JP2003501483A - 心血管系疾患の治療のためのアミノテトラリン誘導体 - Google Patents

心血管系疾患の治療のためのアミノテトラリン誘導体

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JP2003501483A JP2001502876A JP2001502876A JP2003501483A JP 2003501483 A JP2003501483 A JP 2003501483A JP 2001502876 A JP2001502876 A JP 2001502876A JP 2001502876 A JP2001502876 A JP 2001502876A JP 2003501483 A JP2003501483 A JP 2003501483A
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ボングラニ,ステフアノ
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シベリ,マウリツイオ
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キエシ,パオロ
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キエシ・フアルマチエウテイチ・ソチエタ・ペル・アチオニ
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Abstract

(57)【要約】 左心室機能不全が、左心室リモデリングに苦しめられる被験体に、アンジオテンシン変換酵素阻害剤と組み合わせの、治療上有効な量の5,6−ジヒドロキシ−2−メチルアミノテトラリン、もしくは5,6−ジイソブチロイルオキシ−2−メチルアミノテトラリンまたはそれらの製薬学的に許容できる塩を投与することを含んで成る方法により治療される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、心の障害、とりわけうっ血性心不全の治療のための製薬学的組成物
の製造における5,6−ジイソブチロイルオキシ−2−メチルアミノテトラリン
の使用に関する。
【0002】 (背景の考察) 近年の治療の進歩にもかかわらず、うっ血性心不全はなお主要死因の1つであ
る。
【0003】 対症療法は、通常、分解された(decompensed)心の仕事量の低下
および機械的機能の改善を目的とする。
【0004】 最近、心不全が、多様な因子を巻き込む重要な生化学的および神経液性の変化
に関係することが証明された。
【0005】 事実、心拍出量が減少する場合、循環の恒常性を維持するために身体中で代償
機構が作用する。
【0006】 心不全においては、前記機構の活性化に関連する血管収縮が末梢血管抵抗の増
大を引き起こす。
【0007】 結果として、後負荷が増大し、これは順に既に弱められた心をさらに精いっぱ
い働かせる可能性があり、病理の進行につながる悪循環のきっかけとなる。
【0008】 この全身化された血管収縮は、主として、血漿カテコールアミン、とりわけア
ドレナリンの増大の結果として生ずる交換神経系の活性化により引き起こされ、
これは心の代償不全の初期兆候である。
【0009】 交感神経の活性化の程度と疾患の重症度との間の緊密な関係が存在するようで
あり、また、ノルアドレナリンの血漿濃度と死亡率との間の直接の関係がさらに
確立されているようである。
【0010】 従って、うっ血性心不全の治療は、一方で、血行動態因子の改善に、また他方
で神経液系の薬理学的調整に向けられなければならない。
【0011】 ドーパミン作動性の薬物は、候補として、大多数の患者における心不全のため
の薬物として確立されたようになっているようである。
【0012】 とりわけ、ドーパミンは、他の医薬と比較して独特の特徴を有する。なぜなら
、それはドーパミン作動性ならびにαおよびβアドレナリン作動性の受容体の双
方を刺激するからである。
【0013】 2つの型のドーパミン作動性受容体、すなわち、腎、腸間膜、脳および冠の区
域で血管拡張を媒介する血管系の平滑筋に配置されるもの(DA1受容体)、な
らびに神経節後の交感神経末端から血管および心へのノルアドレナリンの放出を
阻害するシナプス前位置にあるもの(DA2受容体)が存在する。
【0014】 しかしながら、心不全の治療におけるドーパミンの有用性は、それが経口で不
活性であることにより制限される。
【0015】 同様に、ドブタミン(ドーパミンの合成類似物)は静脈内でのみ使用すること
ができる。
【0016】 アミノテトラリン誘導体は、医薬としてのいずれかの使用について、ドーパミ
ンの構造的類似物として長い間研究されてきた。
【0017】 しかしながら、これらの化合物のいずれも現在までに治療に導入されていない
【0018】 それらのうちの1つ、5,6−ジヒドロキシ−2−メチルアミノテトラリン臭
化水素酸塩が、Joseph G.Cannonの名義で米国特許第4,134
,997号明細書に冠血管拡張薬として開示される。
【0019】 Cannonは、連続的静脈内注入により1分あたりおよそ10μg/kg動
物重量(範囲8.5〜13.9)の速度でイヌに該化合物を投与し、そして冠血
流量の実質的増大を立証した。
【0020】 下でCHF 1035と称される5,6−ジイソブチロイルオキシ−2−メチ
ルアミノテトラリンは、アドレナリン作動性受容体に対するそれらの活性により
強力な抗気管支痙攣薬として開示される一連のアミノテトラリン誘導体のなかで
、英国特許第2123410号明細書に最初に記述された。
【0021】 5,6−ジヒドロキシ−2−メチルアミノテトラリン(下で、実験の略語CH
F 1024を用いて示される)およびCHF 1035の双方は、β2アドレ
ナリン作動性受容体に対する有力な選択的活性を有する化合物として以前に特徴
づけられている。
【0022】 今や、CHF 1024およびCHF 1035が、既に知られたβ2アゴニ
スト活性に加え、心不全患者で上昇される交感神経の緊張の低下につながる顕著
な末梢DA2およびα2シナプス前活性を有することが、驚くべきことに見出され
た。
【0023】 動物で実施された研究は、CHF 1024およびCHF 1035が、α2
およびβ2、ならびにDA1/DA2受容体に対するそれらの効果、ならびに心の
等方性活性の組み合わせにより血管拡張活性を有することを証明した。
【0024】 それらは低用量で、経口経路によってさえ有効である。
【0025】 本発明のアミノテトラリン誘導体の末梢のα2アドレナリン作動性および末梢
のDA2ドーパミン作動性活性は、現在まで記述されていない。
【0026】 対照的に、化合物5,6−ジヒドロキシ−2−メチルアミノテトラリンは脾動
脈細片の弛緩においてドーパミン受容体アゴニストとして不活性であったことが
、Hilditch A.およびDrew G.M.によりEuropean
Journal of Pharmacology vol.72、287〜2
96ページ、1981において、既に確かめられた。
【0027】 われわれは、CHF 1024およびCHF 1035双方がドーパミン作動
性受容体に対するアゴニスト活性を有すること、ならびに、それらはシナプス前
DA2受容体に対し選択的であることを立証した。
【0028】 該化合物のα2アドレナリン作動性およびDA2−ドーパミン作動性の活性を、
結合試験(実施例1および3)、単離されたニューロン的に刺激されたラット精
管(実施例2)ならびにウサギ直腸尾骨筋(実施例4)で評価した。
【0029】 該化合物の心血管系の効果を、静脈内および十二指腸内投与双方の後の麻酔さ
れたラットでインビボで評価した(実施例5)。 実施例1 α2アドレナリン作動性受容体に対するCHF 1024およびCHF 10
35の親和性を、ヒト血小板およびラット大脳皮質で試験した。
【0030】 その結合が可逆性、飽和可能および特異的であるため、アンタゴニスト[3
]−ラウオルシンを受容体のマーカーとして使用した。
【0031】 CHF 1024はドーパミンより有意により高い親和性(血小板で9倍およ
び大脳皮質で15倍)を表した。CHF 1035の親和性は、参照化合物とし
て利用されたドーパミンのものに類似であった。
【0032】 該受容体に対するCHF 1035のより低い親和性は、おそらく該分子のエ
ステル化による。
【0033】
【表1】
【0034】 値は、IC50=[3H]−ラウオルシンの特異的結合の50%阻害に必要とさ
れる薬物のモル濃度として表す。 実施例2 アミノテトラリン誘導体CHF 1024およびCHF 1035のα2−ア
ドレナリン作動性活性を、ドーパミンと比較して、単離されたニューロン的に刺
激されたラット精管で評価した。
【0035】 結果は、IC50値=電気的に誘発された収縮の50%阻害を誘導する薬物のモ
ル濃度として、以下の表に表す:
【0036】
【表2】
【0037】 化合物CH 1024およびCHF 1035はそれぞれドーパミンより約2
0〜70倍より強力である。 実施例3−末梢DA2ドーパミン作動性活性(結合試験) 末梢DA2ドーパミン作動性受容体に対するCHF 1024の親和性を、こ
の系の特異的結合部位との[3H](−)スルピリドの相互作用に対するその効
果を評価する、ウシ副腎皮質で試験した。
【0038】 ドーパミンを参照化合物として使用した。
【0039】 IC50(特異的結合の50%阻害に必要とされるモル濃度)として表される結
果をここで下に報告する。
【0040】
【表3】
【0041】 DA2受容体に対するCHF 1024の親和性は、ドーパミンのものより1
1倍より高い。 実施例4−末梢DA2ドーパミン作動性活性(インビトロ試験) 末梢DA2ドーパミン作動性受容体に対するCHF 1024およびCHF
1035の活性を、電気的に刺激されたウサギ直腸尾骨筋で試験した。
【0042】 双方の化合物は、電気的刺激により誘発された収縮の用量依存性の阻害を決定
し、かつ、参照化合物として利用されたドーパミンよりおよそ3倍より強力であ
った。
【0043】 下の表にIC50値(電気的に誘発された収縮の50%阻害を誘導する薬物のモ
ル濃度)を報告する:
【0044】
【表4】
【0045】 CHF 1024、CHF 1035およびドーパミンにより生じられた効果
は、選択的DA2−アンタゴニスト、ドンペリドンにより競争的に拮抗された。
実施例5−インビボの心血管系の効果 雄性アルビノラット(シュプラグ−ドーレイ(Sprague−Dawley
)、350〜400g)をペントバルビタールナトリウム(60mg/kg)に
より麻酔し、そしてi.v.注入(6mg/時間)により維持した。気管にカニ
ューレ挿入して自発呼吸を助長し、また、37C 恒温被覆制御系(英国、ハー
バード)で体温を維持した。
【0046】 右大腿動脈に動脈血圧測定のためカニューレ挿入し、また、左頸静脈もしくは
十二指腸に薬物投与のためカニューレ挿入した。平均動脈圧、および心拍数を、
それぞれ、ECGシグナルにより誘発される(triggered)、圧変換器
および媒体利得増幅器(medium gain amplifier)により
連続的にモニターした。
【0047】 約15分の安定化期間の後に、CHF 1024(0.23、0.69および
2.3μg/kg/分)を30分間静脈内注入により投与し、そして心血管系パ
ラメータを、中断後さらなる30分間記録した。
【0048】 CHF 1035は十二指腸内に投与した(1mg/kg)。
【0049】 CHF 3035に対する応答を、単独および組み合わせ双方での選択的β2
−アドレナリン受容体アンタゴニスト、ICI 118.551(0.2mg/
kg i.v.)および選択的DA2−ドーパミン作動性アンタゴニスト、ドン
ペリドン(0.3mg/kg i.v.)の非存在および存在下で測定した。ア
ンタゴニストは、i.d.薬物投与10分前に投与した。
【0050】 CHF 1024の静脈内投与は、平均動脈圧の用量依存性の低下を誘導し、
これは注入中断後でさえ持続する。
【0051】 麻酔されたラットにおける平均動脈圧に対する化合物の静脈内注入により誘導
される効果。平均±s.e.m.値(基礎値からの変化として表される)を報告
する。
【0052】
【表5】
【0053】 顕著な低血圧にもかかわらず、心拍数の増大は観察されなかった。
【0054】 同様に、1mg/kgのCHF 1035の十二指腸内投与は、心拍数に影響
を及ぼすことなく血圧を顕著に低下させた。
【0055】 低血圧性応答は、迅速かつ顕著な下落(投与後5分の基礎値からの約45%の
最大の効果)、次いでゆっくりとした回復(基礎値からの約20%の低下が投与
後2時間でなお存在する)を特徴とした。
【0056】 最大の効果はβ2−アンタゴニストでの前処理により有意に低下されることが
示された一方、DA2−アンタゴニストは低血圧性応答を有意に短縮した(基礎
値は投与から60分で完全に回復される)。組み合わせられた双方のアンタゴニ
ストの投与は、低血圧性応答を完全に廃した。
【0057】 従って、該化合物はCannonにより記述されたものよりかなりより低い用
量で活性であること、ならびに、β2−アドレナリン作動性およびDA2−ドーパ
ミン作動性受容体の双方が低血圧性の活性に関与することが立証された。
【0058】 とりわけ、DA2刺激は、化合物の長時間作用する活性の原因であるようであ
る。
【0059】 血行動態パラメータおよび神経液性のパターンの双方に対する化合物の効果を
検討するため、プラセボに対する無作為化された二重盲検試験を、中程度のうっ
血性心不全(分類 NYHA II−III)の18例の患者で実施した。
【0060】 各患者は、3連続日に、CHF 1035の2回の実薬投与および1回のプラ
セボ投与を受領した。
【0061】 以下の血行動態パラメータを評価した: −肺毛細管楔入圧(PCWP)(mmHg); −心係数(CJ)(L/分/m2); −一回心拍出量係数(SVI)(ml/分/m2); −全身血管抵抗(SVR)(dyne・秒・cm-5); −心拍数(HR)(bpm); −平均血圧(BPm)(mmHg)。
【0062】 評価は、投与の前もしくは「投与前(pre−dose)」(PD)、および
投与の後もしくは「投与後(after−dose)」(AD)その後の300
分間、最初の2時間は20分ごと、その後60分ごとに、試験された医薬の血行
動態パラメータを測定する、右心のカテーテル法(スワン−ガンツカテーテル)
により実施した。
【0063】 神経ホルモンに対する化合物の効果を評価するため、それぞれCHF 103
5およびプラセボの投与前および140分後に、ノルアドレナリン(NE)(p
g/ml)およびアドレナリン(E)(pg/ml)の血漿濃度をさらに評価し
た。
【0064】 3用量レベルでのCHF 1035の投与は、以下の表に示されるとおり、血
行動態および神経液性のパラメータの変化を誘導した:
【0065】
【表6】
【0066】 対照的に、プラセボの投与は同一のパラメータの変化を誘導しなかった。
【0067】 該結果は、該試験で使用された用量のCHF 1035が血行動態パラメータ
の有意の改善を誘発し、かつ、とりわけ好都合な薬理学的特徴を特徴とすること
を証明する。
【0068】 末梢血管抵抗の用量に関係した低下が観察される(3用量レベルについてそれ
ぞれ−15.4%;−27.0%;−35.2%)一方、心拍数の相対的増大の
みが生じ、これは臨床上重要でない。
【0069】 末梢血管抵抗の減少の表示である心室後負荷の低下は、心係数の有意の増大を
誘導する。
【0070】 さらに、肺毛細管楔入圧の有意の低下が強調されるべきであり、これは、該医
薬が、左心室前負荷の結果として生ずる低下を伴う静脈の血管拡張もまた誘発す
ることを意味する。
【0071】 従って、CHF 1035の全般的血行動態効果は、該医薬の末梢血管拡張活
性(動脈および静脈双方)に帰することができる。
【0072】 末梢の受容体に対するこの明白な活性は、病的な被験者における所望されない
反応であるノルアドレナリンおよびアドレナリンの血漿濃度の結果として生ずる
増大を伴い、神経液性の過剰反応性を誘導した可能性がある。
【0073】 対照的に、上に報告された結果は、CHF 1035がカテコールアミンの血
漿濃度のいかなる反映された増大も誘導することなく全身性の血管拡張を誘発す
ることが可能であることを証明する。
【0074】 該化合物の血管拡張活性はその受容体特性、とりわけシナプス前のDA2およ
びα2受容体に対する活性から生じ、その刺激は、それが公知であるとおり、カ
テコールアミンの放出を阻害することができる。
【0075】 前に述べたとおり、うっ血性心不全は先進国における死亡および障害の最も普
遍的な原因の1つであり、また、米国でほぼ400万の人および欧州で1400
万の個体に影響を及ぼしている、臨床実務において最も普遍的に遭遇される症候
群の1つである。
【0076】 該病状の現在の薬理学的治療は、利尿薬、アンジオテンシン変換酵素(ACE
)阻害剤およびジギタリスを包含する。
【0077】 心不全の患者の薬理学的治療は最適状態に及ばないままであり、そして合併症
を予防しかつそれにより罹患率および死亡率を低下させるためにより有効な治療
が必要とされるという強い印象が、専門家のあいだに存在する。
【0078】 CHF 1035は、利尿薬、または利尿薬およびACE阻害剤ならびに/も
しくは利尿薬およびジギタリスを用いる基礎治療への追加療法(add−on
therapy)として使用される場合に、うっ血性心不全の患者の臨床状態お
よび運動能力を改善することが立証された。
【0079】 薬物動態の効果は薬物の検出可能な血清濃度より長く持続することもまた示さ
れた。これらの効果の時間経過は身体中での薬物の動力学に依存しない。
【0080】 付加された療法としてのCHF 1030の効果を、利尿薬もしくは利尿薬お
よびアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用していた軽度の高血圧によるNYH
Aの分類II−IIIのうっ血性心不全、もしくは冠疾患、もしくは慢性心筋症
に罹っている患者で評価した。
【0081】 募集された患者を、プラセボもしくは3種の異なる用量の試験薬(5mg、1
0mg、15mg)を用いる付加された二重盲検治療に無作為に割り当てた。
【0082】 試験治療は患者により第1日に開始し、そして試験の第28日まで続行した。
【0083】 以下のパラメータを考慮して患者の臨床状態を決定した: −肺うっ血; −全身性うっ血; −中心血行動態(central haemodynamics); −局所血流量。
【0084】 治療に対する機能的応答は、労作試験、6分歩行試験および130メートル歩
行試験により評価した。
【0085】 CHF 1035は、プラセボに比較して、患者の機能的および臨床的状態を
改善した。
【0086】 この改善は、NYHAの機能分類、運動能力、ならびに肺および全身のうっ血
の症状および兆候、中心血行動態の変化、ならびに減少された局所/器官血流量
に関して顕著であった。
【0087】 臨床状態の評価のために、60以上の症状もしくは兆候を評価した。
【0088】 統計学の目的上、兆候および症状(あてはまるような)からの点数を総計して
、うっ血性心不全における病態生理学的重要性の臨床的複合得点(CCS)を生
じさせた。
【0089】 ある種の症状および兆候についての点数を相加することにより3種のCCSを
評価し;各症状および兆候は1つのCCSのみに使用した。中心血行動態(CH
、0〜17)、肺うっ血(PC、0〜26)および全身性うっ血(SC、0〜8
)のCCSは、CHF 1035追加療法前のNYHA機能分類と関連し(p=
0.013;p=0.001;p=0.002)、また、それらはCHF 10
35追加療法後にそれと正に相関した(p=0.001;p=0.022;p<
0.001)。
【0090】 肺うっ血のCCSは、CHF 1035追加療法前/後に、130m平均歩行
速度(p=0.002/p=0.035)、ならびに左心室の拡張終期(p=0
.026/p=0.019)および収縮終期の内径ともまた相関した。
【0091】 肺うっ血は、うっ血性心不全の機能状態の最も重要な決定子として出現し、そ
してCHF 1035追加療法に対し最も敏感なCCSであった。
【0092】 さらに、薬理学的および臨床薬理学的研究は、CHF 1035がナトリウム
排泄増加およびカリウム排泄増加に影響を及ぼすことなく利尿を増大させること
を示した。
【0093】 CHF 1035は、CHF 1024と称される5,6−ジヒドロキシ−2
−メチルアミノテトラリンのジイソブチロイルエステルである。
【0094】 投与直後に、CHF 1035は、血漿および組織のエステラーゼにより、薬
理学的に活性の脱エステル化された形態(これもまた本発明内に包含される)に
変換される。
【0095】 これらの好都合な特徴により、CHF 1035は、心の障害の治療、および
とりわけうっ血性心不全のための製薬学的組成物の製造のためのプロドラッグと
して有利に使用することができる。
【0096】 有効成分の1日用量は、1から100mg、および好ましくは範囲2.5から
20mgで変動することができる。
【0097】 投与はいずれかの経路、好ましくは経口経路により実施することができる。
【0098】 経口投与のためには、該化合物を、製薬学的技術で普遍的に使用すべき添加物
および賦形剤を使用して、固体もしくは液体の製剤、好ましくは錠剤に処方する
ことができる。
【0099】 本発明の化合物の別のとりわけ有利な投与方法は経皮系であり、これは、徐々
に放出されて従って血液循環に進入することができる、適する濃度の有効成分を
含有する、皮膚に適用することができる付着性マトリックスである。
【0100】 冠動脈閉塞後の左心室機能不全の実験モデルにおけるアドレナリン作動性の活
性および左心室リモデリングに対するACE阻害剤と組み合わせのCHF 10
24の効果。
【0101】 梗塞後の左心室リモデリングは、室(chamber)の進行性拡張、生き残
っている筋細胞の肥大、細胞外マトリックスの再配列および神経液性の活性化を
必要とする。神経液性応答に影響する薬物、とりわけアンジオテンシン変換酵素
阻害剤(ACEi)は、心筋梗塞およびうっ血性心不全の治療において有益な効
果を有する。事実、ACE阻害は今やうっ血性心不全の患者における推奨される
治療法である。CHF 1024が交感神経の活動亢進を低下させることが示さ
れているため(1)、われわれは、該薬物が左心室機能不全(LVD)のラット
モデルにおいてACE阻害とともに付加的な利益を提供するかもしれないことを
実証する。
【0102】 従って、本研究の目的は:1)ACEiを受領する左心室機能不全のラットに
おける形態学的、血行動態的および神経液性の変数に対するCHF 1024の
4週間注入の効果を検討すること、ならびに2)これらの効果をACEi単独で
の4週間の治療と比較すること、であった。
【0103】 ACEiとして、該研究でデラプリルを使用した。
【0104】 134匹のラットで左冠動脈結紮により心筋梗塞(MI)を誘発し、そして6
匹を手術されないままとした。2ヶ月後、MIのECGの証拠を伴う生き残った
動物が4週間の治療期に進入した。それらを、以下の治療、すなわち1)デラプ
リル6mg.kg-1.日、(n=12)、2)デラプリル6mg.kg-1.日-1 およびCHF 1024 0.33mg.kg-1.日-1(n=13)、3)ベヒ
クル(0.05%アスコルビン酸;n=12)の1つに無作為に割り当てた。
【0105】 デラプリルは0.043mg/mlの最終濃度で飲用水に溶解した。デラプリ
ル溶液は第三日ごとに新たに調製し、また、それらの濃度は、6mg.kg-1
-1の平均用量を得るように15日ごとに体重に対し調整した。
【0106】 CHF 1024は、頸の後部で皮下に埋植された浸透圧ミニポンプにより4
週間連続的に投与した。
【0107】 CHF 1024の濃縮された溶液を、40mMの最終濃度で蒸留水中10%
アスコルビン酸に溶解した(平均送達速度0.33mg.kg-1.日-1)。
【0108】 治療の第4週で、ラットを個別の代謝ケージに入れて、カテコールアミンの排
泄を測定するため24時間尿を収集した。治療期の完了に際して、動物をペント
バルビタール50mg/kg i.p.で麻酔した。収縮および拡張血圧(SB
P、DBP)を記録するため、マイクロチップ圧変換器を右頸動脈中に挿入し、
そしてLV圧の測定のため左心室中に進めた。その後、LVの組織形態計測のた
め心を拡張期で停止した。LV領域のパーセンテージとして6〜10個の連続し
た断面積において組織学的に測定された、≧12%の平均の梗塞の大きさを伴う
ラットのみを分析した。各実験群における分析された動物の数は、6匹(ベヒク
ル)、6匹(デラプリル単独)、8匹(デラプリルおよびCHF 1024)な
らびに6匹の手術されないであった。
【0109】 尿ノルエピネフリン排泄はデラプリル単独により影響を及ぼされなかったが、
しかし、CHF 1024の添加により低下された(ベヒクル群に関して40%
)。
【0110】 LVの形態計測的な二次元および三次元の分析は、既に記述された方法(1)
に従って行い、そして三次元の評価のため拡大した(ampliated)(2
)。
【0111】 左心室の外形は、手術されない動物に比較して、ベヒクルを注入されたMI群
で赤道面の水準のLV室半径の増大(+30%、p=0.005)、全LV高さ
(+8%、p=0.047)およびLV室中心の移動(「室移動」、p<0.0
01)により反映されるとおり、梗塞により影響を及ぼされた。
【0112】 明らかに、本発明の多数の改変および変形物が上の教示に照らして可能である
。従って、付属として付けられる請求の範囲の範囲内で、本発明は本明細書にと
りわけ記述されるとおりとは別に実施することができることが理解されるべきで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 A61P 43/00 116 116 121 121 A61K 37/64 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 ウミレ,アルベルト イタリア・アイ−43100パルマ・ビアパレ ルモ26/エイ (72)発明者 キエシ,パオロ イタリア・アイ−43100パルマ・ビアパレ ルモ26/エイ Fターム(参考) 4C084 AA02 AA19 BA01 BA14 BA23 DC40 MA02 NA05 NA14 ZA361 ZC022 ZC172 ZC202 ZC751 4C206 AA01 AA02 FA31 MA02 MA04 MA11 NA05 NA14 ZA36 ZC02 ZC17 ZC20 ZC75

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左心室の機能不全もしくはリモデリングを治療するための医
    薬の製造のための、アンジオテンシン変換酵素阻害剤と組み合わせた5,6−ジ
    ヒドロキシ−2−メチルアミノテトラリンもしくは5,6−ジイソブチロイルオ
    キシ−2−メチルアミノテトラリンまたはそれらの製薬学的に許容できる塩の使
    用。
  2. 【請求項2】 前記左心室リモデリングが心筋梗塞の結果である、請求項1
    に記載の使用。
  3. 【請求項3】 アンジオテンシン変換酵素阻害剤がデラプリルである、請求
    項1に記載の使用。
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