JP2003501280A - カムシャフトフライスカッタ用の切削ビット、及び円盤状フライスカッタ - Google Patents

カムシャフトフライスカッタ用の切削ビット、及び円盤状フライスカッタ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、互いに実質的に平行な上面(2)と下面(3)と、4つの側面(4、4’)と、及び前記側面(4、4’)と前記上面(2)及び/または前記下面(3)との交差線沿って形成される切れ刃(5、6、7)と、を備えた実質的に立法体状のボディ(1)からなるカムシャフトフライスカッタ用の切削ビット、及び対応する盤状フライスカッタに関する。製造することが簡単である切削ビットとそれに対応する盤状フライスカッタとを提供し、且つそれを使用して軸(例えば環状である)に平行で真っ直ぐな主要部にカム形状を製造することを可能にして、切れ刃のところ及び/または小さな直径の片方または双方の側部で延在部を傾斜させて、非常に高い効率を有し、上面(2)及び/または下面(3)とは、互いに対角線状に向き合って配置されるコーナに高くなったコーナ領域(8)を有し、コーナ領域が、上面(2)と下面(3)とのそれぞれの平面より突出し且つ側面(4、4’)に対して延在することによって、切れ刃(5、6、7)が、側面(4、4’)と高くなったコーナ領域(8)の面との交差線によって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、カムシャフトフライスカッタ用の切削ビット、及びカムシャフトフ
ライス用の対応円盤状フライスカッタに関する。上記対応のカッタビットは当業
者には既知であり、このビットは、互いに実質的に平行な上面と下面とを備え、
上面と下面とは側面と切れ刃とを有し、且つ側面と頂側及び/または下側との交
差線に沿って形成される切れ刃とを含む実質的に立法体状のボディからなる。
【0002】 切削ビットは、平面では四辺形または一般的には矩形である。このような切削
ビットの互いに向き合って配列する側面同士が、実質的に互いに平行に延在する
場合、切れ刃の後方の逃げ面によってネガタイプのすくい角が一般的に備わる。
この種の切削ビットまたは切削インサートは、単にネガ切削ビットと呼ぶ。
【0003】 上面が下面より小さい場合またはその逆の場合、ポジ型切削形態を備える切れ
刃を、上下面のそれぞれの大きいほうの面に対して同じように傾斜する側面の遷
移部に備えることができる。本発明の切削ビットは、ポジタイプ及びネガタイプ
の双方の切削ビットまたはインサートである。
【0004】 矩形または好ましくは四辺形のこの種の切削ビットは、クランクシャフト及び
カムシャフトのフライス加工用のフライスカッタヘッドに特に広範囲に使用され
る。この目的のために、適切な切削ビットが円盤状フライスカッタの環状主要部
の周辺に沿って配置され、このような円盤状フライスカッタはその軸の周りを回
転し且つクランクシャフトまたはカムシャフトに向かって半径方向に移動し、こ
れらの軸は長手軸の周りを回転可能であるので、初めに広い溝が比較的厚い中実
の金属軸のそれらの個々の領域にフライス加工され、そしてそれらの残余部分は
、全体が所望のカムシャフトまたはクランクシャフトとなるような形態となる。
【0005】 この点に関しては、特に、カムシャフトを取り扱う場合に、この状況は特殊な
輪郭形状の製造に非常に規則にみられことであり、この特殊な輪郭形状はカムの
二つの離間した溝の間に備わり、このカムは偏心離間した形状で存在する。この
輪郭は縁を傾斜させることまたは面取りすることを特徴とし、わずかに小さな直
径の環状部がこれらの面取りのひとつに隣接する。
【0006】 この場合においては、この輪郭はカムシャフトの一部にみられ、参照符号30
で図1に図示するように、カムシャフトの環状であるが共軸ではない部分である
【0007】 この場合は、この部分は環状にする必要性はないが、カム輪郭であり、この輪
郭は原則として所望の輪郭であり且つ円形からは逸脱するがしかしながら図1に
示される図形にはみることはできない。
【0008】 対応する輪郭の製作は、比較的複雑であり、且つ当業者に既知の切削ビット及
びフライスカッタヘッドでは費用が掛かり、図1のカム30の輪郭に対応する形
状を製作するためには、二つの離間した切削ビット列を備えるフライスカッタヘ
ッドが、環状部分を製作するために使用され、さらに二つのビットを面取り或い
は傾斜させた短い環状付帯部分を製作するために使用する。したがって、このよ
うな輪郭を1工程で製作するならば、基本形状が環状円盤である円盤状フライス
カッタの周辺に沿って、異なる4列の切削ビット用の取付けデバイスを備える必
要がある。この目的のためには、種々の形式の切削インサートを使用しない限り
、このようなフライスカッタは、4つの異なる列、特に、適切な切削ビット用の
取付けポケットが異なる方向に向けられた列を備える必要がある。さらにその上
に、このような切削ビットの切削範囲が、この全輪郭を覆うためには、切削ビッ
トが互いに必然的に重ねあわさなければならなくて、これらの全ての取付けられ
る種々の切削ビットは、円盤状フライスカッタの外側円周に沿って、且つ円周方
向に互いに離間配置する必要があり、これは、この切削ビットを製作して且つ輪
郭の同一部分を互いに対して相対的に大きな離間間隔にする必要があることを意
味する。このことは、これに対応するフライスカッタの容量と効率を低下する。
また、その輪郭の種々の部分を、種々のフライスカッタヘッドを含む複数の機械
加工作業で製作することが可能となるが、しかしながら製造効率の点では非効率
となる。
【0009】 従来状態と比較して、本発明の目的は、切削ビットとそれに対応する円盤状フ
ライスカッタを提供することであり、このフライスカッタは簡単に製造すること
ができ、これを使用することによって、真っ直ぐな主要部(例えば環状)にカム
輪郭を製造することが可能となり、この主要部は軸に平行であり、縁及び/また
は小さな直径の延在部の片方または双方を傾斜させて製造することが可能となる
【0010】 製作された切削ビットでは、上面及び/または下面が、対角線状に向き合って
配置されるコーナに高くなったコーナ領域を備え、この高くなったコーナ領域は
それぞれの上面及び下面の平面から上方に突出して側面まで延在し、切れ刃はこ
の側面と高くなったコーナ領域との交差線によって少なくとも部分的に形成され
るようになる。
【0011】 他の点では、切れ刃の残余部分は、上面または下面及びそれぞれの側面との間
の交差線に従来どおり形成される。したがって、この切れ刃は、それらの間の遷
移領域とともに二つの切れ刃領域を含み、この切れ刃領域は切削ビットの厚み(
厚み=上面と下面との間の間隔)方向に位置している。
【0012】 切れ刃の傾斜または面取り部が、カム輪郭を作り出すことになるならば、遷移
領域はこの傾斜面の対応する傾斜を含む。
【0013】 この切削ビットは円盤状フライスカッタの円周面に配列することができ、調整
されることになる逃げ角によって傾斜して離間するこのような方法によって、上
面と下面が、切削ビットに向き合って面して且つ環状で円盤状フライスカッタの
動径に垂直となる面に平行に配置される。これは、切削ビットの高くなったコー
ナ領域に形成される切れ刃部分が、残部切れ刃部分より、円盤状フライスカッタ
の環状部の軸から幾分大きな間隔であり、残部切れ刃部分は上面と下面のそれぞ
れの側面との間に形成され、そこに少なくとも後述する切れ刃部分が円盤状フラ
イスカッタの軸に平行に延在する。
【0014】 高くなった領域の切れ刃部分と切削ビットの残部領域との間の遷移部は、円盤
状フライスカッタの環状部の軸から半径方向に間隔が相違して連なり、すなわち
、カムシャフト輪郭をフライス加工する場合、それがカムの縁領域に傾斜した領
域を作り出す。
【0015】 本発明の好ましい実施態様に規定するように、本発明の切削ビットは、対角線
に対して鏡像対称形態(上面または下面の平面図において)である場合は、好ま
しくは双方の対角線に対して鏡像対象形態である場合は、高くなった領域によっ
て、隣接する側面に沿って形成された切れ刃部分は互いに等しい長さであり、且
つその遷移領域は互いに等しい長さで同一傾斜となる。これは、切削ビットが上
面と下面に対して垂直な軸の周りを90°回転した場合に、高くなった領域と残
部切れは部分の相対的配列が単に入れ代わり、したがって鏡像輪郭が作り出され
ることを意味する。このために、単に切削ビットを90°回転することによって
、左右の勝手の切れ刃の双方に対して、カム傾斜輪郭に同一切削ビットを使用可
能にする。高くなった領域が切削インサートの上面と下面のそれぞれに実質的に
平行である場合、それらの面に備えられた切れ刃部分がカム面の部分を形成する
ために作用し、このカム面の部分はカム面主要部と平行であるが、しかし小さな
半径であり、すなわち、例えば図1の短い環状の突出部分36の半径である。好
ましくは、本発明の切削ビットは、環状円盤形状のフライス工具の二つの縁部に
沿って配列され、この縁の取付けポケット内に互いに離間関係で配列され、この
関係によって、高くなった領域が半径方向外側及び軸方向に最も離れて外向きの
フライス工具の配置位置を形成する。これが、図1のカム輪郭の上に突出する切
削輪郭38の形状における右側上部に示されるような輪郭を、全体にわたって形
成する。切削ビットがこのように配列された場合、さらに切れ刃に隣接するそれ
ぞれの側面がすくい面として作用し、対応する切削ビットの従来の使用とは反対
に、上側と下側がすくい面の形状となる。
【0016】 高くなったコーナ領域が切削ビットの上側と下側に備わる場合に、全部で8個
の使用可能な切れ刃が各切削ビットに備わり、このビットの切れ刃は、上面と下
面に対して垂直に延在する軸の周り、または二つの側面に対して垂直に延在する
軸の回りを90°回転することによって、それらの作用切削位置へと移動させる
ことができ、それによって、先ず4個のこれらの切れ刃を使用可能になり、最終
的に、環状円盤形状である円盤状フライスカッタの一方の切れ刃に沿って、上記
軸の周りを90回転させた後、これらとは別の切れ刃に置き換えた場合に残りの
4個の切れ刃が適切な回転によって作用位置に引続いて移動することが可能とな
る。
【0017】 このような方法で、単一型の切削ビットを用いること、及びこれらの切削ビッ
トのそれぞれが8個の使用可能な切れ刃を有するように非常に効果的な状態で使
用すること可能であることが明らかなった。しかしながら、上面と側面の遷移部
のみに切れ刃を備えることを望む場合は、切削ビットを回転または交換によって
、利用可能な4個の切れ刃がまだ存在し、これら全体の切れ刃が所望の輪郭を形
成する。
【0018】 この配置を上面周囲(及び協働するコーナ領域)に沿う切れ刃に限った場合、
側面が傾斜し、それによって裁頭台形の形状を形成するポジ型切削形状の切削ビ
ットが使用可能である。この場合は、安定な逃げ角を維持する代わりに、切れ刃
にポジ形すくい角を与えることが可能である。
【0019】 対応する円盤状フライスカッタの幅を対応する切削インサートの切れ刃の全長
に一致させ、図1に示すカム輪郭全体を製作可能にするために、環状円盤形状の
フライスカッタ本体のそれぞれの縁に沿って配列する二つの異なる切削ビット列
を軸方向に互いに重ね合わすことが考えられる。
【0020】 しかしながら、図面に示されるカムの種々の輪郭形成は、例えば、上面及び下
面のそれぞれに平行な平らな面の形成でなく、切削ビットの高くなる領域を種々
に形成することによって可能であることが考慮される。
【0021】 さらに、切削ビットの大きさまたはそれぞれの切れ刃の長さ、及び円盤状フラ
イスカッタの対応する幅は、製作する輪郭に一致させることが考慮される。しか
しながら、このことに関しては、種々の幅(異なる軸長さの)の同じカム輪郭を
製作することは、異なる幅のフライスヘッドを使用することによって、または切
削ビット用の適切な取付けポケットの異なる深さによって、同一タイプの切削ビ
ット及び同じ大きさの切削ビットでもって、全体的に可能である。特に、切削ビ
ットは、軸方向に離間可能に円盤状フライスカッタに固定可能である(必要なら
ば、半径方向に離間可能または小さな角度を回転できる)。
【0022】 望ましくは、取付けデバイスまたは盤状フライスカッタの取付けポケットは、
基本的に立方形状の切削ビット本体を受容するために適合し、換言すれば、ビッ
ト本体は実質的3つの互いに垂直の支持面を備え、これらの支持面の1面(調整
される逃げ角を別にし)は、環状フライスカッタ−の動径に対して実質的に垂直
に配列し、これらは取付けポケットに面し、取付けポケットの1つの壁は円盤状
フライスカッタの軸に実質的に垂直な平面であり、第3の面(逃げ角を形成する
傾きは別にして)は取付けポケットに面する軸と動径によって定義される平面と
実質的に平行である。
【0023】 この点において、少なくとも2重側面切削ビットを使用する場合、換言すれば
、上面と下面との双方に且つ側面の遷移部のところに切れ刃を備える切削ビット
を使用する場合、少なくとも動径にほぼ平行な接触面は、切削ビットの高くなっ
たコーナ領域を収容する開口部を備える必要がある。このことは、適切な取付け
ポケットの面の広い領域に渡って切削ビットを支持することを可能にし、且つ高
くなった領域とその領域に備わる切れ刃とに対して取付けポケット内で切れ刃の
作用しない位置で力が加わらないことを可能にする。
【0024】 さらに、本発明の有利な特徴と可能な用途は、好ましい実施態様とそれらに関
する図面との記載で明確に説明する。
【0025】 図1は、カムシャフトの部分を概略的に示し、シャフト軸40と環状シャフト
部20を有し、それらは互いに同心円である。この環状シャフト部20は、先ず
フライス加工または旋削加工によってカム輪郭を別加工する。
【0026】 環状シャフト部20の両側にカム30が示され、このカムは、それらの輪郭に
よって互いに鏡像関係にあるが、他の点では形状は別々であり、しかしながら、
シャフト軸40に対して反対方向に及び半径方向に移動させられる。
【0027】 カム30は、それらの軸方向から見て円形であるが、別の周辺形状にすること
ができる。カム30は環状主要部35を含み、それらの縁は斜面37に沿って両
側で傾斜している。側部に隣接する斜面37は、それぞれが環状部分であり且つ
環状主要部より幾分小さな直径であり且つ短くなっている。環状でないカムの場
合、図1に示される形状は同一であり且つ部分35と部分36は同一の環状でな
い形状でありそれぞれの場合同一の段付き形状または直径が相違する。
【0028】 カムシャフトは一般的に2個以上のカムと1個以上の環状部分とを有し、且つ
両方向に対応して付随され且つ延在すようにすることが考慮される。
【0029】 この点において、個々のカム30は、シャフト軸40に対して異なる方向に遍
心して移動することができる。
【0030】 上記カムは、カムシャフトの規則的で周期的な基盤にかなり頻繁に見られる。
従来、この輪郭は、単に複数の種々の切削ビットによって、すなわち別々のフラ
イスカッタを用いる数行程の機械加工作業によって製造されていた。本発明の切
削ビットの使用は、図2〜5の実施例によって示されるように、図6及び7に模
式的に図示するような円盤状フライスカッタとともに用いて、図示した輪郭を単
一フライス工具と単一タイプの切削ビットを備えた単一の機械加工作業によって
製造することが可能である。実施例では、図1に二つの切削ビット12の輪郭を
示し、このビットは互いに鏡像関係に配置され、これで双方の切削ビットの共通
の切れ刃輪郭部分が所望の輪郭のカム30を正確に含みまたカムを製造できる。
このような二つの切削ビット12の鏡像配置は、後述するようにその中心軸の周
りを90度回転することによって容易に達成できる。
【0031】 環状主要部35は、所望に従って変更できる軸方向長さa’であり、二つの切
削ビット12の二つの真っ直ぐな切れ刃部分5の合計長さより短い(図4参照)
【0032】 図2に本発明の第1の実施態様として、対応する輪郭を形成するために使用す
ることができる切削ビット10を示す。この切削ビット10は、実質的に互いに
平行な上面2と下面3と含む実質的に立方体形状の主要部1を含み、四辺形形状
である。上面2の二つの対角線上に向き合って配置されているコーナに備わる高
くなった領域は、その面が上面に対して実質的に平行であるが上面から移動して
いる。一方、傾斜して延在する遷移面16が上面2から高くなった領域8までに
遷移部を形成する。また、中央固定穴が立方体状の主要部1(図2aに)の中央
に示され、この穴はネジの頭を収容するためにその上側領域で円錐状に拡大して
いる。
【0033】 切れ刃部分5、6及び7は、それぞれの側面4と上面2、またはそれらの間に
備わる高くなった部分8、及び遷移面16の間の遷移部によって形成される。切
れ刃部分5、6及び7の輪郭形状は、図2bに最もよく図示され,これは図2a
に示される切削ビットを左側からみた図である。この点に関しては、図2bの株
に示される高くなった領域8が、紙面に対して後方に移動し、切れ刃輪郭5、6
及び7は、図1に示す輪郭の半分にほぼ対応するようになることに注目すべきで
ある。この輪郭の別の半分は、切削ビットを中心軸17の周りに90°回転する
ことによって簡単に達成でき、この場合隣接する側面4が切削ビットの上面2と
ともにまたは高くなった領域と遷移面とともに対応する側部切れ刃部部を形成し
、図2bに関する軸17と鏡像関係である全体に渡る輪郭が現れ、この場合切れ
刃部分5の作業領域はほぼ条件a’<2aを満足する。
【0034】 図6に関連する記載は後述されるが、切削ビット10、11及び12は適切に
傾斜することによって、それぞれ前方に配置される切れ刃部分5、6及び7のみ
が製作するカム表面と嵌合関係となり、一方、切削ビットのさらに後方に配置さ
れた第2のコーナ領域8は、高くなった領域は作用位置まで回転しない限り、加
工部材の表面と接触することはない。
【0035】 しかしながらこの場合においては、従来の切削ビットとは反対に、すくい面が
例えば面2ではなくむしろ本発明の対応する切削ビットの使用においては、切り
屑は側面4上を離れていき、一方、高くなった領域8及び対応する遷移面16の
ような面2はそれぞれ逃げ面を形成する。
【0036】 それぞれの後方の高くなった領域が加工物の表面に接触するようになることを
防止することを望む場合においては、切削ビットはネガ型切削形態として言及し
たビットであり、換言すれば、すくい面は切れ刃に隣接し側面4の1つに形成さ
れ、加工物の作成面に対して垂直な線に対してネガ型すくい角を形成する。
【0037】 図3は下面3が上面2より小さい切削ビットを示し、切れ刃はそれらの遷移部
に側面4’まで形成する。このことにより、側面4’は上面と下面に対して傾斜
角αで傾斜し且つ裁頭台形の面が全体に渡って規定される(図3aに示す切削ビ
ットの上方からの図を示す図3cを参照)。
【0038】 ポジ型切削形態を有する点では、角度αは後述する傾斜角βより大きくする必
要があり、これはそれぞれの後方に位置する高くなった領域8が加工物の表面に
嵌合しないことを確実にする。図4及び図5は上面2と下面3とが実質的に同一
である切削ビット12を示す。この場合は、上面は図2に示す上面2と正確に一
致し、一方、下面3は正確に同一構造であるが図2に示される切削ビットの下面
3とは相違する。カム輪郭をフライス加工するときに使用するために、一組の切
れ刃部分5、6及び7のみが必ず存在し、加工物の面と嵌合するようになる。切
削ビットには全体で利用できる8個の切れ刃が存在し、さらに具体的にはこの場
合残留領域に対して所望の方向に高くなった部分8が含まれる。例えば、図4b
に示される図面では、切削ビット12を軸17の周りで回転させることによって
且つ軸18の周りでは180°回転させることによって達成され、その都度、図
4bに示されるような同一の図が達成されることになり、これが切削ビットの4
つの異なる位置(それぞれの場合に、作用切れ刃部分5、5及び7の4つの異な
る組)を達成するようになる。この目的のために鏡像形態である配置においては
、図4bの下側右及び下側左に見られる高くなった領域は、後方でなく前方に配
置される、逆に上側右及び下側左に見られる高くなった領域は、紙面の後方に配
置され、軸17の回りを90°回転することによって達成され、そこでその後同
じ状態は軸17の周りを180°回転することによって、または軸18の周りま
たは双方の周りを回転することによって再び達成される。
【0039】 図4bは左からの図4aの図に相当し、図4cは上からの図4aの図に対応す
る。
【0040】 上面2は下面3と同一形態であるので、円錐状に窪んだ固定穴15が両側に備
えられることが考えられる。
【0041】 また図4a〜4Cに見られるように、下側3の高くなった領域8は、上面2の
高くなった領域8に関連して、90°移動した互いに対角線上で対面するコーナ
に配列し、平面で四辺形である。しかしながら、この高くなった領域はそれぞれ
の同じコーナにこれらのビット12の使用に悪影響を及ぼすことなく容易に配置
できる。
【0042】 また、図5は図4に示した切削ビットの斜視図であるが、この切削ビットの本
当の大きさの図を示すことを意図するものでない。切削ビットのそれぞれの方向
に依存して、且つ穴15を通る軸(図示せず)周りを90°回転することによっ
て、図1に示される輪郭を連続して配列した切削ビットで容易に取り囲むように
、切れ刃部分5及び6の間で相対的方向を交換することを可能にすることをこの
斜視図から明らかにされる。
【0043】 図6は、円盤状フライスカッタに配置された切削ビットの列を備えた円盤状フ
ライスカッタを示す。フライス工具は、個々の切削ビット12用の取付けポケッ
ト50を備えた比較的大きな環状円盤55である。この設計形態、特に取付けポ
ケット50が図7から見とれる。Rは、カム30の環状輪郭35を作り出す半径
を示す。すなわち、円盤状フライスカッタ55の軸に平行に延在する切れ刃部分
5の半径方向の位置である。対応する状態において、切れ刃部分6を備える高く
なった領域8は、半径Rを超えて幾分半径方向に突出し、部分5及び6の間の接
続を形成する切れ刃部分7を備える。
【0044】 図6から明らかであるように、切削ビット12は、環状円盤55の周辺面(ま
たは換言すれば、それぞれの動径に対して垂直な面に関して)に対して、それぞ
れの後方の高くなったコーナ領域8が切れ刃部分5によって切削される半径内に
あることを確実にする角度βで、傾斜する。そこに図示される方向では、環状円
盤55は軸の周りを反時計方向に回転し、この軸は動径Rが延在する紙面に垂直
である。
【0045】 ポジ型切削ビット11が切削ビット12の代わりに使用されるときは、傾斜角
βは、ポジ型切削形態を保証するならば、切削ビット11の上面2に関連する図
3に示される側面4’に対する傾斜角αより小さくすることが注目される。
【0046】 図6に示される方向で、切削ビット12の1つに参照符号4を有する実施例と
同一である側面は、切れ刃部分5、6及び7のすくい面であり、この切れ刃部分
は同時に作用し且つ紙面に対して実質的に垂直に延在する。個々の切削ビットの
取付けポケット50は、形成された切り屑が容易に運び出されるような設計形態
である。対応する取付けポケット50を有する円盤状フライスカッタの断面を図
7に概略的に示し、この図の上下にそれぞれ図示された切削ビット12が、それ
ぞれに要求される方向に向けて、それらのポケットに配置される。取付けポケッ
ト50は、3つの互いに垂直に配置した側壁51、52及び53を実質的に有し
、この中で側壁51、52が切削ビット12の二つの隣接する側面4と嵌合する
ようになり、一方、側面52は切削ビット12の上面2または下面3と嵌合する
ようになる。この場合切削ビット12の固定穴15及び壁53に設けられる対応
するネジ穴とを示してない。
【0047】 また、図示するように、面53は付帯開口部54が備わり、その中で切削ビッ
ト12のそれぞれのコーナ領域8を収容でき、高くなった領域が存在する。開口
部54は、適切な穴によって望ましく形成され、その構造は図7に本当の大きさ
を示していないことを除外して、いずれにせよ、高くなったコーナ領域を開口部
54内に完全に収容するような寸法である。面52から面53の遷移部でのコー
ナは逃げ間隙として穴あけされる。取付けポケット50のそれぞれの深さに依存
して、換言すれば、具体的には、壁52及び53の軸寸法に依存して、対角線に
対抗して配置される壁53の上側領域が、高くなったコーナ領域8のための対応
する取付けポケットを有すことができ、これは切削ビット12の側面の1つがそ
こに配置される。切れ刃部分5は、しかしながら、壁52及び53の軸方向長さ
に対応するよりも長くなる場合は、コーナ領域は壁53で嵌合するようにならな
い。
【0048】 図7を見て明らかであるように、取付けポケットの後方の壁53は、環状円盤
55の周辺面に対して幾分傾斜して延在し、且つ後方の壁52も、円盤55の動
径と軸によって規定される平面に対して傾斜して延在し、これを確実にするため
に、上記切削ビット12の場合には、下側左に見ることができる高くなったコー
ナ領域8が右から見た切れ刃部分5内の半径方向に存在する。下側左で見た切削
ビットのために対応する考えが適用され、上側右で見たコーナ領域8は、左から
見た、具体的には、図6に示されるように寸法δによって、切れ刃部部5内に半
径方向に配置する必要がある。
【0049】 切削ビット10、11または12のための取付け及び保持デバイスは種々の形
状にすることができ、具体的には個々の切削ビットを調整可能にするように、換
言すれば、切削ビットは半径方向に、特にそれらの軸方向位置(円盤状フライス
カッタ55の軸に対して)を調整するような形態である。切削ビットの軸方向調
整によって、カム30の寸法a’を変更して、調整量考慮し具体的にはゼロから
最大2aまで変化することができ、aは切れ刃部分5の長さに対応する。
【0050】 しかしながら、円盤状フライスカッタ55の異なる側部に配置される二つの切
削ビット12の切れ刃部分5のある程度の重なりが常に望ましい。特に、それら
の切れ刃は幾分窪ませ或いはコーア領域に傾斜をつけることができ、コーナ9’
で、それぞれの隣接する切れ刃部分5を会合させ、この領域で、次に続く切削ビ
ットの領域によって常に切削するように、それらと重ね合わせる。
【0051】 切削ビットは皿ネジによって適所に固定され、皿ネジは固定穴15に勘合され
、且つ取付けポケット50の壁53に対応するネジ部まで、或いはいくつかの他
の対応する取付け嵌合までねじ込む。本発明の切削ビット10、11及び12の
特徴は、固定穴15の軸がすくい面を貫通して延在するのでなく、側面4及び4
’と同一であるすくい面の平面に実質的に平行である。これは、円盤状フライス
カッタの周辺または取付けポケットの底面53の実質的に半径方向の穴に簡単に
固定することが可能であり、固定穴15の軸側面またはすくい面4、4’、換言
すれば、ほぼ半径方向であるようにする。このことは、切削ビットを非常に密接
したピッチ関係で配置することが可能であり、換言すれば、非常に短く連続した
間隙で可能である。類似する方法で、さらに切削ビットを所定の直径の円盤状フ
ライスカッタの周囲に配置することができ、これはフライス工具の効率(換言す
ればフライス加工容量)をかなり高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、所定のカム輪郭であり、二つの環状で同心円でないカムを備えるカム
シャフトの一部を示す。
【図2】 図2は、4個のネガ型切れ刃を有する切削ビットであり、第1実施態様の種々
の図を示す。
【図3】 図3は、図2と類似するがポジ型切れ刃を有する切削ビットを示す。
【図4】 図4は、合計で4個の使用可能な切れ刃を備える2重側面切削ビットの種々の
図を示す。
【図5】 図5は、図4に示す切削ビットの斜視図を示す。
【図6】 図6は、図4に示す切削ビットを複数備える円盤状フライスカッタの断面図を
示し、ビットはカッタに配置された適切な開口部に収納されている。
【図7】 図7は、図4と5に示すような切削ビット用の円盤状フライスカッタ内の二つ
の取付けポケットの斜視図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 れる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに実質的に平行な上面(2)と下面(3)と、4つの側
    面(4、4’)と、前記上面(2)及び前記下面(3)とのいずれか1面と前記
    側面(4、4’)との交差線沿って形成される切れ刃(5、6、7)と、を有す
    る実質的に立方体状のボディ(1)からなるカムシャフトフライスカッタ用の切
    削ビットであって、 前記上面(2)及び前記下面(3)とのいずれか1面が、互いの対角線方向に
    向き合って配置するコーナに、高くなったコーナ領域(8)を有し、 前記コーナ領域は、前記上面(2)と前記下面(3)とのそれぞれの平面より
    高く突出し且つ前記側面(4、4’)にまで延在することによって、前記切れ刃
    (5、6、7)が、前記側面(4、4’)と前記高くなったコーナ領域(8)の
    面との交差線によって少なくとも部分的に形成される、 ことを特徴とするカムシャフトフライスカッタ用の切削ビット。
  2. 【請求項2】 前記コーナ領域(8)の表面は、切削ビットの前記上面(2
    )及び前記下面(3)のそれぞれの面に実質的に平行に配列し、且つ傾斜した遷
    移面(11)を通って前記上面(2)及び前記下面(3)のそれぞれに突き当た
    ることを特徴とする請求項1記載の切削ビット。
  3. 【請求項3】 前記切れ刃(5、6、7)は、前記側面(4、4’)と、前
    記上面(2)または下面(3)との双方と、高くなったコーナ領域(8)の表面
    と、任意に前記遷移面(11)との交差線によって形成されることを特徴とする
    請求項1または2記載の切削ビット。
  4. 【請求項4】 前記上面(2)と下面(3)のそれぞれの面が四辺形状であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の切削ビット。
  5. 【請求項5】 前記高くなったコーナ領域は、前記上面(2)または下面(
    3)のそれぞれの面を通る少なくともひとつの対角線に対して実質的に鏡像対称
    形であり、好ましくは前記上面(2)と下面(3)を通る双方の対角線に関して
    実質的に鏡像対称形であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の切削ビット。
  6. 【請求項6】 前記側面(4、4’)と、前記高くなった領域(8)と、前
    記遷移面(11)とによって形成される前記切れ刃(6、7)の部分は、切削コ
    ーナ(9)の両側面に等しい長さを備えることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の切削ビット。
  7. 【請求項7】 前記側面(4、4’)は、すくい面の形状であることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の切削ビット。
  8. 【請求項8】 互いに向き合って配置する前記側面(4、4’)は、実質的
    に互いに平行関係で延在し、 高くなったコーナ領域(8)は、前記上面(2)と下面(3)の双方の対角線
    方向に互いに向き合ってコーナに備わり、 切れ刃が、それぞれの高くなったコーナ領域(8)を含む前記上面(2)とそ
    れぞれの側面との交差線と、それぞれの高くなったコーナ領域(8)を含む前記
    下面(2)とそれぞれの側面との交差線と、の双方に沿って形成されることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の切削ビット。
  9. 【請求項9】 前記側面は、前記上面(2)が前記下面(3)より大きくな
    るように裁頭台形を共同して形成し、 前記切れ刃(5、6、7)が前記側面(4’)から前記上面(2)に至る遷移
    部にのみ備わる請求項1〜8のいずれか1項に記載の切削ビット。
  10. 【請求項10】 環状円盤(55)形状に主要部を含み、前記環状円盤の周
    辺に切削ビット(10、11、12)を装着且つ固定するためのデバイスを備え
    、カムシャフトまたはクランクシャフトの製作用の円盤状フライスカッタであっ
    て、 前記切削ビットを装着する前記デバイスが、請求項1〜9のいずれか1項にし
    たがう切削ビット(10、11、12)を装着するために作られたことを特徴と
    する円盤状フライスカッタ。
  11. 【請求項11】 前記取付けデバイスは、少なくとも三つのそれぞれが互い
    に垂直に配置した壁(51、52、53)を備える取付けポケット(50)を有
    し、 前記壁のひとつの壁(52)は、前記取付けデバイスに対面する軸と動径とに
    よって定義される面とほぼ平行に延在し、 壁(51)は環状円盤の軸に対してほぼ垂直に延在し、且つ 第3の壁(53)は取付けデバイスの動径(R)に対してほぼ垂直に延在する
    円盤状フライカッタであって、 協働する動径に対してほぼ垂直に延在する第3の壁(53)が、請求項1〜9
    のいずれか一つにしたが切削ビット高くなったコーナ領域(8)を収納するため
    の開口部(54)を有することを特徴とする円盤状フライスカッタ。
  12. 【請求項12】 環状円盤(55)の周囲に沿って備わる取付けデバイス(
    50)が、環状円盤(55)周辺面の端面遷移部にある縁領域に備わることを特
    徴とする請求項10または11記載の円盤状フライスカッタ。
  13. 【請求項13】 切削ビットを装着する取付けデバイスが、環状円盤(55
    )の二つの端の周辺面から遷移部にある双方の縁に沿って備わることを特徴とす
    る請求項12に記載の円盤状フライスカッタ。
  14. 【請求項14】 切削ビットの取付けデバイスが、環状円盤(55)の周辺
    に沿って、等間隔で備わることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に
    記載の円盤状フライスカッタ。
  15. 【請求項15】 環状円盤(55)の双方の縁部に沿って等間隔に配列する
    取付けデバイスが、周辺方向に互いに移動する請求項14に記載の円盤状フライ
    スカッタ。
  16. 【請求項16】 環状円盤(55)の幅が、切削ビット(10、11、12
    )の切れ刃(5、6、7)の長さに一致し、且つ環状円盤(55)の軸方向への
    取付けデバイスの深さが、切削ビットの作用切れ刃部分(5)の寸法であり、 切れ刃部分が、環状円盤(55)の縁に沿って、軸方向に実質的に平行に延在
    し、環状円盤(55)の別の縁に沿う切削ビットの切れ刃部分(5)の軸方向に
    重なることを特徴とする請求項15に記載の円盤状フライスカッタ。
  17. 【請求項17】 切削ビット(10、11、12)の高くなったコーナ領域
    のそれぞれが半径方向と軸方向に最外側切れ刃領域を規定するように、前記取付
    けポケットは形状をしていて、且つ切削ビットが取付けポケット内に収納されこ
    とを特徴とする請求項16記載の円盤状フライスカッタ。
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