JP2003348697A - アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体 - Google Patents

アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体

Info

Publication number
JP2003348697A
JP2003348697A JP2002152096A JP2002152096A JP2003348697A JP 2003348697 A JP2003348697 A JP 2003348697A JP 2002152096 A JP2002152096 A JP 2002152096A JP 2002152096 A JP2002152096 A JP 2002152096A JP 2003348697 A JP2003348697 A JP 2003348697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stereo
recording medium
alpha wave
inducing
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002152096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Shiga
一雅 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARTIST BUREAU KK
Original Assignee
ARTIST BUREAU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ARTIST BUREAU KK filed Critical ARTIST BUREAU KK
Priority to JP2002152096A priority Critical patent/JP2003348697A/ja
Publication of JP2003348697A publication Critical patent/JP2003348697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステレオ信号の受信に際して、特別な装置を
必要とせず、不特定多数の聴取者に対しても有効なアル
ファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体を
提供する。 【解決手段】 ステレオ信号の双方に、周波数4〜13
Hzまでの正弦波を、互いに逆位相となるよう振幅変調
させて得たステレオ音響を直接、又はこれを記録した記
憶媒体を再生して得られるステレオ音響を、有線又は無
線で送信し、異なる空間において、ステレオ音響信号を
再生・聴取させることによって、心身をリラックスさ
せ、アルファ波を増強させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音響装置によっ
てステレオ信号を聴取させることによって、心身をリラ
ックスさせると言われるアルファ波を、脳内に誘発させ
ることのできるアルファ波の誘発法およびアルファ波の
誘発法用記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】心身が安静で、かつ覚醒状態にある場
合、人の脳波が8〜13Hzの正弦波が連続的に出現し、
集中力が向上し、創作活動や学習意欲が湧くことが知ら
れていつとともに、前記のような8〜13Hzの正弦波
を連続的に聴取させることによって、心身をリラックス
させることも知られている。
【0003】そのため、頭部を音響的に刺激し、脳波の
周波数を低下させ、もってアルファ波を積極的に出現さ
せる音響装置、脳波周波数低下誘導装置など多くの提案
がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来公
知の音響装置、脳波周波数低下誘導装置などは、装置自
体の構造がきわめて複雑で、信号の受信に際しては、音
源とは別個に特別な装置を必要とし、場合によっては、
聴取者自身のアルファ波の固有周波数を必須の条件し、
あるいは聴取者がオーディオ再生装置の所有者にのみ限
定されるなど使用上解決すべき多くの課題を有してい
る。
【0005】この発明はかかる現状に鑑み、ステレオ信
号の受信に際して、特別な装置を必要とせず、不特定多
数の聴取者に対しても有効なアルファ波の誘発法および
アルファ波の誘発法用記録媒体を提供せんとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の発明は、ステレオ信号
の双方に、周波数4〜13Hzまでの正弦波を互いに逆
位相となるよう振幅変調させて得たステレオ音響を、有
線または無線で送信し、異なる空間において、ステレオ
音響信号を再生・聴取させることによって、心身をリラ
ックスさせ、アルファ波を増強させることを特徴とする
アルファ波の誘発法。
【0007】また、この発明の請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載のアルファ波の誘発法において、前
記ステレオ音響は、ステレオ音楽、ナレーション、自然
音であることを特徴とするものである。
【0008】また、この発明の請求項3に記載の発明
は、ステレオ信号の双方に、周波数4〜13Hzまでの
正弦波を互いに逆位相となるよう振幅変調させて得たス
テレオ音響を、記憶媒体に記録させ、時間と空間の異な
る場所において再生することによって、心身をリラック
スさせ、アルファ波を増強させることを特徴とするアル
ファ波の誘発法用記録媒体である。
【0009】また、この発明の請求項4に記載の発明
は、請求項3に記載のアルファ波の誘発法用記録媒体に
おいて、前記記録媒体は、映像とステレオ音声信号が同
時に記録されたディスク、ステレオ音声信号のみが記録
されたディスク、コンパクトディスクもしくは磁気記録
テープであることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるアルファ
波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体の好ま
しい実施の形態を説明する。
【0011】図1は、この発明で使用するステレオ音響
を生成するための変調装置の実施例を示すもので、ステ
レオ音楽、自然音あるいはナレーションなどステレオ信
号に可変な音源を対象とし、ステレオ音響信号1を生成
し、得たステレオ音響信号1を振幅変調器2において、
一方のチャンネルRに、信号発生器3において生成した
周波数4〜13Hzの正弦波を、重畳させて変調させて
変調波を生成させるとともに、前記周波数4〜13Hz
の正弦波を、インバータなどの位相反転器4によって逆
位相信号とし、振幅変調器2によって、他方のチャンネ
ルLに重畳させて変調させて変調波を生成させてステレ
オ音響信号とし、このステレオ音響信号を記録媒体に録
音し、記録媒体を、ステレオ音響再生装置5を使用して
再生して聴取するか、あるいは前記ステレオ音響信号
を、直接無線または有線で異なる空間においてステレオ
音響再生装置5で再生・聴取させことによって、聴取者
をリラックスさせ、かつ効果的にアルファ波を生成、増
強させることができる。
【0012】その際、使用する正弦波は、個人差によっ
て多少の相違があるものの、4〜13Hzの周波数、よ
り好ましくは8〜10Hzとし、たとえば、一方のチャ
ンネルRの振幅が10Hzに変調されていれば、他方の
チャンネルLは、周波数が10Hzであっても、逆位相
となるよう変調されているため、ステレオ音響再生装置
5を介して聴取される音は、変調信号が互いに180度
ずれて聴取される。
【0013】この状態は、自然界において、音源が前方
で左右に大きく振動しているのと同じ状態となり、その
結果、聴取者は、緊張状態が解けてリラックス状態に入
ることができ、同時に脳波にアルファ波が誘発されて増
加し、集中力が向上し、創作活動や学習意欲が湧くよう
になる。
【0014】前記の記録媒体としては、カセットテープ
などの磁気記録体、コンパクトディスク(CD)、映像
とともにステレオ信号を記録することのできるデジタル
ビデオディスク(DVD)、ステレオ信号のみを記録す
ることのできるDVDオーディオなどを挙げることがで
きる。
【0015】また、ステレオ音響再生装置としては、ス
テレオラジオ、ステレオテープレコーダー、ステレオヘ
ッドホン、コンパクトディスクプレーヤー、DVDプレ
ーヤー、CDプレーヤーなどを使用するものである。
【0016】
【発明の効果】この発明にかかるアルファ波の誘発法
は、ステレオ信号の双方に、周波数4〜13Hzまでの
正弦波を互いに逆位相となるよう振幅変調させて得たス
テレオ音響を、有線または無線で送信し、異なる空間に
おいて、ステレオ音響信号を再生・聴取させるものであ
るため、聴取者が自ら特別な再生装置を必要とせず、広
く普及しているステレオ信号を再生することのできる装
置によって、放音される音響を自然な形で聴取すれば、
互いに逆位相となるよう振幅変調させて得たステレオ音
響が自然と音像移動作用を発揮し、聴取者心身をリラッ
クスさせ、アルファ波を増強させることができる。
【0017】また、この発明のアルファ波の誘発法用記
録媒体は、ステレオ信号の双方に、周波数4〜13Hz
までの正弦波を互いに逆位相となるよう振幅変調させて
得たステレオ音響が記録されているので、これを時間と
空間の異なる場所において再生することによって、聴取
者が自ら特別な再生装置を必要とせず、広く普及してい
るステレオ信号を再生することのできる装置によって、
放音される音響を自然な形で聴取すれば、互いに逆位相
となるよう振幅変調させて得たステレオ音響が自然と音
像移動作用を発揮し、聴取者心身をリラックスさせ、ア
ルファ波を増強させることができる。
【0018】特に、この発明は、いずれの場合において
も、従来のように、聴取者が自ら特別な装置を保有して
いなくとも、ステレオ音響再生装置のみを有していれ
ば、当該ステレオ音響再生装置から流れるステレオ音響
を聴取することによって、流れ出たステレオ音響によっ
て音源の左右移動を認識し、あたかも森や河川などの自
然界に身を置いているがごとき状態となって、心身をリ
ラックスさせ、アルファ波を増強させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で使用するステレオ音響を生成するた
めの変調装置の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ステレオ音響信号 2 振幅変調器 3 信号発生器 4 位相反転器 5 ステレオ音響再生装置
フロントページの続き (72)発明者 志賀 一雅 川崎市麻生区王禅寺東4丁目9−11 Fターム(参考) 5D062 AA01 AA03 AA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステレオ信号の双方に、周波数4〜13H
    zまでの正弦波を互いに逆位相となるよう振幅変調させ
    て得たステレオ音響を、有線または無線で送信し、異な
    る空間において、ステレオ音響信号を再生・聴取させる
    ことによって、心身をリラックスさせ、アルファ波を増
    強させることを特徴とするアルファ波の誘発法。
  2. 【請求項2】前記ステレオ音響は、 ステレオ音楽、ナレーション、自然音であることを特徴
    とする請求項1に記載のアルファ波の誘発法。
  3. 【請求項3】ステレオ信号の双方に、周波数4〜13H
    zまでの正弦波を互いに逆位相となるよう振幅変調させ
    て得たステレオ音響を、記憶媒体に記録させ、時間と空
    間の異なる場所において再生することによって、心身を
    リラックスさせ、アルファ波を増強させることを特徴と
    するアルファ波の誘発法用記録媒体。
  4. 【請求項4】前記記録媒体は、映像とステレオ音声信号
    が同時に記録されたディスク、ステレオ音声信号のみが
    記録されたディスク、コンパクトディスクもしくは磁気
    記録テープであることを特徴とする請求項3に記載のア
    ルファ波の誘発法用記録媒体。
JP2002152096A 2002-05-27 2002-05-27 アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体 Pending JP2003348697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002152096A JP2003348697A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002152096A JP2003348697A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003348697A true JP2003348697A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29769506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002152096A Pending JP2003348697A (ja) 2002-05-27 2002-05-27 アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003348697A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7290501B2 (en) * 2003-12-08 2007-11-06 Republic Of Korea (Management Government Office: Rural Development Administration) System and method for relaxing laying hen
KR102140200B1 (ko) * 2019-04-16 2020-07-31 김종석 알파파 파동 공명 칩 및 그 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7290501B2 (en) * 2003-12-08 2007-11-06 Republic Of Korea (Management Government Office: Rural Development Administration) System and method for relaxing laying hen
KR102140200B1 (ko) * 2019-04-16 2020-07-31 김종석 알파파 파동 공명 칩 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5638343A (en) Method and apparatus for re-recording multi-track sound recordings for dual-channel playbacK
ATE276636T1 (de) Verfahren zur wiedergabe von audioschall mit ultraschall-lautsprechern
JPH08508150A (ja) ステレオ音響再生方法および装置
US20090136051A1 (en) System and method for modulating audio effects of speakers in a sound system
US20060083218A1 (en) Information transmission method and device, information recording or reproduction method and device, and recording medium
JPH0823600A (ja) 音空間効果方法および装置
JP2751315B2 (ja) 記録及び再生方法及び装置
JPS62145504A (ja) 音場拡大装置
Elen Ambisonics: The surround alternative
JP2003348697A (ja) アルファ波の誘発法およびアルファ波の誘発法用記録媒体
ES2212999T3 (es) Sistema de proteccion contra el copiado en grabadores de cinta magnetica.
JP2750502B2 (ja) リラックス集中誘導装置、録音装置、録音媒体及び放送装置
JPS6218185A (ja) ヘリカルスキヤン方式磁気記録再生装置
JPH09271094A (ja) ヘッドフォン及びプラグアダプタ
JPH0334165A (ja) マルチトラックオーディオ装置
JP4433954B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JPH0313910Y2 (ja)
JP3295052B2 (ja) コピー防止効果を持つ音楽データを作成するマスタ音楽データ作成装置及びその方法
JPH1125589A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63173269A (ja) カラオケ機器
KR940012247A (ko) 음성신호의 선택적 기록/재생 시스템
JPH08106717A (ja) 歌唱用録音方法および歌唱用録音済記録媒体ならびに歌唱用録音再生装置
JP2000224687A (ja) 信号送波装置及び記録媒体
RU2002125648A (ru) Способ обучения и носитель звукозаписи для осуществления этого способа
JPH11234789A (ja) 複数の音響発生機の音響を混合して聴く装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060411