JP2003501921A - 電動式音叉 - Google Patents
電動式音叉Info
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Abstract
Description
鏡や顕微鏡などにおける光ファイバ走査のための振動する音叉の適用に関する。
叉を振動させるのに電磁石が用いられている。より最近では、これらの発振器は
レーザービームチョッパーや光ファイバ走査などの光学的適用に用いられている
。
振器は、簡単で効率の良い一体化した光学スキャナを提供するために音叉に取り
付けられた光ファイバを含む。これら既存のシステムには、音叉の枝を振動させ
るために一対の電磁石が用いられ、光ファイバが一方の枝に取り付けられる。典
型的に電磁石は、各枝の間または音叉の反対側に配置される。しかしながら、電
磁石の寸法のためスキャナ(即ち音叉と電磁石)の全体寸法に下限を強い、例え
ば内視鏡などにおいて7mm以下の外径が要求される場合、取り付けられたファ
イバのたわみ用のスペースがほとんど残らないことになる。
を提供することである。
から離れた先端部を有し、磁場が誘導され得る材料からなるかまたは磁場が誘導
され得る材料を含む音叉と;前記音叉の両枝の少なくとも一部を収める電気コイ
ルとからなり;変化する電流を前記コイルを通って通過させ、それによって前記
枝に互いに反発する磁場を誘導することにより前記枝の少なくとも一方が前記枝
の他方に対して振動することができる電動式音叉装置を提供する。
磁性である。
生成される磁場が長手方向である)既存の配置よりも効率が悪いかもしれないが
、ここではそれらは本質的に横方向であり、他に磁気的に能動な材料がない場合
でさえも枝間に相互の反発作用を生ずる結果となる。枝は音叉の共振振動数で振
動するのが好ましい。この形状では、各枝の間に巻線を設ける必要が取り除かれ
るので、コイルの巻き強度と詰め密度が最大限になる。巻線は音叉の外部にあり
、枝が結合される基部領域でさえも誘導された磁気による駆動力に寄与するよう
に音叉のほぼ全長にわたって伸びることが好ましい。従って、既存の設計の局所
に制限された巻線と比べ巻き径が大きいため、巻線の強度は下がるものの、この
配置は最大限の巻線容量を可能にする。しかしながら、これは巻線に使用可能な
大きな断面により埋め合わせされる。音叉の全長に沿ったいかなる点でも音叉の
基部を超えた位置でさえ(典型的に共軸の)コイルの巻線は駆動力に寄与する。
が振動できるように、枝の前記先端部がコイルから突出していることが好ましい
。
らかであるが、コイルの内径よりも大きい振幅でそれらが振動できるように、(
それに隣接する枝の一部も含む)枝の先端部がコイルから突出可能にすることに
より、若干の効率を犠牲にすることが望ましいかもしれない。
際、コイルは円筒状である必要はない。装置の全寸法の縮小を達成するために、
例えば、長軸が楕円の枝の振動面に向きを合わせられた楕円形であってもよい。
大させるよう、前記装置は、前記枝を追加の材料へ引き付けるための前記コイル
の外側に位置する追加の磁気透過性材料を含むことが好ましい。
前記枝の一方が前記枝の他方よりも大きくて重いことが好ましい。
っていることが好ましい。
りに置かれるバイアスがけ永久磁石を含むことが好ましい。
しい。
示す信号を供給するためのセンサを含むことが好ましい。
シリーズ容量センサであることが好ましい。
。
走査ヘッドをも含む。
法であって、前記枝は、前記基部から離れた先端部を有すると共に磁場が誘導さ
れ得る材料からなるかまたは磁場が誘導され得る材料を含み、前記方法は、前記
枝の少なくとも一部を電気コイル内に置き;互いに反発する磁場を前記枝に誘導
し、それによって前記枝の少なくとも一方を前記枝の他方に対して振動させるよ
うに誘導するために、変化する電流を前記コイルを通って通過させる方法を含む
。
磁性である。
よりも大きい振幅で振動できるよう、前記先端部を前記コイルから突出するよう
に配置することを含む。
合わせられることが好ましい。
反発作用を増大させるよう前記枝を前記追加の材料へと引き付けるために、前記
方法は、好ましくは前記コイルの外側に位置する追加の磁気透過性材料を置くこ
とを含む。
前記枝の一方が前記枝の他方よりも大きくて重いことが好ましい。
っていることが好ましい。
を変動させることを含むことが好ましい。
りに永久磁石を置くことによって、前記音叉を磁気的にバイアスがけすることを
含むのが好ましい。
ファイバを振動させる方法も含む。
を参照して記述する。
電動式音叉10は、枝14及び16を有する音叉12と、音叉12の周りに同軸
状に配置された電気コイル18を含む。枝14及び16はその長さのほぼ15%
だけコイル18から突出する。従って、電流がコイル18に印加されると電流に
よりコイル内に生成される磁場は長手方向であり、他の磁気的に能動な材料がな
くても、枝14及び16内およびその周りに互いに反発する磁場を誘導する。枝
14及び16のほぼ全長に沿ったコイル18の巻きは、電動式音叉10が、低機
能ではあるがそれでも光ファイバ共焦点顕微鏡などの光ファイバスキャナに使用
するのに必要なたわみを供給するのに十分大きな磁場を生成するのに用いられ得
ることを意味する。
る。この電動式音叉20は図1のものと概して類似しており、枝24及び26を
有する音叉22と(断面図で示される)コイル28とを含む。しかしながら、こ
の具体例は、コイル28で生成された磁気の戻り経路を与えるために付加的に鉄
または他の強磁性材料のハウジング30を含む。ハウジング30は、本質的に外
側のハウジング30の磁性材料と連続する各枝24及び26の全長と、枝24及
び26の先端部周囲のエアギャップを含む2つの完全な磁気回路が形成されるの
を可能にする。コイル28を通る電流は、エアギャップを横切ってそれぞれ枝2
4及び26とハウジング30との間に引力を起こすと同時に枝24及び26間に
上述した相互の斥力を起こす。
この具体例の音叉32は、枝のたわみに対応する音叉32のほとんど全ての振動
エネルギーを単一の枝、即ち小さくて軽い枝34により取り上げることができる
非対称の枝34及び36を有する。音叉32の基部38に適当な据え付け部を与
えることにより、枝34及び36それぞれの個々の固有振動数を調和させる必要
が避けられる。しかしながら、大きくて重い枝36の硬さがその大きさに比例し
て増大した場合でもバランスを達成することはできる。さらにバランスをとる工
程を自動化するために、基部38からの圧電フィードバック及びレーザーパルス
アブレーションを用いることができる。
しく増大でき、小さくて軽い枝34に搭載されたファイバ(図示せず)の先端部
がコイル(図示せず)の可能な内径いっぱいにわたって走査され得ることである
。
の先端部を超えた位置に高透磁率材料42を含むことにより、付加的な駆動力が
得られる。高透磁率材料42は、コイル48のフリンジ場と枝44及び46の磁
気作用によるストリップ42a及び42bの磁気誘導により、コイル48が作動
したとき枝44及び46の先端部がそこに引き付けられる、2つのストリップ4
2a及び42bからなる。この形状は、コイル48の外径上の制限のために図2
の具体例にて提供されたような戻り磁気回路のための十分なスペースがない場合
に有益である。外側ポール片を用いた試験では、コイル外側の磁性材料が振動す
る枝の近くに持ってこられた際にたわみが増大することを示している。しかしな
がら、たわみの増大は枝のみからなる設計に比べ約20〜30%のみであり、戻
り磁気経路は貴重なスペースを占める。
ラフト電流を供給することに注意を払わなければならない。残留または定常磁場
がないときには、枝上の力は、方向にかかわらずコイル上の力が各枝の互いの斥
力(または完全な磁気回路の場合は、エアギャップを横切って外部の磁気材料へ
の牽引力に係わる付加的な力)を生成するので、ただ一つの拒絶だけである。状
況としては、特に磁気飽和が近づいている場合に、単一周波電流は好ましくない
。単一周波電流では、駆動力が電気的周期毎に2回ピークに達し、周期時間中ほ
んの非常に短い部分の間しか零に戻らず、非常に効率の悪い結果となる。代わり
に、50%デューティサイクルの方形波パルスが、磁気飽和の状況下でも最適の
駆動力を生成するために用いられる。これは電気振動数が機械的振動の振動数に
等しくなるという付加的な利点をもつ。たいていの適用に対する音叉の振動の好
ましい振動数はその共振音叉であろう。
が予期されるが、力はB2に比例するので、特にコイルの加熱が実験室での原型
において問題とならないことが判ったため、その利益は複雑さを増す価値のない
ものかもしれない。
動数が必要なときには、枝の幅をその先端部に向かってテーパにすることが有利
である。中間地点で幅が急激に減少する枝の最大作動振動数においては4の増加
因子が可能であるが、均一なまたは直線のテーパがより実用的であり、基部ある
いは作りつけ枝端部からの位置の相関的要素としてのより有益なたわみ湾曲部を
持つ。この手順で振動数の増加はほぼ倍増できる。これは図式的に図5に示され
、枝50(側面から示されている)は先端部54に向けて着実に先細になってい
る幅広の静止した作りつけ端部52を含む。
きさを増大させるために、振動する小さくて軽い枝の最大たわみにおけるたわみ
に一致するように固定枝の厚さを形成することができる。このような形状は図6
に示され、音叉56は、基部62で結合される大きくて重い枝58と小さくて軽
い枝60とを含む。この図では、小さくて軽い枝60はその下方最大たわみ位置
にて示され、その最大上方たわみは点線にて示されている。使用時には、枝60
は矢印66で示されたこれらの両極端の間を振動する。大きくて重い枝58は、
小さくて軽い枝60の下方たわみを収容するようにその先端部68に向かって先
細にされ、これにより音叉の全体的な直径を増大させることなく大きい枝60が
より大きい振幅にまで振動することを可能にする。大きくて重い枝58の最大厚
みが作りつけ端部70位置であることはまた、振動する小さくて軽い枝60の安
定した取り付けを与えるのに都合が良い。
される全体的に直線状の幾何学をもたらす結果となる。図7は、電動式音叉72
がコイル80で包囲された大きくて重い枝76と小さくて軽い枝78を備えた音
叉74を含むように配置された端面図である。光ファイバ82(端部が示される
)は小さくて軽い枝78の外側に取り付けられている。図示された搭載位置にお
いて、ファイバ82は本質的にまっすぐであり、音叉74の据え付け端部(図示
せず)で容易にアクセスできると共に、見通し線はコイル80の内側を貫いてい
る。さらに、ファイバの高湾曲(これはファイバが枝の内側表面上に周って入っ
たとき通常の音叉の基部で起こり得る)による追加のファイバ曲げ損失に伴う問
題は低減されまたは避けられる。
であるが、音叉の据え付け端部あるいは基部での枝のたわみが小さいのを利用し
てその領域において巻線層をより多く設けることが可能である。これは図8にお
いて描写され、音叉の枝の最大たわみが実線82a及び点線82bで示され、コ
イルの巻線は断面で84として示されている。従って、巻線84は音叉の振動湾
曲に一致する。枝の幅や必要とされる最大たわみ量次第で、層数は枝の先端部に
向かって漸進的に減らされる。同様に、枝のたわみを収容するように非円形の巻
線を用いることができる。その具体例において、コイルは一本の枝または両枝の
振動面内に長軸を有するが、いかなる振動を収容する必要もないのでより短い短
軸を持つ。従って、装置全体の縮小が達成され、これは音叉によって供給される
走査とと直交する方向の走査が音叉装置をより大きいハウジング内で移動させる
ことにより成し遂げられる走査内視鏡に用いる際に有利である。
するために様々な仕方で永久磁石を組み込んでもよい。図9を参照すると、これ
は軸方向に磁化された磁石86を基部88に取り付け、戻り磁気経路をコイル(
図示せず)の外側に来るようにして永久磁石86と音叉90の基部88を配置す
る。図10を参照すると、円筒形の永久磁石94内に音叉94を囲い込み、電流
損失を防ぐために必要であれば長手方向に切り、軸方向に分極化させる。枝96
、98あるいは音叉92はその後、静止あるいは平衡位置にわずかに引き離され
、この力はコイル(図示せず)内の電流により調整される。この場合、いかなる
周波数倍増効果もなく単一周波電流を用いることができる。
はんだ継ぎ目及び枝のバランスであることが判った。その結果として、二つの非
常に小さい音叉が、一つはコイルを含めて3mmの全体寸法制限で、二つめはや
や大きく4mmの全体寸法制限でワイヤカットされた。これらの音叉100及び
102はそれぞれ図11A及び11Bに示される。
圧器ラミネーションからいくらかの困難を伴って作成された。この解決策は、二
つの音叉を一緒に重ねて切断することであった。より大きい音叉102は1mm
厚みの軟鋼から切り取られ、類似の問題は起こらなかった。
。3mmの音叉100はきわめて小さく、枝の寸法が0.3mm×0.5mmの
枝寸法のため損傷しないことを確実にするため細心の注意を払わねばならなかっ
た。枝のたわみは約250μmと推定された。
寸法は1mm×0.5mmであった。これはずっと大きなたわみ(0.5mmと
推定される)をし、より肯定的な感があった。
めに構成された。以下に記載する方法が多くの原型にまさって開発され、この方
法が最も矛盾せず再現可能な結果を生じさせることが判った。
トリップがヒートシュリンク(最後に除去するのが容易になるので、予め収縮さ
せる必要のないよう好ましくは正しいサイズのもの)内へ挿入された。ヒートシ
ュリンクが少しゆるい場合には、ヒートシュリンクが硬くなるまで徐々に加熱し
なければならない。
が切られた。第1のテープ片は、コイルが巻かれたとき四角い端部を有するよう
に、ヒートシュリンクの一端部に巻かれてストップを形成する。第2のテープ片
は他端部に巻かれ、2つのテープ片間の距離がコイルの長さを定義する。テープ
が四角であることを確保するために注意を払わなければならない。
た。コイルの巻きは一方の端部を接着テープの小片で固定することで開始された
。
るが、コイルの中で最良なのは手動で巻かれたものであった。手動巻きはフォー
マーを親指と人差し指で回転させることにより行なわれた。コイルを巻く際には
コイルが完成するまでワイヤに張力が保たれた。
するのに十分な巻き数なようであった。
プ付けされるべきである。少量の5分エポキシがコイル領域を接着するために用
いられ、全部分が被覆されることを確実にした。いったんエポキシがべとつく段
階に達したら、銅線の端部を保持するテープは除去され、エポキシが硬化された
。
徐々にストリップの一側面にわたって曲げられた。一対のペンチは上部のストリ
ップに置かれ、一対は曲げられるストリップの上に置かれ、2本のストリップは
互いに対して滑動した。
、それからヒートシュリンクが取り除かれた。
振に維持する必要があるかもしれず、また、光ファイバを備えた振動する枝の位
置を知ることも、これを他の平面(即ち枝の振動と直交する)での遅い走査と調
整するために有利であるかもしれない。
圧電フィルムセンサも使用できる。フィルムを加えることによりそのフィルムが
取り付けられている枝を離調することができる。代わりに、一方がレーザー光を
通し、他方が信号をリターンさせる2本の光ファイバからなるファイバセンサシ
ステムを用いることもできる。レーザーからの光は枝の一方(好ましくは反射光
を増大させるために磨かれる)に発せられ、第2のファイバを介してリターンさ
れた光量は枝の角度により変化する。フィードバックファイバは光強度をアナロ
グ信号に変換するフォトダイオードに向けられる。
端部に位置しその動きを検出できるようにするが、コイルによる干渉の可能性が
信号にかなりのノイズを起こすので、構成要素の寸法が非常に大きくなり得る。
このシステムはいくつかの利点がある。それは完全に非接触であり、センサは比
較的費用のかからないものである。
ために、シリーズ容量センサが最も現実的な方法であるかもしれない。高周波信
号が他の全ての部品から絶縁された音叉アセンブリに印加される。枝が動くとピ
ックアップ信号が振幅変調され、検出された信号が増幅されてコイルに駆動電流
が供給される。正しい位相シフトと十分な利得で共振振動が得られる。LUDT
(線形可変差動変成器)から設計された集積回路をこの適用において用い得る。
れる。従って、本発明は上記に例示として記載された特定の具体例に限定されな
いことが理解されるべきである。
叉の概要図である。
叉の概要図である。
叉の音叉の概要図である。
具体例による音叉の図である。
から離れた先端部を有し、磁場が誘導され得る材料からなるかまたは磁場が誘導
され得る材料を含む音叉と;前記音叉の両枝の少なくとも一部を収める電気コイ
ルとからなり;変化する実質的に単一方向の電流を前記コイルを通って通過させ
、それによって前記枝に互いに反発する磁場を誘導することにより前記枝の少な
くとも一方が前記枝の他方に対して振動することができる電動式音叉装置を提供
する。
過性であることが好ましく、より好ましくは、前記材料は強磁性である。
法であって、前記枝は、前記基部から離れた先端部を有すると共に磁場が誘導さ
れ得る材料からなるかまたは磁場が誘導され得る材料を含み、前記方法は、前記
枝の少なくとも一部を電気コイル内に置き;互いに反発する磁場を前記枝に誘導
し、それによって前記枝の少なくとも一方を前記枝の他方に対して振動させるよ
うに誘導するために、変化する実質的に単一方向の電流を前記コイルを通って通
過させる方法を含む。
過性であることが好ましく、より好ましくは、前記材料は強磁性である。
Claims (29)
- 【請求項1】 基部と一対の枝とを有する音叉であって、前記枝は前記基部
から離れた先端部を有し、磁場が誘導され得る材料からなるかまたは磁場が誘導
され得る材料を含む音叉と; 前記音叉の両枝の少なくとも一部を収める電気コイルとからなり; 変化する電流を前記コイルを通って通過させ、それによって前記枝に互いに反
発する磁場を誘導することにより前記枝の少なくとも一方が前記枝の他方に対し
て振動することができる電動式音叉装置。 - 【請求項2】 前記材料は磁気透過性である請求項1に記載の装置。
- 【請求項3】 前記材料は強磁性である請求項1に記載の装置。
- 【請求項4】 前記先端部の少なくとも一方が前記コイルで収容可能な振幅
よりも大きい振幅で振動できるよう、枝の前記先端部がコイルから突出している
、先行する請求項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】 前記コイルが楕円であって、装置の全寸法の縮小を達成でき
るように枝の振動面に長軸が向きを合わせられる先行する請求項のいずれか1項
に記載の装置。 - 【請求項6】 前記コイルにより生成された磁場の戻り経路を提供し、前記
枝の反発作用を増大させるよう、前記装置は、前記枝を追加の材料へ引き付ける
ための前記コイルの外側に位置する追加の磁気透過性材料を含む、先行する請求
項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項7】 大きくて重い枝が実質的にたわまない一方、小さくて軽い枝
がたわむように、前記枝の一方が前記枝の他方よりも大きくて重い、先行する請
求項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項8】 前記大きくて重い枝が前記小さくて軽い枝のたわみを収容す
るように先細になっている請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 前記音叉の基部に隣接してまたは前記音叉の少なくとも一部
の周りに置かれるバイアスがけ永久磁石を含む、先行する請求項のいずれか1項
に記載の装置。 - 【請求項10】 前記枝の少なくとも一方に位置する光ファイバを含む、先
行する請求項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項11】 前記コイルが前記枝のたわみの湾曲部に従って先細になっ
ている、先行する請求項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項12】 前記コイルはフォーマーレスコイルである、先行する請求
項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項13】 前記装置は、音叉が共振を維持できるように前記少なくと
も一方の枝の位置を示す信号を供給するためのセンサを含む、先行する請求項の
いずれか1項に記載の装置。 - 【請求項14】 前記センサは圧電センサ、ファイバセンサシステム、ホー
ル効果センサまたはシリーズ容量センサである、請求項13に記載の装置。 - 【請求項15】 先行する請求項のいずれか1項に記載の装置を含む内視鏡
、顕微鏡、または内視顕微鏡。 - 【請求項16】 請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置を含む内視鏡
、顕微鏡または内視顕微鏡のための走査ヘッド。 - 【請求項17】 基部と一対の枝とを有する音叉を電気で振動させるための
方法であって、前記枝は、前記基部から離れた先端部を有すると共に磁場が誘導
され得る材料からなるかまたは磁場が誘導され得る材料を含み、前記方法は、 前記枝の少なくとも一部を電気コイル内に置き; 互いに反発する磁場を前記枝に誘導し、それによって前記枝の少なくとも一方
を前記枝の他方に対して振動させるように誘導するために、変化する電流を前記
コイルを通って通過させる方法。 - 【請求項18】 前記材料は磁気透過性である請求項17に記載の方法。
- 【請求項19】 前記材料は強磁性である請求項17に記載の方法。
- 【請求項20】 前記先端部の少なくとも一方が前記コイルにより収容可能
な振幅よりも大きい振幅で振動できるよう、前記先端部を前記コイルから突出す
るように配置する請求項17〜19のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項21】 前記コイルが楕円であって、長軸が前記少なくとも一方の
枝の振動面に向きを合わせられる請求項17〜20のいずれか1項に記載の方法
。 - 【請求項22】 前記コイルにより生成された磁場の戻り経路を提供し、そ
れによって前記枝の反発作用を増大させるよう前記枝を前記追加の材料へと引き
付けるために、前記コイルの外側に位置する追加の磁気透過性材料を置くことを
含む、請求項17〜21のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項23】 大きくて重い枝が実質的にたわまない一方、小さくて軽い
枝がたわむように、前記枝の一方が前記枝の他方よりも大きくて重い、請求項1
7〜22のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項24】 前記大きくて重い枝が前記小さくて軽い枝のたわみを収容
するように先細になっている請求項23に記載の方法。 - 【請求項25】 前記方法は、前記音叉の共振振動数で前記音叉を振動させ
るために、前記電流を変動させることを含む請求項17〜24のいずれか1項に
記載の方法。 - 【請求項26】 前記音叉の基部に隣接してまたは前記音叉の少なくとも一
部の周りに永久磁石を置くことによって、前記音叉を磁気的にバイアスがけする
ことを含む、請求項17〜25のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項27】 音叉が共振を維持できるように前記枝の少なくとも一方の
位置を示す信号を供給することを含む、請求項17〜26のいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項28】 前記信号がセンサによって供給され、前記センサは圧電セ
ンサ、ファイバセンサシステム、ホール効果センサまたはシリーズ容量センサで
ある、請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 請求項17〜28のいずれか1項に記載の方法を含む、内
視鏡、顕微鏡または内視顕微鏡の光ファイバを振動させる方法。
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