JP2003503392A - 4,6−ジクロロピリミジンの製造方法 - Google Patents

4,6−ジクロロピリミジンの製造方法

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JP2003503392A
JP2003503392A JP2001507001A JP2001507001A JP2003503392A JP 2003503392 A JP2003503392 A JP 2003503392A JP 2001507001 A JP2001507001 A JP 2001507001A JP 2001507001 A JP2001507001 A JP 2001507001A JP 2003503392 A JP2003503392 A JP 2003503392A
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    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】 本発明では有利に4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを酸クロライドと反応させることにより4,6−ジクロロピリミジンを生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンから4,6−ジクロロピリミ
ジンを生じさせる方法に関する。4,6−ジクロロピリミジンは作物保護剤を製
造する時の価値ある中間体である。
【0002】 4,6−ジクロロピリミジンを製造する方法はいろいろ知られており、例えば
WO 96/23776、ヨーロッパ特許出願公開第697 406号、ヨーロ
ッパ特許出願公開第745 593号、WO 95/29166、ドイツ特許出
願公開第19 53 129号およびGB 2 325 224などを参照のこ
と。しかしながら、このような方法では必ず4,6−ジヒドロキシピリミジンか
ら出発する。
【0003】 また、4−クロロ−6−メトキシピリミジンを式R3PCl2で表される塩素化
剤と反応させることにより4,6−ジクロロピリミジンを反応させることができ
ることも公知である[Des.Discl.n 391、690−691(19
96)を参照]。
【0004】 ドイツ特許出願公開第44 08 404号にはクロロピリミジン類の製造方
法が記述されており、前記クロロピリミジン類にはとりわけ4,6−ジクロロピ
リミジンが含まれる。出発材料として一般的にヒドロキシピリミジン類が言及さ
れているが、クロロヒドロキシピリミジン類は記述されていない。この文献に従
い、更にPOCl3による塩素化もアミンまたは塩酸アミンの添加を伴わせて起
こさせている。
【0005】 4,6−ジクロロピリミジンの製造を4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジン
から出発して所望の生成物が簡潔な様式で得られるように行う方法はまだ知られ
ていない。
【0006】 今回、4,6−ジクロロピリミジンの製造方法を見いだし、この方法は、4−
クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを酸クロライドと反応させることを特徴とす
る。
【0007】 適切な酸クロライドは有機および無機酸クロライド、例えばPCl3、POC
3、PCl5、R−PCl2、R−PCl4、R−POCl2およびR3PCl2
ここで、Rは、場合により置換されていてもよいC6−C10−アリールまたは場
合により置換されていてもよいC1−C10−アルキルを表す]、式R’−CO−
Cl[式中、R’=塩素、C1−C10−アルコキシ、C6−C10−アリールオキシ
、−O−CCl3、−CO−Cl、N、OおよびSの群からのヘテロ原子を1か
ら3個有するC5−C11−ヘテロアリールオキシであり、ここで、前記アルコキ
シ、アリールオキシおよびヘテロアリールオキシ基は場合により置換されていて
もよい]で表される酸クロライドおよびSOCl2などである。
【0008】 前記酸クロライドは単独で活性を示す。特に触媒、例えばアミド(例えばジエ
チルホルムアミド)、アミンまたは有機燐化合物などの添加(ヨーロッパ特許出
願公開第95 637号を参照)を行う必要はない。
【0009】 しかしながら、そのような本質的に公知の触媒を添加することも可能である。
【0010】 また、あまり好適ではないが酸クロライドの混合物を用いることも可能である
【0011】 更に、必要な酸クロライドをインサイチューで生じさせることも可能である。
例えば、R3Pと塩素からか或はR3P=Oと塩素化剤、例えばPCl3、ホスゲ
ンまたはSOCl2などからR3PCl2を生じさせることができる。
【0012】 更に、単離した4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを用いることができる
ばかりでなくまた4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを含有する反応混合物
(例えば4−クロロ−6−メトキシピリミジンの開裂に由来する)を用いること
も可能である。本発明に従って用いるべき酸クロライドを計量して4−クロロ−
6−メトキシピリミジンの開裂で得た反応混合物に直接添加してもよい。
【0013】 本発明の方法では酸クロライドを4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジン1モ
ル当たり一般に少なくとも1モル用いる。この量は好適には1から3モルである
【0014】 適切な溶媒は、原則として、実施すべき反応に悪影響を与えない溶媒である。
その例は、脂肪族溶媒、例えばアルカン類、シクロアルカン類およびハロゲノア
ルカン類など、芳香族溶媒、例えばベンゼン、キシレン、トルエン、クロロベン
ゼン、ベンゾトリフルオライド、p−クロロベンゾトリフルオライドおよびアニ
ソールなどであるが、更に、場合により、前記脂肪族および芳香族溶媒をニトリ
ル、例えばアセトニトリルおよびベンゾニトリルなど、N含有溶媒、例えばジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ラクタムおよび環状尿素など、そし
て幅広く多様な種類のエーテルおよびポリエーテルなどに置き換えることも可能
である。液状の酸クロライドを好適に過剰量で用いる時には溶媒を用いなくても
よい。
【0015】 本発明の方法は、例えば0から200℃、好適には20から175℃、特に好
適には30から150℃の範囲の温度で実施可能である。圧力は重要でない。こ
れは例えば0.1から50バール、好適には0.5から5バールであってもよい
。特に大気圧が好適である。
【0016】 本発明の方法は多様な態様で実施可能であり、例えばバッチ式、半バッチ式ま
たは連続的に実施可能である。1つの可能な手順は下記の通りである:4−クロ
ロ−6−ヒドロキシピリミジンを適宜溶媒と一緒に酸クロライドに添加する。次
に、それを所望温度で4,6−ジクロロピリミジンへの変換が実質的または完全
に起こるまで撹拌してもよい。また、前記酸クロライドを計量して溶液の状態ま
たは懸濁液として4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンに添加することも可能
である。また他の手順も考えられ得る。
【0017】 反応後に存在する反応混合物の処理は、例えば、生じた4,6−ジクロロピリ
ミジンを溶媒で抽出した後にその抽出液を蒸留することなどにより実施可能であ
る。また、反応後に存在する混合物に水を添加した後に4,6−ジクロロピリミ
ジンを取り出すことも可能である。また、完成した反応混合物の蒸留を行うか或
は最初にCl2/PCl3またはPCl5による再塩素化を実施した後に蒸留を行
うことも可能である。また、他の態様および可能な処理も考えられ得る。
【0018】 本発明の4,6−ジクロロピリミジンの製造方法は従来技術の方法に比べてか
なり簡潔である。触媒も助剤も用いる必要がなく、例えばアミド、有機燐化合物
、アミンまたは塩酸アミンなどを用いる必要もない。更に、液状の酸クロライド
を用いる場合には無溶媒で実施可能であり、それによって処理が非常に簡潔にな
る。
【0019】 (実施例) 実施例1 撹拌槽にクロロベンゼンを100重量部、4−クロロ−6−ヒドロキシピリミ
ジンを13.1重量部およびジクロロトリフェニルホスホランを36.6重量部
入れた。次に、この混合物を撹拌しながら100℃に加熱して、この温度で3時
間撹拌した。室温に冷却した後の反応混合物に4,6−ジクロロピリミジンが9
.95重量%の含有量で入っていることをHPLCで確認した。従って、反応混
合物の最終重量が144.3重量部であることを考慮に入れると収率は理論値の
96.7%であった。反応混合物に入っていることを確認した4−クロロ−6−
ヒドロキシピリミジンの量は痕跡量のみであった。
【0020】 実施例2 撹拌槽に塩化チオニルを100重量部、トリフェニルホスフィンオキサイドを
30重量部および4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを26.1重量部入れ
て撹拌しながら還流にまで加熱した。6時間後、反応を停止させて、室温に冷却
した後、反応混合物を130.1重量部得て、HPLCで分析した。確認した4
,6−ジクロロピリミジンの含有量は22.04重量%であり、これは収率が理
論値の99.2%であることに相当する。反応後の反応混合物に存在する4−ク
ロロ−6−ヒドロキシピリミジンの量は痕跡量のみであった。
【0021】 実施例3 撹拌槽にオキシ塩化燐を130重量部と4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジ
ンを26.1重量部入れて撹拌しながら100℃に加熱した。この反応は100
℃で30分後に完了した。室温に冷却した後の反応混合物の最終重量は152.
3重量部であった。それをHPLCで分析した結果、4,6−ジクロロピリミジ
ンの含有量は19.25%であることが分かり、これは収率が理論値の98.4
%であることに相当する。
【0022】 前記反応混合物を50から60℃で各場合とも100重量部のメチルシクロヘ
キサンで5回抽出することで処理した。その抽出液を一緒にして真空下で蒸発さ
せた。固体状残留物が30.8重量部残存した。これをHPLCで測定した時の
4,6−ジクロロピリミジン含有量は95.8%であり、これは収率が理論値の
99.0%であることに相当する。
【0023】 実施例4 実施例3と同様な手順に続いて冷却を行った結果として得た反応混合物の最終
重量は152.8重量部でありそしてHPLCで分析した4,6−ジクロロピリ
ミジンの含有量は19.18%であり、これは収率が理論値の98.3%である
ことに相当する。
【0024】 前記反応混合物にPCl3を33.0重量部添加して撹拌しながら80℃に加
熱してこれに14.2重量部の塩素ガスを1時間かけて送り込むことにより、そ
れの処理を行った。次に、オキシ塩化燐を最初に大気圧下で留出させた後、釜温
度(bottom temperature)を65℃以下にして穏やかな真空
(200ミリバール)下で留出させた。次に、蒸留を100ミリバール下で実施
した。4,6−ジクロロピリミジンを27.8重量部の量で得たが、これの含有
量は99.0%(HPLC)であった。このことは収率が理論値の92.4%で
あることに相当する。
【0025】 実施例5 100重量部のジクロロフェニルホスフィンオキサイドと20.08重量部の
4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを混合して撹拌しながら100℃に加熱
した。撹拌を7時間後に止めて、この混合物を室温に冷却した。HPLC分析に
従って4,6−ジクロロピリミジンの含有量が16.04%で4−クロロ−6−
ヒドロキシピリミジンの含有量が3.05%の反応混合物を116.0重量部得
た。このことは4,6−ジクロロピリミジンの収率が81.2%で未反応の出発
材料が17.6%であることに相当する。
【0026】 実施例6 撹拌槽にクロロベンゼンを100重量部、4−クロロ−6−ヒドロキシピリミ
ジンを26.1重量部およびジメチルホルムアミドを10重量部入れた。この混
合物を撹拌しながら100℃に加熱した後、これに99重量部のホスゲンを一定
速度で4時間かけて送り込んだ。次に、残存するホスゲンを排出させる目的で窒
素を100℃で1時間送り込んだ。室温に冷却することで反応混合物を130.
5重量部得た。この反応混合物をHPLCで分析した結果、4,6−ジクロロピ
リミジンが19.8%であることが分かり、これは収率が理論値の86.7%で
あることに相当する。
【0027】 実施例7 撹拌槽にクロロベンゼンを110重量部、4−クロロ−6−ヒドロキシピリミ
ジンを26.1重量部および五塩化燐を45.8重量部入れた。次に、この混合
物を撹拌しながら100℃に加熱した。100℃で1時間後、室温に冷却するこ
とで反応混合物を175.9重量部得た。それをHPLCで分析した結果、4,
6−ジクロロピリミジンの含有量が16.6%であることが分かり、これは収率
が理論値の98.0%であることに相当する。
【0028】 実施例8 撹拌槽にアセトニトリルを100重量部、4−クロロ−6−メトキシピリミジ
ンを14.5重量部および水を0.03重量部入れた後、80℃で撹拌しながら
これに37重量部の塩化水素ガスを10時間かけて送り込んだ。次に、HPLC
用サンプルを採取した。これは、4−クロロ−6−メトキシピリミジンがほとん
ど完全に反応して4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンが生じたことを示して
いた。このようにして得た反応混合物を80℃で撹拌しながらこれに30.7重
量部のオキシ塩化燐を一定添加速度で1時間かけて添加した。この混合物を15
分間撹拌した後、真空下で濃縮した。その結果として褐色残留物を得、これを各
場合とも5重量部のメチルシクロヘキサンで3回抽出した。このメチルシクロヘ
キサン抽出液を一緒にして濃縮することで4,6−ジクロロピリミジンの淡いベ
ージュ色固体残留物を得た。最終重量は14.2重量部でHPLC含有量は98
.9%であり、これは収率が理論値の94.3%であることに相当する。
【0029】 実施例9 実施例8の過程を繰り返した。五塩化燐を30.7重量部添加して15分間撹
拌した後、21重量部の五塩化燐を分割して加えた。次に、この混合物を30分
間撹拌した後、実施例4に類似した様式で蒸留を完全に行った。HPLCによる
含有量が99.1%の4,6−ジクロロピリミジンを13.9重量部得た。これ
は収率が理論値の92.4%であることに相当する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 クラウゼナー,アレクサンダー ドイツ・デー−50259プルハイム・シフゲ スベーク18 (72)発明者 シユテフアン,グイド ドイツ・デー−51519オーデンタール・イ ムヘルツオゲンフエルト52

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを酸クロライドと反
    応させることを特徴とする4,6−ジクロロピリミジンの製造方法。
  2. 【請求項2】 PCl3、POCl3、PCl5、R−PCl2、R−PCl4
    、R−POCl2およびR3PCl2[ここで、Rは、場合により置換されていて
    もよいC6−C10−アリールまたは場合により置換されていてもよいC1−C10
    アルキルを表す]、式R’−CO−Cl[式中、R’=塩素、C1−C10−アル
    コキシ、C6−C10−アリールオキシ、−O−CCl3、−CO−Cl、N、Oお
    よびSの群からのヘテロ原子を1から3個有するC5−C11−ヘテロアリールオ
    キシであり、ここで、前記アルコキシ、アリールオキシおよびヘテロアリールオ
    キシ基は場合により置換されていてもよい]で表される酸クロライドおよびSO
    Cl2を酸クロライドとして用いることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記必要な酸クロライドをインサイチューで生じさせること
    を特徴とする請求項1および2記載の方法。
  4. 【請求項4】 4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを単離形態または4
    −クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを含有する反応混合物の形態で用いること
    を特徴とする請求項1から3記載の方法。
  5. 【請求項5】 酸クロライドを4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジン1モ
    ル当たり少なくとも1モル用いることを特徴とする請求項1から4記載の方法。
  6. 【請求項6】 脂肪族溶媒、芳香族溶媒、ニトリル、N含有溶媒、エーテル
    またはポリエーテルを溶媒として用いることを特徴とする請求項1から5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 0から200℃の範囲の温度で実施することを特徴とする請
    求項1から6記載の方法。
  8. 【請求項8】 0.1から50バールの範囲の圧力で実施することを特徴と
    する請求項1から7記載の方法。
  9. 【請求項9】 4−クロロ−6−ヒドロキシピリミジンを適宜溶媒と一緒に
    前記酸クロライドに添加することを特徴とする請求項1から8記載の方法。
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