JPH08508150A - ステレオ音響再生方法および装置 - Google Patents

ステレオ音響再生方法および装置

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JPH08508150A JP6524762A JP52476294A JPH08508150A JP H08508150 A JPH08508150 A JP H08508150A JP 6524762 A JP6524762 A JP 6524762A JP 52476294 A JP52476294 A JP 52476294A JP H08508150 A JPH08508150 A JP H08508150A
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Abstract

(57)【要約】 ステレオ再生方法及び装置は従来の左右ステレオ信号を使用して点音源変換器を相補態様で駆動する。生じる干渉音パターンは聴取者の脳により解釈され聴取者をして対称平面の領域だけでなく、変換器を取り巻く広い範囲でステレオを聞く体験をさせる。点音源変換器は決定可能な最大距離よりも小さい間隔で位置した複数個の変換器によりシミュレーションできる。従来のステレオ信号を音の再生に採用できるが、それぞれの極応答パターンのフィールドの最高点が相互に実質的に180゜で対面するように一対のマイクロホンを配置して音を記録することにより、信号を発生させ再生を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】 ステレオ音響再生方法および装置 発明の分野 技術分野 本発明はステレオ音響の再生に関するものであり、特にステレオ効果をして原 音源の音響をより正確に表現させ、並びに聴取者がその中で真のステレオ音響を 体験できる領域を拡大する、改良された方法及び装置に向けられている。 背景技術 本発明、並びに本発明と周知のシステムとの相違点をより良く理解できるよう に、周知の各種音響再生技術を先ず簡単に以下のとおり説明する: バイノーラル音−この再生技術に於て、音は人の頭部の耳の位置をシミュレー ションするように位置決めされた二つのマイクロホンにより録音され、これによ り複数の信号が得られる。バイノーラル効果を保つために、音響再生中に、聴取 者が録音用マイクロホンと同じ距離だけ離間した一対のイヤホンを着用しなけれ ばならない。イヤホンにより得られる音の振幅と位相は両方とも録音用マイクロ ホンにより受け取られた音と一致する。この技術は閉回路システムを必要とし且 つ聴取者がイヤホンを着用しなければならないという不利点がある。 モノーラル音−この音響再生技術も閉回路技術であり、この技術は一つの録音 チャンネルしか使用しないことを除いてはバイノーラル技術と同様である。この 技術は従来の電話方式により例示される。 モノフォニック音−モノーラル音の場合と同様に、この技術には一つの音響チ ャンネルのみが設けられる。しかしながら、このシステムは密閉系ではなく、再 生装置は一つ又はそれ以上のスピーカの形態であり、スピーカの各々は信号に対 応する音響を単一のチャンネルで放出するよう駆動される。 ステレオフォニック音−この技術は二つ(又はそれ以上)のチャンネルを使用 し、二つ(又はそれ以上)の離間した場所でマイクロホンにより直接受け取られ た音響に対応する。最適ステレオ録音配列は”0RTF”マイキング(miking)、コ インシデンス(coincidence)マイキング、ニアー(near)コインシデンスマイ キング、離間(spaced)マイキング、”SASS”マイキング及び”アンビホニック (AMBIPH0NIC)”マイキングとして知られる。 これらの技術を用いて録音することにより、十分な差異及び相補情報を保持し ながら、我々の音の聞こえ方に一層近い様式で録音された音を”捕らえる”こと ができる。 録音産業に於ける他の傾向は、マルチ(モノ)マイキング及びマルチ(モノ) トラック録音工程として知られたものの場合、ツートラック録音ユニットを送る のに使用されるミキサ上の”パノラマ・ポジショナ(panoramic positio ners)”を使用することにより、人為的に異なる楽器の音及びサンプル音の”位 置を発見する”ことである。録音産業はこれをステレオ技術と呼んでいるが、実 際にはマルチトラック指向されたモノ録音として区別されるべきである。 最適再生のために、信号はそれぞれの録音用マイクロホンの検出アレーの場所 に理想的に対応する離間した幾何学的位置に配置された個別のスピーカを駆動さ せる。この技術、並びにモノ音響技術に於て、録音及び再生位置の両方の音響効 果は使用者が聞く音に影響し、結果として、たとえ理想的には同じになるべきだ としても聞こえる音は録音された音源からの原音と同じものではない。典型的に は、録音がなされた環境で聞こえる音の約90%は反射音である。 これらの反射に起因して、直接音楽波(約10%)により楽器(例えば、フル ート、バイオリン、打楽器)の音の起源の位置判定が正確に得られ、一方で反射 音(約90%)によりホールの雰囲気、サウンドステージの奥行き感覚及び豊か な音楽体験が得られる。録音がなされた環境の中にいる聴取者が音楽の情緒的体 験をするのは、これらの音楽情報の反射の複雑な組合せに起因する。このことは 聴取者が自分の回りの環境を知覚できるということである。 高忠実度の目標は、コンサート(ジャズ、クラシック、ブルースなど、音楽の 形式にかかわらない)に出席しているという音楽的体験を再生することだという ことを想起されたい。これを達成するための唯一の方法は、全ての可能 な音響情報を音響再生システムを介して、及び、結果として最も適切に優れた録 音工程及び技術を介して、我々の耳という道具により脳に与えることである。 再生されるべき録音は再生される全ての情報を”捕らえる”ことができ、且つ 音響再生システムは中立で、まるで現実の如く動的で且つ適切な過渡性(スピー カを含む)を与えることができればできるほど、空間位置判定、即ちサウンドス テージの奥行きと幅、そしてその高ささえも判定するのに肝要な基本情報をより 良く与えることができる。(我々の耳/脳の組合せにより、音が上又は下から及 びどの高さから発するものかを指し示すことが実際可能である。しかしながら、 この課題に就いてこの点で話を進めることはほとんど無意味である、その理由は これは聴取者をして更に、高い水準で音の位置を発見して聞くために必要とされ る情報を知覚させる本発明の能力には関連がないからである。) この重大な情報の和により得られる効果は正確には何であろうか?目を閉じる ことにより、リラックスして注意深くなった聴取者は録音の場所へ”運ばれる” 自分自身を見るはずである。 問題は両方のスピーカが相補態様とは言えない態様で、ある相補情報を送る( 理想的にはすぐれた中立性と特質を持って)ということである。 空間コヒーレンスと実際的な音楽体験を再生するために、各スピーカから送ら れた情報は、少なくとも聴取者の観点 から、相互連関するものでなければならない。 従来のステレオシステムの一つの形式は二つの位置に設定された同一のスピー カを使用し、これらのスピーカは信号を記録するのに使用されたマイクロホンの 位置におけるのと同じである二つのスピーカの間の対称平面に沿う位相と音圧と を与えるように駆動される。対称平面は二つのスピーカを結合する線と垂直な中 央平面である。かかるシステムに於て、使用者が対称平面に位置しないとき、聴 取者が二つのスピーカから等距離の位置にいないため基本的な情報が位相ずれに なり、それによりステレオ効果がなくなる。 現行の傾向の基本的な欠点は、音の及び(高調波領域にある)重要な微少情報 が変化することであるが、これは聴取者の耳に到達する前に壁、天井、家具及び 他の物体にこれらが反射するためである。また、これらのスピーカは相互に位相 のずれた基本情報を送るが、その理由は聴取者がスピーカと実際には等距離には なく、また聴取者の回りのあらゆる素子に音情報が反射するからである。 結果的に美しい音になるかもしれないが、依然として、あたかも録音現場に居 るかのように聴取者により知覚される音楽的体験は、残念ながら、どうしても再 生することはできない。故に高忠実度の目標は未だ達成されない。 好適な類推は以下のとおりである。即ち、色がうまく歪み且つ過飽和及び/又 は不飽和になり(観察の見地及び広い色スペクトルのサンプル部分に依存して) 、像が焦点か らかなりはずれ且つ釣合を失う。 ここで、我々の組み合わされた二つの耳の立体音的知覚のおかげで、人間の耳 は受け取る音の原点の位置を見つけるということを我々は理解しなければならな い。点”x”(第1A図参照)から発生した音は聴取者”y”の二つの耳により 同時に知覚される。点”x”が聴取者の正面に位置する場合、音は両方の耳に同 時に到達するので、脳は右耳と左耳との間で時間的な知覚差異を示さない。この ため、脳は音が前方からきたものと理解する。後ろからくる音に対しては、脳が 気づくことができる知覚差異が存在する。この差異は大部分、鼓膜に送りこまれ る前に音を複雑な態様で反射する耳の形状に起因している。他方もし点”x”が ”y”に関して時計の針の2時の半径範囲に位置するならば(第1B図参照)、 左耳に当たる音は右耳の知覚する音と比較して僅かに遅れて到達する。これは音 が毎秒約345メートルの速度で伝わるという事実に起因する。この遅れはほん の2、3ミリ秒である。しかし、これは脳が差異を気づくのには十分であり、素 早く自動的に潜在意識で計算された後、音がどこからきたかを判定することがで きる。これは全て左右の耳により知覚された音の到達時間の相対的な差異のおか げでなされ気づかされることである。 (我々の音空間知覚能力に含まれる他のファクタがある。それらは”ピッチ” (”ドップラ効果”領域)及び”音色”領域、並びに振幅領域に関する。) 従来のステレオシステムに於て、左右の再生用スピーカ はそれぞれ左右の録音用スピーカにより録音された音波と相対的に同じ位相の音 波を生じるように駆動され、対称平面で生じた音が録音された音を再現するもの になる。原信号の位相に関して軸線から位相をずらして再生用スピーカに信号を 付与することにより、原音は十分にシミュレーションされず、故に結果として、 再生位置に於て反射がないと仮定しても録音された音は忠実には再生されない。 この形式の従来システムの例は第1図に示され、左右のスピーカ10、11は 音を元来録音するために使用されるマイクロホン間の距離を好ましくは表す距離 だけ離間される。スピーカ10、11は主要軸線が互いに平行になるように配向 され、従来のステレオ増幅器12の左右の出力信号により駆動される。この図の 線13はスピーカのコーンの先端間に直接延びる線と垂直であり且つこの線の中 心で交差し、それにより線13は二つのスピーカの対称平面をシミュレーション する。線13の全ての点が二つのスピーカから同距離にあるので、その点での二 つのスピーカからの直接音の時間関係は、音を元来録音するために使用されるマ イクロホンにより受け取られたものとして音の時間(並びに振幅)関係をシミュ レーションする。しかしながら、この時間関係は線13から変位した点で失われ 、線13からの距離が増すにつれてこの関係からの隔たりが大きくなる。微少情 報なる語には実際には”スイートスポット”(sweet spots)が存在しないとい うことは繰り返して述べておく。これは、現在容認されているステレオ再生/知 覚 その他の妥協的な考えの主な欠点であると解釈できる。この形式のシステムに於 て、スピーカの軸線は代わりに等しい鋭角で線1、3に指向されても良いが、か かる配向は一般に上述の音の間の時間関係に影響しない。 従来、スピーカは録音用マイクロホンの幾何学的配置をシミュレーションしな い場所に位置している。例えば、米国特許第4,673,057号により開示されるシス テムは、スピーカ組立体を多面体の各面に配置し、それぞれの面に垂直な方向に 音を放射し、多面体の赤道面の一方の側のスピーカを右のステレオ信号により駆 動し、赤道面の他方の側の全スピーカを左のステレオ信号により駆動する。かか る多数のスピーカにより生じる音のパターンは非常に複雑で多面体の物理的寸法 に起因して、多面体の両側から出る音が複数個の離間した源からの音をシミュレ ーションする。故に、スピーカにより発生する音の位相及びタイミングは録音用 マイクロホンにより受け取られた音と全く異なる。 本発明の一実施例に於て、音響再生システムが提供され、これは、”背中合わ せ”で装着している一対の同一スピーカを採用する。かかるスピーカの物理的配 置は例えば、米国特許第4,268,719号及び第4,585,090号に於て、モノフォニック システムのみに対して開示されている。米国特許第4,016,953号は、モノフォニ ック信号に対してプッシュプル効果が得られるように、互いに指向され、且つ反 対の極性の同一信号により駆動される一対のスピーカを採用するシステムを開示 している。 発明の開示 本発明はステレオ音響の再生方法及び装置を提供することに向けられる。本発 明では、 1.ステレオ効果は一対のスピーカの対称平面に制限されず、聴取者の位置と は実質的に無関係の領域でもはっきり現れる。 2.音響再生室の音響効果は、聴取者により聞かれた音は録音された音を正確 に表すことができるように、簡単な態様で相殺できる。 しかして本発明は単一スピーカ伝達システムとして具体化された位相コヒーレ ント音響伝達方法及び装置に向けられる。この単一相補伝達システムは、リスニ ングルーム(listening room)内の位置にかかわらず聴取者が4Dの真に迫った 態様で音楽を知覚するために、位相コヒーレント及び時間整合態様で左右のチャ ンネル相補音楽情報を伝達できる。 本発明に就いて、(適当なサウンドステージを再構成するために聴取者により 時間整合態様で知覚される必要がある)左右相補音響情報は、同一の点音源から 、そのようにするのに必要とされる一つのそしてただ一つのスピーカ組立体から 伝達される。このことは、左右の音楽信号は実際上平行で時間整合態様で聴取者 に伝わるということを意味する。このことは聴取者が自分が望むときには何時で もリスニングルームで(4D発生フィールド帯域を例外として)、 着座、起立できノーマルなスピーカ配列の場合よりもずっと正確に全サウンドス テージを知覚できる。 このシステムの基本的な長所は、そのとき必要なスピーカの一つが聴取者に対 して消えたようである一方、音楽が元来録音された場所にまさに居合わせている という音楽体験を残すことである。音楽は、”ライブ”に、即ち、明確により自 然な音楽を聞いている時の体験として現れ、感じられる。 簡単に述べると、本発明により、音響システムは点音源伝達システムを含む。 左右相補モノフォニック信号の如き第1及び第2相補モノフォニック信号は、相 補態様で変換器に付与され、結果として二つの相補信号により発生した音の時間 整合及び位相コヒーレンスが生じる。放射音は干渉パターンを生じる。聴取者の 脳は、かかる音パターンに聴取者が変換器を包囲する領域、即ち周知のシステム のように対称平面の近傍の領域だけではない領域に於てステレオ聴取を体験する 様な態様で応答する。 変換器は背中合わせに装着された一対のスピーカから形成でき、相補態様で二 つの異なるモノ信号を個別に受け取る。伝達システムがこの場合のように二つ以 上の電磁型変換器から形成されるとき、二つの相補相互作用変換器の有効放射点 の間の間隔は臨界値を越えないようにしなければならない。変換器がコーン型の 場合、有効放出点は変換器コーンの頂点(通常は”スパイダ”サスペンションの 近く)であると考えられる。 本発明はまたステレオ信号発生用の改良されたマイクロホンシステムを提供す ることにも向けられる。改良型マイクロホンシステムは、それぞれの極応答パタ ーンのフィールドの最高点が互いに実質的に180°で対面するように装着され た一対のマイクロホン変換器を含む。マイクロホンは単一の点で効果的に配置さ れる。即ち、それらは物理的に又はシミュレーションにより離間され、それらの 間隔は変換器の周波数範囲の波長に相当するものよりも(理想的には)大きくな い。 本発明の更なる実施例に於て、音放射変換器は効果的には点音源放射器である ので、放出器が配置される部屋のアコースティックトレースシグネチャー(acou stic trace signature)を相殺するために音響相殺システムを提供することは容 易である。更に、見かけの音源を”動かす”ために、相補変換器に付与される信 号の位相、振幅及び/又はタイミングを変えてもよい。 図面の簡単な説明 本発明をより明確に理解されるようにするために、これを添付図面に関して詳 述する。 第1図は従来のステレオ再生システムを示す簡略化した概図である; 第1A図と第1B図は従来のステレオ再生システムにおける二つの異なる場所 で聴取者が音を受け取るのを示す; 第2図は本発明による理想的なシステムの簡略化した概 図である; 第3図は本発明による4Dシステムにおける聴取者の場所からの独立性を示す スケッチ; 第4図は本発明による2つの相補の変換器からなるシステムを示す; 第5図は本発明による2つの相補の変換器からなるシステムの時間的整合を示 す; 第6図は本発明による2つの相補の変換器からなるシステムの臨界寸法を示す ; 第7図は一対のツイータを採用した本発明による多重相補変換器の臨界寸法を 示す; 第8図と第9図は本発明による一つの相補変換構成を示すそれぞれ正面図と側 面図である; 第10図と第11図は本発明による今一つの相補変換構成を示すそれぞれ正面 図と側面図である; 第12図と第13図は本発明による更に今一つの相補変換構成を示すそれぞれ 正面図と側面図である; 第14図は本発明による相補変換器の更なる構成の斜面図である; 第15図と第16図は本発明による相補マイクロホン変換器の一実施例のそれ ぞれ正面図と側面図である; 第17図と第18図は本発明による相補マイクロホン変換器の今一つの実施例 のそれぞれ正面図と側面図である; 第19図と第20図は本発明による相補マイクロホン変換器の更に今一つの実 施例のそれぞれ正面図と側面図であ る; 第21図は本発明による音響相殺システムのブロック図である。 発明を実施する態様 下記の開示に於て、”4D”なる語は本発明に関して採用されているが、その理 由は本発明は制御された4次元のオーディオ時間的空間的整合領域での操作を達 成するために、幅、高さ、深さ、時間の四つの領域で音の再生の絶対的一体性を 維持するという原理に基づくからである。 本発明の一態様によれば、ステレオ再生システムが提供され、従来の”左”と ”右”のステレオ信号を採用して”点音源変換器”における音の発生をシミュレ ーションする態様で音を再生し、この際左と右の信号から生じる音の発生が相補 的であるようにしている。ここに用いた”相補”なる語は、二つの信号が相補変 換器を駆動して実質的に変換器からの全ての伝達方向に於ける、二つの信号の音 の共通成分を強化し、これにより二つの信号から生じる音の異なる位相成分を同 期させる状態をいう。 第2図は本発明による理想的なシステムを簡略化して示す。この構成では、” 点音源変換器”20は増幅器12からの左と右のステレオ信号により相補態様で 駆動される。変換器20を包囲する空間の全ての点は左と右の音信号が発生する 点から等距離にあることは明かである。 第2図に示す型式のシステムにおいて、二つの信号によ り発生する音は、結果として干渉パターンを生じ、両チャンネルの相補情報の時 間コヒーレンスと二つの信号のコヒーレンスとから生じる音ホログラムを作るこ とが判明している。驚くべきことには、二つの信号のこの情報は平行に時間整合 状態で音源20囲む各位置に伝達され、例えば変換器20から各種の距離および 方向の、第3図に於ける聴取者24へ効果的に伝達され、聴取者の精神作用によ り時間、位相情報が引き出され信号のステレオ効果を十分に体験することが判明 している。再生スペースの音響効果を無視すると、本発明のシステムは聴取者に よるイヤホンの使用を要求するという不利点なしにバイノーラルサウンドを聴覚 的にシミュレートするが、その理由は、生じる4D再生サウンド・ステージ・コ ヒーレンス効果は変換器の音場における聴取者の位置と無関係だからである。 上述の如く、本発明によるシステムと方法の二つの最も重要な規準は、変換構 成が両信号に対応する音を出す点音源を可及的にシミュレーションすること、及 び相補変換器が二つの相補チャンネルの信号により相補態様で駆動されることで ある。ステレオ増幅器、並びにステレオ信号自体は従来のものでよい。 本発明の一実施例によれば点音源伝達システムは第4図に示す如く可及的に近 づけて背中合わせで装着した一対の同じスピーカ30、31から構成できる。上 述の如く、スピーカはステレオ増幅器12から相補態様で、即ち二つの信号から の音の共通成分が組合せ音パターンで互いに強化 するように、駆動される。スピーカからの有効音パターンは第5図に示され、等 しい直径の円30´、31´はこれら二つのスピーカのコーンの頂点に中心があ る。二つの円の間の小さい距離は二つのスピーカからそれぞれの場所への到着の 時間差を示す。スピーカの対称平面に隣接した小さい円弧領域34はスピーカを 可及的に近づけて装着することにより最小にできるクロストーク帯域を表す。 第6図は上記型式の二つのスピーカシステムを示し、寸法Aは二つのスピーカ のコーンの頂点間の距離、即ち二つのスピーカの点音源間の有効距離を表す。こ のスピーカシステムでは、スピーカは各々増幅器により信号出力の全周波数範囲 を再生するように相互に接続される。本発明による音の効果的なステレオ再生の ために、距離Aはそれぞれのスピーカにより再生されるべき最高周波数の等価波 長を越えてはならないことが判明している。このようにスピーカ組立体は点音源 を含む。この距離よりも大きい場合は、聴取者の体験する4D再生サウンド・ス テージ・コヒーレンス効果が著しく減少する。この周波数制限は従来のスピーカ で約9.5キロヘルツであると予想される。 上記二つのスピーカの構成では、スピーカは共通軸線を有し相互に離れる方向 に同軸線に沿って音を出すが、もし上記周波数制限を維持すれば、スピーカは音 を互いに向かって出すよう構成できる。尚、二つのスピーカの軸線は互いに角度 、例えば45°、で配置できるが、この場合もやはり上記周波数制限が維持され なければならない。スピーカ の軸線間の角度関係は、後で述べる如く、リスニングルームのアコースティック トレースシグネチャーの相殺を容易ならしめる。 あるスピーカシステムでは、低レンジスピーカ30、31に加えて、第7図に 示す如くツイータ36、37も設けられる。この型式のシステムでは、ツイータ の有効音源間の距離Bは低レンジスピーカの距離Aよりも小さいから、距離Bは 再生されるべき最高周波数の等価波長を越えないものである。従来のツイータの 伝統的設計により課せられる周波数制限(4D領域における)は(利用される実 際のツイータ変換器に応じて)約12キロヘルツ(数キロヘルツの増減あり)で ある。本発明の利点を得るために、両相補ツイータ変換器の点音源間のギャップ が狭ければ狭い程、結果が良い。このことは本発明の上方周波数制限の減少にも 適用される。 二つのスピーカを採用して単一点音源変換器をシミュレーションするとき、本 発明による更なる条件が存在する。即ち、二つのスピーカの”点音源”はスピー カの周波数領域に相当する物理的距離内にあるようにマッチングさせなければな らないということである。しかして、もしスピーカが約1.3インチの波長で約 10キロヘルツまでの音を発生するように設計されるならば、スピーカのコーン の頂点の間の距離は約1.3インチを越えてはならない。 本発明は、上述のように、点音源伝達システムを設けるに際し二つまたはそれ 以上の相補変換器を使用することに 限定されるものでなく、この目的で他の装置及び構成を代わりに採用できる。し かし、聴取中に4D再生サウンド・ステージ・コヒーレンス効果を聴取者に体験 させるように聴取者の脳が解釈できる相補干渉パターンを発生するためには、伝 達システムは上記制限内で相補点音源伝達をシミュレーションすることが必要で ある。しかして、例えば、信号処理装置をプログラムして、たとえ相補変換器を 上述したよりも大きい距離だけ離間しても、左と右のチャンネル情報の点音源を シミュレーションする位相及び/又は時間補正回路を提供できる。 本発明による4D伝達システムから出るパターンの複雑性は、生じる音の反射 の影響を大きい困難なしに電子的に相殺できないほど大きくはない。 いろいろな周波数範囲をカバーするために複数個の相補変換器が採用されると き、これらは各種構成で装着できる。例えば、第8図、第9図は低周波相補変換 器51の頂部に装着した高周波相補変換器50と、高周波ユニット50の頂部に 装着した今一つの低相補変換器52とを有するダポリト(Dappolito)装置の側 面図と正面図である。第10図と第11図は”スリーボイス”(three voice) 装置の側面図と正面図であり、高周波相補変換器60を中間周波相補変換器61 上にに装着し、この変換器61は低周波ユニット62上にに装着されている。 更なる装置では、第12図と第13図はツーボイス(two voice)装置の側面 図と正面図であり、高周波相補変換器6 5が低周波相補変換器66上に装着されている。第14図に示す如く他の装置で は、高周波相補変換器70が低周波相補変換器72に隣接して個別のスタンド7 1に装着されている。この後者の実施例は異なる相補変換器が主として異なる周 波数範囲で音を出すとき、音質に干渉することなく相補変換器の間隔に許容誤差 が許される。 上述の如く、相補変換再生システムは、たとえ従来のステレオ信号であっても 、非常に向上した高忠実度の4D特性を使用者の場所に関係なく提供するのであ るが、この成績は本発明の他の実施例に従って原信号を録音することにより更に 向上できる。4D領域において、全ての聴覚情報は時間的空間的相補態様で記録 され符号化されなければならない。4D領域に関する重要な相補情報の全てを「 捕捉」するために、軸方向に整列された一対の相補マイクロホン変換器を可及的 に近づけて配置するのが好ましいことが判明している。これらの変換器はそれぞ れの極(プロット)応答パターンのフィールドの最高点が互いに正確に180° で向き合わなければならない。 しかし、容認できる他の変換器構成もあり、その中には変換器がそれぞれの極 (プロット)応答パターンのフィールドの最高点が互いに正確に180゜で向き 合うよに位置されないものもあるが、但し変換器は以下の二つの要件に従い重要 な4D境界の範囲内にあることが保証される。 1.如何なる型式のマイクロホン変換器が使用されようとも、その左と右のチ ャンネル”点音源”が、使用される 変換器の周波数範囲の波長と等価な物理的距離内でマッチングするような態様で 配置されなければならない。 2.或は、もし4D態様の左と右のチャンネル情報の点音源のシミュレーショ ンを許すことができる”位相及び/又は時間”補正回路、処理装置又はユニット が設けられるのであれば、たとえ両チャンネルの変換器を第1条件で規定したよ りも大きい距離だけ離間させたとしても、シミュレーションは上述の如く第1要 件を満たすはずである。 第15図と第16図は本発明の相補マイクロホン変換システムの一実施例の正 面図と側面図であり、一対のマイクロホンカプセル80は分離/境界ディスク8 1の両側の中心に装着されている。分離境界ディスク81は特定のマイクロホン カプセルを用いて、システムの所要最良化により決まる寸法、形状を有する。し かしてこのディスクは、各マイクロホンがディスクの反対側から出る音を拾うの を可能な限り阻止する様な寸法、形状のものである。ディスクは好ましくは音の 反射が最小の材料から作られる。 尚、”ディスティンクションパッド”(distinction padder)82がディスク 81の各側へ取り付けられる。これらのパッダは録音忠実度を最良にするような 寸法、形状、及び反射特性のものである。例えば、これらのパッダは従来の吸音 材料から形成し、不都合な方向からの音の受取を最小ならしめる寸法、形状のも のにできる。 第17図、第18図の改変された相補マイクロホン変換装置において、PZM マイクロホン85がディスク81の 各側に設けられ、また第19図、第20図の改変されたマイクロホン変換装置に おいて、リボンマイクロホン86がディスク81の各側に設けられている。 上記の如く、相補再生音響変換器は本質的には点音源であるから、本発明は音 が録音されたときに現実に聞こえた音のより高忠実度再生を可能にするために、 リスニングルームでの音の反射を相殺できる。例えば、第21図に示す如く、相 補変換器90がリスニングルームに配置され、上述の如くステレオ信号源91の 左と右の出力信号により駆動される。尚、点音源マイクロホン92は相補変換器 90に隣接して配置されリスニングルーム全体からの音を受け取る。この受け取 られた音は信号処理装置94へ付与され、この信号処理装置はこの信号からステ レオ増幅器で発生する左と右の信号に対応する信号を引算し、相殺信号と所望の 干渉信号との干渉を回避する。この結果得られた信号は処理装置で反転されステ レオ増幅器へ出力され、相補変換器90の左側と右両へ付与される。その結果、 リスニングルームの反射などの影響が相殺される。音響相殺効果を向上するため に、即ちリスニングルームのアコースティックトレースシグネチャーを除去する ために、より精巧な装置を採用できることは勿論明かである。 本発明の更なる実施例では、聴取位置に拘らず聴取者の回りに音を”動かす” ために、ステレオ信号の相対的な位相、振幅、遅延を制御できることは明かであ る。このように、相補ステレオ信号の源はこの目的でそれぞれの信号の 位相、振幅、遅延を制御する処理装置を含むことができる。 本発明を限られた数の実施例に関して開示、説明したが、変化例や改変例が可 能であることが明らかであり、故に、本発明の真の精神及び範囲に入るこのよう な各変化例や改変例を含むことが本発明の狙いである。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年12月2日 【補正内容】 請求の範囲 1.付与される第1と第2のステレオ信号に従って第1と第2の音波を生じる 点音源変換器手段を設け、 前記点音源変換器手段は前記第1と第2の音波の第1と第2の有効点音源を有 し、 前記第1と第2の有効点音源は実質的に前記変換器手段の最高操作周波数にお ける波長まででこの波長を越えない距離だけ相互に離れて固定する手段を設け、 第1と第2のステレオ信号を前記変換器手段へ付与して前記変換器手段を作動 し前記第1と第2の異なるステレオ信号に対応する音を発射させる手段を設けて 成る音響システム。 2.前記点音源変換器手段は実質的に共通の軸線に沿って装着された第1と第 2の変換器を含み、前記第1と第2の変換器はそれぞれの裏側を互いに向き合わ せ、 信号を前記変換器手段へ付与する手段は前記第2のステレオ信号を前記第1の 変換器へ付与する手段と、前記第1のステレオ信号を前記第2の変換器へ付与す る手段とを含む第1項記載の音響システム。 3.前記第1と第2の変換器はその有効点音源を前記信号の最大周波数の有効 波長よりも小さい距離だけ離間して装着される第2項記載の音響システム。 4.前記点音源変換器手段は各々実質的に円錐形の変換器膜を有する第1と第 2の変換器を含み、 前記有効点音源は前記円錐形変換器膜の頂部域に配置さ れる第1項記載の音響システム。 5.前記点音源変換器手段は単一の軸線に沿って配置された第1項記載の音響 システム。 6.音波パターンを発生する点音源変換器手段を設け、その有効点音源を前記 点音源変換器手段の一時的整合した位相コヒーレント操作の上方周波数の波長を 越えない相互距離内に配置し、 前記点音源変換器手段を第1と第2のステレオ信号により駆動して前記点音源 変換器手段を作動させ前記第1と第2の信号に対応する、一時的に整合した位相 コヒーレントの、前記音波パターンを発生させる手段を設けた音響システム。 7.前記点音源変換器手段は共通軸線上で背中合わせに装着された第1と第2 の変換器、及び 前記第1と第2のステレオ信号を前記第1と第2の変換器へ別々に付与する手 段を含み、 前記第1と第2の変換器は各々前記有効点音源の一つを有する第6項記載の音 響システム。 8.前記点音源変換器手段は第1と第2の離間した周波数を含み、前記信号付 与手段は前記第1と第2の再生変換器手段の各々を前記相補左右ステレオ信号に より駆動する手段を含む第1項記載の音響システム。 9.第1と第2のステレオ信号に対応するステレオ音を再生する方法であって 、有効点音源電気機械変換器を前記第1ステレオ信号により駆動し第1有効点音 源を有する第 1音波パターンを発生し、前記有効点音源変換器を前記第1ステレオ信号と相補 する態様で前記第2ステレオ信号により駆動し相補操作の上方周波数での波長よ り大きくない前記第1点音源からの距離に位置する第2有効点音源を有する第2 音波パターンを生じることを含む方法。 10.変換器を第1ステレオ信号で駆動する前記ステップは、第1変換器を前 記第1ステレオ信号により駆動することを含み、変換器を第2ステレオ信号によ り駆動する前記手段は前記第1変換器と背中合わせに装着された第2変換器を駆 動する手段を含む第9項記載の方法。 11.第1と第2の軸方向に整合したマイクロホン変換器をそれぞれの極応答 パターンのフィールドの最高点が相互に実質的に180°で対面するように装着 して成るステレオ信号発生用のマイクロホンシステム。 12.前記マイクロホンは前記マイクロホン変換器の周波数範囲の波長と等価 な物理的距離を越えない距離だけ離間させた第11項記載のマイクロホンシステ ム。 13.前記第1と第2のマイクロホン変換器へ指向された音を分離するために 前記マイクロホン変換器の間に分離/境界ディスクを更に含む第12項記載のマ イクロホンシステム。 14.前記マイクロホン変換器へ付与された音のパターンを改変するために前 記ディスクの両側にディスティンクションパッド手段を更に含む第13項記載の マイクロホンシステム。 15.前記第1と第2の変換器はマイクロホンカプセルである第11項記載の マイクロホンシステム。 16.前記第1と第2の変換器はPZMマイクロホンである第11項記載のマ イクロホンシステム。 17.前記第1と第2の変換器はリボンマイクロホンである第11項記載のマ イクロホンシステム。 18.点音源音放射器、音信号を前記点源音放射器へ付与するための手段、前 記音放射器を包囲する領域から音を受け取る手段、前記受け取られた音から相殺 信号を取り出す手段、及び前記領域のアコースティックトレースシグネチャーを 相殺するために前記相殺信号を前記音放射器へ付与する手段を含む音信号を再生 する音響システム。 19.前記点源音放射器は相補変換器を含み、前記相補変換器へ信号を付与す るための前記手段は左右のステレオ信号を前記変換器へ付与するための手段を含 む第18項記載の音響システム。 20.対応する第1と第2の音波を発生するための、それぞれ前記第1と第2 のステレオ信号に応答する第1と第2の変換器手段を設け、 前記第1と第2のステレオ信号を前記第1と第2の変換器手段へ付与する手段 を設け、及び 前記第1と第2のステレオ信号を変化し前記第1と第2の変換器手段の各々の 見かけの点音源を前記第1と第2の変換器手段の操作の上方周波数での波長を越 えない相互距離範囲内にシフトする手段を設けた第1と第2のステレオ 信号を再生する音響システム。 22.前記第1と第2の変換器手段は点音源変換器手段を形成するように構成 される第20項記載の音響システム。 23.前記第1と第2のステレオ信号を前記変換器手段へ付与する前記手段は 前記信号を変化してこれに対応する音の出る有効場所をシフトする手段を含む第 20項記載の音響システム。 24.前記信号を変化する手段はこれに対応する前記点音源への音の出る有効 場所をシフトする手段を含む第23項記載の音響システム。 25.第1と第2のステレオ信号を発生させるために音を記録する方法であっ て、第1と第2のマイクロホン変換器をそれぞれの第1と第2の変換器の極応答 パターンのフィールドの最高点を相互に実質的に180で対面させて配置し、そ のように位置決めされた前記変換器により音を記録する方法。 26.前記上方周波数は9.5キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作 及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第1項記載の音響システム。 27.前記上方周波数以上の周波数でステレオ音波を生じる手段を含む第26 項記載の音響システム。 28.前記上方周波数は10キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作及 び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第1項記載の音響システム。 29.前記上方周波数以上の周波数でステレオ音波を生 じる手段を含む第28項記載の音響システム。 30.前記上方周波数は12キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作及 び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第1項記載の音響システム。 31.前記上方周波数以上の周波数でステレオ音波を生じる手段を含む第30 項記載の音響システム。 32.それぞれ第1と第2の有効点音源を有する第1と第2の音波パターンを 生じる変換器手段、及び 前記第1と第2の有効点音源を前記変換器手段の上方動作周波数の波長に等し いか又はこれより小さい相互操作距離内に位置決めする位置決め手段を含むステ レオ音響システム。 33.前記相互操作距離範囲内に前記第1と第2の有効点音源を物理的に配置 する固定手段を含む第32項記載のステレオ音響システム。 34.前記変換器手段は少なくとも第1と第2の実質的に円錐形の変換器を含 み、 前記第1と第2の有効点音源は前記第1と第2の実質的に円錐形の変換器の頂 部域に配置され、 前記固定手段は前記頂部域を前記操作距離を越えない相互距離内に固定する手 段を含む第33項記載の音響システム。 35.前記上方周波数は9.5キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作 及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第33記載の音響システム。 36.前記上方周波数は10キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作及 び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第33項記載の音響システム。 37.前記上方周波数は12キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作及 び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第33項記載の音響システム。 38.前記配置手段は前記第1と第2の有効点音源を有効に再配置して前記相 互操作距離内に配置するために前記変換器手段に付与されるステレオ信号を変化 する手段を含む第32項記載のステレオ音響システム。 39.前記上方周波数は9.5キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作 及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第38記載の音響システム。 40.前記上方周波数は10キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作及 び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第38項記載の音響システム。 41.前記上方周波数は12キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操作及 び奥行き、高さ及び幅の上限を規定する第38項記載の音響システム。 42.少なくとも第1と第2のオーディオ信号から音波を再生するオーディオ 変換器を設け、 前記オーディオ変換器は前記第1と第2のオーディオ信号をそれぞれ受け取る 少なくとも前記第1と第2の変換器手段を含み、 前記第1と第2の変換器手段をその裏側が互いに向き合 う実質的に対向方向に装着する手段を設け、 前記装着手段は、前記第1と第2の変換器手段により発生された対応オーディ オ波先を維持、即ち前記対応オーディオ破先を生じる前記第1と第2オーディオ 信号が実質的に同期しているときに前記第1と第2の変換器手段の上方動作周波 数の限界の波長を越えない距離に維持、するのに必要とされるよりも大きくない 距離だけ離して前記第1と第2の変換器手段を配置するようにした音響再生装置 。 43.前記第1と第2の変換器手段は各々頂部域を有する少なくとも第1と第 2の実質的に円錐形の変換器を含み、 前記装着手段は前記頂部域を前記第1と第2の変換器手段の上方動作周波数の 限界における波長を越えない相互距離内に固定する手段を含む第42項記載の装 置。 44.前記上方動作周波数限界は9.5キロヘルツまでである第42項記載の 音響システム。 45.前記上方動作周波数限界は10キロヘルツまでである第42項記載の音 響システム。 46.前記上方動作周波数限界は12キロヘルツまでである第42項記載の音 響システム。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月5日 【補正内容】 本発明の一実施例に於て、音響再生システムが提供され、これは、”背中合わ せ”で装着している一対の同一スピーカを採用する。かかるスピーカの物理的配 置は例えば、米国特許第4,268,719号及び第4,585,090号に於て、モノフォニック システムのみに対して開示されている。米国特許第4,016,953号は、モノフォニ ック信号に対してプッシュプル効果が得られるように、互いに指向され、且つ反 対の極性の同一信号により駆動される一対のスピーカを採用するシステムを開示 している。 米国特許第3,350,514号には放射方向放送スピーカシステムが開示されている 。このシステムは二つの変換器に円錐形の膜を設けて音波を円錐形膜の凸側から 放射する。円錐形膜の凸波発生側は互いに向き合うように配向され、いずれかの 円錐形膜により発生した音波は対向円錐形膜へ指向され、対向円錐形膜から放射 パターンで反射する。故に、二つの変換器は”正面を向き合って”配向される。 ドイツ特許第27 09 952号に開示された今一つのステレオスピーカシステムは 二つのスピーカを非開示の間隔で”背中合わせ”の配向でハウジング内に装着し ている。各ハウジングは一つのステレオチャンネルを再生することに関与するよ うに見え、ハウジングの二つのスピーカの一つは、ハウジング内の他方のスピー カに付与されるステレオチャンネル信号に比べて反対の位相関係で付与されるス テレオチャンネル信号のための信号を有する。本質的に、両スピーカは信号の一 方が他方の信号に関して反転していること 以外は同じ信号を受信する。 ステレオスピーカシステムが米国特許第5,109,416号に開示されており、一対 のスピーカが開示されていない間隔でハウジング内に離されて装着され、この対 における各スピーカは他方のスピーカと反対の方向に向いている。一対のスピー カを入れたハウジングは単一のスピーカをいれた他のハウジングと共に使用され る。単一のスピーカを入れたハウジングは左又は右のステレオチャンネルを受け 取り、一対のスピーカを入れたハウジングは左と右のステレオチャンネルの差信 号を表す信号を受け取る。この差信号は対における一方のスピーカヘ対における 他方のスピーカヘ付与される差異信号に関して位相を180゜ずらして付与され る。このように、一対のスピーカを入れたハウジングは左と右のチャンネル音波 を生じない。 ノイズ相殺を行うのに使用されるマイクロホンシステムが米国特許第3,995,12 4号に開示されている。このマイクロホンシステムは”背中合わせ”の配向で装 着されかつ位相はずれ関係に結線された二つの変換器を有する。両マイクロホン 変換器に同時に到達する均一な背景ノイズは最終出力において相殺されるが、そ の理由はシステムのハード配線は本質的に二つのマイクロホン変換器の差異出力 を取り、単一の信号を生じるからである。 発明の開示 本発明はステレオ音響の再生方法及び装置を提供することに向けられている。 本発明に於て: 1.ステレオ効果は一対のスピーカの対称面に制限されず、明らかに聴取者の 場所から独立した領域に及ぶものである。 2.音響再生室の音響効果は簡単に相殺でき、聴取者に聴き取られる音は録音 された音を表す。 本発明はこのように単一の拡声器伝送システムとして具体化される位相コヒー レントな音響伝送の方法及び装置に向けられている。この単一相補伝送システム により左と右のチャンネル相補音楽情報を位相コヒーレント且つ時間整合関係に 伝送するのを可能ならしめ、聴取者はリスニングルーム(listening room)での 自分の位置に拘らず,4Dの真に迫った態様で音楽を聴くことができる。 本発明では、右と左の相補音響情報(これはサウンドステージを再構築するた めに聴取者により時間整合態様で感知される必要がある)は点音源、即ちこれを 行うのに必要なただ一つの拡声器集合体から伝送されるが、このことは右と左の 音楽信号が聴取者へ実際上平行且つ時間整合パターンで移行することを意味する 。 上記の如く、相補再生音響変換器は本質的には点音源であるから、本発明は音 が録音されたときに現実に聞こえた音のより高忠実度再生を可能にするために、 リスニングルームでの音の反射を相殺できる。例えば、第21図に示す如く、相 補変換器90がリスニングルームに配置され、上述の如くステレオ信号源91の 左と右の出力信号により駆動される。尚、点音源マイクロホン92は相補変換器 90に隣接して配置されリスニングルームからの音を受け取る。この受け取られ た音は信号処理装置94へ付与され、この信号処理装置はこの信号からステレオ 増幅器で発生する左と右の信号に対応する信号を引算し、相殺信号と所望の干渉 信号との干渉を回避する。この結果得られた信号は処理装置で反転されステレオ 増幅器へ出力され、相補変換器90の左側と右両へ付与される。その結果、リス ニングルームの反射などの影響が相殺される。音響相殺効果を向上するために、 即ちリスニングルームのアコースティックトレースシグネチヤー(acoustic tra ce signature)を除去するために、より精巧な装置を採用できることは勿論明か である。 本発明の更なる実施例では、聴取位置に拘らず聴取者の回りに音を”移動”さ せるために、ステレオ信号の相対的な位相、振幅、遅延を制御できることは明か である。このように、相補ステレオ信号の源はこの目的でそれぞれの信号の位相 、振幅、遅延を制御する処理装置を含むことができる。 請求の範囲 1.第1と第2の音響変換器(30、31)を互いの近傍に配置して対向方向 に放射させる音響システムにおいて、 付与される第1と第2のステレオ信号に従って第1と第2の音波を発生して聴 取距離で感知される如き仮想点音源音響パターンを生じる変換器手段を設け、 前記変換器手段は前記第1と第2の音波をそれぞれ生じる前記第1と第2の音 響変換器(30、31)を有し、 前記第1と第2の音響変換器(30、31)を前記変換器手段の実質的に最高 操作周波数における波長まででこの波長を越えない距離だけ相互に離れて固定す る手段を設け、 前記固定手段は前記第1と第2の音響変換器(30、31)を実質的に共通軸 線に沿って配置し、この際前記第1と第2の変換器(30、31)はそれぞれの 裏側が互いに向き合うようにして互いに離れる反対方向に放射するようにし、 前記第1と第2の異なるステレオ信号に従ってそれぞれ前記第1と第2の音波 を放射すべく第1と第2の異なるステレオ信号を第1と第2の音響変換器(30 、31)へ付与する手段を設けたことを特徴とする音響システム。 4.前記第1と第2の音響変換器(30、31)は各々実質的に円錐形の変換 膜を有し、 前記円錐形変換膜は前記第1と第2の音響変換器の実質的に最高操作周波数に おける波長まででこの波長を越えな い距離だけ相互に離れた頂部域を有することを更に特徴とする第1項記載の音響 システム。 6.第1と第2の変換器手段(30、31)を互いの近傍に配置して対向方向 に放射させる音響システムにおいて、 独立音波パターンを生じる少なくとも前記第1と第2の変換器手段(30、3 1)を設け、 前記第1と第2の変換器手段(30、31)を背中合わせで、前記第1と第2 の変換器手段(30、31)の一時的に整合した位相コヒーレント操作の上方周 波数の波長を越えない相互距離内で配置する手段を設け、この際前記音波パター ンは平均聴取距離で感知される如き前記波長を越えない距離だけ離間した、効果 において事実上の点音源を有するようにし、 前記第1と第2の変換器手段(30、31)の各々は互いに遠ざかるように対 向方向に前記音波パターンを放射し、 第1と第2のステレオ信号により前記第1と第2の変換器手段(30、31) を駆動して前記第1と第2の変換器手段(30、31)を作動し前記第1と第2 のステレオ信号に従って前記音波を放射させる手段を設けたことを特徴とする音 響システム。 9.第1と第2の音響変換器(30、31)を互いの近傍に配置して対向方向 に放射させる音響再生方法において、 第1のステレオ信号により前記第1変換器(30)を駆動して第1の音波パタ ーンを生ぜしめ、 第2のステレオ信号により前記第2変換器(31)を駆 動して第2の音波パターンを生ぜしめ、 前記第1と第2の変換器手段(30、31)を背中合わせで、上方操作周波数 における波長を越えない距離内に配置して前記第1と第2の音波パターンをそれ ぞれ対向方向に、且つそれぞれが前記第2と第1の変換器から遠ざかるように放 射させることを特徴とする方法。 11.第1と第2のマイクロホンの軸方向に整列された変換器を、前記マイク ロホン変換器(80、85、86)の周波数範囲の最短波長に相当する物理的な 距離よりも大きくない距離だけ離して対向方向に装着したマイクロホンシステム において、 前記第1と第2の軸方向整合マイクロホン変換器(80、85、86)はそれ ぞれの極応答パターンのフィールドの最高点が背中合わせで相互に実質的に18 0°で面するように装着され、 前記第1と第2の軸方向整合マイクロホンは第1と第2のステレオ信号を送出 する出力部を有することを特徴とするマイクロホンシステム。 13.前記第1と第2のマイクロホン変換器へ指向された音を分離するために 前記マイクロホン変換器(80。85、86)の間に分離/境界ディスクを設け たことを更に特徴とする第11項記載のマイクロホンシステム。 14.前記ディスクの両側に前記マイクロホン変換器へ付与される音のパター ンを改変するためのディスティンクションパッドー手段を設けたことを特徴とす る第13項記 載のマイクロホンシステム。 15.前記第1と第2の変換器(80、85、86)はマイクロホンカプセル (80)であることを特徴とする第11項記載のマイクロホン。 16.前記第1と第2の変換器(80、85、86)はPZMマイクロホン( 85)であることを特徴とする第11項記載のマイクロホン。 17.前記第1と第2の変換器(80、85、86)はリボンマイクロホン( 86)であることを特徴とする第11項記載のマイクロホン。 26.前記上方周波数範囲は9.5キロヘルツまでであり、時間コヒーレント 操作及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定することを特徴とする第1項記載の音 響システム。 27.前記上方周波数範囲以上の周波数でステレオ音波を生じる手段を特徴と する第26項記載の音響システム。 28.前記上方周波数範囲は10キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操 作及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定することを特徴とする第1項記載の音響 システム。 29.前記上方周波数範囲より大きい周波数でステレオ音波を生じる手段を特 徴とする第28項記載の音響システム。 30.前記上方周波数範囲は12キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操 作及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定することを特徴とする第1項記載の音響 システム。 31.前記上方周波数以上の周波数でステレオ音波を生 じる手段を特徴とする第30項記載の音響システム。 32.少なくとも前記第1と第2の変換器(30、31)を相互の近傍に配置 して対向方向に放射させる音響システムにおいて、 それぞれ第1と第2の有効点音源をそれぞれ有するものとして聴取距離にある ことにより特徴づけられる第1と第2の音波パターンを生じる変換器手段(30 、31)を設け 前記変換器手段(30、31)はそれぞれ前記第1と第2の音波パターンを生 じる前記第1と第2の変換器(30、31)を含み、 前記第1と第2のステレオ信号をそれぞれ前記第1と第2の変換器(30、3 1)へ付与する手段を設け、 前記第1と第2の変換器(30、31)を背中合わせで前記変換器手段(30 、31)の上方操作周波数の波長に等しいか又はこれより小さい制限距離を越え ない相互距離内に配置して、前記第1と第2の有効点音源を聴取距離で感知でき るような前記相互制限距離内に事実上整列させる手段を設け、 前記第1と第2の変換器(30、31)は背中合わせに配置されて前記第1と 第2の音波パターンをそれぞれ前記第2と第1の変換器から離れるように対向方 向に放射することを特徴とする音響システム。 34.前記第1と第2の変換器は実質的に円錐形の変換器(30、31)であ り、 前記第1と第2の有効点音源は前記第1と第2の実質的に円錐形の変換器(3 0、31)の実質上の頂部域に事実上配置され、 前記頂部域を前記制限距離を越えない相互距離内に配置する前記手段を設けた ことを更に特徴とする第32項記載の音響システム。 35.前記上方周波数範囲は9.5キロヘルツまでであり、時間コヒーレント 操作及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定することを特徴とする第32記載の音 響システム。 36.前記上方周波数範囲は10キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操 作及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定することを特徴とする第32項記載の音 響システム。 37.前記上方周波数範囲は12キロヘルツまでであり、時間コヒーレント操 作及び奥行き、高さ及び幅の上限を規定することを特徴とする第32項記載の音 響システム。 42.少なくとも第1と第2の変換器(30、31)を相互の近傍に配置して 対向方向に放射させる音響再生装置において、 少なくとも第1と第2のステレオオーディオ信号から音波を再生するオーディ オ変換器(30、31)を設け、 前記オーディオ変換器(30、31)は前記第1と第2のステレオオーディオ 信号をそれぞれ受け取る少なくとも前記第1と第2の変換器(30、31)を含 み、 前記第1と第2の変換器(30、31)がそれぞれ前記第2と第1の変換器( 30、31)から実質的に離れるよ うに放射するように前記第1と第2の変換器(30、31)をその裏側が互いに 向き合う実質的に対向方向に装着する手段を設け、 前記装着手段は前記第1と第2の変換器(30、31)を前記第1と第2の変 換器(30、31)の上方動作周波数の限界における波長を越えない距離だけ離 して配置し、対応オーディオ波先を実質的に同期状態で生じることを特徴とする を音響再生装置。 43.前記第1と第2の変換器手段(30、31)は各々頂部域を有する少な くとも第1と第2の実質的に円錐形の変換器(30、31)を含み、 前記装着手段は前記頂部域を前記第1と第2の変換器手段(30、31)の上 方動作周波数の限界における波長を越えない相互距離内に固定する手段を含むこ とを特徴とする第42項記載の装置。 44.前記上方動作周波数限界は9.5キロヘルツまでであることを特徴とす る第42項記載の音響システム。 45.前記上方動作周波数限界は10キロヘルツまでであることを特徴とする 第42項記載の音響システム。 46.前記上方動作周波数限界は12キロヘルツまでであることを特徴とする 第42項記載の音響システム。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.点音源変換器手段を設け、第1と第2の異なるステレオ信号の源を設け、 前記第1と第2のステレオ信号を前記変換器手段へ付与して前記変換器手段を作 動し前記第1と第2の信号に対応する音を出す手段を設け、信号を前記変換器手 段へ付与する前記手段は前記変換器手段を相補左右ステレオ信号により駆動する 手段を含む音響システム。 2.前記点音源変換器手段は、背中合わせに装着された第1と第2の変換器を 含み、信号を前記変換器手段へ付与する前記手段は、前記第1信号を前記第1変 換器へ付与する手段、及び前記第2信号を前記第2変換器へ付与する手段を含む 請求項1に記載の音響システム。 3.前記第1と第2の変換器はその有効点音源を前記信号の最大周波数の有効 波長よりも小さい距離だけ離間して装着される請求項2に記載の音響システム。 4.前記変換器はコーンを有し、前記有効点音源は前記コーンの頂点である請 求項3に記載の音響システム。 5.前記変換器手段は単一の軸線に沿って音を伝達するように構成された請求 項1に記載の音響システム。 6.点音源変換器手段、及び前記変換器を第1と第2のステレオ信号により駆 動し前記変換器手段を作動し、前記第1と第2の信号に対応した一時的に整合し た位相コヒーレントな音を放射させる手段を含む音響システム。 7.前記点音源変換器手段は共通軸線上で背中合わせに装着された第1と第2 の変換器、及び前記第1と第2の信 号を前記第1と第2の変換器へ別々に付与する手段を含み、前記変換器は有効音 放射点を有し、前記変換器の有効音放射点は前記第1と第2の信号の最高周波数 の有効波長を越えない距離だけ離間した請求項6に記載の音響システム。 8.前記点音源変換器手段は音を異なる周波数で放射する第1と第2の離間し た再生変換器手段を含み、前記信号付与手段は前記第1と第2の再生変換器手段 の各々を前記相補左右ステレオ信号により駆動する手段を含む請求項1に記載の 音響システム。 9.第1と第2のステレオ信号に対応するステレオ音を再生する方法であって 、点音源電気機械変換器を前記第1ステレオ信号により駆動し、前記変換器を前 記第1ステレオ信号と相補する態様で前記第2ステレオ信号により駆動すること を含む方法。 10.変換器を第1信号で駆動する前記ステップは、第1変換器を前記第1信 号により駆動することを含み、変換器を第2信号により駆動する前記手段は前記 第1変換器と背中合わせに装着された第2変換器を駆動する手段を含む請求項9 に記載の方法。 11.第1と第2の軸方向に整列したマイクロホン変換器をそれぞれの極応答 パターンのフィールドの最高点が相互に実質的に180゜で対面するように装着 して成るステレオ信号発生用のマイクロホンシステム。 12.前記マイクロホンは前記マイクロホン変換器の周波数範囲の波長と等価 な物理的距離を越えない距離だけ離 間させた請求項11に記載のマイクロホンシステム。 13.前記第1と第2のマイクロホン変換器へ指向された音を分離するために 前記マイクロホン変換器の間に分離/境界ディスクを更に含む請求項12に記載 のマイクロホンシステム。 14.前記マイクロホン変換器へ付与された音のパターンを改変するために前 記ディスクの両側にディスティンクションパッド手段を更に含む請求項13に記 載のマイクロホンシステム。 15.前記第1と第2の変換器はマイクロホンカプセルである請求項11に記 載のマイクロホンシステム。 16.前記第1と第2の変換器はPZMマイクロホンである請求項11に記載 のマイクロホンシステム。 17.前記第1と第2の変換器はリボンマイクロホンである請求項11に記載 のマイクロホンシステム。 18.点音源音放射器、音信号を前記点音源音放射器へ付与する手段、前記音 放射器を囲む領域から音を受け取る手段、前記受け取られた音から相殺信号を取 り出す手段、及び前記領域のアコースティックトレースシグネチャーを相殺する ために前記相殺信号を前記音放射器へ付与する手段を含む音信号を再生する音響 システム。 19.前記点源音放射器は相補変換器を含み、前記相補変換器へ信号を付与す る前記手段は左右のステレオ信号を前記変換器へ付与する手段を含む請求項18 に記載の音響システム。 20.第1と第2の異なるステレオ信号の源、変換器手段、及び前記第1と第 2のステレオ信号を前記変換器手段へ付与し前記変換器手段を作動し効果におい て点音源で発生する音を放射する手段を含む音響システム。 21.第1と第2のステレオ信号の前記源は相補左右ステレオ信号の源を含む 第20項記載の音響システム。 22.前記変換器手段は点音源変換器手段を含む請求項21に記載の音響シス テム。 23.前記第1と第2のステレオ信号を前記変換器手段へ付与する前記手段は 前記信号を変化してこれに対応する音の出る有効場所をシフトする手段を含む請 求項20に記載の音響システム。 24.前記信号を変化する手段はこれに対応する音の出る有効場所を前記点音 源へシフトする手段を含む請求項23に記載の音響システム。 25.第1と第2のステレオ信号を発生させるために音を記録する方法であっ て、第1と第2のマイクロホン変換器をそれぞれの第1と第2の変換器の極応答 パターンのフィールドの最高点を相互に実質的に180゜で対面させて配置し、 そのように位置決めされた前記変換器により音を記録する方法。
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