JP2003500863A - 集積化された光チャネル導波路増幅器およびポンプ源を有する小型光増幅器パッケージ - Google Patents

集積化された光チャネル導波路増幅器およびポンプ源を有する小型光増幅器パッケージ

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JP2003500863A
JP2003500863A JP2000620764A JP2000620764A JP2003500863A JP 2003500863 A JP2003500863 A JP 2003500863A JP 2000620764 A JP2000620764 A JP 2000620764A JP 2000620764 A JP2000620764 A JP 2000620764A JP 2003500863 A JP2003500863 A JP 2003500863A
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signal
input
housing
channel waveguide
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エル.ローレンス ブライアン
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モレキュラー オプトエレクトロニクス コーポレイション
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
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    • GPHYSICS
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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Abstract

(57)【要約】 集積化された光導波路、ポンプ源、および光ファイバから結合された入力光信号を増幅するための他の光学構成部品を備える光学増幅器である。増幅器は、ハウジング内に取り付けられたこれらの構成部品と、入力および出力光信号を適切なポートへおよび適切なポートから結合するための、および光ポンプ信号をその源から導波路へ搬送するための適切な光学系を含む。開示される光導波路は、比較的小さいサイズを有するチャネル導波路増幅チップであり、開示されたポンプ源は、ハウジングの外部からハウジングへ加えられた電気信号(例えば電力)だけにより、ハウジング内に光ポンプ信号を生成することができるレーザダイオードである。他の光学構成部品は、増幅器ハウジングにおいて同時に動作する光処理を提供することができる。開示された光増幅器は、知られている他のシステムより有利なサイズおよび価格を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願の相互参照) 本出願は、以下の本願譲渡人に譲渡され、先に出願された同時係属の米国特許
出願に関する。 1.「Method for Fabricating an Optica
l Waveguide(光導波路の製造方法)」の名称で、1998年7月2
3日に出願された米国特許出願第09/121455号 2.「Optical Channel Waveguide Amplif
ier(光チャネル導波路増幅器)」の名称で、1998年9月23日に出願さ
れた米国特許出願第09/159012号 これら先に出願された各米国特許出願は、参照によって本明細書にその全体を
組み込む。
【0002】 (技術分野) 本発明は、光増幅器に関し、より詳細には、小型の光導波路増幅器チップ(o
ptical waveguide amplifier chip)およびそ
のチップに集積化された光ポンプを有するコンパクトな低コスト光増幅器パッケ
ージに関する。
【0003】 (発明の背景) 光通信の分野は過去数年にわたって驚くべき成長を経験し、その大部分がエル
ビウムドープファイバ増幅器(Erbium−Doped Fiber Amp
ifier、(EDFA))の発展および配備によって広範囲に促進された。
【0004】 光増幅器に先立って、光ファイバ通信システムは、信号を増幅し長距離の光伝
送に関連する損失を相殺するために、電気的な中継器を必要とした。これらの電
子装置は、伝送された光信号を電子的な領域に変換し、増幅し、電気信号を再成
形し、電気信号を光信号に変換してファイバシステムの次の区間へ渡した。
【0005】 電子検出器は、様々な波長を識別することができず、したがって、多波長シス
テムは、システム内に各波長ごとに独立した中継器と、それぞれの各中継器に各
波長を分離するための必要なフィルタリング構成部品を必要とする。図1aは、
16チャネル中継器システム10のブロック図を示す。必要となる多数の機器が
、中継器を使用する多波長通信システムを非常に高価なものにしていた。
【0006】 しかしながら、EDFAの配備は、光ファイバ通信ネットワークのトポロジを
変えた。光増幅器は、単一装置で多波長を独立して増幅できるため、多波長シス
テムは、単一の光増幅器を使用することができる。図1aの16チャネル中継器
システムは、16チャネルを個々のファイバ14に取り出すための波長デマルチ
プレクサ12、16個の中継器18、および16個の個別の波長を再結合するた
めの波長マルチプレクサ16を必要とする。この全てが、図1bに示される単一
のEDFA20に置き換えられる。
【0007】 最小の追加の増幅器費用とともに、多数のチャネルを単一のファイバに追加で
きる能力は、光ファイバ通信システムの帯域幅に爆発的な増加を作り出した。配
備されたシステムは、1秒間の動作当り10分の数ギガビット(sub−gig
abit)の単一のチャネルから、チャネルの1秒間の動作当り数ギガビットの
128チャネルになった。
【0008】 光通信システムの帯域幅における連続する進展は、光ネットワークにおける、
より複雑な機能に関する新しい要求をもたらした。この要求を満足するために、
製造者は、ますますより小さくかつよりコンパクトなパッケージに入れられ、そ
れと同時に単一の装置に多くの機能を集積化した装置を望んでいる。多くの光ネ
ットワーク構成部品の縮小し続けるサイズとは全く対照的に、ファイバの最小曲
げ半径(bend radius)の固定された値のため、EDFAは難しい制
限に直面している。曲げ損失は曲げ半径に比例し、したがって半径は大きく保た
なければならない。そのようなファイバの公称半径は、約3.75cmであり、
その結果コイル半径は約7.5cm(約3インチ)となり、次に最小パッケージ
平面寸法は、少なくとも3.5インチ×3.5インチ(約8.9cm×8.9c
m)になる。したがって、アイソレータ、980/1550nmマルチプレクサ
、およびモニタタップなどの多くの構成部品とフォトダイオードとが、パッケー
ジ内に集積化されるが、フットプリント(footprint)は、エルビウム
ドープファイバコイルの最小径によって制限されたままである。現在、公称パッ
ケージ寸法は、約6×6インチ(約15.2cm×15.2cm)である。
【0009】 半導体光増幅器(Semiconductor Optical Ampli
fier、SOA)も利用でき、増幅のための電気的な(光学的ではなく)ポン
プ源による。しかしながら、それらの性能特徴は、EDFAと比べて多くの領域
では不充分であることが知られている。
【0010】 より多くの機能を有するよりコンパクトな装置に対する要求は、これらの装置
の価格を下げる必要性を伴う。光システム設計者がネットワークの複雑さを上げ
ると、必要な光電子構成部品の数が非常に増大する。電子的な中継器を有する多
波長システムが非常に高価であることと全く同じ理由のため、より複雑なネット
ワークは、同じ価格の問題に直面し始めた。したがって、システム内の「実際の
面積(real estate)」は、貴重であり、より小さいことを必要とす
る集積された装置だけではなく、価格も、高価な構成部品をより少ないことも必
要とする重要な役割を果たす。
【0011】 EDFAは、WDMとして知られている光通信における最新のブームをもたら
す、重要な力のある技術である。通信システムが発展し広がり続けるので、シス
テム設計者は、現在の装置より小さくより安い新規装置、特に増幅器の必要性が
分かった。したがって、追加された機能のための追加の装置を組み込む能力を有
するコンパクトな低価格の光増幅器が必要である。
【0012】 (発明の概要) 本発明によって、従来の解決方法の欠点が解消され、追加の利点が提供される
。本発明は、その一態様において、光信号入力および出力ポートを備えるハウジ
ング、入力ポートからの入力光信号をそれらに加えられた光ポンプ信号を使用し
て光学的に増幅するための前記ハウジング内のチャネル導波路チップ、および、
光ポンプ信号を生成するためのハウジング内の光ポンプ源を有する光増幅器であ
る。
【0013】 増幅器は、入力光信号を入力ポートからチャネル導波路チップへ伝送するため
の入力結合光学系(optic)と、出力光信号をチャネル導波路チップから出
力ポートへ搬送するための出力結合光学系とを含むこともできる。
【0014】 一実施形態において、チャネル導波路チップは、入力光信号を受け取るための
入力端および出力光信号を作るための出力端を有する直線コアと、光ポンプ信号
を受け取る表面とを含む。チャネル導波路チップの表面は、その直線コアと約4
5度で配置される。光ポンプ源は、コアと約90度の角度で光ポンプ信号を伝送
する。チップは、光ポンプ信号を直線コア内に反射するために、表面の上に被着
された反射コーティングを含むこともできる。プリズムが、入力光信号を同一直
線上からコア内に向けるために、表面の上に被着されることができる。
【0015】 光ポンプ源が、ハウジング内部で光ポンプ信号を生成するレーザダイオードと
することができ、増幅器の光ポートだけが、光信号入力および出力ポートである
【0016】 使用される構成部品のタイプに応じて、本発明は、少なくとも1つの平面寸法
において、約3インチ(約7.6cm)より小さいパッケージ寸法を達成する。
【0017】 本明細書に開示された増幅器は、コンパクトで価格が有利なパッケージ内に、
チャネル導波路増幅チップ、信号を導波路へおよび導波路外へ結合するための適
切な光学系、ポンプレーザダイオード、およびポンプレーザダイオードからの光
を導波路へ集束するための適切な光学系を提供する。さらに、増幅器は、追加さ
れた機能性のための追加の光学構成部品を集積化するために構成することもでき
る。したがって、本発明は、信号増幅を提供するために通信システム内に必要な
空間を最小化することができ、スプリッタ(splitter)、波長マルチプ
レクサまたはデマルチプレクサ、または光学アド/ドロップマルチプレクサ(o
ptical add/drop multiplexer)などの追加の構成
部品と集積化することができる、低価格でコンパクトなパッケージにおいて大き
な光増幅を提供する。
【0018】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 図2a〜bを参照すると、本発明によるコンパクトな導波路増幅器100およ
び100′は、チャネル導波路増幅器チップ110、(入力ファイバ122から
の光入力信号を結合する)信号入力結合光学系120、(光出力信号を出力ファ
イバ132に結合する)信号出力結合光学系130、ポンプレーザ140、およ
び(ポンプレーザ140とチップ110との間で光ポンプ信号を結合する)ポン
プ結合光学系150を含む。所定の構成部品は、アライメントベンチ190で位
置合せすることができる。平面光波回路170およびその関連する結合レンズ1
80などの光学構成部品は、図2aの増幅器100に簡単に集積化できるが、図
2bのより小さいバージョンの増幅器100′からは省略される。
【0019】 (例えば、ニッケル/金めっきされた)ハウジング160のコンパクトなサイ
ズは、以下に更に説明される、集積化されたダイオードポンプ140を使用する
能力が結合された、小さい導波路チップ110により得られる。
【0020】 図3〜4に詳細に示される例示的なチャネル導波路チップ110は、「Opt
ical Channel Waveguide Amplifier(光チャ
ネル導波路増幅器)」の名称の上述のように組み込まれた米国特許出願第09/
159012号に開示されるタイプであることができ、および「Method
for Fabricating an Optical Waveguide
(光導波路の製造方法)」の名称の上述のように組み込まれた米国特許出願第0
9/121455号に開示された手順を使用して製造できる。導波路チップ11
0は、Nd:YAG、Er:ガラス、またはNd:ガラスなどの、活性イオンで
ドープされた直線コア212からなる。導波路のコンパクトな特質は、ゲインの
高い材料の使用によって可能となる。特に適用性があるのは、ほぼ100倍の原
子数密度を有し、クエンチング作用を受けず、かつ通常EDFAで使用されるシ
リカ相当物に対して、2倍の放出断面を有する、エルビウム/イッテルビウム(
Er/Yb)をともにドープされたリン酸ガラスの族である。コア212は、断
面は公称では方形であり、側方のサイズが10μmから30μmであることがで
きる。周囲のクラッド214は、より低い屈折率のドープされていない材料であ
ることができる。導波路216の一端は、導波路軸に対して45度の角度(α)
で研磨できる。角度を付けて研磨された端は、その後、加えられるポンプ信号2
11を反射するためにコーティング220され、入力光信号を信号213として
コア内に同直線上に向けるために、コアに対して屈折率を整合したプリズム23
0に重ね合わされる(および紫外線(UV)硬化光接着剤で導波路に結合される
)。
【0021】 導波路の反対側の端は、2つの方法の1つで作成できる。第1の設計(図4に
示される)は、裏面反射を最小化するために、反射防止(AR)コーティング2
22を備える垂直端面218を使用する。しかしながら、ARコーティングが不
充分であるなら、第2の設計オプション(図2a〜bに示される)は、45度で
対向する端を研磨し、さらに反射を少なくするために、UV硬化接着剤を備える
屈折率整合された直角プリズムを結合することを含む。
【0022】 一実施形態におけるチャネル導波路チップ110は、長さが約10〜30mm
であり、増幅器100′の増幅器ハウジングの全体平面寸法(すなわち、図2a
の増幅器100の任意のPLC170および結合レンズ180なしの、図2bの
図の長さおよび幅)は、したがって約1.5インチ(約3.8cm)×約2.5
インチ(約6.4cm)であることができる。(パッケージの厚みは、約3/4
インチ(約1.9cm)である。)この、より小さい全体平面寸法は、対象の1
530nm〜1565nmの帯域幅で、6×6インチ(約15.2×15.2c
m)の同等の機能のEDFA増幅器の全体平面寸法と対照的であり、実際に、最
小曲げ半径に基づく上述の3×3インチ(約7.6×7.6cm)のEDFAの
完全な理論的な平面寸法よりも優れている。したがって本発明は、約3インチ(
約7.6cm)より小さい少なくとも1つの(および実際には両方の)平面寸法
を提供する。増幅器100および100′の導波路チップ110は、比較的短い
装置において高いゲインを提供し(EDFAにおける一般的な数メートルのエル
ビウムドープファイバと比較すると)、したがって、結果としてより小さいサイ
ズの増幅器ハウジングを生じる。
【0023】 導波路110は、導波路ゲインのために光ポンプ信号211の源を提供するポ
ンプ源を必要とする。図2aを参照すると、本明細書に開示された例示的なポン
プ源140が、熱電気冷却器(thermo−electric cooler
、TEC)142により一定温度に維持された、サブマウント上のシングルまた
はマルチモードレーザダイオードである。例示的なダイオードは、High P
ower Devices,Inc.より入手可能な、モデル番号HPD100
5CのOpen Heat Sink Packaged Laser Dio
deである。電力が、外部ピン144を介して、レーザダイオードおよびTEC
の両方に供給される。追加のピンを、ポンプレーザパワーをモニタするためのモ
ニタフォトダイオード、ポンプレーザ温度をモニタするためのサーミスタ、およ
びゲインモニタリングセンサ(図示せず)を組み込むために含むこともできる。
ポンプレーザダイオードからの信号211を導波路110に結合するために、レ
ンズ150は、導波路のコーティングされた端面から45度それた導波路にパワ
ーを集束するために使用される。したがって、ポンプ源は、導波路の長手軸に対
して90度の角度で光ポンプ信号を伝送するために配置されることができる。特
に、光ポンプ信号は、増幅器ハウジング内部で生成され、追加の光入力ポートは
ポンプ信号のために必要ない。この特徴は、本明細書に開示される増幅器によっ
て提供される価格および空間の低減を付加する。
【0024】 増幅器100および100′は、光信号を導波路110内へおよび導波路11
0外へ結合するために使用される光学系も含む。導波路の入力側は、一般に埋め
込まれた後部のプリズム230(図4)であり、したがって、シングルモードフ
ァイバ122出力を導波路チップ110内に像形成するために、一組の光学系1
20が必要である。最小限として、低い開口数(Numerical Aper
ture、NA)の整合された一対のレンズを、1:1の強度比を備えるファイ
バ出力を導波路内に像形成するために使用できる。他のオプションは、導波路コ
アを満たすためにビームを拡張することができるレンズを含む。いずれにせよ、
入力光学系の目的は、入力ファイバ122からの信号光を可能な限り少ない損失
で導波路に結合することである。側部で約10μmより大きい寸法のコアに関し
て、1:1撮像レンズが非常に良く機能する。
【0025】 結合光学系130は、導波路からの信号を回復し、信号を光ファイバ132に
戻す。側部で10μm〜15μm以下の導波路に関して、1:1撮像レンズは、
2dB〜3dBだけ小さい全結合損失の結合を生じる。結合損失をさらに低減さ
せるために、画像縮小を提供するレンズを必要とすることができる。同様に、よ
り多くの導波路のために、画像縮小のある形態が必要であることもある。
【0026】 本明細書に開示された増幅器のコンパクトな特質は、追加の構成部品の一体化
を容易にする。例えば、図2aに示されるように、任意の平面光波回路(Pla
nar Lightwave Circuit、PLC)170は、例えばシリ
カ導波路スプリッタ(例えば、Gould Fiber Opticsのモデル
番号47−10335−18−05631)、またはアレイ導波路格子(Arr
ayed Wavegide Grating、AWG)マルチプレクサ(例え
ば、Photonic Integration Research Inc.
のモデル番号、AWG−WB−1×8−200G−1.5−M−FC)であるこ
とができる。これらの各装置は、フィルタ能力におけるその性能のため、各装置
に関連する高い挿入損失を有している。しかしながら、小さいパッケージ内に上
述のコンパクトな低価格の増幅器と集積化されたとき、固有の損失は、いわゆる
「損失の無い(lossless)」バージョンを作るために相殺される。多く
の利点が、PLC170などの1つ、あるいはいくつかの追加の光電子構成部品
と集積化される小さく安い増幅器から得られる。
【0027】 チャネル導波路チップに基づく本明細書で説明された増幅器は、光ファイバシ
ステムで使用される、コンパクトな価格の安い解決方法を提供する。その第1の
適用は、空間が貴重であり、より小さい装置が必要である通信システムにおける
光増幅である。さらにこれらの増幅器は、設計者が、所望の性能を達成するため
に多数の価格の安い装置を必要とするシステムでの使用に理想的である。最後に
、それらのコンパクトな特質のため、増幅器は、スプリッタまたはマルチプレク
サおよびデマルチプレクサなどの、他の装置と集積化することができる。パッケ
ージ内に追加の構成部品を追加するとき、構成部品に関係する挿入損失は、これ
らの非常に似ている光構成部品の「損失の無い」バージョンの発展を許容する、
光増幅によって相殺されることができる。
【0028】 本発明について、本発明の好ましい実施形態を参照して特に示し、記載したが
、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細における様々
な変更が加えられることは、当業者なら理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
本発明として考えられる主題が、特に指摘され、明細書の最初の部分に明瞭に
請求されている。しかしながら、本発明のさらなる目的および利点とともに、実
際の構成および方法の両方に関しての本発明は、好ましい実施形態の詳細な説明
と添付の図面とを参照して、最も良く理解されることができる。
【図1a】 マルチチャネル光信号を増幅する電気的な中継器の解決方法の概略形態を示す
【図1b】 マルチチャネル光信号を増幅するEDFA解決方法の概略形態を示す。
【図2a】 特に概略形態における、ハウジングのカバーが取り外された本発明による光増
幅器の上面図である。
【図2b】 特に概略形態における、ハウジングのカバーが取り外された本発明による光増
幅器の別の実施形態の上面図である。
【図3】 本発明による、図2a〜bの増幅器に使用されるチャネル導波路増幅チップの
斜視図である。
【図4】 図3のチャネル導波路チップの代わりの実施形態の正面断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月17日(2001.5.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 (関連出願の相互参照) 本出願は、以下の本願譲渡人に譲渡され、先に出願された同時係属の米国特許
出願に関する。 1.「Method for Fabricating an Optica
l Waveguide(光導波路の製造方法)」の名称で、1998年7月2
3日に出願された米国特許出願第09/121455号 2.「Optical Channel Waveguide Amplif
ier(光チャネル導波路増幅器)」の名称で、1998年9月23日に出願さ
れた米国特許出願第09/159012号
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 半導体光増幅器(Semiconductor Optical Ampli
fier、SOA)も利用でき、増幅のための電気的な(光学的ではなく)ポン
プ源による。しかしながら、それらの性能特徴は、EDFAと比べて多くの領域
では不充分であることが知られている。日本国特許公開番号03003283(
09−01−91);出願番号01137065(30−05−89)は、ポン
プ源によって横断方向に照射される、パッケージされていない導波路を開示する
。このポンプは、導波路内にガイドされておらず、したがってこの解決方法を使
用すると不適切な吸収(およびしたがって増幅)が存在するであろう。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】 図3〜4に詳細に示される例示的なチャネル導波路チップ110は、「Opt
ical Channel Waveguide Amplifier(光チャ
ネル導波路増幅器)」の名称の上述のように組み込まれた米国特許出願第09/
159012号に開示されるタイプであることができ、および「Method
for Fabricating an Optical Waveguide
(光導波路の製造方法)」の名称の米国特許出願第09/121455号に開示
された手順を使用して製造できる。導波路チップ110は、Nd:YAG、Er
:ガラス、またはNd:ガラスなどの、活性イオンでドープされた直線コア21
2からなる。導波路のコンパクトな特質は、ゲインの高い材料の使用によって可
能となる。特に適用性があるのは、ほぼ100倍の原子数密度を有し、クエンチ
ング作用を受けず、かつ通常EDFAで使用されるシリカ相当物に対して、2倍
の放出断面を有する、エルビウム/イッテルビウム(Er/Yb)をともにドー
プされたリン酸ガラスの族である。コア212は、断面は公称では方形であり、
側方のサイズが10μmから30μmであることができる。周囲のクラッド21
4は、より低い屈折率のドープされていない材料であることができる。導波路2
16の一端は、導波路軸に対して45度の角度(α)で研磨できる。角度を付け
て研磨された端は、その後、加えられるポンプ信号211を反射するためにコー
ティング220され、入力光信号を信号213としてコア内に同直線上に向ける
ために、コアに対して屈折率を整合したプリズム230に重ね合わされる(およ
び紫外線(UV)硬化光接着剤で導波路に結合される)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0028】 本発明について、本発明の好ましい実施形態を参照して特に示し、記載したが
、本発明の範囲から逸脱することなく、形態および詳細における様々な変更が加
えられることは、当業者なら理解するであろう。
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Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号入力および出力ポートを有するハウジングと、 前記入力ポートに加えられた光ポンプ信号を使用して前記入力ポートからの入
    力光信号を光学的に増幅するための前記ハウジング内のチャネル導波路チップと
    、 光ポンプ信号を生成するための前記ハウジング内の光ポンプ源とを備えること
    を特徴とする光増幅器。
  2. 【請求項2】 前記入力光信号を前記入力ポートから前記チャネル導波路チ
    ップへ伝送するための入力結合光学系と、 出力光信号を前記チャネル導波路チップから前記出力ポートへ搬送するための
    出力結合光学系とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光増幅器。
  3. 【請求項3】 前記チャネル導波路チップが、 入力光信号を受け取るための入力端と出力光信号を生成するための出力端とを
    有する直線コアと、 前記光ポンプ信号を受け取る表面とを備えることを特徴とする請求項1に記載
    の光増幅器。
  4. 【請求項4】 導波路増幅チップの前記表面がその前記直線コアと約45度
    の角度で配置され、前記光ポンプ源が前記コアと約90度の角度で前記光ポンプ
    信号を伝送し、前記チャネル導波路チップが、 前記光ポンプ信号を前記直線コア内に反射するように前記表面の上に被着され
    た反射性コーティングをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の光増幅
    器。
  5. 【請求項5】 前記チャネル導波路チップが、 前記入力光信号を前記直線コア内に同一直線上から向けるように前記表面の上
    に被着されたプリズムをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の光増幅
    器。
  6. 【請求項6】 前記光ポンプ源が、前記ハウジング内部で前記光ポンプ信号
    を生成するレーザダイオードであり、前記増幅器の光ポートだけが前記光信号入
    力および出力ポートであることを特徴とする請求項1に記載の光増幅器。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングが、約3インチ(約7.6cm)より小さい
    少なくとも1つの平面寸法を有することを特徴とする請求項1に記載の光増幅器
  8. 【請求項8】 前記チャネル導波路チップと協働して動作する、前記ハウジ
    ング内の追加の光構成部品をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光
    増幅器。
  9. 【請求項9】 増幅器ハウジングに加えられた入力光信号を光学的に増幅す
    る方法であって、 前記ハウジング内で光ポンプ信号を生成すること、 前記入力光信号の増幅された出力光信号への増幅を容易にするために前記ハウ
    ジング内のチャネル導波路チップへ前記光ポンプ信号を加えることを含むことを
    特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記生成することが、前記ハウジング内のレーザダイオー
    ドを使用することを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 光信号として前記入力光信号および前記出力光信号だけを
    前記ハウジングに結合することをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 入力結合光学系を使用して、前記入力光信号を第1の光フ
    ァイバから前記チャネル導波路チップへ結合すること、および 出力結合光学系を使用して、増幅された出力光信号を前記チャネル導波路チッ
    プから第2の光ファイバへ結合することをさらに含むことを特徴とする請求項9
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記チャネル導波路チップが、 入力光信号を受け取るための入力端と出力光信号を生成するための出力端とを
    有する直線コアと、 前記光ポンプ信号を受け取る表面とを備えることを特徴とする請求項9に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 前記チャネル導波路チップの前記表面が前記チャネル導波
    路チップの前記直線コアと約45度の角度で配置され、前記光ポンプ源が前記コ
    アと約90度の角度で前記光ポンプ信号を伝送し、前記チャネル導波路チップが
    、 前記光ポンプ信号を前記直線コア内に反射するように前記表面の上に被着され
    た反射性コーティングをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の方法
  15. 【請求項15】 前記チャネル導波路チップが、前記入力光信号を前記直線
    コア内に同一直線上から向けるように前記表面の上に被着されたプリズムをさら
    に備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 光増幅器を製造する方法であって、 光信号入力および出力ポートを有するハウジングを提供すること、 前記入力ポートに加えられた光ポンプ信号を使用して前記入力ポートからの入
    力光信号を光学的に増幅するために前記ハウジング内にチャネル導波路チップを
    配置すること、および 前記光ポンプ信号を生成するために前記ハウジング内に光ポンプ源を配置する
    ことを含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 前記入力光信号を前記入力ポートから前記チャネル導波路
    チップへ伝送するために入力結合光学系を提供すること、および 出力光信号を前記チャネル導波路チップから前記出力ポートへ搬送するために
    出力結合光学系を提供することをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 前記チャネル導波路チップが、 入力光信号を受け取るための入力端と出力光信号を生成するための出力端とを
    有する直線コアと、 前記光ポンプ信号を受け取る表面とを備えることを特徴とする請求項16に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 導波路増幅チップの前記表面がその前記直線コアと約45
    度の角度で配置され、前記光ポンプ源が前記コアと約90度の角度で前記光ポン
    プ信号を伝送し、前記チャネル導波路チップが、 前記光ポンプ信号を前記直線コア内に反射するように前記表面の上に被着され
    た反射性コーティングをさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の方法
  20. 【請求項20】 前記チャネル導波路チップが、前記入力光信号を前記直線
    コア内に同一直線上から向けるように前記表面の上に被着されたプリズムをさら
    に備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記光ポンプ源が、前記ハウジング内部で前記光ポンプ信
    号を生成するレーザダイオードであり、前記増幅器の光ポートだけが前記光信号
    入力および出力ポートであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ハウジングが、約3インチ(約7.6cm)より小さ
    い少なくとも1つの平面寸法を有することを特徴とする請求項16に記載の方法
  23. 【請求項23】 前記チャネル導波路チップと協働して動作する、前記ハウ
    ジング内の追加の光構成部品を提供することをさらに含むことを特徴とする請求
    項16に記載の方法。
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