JP2003346581A - 線材製造装置 - Google Patents

線材製造装置

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JP2003346581A JP2002155901A JP2002155901A JP2003346581A JP 2003346581 A JP2003346581 A JP 2003346581A JP 2002155901 A JP2002155901 A JP 2002155901A JP 2002155901 A JP2002155901 A JP 2002155901A JP 2003346581 A JP2003346581 A JP 2003346581A
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    • B65H81/00Methods, apparatus, or devices for covering or wrapping cores by winding webs, tapes, or filamentary material, not otherwise provided for
    • B65H81/06Covering or wrapping elongated cores
    • B65H81/08Covering or wrapping elongated cores by feeding material obliquely to the axis of the core
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/06Insulating conductors or cables
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンドの平坦さを保ちバンドが緊密に線材に
巻き付くことを保つ線材製造装置を提供する。 【解決手段】 線軸55を上端は直径がやや大きく、下
端は直径がやや小さい形状551に設計し、線軸55の
表面は中心線と適当な角度を形成するようにする。それ
によって、線軸55上に巻き付けられているバンド50
が順番に上から引き出され、導線52に巻き付けられる
前は線軸55上の直径のやや小さい位置からまず直径の
やや大きい位置へスライドし、それが張力を釈放する時
は丁度直径のやや大きい位置へスライドして一定の支持
があるようになる。そのため線軸55の遠心力にスムー
ズに投げ出されて線軸55の表面に巻き付き、張力が瞬
間的に後続の数巻きのバンド50に釈放され、後続の数
巻きのバンド50が線軸55上に緩み崩れて絡み合うこ
とがなく、連続かつ快速な巻き付け作業をもって品質の
優れた線材を製作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源線または信号線の製造技術に
おいて、その主要な技術では金属導線、またはその他絶
縁材で覆い包まれている導線上に射出成型技術によって
不透明なプラスチック材を直接それら線材上に成型する
が、それら導線の色を変えたい場合はそのプラスチック
材の中に顔料を添加しなければならない。このような従
来の製造技術によって作られた導線の色彩は、添加され
た顔料によって単調または不規則な変化だけを表し、ぴ
かぴかと光る変化のある色彩を表すことができない。
【0003】従来より、工芸品またはその他装飾品の製
作に使われる工芸線材は、硬さの違いによって軟質線材
および硬質線材に分けられるが、それら軟質線材の大部
分は彩色の糸線によって織り上げられ、その加工製造の
手順が面倒で人工を費やすだけでなく、その表面は極め
て汚れが着き易く、清掃が難しいのでその色彩の耐久性
は大幅に下がってしまう。この他、軟質線材中には構造
の強い支持体、またはプラスチック性の支持体(金属ま
たは非金属)がないので、軟質線材の応用可能な範囲は
制限されてしまう。これに対し、一部の工芸線材の製造
業者は電源線または信号線の製造技術を便利化し、一般
金属または非金属の支持線に押し出し成型技術によって
彩色可塑性材料を成型し、それら線材に異なる色彩の変
化と可塑特性とを与えているが、前にも述べたように、
その色彩は可塑性材料の中に添加された顔料によるもの
なので、単調または不規則な変化だけを表し、ぴかぴか
と光る色彩感覚を表すことができない。
【0004】一般に、現在使用されている電源線または
信号線の製造技術はすべて糸線巻き付け技術を利用し、
棉質またはその他材料から作られた細線を、絶縁材に覆
い包まれた最少一本以上の導線の表面に巻き付けてそれ
ら導線が正確に成形されるようし、そのため後続の射出
成型技術の利用によってプラスチック材をそれら導線上
に成型した場合、品質の安定した電源線または信号線を
作り出すことができる。図1に示すように、従来の製造
技術において使用される装置は、主として機台80上に
回転受け台13が設置され、その回転受け台13は伝動
ベルト16によって駆動機構81に連結され、その回転
受け台13の中央には上へ延伸する中空軸套14が設け
られており、駆動機構81が伝動ベルト16を通じて回
転受け台13を駆動した場合、中空軸套14もそれに伴
って同調して回転する。機台上には線軸15が設けら
れ、その線軸15の中央位置には中空の軸孔153が設
けられており、それの両端にはそれぞれ径方向に沿って
凸縁152が設けられ、それら凸縁152の間には複数
巻きの棉質またはその他材料から作られた細線10が巻
き付けられている。
【0005】再び図1を参照する。導線12(一本また
は一本以上)を巻き付ける場合、まず線軸15の軸孔1
53を中空軸套14に組み込むと、その線軸15の下側
の凸縁152は丁度回転受け台13に位置決めされ、そ
の後は導線12をその回転受け台13の下側から中空軸
套14に通してその中空軸套14を貫通させ、さらにそ
の中空軸套14の上側から引き出して収線機構82に固
定するが、この場合、駆動機構81および収線機構82
を駆動すると細線10は線軸15に伴って回転し、かつ
線軸15の遠心力によって投げ出され、順番に導線12
の表面を覆い包む。
【0006】再び図1を参照する。前述の従来の巻き付
け技術において、細線10は棉質またはその他材料の繊
維をねじ加工してできたものであるため、細線10を線
軸15に巻き付けた場合、隣接する細線10の間には必
ず繊維の互いの作用によって一定した張力および摩擦力
が存在し、それゆえに細線10が線軸15に伴って回転
するとその線軸15の遠心力によって投げ出され、順番
に導線12の表面を覆い包むが、線軸15上の後続する
細線10はそれら張力および摩擦力によって継続して線
軸15上に巻き付けられ、緩み脱落することがない。そ
れゆえに、線軸15は一般に平行状151を呈し、すな
わちその線軸15の一端から他端までの直径は完全に同
じであるので、細線10はその線軸15上に均一に巻き
付けることができる。
【0007】ところが、やや軽い細線に対しては、前述
の従来の巻き付け技術は空気の抵抗力を受けやすいの
で、細線を導線上に巻き付ける場合は浮上現象が発生し
て充分な張力が得られなくなり、そのために細線はそれ
ら導線上に緊密に貼り付けられず、このような現象によ
り後続の射出成型時にそれら細線はプラスチック材に押
さえられて導線の表面から剥離して絡み合い、そのある
べき機能を失うだけでなく、射出成型作業の品質と予定
に大変影響を及ぼす。図2に示すように、この問題を改
善するため、業界では線軸25の上側の中空軸套24に
フライホイール27を取り付けている。図2図に示すフ
ライホイール27は鋼線を曲げて作られ、それには中心
孔273があり、その中心孔273の両側には対称に一
定した長さのフライホイールアーム272が設けられ、
各フライホイールアーム272の対応端にはそれぞれ孔
271が設けられている。導線22に巻き付けを行う場
合、まず細線20の一端を孔271に通し、それから導
線22に巻き付けるが、この場合、駆動機構および収線
機構(図面には示されていない)をスタートすればフラ
イホイール27は線軸25に動かされ、一定した速度に
到達した後は、フライホイールアーム272に組み合わ
せられた重さに伴って慣性的に回転し、その回転速度は
線軸25の回転速度よりやや大きくなる。それにより細
線20が線軸25の遠心力により投げ出された場合、フ
ライホイール27はそれに作用力を施し、それには一定
の大きさの張力があるようになって、緊密に導線22の
表面に巻き付けることができる。
【0008】また、その他やや重い細線を線軸に巻き付
ける場合は、その線軸に対してやや大きい張力を施さな
ければならず、そのために細線が線軸上に巻き付けられ
た後、隣接する細線の間の繊維は絡み合って互いに大き
な摩擦力が発生する。それゆえに、前述の従来の巻き付
け技術を利用し、細線を導線上に巻き付ける場合、細線
は線軸の遠心力によって投げ出されないために引っ張ら
れて切れてしまい、巻き線作業の順調さに大変影響を及
ぼしてしまう。このことに鑑み、この問題を有効に改善
するため、図3に示すように、業者は線軸35を上端は
直径がやや小さく、下端は直径がやや大きい形状351
に設計し、線軸の表面は中心線と適当な角度αを形成す
るようにした。それによって線軸35上に巻き付けられ
ている細線300は順番に上から引き出され、導線32
に巻き付けられる前は線軸35上の直径のやや大きい位
置302から先に直径のやや小さい位置301へスライ
ドし、その張力が先に釈放されて緊密に線軸35に巻き
付けられなくなり、そうするとスムーズに線軸35の遠
心力に投げ出されて導線32の表面に巻き付けることが
できる。
【0009】前述の多くの従来の巻き線技術からわかる
ように、導線上に巻き付けられている細線は一般に棉質
またはその他材料の繊維からねじれ加工によって作られ
た細線であり、それら細線を線軸上に巻き付ける場合、
隣接する細線の間には繊維の互いの作用によって必ず一
定した大きさの張力および摩擦力が存在し、その線軸上
の後続の細線はそれら張力および摩擦力の作用によって
簡単に緩み脱落することがない。ところが、図4に示す
ように、従来の巻き線技術を利用し、扁平で薄膜状を呈
し、軽く、表面がスムーズで摩擦力が小さく、かつ撓み
性のあるバンド400(例えばマイラ[Mylar]材
から作られ、一面に薄い金属の彩色層が被覆されている
バンド)を線軸45に巻き付ける場合、バンド400の
材料特性は従来の細線とは完全に違うので、製造時には
必ず次の問題が発生する。
【0010】(1)バンド400を線軸45上に巻き付
ける場合、そのバンド400を線軸45上に巻き付けた
後は順番に緊密に貼り付けるようそのバンドに一定した
大きさの張力を施さなければならないが、前述の従来の
巻き線技術を利用してバンド400を導線42上に巻き
付ける場合、隣接するバンド401、402、403間
の摩擦力が小さいので、バンド400を上へ引き出して
導線42上に巻き付ける場合、一巻きのバンド400が
釈放する張力は瞬間的に後続の数巻きのバンド401、
402、403に蔓延し、そのために後続の数巻きのバ
ンド401、402、403は線軸45上で緩んで絡み
合う。図4に示す二巻きのバンド402、403のよう
に、それらを引っ張ると切れてしまうので、連続的かつ
品質の良い線材を量産することができなくなる。
【0011】(2)再び図4を参照する。従来より、フ
ライホイール47を自由に回転させるため、そのフライ
ホイール47を中空軸套46に取り付けた後、その上側
に浮き上げ空間Fを予め残し、かつ中空軸套46の末端
にリミットボルト43を締め付ける。そのリミットボル
ト43および浮き上げ空間の高さは導線42の中空軸套
46の引き上げ位置から線軸45までの間を一定した距
離Hに保ち、この距離Hはバンド400のフライホイー
ル47の孔471から導線42への角度βを大きくして
いる。そのため、バンド400を巻き付ける場合、その
片側は導線42の表面に平らに貼り付けにくくなり、そ
れゆえに後続のバンド400が順番にその上に巻き付け
られる場合、浮き上がった一側は後続の巻き付けるバン
ドを変形および偏移させ、導線上全体に逐次不規則な皺
を形成し、図5に示すように、外形が平坦な導線を作り
出すことができない。
【0012】(3)バンド400のフライホイール47
の孔471から導線42への角度が小さ過ぎると、その
バンド400の縁はリミットボルト43と摩擦するた
め、高速運転時にはバンドが破損して切れやすくなり、
全体の巻き付け作業は中断してしまう。
【0013】(4)また、バンドを巻き付ける過程にお
いて、もしバンド400の引き出し位置が線軸45の最
上端にある場合、その線軸の凸縁451の妨げによって
常にバンド400の縁は先に凸縁451と摩擦し、それ
からフライホイール47の孔471を通って導線42の
表面に巻き付けられる。それゆえに、高速運転時にはバ
ンドが破損して切れやすくなり、全体の巻き付け作業は
中断してしまう。
【0014】上述の多くの因素に基づき、扁平で薄膜状
を呈し、軽く、表面がスムーズで摩擦力が小さく、かつ
撓み性のあるバンドは従来の巻き付け技術を利用して快
速かつ平坦に、互いに重ね合わせて線軸上に巻き付ける
ことができない。そのため、新型かつ色彩の変化が豊か
な、または薄い金属層が被覆されている各種バンドはい
まだに各種工芸線材、電源線または信号線に幅広く応用
されておらず、それら工芸線材、電源線または信号線
に、より創意のある外観および特性を与えることができ
ない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述の多くの従来の巻
き付け技術では各種線材にぴかぴかと光る変化のある色
彩が表せないことを鑑み、本発明者は研究開発を行い、
本発明の線材製造装置を開発した。すなわち、本発明の
目的は、主として巻き付け技術を利用し、最少一本以上
のフレキシブルな線材の周縁表面に一本以上のバンドを
均一に巻き付け、その線材表面に巻き付けられている如
何なるバンドとも予定された巻き付け角度を保ち、かつ
如何なる隣接する二本のバンドの間も予定された幅が互
いに重なり合って、バンドの平坦さを保ちバンドが緊密
に線材に巻き付くことを保つ線材製造装置を提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの本発明の一つの手段によると、線材製造装置に取り
付ける線軸を上端は直径がやや大きく、下端は直径がや
や小さい形状に設計し、線軸の表面は中心線と適当な角
度を形成するようにする。それによって、線軸上に巻き
付けられているバンドが順番に上から引き出され、導線
に巻き付けられる前は線軸上の直径のやや小さい位置か
らまず直径のやや大きい位置へスライドし、それが張力
を釈放する時は丁度直径のやや大きい位置へスライドし
て一定の支持があるようになる。そのため線軸の遠心力
にスムーズに投げ出されて線軸の表面に巻き付き、張力
が瞬間的に後続の数巻きのバンドに釈放され、後続の数
巻きのバンドが線軸上に緩み崩れて絡み合うことがな
く、連続かつ快速な巻き付け作業をもって品質の優れた
線材を製作することができる。
【0017】本発明のもう一つの手段によると、線材製
造装置の線軸の上側の中空軸套にフライホイールを取り
付け、それには中心孔があり、その中心孔の両側には対
称に一定の長さのフライホイールアームが設けられ、各
フライホイールアームの対応端にはそれぞれ一定の角度
で上向きまたは下向きに延伸する突出部が設けられ、隣
接する突出部の間は股分かれ状に形成し、その各突出部
には孔が設けられている。導線を巻き付ける場合、バン
ドの一端を下向きに延伸する突出部と上向きに延伸する
突出部との孔に順番に通し、それから導線上に巻き付け
る。この場合、駆動機構および収線機構をスタートすれ
ばフライホイールは線軸に動かされ、バンドが線軸の遠
心力に投げ出されるとフライホイールはそれにある作用
力を施してある一定した大きさの張力があるようにな
り、それによって導線の表面に緊密に巻き付け、各突出
部の延伸角度もバンドに適当な巻き付け角度および引き
出し角度を維持し、それが導線に巻き付けられる場合、
または線軸の最上端から引き出された場合はリミットボ
ルトまたは線軸の凸縁に接触または摩擦して切れてしま
うことがない。それゆえ、高速運転の下で巻き付け作業
を行うことができ、優良な品質の製品を作り出し、かつ
量産化の要求を満足させる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本発明の一実施例による線材製造装置
は、図6に示すように、主として機台(図面には示され
ていない)に回転受け台53が設置され、その回転受け
台53は伝動ベルト56によって駆動機構(図面には示
されていない)に連結され、その回転受け台53の中央
には上へ延伸する中空軸套54が設けられており、駆動
機構が伝動ベルト56を通じて回転受け台53を駆動し
た場合、中空軸套54もそれに伴って同調し回転する。
機台上にはさらに線軸55が設けられ、その線軸55の
中央位置には中空の軸孔553が設けられており、それ
の両端にはそれぞれ径方向に沿って凸縁552が設けら
れ、それら凸縁552の間には複数巻きのバンド50が
巻き付けられている。
【0019】ここで特に注意していただきたいことは、
本実施例で称するバンド50はすべて扁平状を呈し、軽
く、表面がスムーズで互いの間の摩擦力が小さく、かつ
撓み性のあるバンドで、それらバンド50はすべてマイ
ラ材から作られ、色彩の変化が豊か、または薄い金属層
が被覆されている各種バンドを含むがそれに限らず、そ
の他編み織り法によって作られた各種バンドで、前述の
特徴のあるものも本実施例の言うバンドである。
【0020】再び図6を参照する。本実施例において、
導線52(一本または一本以上)を巻き付ける場合、ま
ず線軸55の軸孔553を中空軸套54に組み込む。そ
の線軸55の下側の凸縁552は丁度その回転受け台5
3に位置決めされ、並びに回転受け台53に設けられて
いる最少一本の位置決め凸柱531に位置決めされ、そ
れによって線軸55は回転受け台53に伴って同調し回
転することができる。その後さらに導線52をその回転
受け台53の下側から中空軸套54の一端の入り口に通
して回転受け台53および中空軸套54を貫通させ、そ
して他端の出口から上へ引き出してさらに収線機構に固
定する(図面には示されていない)。この場合、バンド
50の一端を中空軸孔553上側から引き出した導線5
2に巻き付け、駆動機構および収線機構を駆動するとバ
ンド50は線軸55に伴って回転し、かつ線軸55の遠
心力によって投げ出され、順番に導線52の表面を覆い
包む。ここで特に説明することは、本発明を実際に実施
する場合、それは前述の導線52を応用することに限ら
ず、それはすべての金属線材、非金属線材、またはその
他材料を被覆している金属または非金属線材、例えば電
源線、信号線またはその他工芸用線材等に応用すること
ができるが、これらに限らない。
【0021】本実施例において、線軸55に巻き付けら
れているバンド50はすべて扁平状を呈し、軽く、撓み
性があり、かつ表面がスムーズなバンド50であるの
で、そのバンド50をまず線軸55に巻き付ける場合、
隣接するバンド間の摩擦力が小さく、そのバンド50に
対して一定した大きさの張力を施すことによって線軸5
5に巻き付けると、順番かつ緊密に貼り合わせることが
できて、緩み脱落しないようになる。ここで特に注意し
てもらいたいことは、前述の機構を利用してバンド50
を導線52上に巻き付ける場合、図7に示すように、線
軸55上の隣接するバンド50間の摩擦力が小さく、か
つバンド50が上へ引き出された場合、最も外巻きのバ
ンドD1の釈放する張力は極めて容易に瞬間的に後続の
数巻きのバンドD2、D3、 …に伝達され、そのため
に後続の数巻きのバンドD2、D3、…は線軸55上で
緩み脱落して絡み合い、引っ張られて切れやすくなるこ
とである。この問題を解決するため、本実施例では線軸
55を上端は直径がやや大きく、下端は直径がやや小さ
い形状551に設計し、線軸55の表面は中心線と適当
な角度θsを形成するようにしている。それによって、
線軸55上に巻き付けられているバンド50は順番に上
から引き出され、それが導線52に巻き付けられる前は
線軸55上の直径のやや小さい位置からまず直径のやや
大きい位置へスライドし、それが張力を釈放する時は丁
度直径のやや大きい位置へスライドして一定の支持があ
るようになり、張力の瞬間的釈放によって後続の数巻き
のバンドが線軸上で緩み脱落して絡み合わないようにな
り、そのため線軸55の遠心力にスムーズに投げ出さ
れ、導線52の周縁表面を均一に覆い被す。導線52の
表面を巻き付く如何なるバンドはすべて予定された巻き
付け角度を保つことができ、かつ如何なる二本の隣接す
るバンドも互いに予定された幅が重ね合わせられ、その
バンドが平坦かつ緊密に導線上に巻き付けられることが
保たれる。それによって、後続の射出成型技術をもっ
て、バンドが覆い包んでいる線材上にプラスチック材を
成型する場合、線材上に巻き付けられた隣接するバンド
が線材が折り曲げられることでその重ね合いが離脱し、
被覆された線材が露出する、というようなことがなくな
り、それゆえに連続かつ快速な被覆作業をもって品質の
いい線材を作ることができる。
【0022】この他、扁平状を呈した軽いバンド50を
導線52に巻き付ける過程において、空気の抵抗力を受
けて浮き上げ現象が発生しやすく、充分な張力が得られ
ず、導線52上に緊密に巻き付けられなくなるという問
題を解決するために、図6および図7に示すように、本
実施例において、線軸55を中空軸套54に取り付けた
後、中空軸套54の線軸55が延伸する上側の一端にま
ずフライホイール57を取り付け、並びにその中空軸套
54の末端に中空のリミットボルト58を締め付け、そ
れによってフライホイール57の上側に予め一定した浮
き上げ空間Fを残す。リミットボルト58の中央位置に
は導線52を通すための孔が設けられ、フライホイール
57の中央位置には中空軸套54の取り付けに供される
中心孔573が設けられ、その中心孔573の両側には
対称に一定した長さと重さのフライホイールアーム57
2が設けられており、各フライホイールアーム572の
対応端には最少それぞれ一定した角度θu、θdを呈す
る上向きおよび下向きに延伸する突出部574が設けら
れ、その隣接する突出部574の間には二股状に形成さ
れ、各突出部574には孔571が設けられている。
【0023】本実施例によって導線52に巻き付けを行
う場合、バンド50の一端を下向きに延伸する突出部の
孔571、ならびに上向きに延伸する突出部の孔571
に順番に通すと、その角度θu、θdは丁度バンドが導
線に巻き付けられた時に適当な巻き付け角度θfを維持
することができ、リミットボルト58を接触または摩擦
せず、または線軸55の最上端から引き出された場合は
適当な引出し角度を維持し、線軸55の凸縁552と接
触または摩擦することがない。この場合、駆動機構およ
び収線機構をスタートすればフライホイール57は線軸
55に動かされ、バンド50が線軸55の遠心力によっ
て投げ出されると、フライホイール572の重りはそれ
にある作用力を施してある一定した大きさの張力がある
ようになり、それによって導線52の表面に緊密に巻き
付けを行い、フライホイール572上の各突出部574
の延伸長さおよび角度もバンドに適当な巻き付け角度お
よび引き出し角度を維持し、それが導線52に巻き付け
られる場合、または線軸55の上端から引き出された場
合はリミットボルト58、または線軸55の凸縁552
に接触または摩擦して切れてしまうことがない。それゆ
え、高速運転の下で巻き付け作業を行うことができ、優
良な品質の製品を作り出し、かつ量産化の要求を満足さ
せる。
【0024】本実施例の装置が実際に使用される場合、
それは各種直径が2―6mmの金属線材、またはその他
絶縁材が被覆されている導線(一本または一本以上)に
対し、本実施例の装置を利用して、マイラ材から作られ
厚さが0.015―0.035mmで幅が1―3mmの範
囲にあり、扁平状を呈し、軽く、かつ表面がスムーズな
彩色のバンド、または薄い金属層が被覆されているバン
ドを導線上に巻き付け、並びに駆動機構および収線機構
の回転速度、フライホイールアームの重りおよび長さ、
突出部の延伸の長さ、ならびに角度θu、θdを調整す
ることにより、線材表面に巻き付けられる如何なるバン
ドの中心線もその線材の中心線の垂直線と8―22度の
巻き付け角度θfを維持するようにし、かつその線材表
面に巻き付く如何なる隣接する二本のバンドもそのバン
ドの幅の約20―50%が重なり合うことを維持するよ
うにする。この場合、本実施例の装置は高速運転におい
て約三万数メートルの導線の覆い包みを完成し、その間
は切れがないだけでなく、製造された導線のバンドは緊
密に平坦に覆い包まれ、如何なる皺および折り曲げも無
い。それゆえ、後続の射出成型技術をもって、バンドが
覆い包んでいる線材上にプラスチック材を成型した場
合、透明のプラスチック材が均一かつ平坦に導線上に成
型されるだけでなく、導線上に巻き付けられた隣接する
バンドが線材が折り曲げられることでその重ね合いが離
脱し、被覆された導線が露出する、というようなことが
なくなる。そのバンド上の綺麗で変化の多い色彩が透明
なプラスチック材を通じて映し出された場合、その線材
はぴかぴかと光る変化万端な色彩を現し、その線材に、
より創意のある外観を与える。この他、薄い金属の層が
塗布されている彩色のバンドから作られた電源線または
信号線は、数々の実験またはテストを経たが、すべて極
めてよい電磁遮蔽特性をもっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の巻き線技術に使用される巻き線装置の局
部構造を示す模式図である。
【図2】従来の巻き線技術に使用される別の巻き線装置
の局部構造を示す模式図である。
【図3】従来の巻き線技術に使用されるさらに別の巻き
線装置の局部構造を示す模式図である。
【図4】従来の巻き線装置を利用し、バンドを導線に巻
き付ける構造を示す模式図である。
【図5】従来の巻き線装置を利用してバンドを導線に巻
き付けた場合、後続に巻き重ねるバンドに変形および偏
移が発生し、導線全体に逐次不規則な皺が発生した状態
を示す模式図である。
【図6】本発明の実施例による線材製造装置の局部分解
構造を示す模式図である。
【図7】本発明の実施例による線材製造装置でバンドを
導線に巻き付けた構造を示す模式図である。
【符号の説明】
50 バンド 52 導線 53 回転受け台 54 中空軸套 55 線軸 56 伝動ベルト 57 フライホイール 58 リミットボルト 552 凸縁 553 軸孔 571 孔 572 フライホイールアーム 573 中心孔 574 突出部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材製造装置であって、 機台を備え、 機台上に枢設されかつ駆動機構に連結されていること
    で、駆動機構に駆動されて回転可能な回転受け台を備
    え、 前記回転受け台の片側中央位置には上へ延伸する中空軸
    套が設けられ、その中空軸套は回転受け台に伴って同調
    して回転することができ、前記回転受け台および中空軸
    套の中心には中心孔が設けられ、その中心孔は前記回転
    受け台および中空軸套を貫通し、 線軸を備え、その線軸の中央位置には中空の軸孔が設け
    られ、その軸孔には前記中空軸套を取り付け可能であ
    り、前記線軸の両端にはそれぞれ径方向に沿って凸縁が
    設けられ、その凸縁のうち一つは前記回転受け台の一側
    に取り付け位置決め可能であり、前記線軸は前記凸縁の
    間に位置し、上端の直径がやや大きく、下端の直径がや
    や小さい形状に設計されて線軸の表面と中心線とが所定
    の角度を形成し、複数巻きの扁平状を呈し軽く表面がス
    ムーズなバンドが予め巻き付けられ、 線材に対して巻き付けを行う場合、まずその線材を回転
    受け台の下側から中心孔の一端に通して前記回転受け台
    および中空軸套を貫通させ、他端から上へ引き出して収
    線機構に固定し、前記線軸に巻き付けられているバンド
    の一端を前記中心孔から引き出した線材に巻き付けた
    後、駆動機構および収線機構を駆動すると、高速運転に
    おいて回転受け台は駆動されて線材が引き出され、バン
    ドは線軸に伴って回転して線軸の遠心力により投げ出さ
    れ、順番かつ均一に前記線材の周縁表面を覆い包むこと
    を特徴とする線材製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、 前記回転受け台には少なくとも一つの位置決め部材が設
    けられ、前記線軸の下側の凸縁を回転受け台に据え置い
    た場合、前記回転受け台に位置決めされて前記回転受け
    台に伴って同調し回転可能であることを特徴とする線材
    製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、 フライホイールをさらに備え、そのフライホイールの中
    央位置には中空軸套の取り付けに供される中心孔が設け
    られ、その中心孔の両側には対称にフライホイールアー
    ムが設けられ、各フライホイールアームの対応端にはそ
    れぞれ所定の角度で上向きまたは下向きに延伸する突出
    部が設けられ、隣接する突出部の間は股分かれ状に形成
    され、各突出部には孔が設けられ、 前記フライホイールの中心孔は中空軸套から線軸の上側
    に延伸する一端に配置可能であり、前記バンドの一端は
    下向きに延伸する突出部の孔、ならびに上向きに延伸す
    る突出部の孔に順番に通され、中心孔から引き出された
    線材に巻き付けられることを特徴とする線材製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置であって、 リミットボルトをさらに備え、そのリミットボルトは中
    空軸套の末端に取り付けられ、線軸およびフライホイー
    ルが順番に中空軸套に取り付けられると前記フライホイ
    ールの上側に浮き上げ空間が予め残され、前記リミット
    ボルトの中央位置には導線を通すための孔が設けられて
    いることを特徴とする線材製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の装置であって、 前記上向きに延伸する突出部が所定の巻き付け角度を維
    持することで、バンドが導線に巻き付けられた場合にリ
    ミットボルトとの接触または摩擦が防止されることを特
    徴とする線材製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の装置であって、 前記下向きに延伸する突出部が所定の引き出し角度を維
    持することで、バンドが線軸の最上端から引き出された
    場合に線軸の凸縁との接触または摩擦が防止されること
    を特徴とする線材製造装置。
  7. 【請求項7】 線材製造装置であって、 機台を備え、 機台上に枢設されかつ駆動機構に連結されていること
    で、駆動機構に駆動されて回転することができる回転受
    け台を備え、 前記回転受け台の片側中央位置には上へ延伸する中空軸
    套が設けられ、その中空軸套は回転受け台に伴って同調
    して回転可能であり、前記回転受け台および中空軸套の
    中心には中心孔が設けられ、その中心孔は前記回転受け
    台および中空軸套を貫通し、 線軸を備え、前記線軸の中央位置には中空の軸孔が設け
    られ、その軸孔には前記中空軸套を取り付け可能であ
    り、前記線軸の両端にはそれぞれ径方向に沿って凸縁が
    設けられ、その凸縁のうち一つは前記回転受け台の一側
    に取り付け位置決め可能であり、前記線軸の凸縁の間に
    は複数巻きの扁平状を呈し軽く表面がスムーズなバンド
    が予め巻き付けられ、 フライホイールを備え、そのフライホイールの中央位置
    には中空軸套の取り付けに供される中心孔が設けられ、
    その中心孔の両側には対称にフライホイールアームが設
    けられ、各フライホイールアームの対応端にはそれぞれ
    所定の角度で上向きまたは下向きに延伸する突出部が設
    けられ、隣接する突出部の間は股分かれ状に形成され、
    各突出部には孔が設けられ、 線材に対して巻き付けを行う場合、まずその線材を回転
    受け台の下側から回転受け台および中空軸套の中心孔の
    一端に通して前記回転受け台および中空軸套を貫通さ
    せ、他端から上へ引き出して収線機構に固定し、前記線
    軸に巻き付けられているバンドの一端を下向きに延伸す
    る突出部の孔、ならびに上向きに延伸する突出部の孔に
    順番に通した後、回転受け台および中空軸套の中心孔か
    ら引き出された線材に巻き付け、駆動機構および収線機
    構を駆動すると、高速運転において回転受け台は駆動さ
    れて線材が引き出され、バンドは線軸に伴って回転して
    線軸の遠心力により投げ出され、順番かつ均一に前記線
    材の周縁表面を覆い包むことを特徴とする線材製造装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置であって、 前記回転受け台には少なくとも一つの位置決め部材が設
    けられ、前記線軸の下側の凸縁を回転受け台に据え置い
    た場合、前記回転受け台に位置決めされて前記回転受け
    台に伴って同調し回転可能であることを特徴とする線材
    製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の装置であって、 前記線軸の凸縁間に位置する部分は上端の直径がやや大
    きく、下端の直径がやや小さい形状に設計され、線軸の
    表面と中心線とは所定の角度をなして形成されることを
    特徴とする線材製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の装置であって、 リミットボルトをさらに備え、そのリミットボルトは中
    空軸套の末端に取り付けられ、線軸およびフライホイー
    ルが順番に中空軸套に取り付けられると前記フライホイ
    ールの上側に浮き上げ空間が予め残され、前記リミット
    ボルトの中央位置には導線を通すための孔が設けられて
    いることを特徴とする線材製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の装置であって、 前記上向きに延伸する突出部が所定の巻き付け角度を維
    持することで、バンドが導線上に巻き付けられた場合に
    リミットボルトとの接触または摩擦が防止されることを
    特徴とする線材製造装置。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の装置であって、 前記下向きに延伸する突出部が所定の引き出し角度を維
    持することで、バンドが線軸の最上端から引き出された
    場合に線軸の凸縁との接触または摩擦が防止されること
    を特徴とする線材製造装置。
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