JPH08316562A - ガーネット結晶導波路型レーザ - Google Patents

ガーネット結晶導波路型レーザ

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JPH08316562A
JPH08316562A JP12103695A JP12103695A JPH08316562A JP H08316562 A JPH08316562 A JP H08316562A JP 12103695 A JP12103695 A JP 12103695A JP 12103695 A JP12103695 A JP 12103695A JP H08316562 A JPH08316562 A JP H08316562A
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JP
Japan
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core
type laser
garnet
garnet crystal
waveguide type
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JP12103695A
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Yujiro Kato
雄二郎 加藤
Makoto Shimokozono
真 下小園
Naoto Sugimoto
直登 杉本
Hideshi Kubota
英志 久保田
Toshihiko Riyuuou
俊彦 流王
Satoru Fukuda
悟 福田
Masayuki Tanno
雅行 丹野
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1.6μm波長領域に発振波長を有し、容易
に他の導波路型部品への接続が可能であり、高出力で波
長安定性に優れ、長寿命で実用に耐える光源として作用
するガーネット結晶導波路型レーザを提供することを目
的とする。 【構成】 少なくともコア4及び該コア4を取り巻き該
コア4よりも屈折率の低いクラッド2,3を有する導波
路型レーザにおいて、前記コア4は、Y3Al51 2(Y
AG)を主成分とし、イットリウム(Y)の一部をエル
ビウム(Er)、ネオジウム(Nd)、イッテルビウム
(Yb)、ルテチウム(Lu)よりなる群からエルビウム
を必ず含んで選ばれた1種又は複数種の元素に置換し、
アルミニウム(Al)の一部をガリウム(Ga)に置換し
たYAGG結晶である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガーネット結晶導波路
型レーザに関する。詳しくは、1.6μm近辺の波長の
光を効率よく発するガーネット結晶導波路型レーザに関
する。
【0002】
【従来の技術】1.6μm波長領域の光源として、高出
力で波長安定性に優れ、長寿命且つ容易に他の導波路型
部品への接続が可能で、実用に耐えるレーザの期待が高
まりつつある。1.6μm波長の光は、1.5μmの光
に比較して、伝搬損失がやや大きいことから、通信その
ものに利用するよりも、むしろ光通信線路の保守に適す
る。つまり、1.6μm波長域の光は、通信波長域の光
と競合することなく、光通信線路を伝達することが可能
であり、この種の光通信を利用して線路が正常に機能し
ているか否かを検査する作業に主として使用される。
【0003】一方、光通信には、伝搬損失の低い1.5
μm波長域の光が主として用いられる。高速・大容量の
通信においては、一定の距離を伝搬した強度の小さくな
った信号光を直接増幅して、時間遅延をなくすことが重
要である。1.5μmの波長領域においては、希土類元
素であるエルビウムを微量添加した石英ガラスファイバ
を用いた光増幅器(Erbium Doped Fiber Amplifier:EDF
A)を用いて、信号光の直接増幅を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように1.6
μm波長域の光は、主として線路保守に使用されるが、
正確な保守の為には、一定以上の信号光の強度が要求さ
れる。強度は大きければ大きいほど良いが、ファイバ出
力として、40mWから50mW以上が要望されてい
る。しかしながら、現在開発されている1.6μm波長
域の単一モード動作半導体レーザは、端面から出射する
光強度は、40mW程度あるものの、1.5μm単一モ
ードファイバとの結合効率が低く、高々10mWにしか
ファイバに結合しない。
【0005】また、1.6μm波長域を実現するために
は、活性層の格子定数をInP基板結晶のそれから著し
く歪ませる必要があり、歩留りが悪く、高価なものとな
っている。更に、半導体レーザでは、発振波長安定性、
寿命にも問題が残されている。このように、従来技術で
は、1.6μm波長域の光源として、高出力で波長安定
性に優れ、長寿命且つ容易に他の導波路型部品への接続
が可能で、単一モードで動作する実用に耐えるレーザは
実現されていなかった。
【0006】本発明は、上記従来技術に鑑みて成された
ものであり、1.6μm波長領域に発振波長を有し、容
易に他の導波路型部品への接続が可能であり、高出力で
波長安定性に優れ、長寿命で実用に耐える光源として作
用するガーネット結晶導波路型レーザを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明のガーネット結晶導波路型レーザに係る構成は、少
なくともコア及び該コアを取り巻き該コアよりも屈折率
の低いクラッドを有する導波路型レーザにおいて、前記
コアは、イットリウムアルミニウムガーネットを主成分
とし、イットリウムの一部をエルビウム、ネオジム、イ
ッテルビウム、ルテチウムよりなる群からエルビウムを
必ず含んで選ばれた1種又は複数種の元素に置換し、ア
ルミニウムの一部をガリウムに置換した結晶であること
を特徴とする。
【0008】また、前記クラッド及びコアは、イットリ
ウムアルミニウムガーネット基板上に形成されているこ
と、前記クラッドは下部クラッドと上部クラッドよりな
り、該下部クラッドは前記イットリウムアルミニウムガ
ーネット基板基板上に形成され、前記コアは該下部クラ
ッド上の一部に形成され、前記上部クラッドは、該コア
を覆って前記下部クラッド上に形成されること、前記コ
アの両端面に、ミラーをそれぞれ配置して共振器を構成
すること、出力端に光ファイバが接続されていることを
特徴とする。
【0009】
【作用】コアに、例えば、0.98μm、1.48μ
m、1.53μmの励起光を結合させると、コアはエル
ビウムイオンが存在するため、この光が効率よく吸収さ
れ、基底凖位から411/2凖位或いは413/2凖位へと遷
移し、413/2凖位へ遷移した場合には、非発光遷移に
より413/2凖位へ移る。最終的には、導波路及び両端
面のミラーにより構成される共振器の作用によって、所
望の1.65μm近辺の光以外は減衰して、413/2
位から基底凖位への遷移の際に発する1.647μm波
長の光だけが導波路端面から出射する。
【0010】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。本発明の一実施例に係るガー
ネット結晶導波路型レーザを図1に示す。同図に示すよ
うに、ガーネット結晶基板1上には、下部クラッド2が
形成されると共にこの下部クラッド2上の一部にコア層
4が形成され、更に、このコア層4を覆って下部クラッ
ド2上に上部クラッド3が形成されている。
【0011】コア層4の励起光を入射する側にはレーザ
用ミラー5が形成される一方、レーザが出射する側には
ミラー6が形成され、共振器が構成されている。更に、
コア層4の出射端には、光ファイバ7が接続されてい
る。ガーネット結晶基板1は、光導波路を形成するため
の基板であり、本実施例では、イットリウムアルミニウ
ムガーネット(Y3Al512:YAG)単結晶基板を用
いた。
【0012】下部クラッド2としては、ガーネット結晶
基板1と同一材料のものを用いることもできるし、ガー
ネット結晶基板1そのものを用いることもできる。上部
クラッド3としては、ガーネット結晶基板1の材料とほ
ぼ同一の組成、同一の格子定数及び同一の屈折率を有す
るガーネット結晶膜を用いた。
【0013】コア層4は、光を閉じ込めるためのもので
あり、イットリウムアルミニウムガーネット(Y3Al5
12:YAG)を主成分とし、希土類元素にイットリウ
ム(Y)を加えてエルビウム(Er)を必ず含み、更
に、ネオジム(Nd)、イッテルビウム(Yb)、ルテチ
ウム(Lu)の中ら組み合わせた1種又は複数種の元素
を含み、また、アルミニウム(Al)の一部をガリウム
(Ga) に置換したガーネット結晶(YAGG)を用い
る。
【0014】コア層4におけるアルミニウムとガリウム
の構成比により、クラッド2,3との屈折率差を制御し
て導波構造を実現し、活性イオンとしてはエルビウムイ
オン(Er3+)を用いる。
【0015】上記構成を有するガーネット結晶導波路型
レーザは、次の様に動作する。即ち、0.98μm、
1.48μmの半導体レーザからの励起光或いはエルビ
ウムドープ石英ファイバレーザから出射する1.53μ
mの励起光を単一モードファイバを介してコア層4に直
接結合させると、コア層4にはエルビウムイオン(Er
3+)が存在するため、この光が効率よく吸収され、基底
凖位から411/2凖位或いは413/2凖位へと遷移し、4
13/2凖位へ遷移した場合には、非発光遷移により4
13/2凖位へ移る。
【0016】最終的には、導波路及び両端面のミラー
5,6により構成される共振器の作用によって、所望の
1.65μm近辺の光以外は減衰して、413/2凖位か
ら基底凖位への遷移の際に発する1.647μm波長の
光だけが導波路端面から出射する。尚、励起光を単一モ
ードファイバを介してコア層4に直接結合させる際、フ
ァイバ端面を、ファイバのコアと導波路のコア層4とを
調芯して直接接続するだけで良く、複雑な光学系は不要
である。
【0017】更に、導波路のコア層4とファイバのコア
とは同一レベルの大きさであり、しかも、光強度の空間
的広がりを意味するモードフィールド径を同等に制御す
ることが可能なので、励起光の結合損失を小さくするこ
とができる。
【0018】上記構成を有する実施例に係るガーネット
結晶導波路型レーザは、次の利点を有する。
【0019】先ず、誘導放出の原理に希土類イオンの
蛍光を利用しているため、波長安定性に優れることが挙
げられる。活性イオンであるエルビウムイオンは、発光
効率が高く、高出力の固体レーザを容易に実現できる。
材料にガーネット結晶を用いているため、熱的・化学的
に安定であり、長寿命である。また、非常に、小型の素
子であり、励起用光源を別にすると、全長約4mm、厚
さ0.5mm、幅はハンドリングが容易な範囲で1〜5
mm程度に選べる。
【0020】導波路型部品であるため、他の導波路型
デバイスとの結合が容易である。作製に用いるYAG結
晶基板は、入手が容易で、価格も比較的安く、生産・制
御技術が進んでいる。液相エピタキシャル成長法による
結晶成長技術も完成している。また、加工性に優れてお
り、導波路加工が容易であるとともに、大量生産が可能
となり、一層の低価格化が図れる。
【0021】このように説明したように、本実施例で
は、基板材料及びクラッド材料としてYAGを選び、コ
ア材料としてエルビウムイオンを含有したガーネット材
料を適宜選択することにより、1.6μm波長領域に発
振波長を有し、容易に他の導波路型部品への接続が可能
で、高出力で波長安定性に優れ、長寿命で実用に耐える
光源として作用するガーネット結晶導波路型レーザを提
供することができた。
【0022】次に、本発明の具体的実施例について説明
する。但し、本発明は、これらの実施例に限定されるも
のではなく、これらの実施例で説明する各種の置換を行
った具体例を適宜組み合わせたものも含まれる。これら
の実施例を見れば、その組合せにより同等の効果を引き
出せることが容易に類推できるからである。更に、本発
明の主たる特徴である屈折率の制御及び発光に関するエ
ルビウムイオン以外の部分を適宜置換した材料を用いた
導波路型レーザも、本発明から容易に類推できるもので
あるから、これらの発明も本発明に含まれるものであ
る。
【0023】〔実施例1〕本実施例は、基板結晶にYA
Gを用いて、下部クラッドに基板そのものを用い、上部
クラッド材料として、組成及び格子定数を基板とほぼ同
じに制御したYAG結晶膜を用い、コア層に希土類とし
てイットリウムに加えて、ネオジム、ルテチウム、エル
ビウムを含み、アルミニウムの位置に屈折率を制御する
ためのガリウムを添加し、格子定数を基板とほぼ同程度
となるよう適宜希土類元素の量を制御したガーネット結
晶膜を用いたガーネット結晶導波路型レーザを作製し、
光ファイバを接続して出力を評価したものである。
【0024】即ち、先ず、直径が約2cmで厚さ0.4
mmのYAG単結晶基板{(111)方位}を用意し
て、その基板上に酸化鉛と酸化硼素を融剤とする液相エ
ピタキシャル成長法により、約950℃の温度でコア層
となる(Y0.686Nd0.05Yb0.0 5Lu0.204Er0.01
3(Al0.95Ga0.05512ガーネット膜を約4μmの厚
さに成長させた。この結晶膜の格子定数は、12.01
Åであり、ほぼ基板の12.008Åと同程度であっ
た。また、1.5μm波長域における屈折率は、ガリウ
ムでアルミニウムを少量置換した分変化し、およそ1.
8255であった。基板材料であるYAGの屈折率1.
82よりも若干大きな価であった。
【0025】また、組成分析の結果、意図しなかった元
素である鉛、硼素及びプラチナが極く微量であるが検出
された。これは、融剤の主成分である鉛、硼素さらに坩
堝材料であるプラチナが成長過程で混入したものであ
る。格子定数の制御は、希土類元素の主たる部分をイッ
トリウムに選び、他の希土類元素及びガリウムにより生
じる格子定数を補正するのにルテチウムを利用した。こ
れらの置換により、格子定数が基板と若干相違すること
もあるが、結晶成長を阻害しない範囲であれば、あえて
格子整合にこだわる必要はない。
【0026】次に、コア層まで成長した基板に対して、
膜上にコアリッジを加工するためのマスクをフォト工程
により形成し、イオンビームエッチングを行って幅約4
μm、高さ約4μmの直線状コアリッジを形成した。コ
アリッジの形成まで行った基板上に、コア層と同様にし
て酸化鉛と酸化硼素を融剤とする液相エピタキシャル成
長法により約950℃の温度で約15μmの厚さに上部
クラッド層となるYAGガーネット膜を成長させること
によりコアの断面が4μm×4μmの導波路構造を形成
した。
【0027】最後に、この導波路を長さ約20mmに切
断して端面を研磨してガーネット結晶導波路型レーザの
作製を終わった。この導波路は、図1に示す構造を有し
ている。この導波路のまとめを表−1に示す、なお、励
起には、1.48μmの半導体LDを用いた。
【0028】 表−1 ガーネット結晶導波路型レーザ(その1) 基板材料 YAG クラッド材料 YAG(Y3Al512) コア材料 (Nd,Yb,Lu,Er,Ga):YAGG 励起光光源 半導体レーザ(波長1.48μm) 1.65μm波長でのファイバ出力 50mW以上
【0029】この表−1から判るように、この導波路型
レーザは、高性能であった。また、励起に0.98μm
の半導体レーザを用いて、同様の結果を得た。
【0030】〔実施例2〕実施例1に比較し、コア材料
として、エルビウムの含有量を変化させ、ネオジムとル
テチウムを含まないガーネット結晶膜を酸化鉛と酸化硼
素を融剤とする液相エキタキシャル成長法により約98
0℃の温度で成長させた導波路型レーザを作製して特性
評価を行った。同様に、それらの導波路の上部クラッド
は、実施例1と同一の条件で厚さ約15μmに成長した
ものである。これらの導波路の特性を表−2に示す。な
お、励起には、エルビウムドープファイバレーザを用い
た。
【0031】 表−2 ガーネット結晶導波路型レーザ(その2) 基板材料 YAG クラッド材料 YAG コア材料 (Y,Yb,Er):YAGG 励起光光源 エルビウムドープファイバレーザ(波長 1.53μm) 1.65μm波長でのファイバ出力 40mW以上
【0032】表−2から判るように、これらの導波路の
性能は十分であった。尚、コア層の屈折率は、1.5μ
m波長域において、約1.824であった。これらのコ
アに用いられた結晶膜の格子定数は、12.01Åであ
り、ほぼ基板の12.008Åと同じ程度であった。こ
れらコア層の組成を表−3に示す。
【0033】 表−3 エルビウム量を変化させたコア層の組成 第1の組成 Y2.399Yb0.586Er0.015Al4.826Ga0.17412 第2の組成 Y2.387Yb0.583Er0.03Al4.826Ga0.17412 第3の組成 Y2.375Yb0.580Er0.045Al4.826Ga0.17412
【0034】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明によれば、コア材料にエルビウムイオ
ンを少なくとも含有するガーネット材料を適宜選択する
ため、1.6μm波長領域に発振波長を有し、容易にフ
ァイバや他の導波路型部品への接続が可能で、また、高
出力で波長安定性に優れ、長寿命で実用に代える光源と
して作用するガーネット結晶導波路型レーザを構成で
き、産業上の利点が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガーネット結晶導波路
型レーザの概念を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ガーネット結晶基板 2 下部クラッド 3 上部クラッド 4 コア層 5 レーザ用ミラー 6 ミラー 7 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 直登 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 久保田 英志 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 流王 俊彦 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 (72)発明者 福田 悟 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 (72)発明者 丹野 雅行 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコア及び該コアを取り巻き該
    コアよりも屈折率の低いクラッドを有する導波路型レー
    ザにおいて、前記コアは、イットリウムアルミニウムガ
    ーネットを主成分とし、イットリウムの一部をエルビウ
    ム、ネオジム、イッテルビウム、ルテチウムよりなる群
    からエルビウムを必ず含んで選ばれた1種又は複数種の
    元素に置換し、アルミニウムの一部をガリウムに置換し
    た結晶であることを特徴とするガーネット結晶導波路型
    レーザ。
  2. 【請求項2】 前記クラッド及びコアは、イットリウム
    アルミニウムガーネット基板上に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のガーネット結晶導波路型レー
    ザ。
  3. 【請求項3】 前記クラッドは下部クラッドと上部クラ
    ッドよりなり、該下部クラッドは前記イットリウムアル
    ミニウムガーネット基板基板上に形成され、前記コアは
    該下部クラッド上の一部に形成され、前記上部クラッド
    は、該コアを覆って前記下部クラッド上に形成されるこ
    とを特徴とする請求項2記載のガーネット結晶導波路型
    レーザ。
  4. 【請求項4】 前記コアの両端面に、ミラーをそれぞれ
    配置して共振器を構成することを特徴とする請求項1、
    2又は3記載のガーネット結晶導波路型レーザ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のガーネット結晶導波路型
    レーザの出力端に光ファイバが接続されていることを特
    徴とするガーネット結晶導波路型レーザ。
JP12103695A 1995-05-19 1995-05-19 ガーネット結晶導波路型レーザ Withdrawn JPH08316562A (ja)

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