JP2003501506A - 良好な離型性を有するポリカーボネート成形用組成物、およびこれから製造される成形品および半完成品 - Google Patents

良好な離型性を有するポリカーボネート成形用組成物、およびこれから製造される成形品および半完成品

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JP2003501506A
JP2003501506A JP2001500701A JP2001500701A JP2003501506A JP 2003501506 A JP2003501506 A JP 2003501506A JP 2001500701 A JP2001500701 A JP 2001500701A JP 2001500701 A JP2001500701 A JP 2001500701A JP 2003501506 A JP2003501506 A JP 2003501506A
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ラルフ・フーフェン
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    • C08K5/101Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、良好な離型性を有するポリカーボネート成形用組成物、およびこのポリカーボネート成形用組成物を用いて製造された良好な表面滑り特性を有する成形品および半完成品に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ポリカーボネートにおいて通常使用される別の添加物に加えて、1,
2-ジヒドロキシプロパンとC〜C40カルボン酸をベースとする脂肪酸エステ
ルを離型剤として含有するポリカーボネート成形用組成物であって、容易に成形
品を取り出すことができるように調節されるポリカーボネート成形用組成物に関
する。
【0002】 一般に、熱可塑性材料、特にポリカーボネートにおける添加物の離型性効果に
ついて記載された特許や文献は公知である。離型剤として最も頻繁に用いられる
物質は、長鎖脂肪酸とアルコールから調製されるエステルである。脂肪酸アルコ
ールまたはポリオール(例えば、ペンタエリスリトール)と脂肪酸から調製され
るエステルの使用がその例として挙げられるが、同様のことがドイツ特許第3312
158号公報、欧州特許第100918号公報、同第103107号公報、同第561629号公報、
同第352458号公報、同第436117号公報に、またはゲルベアルコールを使用する場
合は米国特許第5001180号公報、ドイツ特許第3312157号公報、米国特許第574462
6号公報に、そしてモンタン酸を酸成分として使用する場合は米国特許第4097435
号公報にも開示されている。
【0003】 不利益は、脂肪酸エステルが、0.5重量%以上の量でのみ明確な離型効果を
示すことである。しかし、前記濃度は、型に濁りおよび/または堆積物の形成を
生じさせるほど十分に高いことがある。
【0004】 例えば、長鎖ケトンのような別の離型剤は、内部縮合の結果として発色団を形
成する傾向があるので、容易には利用できない(欧州特許第100918号公報)。
【0005】 使用されるシロキサン(米国特許第4536590号公報、同第4390651号公報、同第
3751519号公報)は、高温および低温に十分に耐性を有するが、ポリカーボネー
トに比べて非常に低い相溶性を示し、有効であるために必要とされる濃度では、
ポリカーボネートのような普通の材料の有用性、主に調節された透明性を著しく
制限する望ましくない濁りをもたらす。
【0006】 α-オレフィンポリマーは、場合により残留2重結合を有し(ドイツ特許出願
公開第3244499号公報)、例えば欧州特許出願公開第561630号公報および同第230
015号公報には、色が安定ではないことが記載されている。水素化された系の場
合、ポリカーボネートと相溶する長鎖アルカン(米国特許第4415696号公報)を
含むものは扱い難く、濁りがあるため、透明ではない成形品を導く。このような
製品のワックス状または液体ワックス状の粘稠度は更に都合が悪い。
【0007】 しばしば大変困難な成形設計にも関わらず非常に高品質の表面を保持しようと
する場合に、より短い周期とより高い加工温度が必要とされるため、ポリカーボ
ネート成形品の歪みのない離型性が進行中の挑戦を引き起こす。特別に調製され
た離型配合によってのみ問題が克服される場合がしばしばある。
【0008】 型から外す操作中に作用する力には、静止摩擦と動摩擦の2種類がある。離型
剤は、望ましくない堆積物を型に形成させずに前記の力を両方とも最小にするよ
うに設計されなければならない。
【0009】 そのため、本発明の目的は、1種の成形用組成物を用いて、型に堆積物を形成
させずに、完成した部品の形状を型から外すことができるように、成形品を取り
出す力を両方とも同時に最小にする離型剤を見つけ出すことであった。
【0010】 本発明の別の目的は、ポリカーボネートとエステル交換する傾向を有さずかつ
有効な濃度で濁りも脱色も生じない離型剤を見つけ出すことであった。
【0011】 本発明のもう一つの目的は、例えば、貯蔵後にビーカーを引き離すときに生じ
るような、完成したポリカーボネート成形品の接着性から生じる問題を減らすこ
とである。
【0012】 本発明の更なる目的は、例えば、傾斜した金属表面上で滑らせたときに生じる
ような、完成したポリカーボネート成形品の金属に対する接着性から生じる問題
を減らすことである。
【0013】 本発明の別の目的は、例えば、おもちゃに重要とされる付着力を制御すること
である。しかし、ある用途では、過度に低い付着力は望ましくないため、部品同
士の精密な調和は確実でなければならない。
【0014】 本発明の目的は、ポリカーボネート中で十分な溶解性と安定性を示す離型剤と
して、1,2-ジヒドロキシプロパンとC-C40カルボン酸とをベースとする脂
肪酸エステルを使用することによって達成された。
【0015】 本発明は、離型剤として、1,2-ジヒドロキシプロパンとC〜C40カルボン
酸とをベースとする脂肪酸エステルおよび1,2-ジヒドロキシプロパンと種々のC 〜C40カルボン酸の混合物とから調製されたエステルを、0.005〜5.
0重量%、好ましくは0.05〜3.0重量%、特に好ましくは0.15〜2.
0重量%含有するポリカーボネート成形用組成物であって、前記エステルを構成
するアルコール成分が、部分エステル化生成物のみならず、部分エステル化生成
物と完全エステル化生成物との混合物であってもよい、ポリカーボネート成形用
組成物を提供する。このポリカーボネート成形用組成物は、場合により、熱安定
化剤、UV安定化剤、上記以外の離型剤、難燃剤、滴り防止剤、フィラー、ガラ
ス繊維、およびABS、ASA、SAN、EPDM、またはテレフタル酸とジオ
ールをベースとするポリエステルなどのブレンド成分のようなポリカーボネート
中で通常使用される他の添加物の使用を包含し、成形品を取り出す力を測定する
装置(摩擦係数測定装置)における静止摩擦と動摩擦に関する摩擦係数が、好ま
しくは0.80未満、特に好ましくは0.60未満、最も好ましくは0.40未
満である。ここで、離型剤を含まない同じ粘度のポリカーボネートについての摩
擦係数測定装置で測定される摩擦係数の参照値は、0.85〜1.50である。
【0016】 本発明の成形用組成物は、成形用組成物の個々の成分中に含まれる、合成、精
製、加工およびその貯蔵から生じる不純物のみならず、本発明の成形用組成物の
調製中または加工中に生じる汚染物質で汚染されていてもよいが、本発明の狙い
は、可能な限り汚染されていない製品を処理することである。
【0017】 成形用組成物は、OH基を含まないのであれば、イオンを10ppm以下、特
に好ましくは5ppm以下の量で含有することが好ましい。このことは、特に好
ましくは、以下の元素:Na,K、Mg、Ca、Sn、Ti、Fe、Niおよび
Crのイオンに当たる。
【0018】 本発明で使用される脂肪酸エステルが、部分エステル化されかつOH基を含ま
ないのであれば、イオンを10ppm以下、特に好ましくは5ppm以下の量で
含有することが好ましい。このことは、以下の元素:Na,K、Mg、Ca、S
n、Ti、Fe、NiおよびCrのイオンに当たる。
【0019】 完成したポリカーボネート成形品の接着性は、好ましくは離型剤を1.5重量
〜2.5重量%含むことによって低減される。
【0020】 本発明の脂肪酸エステルは市販されている。
【0021】 本発明の範疇において、熱可塑性芳香族ポリカーボネートは、ホモポリカーボ
ネートとコポリカーボネートの両方である。ポリカーボネートは、公知の方法で
直鎖または分岐されていてよい。
【0022】 本発明に好適なポリカーボネート中のカーボネート基の一部、すなわち80モ
ル%まで、好ましくは20モル%〜50モル%を、芳香族ジカルボン酸エステル
基で置換してよい。カルボン酸の酸残基と芳香族ジカルボン酸の酸残基の両者が
分岐鎖中に組み込まれた前記ポリカーボネートは、厳密に言えば、芳香族ポリエ
ステルカーボネートである。本出願では、簡略化するために、それらを熱可塑性
芳香族ポリカーボネートという一般的な用語に包含させる。
【0023】 本発明で使用されるポリカーボネートは、ジフェノール、カルボン酸誘導体、
および任意に連鎖停止剤および枝分かれ剤から公知の方法で調製される。ここで
、ポリエステルカーボネートを調製するために、カルボン酸誘導体の一部を芳香
族ジカルボン酸またはジカルボン酸の誘導体で置換し、特に、芳香族ポリカーボ
ネート中の前記カーボネート構造単位によっては、芳香族ジカルボン酸エステル
構造単位で置換する。
【0024】 ポリカーボネートの調製に関する詳述は、当然のことながら、40年間に亙っ
て数百件の特許明細書に開示されている。その例として、以下の文献を挙げるこ
とができる。 ・シュネル著、「ケミストリー・アンド・フィジックス・オブ・ポリカーボネー
ツ」、ポリマー・レヴューズ、第9巻、インターサイエンス・パブリッシャーズ
、ニューヨーク、ロンドン、シドニー1964年; ・ディ・シー・プレフォルセック、ビー・ティ・デボナおよびワイ・ケステン著
、コーポレイト・リサーチ・センター、アライド・ケミカル・コーポレイション
、モーリスタウン、ニュージャージー07960:「シンセシス・オブ・ポリ(エステ
ルカーボネート)コポリマーズ」、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス、
ポリマー・ケミストリー・エディション、第19巻、75〜90頁(1980年); ・ディ・フライターグ、ユー・グリゴ、ピー・アール・ミュラー著、エヌ・ヌヴ
ォートゥン(N. Nouvertne')、バイエル・アクチエンゲゼルシャフト、「ポリカ
ーボネーツ」、エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・
エンジニアリング、第11巻、第2版、1988年、648〜718頁;そして最後
に、 ・ドレス・ユー・グリゴ、ケイ・キルヒナーおよびピー・アール・ミュラー著、
「ポリカルボナーテ「ポリカーボネーツ」」、ベッカー/ブラウン、クンシュト
シュトッフ-ハンドブッフ[マニュアル・オブ・プラスティクス]、第3/1巻、
ポリカーボネーツ、ポリアセタールズ、ポリエステルズ、セルロース・エステル
ズ、カール・ハンサー・フェルラーク、ミュンヘン、ウィーン1992年、117〜
299頁。
【0025】 熱可塑性芳香族ポリエステルカーボネートを包含する熱可塑性ポリカーボネー
トの平均分子量Mw(相対粘度を、25℃において塩化メチレン中、0.5g/
塩化メチレン100mLの濃度で測定することによって算出したもの)は、12
000〜120000、好ましくは15000〜80000、特に22000〜
60000である。
【0026】 本発明で使用される、ポリカーボネートの調製に好適なジフェノールは、例え
ば、ヒドロキノン、レゾルシノール、ジヒドロキシジフェニル、ビス-(ヒドロキ
シフェニル)-アルカン、ビス(ヒドロキシフェニル)-シクロアルカン、ビス-(ヒ
ドロキシフェニル)スルフィド、ビス-(ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス-(ヒ
ドロキシフェニル)ケトン、ビス-(ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス-(ヒドロ
キシフェニル)スルホキシドおよびα',α'-ビス-(ヒドロキシフェニル)-ジイソ
プロピルベンゼン、並びにそれらの環-アルキル化および環-ハロゲン化化合物で
ある。
【0027】 好ましいジフェノールは、4,4'-ジヒドロキシジフェニル、2,2-ビス(4-ヒドロ
キシフェニル)-1-フェニルプロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フェニル
エタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,4-ビス(4-ヒドロキシフ
ェニル)-2-メチルブタン、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-m/p-ジイソプロピ
ルベンゼン、2,2-ビス(3-メチル-4-ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス-(3,5-
ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)メタン、2,2-ビス(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシ
フェニル)プロパン、ビス(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)スルホン、2,4-
ビス(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)-2-メチルブタン、1,1-ビス(3,5-ジ
メチル-4-ヒドロキシフェニル)-m/p-ジイソプロピルベンゼン、2,2-および1,1-
ビス(4-ヒドロキシフェニル)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサンである。
【0028】 特に好ましいジフェノールは、4,4'-ジヒドロキシジフェニル、1,1-ビス(4-ヒ
ドロキシフェニル)フェニルエタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン
、2,2-ビス(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサンおよび1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-3,3,5-ト
リメチルシクロヘキサンである。
【0029】 前記ジフェノールおよびこれら以外の好適なジフェノールは、例えば、米国特
許第3028635号公報、同第2999835号公報、同第3148172号公報、同第2991273号公
報、同第3271367号公報、同第4982014号公報および同第2999846号公報、ドイツ
特許出願公開第1570703号公報、同第2063050号公報、同第2036052号公報、同第2
211956号公報および同第3832396号公報、フランス特許出願公開第1561518号公報
明細書、研究論文「エイチ・シュネル著、ケミストリー・アンド・フィジックス
・オブ・ポリカーボネーツ、インターサイエンス・パブリッシャーズ、ニューヨ
ーク1964年」、および特開昭61(1986)-62039号公報、特開昭61(1986)-62040号公
報および特開昭61(1986)-105550号公報に開示されている。
【0030】 ホモポリカーボネートの場合は、1種のジフェノールのみを使用し、コポリカ
ーボネートの場合は、複数種のジフェノールを使用する。ここで、合成品に添加
される全ての他の化学物質や補助物質と同様に、使用されるビスフェノールも当
然、それ自身の合成から生じる不純物で汚染されている可能性があるが、可能な
限り汚染されていない原材料を用いて作業することが望ましい。
【0031】 好適な連鎖停止剤は、モノフェノールとモノカルボン酸の両者である。好適な
モノフェノールは、フェノール;クレゾール、p-tert-ブチルフェノール、p-n-
オクチルフェノール、p-イソオクチルフェノール、p-n-ノニルフェノールおよび
p-イソノニルフェノールなどのアルキルフェノール;p-クロロフェノール、2,4-
ジクロロフェノール、p-ブロモフェノールおよび2,4,6-トリブロモフェノールな
どのハロフェノール;およびそれらの混合物である。
【0032】 好適なモノカルボン酸は、安息香酸、アルキル安息香酸およびハロゲン化安息
香酸である。
【0033】 好ましい連鎖停止剤は、式(I)で表されるフェノール類である。
【化1】 R--Ph−OH (I) (式中、Rは、H、または分岐もしくは非分岐のC〜C18アルキルラジカ
ルを表す。)
【0034】 使用される連鎖停止剤の量はそれぞれ、使用されるジフェノールのモル数に対
して0.5モル%〜10モル%である。連鎖停止剤は、ホスゲン化前、その間ま
たはその後で添加される。
【0035】 好適な枝分かれ剤は、ポリカーボネート化学において公知の3官能または3官
能以上の化合物、特にフェノール性OH基を3個以上含有するものである。
【0036】 好適な枝分かれ剤は、例えば、フロログルシノール、4,6-ジメチル-2,4,6-ト
リ-(4-ヒドロキシフェニル)ヘプト-2-エン、4,6-ジメチル-2,4,6-トリ-(4-ヒド
ロキシフェニル)ヘプタン、1,3,5-トリ-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゼン、1,1,
1-トリ-(4-ヒドロキシフェニル)エタン、トリ-(4-ヒドロキシフェニル)フェニル
メタン、2,2-ビス[4,4-ビス(4-ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル]プロパン、
2,4-ビス(4-ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェノール、2,6-ビス(2-ヒドロ
キシ-5'-メチルベンジル)-4-メチルフェノール、2-(4-ヒドロキシフェニル)-2-(
2,4-ジヒドロキシフェニル)プロパン、ヘキサ-(4-(4-ヒドロキシフェニルイソプ
ロピル)フェニル)オルトテレフタル酸エステル、テトラ-(4-ヒドロキシフェニル
)メタン、テトラ-(4-(4-ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェノキシ)メタンお
よび1,4-ビス(4',4''-ジヒドロキシトリフェニル)メチル)ベンゼン、並びに2,4-
ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、シアヌール酸クロライドおよび3,3-ビス
(3-メチル-4-ヒドロキシフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロインドールである。
【0037】 任意に使用される枝分かれ剤の量はそれぞれ、使用されるジフェノールのモル
数に対して0.05モル%〜2.5モル%である。
【0038】 枝分かれ剤は、水性アルカリ相中にジフェノールおよび連鎖停止剤と一緒に導
入しても、あるいはホスゲン化前に有機溶媒に溶解させて添加してもよい。
【0039】 ポリカーボネートを調製するための手段は、当業者には周知である。
【0040】 ポリエステルカーボネートの調製に適した芳香族ジカルボン酸は、例えば、フ
タル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、tert-ブチルイソフタル酸、3,3'-ジフェ
ニルジカルボン酸、4,4'-ジフェニルジカルボン酸、4,4-ベンゾフェノンジカル
ボン酸、3,4'-ベンゾフェノンジカルボン酸、4,4'-ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、4,4'-ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,2-ビス(4-カルボキシフェニル
)プロパン、トリメチル-3-フェニルインダン-4,5'-ジカルボン酸である。
【0041】 芳香族ジカルボン酸のうち、テレフタル酸および/またはイソフタル酸が特に
好ましく使用される。
【0042】 ジカルボン酸の誘導体は、ジカルボン酸ジハライドおよびジカルボン酸ジアル
キルエステル、特にジカルボン酸ジクロライドおよびジカルボン酸ジメチルエス
テルである。
【0043】 芳香族ジカルボン酸エステル基によるカーボネート基の置換は、反応物のモル
比が完成したポリエステルカーボネート中で再現されるように、実質的に化学式
通りの方法でかつ計量可能な方法で行われる。芳香族ジカルボン酸エステル基は
、ランダムにかつブロック形態で組み込まれ得る。
【0044】 本発明で使用される、ポリエステルカーボネートを包含するポリカーボネート
を調製する好ましい方法は、公知の界面法および公知の溶融エステル交換法であ
る。
【0045】 前者の場合、ホスゲンが、カルボン酸誘導体として好ましく供給され、後者の
場合は、ジフェニルカーボネートが好ましく供給される。いずれの方法において
も、ポリカーボネートの調製に係る触媒、溶媒、精製、反応条件などは十分に開
示されており、かつ公知である。
【0046】 本発明の成形用組成物は、本発明のアルカンを合成中に溶融物へ添加ことによ
って調製されるか、あるいは、界面法の場合は、精製工程または濃厚化工程ある
いは溶液に添加することによって調製される。ここで、本発明のアルカンと任意
の別の添加物は、ポリカーボネート溶媒に溶解したポリカーボネートに同時にま
たは連続した方法で添加され、そしてその後、ポリカーボネート溶媒を蒸発する
【0047】 従って、本発明は、ポリカーボネートを本発明のエステルと同時にまたは連続
的な方法で溶媒を用いずにまたは溶液中で混合し、そしてその後、得られた混合
物を260℃〜450℃の温度、好ましくは260℃〜420℃、最も好ましく
は260℃〜360℃で溶融コンパンド化するか、あるいは250℃〜320℃
の温度で溶融押出しするか、あるいはポリカーボネート溶液を蒸発によって濃厚
化して、前記混合物を造粒する本発明のポリカーボネート成形用組成物の調製方
法も更に提供する。
【0048】 本発明のポリカーボネート成形用組成物は、ガラス繊維、フィラー、顔料、U
V安定化剤、熱安定化剤、酸化防止剤、難燃剤、強化剤、および任意に前記以外
の離型剤などの通常使用される添加物も、熱可塑性ポリカーボネートに関して通
常使用される量で含有していてよい。
【0049】 好適なガラス繊維は、ポリカーボネートとの相溶性に適したサイジングを有し
ているのであれば、市販のガラス繊維製品や等級、すなわち、チョップドストラ
ンドやミルドファイバーである。
【0050】 成形用組成物の調製に使用されるガラス繊維は、E-ガラスから調製される。
E-ガラスは、DIN 1259によれば、アルカリ金属酸化物含量が1重量%未満の
アルミニウム-ホウ素−珪酸塩ガラスであることが知られている。直径が8〜2
0μmでかつ長さが3〜6mmのガラス繊維(チョップドストランド)が通常使
用される。ミルドファイバーも使用でき、球体ガラスが適している。
【0051】 例えばポリカーボネートや本発明の成形用組成物において使用されるような難
燃剤は、有機酸および無機酸、特にスルホン酸のアルカリ金属塩であり、例えば
、ペルフルオロブタンスルホン酸ナトリウムまたはカリウム、ヘキサフルオロア
ルミン酸カリウム、ヘキサフルオロアルミン酸ナトリウム、ジフェニルスルホン
スルホン酸カリウム、ナトリウム-2-ホルミルベンゼンスルホネート、ナトリウ
ム-(N-ベンゼンスルホニル)ベンゼンスルホンアミドが挙げられ、これらを、テ
トラブロモオリゴカーボネートなどのハロゲン化有機化合物、氷晶石およびテフ
ロン(登録商標)のような他の難燃剤と組み合わせることもある。前記添加物の 混合物も同様に好適である。
【0052】 これらの汎用の添加物は、本発明の成分と一緒にまたは本発明の成分の添加後
に、難燃性を付与しようとするポリカーボネートへ公知の方法で添加され得る。
【0053】 本発明のポリカーボネート成形用組成物は、加工して、常套の加工機械におい
て公知の方法を用いて、ポリカーボネートに関して通常使用される加工パラメー
タの下で成形本体を形成することができる。
【0054】 射出成形による加工が好ましい。
【0055】 従って、本発明は、本発明の成形用組成物から製造された部品、例えば、成形
品や半完成品も更に提供する。
【0056】 前記成形品は、例えば電気、電子、照明、コンピュータ、建築、自動車および
/または航空機の各分野、並びに包装産業、食品産業またはおもちゃ産業で使用
される。
【0057】 本発明の成形用組成物は、射出成形品や押出成形品、例えばフィルム、ビーカ
ー、シート、2重シート、ランプ;電気器具のハウジング;コンピュータの付属
部品、または窓、計器板部品、ヘッドライトレンズ、窓枠などの自動車付属品;
あるいは遊具に適している。
【0058】 本発明のポリカーボネート成形用組成物と従来技術からの比較例の離型性を成
形品を取り出す力を測定する装置(摩擦係数測定装置)で測定した。
【0059】 静止摩擦および動摩擦に関する摩擦係数を求める。これらは、金型の接着性お
よび滑りに関わる、射出成形金型から成形品を取り外す力の測度を表す。
【0060】 溶融温度300℃および成形温度90℃のプレート状の成形品を射出成形する
【0061】 閉じた型内で20秒間冷却した後、成形品を90°の角度まで回転させる。プ
ロセスデータ集積システムによって、プレートの離脱モーメントと、プレートに
対して作用する型中心にかかる力を測定する。これらの測定パラメータから摩擦
係数を決定する。
【0062】実施例 以降の実施例に示す量は、合計混合物の重量に対する重量%を表す。
【0063】実施例1〜4および比較例1〜4 連鎖停止剤としてフェノールを有する、2,2-ビス-(ヒドロキシフェニル)プロ
パンから調製した芳香族ポリカーボネート(DIN 53735に準拠して測定された
メルトインデックス10)を、2軸押出機(ZSK 32/2)において真空引きし
ながら溶融した。次いで、実施例欄に示す量の本発明のエステルを、ポリカーボ
ネート溶融物に直接分配した。ポリマー押出物を、ウォーターバスで冷却し、そ
の後、造粒した。顆粒を120℃の真空管相キャビネットで8時間乾燥し、溶融
300℃および成形温度90℃の射出成形機で射出成形して、60×40×4m
mの試験片を形成した。
【0064】 得られた試料シートについて、透過率や濁りなどの光学特性を測定した。
【0065】 摩擦係数は、特定の目的に応じるように作製された測定装置を用いて測定した
。全ての試験において、同じプレート状の成形品は、どの場合も、溶融温度30
0℃および成形温度90℃においてアーブルグ・オールラウンダー320-210-850-
D射出成形機で射出成形した。閉じた型内で20秒間冷却した後、成形品を90
°の角度まで回転させる。プロセスデータ集積システムによって、プレートの離
脱モーメントと、プレートに対して作用する型中心にかかる力を測定するこれら
の測定パラメータから摩擦係数を決定する。
【0066】 静止摩擦および動摩擦に関する摩擦係数を、離型効果の測度として使用する。
従って、高い値よりも低い値の方が有益である。表1には、実施例1および2並
びに比較例1〜3を示す。離型剤を含まないポリカーボネート、およびPETS
(ペンタエリスリトールテレステアレート)を含有する製品をそれぞれ対照とし
て示した。
【0067】 本発明の成形用組成物は、著しく低い摩擦係数を特徴とし、やや少ない量でさ
えも、通常使用される標準的な離型剤PETSよりも有効である。
【0068】 本発明の成形用組成物について、成形品−成形品間の滑り試験を行った。
【0069】 試験のために、射出成形によってビーカーを製造した。 ビーカー2個を力を加えずに互いにはめ込み、1時間後に引き離した。本発明
の成形用組成物から製造したビーカー(実施例1および2)は、密着することな
く引き離すことができた。しかし、比較例1、2および3の成形用組成物から製
造したビーカーの場合は、接着効果が生じた。
【0070】
【表1】
【0071】 表中、−は、高い接着性と低い滑りを表し、+は、やや低い接着性と中程度の 滑りを表し、++は、実質的に接着が生じずかつ良好な滑りを表し、そして++ +は、接着が生じずかつ非常に良好な滑りを表す。
【0072】 より高い離型剤含量でさえ、本発明の成形用組成物(実施例3および4)は、
比較例4よりも低い濁りとより高い透過率を示している(表2参照)。
【0073】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ヴォルフガング・エーベルト ドイツ連邦共和国デー−47800クレーフェ ルト、デルパーホーフシュトラーセ31番 (72)発明者 クラウス・ベルク ドイツ連邦共和国デー−40668メーアブッ シュ、リルケシュトラーセ1ベー番 Fターム(参考) 4F071 AA12X AA15X AA20X AA22X AA34X AA44 AA50 AA76 AA77 AB28 AC10 AD01 AE05 AE07 AE09 AE17 AF27 AH03 AH04 AH10 AH11 AH12 AH19 EA01 4J002 BB152 BC062 BN152 CF032 CG001 CG011 CG031 CG041 DL00 EH046 FA04 FD01 FD03 FD05 FD09 FD13 FD166 GG00 GL00 GN00 GQ00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型剤として、1,2-ジヒドロキシプロパンとC〜C40
    ルボン酸から調製されるエステル、好ましくは1,2-ジヒドロキシプロパンとC 〜C40カルボン酸から調製されるエステル、最も好ましくは1,2-ジヒドロキ
    シプロパンとC10〜C25カルボン酸から調製されるエステル、および1,2-ジ
    ヒドロキシプロパンと種々のカルボン酸の混合物から調製されるエステルを、0
    .005〜5.0重量%、好ましくは0.01〜3.0重量%、最も好ましくは
    0.02〜2.0重量%の量で含有するポリカーボネート成形用組成物であって
    、前記エステルを構成するアルコール成分が、部分エステル化生成物のみならず
    、部分エステル化生成物と完全エステル化生成物との混合物であってもよい、ポ
    リカーボネート成形用組成物。
  2. 【請求項2】 ポリカーボネート成形用組成物が、成形品を取り出す力を測
    定する装置(摩擦係数測定装置)で測定される静止摩擦および動摩擦に関する摩
    擦係数好ましくは0.80未満、特に好ましくは0.60未満、最も好ましくは
    0.40未満を有し、ここで、前記成形用組成物と同じ粘度であって離型剤を含
    まないポリカーボネートについての摩擦係数測定装置での参照値が0.85〜1
    .50である、請求項1記載のポリカーボネート成形用組成物。
  3. 【請求項3】 傾斜した金属平面上での前記成形品の滑りが促進されるよう
    に、ポリカーボネート成形用組成物から調製された完成した成形品の金属に対す
    る接着性が低減される請求項1記載のポリカーボネート成形用組成物。
  4. 【請求項4】 互いに内側に配置されたビーカーなどの完成した成形品が互
    いに容易に分離できるように、前記成形品同士の接着性および滑りが低減される
    請求項1記載のポリカーボネート成形用組成物。
  5. 【請求項5】 ポリカーボネート成形用組成物が、前記の成形品を取り出す
    力を用いて分離できるように、完成した部品の付着力が目標とされる方法で調節
    できる請求項1記載のポリカーボネート成形用組成物。
  6. 【請求項6】 熱安定化剤、UV安定化剤、前記以外の離型剤、難燃剤、滴
    り防止剤、フィラー、顔料、ガラス繊維、およびABS、ASA、SAN、EP
    DM、またはテレフタル酸とジオールをベースとするポリエステルのようなブレ
    ンド成分を包含する添加物を更に含有する請求項1〜5のいずれかに記載のポリ
    カーボネート成形用組成物。
  7. 【請求項7】 離型剤が、1.5重量%〜2.5重量%の量で含有される請
    求項1〜6のいずれかに記載のポリカーボネート成形用組成物。
  8. 【請求項8】 本発明の好適なポリカーボネート中のカーボネート基の80
    モル%まで、好ましくは20モル%〜50モル%が、芳香族ジカルボン酸エステ
    ル基で置換されている請求項1〜7のいずれかに記載のポリカーボネート成形用
    組成物。
  9. 【請求項9】 ポリカーボネートを、前記エステルと同時にまたは連続して
    、それ自体でまたは溶液中で混合し、次いで、得られた混合物を260〜450
    ℃の温度、好ましくは260℃〜420℃、最も好ましくは260℃〜360℃
    で溶融コンパウンド化するかまたは250℃〜320℃の温度で溶融押出しする
    か、あるいはポリカーボネート溶液を蒸留によって濃厚化し、それによって得ら
    れる混合物を造粒する請求項1〜5のいずれかに記載のポリカーボネート成形用
    組成物の調製方法。
  10. 【請求項10】 ガラス繊維、フィラー、顔料、UV安定化剤、熱安定化剤
    、酸化防止剤、難燃剤、強化剤、および任意に前記以外の離型剤を包含する添加
    物を、本発明の前記成分と一緒にまたは本発明の前記成分の後で、ポリカーボネ
    ート成形用組成物へ更に添加する請求項6記載の方法。
  11. 【請求項11】 好ましくは電気分野、電子分野、照明分野、コンピュータ
    分野、おもちゃの分野、包装分野、建築分野、自動車分野および/または航空機
    分野での用途のための、請求項1〜8のいずれかに記載のポリカーボネート成形
    用組成物を含んで成る成形品および半完成品。
  12. 【請求項12】 好ましくはフィルム、シート、2重シート、ランプ、電気
    器具のハウジング、あるいはコンピュータの付属品、または窓、計器板部品、ヘ
    ッドライトレンズ、窓枠などの自動車の付属品である、請求項1〜8のいずれか
    に記載のポリカーボネート成形用組成物を含んで成る射出成形物品および押出成
    形物品。
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