A JP 2003503573 A JP2003503573 A JP 2003503573A JP 2001506731 A JP2001506731 A JP 2001506731A JP 2001506731 A JP2001506731 A JP 2001506731A JP 2003503573 A JP2003503573 A JP 2003503573A
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ビーグナー,イェンス−ペーター
フェルケル,フォルクマー
ナーゲル,マリオン
エッケルト,ロルフ
ゼーラ,マリオン
ムンヤル,ザラット
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Dow Chemical Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Abstract

(57)【要約】 ポリエチレンテレフタレートの押出製品のアセトアルデヒド含有分を低減するために、50ppmから5,000ppmの濃度で、少なくとも1個の第一級ヒドロキシル官能基と2位及び/又は3位にある少なくとも1個の他の第一級もしくは第二級もしくは第三級ヒドロキシル官能基とを有するポリオールを添加剤として使用する。ソルビトール、マンニトール又はキシリトールなどの糖アルコールは好ましくは使用される。さらに、イオン性化合物、好ましくは、アルカリ化合物などの容易に溶解可能なイオン性化合物は0.05ppmから50ppmの量で混合されてよい。本発明によると、水性ポリオール溶液は、重縮合の後又は固相重合としても知られる第二の重縮合の後にポリエチレンテレフタレートペレットにスプレーされるか、又は、ペレットは25質量%以下のポリオール含有分で押出し、そしてペレット化することにより製造され、そして加工の前にマスターバッチとしてポリエステルと混合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は低減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレ
ートの押出製品、例えば、ボトル又はフィルム、及び、その製造方法に関する。
【0002】 ポリエチレンテレフタレートはボトルなどの包装材料を製造するための原材料
として広く使用されている。具体的には、ミネラルウォーターのボトルを製造す
るときのポリエチレンテレフタレートの使用は、このポリエステルの非常に高い
純度を要求する。ポリエチレンテレフタレートの熱分解は、この化合物を押出製
品に加工するときに起こるので、分解製品はどんな場合にも加工されたポリエス
テル中に見られるであろう。遊離アセトアルデヒド含有分は、この物質の超マイ
クロトレースさえミネラルウォーターの味に影響を及ぼすので、ミネラルウォー
ターのレセプタクルとしての使用にとって特に重要である。純粋な熱加工におい
て生成されたテレフタル酸ビニルエステルの加水分解又はアルコーリシスの間に
アセトアルデヒドは生成され、それは酸化ポリエステル分解の生成物でもある。
【0003】 基本的に、この問題に対して3つの好ましい解決法がある。第一の選択肢は高
い加工温度の間にポリエステルを安定化させることである。燐光性化合物を安定
剤として使用することが知られており(JP58 047 024, JP53 026 893, JP62 199
648, WO97 44 376, EP826 713, JP101 82 805, 米国特許第5,874,517
号明細書)、そして複素環式化合物も記載されている(JP57 049 620)。
【0004】 第二の選択肢は、固相重合(SSP)としても知られている第二の重縮合段階での
ビニルエステルのほぼ完全な分解を含む。これは、水又は脂肪族アルコールによ
る処理により行なわれる。このような手順の例は、JP 07 053 698、JP04 211 42
4, CH655 938, 米国特許第4,591,629号明細書、BE896 505及びJP56 05
5 426に見ることができる。
【0005】 第三の選択肢は適切な化学化合物で遊離アセトアルデヒドを「捕捉」すること
である。とりわけ、キシレンジアミンをベースとするポリアミド(JP62 181 336,
JP62 050 328, 米国特許第5,258,233号明細書)、市販のポリアミド
、例えば、ナイロン(EP714 832, CH684 537, WO97 01 427)又は、テレフタル酸
、ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン及びビス(アミノメチル)シクロヘ
キサンの特殊なポリアミド(WO97 28 218)は「キャッチャー」として使用されて
いる。ゼオライトなどの無機材料も使用される(米国特許第4,391,971
号、WO94 29 378)。
【0006】 ポリアミドの使用は最も効率的な選択肢であることが証明されている。しかし
ながら、これらの物質はポリエステルに所望されない黄色の着色を生じさせるか
ぎり欠点を有する。
【0007】 既知のアセトアルデヒドキャッチャーはポリエステルが加工される直前に、す
なわち、プレフォームが製造される直前に添加される。これはフィードの問題を
生じさせる。
【0008】 本発明の目的は、食品との使用に認められている「キャッチャー」を添加する
ことにより、押出製品の色又は他の機械特性などの他のパラメータに許容できな
い程度に悪影響を及ぼすことなく、押出成形されたポリエチレンテレフタレート
の製品中の遊離アセトアルデヒド含有分を明らかに低減することである。
【0009】 さらに、この添加が、変性されたポリエステルが加工される条件下に悪影響を
及ぼさず、そして変性されたポリマーが既知のとおりに、追加の加工工程なしに
加工されることができることが重要である。
【0010】 驚くべきことに、加工基準又は製品特性に影響を及ぼすことなく、押出の前又
はその間に、ポリオールをポリエチレンテレフタレートに添加することにより、
製品のアセトアルデヒド含有分が明確に低減されうることが発見された。
【0011】 少なくとも1つの第一級ヒドロキシル官能基及び1つ以上の第一級、第二級も
しくは第三級ヒドロキシル官能基を2位及び/又は3位に有する特定のポリオー
ルは特定の加工パラメータのためのアセトアルデヒドキャッチャーとして資格が
あることをさらに確立した。
【0012】 比較的に低い融点の糖アルコール、例えば、ソルビトール、マンニトール又は
キシリトールは特に適する。
【0013】 さらに、加工後のポリエステル中のアセトアルデヒド含有分は、固相重合とし
ても知られている第二の重縮合段階後の結晶性ポリエチレンテレフタレートペレ
ット上に、水性ポリオール溶液をスプレーすることにより明確に低減されうるこ
とを発見した。水性ポリオール溶液のこの適用がないと、加工の間の加水分解に
よるポリエステルの分子量の急速な低下が起こる。変性されたポリエステルは次
に、既知の方法により加工されうる。固相重合の直後の水性ポリオール溶液のス
プレー塗布はポリエステルの単純な変性法を提供し、それにより、加工の間に生
じる遊離アセトアルデヒドは低減される。
【0014】 添加されるポリオールの量は50ppm〜2,000ppmであり、好ましく
は200ppm〜1,000ppmである。スプレー溶液の濃度は5質量%〜7
0質量%であり、好ましくは10質量%〜50質量%である。
【0015】 水性ポリオール溶液は0℃〜300℃、好ましくは20℃〜220℃の温度で
ペレット上にスプレーされる。
【0016】 さらに、25質量%以下のポリオール含有分を有するポリエチレンテレフタレ
ートは押出により製造でき、そしてペレット化されうる。驚くべきことに、多価
アルコールの存在下での与えられたプロセス条件下でのアルコーリシスによるポ
リエステルの分解は、滞留時間及び温度などの適切な加工条件を選択することに
より、ペレット化のために十分な粘度の変性ポリエステルを得る程度に抑制され
うる。
【0017】 糖アルコール、例えば、ソルビトール、マンニトール又はキシリトールを使用
することは好ましい。
【0018】 本発明によると、滞留時間は20秒から450秒であり、好ましくは30〜1
50秒であり、温度範囲は225℃〜300℃であり、好ましくは230℃〜2
85℃である。
【0019】 加工段階において、押出を通して変性されたポリエステルはマスターバッチと
してポリエステル樹脂に添加されてよく、それにより、遊離アセトアルデヒド含
有分が低減される。
【0020】 さらに、0.05〜50ppmのイオン性化合物(ポリエステルに対して)を
添加することにより、アルデヒドキャッチャーとしてのポリオールの効率が上が
り、一方、同時に、ポリオールで処理された押出品の若干の着色が低減されるこ
とも発見した。
【0021】 好ましいイオン性化合物は容易に溶解可能なイオン性化合物であり、より詳細
にはアルカリ化合物である。
【0022】 0.1ppmという少量から5.0ppmのこれらのイオン性化合物では、押
出製品のアセトアルデヒド含有分はさらに約5〜25%低減されうる。
【0023】 特に好ましい加工法は追加の添加剤としてイオン性化合物を含む水性ポリオー
ル溶液を第二の重縮合段階後の結晶性ポリエチレンテレフタレートペレット上に
スプレーすることによる。
【0024】 本発明は以下の態様を用いて説明される。
【0025】 ポリエチレンテレフタレートの加工の間のアセトアルデヒドの発生は以下の方
法により測定された。
【0026】 Engel CompanyのES200−50射出成形機で、直径30mmのスクリュー
で、長さ/直径比が20である成形機でポリエステルを加工した。
【0027】 成分、すなわち、乾燥したポリエチレンテレフタレート及びポリオールを強攪
拌によりステンレススチール容器内で混合し、その後、窒素カーテンが施された
、射出成形機の材料ホッパーにフィードした。この混合物を270℃〜300℃
の温度で加工した(溶融及び均質化)。このメルトを、その後、加圧加工パラメ
ータの下で、冷却された成形型に注入した。
【0028】 乾燥 機器:空気循環乾燥炉UT20,Heraeus Instruments 温度:120℃、 時間:12時間
【0029】 射出成形 機械:ES200−50,Engel Company シリンダー温度:277/277/277/277℃ スクリュー速度:42rpm 冷却時間:10秒間 滞留加圧時間:10秒間 メルト滞留時間:2.5分間
【0030】 上記のとおりに製造された樹脂のアセトアルデヒド含有分は以下の方法により
決定した:最初に、種々の材料を、液体窒素の存在下に、Retsch Company (ZM1)
の遠心ミルにおいて1mmスクリーンで粉砕した。約0.1g〜0.3gの粉砕
された材料を22mLのサンプルボトル中に入れ、そしてポリテトラフルオロエ
チレンシールでシールした。サンプルボトルを、150℃で90分間、温度制御
されたヘッドスペース炉(HS−40XLヘッドスペースオートサンプラー, Pe
rkin Elmer)において加熱し、次いで、外部標準を用いてガスクロマトグラフィ
ー(XL GCオートシステム、Perkin Elmer)により分析した。
【0031】 検量曲線は種々のアセトアルデヒド含有分の水溶液の完全な蒸発により製造し
た。
【0032】 アセトアルデヒド測定の装置仕様は以下のとおりである。 ヘッドスペースオートサンプラー条件 炉温度 150℃ ニードル温度 160℃ 輸送温度 170℃ 滞留時間 90分間
【0033】 ガスクロマトグラフィー条件 カラム 1.8m×1/8”ステンレススチール パッキング Porapack G, 80/100メッシュ 燃料ガス 水素 空気 合成空気 カラム温度 140℃ 検知器温度 220℃
【0034】 押出製品への加工の前にポリエチレンテレフタレートへ固体ポリオールを添加
することの効果は以下の例において説明されるであろう。
【0035】 表I及びIIは、ポリオールが添加されていないか又は市販の安定剤が添加さ
れているポリエステルと比較して、変性されたポリエチレンテレフタレートのア
セトアルデヒド含有分が有意に低減されていることを示す。第二級アルコール官
能基を排他的に有するポリビニルアルコールはビニルエステルのアルコーリシス
によりアセトアルデヒドを発生しうるが、それは開放されたアルデヒドを結合し
えないことは注目に値する。
【0036】
【表1】
【0037】 表IIは、添加された固体ポリオールの濃度に対するアセトアルデヒド含有分
の依存性の大要を提供する。
【0038】
【表2】
【0039】 加工の間の「コモノマー」としての挙動は適切なポリオールの使用にとって非
常に重要である。このため、加工された樹脂の分子量分布を決定した。
【0040】 ポリエチレンテレフタレートサンプルを特性化するために、200mgの粉砕
された樹脂を5mLの1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロパノー
ル中に溶解させた。一旦、ポリエステルが完全に溶解した後に、100μLのこ
の溶液を、2mLの目盛り付きガラスフラスコ中にクロロホルムとともに調整し
た。これらの溶液を以下の条件でろ過し、そして分析した。
【0041】 機器 Polymer Laboratories (PL)HPLCポンプLC1120を有するサイズ排除クロマトグ
ラフィー装置 インジェクタースパークオランダベーシックマラソン デガッサーデガシスDG1210 UV/VIS検知器PL LC 1200 カラム炉K5(Tech Lab)
【0042】 条件 分離カラム:PL ゲルミックストB、10μm、(300×7.5mm)を
有する2つのカラム 溶離溶剤:クロロホルム 温度:35℃ ディテクション:263nm 分析時間:25分 注入体積:50μL
【0043】 ソフトウェア PL−キャリバーソフトウェア 検量 ポリスチレン標品(PL)による外部検量
【0044】 下記の表IIIは分子量決定で決定したポリエチレンテレフタレートの押出製
品の値を示す。
【0045】
【表3】
【0046】 約1000ppmまでのポリオール添加ではアルコーリシスにより生じる鎖分
解により、加工の間のポリエステルの粘度が若干低下することが表IIIから明
らかになる。変性された製品の加工性には制約がない。ゲル形成、すなわち、枝
分かれポリエステルの形成はどの場合にも3000ppmをはるかに超えるポリ
オールを添加する場合においても観測されなかった。
【0047】 水性ポリオール溶液のスプレー塗布により、低減されたアセトアルデヒド含有
分を有するポリエチレンテレフタレートの製品を製造する本発明による方法を例
示する幾つかの例を以下に記載する。
【0048】 以下の例は例示の目的のみであり、本発明の範囲を制限することを意図しない
。特に指示がないかぎり、全ての部及び百分率は質量基準である。
【0049】 例1(対照) 0.76dl/gの固有粘度(IV)を有する1kgのポリエチレンテレフタ
レートペレットをEngel 機械で上記の方法により加工した。得られたポリエステ
ル樹脂は10.5ppmの遊離アセトアルデヒド(AA)含有分を有した。
【0050】 例2(本発明による) 0.76dl/gの固有粘度を有する1kgのポリエチレンテレフタレートペ
レットに、3mLの10%水性ソルビトール溶液を、25℃の温度で、薄層クロ
マトグラフィー(TLC)のためのハンドアトマイザーによりスプレーした。 Engel機械における続いて行なう加工により得られたポリエステル樹脂は6.
5ppmの遊離アセトアルデヒド含有分(参照に含まれるアセトアルデヒドの約
62%)を有した。
【0051】 例3(本発明による) 態様2)と同様に、0.76dl/gの固有粘度を有する1kgのポリエチレ
ンテレフタレートペレットに、5mLの10%水性ソルビトール溶液を25℃で
スプレーした。 ポリエステルをEngel機械で加工した後に、5.7ppmの遊離アセトアルデ
ヒド含有分(参照の含有分の約54%)が検知された。 下記の表IVは、水性糖アルコール溶液の量及び濃度の関数としてのポリエス
テル樹脂のアセトアルデヒド含有分を示す。加工後のポリエチレンテレフタレー
トの分子量を加えて示す。
【0052】
【表4】
【0053】 表IVは加工後のポリエステル樹脂のアセトアルデヒド含有分は、水性ポリオー
ル溶液、詳細には糖アルコール溶液をスプレーすることにより、押出製品の特性
に影響を及ぼす樹脂の分子量を大きく低減することなく、低減されうることを示
す。
【0054】 低いアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの製品を製
造するための別の選択肢は加工されるポリエステルにポリオールを含有するマス
ターバッチを添加することによる。
【0055】 ポリオール含有ポリエチレンテレフタレートを製造するために以下の試験を行
なった。
【0056】 1.ZSK30による配合 ソルビトールバッチを製造するために使用されるポリエチレンテレフタレート
を、SOMOS乾燥プラントTF100(Mann und Hummel ProTec GmbH)中、閉回路内で乾
燥空気により120℃の温度で20時間乾燥した。
【0057】 Werner und Pfleiderer Company製の、反時計回りに同時回転するスクリュー
を有する2シャフト混練押出機ZSK30でソルビトールバッチを製造した。スクリ
ュー直径は30.7mmであり、そしてスクリュー長さは1,241mmで、4
0.4Dである。可塑化、混合及び分散過程が圧縮及び計量ゾーンで3つの混練
要素ブロックにより起こる。計量ゾーンは真空脱気開口部を備えている。製品は
オリフィスノズルから吐出された。
【0058】 d-ソルビトールを、ポリエチレンテレフタレートペレットとともに、永久窒素
カーテンが適用されたフィーダー1を介してフィードし、又は、サイドフィーダ
ー2を介して圧縮ゾーンにフィードした。個々の成分の正確な計量を、電子示差
計量秤の使用により行なった。
【0059】 サイドフィーダーを介して20%を超えるソルビトールを添加することは、ポ
リエチレンレテフタレートメルトが、かなりの程度まで熱い炉壁で溶融した(液
体の)ソルビトールを吸収することができなかったので、うまくいかなかった。
【0060】 加工パラメータを下記の表Vに示す。
【0061】
【表5】
【0062】 2.DSK42/6による配合 ポリエチレンテレフタレートの乾燥 窒素カーテンが適用された、Binder Companyによる空気循環乾燥炉内でポリエ
チレンテレフタレートを乾燥した。 乾燥温度:160℃ 乾燥時間:6時間 内部反回転二軸スクリュー配合機であるBrabender CompanyのDSK42/6でソルビ
トールバッチを製造した。 スクリュー直径は43mmであり、そしてプロセス長さは6Dであった。強制
輸送及び狭い滞留時間範囲は機械の回転の能力により提供される。
【0063】 D-ソルビトールは、速度制御しながら、窒素パージされたスクリュー計量装置
を介してポリエチレンテレフタレートとともに添加された。
【0064】 3%を超えるソルビトールの濃度では、計量スクリューを介して二軸スクリュ
ー配合機への均一なフィードは、ポリエチレンテレフタレート/ソルビトール結
合のために、得られなかった。 調節された加工パラメータ: シリンダー温度:265℃/270℃/275℃ DSKスクリュー速度:80rpm スクリュー計量速度:5rpm スループット:3kg/時
【0065】 3.W50EHT測定及び混練チャンバーにおける配合 ポリエチレンテレフタレートの乾燥: ポリエチレンテレフタレートを、窒素カーテンが適用されたBinder Companyの
空気循環乾燥炉中で乾燥した。 乾燥温度:160℃ 乾燥時間:6時間
【0066】 ソルビトールのポリエチレンテレフタレートへの添加をBrabender CompanyのW
50EHT測定混練機によりシミュレートした。
【0067】 測定混練機を用いて、製造に適合した条件下に、ポリマー、薬品又は添加剤の
混合、配合又は可塑化などの加工を試験した。乾燥したポリエチレンテレフタレ
ートをd−ソルビトールとともに混練チャンバーにフィードし、そして混練の間
に窒素カーテンを適用した。
【0068】 40%を超える濃度のd−ソルビトールは以下の実験条件下ではポリエチレン
テレフタレートに添加されえなかった。混練チャンバーを開けて材料を取り出し
たときに、分離し溶融したソルビトールも見られた。 混練チャンバー体積:55cm 混練機温度:240℃ 物質温度:247℃ 混練ブレード速度:60rpm
【0069】 表VIはポリエステル加工の間のポリエチレンテレフタレート/ソルビトール
バッチの添加により達成されるアセトアルデヒド発生量により得られる結果を示
す。
【0070】
【表6】
【0071】 これらの試験は、加工されるポリエステルに、ポリオール含有ポリエチレンテ
レフタレートを添加することによりアセトアルデヒド含有分が有意に低減されう
ることを示す。
【0072】 表VIIは、さらにイオン性化合物が混合されたポリオール溶液を室温でポリ
エステルにスプレーすることによるアセトアルデヒド含有分の低下の結果を示す
【0073】 表VIIは、1ppm〜50ppm範囲のイオン性化合物の効果を示す。
【0074】 もし、ポリエチレンテレフタレートが水性ポリオール溶液により、より高温で
処理されるならば、押出製品のアセトアルデヒド含有分を低減するのにポリオー
ルの効果はより低く、そして加工されたポリエステルは若干着色されるであろう
。イオン性化合物の添加はポリオールの効率を上げ、そして加工されるポリエス
テルの若干の着色を抑制するであろう。
【0075】 表VIIIは、これらの結果を要約しており、そして加工されたポリエステル
の着色に対するイオン性混和剤の驚くべき効果を及びポリオールのアセトアルデ
ヒドキャッチャーとしての効率を示す。
【0076】 ポリオールの添加は、ポリエチレンテレフタレート樹脂から製造される押出製
品のアセトアルデヒド含有分を有意に低減する単純な方法を構成する。驚くべき
ことに、0.1ppm〜100ppmの範囲のイオン性化合物の添加がアセトア
ルデヒドキャッチャーとしてのポリオールの効率をさらに上げ、そして若干の着
色はこれらの添加剤の水溶液をポリエチレンテレフタレートペレットに、より高
温でスプレーすることにより抑制されうることが判った。
【0077】 当然、ポリエチレンテレフタレートの押出製品中のアセトアルデヒド含有分を
低減する本方法は単独で使用されても、又は、加工温度を下げるためにコモノマ
ーを含ませること、特殊な触媒の使用、又は、触媒の脱活性などのアセトアルデ
ヒド含有分を低減させるための他の方法と組み合わされてもよい。さらに、ポリ
オール/ポリアミドなどの異なるアセトアルデヒドキャッチャーとの組み合わせ
を使用して、ポリエチレンテレフタレートから製造される押出製品中のアセトア
ルデヒド含有分を低減することができる。
【0078】
【表7】
【0079】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:16 B29K 105:16 (31)優先権主張番号 60/176,685 (32)優先日 平成12年1月18日(2000.1.18) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/204,859 (32)優先日 平成12年5月17日(2000.5.17) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,YU,ZA,ZW (72)発明者 ナーゲル,マリオン ドイツ連邦共和国,デー−06217 メルゼ ブルク,ライネファルトシュトラーセ 99 (72)発明者 エッケルト,ロルフ ドイツ連邦共和国,デー−06130 ハレ, メルゼブルガー シュトラーセ 274 (72)発明者 ゼーラ,マリオン ドイツ連邦共和国,デー−06128 ハレ, ビリ−ブレデル−シュトラーセ 21 (72)発明者 ムンヤル,ザラット ドイツ連邦共和国,デー−04229 ライプ ツィヒ,マルペルガー シュトラーセ 18 アー Fターム(参考) 4F070 AA47 AC14 AC36 AE27 FA03 FA10 FB03 FC05 4F207 AA24 AA31 AH55 KA01 KA17 4J002 CF061 DD057 DE057 DE227 EC056 EG077 EG107 EL016 GG00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレンテレフタレートと、 アセトアルデヒド含有分を低減するための添加剤として使用される、ポリエチ
    レンテレフタレートに対して50ppmから5,000ppmの濃度である、少
    なくとも1個の第一級ヒドロキシル官能基と2位及び/又は3位にある少なくと
    も1個の他の第一級もしくは第二級もしくは第三級ヒドロキシル官能基とを有す
    るポリオールとの混合物を含み、場合により、0.05ppm〜50ppm(ポ
    リエチレンテレフタレートに対して)の少なくとも1種のイオン性化合物をさら
    に混合していることを特徴とする、低減されたアセトアルデヒド含有分を有する
    押出製品。
  2. 【請求項2】 ポリオール添加剤はソルビトール、マンニトール又はキシリ
    トールなどの糖アルコールであることを特徴とする、請求項1記載の押出製品。
  3. 【請求項3】 ポリオールは好ましくはポリエチレンテレフタレートに対し
    て100ppmから2,000ppmの濃度で使用されることを特徴とする、請
    求項1又は2記載の押出製品。
  4. 【請求項4】 ポリエチレンテレフタレートに対して0.1ppmから5.
    0ppmのイオン性化合物が混合されていることを特徴とする、請求項1記載の
    押出製品。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1種のイオン性化合物は容易に可溶性の化合
    物であり、好ましくは容易に可溶性のナトリウム化合物であることを特徴とする
    、請求項1又は2記載の押出製品。
  6. 【請求項6】 イオン性化合物が混合されていてよい水性ポリオール溶液を
    、ポリエチレンテレフタレートペレット上にスプレーすることを特徴とする、低
    減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの押出製
    品の製造方法。
  7. 【請求項7】 水性ポリオール溶液を後縮合の後に結晶性ポリエチレンテレ
    フタレートペレットにスプレーすることを特徴とする、請求項6記載のポリエチ
    レンテレフタレートの押出製品の製造方法。
  8. 【請求項8】 水性ポリオール溶液を、ポリエチレンテレフタレートのペレ
    ット上に0〜300℃、好ましくは20〜260℃の温度でスプレーすることを
    特徴とする、請求項6又は7記載のポリエチレンテレフタレートの押出製品の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 水性ポリオール溶液はソルビトール、マンニトール、キシリ
    トール又はそれらの組み合わせの水溶液であることを特徴とする、請求項6〜8
    のいずれか1項記載のポリエチレンテレフタレートの押出製品の製造方法。
  10. 【請求項10】 添加されるポリオールの量はポリエチレンテレフタレート
    の量に対して50ppmから2,000ppm、好ましくは200ppmから1
    ,000ppmの範囲であることを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項記
    載のポリエチレンテレフタレートの押出製品の製造方法。
  11. 【請求項11】 水性ポリオールスプレー溶液の濃度は5質量%〜70質量
    %、好ましくは10質量%〜50質量%の範囲であることを特徴とする、請求項
    6〜10のいずれか1項記載のポリエチレンテレフタレートの押出製品の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 25質量%以下のポリオール含有分を有するポリエチレン
    テレフタレートのペレットを押出、そしてペレット化することにより製造し、そ
    して加工の前にマスターバッチとしてポリエステルと混合することを特徴とする
    、低減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの押
    出製品の製造方法。
  13. 【請求項13】 20〜450秒、好ましくは30〜150秒の滞留時間を
    用いてバッチを調製することを特徴とする、請求項12記載の低減されたアセト
    アルデヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの押出製品の製造方法。
  14. 【請求項14】 加工温度は225〜300℃、好ましくは230〜285
    ℃であることを特徴とする、請求項12又は13記載の低減されたアセトアルデ
    ヒド含有分を有するポリエチレンテレフタレートの押出製品の製造方法。
  15. 【請求項15】 ソルビトール、マンニトール又はキシリトールなどの糖ア
    ルコールをポリオールとして使用することを特徴とする、請求項12〜14のい
    ずれか1項記載の低減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレンテレ
    フタレートの押出製品の製造方法。
  16. 【請求項16】 ポリエチレンテレフタレートの量に対して0.5質量%〜
    50質量%の範囲のポリオールを使用することを特徴とする、請求項12〜15
    のいずれか1項記載の低減されたアセトアルデヒド含有分を有するポリエチレン
    テレフタレートの押出製品の製造方法。
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