JP2003500579A - 衛生設備に洗剤および/または殺菌剤を導き入れる方法および装置 - Google Patents

衛生設備に洗剤および/または殺菌剤を導き入れる方法および装置

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JP2003500579A
JP2003500579A JP2001500070A JP2001500070A JP2003500579A JP 2003500579 A JP2003500579 A JP 2003500579A JP 2001500070 A JP2001500070 A JP 2001500070A JP 2001500070 A JP2001500070 A JP 2001500070A JP 2003500579 A JP2003500579 A JP 2003500579A
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pressure
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wash water
pump
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JP2001500070A
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マイヤー,ハンス−ペーター
シユチユーデル,ハンス−ヨルク
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ハー・テー・エス・インターナツイオナール・トラデイング・アー・ゲー
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/02Devices adding a disinfecting, deodorising, or cleaning agent to the water while flushing

Abstract

(57)【要約】 男性用小便器と一般便器の汚れを軽減するためには、数多くの方法が知られている。便器に置かれるWC用芳香ボールのほか、適当な液を特定の時点または継続的に洗浄水に加える機器も知られている。本方法においては、洗浄動作の圧力をモニタリングすることにより、最小限の洗剤および/または脱臭剤で最大限の効果を得る。本方法実施のための装置では、洗浄水の供給管(1b)につながる導管(4b)内の液柱の圧力を、中間容器(20)でモニタリングする。結果として生じる圧力変動により、洗浄動作の開始と終了を確認することができ、このことを、洗剤および/または脱臭剤(3)の最適な投与と装填を有効に制御(30、ST)するのに利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1に記載の方法、および請求項6に記載の装置に関する。
【0002】 洗浄水流入口に置かれるWC用芳香剤ボールのほかに、特定の時点または継続
的に洗浄水に洗浄液および/または殺菌液を加える機器もまた公知である。
【0003】 トイレットに懸架する機器は、とくにWO93/03232に記載のものが知
られていて、これは油状の液を簡単なホースポンプで便器に吹き付けるもので、
腰掛け面(便座)に座ると同時に作動する。この種の前処理によって、汚れの付
着を少なくしようというものである。
【0004】 ある自動洗浄便器(US−A−4,183,105)は、洗剤を入れた独立の
容器を洗浄水タンクの中に備え、この洗剤は、水道の圧力と噴霧ノズルの圧力に
よって散布され、便器の壁を洗う。
【0005】 これらの知られた装置の欠点は、液を使用する時点のみならず液の量も、存在
する状態に適合させるのに限度があることである。その結果、効果は不十分とな
り、洗剤消費量は多くなって、これらの機器が広範囲に使用されると、環境の負
担が著しく大きくなる。
【0006】 本発明の課題は、効率よく需要に適切に液を制御、供給する次のような方法を
得ることである。すなわちそれにより生じる環境の負担を最小限かつ無視し得る
程度に抑え、必要となるメンテナンスも最小限にとどめ、液の供給を行うにあた
っては、汚れまたは悪臭が生じる前に、男性用小便器または一般便器に液が投与
されているような方法で行う。液はこの場合均一に分配され、通常の使用で汚れ
た部分すべてに到達する。
【0007】 この課題は請求項1に記載の諸特徴で解決される。
【0008】 特許請求の範囲に挙げた流入洗浄水圧力のモニタリングと、洗浄動作ごとに検
知可能な著しい圧力低下によって、液供給の時点に合わせた最適化と同時に、作
用物質による負担を最小限に抑えることが可能となる。
【0009】 すべての定常ではない動作でも、再現可能な動作の場合、再現可能な信号を生
成できる特性を備えなければならないという認識を、本発明は利用する。
【0010】 それを出発点として、液を混合する時点を次のように決めることができる。す
なわち、液は便器に供給されたばかりであるが、次に流れる水によって不必要に
希釈されたり、および/または洗い流されたりしていないというような時点であ
る。従って作用は、とくに油状のエマルジョンの作用は、便器が次に利用される
まで維持され、後に生じる便器の汚れを著しく防止するか、少なくとも減少させ
る。
【0011】 従って本発明の方法は、非常に効率的、経済的であり環境にやさしい。液自体
は、それ自体知られていて実証済みのさまざまな作用物質から構成されたものと
し、しかも滑らかな陶磁器面にとくに良好に付着して、容易に分解可能な浸潤剤
をベースとすることができる。大規模な公共のトイレット設備において高頻度で
使用する場合でも、作用物質を大量に含む液が、下流側下水路に流されることは
ない。
【0012】 続く従属請求項には、本発明の有利な発展形態を記述する。
【0013】 既存の設備に取り付けるのにとくに好都合なのは、請求項2に記載の混合区間
である。この混合区間は、一種の中間連結具として洗浄管に取り付け、適合させ
ることができるからである。
【0014】 圧力が減少している場合でも、液と洗浄水との良好な混合を、請求項3に記載
の実施形態によって得ることができる。
【0015】 請求項4に記載の変形実施形態は、とくに経済的であって、広範囲にメンテナ
ンスフリーである。
【0016】 適切な液に対する需要を減少させるには、またメンテナンス間隔(液容器の交
換)を減少させるには、そして下水の負担をもまた減少させるには、請求項5に
記載の使用状況モニタリングが役立つ。
【0017】 請求項6に記載の装置は、洗浄動作の簡単な圧力モニタリングに用いられ、こ
の装置によって液量のとくに効率的な分配が可能となる。その際好ましくは、最
後の時間間隔を、生じた水圧の減少によって決定する。次回の洗浄動作において
、記憶された間隔において正しい時点で液を加えるためである。
【0018】 この装置が、圧力降下によるただ1回の決定に比べてとくに有利なのは、圧力
の変動または建物の影響(衝撃音など)が予想される場合である。さらにはそれ
によって、液の分配を経験的に局部的な要件に適合させることができる。
【0019】 請求項7に記載するような中間容器における圧力センサーの配置は、その真価
を実証済みであり、これにより再現性があって、さらなる処理が容易な信号変動
が得られる。
【0020】 簡単に実現できて非常に有効な液と洗浄水の混合は、請求項8に記載のエジェ
クターによって得られる。
【0021】 請求項9に記載の構造は、流体工学上、エネルギー上好都合であり、さらに製
造と維持の際に経済的である。この構造は、補助的エネルギーを必要としないか
らである。
【0022】 請求項10に記載の実施形態は、市販の洗浄水タンクに何ら変更を加える必要
がなく、従ってとくに後付け設置に適しており、容易に実現可能である。
【0023】 下記に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0024】 図1には3つの図がならんでいるが、それぞれ壁Wに固定された周知の男性用
小便器60を示し、この小便器には、洗浄水のための供給管1、適当な液のため
の分配器100、貯蔵容器2を設けている。
【0025】 図1の最初の図は、どのようにして液が、洗浄水タンク50の下流側で細管5
により供給管1に混入されるかを示す。2番目の図は洗浄水タンクの代わりに、
ごく普通の自動的洗浄バルブ80を示す。3番目の図では、液は、洗浄水タンク
を経由して供給管1に導かれるが、洗浄動作の作動は、洗浄ボタン90により手
動で行う。
【0026】 図2も同様であって、使用されている一般便器70も、やはりごく普通のもの
である。ここでも細管5が液の混入に用いられている。
【0027】 図1および図2は、本発明が汎用的に使用できる例を示す。
【0028】 特許請求されている方法を実行するための、やはり汎用的に使用できる装置を
、図3に記載した。
【0029】 栓2aで密閉されている貯蔵容器2は、適当な液3がレベルN1まで充てんさ
れ、通気口2′を経由して大気と連結している。
【0030】 密閉栓2aの下にある吸引管4aは、その末端が密閉栓の上に出ており、この
吸引管に連結ホース10が接続され、このホースは、ポンプ40の上部ポンプフ
ランジ42の接続ニップル44につながり、このポンプには電動機41が搭載さ
れている。
【0031】 ポンプ本体43のもう1つの接続ニップル45には、圧力ホース46がはめ込
んであり、このホースは、圧力モニタリング装置のハウジングを形成する中間容
器20につながる。
【0032】 この中間容器20には、液3がレベルN2まで充てんされている。その上にエ
アクッション9があって、これはシリコンダイヤフラム7で密閉され、その上で
はエポキシ樹脂製の基板8(薄いラミネート)の上に、圧力センサー6が貼りつ
けられている。このセンサーは市販のピエゾ素子であって、ピエゾ銀が圧着され
た直径20mmのディスクである。上部のカバー21を通って、2本の電気的導
線22が外部につながっている。エアクッション9の圧力変動によって、センサ
ー6における電荷変位の結果である信号sを生じるが、これらの電気導線はこの
信号を電子制御装置30に転送する。
【0033】 中間容器20の下のはめ管状の形態の部分は、圧力導管4bを経由して小さい
エジェクター16と連結している。このエジェクターは、洗浄水の供給管1に突
き出している。
【0034】 このエジェクター16を介して、供給管1の中の圧力変動pをモニタリングし
て評価し、その結果を次の洗浄動作のために、そして液3の最適な混合のために
利用することができる。
【0035】 それは次のようにして行われる。
【0036】 供給管1の上流側に分配器100を設置すると、制御線を介してポンプ40に
スイッチが入り、液3が圧力pのもとにエジェクター16から流出するまでその
状態となる。その際、中間容器20にエアクッション9が形成されるので、供給
管1の中の圧力Pの変動は、圧力導管4bの液柱を経由してセンサー6に検知さ
れ、信号sとして、バッテリー31の電力供給を受けている電子制御装置30に
記録可能となる。信号sは、アナログのコンパレーターCにおいて、それ自体知
られた方法で内部の基準信号と比較され、続いて増幅される。この信号sは、マ
イクロプロセッサーμPで評価され、信号変動は時間的に正規化(スケーリング
)され、記憶される。次回の洗浄動作でポンプ40の制御に必要な制御信号ST
を、準備するためである。
【0037】 基本的には、洗浄動作の終了を、エアクッション9の圧力降下により、直接に
制御信号STとして準備することも可能である。
【0038】 図5に記載するような全体的信号変動sと、秒を単位とする時間の関数として
の振幅Aの測定によって、洗浄時間Δt1の確認によって、そして最後の時間間
隔Δt2(その間に圧力Pがかなり減衰する)の測定によって、分配Dosのた
めの理想的な時点を計算し、および/または実験的に調節して、次回の洗浄動作
に利用することができる。実際に使用した結果、間隔Δt3は、洗浄動作の終了
約1秒前に開始するのが目的に適うことがわかった。前もって決定されている時
間間隔Δt2の時点に測定された圧力降下(勾配)を考慮することによって、分
配Dosの時点を再度最適化することができる。
【0039】 当然のことながら、上記の学習機能によって、洗浄動作の際の変動や、供給管
1の圧力変動Pにおける変動を、広い範囲で考慮し補償することができる。
【0040】 図3は、ポンプ40と連結されたエジェクター16の最も簡単な実施形態を示
すが、それをさらに発展させたものを図4に示す。これは、より弱いポンプの使
用、またはポンプを、簡単な遮断弁18で完全に代替することを可能にするもの
である。
【0041】 エジェクター16′は、混合区間13の中央に取り付けられている。この混合
区間は、図4に示したねじ込みスリーブ14によって、洗浄水の供給管1と、便
器、男性用小便器60または一般便器70における供給管15との間にネジ込ま
れる。
【0042】 圧力Pの局部的状況を考慮に入れるため、ここではノズルヘッドを交換式ノズ
ル17の形態とする。すなわち、圧力レベルに応じて、実際の圧力に適合したノ
ズル口を、ノズル17にネジ込むことができるようにする。
【0043】 ノズル17のヘッドは、それ自体知られた方法により次のような形状とする。
すなわち、ノズル口に接するところでは、洗浄水の圧力Pに対して相対的な負圧
−pを設定し、その結果、液3が(ポンプを使用しなくても)引き出されて混合
されるような形状とする。
【0044】 ノズル17に接するところで得られる圧力降下から、十分な吸引作用を得られ
ない場合は、ベンチュリ挿入物11を設け、この挿入物は、混合区間13に着脱
可能とするか、あるいは固定する。
【0045】 圧力導管4bは、シーリングニップル4´によって、混合区間13に耐圧ネジ
込みする。遮断弁18には、周知の方法によりソレノイド19を設け、これも同
様に制御信号STを与えられ、あるいは対応するバルブタペットが作動される。
それにより液3の貫流が可能となる。
【0046】 本発明による作用物質を含む液の混合は、1つの男性用小便器に対しては0.
1〜0.2mlの分配、1つの一般水洗便器に対しては0.1〜0.3mlの分
配で十分である。消費量を最小限に抑えながらも、トイレットの使用方法に応じ
た希釈、または作用物質の均一な洗浄作用と保護作用を得るためには、ポンプ出
力および/またはポンプで送出される作用物質の量を、変化させることが望まし
い。これは、たとえば「節約ボタン」がついている洗浄水タンクの場合、ポンプ
電動機回転数を切り替えるマイクロスイッチによって、あるいは好ましくはポン
プ動作時間を決定するための洗浄時間の評価によって、行うことができる。
【0047】 ここに説明した各措置によって、作用物質の消費量が絶対最低限に抑えられる
ので、使用の激しいトイレットに、本発明による装置が多数設置されている場合
でも、中央の汚水処理施設にさらなる負担が生じることはない。
【0048】 本発明の対象をここでは独立の装置として議論してきたが、新設の衛生設備に
容易にこれを内蔵することができ、そうすればとくに公共のトイレットで、粗暴
行為による損傷の恐れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 男性用小便器における本発明の適用例の概略図である。
【図2】 一般便器における適用例の概略図である。
【図3】 洗浄液および/または脱臭液を混入する方法を実施する装置を示す図である。
【図4】 洗浄液および/または脱臭液を混入するために開発され、混合区間に取り付け
られたエジェクターを示す図である。
【図5】 洗浄動作における典型的な信号変動を、ある1つの液柱で測定した結果を示す
図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月12日(2001.7.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 衛生設備に洗剤および/または殺菌剤を導き入れる方法および
装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1に記載の方法、および請求項6に記載の装置に関する。
【0002】 洗浄水流入口に置かれるWC用芳香剤ボールのほかに、特定の時点または継続
的に洗浄水に洗浄液および/または殺菌液を加える機器もまた公知である。
【0003】 トイレットに懸架する機器は、とくにWO93/03232に記載のものが知
られていて、これは油状の液を簡単なホースポンプで便器に吹き付けるもので、
腰掛け面(便座)に座ると同時に作動する。この種の前処理によって、汚れの付
着を少なくしようというものである。
【0004】 ある自動洗浄便器(US−A−4,183,105)は、洗剤を入れた独立の
容器を洗浄水タンクの中に備え、この洗剤は、水道の圧力と噴霧ノズルの圧力に
よって散布され、便器の壁を洗う。
【0005】 これらの知られた装置の欠点は、液を使用する時点のみならず液の量も、存在
する状態に適合させるのに限度があることである。その結果、効果は不十分とな
り、洗剤消費量は多くなって、これらの機器が広範囲に使用されると、環境の負
担が著しく大きくなる。
【0006】 改善された装置が、EP‐A1‐579581に記載されている。電子制御さ
れたホースポンプを用いて、規定量の殺菌液を貯蔵容器からポンプで汲み出し、
混合室でそこに流入する洗浄水と混合する。この場合のポンプ動作は、1つのス
イッチによって作動されるが、このスイッチは、混合室が水で一杯になると、混
合室を密閉するゴムダイヤフラムによって作動される。ポンプに組み込まれた電
子制御装置が、ポンプの動作時間を限定するので、ある範囲内で殺菌剤の分配が
行われる。次の洗浄動作の際、混合室に存在する混合物は、流入する洗浄水の中
に流れる。残留物は、導管内の圧力条件によって、洗浄動作の終了時に導管に塗
布されるが、これは衛生設備中の衛生状態を向上させる。
【0007】 この場合の欠点は、水を充填された混合室の内部圧力に対抗してホースポンプ
が動作しなければならないことと、全洗浄期間中に追加される混合物が、最初は
非常に希釈されているため、何らかの作用を得るには比較的大量の殺菌剤が必要
なことである。
【0008】 本発明の課題は、これらの欠点を取り除き、効率よく需要に適切に液を制御、
供給する次のような方法を得ることである。すなわちそれにより生じる環境の負
担を最小限かつ無視し得る程度に抑え、必要となるメンテナンスも最小限にとど
め、液の供給を行うにあたっては、汚れまたは悪臭が生じる前に、男性用小便器
または一般便器に液が投与されているような方法で行う。液はこの場合均一に分
配され、通常の使用で汚れた部分すべてに到達する。
【0009】 この課題は請求項1に記載の諸特徴で解決される。
【0010】 特許請求の範囲に挙げた流入洗浄水圧力のモニタリングと、洗浄動作ごとに検
知可能な著しい圧力低下によって、液供給の時点に合わせた最適化と同時に、作
用物質による負担を最小限に抑えることが可能となる。
【0011】 すべての定常ではない動作でも、再現可能な動作の場合、再現可能な信号を生
成できる特性を備えなければならないという認識を、本発明は利用する。
【0012】 それを出発点として、液を混合する時点を次のように決めることができる。す
なわち、液は便器に供給されたばかりであるが、次に流れる水によって不必要に
希釈されたり、および/または洗い流されたりしていないというような時点であ
る。従って作用は、とくに油状のエマルジョンの作用は、便器が次に利用される
まで維持され、後に生じる便器の汚れを著しく防止するか、少なくとも減少させ
る。
【0013】 従って本発明の方法は、非常に効率的、経済的であり環境にやさしい。液自体
は、それ自体知られていて実証済みのさまざまな作用物質から構成されたものと
し、しかも滑らかな陶磁器面にとくに良好に付着して、容易に分解可能な浸潤剤
をベースとすることができる。大規模な公共のトイレット設備において高頻度で
使用する場合でも、作用物質を大量に含む液が、下流側下水路に流されることは
ない。
【0014】 続く従属請求項には、本発明の有利な発展形態を記述する。
【0015】 既存の設備に取り付けるのにとくに好都合なのは、混合区間である。この混合
区間は、一種の中間連結具として洗浄管に取り付け、適合させることができるか
らである。
【0016】 圧力が減少している場合でも、液と洗浄水との良好な混合を、請求項2に記載
の実施形態によって得ることができる。
【0017】 請求項3に記載の変形実施形態は、とくに経済的であって、広範囲にメンテナ
ンスフリーである。
【0018】 適切な液に対する需要を減少させるには、またメンテナンス間隔(液容器の交
換)を減少させるには、そして下水の負担をもまた減少させるには、請求項4に
記載の使用状況モニタリングが役立つ。
【0019】 請求項5に記載の装置は、洗浄動作の簡単な圧力モニタリングに用いられ、こ
の装置によって液量のとくに効率的な分配が可能となる。その際好ましくは、最
後の時間間隔を生じた水圧の減少によって決定する。次回の洗浄動作において、
記憶された間隔において正しい時点で液を加えるためである。
【0020】 この装置が、圧力降下によるただ1回の決定に比べてとくに有利なのは、圧力
の変動または建物の影響(衝撃音など)が予想される場合である。さらにはそれ
によって、液の分配を経験的に局部的な要件に適合させることができる。
【0021】 請求項6に記載するような中間容器における圧力センサーの配置は、その真価
を実証済みであり、これにより再現性があって、さらなる処理が容易な信号変動
が得られる。
【0022】 簡単に実現できて非常に有効な液と洗浄水の混合は、請求項7に記載のエジェ
クターによって得られる。
【0023】 請求項8に記載の構造は、流体工学上、エネルギー上好都合であり、さらに製
造と維持の際に経済的である。この構造は、補助的エネルギーを必要としないか
らである。
【0024】 請求項9に記載の実施形態は、市販の洗浄水タンクに何ら変更を加える必要が
なく、従ってとくに後付け設置に適しており、容易に実現可能である。
【0025】 下記に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0026】 図1には3つの図がならんでいるが、それぞれ壁Wに固定された周知の男性用
小便器60を示し、この小便器には、洗浄水のための供給管1、適当な液のため
の分配器100、貯蔵容器2を設けている。
【0027】 図1の最初の図は、どのようにして液が、洗浄水タンク50の下流側で細管5
により供給管1に混入されるかを示す。2番目の図は洗浄水タンクの代わりに、
ごく普通の自動的洗浄バルブ80を示す。3番目の図では、液は、洗浄水タンク
を経由して供給管1に導かれるが、洗浄動作の作動は、洗浄ボタン90により手
動で行う。
【0028】 図2も同様であって、使用されている一般便器70も、やはりごく普通のもの
である。ここでも細管5が液の混入に用いられている。
【0029】 図1および図2は、本発明が汎用的に使用できる例を示す。
【0030】 特許請求されている方法を実行するための、やはり汎用的に使用できる装置を
、図3に記載した。
【0031】 栓2aで密閉されている貯蔵容器2は、適当な液3がレベルN1まで充てんさ
れ、通気口2′を経由して大気と連結している。
【0032】 密閉栓2aの下にある吸引管4aは、その末端が密閉栓の上に出ており、この
吸引管に連結ホース10が接続され、このホースは、ポンプ40の上部ポンプフ
ランジ42の接続ニップル44につながり、このポンプには電動機41が搭載さ
れている。
【0033】 ポンプ本体43のもう1つの接続ニップル45には、圧力ホース46がはめ込
んであり、このホースは、圧力モニタリング装置のハウジングを形成する中間容
器20につながる。
【0034】 この中間容器20には、液3がレベルN2まで充てんされている。その上にエ
アクッション9があって、これはシリコンダイヤフラム7で密閉され、その上で
はエポキシ樹脂製の基板8(薄いラミネート)の上に、圧力センサー6が貼りつ
けられている。このセンサーは市販のピエゾ素子であって、ピエゾ銀が圧着され
た直径20mmのディスクである。上部のカバー21を通って、2本の電気的導
線22が外部につながっている。エアクッション9の圧力変動によって、センサ
ー6における電荷変位の結果である信号sを生じるが、これらの電気導線はこの
信号を電子制御装置30に転送する。
【0035】 中間容器20の下のはめ管状の形態の部分は、圧力導管4bを経由して小さい
エジェクター16と連結している。このエジェクターは、洗浄水の供給管1に突
き出している。
【0036】 このエジェクター16を介して、供給管1の中の圧力変動pをモニタリングし
て評価し、その結果を次の洗浄動作のために、そして液3の最適な混合のために
利用することができる。
【0037】 それは次のようにして行われる。
【0038】 供給管1の上流側に分配器100を設置すると、制御線を介してポンプ40に
スイッチが入り、液3が圧力pのもとにエジェクター16から流出するまでその
状態となる。その際、中間容器20にエアクッション9が形成されるので、供給
管1の中の圧力Pの変動は、圧力導管4bの液柱を経由してセンサー6に検知さ
れ、信号sとして、バッテリー31の電力供給を受けている電子制御装置30に
記録可能となる。信号sは、アナログのコンパレーターCにおいて、それ自体知
られた方法で内部の基準信号と比較され、続いて増幅される。この信号sは、マ
イクロプロセッサーμPで評価され、信号変動は時間的に正規化(スケーリング
)され、記憶される。次回の洗浄動作でポンプ40の制御に必要な制御信号ST
を、準備するためである。
【0039】 基本的には、洗浄動作の終了を、エアクッション9の圧力降下により、直接に
制御信号STとして準備することも可能である。
【0040】 図5に記載するような全体的信号変動sと、秒を単位とする時間の関数として
の振幅Aの測定によって、洗浄時間Δt1の確認によって、そして最後の時間間
隔Δt2(その間に圧力Pがかなり減衰する)の測定によって、分配Dosのた
めの理想的な時点を計算し、および/または実験的に調節して、次回の洗浄動作
に利用することができる。実際に使用した結果、間隔Δt3は、洗浄動作の終了
約1秒前に開始するのが目的に適うことがわかった。前もって決定されている時
間間隔Δt2の時点に測定された圧力降下(勾配)を考慮することによって、分
配Dosの時点を再度最適化することができる。
【0041】 当然のことながら、上記の学習機能によって、洗浄動作の際の変動や、供給管
1の圧力変動Pにおける変動を、広い範囲で考慮し補償することができる。
【0042】 図3は、ポンプ40と連結されたエジェクター16の最も簡単な実施形態を示
すが、それをさらに発展させたものを図4に示す。これは、より弱いポンプの使
用、またはポンプを、簡単な遮断弁18で完全に代替することを可能にするもの
である。
【0043】 エジェクター16′は、混合区間13の中央に取り付けられている。この混合
区間は、図4に示したねじ込みスリーブ14によって、洗浄水の供給管1と、便
器、男性用小便器60または一般便器70における供給管15との間にネジ込ま
れる。
【0044】 圧力Pの局部的状況を考慮に入れるため、ここではノズルヘッドを交換式ノズ
ル17の形態とする。すなわち、圧力レベルに応じて、実際の圧力に適合したノ
ズル口を、ノズル17にネジ込むことができるようにする。
【0045】 ノズル17のヘッドは、それ自体知られた方法により次のような形状とする。
すなわち、ノズル口に接するところでは、洗浄水の圧力Pに対して相対的な負圧
−pを設定し、その結果、液3が(ポンプを使用しなくても)引き出されて混合
されるような形状とする。
【0046】 ノズル17に接するところで得られる圧力降下から、十分な吸引作用を得られ
ない場合は、ベンチュリ挿入物11を設け、この挿入物は、混合区間13に着脱
可能とするか、あるいは固定する。
【0047】 圧力導管4bは、シーリングニップル4´によって、混合区間13に耐圧ネジ
込みする。遮断弁18には、周知の方法によりソレノイド19を設け、これも同
様に制御信号STを与えられ、あるいは対応するバルブタペットが作動される。
それにより液3の貫流が可能となる。
【0048】 本発明による作用物質を含む液の混合は、1つの男性用小便器に対しては0.
1〜0.2mlの分配、1つの一般水洗便器に対しては0.1〜0.3mlの分
配で十分である。消費量を最小限に抑えながらも、トイレットの使用方法に応じ
た希釈、または作用物質の均一な洗浄作用と保護作用を得るためには、ポンプ出
力および/またはポンプで送出される作用物質の量を、変化させることが望まし
い。これは、たとえば「節約ボタン」がついている洗浄水タンクの場合、ポンプ
電動機回転数を切り替えるマイクロスイッチによって、あるいは好ましくはポン
プ動作時間を決定するための洗浄時間の評価によって、行うことができる。
【0049】 ここに説明した各措置によって、作用物質の消費量が絶対最低限に抑えられる
ので、使用の激しいトイレットに、本発明による装置が多数設置されている場合
でも、中央の汚水処理施設にさらなる負担が生じることはない。
【0050】 本発明の対象をここでは独立の装置として議論してきたが、新設の衛生設備に
容易にこれを内蔵することができ、そうすればとくに公共のトイレットで、粗暴
行為による損傷の恐れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 男性用小便器における本発明の適用例の概略図である。
【図2】 一般便器における適用例の概略図である。
【図3】 洗浄液および/または脱臭液を混入する方法を実施する装置を示す図である。
【図4】 洗浄液および/または脱臭液を混入するために開発され、混合区間に取り付け
られたエジェクターを示す図である。
【図5】 洗浄動作における典型的な信号変動を、ある1つの液柱で測定した結果を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄、殺菌および/または脱臭を行う液を、衛生設備とくに
    男性用小便器または水洗一般便器に流入させ、その際、水圧が減じられたときに
    、流入する洗浄水に液を混入する方法であって、個々の洗浄動作が洗浄水圧力の
    モニタリングによって検知されることと、最小限の量の液が、最後の時間間隔に
    おいてのみ洗浄水に添加され、衛生設備の清潔に保たれるべき領域に対する混入
    された液のできるだけ完全な塗布を、できるだけ薄い希釈液によって得るように
    行うこととを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 衛生設備の上流側の混合区間で、液が洗浄水に混合されおよ
    び/または組合されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 流入する洗浄水に、液が過圧により添加されることを特徴と
    する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 洗浄水自体が液を吸引することを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 洗浄水が短い時間周期で繰り返し便器に流入するときは、1
    回おきまたは周期的に、そして洗浄水が比較的長い時間周期で流入するときは、
    個々の洗浄動作ごとに、液を添加することを特徴とする、請求項1に記載の方法
  6. 【請求項6】 洗浄水の供給管と、液の貯蔵容器と、該供給管および貯蔵容
    器に接続された導管を持つ、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実施
    する装置であって、供給管(1)に細管(5)が接続されており、該細管は、圧
    力センサー(6)を備え、圧力センサー(6)は全洗浄時間(Δt1)を検知し
    、該全洗浄時間は電子制御装置(30)に記憶され、測定された圧力低下で設定
    された最後の時間間隔(Δt2)において、後続のおよび/またはその後の洗浄
    動作の場合は、事前に選択された分配間隔(Δt3)において、電子制御装置が
    、貯蔵容器に接続されたポンプ(40)および/または遮断弁(18)を作動し
    、ポンプおよび/または遮断弁が、液(3)を搬送する、または洗浄水に流入さ
    せることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 圧力センサー(6)が液(3)の中間容器(20)に設けら
    れており、中間容器(20)の液レベル(N2)より上には、該液レベル(N2
    )と平行に取りつけられたダイヤフラム(7)が配置されていることを特徴とす
    る、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 供給管(1)にはエジェクター(16、16´)が設けられ
    、該エジェクターはポンプ(40)と連結され、あるいはエジェクターの上流側
    に遮断弁(18)が接続されていることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 エジェクター(16´)および/または挿入物(11)が、
    ベンチュリの原理に従って形成されており、貯蔵容器(2)から液を吸引するこ
    とを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  10. 【請求項10】 エジェクター(16、16´)が洗浄水タンク(50)の
    中で、同軸の内側の導管として、フロートの案内管または洗浄水の供給管(1)
    を通って、および/または洗浄水タンク(50)の排出口を通って導かれている
    ことを特徴とする、請求項8に記載の装置。
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