JP2003347227A - 反応生成物付着防止排気配管 - Google Patents

反応生成物付着防止排気配管

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JP2003347227A
JP2003347227A JP2002157238A JP2002157238A JP2003347227A JP 2003347227 A JP2003347227 A JP 2003347227A JP 2002157238 A JP2002157238 A JP 2002157238A JP 2002157238 A JP2002157238 A JP 2002157238A JP 2003347227 A JP2003347227 A JP 2003347227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応生成物の昇華温度が高い場合であって
も、配管内壁への反応生成物の付着を抑制することがで
きる排気配管を提供すること。 【解決手段】 金属管21a,21bと多孔質管22
a,22bとを用いて、金属管21a,21bの内側に
多孔質管22a,22bを配置して、排気配管11(2
0a,20b)を二重管構造にする。そして、排気時
に、多孔質管22a,22bの内壁付近における気体分
子の平均自由行程が、多孔質管22a,22bの内径の
1/1000程度になるように、不活性ガス配管系50
によって、金属管21a,21bと多孔質管22a,2
2bとの間に窒素ガスを加圧して供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス製
造時に使用される真空を利用した膜付装置(CVD、ス
パッタ等)の排気配管に関する。さらに詳細には、排気
配管の内壁に反応生成物が付着することを抑制する排気
配管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造時に使用されるCV
D装置などの膜付装置では、反応室内を減圧状態、すな
わち真空状態に保ちながら、薄膜材料を構成する元素か
らなら材料ガスを、ウエハ上に供給して成膜を行ってい
る。そして、膜付装置の排気配管に接続された真空ポン
プで反応室内の排気を行い、反応室内を真空状態に保っ
ている。この際、排気配管の内壁に反応生成物が付着し
ないようにしなければならない。反応生成物が排気配管
の内壁に付着すると、排気配管内面の腐食の要因となる
ばかりでなく、パーティクルの発生の要因にもなり、そ
の結果、製造される半導体の品質が低下するためであ
る。
【0003】このため、従来から、排気配管の内壁に反
応生成物を付着させないための対策が講じられている。
その対策は一般的に、次のようにして行われている。す
なわち、排気配管にヒータを取り付けて排気配管を加熱
し、反応生成物の昇華温度よりも排気配管の壁面の温度
を高くして、反応生成物を揮発させることにより、反応
生成物の排気配管内壁への付着を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術では、排気配管の内壁への反応生成物の付
着を抑制することができない場合があった。なぜなら、
近年の半導体デバイスの微細化に伴い、CVD装置など
の膜付装置で使用されるガスの種類が多様化しており、
高い昇華温度の反応生成物が生じるようになってきたか
らである。つまり高い昇華温度の反応生成物が生じる
と、上記した従来の技術では、排気配管の内壁に付着し
た反応生成物を昇華させることができず、排気配管の内
壁に反応生成物が付着してしまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、反応生成物の昇華温度が
高い場合であっても、配管内壁への反応生成物の付着を
抑制することができる排気配管を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る反応生成物付着防止排気配管
は、真空を利用した膜付装置に使用する反応生成物付着
防止排気配管において、金属で形成された金属配管と、
多孔質材で形成された多孔質配管とを備え、金属配管の
内側に多孔質配管を配置し、金属配管と多孔質配管との
間に不活性ガスを加圧して供給することを特徴するもの
である。
【0007】この反応生成物付着防止排気配管は、金属
配管の内側に多孔質配管を配置した二重管構造になって
おり、使用(排気)時に、金属配管と多孔質配管との間
に加圧された不活性ガスが供給される。そうすると、不
活性ガスは、多孔質配管を通過して多孔質配管の内部へ
流れ込む。このとき、多孔質配管の内部は真空状態にな
っているため、多孔質配管の内壁面付近で擬似的な不活
性ガスの壁(被膜)が形成される。このため、反応性生
成物が多孔質配管の内壁に付着し難くなる。つまり、反
応生成物の排気配管の内壁への付着が抑制される。
【0008】このように、反応生成物が排気配管の内壁
に付着しにくくなるので、排気配管の腐食を最小に抑制
することができる。そのため、排気配管のメンテナンス
サイクルを長くすることができる。また、反応生成物の
付着が抑制されることにより、パーティクルの発生が低
減されるため、製造される半導体の品質が向上する。さ
らに、反応性ガスの内壁面への吸着も低減されるため、
真空引きの時間を短縮することができるので、半導体の
製造時間を短縮することができ生産性が向上する。
【0009】本発明に係る反応生成物付着防止排気配管
においては、多孔質配管内を真空状態にしたとき、不活
性ガス相と真空相との境界が多孔質配管の内壁面よりも
内側に形成されることが望ましい。あるいは、本発明に
係る反応生成物付着防止排気配管においては、多孔質配
管内を真空状態にしたとき、多孔質配管の内壁近傍に存
在する気体の分子平均自由行程が、多孔質配管の内径の
1/1000程度であることが望ましい。
【0010】このようにすることにより、多孔質配管の
内壁面付近で擬似的な不活性ガスの壁(被膜)を確実に
形成することができるので、反応生成物の排気配管の内
壁への付着をより抑制することができるからである。
【0011】また、本発明に係る反応生成物付着防止排
気配管においては、金属配管を加熱するヒータと、ヒー
タの温度制御を行うヒータ制御手段と、を有することが
望ましい。これにより、不活性ガスが加温された後に、
多孔質配管の管内へ供給されるので、不活性ガスを供給
することによる排気流体の温度の極端な低下を防止する
ことができるからである。
【0012】そして、本発明に係る反応生成物付着防止
排気配管においては、多孔質配管は、アルミナあるいは
3フッ化樹脂のいずれかにより形成されていることが望
ましい。アルミナは高温に強く、3フッ化樹脂は耐食性
に優れているので、高温用配管にはアルミナを用いて多
孔質配管を形成し、耐食用配管には3フッ化樹脂を用い
て多孔質配管を形成することにより、メンテナンス性能
をより向上させることができるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の反応生成物付着防
止排気配管を具体化した最も好適な実施の形態につい
て、図面に基づき詳細に説明する。本実施の形態は、C
VD装置の排気システムに本発明を適用したものであ
る。そこでまず、本実施の形態に係る排気システム、お
よび排気配管の概略構成を図1〜図3に示す。図1は、
排気システムの概略を示したものである。図2は、排気
システムのうち排気配管の部分を詳細に示したものであ
る。図3は、排気配管の内部構造を示したものである。
【0014】本実施の形態に係る排気システムは、図1
に示すように、CVD装置10に接続された排気配管1
1と、CVD装置10の反応室内を真空状態にする真空
ポンプ12と、真空圧力値を調節する絞り弁14と、真
空ポンプ12内にパーティクル等の異物が入り込まない
ように異物を捕集するトラップ13とを備えている。そ
して、真空ポンプ12を作動させ、絞り弁14の開度を
調節して、CVD装置10の反応室内を所望の真空圧力
値に保持するようになっている。
【0015】排気配管11は、図2に示すように、大別
して、メイン排気配管系20と不活性ガス配管系50と
により構成されている。メイン排気配管系20は、CV
D装置10からの排気流体を排気するための配管系であ
る。不活性ガス配管系50は、メイン排気配管系20に
不活性ガスを供給するための配管系である。本実施の形
態では、不活性ガスの一例として窒素ガスを例示してい
るが、これに限られるものではない。
【0016】メイン排気配管系20には、高温用の排気
配管20a(約250℃まで対応可)と、耐食用の排気
配管20b(約150℃まで対応可)とが設置されてい
る。これらの排気配管20a,20bの両端には、それ
ぞれフランジ23a,23bが形成されている。そし
て、これらのフランジ23a,23b、およびクランプ
24を用いて配管の接続が行われている(図3参照)。
具体的には、高温用排気配管20aの一端はCVD装置
10の出口に接続され、他端は耐食用排気配管20bに
接続されている。一方、耐食用排気配管20bの一端は
高温用排気配管20aに接続され、他端は絞り弁14に
接続されている。
【0017】ここで、図2および図3を用いて排気配管
の内部構造について詳細に説明する。排気配管20aと
20bとは、ともに二重配管構造になっており、ステン
レス鋼などの金属管21a,21bが外側に配設され、
その内側に多孔質管22a,22bが配設されている。
多孔質管22aは、高温に強いアルミナにより形成され
たものである。一方、多孔質管22bは、耐食性の高い
3フッ化樹脂により形成されたものである。
【0018】そして、多孔質管22b(22a)は、図
3に示すように、パッキン25を介して金属管21b
(21a)に保持されている。そして、多孔質管22b
(22a)と金属管21b(21a)との間には空間が
形成され、この空間に対して、不活性ガス配管系50に
より窒素ガスが供給されるようになっている。なお、多
孔質管22b(22a)は、複数の管がパッキン25を
介して接続され構成されている。
【0019】また、金属管21a,21b、およびクラ
ンプ24の外表面にはヒータ26が取り付けられ、その
上に断熱材27が巻かれている。このヒータ26は、温
調機28a,28b(図2参照)により制御されるよう
になっている。このように排気配管20a,20bを加
熱するのは、窒素ガスを供給することにより、排気配管
内の排気流体の温度低下を防止するためである。排気流
体の温度が低下すると反応生成物の付着を促進すること
になるからである。
【0020】図2に戻って、不活性ガス配管系50に
は、高温用の排気配管20aに窒素ガスを供給する配管
と、耐食用の排気配管20bに窒素ガスを供給する配管
とが設けられている。高温用の排気配管20aに窒素ガ
スを供給する配管には、レギュレータ51aと、マスフ
ローメータ52aと、入口開閉弁53aと、圧力計54
aと、出口開閉弁55aとが備わっている。同様に、耐
食用の排気配管20bに窒素ガスを供給する配管にも、
レギュレータ51bと、マスフローメータ52bと、入
口開閉弁53bと、圧力計54bと、出口開閉弁55b
とが備わっている。
【0021】このような構成により、レギュレータ51
a,52bおよび圧力計54a,54bにより、排気配
管20a,20bに供給する窒素ガスの圧力を調整する
ことができるようになっている。また、マスフローメー
タ52a,52b、入口開閉弁53a,53b、および
出口開閉弁55a,55bにより、排気配管20a,2
0bに供給する窒素ガスの流量を調整することができる
ようになっている。このようにして、不活性ガス配管系
50によって、所定の圧力および流量に調整された窒素
ガスが、排気配管20a,20bに供給され、最終的に
多孔質管22a,22bの内壁面近傍を流れるようにな
っている。
【0022】次に、上記の構成を有する排気システムの
動作について説明する。CVD装置10に各種のガスが
供給されると、真空ポンプ12および絞り弁14によ
り、所定の真空圧力に調整された雰囲気中でウエハ上に
薄膜が形成される。この薄膜形成中に、反応生成物が生
成し、その反応生成物は反応性ガスとともにCVD装置
10から排気配管20a,20bへ排出される。
【0023】この排気の際に、反応生成物の温度が下が
るために反応生成物が析出して排気配管20a,20b
の内壁面に付着する。このため、従来から排気配管を加
熱することにより、この反応生成物の付着を抑制してい
た。ところが、近年の半導体デバイスの微細化に伴い、
CVD装置で使用されるガスの種類が多様化しており、
高い昇華温度の反応生成物が生じるようになってきた。
このため、排気配管を加熱するだけでは、排気配管の内
壁面への反応生成物の付着を抑制することができなくな
ってきている。
【0024】しかしながら、本実施の形態に係る排気シ
ステムでは、金属管21a,22bと多孔質管22a,
22bとの間に、窒素ガスを加圧して供給している。本
実施の形態では、約0.3MPaに加圧した窒素ガスを
金属管21a,21bと多孔質管22a,22bとの間
に供給している。このときの排気配管20a,20b内
での圧力変化を図4(a)に示す。窒素ガスを加圧して
供給していることから、多孔質管22a,22bの内壁
表面での圧力が0.2〜0.3MPa程度と高く、そこ
から内側に向かって急激に圧力が低くなる。なお、窒素
ガスの供給により、排気流体の温度が低下するおそれが
あるが、排気配管20a,20bをヒータ26により加
熱しているので、窒素ガスが加温された状態で多孔質管
22a,22bの内壁面へと供給されるので、排気流体
の温度が極端に低下することはない。
【0025】そして、このときの排気配管20a,20
b内における気体分子の平均自由行程を、図4(b)に
示す。この図4(b)からわかるように、多孔質管22
a,22bの内壁付近においては、気体分子の平均自由
行程が、D/1000程度になっている。なお、Dは、
多孔質管22a,22bの内径である。この状態におい
ては、気体分子は僅かな距離を進むと他の分子に衝突す
る。したがって、多孔質管22a,22bの内壁付近に
おいては、反応生成物の気体分子は、窒素ガスの分子に
衝突して多孔質管22a,22bの内壁に到達すること
はない。すなわち、金属管21a,21bと多孔質管2
2a,22bとの間に供給された窒素ガスは、多孔質管
22a,22bを通過して内部に流れ込み、内壁面付近
で擬似的な窒素ガスの壁(窒素被膜)を形成しているの
である。言い換えると、多孔質管22a,22bの内壁
面よりも内側に窒素ガスの相と真空の相との境界が形成
されているのである。これにより、反応性生成物が多孔
質管22a,22bの内壁に付着し難くなる。つまり、
反応生成物の排気配管20a,20bの内壁への付着が
抑制されるのである。
【0026】このように反応生成物の付着が抑制される
ことにより、パーティクルの発生が低減されるため、製
造される半導体の品質が向上する。また、多孔質管22
a,22bの内壁面付近で擬似的な窒素ガスの壁(被
膜)が形成されるため、反応性ガスの内壁面への吸着も
低減される。これにより、真空引きの時間を短縮するこ
とができるので、半導体の製造時間を短縮することがで
き生産性が向上する。さらに、反応生成物の付着、およ
び反応性ガスの吸着が低減されるため、排気配管20
a,20bの腐食を低減することができるので、メンテ
ナンス性能が向上する。
【0027】以上、詳細に説明したように実施の形態に
係る排気システムでは、排気配管11を金属管21a,
21bと多孔質管22a,22bとの二重管構造にし
て、排気時に、金属管21a,21bと多孔質管22
a,22bとの間に窒素ガスを加圧して供給するので、
多孔質管22a,22bの内壁面付近で擬似的な窒素ガ
スの壁(被膜)が形成される。このため、反応性生成物
が多孔質管22a,22bの内壁、すなわち排気配管1
1(20a,20b)の内壁へ付着することを抑制する
ことができる。
【0028】そして、多孔質管22a,22bの内壁付
近においては、気体分子の平均自由行程が、D/100
0程度になっているので、反応生成物の気体分子は、窒
素ガスの分子に衝突して多孔質管22a,22bの内壁
に到達することはない。このため、金属管21a,21
bと多孔質管22a,22bとの間に供給された窒素ガ
スにより、多孔質管22a,22bの内壁面付近でより
確実に擬似的な窒素ガスの壁(窒素被膜)が形成され
る。したがって、排気配管20a,20bの内壁へ反応
性生成物が付着することをより抑制することができる。
【0029】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係る反応生成
物付着防止排気配管によれば、真空を利用した膜付装置
に使用する反応生成物付着防止排気配管において、金属
で形成された金属配管と、多孔質材で形成された多孔質
配管とを備え、金属配管の内側に多孔質配管を配置し、
金属配管と多孔質配管との間に不活性ガスを加圧して供
給するので、多孔質配管の内壁面付近で擬似的な不活性
ガスの壁(被膜)を形成することができる。このため、
多孔質配管の内壁、すなわち排気配管の内壁への反応性
生成物の付着を抑制することができる。
【0031】その結果として、排気配管の腐食を最小に
抑制することができ、排気配管のメンテナンス性能が向
上する。また、反応生成物の付着が抑制されることによ
り、パーティクルの発生が低減されるため、製造される
半導体の品質が向上する。さらに、反応性ガスの内壁面
への吸着も低減されるため、真空引きの時間を短縮する
ことができるので、半導体の製造時間を短縮することが
でき生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る排気システムの概略構成を示
す図である。
【図2】図1のシステム中の排気配管の概略構成を示す
図である。
【図3】排気配管の内部構造を示す図である。
【図4】多孔質管の内壁面近傍に窒素ガスの擬似的な壁
が形成されることを説明するための図であり、(a)は
圧力変化を示すものであり、(b)は気体分子の平均自
由行程を示すものである。
【符号の説明】
10 CVD装置 20 メイン排気配管系 20a,20b 排気配管 21a,21b 金属管 22a,22b 多孔質管 26 ヒータ 28a,28b 温調機 50 不活性ガス配管系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空を利用した膜付装置に使用する排気
    配管において、 金属で形成された金属配管と、 多孔質材で形成された多孔質配管とを備え、 前記金属配管の内側に前記多孔質配管を配置し、前記金
    属配管と前記多孔質配管との間に不活性ガスを加圧して
    供給することを特徴する反応生成物付着防止排気配管。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する反応生成物付着防止
    排気配管において、 前記多孔質配管内を真空状態にしたとき、不活性ガス相
    と真空相との境界が前記多孔質配管の内壁面よりも内側
    に形成されることを特徴する反応生成物付着防止排気配
    管。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する反応生成物付着防止
    排気配管において、 前記多孔質配管内を真空状態にしたとき、前記多孔質配
    管の内壁近傍に存在する気体の分子平均自由行程が、前
    記多孔質配管の内径の1/1000程度であることを特
    徴する反応生成物付着防止排気配管。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3に記載するいずれ
    か1つの反応生成物付着防止排気配管において、 前記金属配管を加熱するヒータと、 前記ヒータの温度制御を行うヒータ制御手段と、を有す
    ることを特徴する反応生成物付着防止排気配管。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4に記載するいずれ
    か1つの反応生成物付着防止排気配管において、 前記多孔質配管は、アルミナあるいは3フッ化樹脂のい
    ずれかにより形成されていることを特徴する反応生成物
    付着防止排気配管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502068A (ja) * 2009-08-10 2013-01-17 ヨン イ,ソン 窒素ガス噴射装置
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