JPS6314100B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314100B2 JPS6314100B2 JP53080459A JP8045978A JPS6314100B2 JP S6314100 B2 JPS6314100 B2 JP S6314100B2 JP 53080459 A JP53080459 A JP 53080459A JP 8045978 A JP8045978 A JP 8045978A JP S6314100 B2 JPS6314100 B2 JP S6314100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- decorative
- edge
- thread
- delivery device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 36
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 30
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 31
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 20
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 239000002362 mulch Substances 0.000 description 9
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 description 3
- 229920002334 Spandex Polymers 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 3
- 239000004759 spandex Substances 0.000 description 3
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 3
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000002844 continuous effect Effects 0.000 description 2
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 2
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 229920001342 Bakelite® Polymers 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004637 bakelite Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000009998 heat setting Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000001000 micrograph Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/34—Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、特に複数の連続単繊維が束になつた
マルチ糸から、全長に亙つて複数の突起部、即ち
節が積極的に配列された装飾糸の製造法に関す
る。これらの節は、装飾糸に連続的に間隔配置さ
れて、各々がフレーク状、つぼみ状、粗紡糸状等
に形成される。
マルチ糸から、全長に亙つて複数の突起部、即ち
節が積極的に配列された装飾糸の製造法に関す
る。これらの節は、装飾糸に連続的に間隔配置さ
れて、各々がフレーク状、つぼみ状、粗紡糸状等
に形成される。
「従来技術」
装飾糸は種々の技術で製造される。仏国特許第
2080051号および2080052号には、全長に亙つて局
所的な効果を持たせた装飾糸が示され、例えば数
対の供給ローラを備えた撚り機、あるいは追加的
に仮撚り機を設置した中空スピンドルを持つ投入
枠を用いて、心糸の回りに少なくとも1個の効果
ヤーンを巻込んでいる。
2080051号および2080052号には、全長に亙つて局
所的な効果を持たせた装飾糸が示され、例えば数
対の供給ローラを備えた撚り機、あるいは追加的
に仮撚り機を設置した中空スピンドルを持つ投入
枠を用いて、心糸の回りに少なくとも1個の効果
ヤーンを巻込んでいる。
この場合、各種の装飾糸は、効果ヤーンと心糸
との相対供給速度を変たり、巻取速度を変たり、
ラツピング針を用いて、得られる。これらの方法
は、主に生産速度が遅く、また全長に亙つて安定
なブロツク効果を得るために結束ヤーンを用いな
ければならない欠点を持つている。
との相対供給速度を変たり、巻取速度を変たり、
ラツピング針を用いて、得られる。これらの方法
は、主に生産速度が遅く、また全長に亙つて安定
なブロツク効果を得るために結束ヤーンを用いな
ければならない欠点を持つている。
更に、時には融通性に欠ける特別の高価な装置
を使用することが必要である。
を使用することが必要である。
また、仏国特許第2196408号には、仮撚りによ
り心糸と効果ヤーンとを一緒にし、仮撚り処理前
後に熱処理する装飾糸の製造法が記載されてい
る。この方法は、生産速度を高められるが、結束
ヤーンが必要である。
り心糸と効果ヤーンとを一緒にし、仮撚り処理前
後に熱処理する装飾糸の製造法が記載されてい
る。この方法は、生産速度を高められるが、結束
ヤーンが必要である。
更に、化学ヤーンを直接不均一に押出し、ある
いは延伸させる装飾糸の製造法が提案されてい
る。この装飾糸は、全長に亙る特性、特に強度あ
るいは染色親和性にむらを生じ、また非常に不明
確な効果を持つている。
いは延伸させる装飾糸の製造法が提案されてい
る。この装飾糸は、全長に亙る特性、特に強度あ
るいは染色親和性にむらを生じ、また非常に不明
確な効果を持つている。
多芯化学ヤーンは、紡績加工されて、諸特性例
えばフルネス、処理性、嵩および弾性を変形させ
ることが公知である。この種の処理は、一般にヤ
ーンを機械的に変形させて、熱で固定している。
この機械的変形は、仮撚りスピンドルを使用した
仮撚り法あるいはセツトイン仮撚り法、ギア間の
通路、編成後熱固定してほぐすKDK法、圧縮す
るバンロン法あるいはエツジ上の通路のアギロン
法によつて実施される。
えばフルネス、処理性、嵩および弾性を変形させ
ることが公知である。この種の処理は、一般にヤ
ーンを機械的に変形させて、熱で固定している。
この機械的変形は、仮撚りスピンドルを使用した
仮撚り法あるいはセツトイン仮撚り法、ギア間の
通路、編成後熱固定してほぐすKDK法、圧縮す
るバンロン法あるいはエツジ上の通路のアギロン
法によつて実施される。
しかし、これらの方法は、処理ヤーンのフルネ
ス、弾性等の特性を部分的に変形させることが可
能であるに過ぎず、一般にこれらのヤーンの主要
繊維を相互に分離できるだけである。
ス、弾性等の特性を部分的に変形させることが可
能であるに過ぎず、一般にこれらのヤーンの主要
繊維を相互に分離できるだけである。
これらの方法は、装飾糸の製造を意図したもの
であるが、いずれの場合も、全長に亙つてブロツ
ク(固定)された突起部を持つた装飾糸を直接得
ることができない。
であるが、いずれの場合も、全長に亙つてブロツ
ク(固定)された突起部を持つた装飾糸を直接得
ることができない。
ピツトマン氏の米国特許第3136111号には、全
長に亙つて異なつた性質の部分を持つヤーンの製
造方法を記載している。この特許には、アギロン
法の変形方法が開示され、ヤーンを構成する複数
の繊維は、加熱板に間欠的に接触後、鋭いエツジ
上を通過して、各々が非対称の繊維構造に変形さ
せられて、高低の弾性およびフルネスおよびクリ
ンプ特性を持ち、従つて処理されたヤーンの嵩や
伸縮性を増大させている。しかし、この種の方法
は、全長に亙つて安定な突起部を持つた装飾糸を
得ることが不可能であり、異なつた特性を持つた
連続領域からなる紡績ヤーンを得ることが可能で
あるのみである。
長に亙つて異なつた性質の部分を持つヤーンの製
造方法を記載している。この特許には、アギロン
法の変形方法が開示され、ヤーンを構成する複数
の繊維は、加熱板に間欠的に接触後、鋭いエツジ
上を通過して、各々が非対称の繊維構造に変形さ
せられて、高低の弾性およびフルネスおよびクリ
ンプ特性を持ち、従つて処理されたヤーンの嵩や
伸縮性を増大させている。しかし、この種の方法
は、全長に亙つて安定な突起部を持つた装飾糸を
得ることが不可能であり、異なつた特性を持つた
連続領域からなる紡績ヤーンを得ることが可能で
あるのみである。
マーシヤル氏の米国特許第3357171号には、全
長に亙つて突起部を有する装飾糸の別の製造法が
記載されている。この方法によれば、少なくとも
1個の心糸の回りに少なくとも1個のヤーンが巻
付けられた複合ヤーンを形成し、この複合ヤーン
の巻付けヤーンを下方に押圧して突起部を形成
し、従つて心糸が支持体として作用している。し
かし、この方法によれば、単一のヤーンから装飾
糸を得ることが不可能であり、更に、突起部が不
安定で、補助ヤーンで固定されなければならな
い。
長に亙つて突起部を有する装飾糸の別の製造法が
記載されている。この方法によれば、少なくとも
1個の心糸の回りに少なくとも1個のヤーンが巻
付けられた複合ヤーンを形成し、この複合ヤーン
の巻付けヤーンを下方に押圧して突起部を形成
し、従つて心糸が支持体として作用している。し
かし、この方法によれば、単一のヤーンから装飾
糸を得ることが不可能であり、更に、突起部が不
安定で、補助ヤーンで固定されなければならな
い。
「発明が解決しようとする問題点」
特開昭48―14859号には、熱可塑性合成繊維の
仮撚加工糸を施撚しつつ巻取る場合には、加工糸
をヤスリロールに間欠的に接触させて、加工糸の
一部の糸を切断すると共に糸の一部に繊維の絡ま
りおよび毛羽を形成した玉糸様糸の製造方法を開
示している。この玉糸様糸は、切断されない加工
糸にもヤスリロールによる傷が残り、従つて糸全
体の強度が弱くなつて、同じ太さの糸に比較して
切れやすい欠点を持つている。
仮撚加工糸を施撚しつつ巻取る場合には、加工糸
をヤスリロールに間欠的に接触させて、加工糸の
一部の糸を切断すると共に糸の一部に繊維の絡ま
りおよび毛羽を形成した玉糸様糸の製造方法を開
示している。この玉糸様糸は、切断されない加工
糸にもヤスリロールによる傷が残り、従つて糸全
体の強度が弱くなつて、同じ太さの糸に比較して
切れやすい欠点を持つている。
特開昭50―58342号には、磁気テープに記憶さ
れた一糸列のランダムパルス信号を互いに独立し
た複数個のランダムパルス信号に変換する装置と
該装置の出力数に等しい複数系列のスイツチング
装置からなり、繊維束の供給あるいは糸に振動を
与える手段として電磁機器を具備した可動機構を
制御するように構成された糸に意匠効果を付与す
る装置を開示している。この装置は、実施例に示
されているように、繊維束にランダムに三原色の
塗料を組み合わせて染色するもので、糸の太さお
よび嵩を変えるものではない。
れた一糸列のランダムパルス信号を互いに独立し
た複数個のランダムパルス信号に変換する装置と
該装置の出力数に等しい複数系列のスイツチング
装置からなり、繊維束の供給あるいは糸に振動を
与える手段として電磁機器を具備した可動機構を
制御するように構成された糸に意匠効果を付与す
る装置を開示している。この装置は、実施例に示
されているように、繊維束にランダムに三原色の
塗料を組み合わせて染色するもので、糸の太さお
よび嵩を変えるものではない。
実公昭43―14724号には、糸条の表面に波形凹
凸形状を付与させた特殊合繊糸を製造するに際
し、糸条押圧振動子と対面する固定ローラの両側
にガイドローラを設け、処理糸が該ローラ群を一
巡する如くなし、両ガイドローラを糸条が押圧変
形処理を受ける間走行停止状態になる如く振動さ
せられる特殊合繊糸の製造装置を開示している。
この装置は、1本の単繊維糸に凹凸模様をプレス
して、乱反射透過による外観風合の特異な高級糸
を得ているが、複数の単繊維からなるマルチ糸に
は適応できない。
凸形状を付与させた特殊合繊糸を製造するに際
し、糸条押圧振動子と対面する固定ローラの両側
にガイドローラを設け、処理糸が該ローラ群を一
巡する如くなし、両ガイドローラを糸条が押圧変
形処理を受ける間走行停止状態になる如く振動さ
せられる特殊合繊糸の製造装置を開示している。
この装置は、1本の単繊維糸に凹凸模様をプレス
して、乱反射透過による外観風合の特異な高級糸
を得ているが、複数の単繊維からなるマルチ糸に
は適応できない。
「問題点を解決するための手段」
本発明の製造法は、前述の欠点を全て解決し、
複数の連続単繊維からなるマルチ糸のいずれの単
繊維も切断せず、結束ヤーンあるいは効果ヤーン
を加えないで、全長に亙つて安定に固定された突
起部を点在した装飾糸を直接得ることを目的とし
ている。
複数の連続単繊維からなるマルチ糸のいずれの単
繊維も切断せず、結束ヤーンあるいは効果ヤーン
を加えないで、全長に亙つて安定に固定された突
起部を点在した装飾糸を直接得ることを目的とし
ている。
本発明によれば、複数の連続単繊維を有する少
なくとも1種類のマルチ糸を送出装置に供給し、
この送出装置から現れたマルチ糸の一部の単繊維
にエツジを作用させて、一部の単繊維を送出装置
の表面を離れる直前で制動させ、これら一部の単
繊維と残りの単繊維とをスピンドルによつて同時
に撚りながらマルチ糸の供給速度と同じ巻取速度
で巻取つて、スピンドルによつて付与された撚り
を、エツジの作用領域の後方まで及ぼすことを特
徴とする装飾糸の製造法が提供される。
なくとも1種類のマルチ糸を送出装置に供給し、
この送出装置から現れたマルチ糸の一部の単繊維
にエツジを作用させて、一部の単繊維を送出装置
の表面を離れる直前で制動させ、これら一部の単
繊維と残りの単繊維とをスピンドルによつて同時
に撚りながらマルチ糸の供給速度と同じ巻取速度
で巻取つて、スピンドルによつて付与された撚り
を、エツジの作用領域の後方まで及ぼすことを特
徴とする装飾糸の製造法が提供される。
本発明の製造法は、突起部を一層明瞭にあるい
は余り目立たないように、又は短くしたり、長く
形成させることが可能で、極端な場合に、無限の
長さの突起部を形成することも可能で、更に、従
来の装置を少ない費用で簡単かつ経済的に改造し
て、マルチ糸の一部を制動しながら加撚すること
が可能である。
は余り目立たないように、又は短くしたり、長く
形成させることが可能で、極端な場合に、無限の
長さの突起部を形成することも可能で、更に、従
来の装置を少ない費用で簡単かつ経済的に改造し
て、マルチ糸の一部を制動しながら加撚すること
が可能である。
更に、本発明の製造法による装飾糸は、突起部
の点在時に、特に編成あるいは織成がずつと容易
になる。これは、突起部の特別の形状により説明
でき、これらの突起部が細くなつた末端部を有し
て、種々の案内、編機又は織機に通すことが容易
となる。
の点在時に、特に編成あるいは織成がずつと容易
になる。これは、突起部の特別の形状により説明
でき、これらの突起部が細くなつた末端部を有し
て、種々の案内、編機又は織機に通すことが容易
となる。
本発明は、実質的に撚りがない複数の連続単繊
維を有するマルチ糸を用いている。この「実質的
に撚りがない」という用語は、撚りが零か略零、
例えば10〜30旋回/メートル程度で、好ましくは
20旋回/メートルを越えないごくわずかな撚りを
有するマルチ糸を意味している。
維を有するマルチ糸を用いている。この「実質的
に撚りがない」という用語は、撚りが零か略零、
例えば10〜30旋回/メートル程度で、好ましくは
20旋回/メートルを越えないごくわずかな撚りを
有するマルチ糸を意味している。
このマルチ糸は、装飾処理前に、必要により、
従来の紡績処理、例えば仮撚り処理される。
従来の紡績処理、例えば仮撚り処理される。
予め仮撚り処理された連続マルチ糸の場合に
は、本発明による処理後の装飾糸に、もはや残存
撚りトルクがなく、従つて装飾糸を別の糸と結合
したり、装飾糸を使用時に固定する必要もない。
は、本発明による処理後の装飾糸に、もはや残存
撚りトルクがなく、従つて装飾糸を別の糸と結合
したり、装飾糸を使用時に固定する必要もない。
本発明によるエツジの作用は、複数の連続単繊
維が撚りで相互にからみ合つて単繊維の累積を形
成する効果を有している。
維が撚りで相互にからみ合つて単繊維の累積を形
成する効果を有している。
本発明によれば、エツジを当てる期間、回数あ
るいはマルチ糸を加える圧力を変えることによ
り、幅、広さ等の効果、これらの効果の間隔及び
これらの嵩を変えることも可能である。
るいはマルチ糸を加える圧力を変えることによ
り、幅、広さ等の効果、これらの効果の間隔及び
これらの嵩を変えることも可能である。
本発明の変形例においては、マルチ糸に永久に
エツジを当てて、マルチ糸の一部の単繊維を連続
して制動させられる。この場合、突起部は装飾糸
の全長に亙つて連続した効果を形成する。最後
に、エツジは、マルチ糸に対して、送出装置から
離れる直前で、送出装置の表面に対して略垂直に
接触するのが好ましく、またエツジの面に対して
垂直であるのが好ましい。
エツジを当てて、マルチ糸の一部の単繊維を連続
して制動させられる。この場合、突起部は装飾糸
の全長に亙つて連続した効果を形成する。最後
に、エツジは、マルチ糸に対して、送出装置から
離れる直前で、送出装置の表面に対して略垂直に
接触するのが好ましく、またエツジの面に対して
垂直であるのが好ましい。
本発明の方法を実施する製造装置は、複数の連
続単繊維を有するマルチ糸の供給源と、この供給
源からのマルチ糸を送出する少なくとも1個の送
出装置と、送出装置の下流に配設されて、処理後
のマルチ糸を装飾糸として撚つて巻取る巻取手段
と、送出装置と関連して一部の単繊維を一時的に
制動する制動手段とを備え、この制動手段が送出
装置の表面を離れる前に一部の単繊維に作用する
エツジを備えて、巻取手段によつて付与される撚
りがエツジの作用区域の後方までに影響すること
を特徴としている。
続単繊維を有するマルチ糸の供給源と、この供給
源からのマルチ糸を送出する少なくとも1個の送
出装置と、送出装置の下流に配設されて、処理後
のマルチ糸を装飾糸として撚つて巻取る巻取手段
と、送出装置と関連して一部の単繊維を一時的に
制動する制動手段とを備え、この制動手段が送出
装置の表面を離れる前に一部の単繊維に作用する
エツジを備えて、巻取手段によつて付与される撚
りがエツジの作用区域の後方までに影響すること
を特徴としている。
有利には、この製造装置は、マルチ糸の供給源
と、制動手段と共同する送出装置との間に、マル
チ糸を引つ張る手段、例えば第2の送出装置、あ
るいは上下動できるバーのような同類手段も備え
ている。
と、制動手段と共同する送出装置との間に、マル
チ糸を引つ張る手段、例えば第2の送出装置、あ
るいは上下動できるバーのような同類手段も備え
ている。
本発明の一実施例によれば、制動手段は、送出
装置の表面と接触あるいは離間する往復運動によ
り駆動されて、マルチ糸の移動方向にたわむ鋭い
エツジを備えている。この鋭いエツジは、例え
ば、往復自在に駆動される硬質の支持体に載置さ
れた柔軟な刃からなり、この刃がカミソリの刃に
似ている。逆に、鋭いエツジは、硬質の刃で形成
されて、柔軟な支持体に取付られる。従つて、硬
質の刃がマルチ糸に接触した時に、柔軟な支持体
がマルチ糸の移動方向にたわんで、マルチ糸に突
起部を形成し、この突起部が任意の大きさに成長
した時に、刃即ちエツジが元の位置に戻つて再び
マルチ糸と接触する。
装置の表面と接触あるいは離間する往復運動によ
り駆動されて、マルチ糸の移動方向にたわむ鋭い
エツジを備えている。この鋭いエツジは、例え
ば、往復自在に駆動される硬質の支持体に載置さ
れた柔軟な刃からなり、この刃がカミソリの刃に
似ている。逆に、鋭いエツジは、硬質の刃で形成
されて、柔軟な支持体に取付られる。従つて、硬
質の刃がマルチ糸に接触した時に、柔軟な支持体
がマルチ糸の移動方向にたわんで、マルチ糸に突
起部を形成し、この突起部が任意の大きさに成長
した時に、刃即ちエツジが元の位置に戻つて再び
マルチ糸と接触する。
変形例によれば、制動手段は円筒断面のバーを
備えて、マルチ糸に作用するエツジがバーの円弧
面に形成される。このバーは、円筒形以外の、例
えば矩形又は三角形の断面形状を持つことがで
き、マルチ糸に作用するエツジが稜線あるいは平
面で形成される。
備えて、マルチ糸に作用するエツジがバーの円弧
面に形成される。このバーは、円筒形以外の、例
えば矩形又は三角形の断面形状を持つことがで
き、マルチ糸に作用するエツジが稜線あるいは平
面で形成される。
このエツジは、マルチ糸の移動方向に一般に垂
直に配向されるが、ある場合に移動方向に斜めに
配向される。
直に配向されるが、ある場合に移動方向に斜めに
配向される。
このエツジを有する制動手段は、非変形性、耐
摩耗性の材料、例えば金属、セラミツク等から作
られる。
摩耗性の材料、例えば金属、セラミツク等から作
られる。
更にまた、本発明の方法は、柔軟な皮膜面を持
つ送出装置をエツジと接触する位置まで間欠的に
移動させて、マルチ糸にエツジを作用させること
ができる。接触条件は、エツジの作動中に少量の
単繊維が通過し、その他の単繊維が一時的に制動
されるように調整される。
つ送出装置をエツジと接触する位置まで間欠的に
移動させて、マルチ糸にエツジを作用させること
ができる。接触条件は、エツジの作動中に少量の
単繊維が通過し、その他の単繊維が一時的に制動
されるように調整される。
有利には、公知のベルト型式の送出装置が用い
られる。この送出装置は、金属製の回転軸と、2
個の案内ローラで支持されたベルトとを備え、2
個の案内ローラが回転軸からわずかに離れて取付
られて、マルチ糸がベルトと回転軸との間を通過
するようになつている。
られる。この送出装置は、金属製の回転軸と、2
個の案内ローラで支持されたベルトとを備え、2
個の案内ローラが回転軸からわずかに離れて取付
られて、マルチ糸がベルトと回転軸との間を通過
するようになつている。
この場合、エツジは、マルチ糸がベルトを離れ
る案内ローラの近傍に配置されて、マルチ糸の一
部の単繊維を本発明に従つて制動する。
る案内ローラの近傍に配置されて、マルチ糸の一
部の単繊維を本発明に従つて制動する。
必要により、ローラ型式の送出装置も用いるこ
とができる。この送出装置は、金属製の回転シリ
ンダと、例えばラバ製の押圧シリンダからなり、
エツジはマルチ糸が押圧シリンダの表面を離れる
地点でマルチ糸に作用させる。
とができる。この送出装置は、金属製の回転シリ
ンダと、例えばラバ製の押圧シリンダからなり、
エツジはマルチ糸が押圧シリンダの表面を離れる
地点でマルチ糸に作用させる。
マルチ糸は、制動エツジの上流に配置される送
出装置のベルト又はローラ面によつて支持されて
移送されるのが好ましい。エツジが送出装置に対
して押し当てられる場合には、ベルト又はローラ
がエツジと接触して一部の単繊維を押し、従つて
一部の単繊維の縮小および及び累積効果を形成す
る。一方、制動装置がベルト又はローラ面を離れ
る場合には、下流で付与された撚りが上流後方に
影響するのをベルト又はローラで防ぎ、従つてマ
ルチ糸にエツジの作用前に撚りから解放すること
が可能となる。
出装置のベルト又はローラ面によつて支持されて
移送されるのが好ましい。エツジが送出装置に対
して押し当てられる場合には、ベルト又はローラ
がエツジと接触して一部の単繊維を押し、従つて
一部の単繊維の縮小および及び累積効果を形成す
る。一方、制動装置がベルト又はローラ面を離れ
る場合には、下流で付与された撚りが上流後方に
影響するのをベルト又はローラで防ぎ、従つてマ
ルチ糸にエツジの作用前に撚りから解放すること
が可能となる。
例えばベルギー特許第656220号に記載されてい
る他型式の送出装置も用いられる。既に述べたよ
うに、マルチ糸上のエツジに作用する位置の表面
は、柔軟皮膜からなり、マルチ糸の少数の単繊維
がエツジの作用にも拘わらず移送される位置に調
整されることが可能である。
る他型式の送出装置も用いられる。既に述べたよ
うに、マルチ糸上のエツジに作用する位置の表面
は、柔軟皮膜からなり、マルチ糸の少数の単繊維
がエツジの作用にも拘わらず移送される位置に調
整されることが可能である。
更に、巻取手段は、リングトラベラ型のスピン
ドルが好ましい。本発明の実施に最適なスピンド
ル型式は、いわゆる「カーデツドウール型」スピ
ニングが用いられ、ポインテツド・ヘツド・スピ
ンドルの名で知られ、装飾糸が数回転できる補助
装置を上部に有し、この補助装置が装飾糸により
形成されたバルーンと巻取張力の双方を減らすこ
とができる。この型式のスピニングはスピンバウ
氏のR.F.S型機に特に用いられ、ドイツ国特許第
1287485号に特に記載されている。本発明の装置
は、各種の処理装置間にマルチ糸を案内する装置
を有し、重要な点は、この型の案内装置がエツジ
と共働する送出装置と撚り巻取要素との間に配設
されることであり、この装置はエツジがヤーンに
作用する場所の送出装置のレベルまで撚りを戻す
ことができる。
ドルが好ましい。本発明の実施に最適なスピンド
ル型式は、いわゆる「カーデツドウール型」スピ
ニングが用いられ、ポインテツド・ヘツド・スピ
ンドルの名で知られ、装飾糸が数回転できる補助
装置を上部に有し、この補助装置が装飾糸により
形成されたバルーンと巻取張力の双方を減らすこ
とができる。この型式のスピニングはスピンバウ
氏のR.F.S型機に特に用いられ、ドイツ国特許第
1287485号に特に記載されている。本発明の装置
は、各種の処理装置間にマルチ糸を案内する装置
を有し、重要な点は、この型の案内装置がエツジ
と共働する送出装置と撚り巻取要素との間に配設
されることであり、この装置はエツジがヤーンに
作用する場所の送出装置のレベルまで撚りを戻す
ことができる。
本発明の方法は、上述の型の単繊維を有する並
列的な2本以上のマルチ糸を供給して実施でき
る。この場合、2本のマルチ糸は、繊維の部分を
一時的に制動する要素と共働する送出装置に並列
的に持ち込まれる。この場合、これらマルチ糸は
同一又は異種のものでもよい。
列的な2本以上のマルチ糸を供給して実施でき
る。この場合、2本のマルチ糸は、繊維の部分を
一時的に制動する要素と共働する送出装置に並列
的に持ち込まれる。この場合、これらマルチ糸は
同一又は異種のものでもよい。
同様に制動要素と共働する送出装置は、略撚り
がない複数の単繊維を有するマルチ糸と一緒に弾
性ヤーンを供給することができる。この弾性ヤー
ンは緊張下で送出装置に運び込まれ、処理後に突
起部を有するマルチ糸と共に変えられる。この種
の方法は、簡単な方法にて弾性装飾糸を得ること
を可能にするものである。
がない複数の単繊維を有するマルチ糸と一緒に弾
性ヤーンを供給することができる。この弾性ヤー
ンは緊張下で送出装置に運び込まれ、処理後に突
起部を有するマルチ糸と共に変えられる。この種
の方法は、簡単な方法にて弾性装飾糸を得ること
を可能にするものである。
種々の装飾糸は、例えばマルチ糸にエツジを押
圧する期間あるいは圧力値を調整することにより
形成される。このために、公知の機械的、電気
的、電気的機械的又は空気的交換装置を用いると
満足な効果が得られる。しかし、この場合圧力は
常に、複数の単繊維の部分がエツジにより一時的
に制動されるように調節される。
圧する期間あるいは圧力値を調整することにより
形成される。このために、公知の機械的、電気
的、電気的機械的又は空気的交換装置を用いると
満足な効果が得られる。しかし、この場合圧力は
常に、複数の単繊維の部分がエツジにより一時的
に制動されるように調節される。
最後に、本発明は、一般にラツクキヤリングボ
ビン又はスピニング操作からつくるマルチ糸の支
持体からなる供給源から生じるマルチ糸を用いて
実施され、必要ならば、スピニング又は紡績機を
用いて実施できる。
ビン又はスピニング操作からつくるマルチ糸の支
持体からなる供給源から生じるマルチ糸を用いて
実施され、必要ならば、スピニング又は紡績機を
用いて実施できる。
「実施例」
添付図面により本発明の方法を更に詳細に説明
する。
する。
供給源2から供給されるマルチ糸1は第1図に
示すように送出装置3により引き出される。この
送出装置3はマルチ糸1を巻取システム5に確実
に送出する。この巻取システム5は、マルチ糸を
確実に加撚して巻取り、好ましくはリング6とト
ラベラ7を有し、ポイントヘツド8をもつたスピ
ンドルにより実施される。更に、供給源2と送出
装置3との間には、第2図に示すようにマルチ糸
を緊張させる緊張手段、例えば送出装置3の送出
速度よりもいくらか遅い送出速度の第2の送出装
置9あるいは図示しない上下動し得るバーによる
緊張装置が配置される。
示すように送出装置3により引き出される。この
送出装置3はマルチ糸1を巻取システム5に確実
に送出する。この巻取システム5は、マルチ糸を
確実に加撚して巻取り、好ましくはリング6とト
ラベラ7を有し、ポイントヘツド8をもつたスピ
ンドルにより実施される。更に、供給源2と送出
装置3との間には、第2図に示すようにマルチ糸
を緊張させる緊張手段、例えば送出装置3の送出
速度よりもいくらか遅い送出速度の第2の送出装
置9あるいは図示しない上下動し得るバーによる
緊張装置が配置される。
本発明によれば、装飾糸7を形成する複数の連
続単繊維の一部は、第1図〜第5図に示されるよ
うに、マルチ糸が送出装置3の面を離れる区域
で、垂直方向に移動するエツジ10によりマルチ
糸と接触/離間を繰り返して、間欠的に制動され
ながら移送される。これら二個の接触/離間位置
は第4図と第5図に詳細に示されている。もし装
飾糸の全長に亙つて連続した効果を得たいなら
ば、マルチ糸が送出装置3の表面を離れる直前で
エツジ10をマルチ糸1に永久に当てればよい。
続単繊維の一部は、第1図〜第5図に示されるよ
うに、マルチ糸が送出装置3の面を離れる区域
で、垂直方向に移動するエツジ10によりマルチ
糸と接触/離間を繰り返して、間欠的に制動され
ながら移送される。これら二個の接触/離間位置
は第4図と第5図に詳細に示されている。もし装
飾糸の全長に亙つて連続した効果を得たいなら
ば、マルチ糸が送出装置3の表面を離れる直前で
エツジ10をマルチ糸1に永久に当てればよい。
なお、マルチ糸に与えられるエツジの押圧力は
使用材料及び所望効果により調節される。
使用材料及び所望効果により調節される。
好ましくは、第3図に示されるように、本発明
は、金属製の駆動軸11と、この駆動軸11との
接触するベルト12とを備えたベルト型式の送出
装置を用いて実施される。このベルト12は、鋭
いエツジ10が作用している間も、一部の連続単
繊維が運ばれる表面条件を有している。
は、金属製の駆動軸11と、この駆動軸11との
接触するベルト12とを備えたベルト型式の送出
装置を用いて実施される。このベルト12は、鋭
いエツジ10が作用している間も、一部の連続単
繊維が運ばれる表面条件を有している。
このベルト12は、駆動軸11から幾らか離れ
て設定された2個の軸13および14によつて支
持される。供給源2から供給されるマルチ糸1は
駆動軸11とベルト12の間を通過して、本発明
に従つて突起部をつくるためにエツジ10が使用
される。このエツジ10は、例えば、鋭いエツジ
が使われ、マルチ糸に間欠的に接触される。この
エツジ10を第5図に示すようにマルチ糸1から
離すと、巻取手段によつて付与された撚りは、第
3図に示すようにマルチ糸1がベルトの表面を離
れる地点15まで略戻される。
て設定された2個の軸13および14によつて支
持される。供給源2から供給されるマルチ糸1は
駆動軸11とベルト12の間を通過して、本発明
に従つて突起部をつくるためにエツジ10が使用
される。このエツジ10は、例えば、鋭いエツジ
が使われ、マルチ糸に間欠的に接触される。この
エツジ10を第5図に示すようにマルチ糸1から
離すと、巻取手段によつて付与された撚りは、第
3図に示すようにマルチ糸1がベルトの表面を離
れる地点15まで略戻される。
エツジ10が第3図および第4図に示されるよ
うにマルチ糸と接触させられると、マルチ糸はベ
ルト12の表面を離れるレベル16で複数の連続
単繊維17の一部がエツジ10により制動され、
スピンドルによる加撚によつて制動された一部の
連続単繊維の集積が生ずる。この撚りはレベル1
6まで後方に延びている。
うにマルチ糸と接触させられると、マルチ糸はベ
ルト12の表面を離れるレベル16で複数の連続
単繊維17の一部がエツジ10により制動され、
スピンドルによる加撚によつて制動された一部の
連続単繊維の集積が生ずる。この撚りはレベル1
6まで後方に延びている。
一時的な集積はエツジがたわむために起る。こ
のたわみは、それ自体がたわむ要素を用いるか、
又はマルチ糸の進行方向にある程度たわむ支持体
上にエツジを形成する要素を取付けて行なわれ
る。エツジがマルチ糸に対して断続的に適用され
る場合は、形成される突起部は互いに離間し、末
端がテーパ状に形成されている。
のたわみは、それ自体がたわむ要素を用いるか、
又はマルチ糸の進行方向にある程度たわむ支持体
上にエツジを形成する要素を取付けて行なわれ
る。エツジがマルチ糸に対して断続的に適用され
る場合は、形成される突起部は互いに離間し、末
端がテーパ状に形成されている。
本発明の一実施例によれば、このエツジ10は
自体がたわみうると共に、薄い金属から形成さ
れ、ヤーンの進行方向に対して横方向に配設され
た刃からなる。エツジ10とマルチ糸との接触時
間は変更でき、マルチ糸の線速度や所望効果の大
きさの周期によつて選択される。
自体がたわみうると共に、薄い金属から形成さ
れ、ヤーンの進行方向に対して横方向に配設され
た刃からなる。エツジ10とマルチ糸との接触時
間は変更でき、マルチ糸の線速度や所望効果の大
きさの周期によつて選択される。
第4図と第5図は、マルチ糸1に対しエツジ1
0を間欠的即ち断続的に適用した場合の例であ
る。この実施例では、鋭いエツジ10は硬い支持
体19上に取り付けられたカミソリ刃型の弾力性
を有する刃18からなつている。この支持体19
は支持体19に接続されるロツド22を制動しな
がら、ローラ21上に作用するカム20を作用さ
せて動かすことができる。このローラ21は適当
な手段例えばスプリング23によりカム20を押
圧している。
0を間欠的即ち断続的に適用した場合の例であ
る。この実施例では、鋭いエツジ10は硬い支持
体19上に取り付けられたカミソリ刃型の弾力性
を有する刃18からなつている。この支持体19
は支持体19に接続されるロツド22を制動しな
がら、ローラ21上に作用するカム20を作用さ
せて動かすことができる。このローラ21は適当
な手段例えばスプリング23によりカム20を押
圧している。
有利には、製造機が多数の製造区分を有する場
合に支持体19が用いられる。この支持体19
は、製造区分の全部に共通で、1個以上のカム2
0によつて制御される。また、個々の刃18は、
好ましくは製造区分毎に用いられ、消耗時に容易
に交換できる。
合に支持体19が用いられる。この支持体19
は、製造区分の全部に共通で、1個以上のカム2
0によつて制御される。また、個々の刃18は、
好ましくは製造区分毎に用いられ、消耗時に容易
に交換できる。
本発明に従つて得られた装飾糸は、エツジがマ
ルチ糸と接触していない時に、第6図に示すよう
に太さが均一な撚り部分24を有し、またエツジ
がヤーンと接触している時に、マルチ糸の連続繊
維の一部がからみあい、ランダムに撚られた突起
部25を有している。
ルチ糸と接触していない時に、第6図に示すよう
に太さが均一な撚り部分24を有し、またエツジ
がヤーンと接触している時に、マルチ糸の連続繊
維の一部がからみあい、ランダムに撚られた突起
部25を有している。
連続繊維の一部を一時的に制動するエツジは、
自体がある程度のたわみ性を有する金属刃以外の
要素により作られる。
自体がある程度のたわみ性を有する金属刃以外の
要素により作られる。
このエツジを有する要素の形状は例えば第7,
8,9及び10図によつて示される。
8,9及び10図によつて示される。
第7図は本発明の一実施例を示すものであり、
この場合エツジ10は刃26からなり、金属又は
これと同等の材料からつくられる。このエツジ1
0は例えばベークライトからつくられた支持体上
に取付られ、支持体はマルチ糸1の進行方向に僅
かにたわむことができる。
この場合エツジ10は刃26からなり、金属又は
これと同等の材料からつくられる。このエツジ1
0は例えばベークライトからつくられた支持体上
に取付られ、支持体はマルチ糸1の進行方向に僅
かにたわむことができる。
第8図のエツジ10は断面円筒形のバー27か
ら構成される。このエツジ10はこのバーの母体
によつて形成される。
ら構成される。このエツジ10はこのバーの母体
によつて形成される。
第9図では、横断面が矩形のバー28の一面が
エツジ10として作用する。
エツジ10として作用する。
第10図では、断面三角形のバーの表面の一部
がエツジ10として作用する。
がエツジ10として作用する。
これらの要素は適当な任意の手段例えばねじ、
にかわ等により支持体に取付られる。尚、この支
持体は処理ヤーンの進行方向に僅かにたわむこと
ができる。
にかわ等により支持体に取付られる。尚、この支
持体は処理ヤーンの進行方向に僅かにたわむこと
ができる。
実施例 1
特に第2図に示すような装置を用いて、本発明
の突起部を有する装飾糸を製造した。なお出発原
料としては34個の連続単繊維を有する145デテツ
クスのポリエステル製のマルチ糸を用いた。この
マルチ糸は、A.R.C.T.F.T.型仮撚り機で予め仮
撚りされていた。この場合、仮撚スピンドルの回
転速度が210000RPM、仮撚値が1800旋回/m、
固定温度が200℃で、紡績オーブンに入れると2
%の収縮を与え、仮撚処理中の線速度が107m/
分であつた。
の突起部を有する装飾糸を製造した。なお出発原
料としては34個の連続単繊維を有する145デテツ
クスのポリエステル製のマルチ糸を用いた。この
マルチ糸は、A.R.C.T.F.T.型仮撚り機で予め仮
撚りされていた。この場合、仮撚スピンドルの回
転速度が210000RPM、仮撚値が1800旋回/m、
固定温度が200℃で、紡績オーブンに入れると2
%の収縮を与え、仮撚処理中の線速度が107m/
分であつた。
このようにして得られたマルチ糸は、製造中に
付与された撚りのみを略有し、送出装置3に送出
前に、仮撚り機に保持された糸巻車の供給源2か
らのマルチ糸を送出装置9によつて引き出してク
リンプを生じさせた。この引出力は130gであつ
た。
付与された撚りのみを略有し、送出装置3に送出
前に、仮撚り機に保持された糸巻車の供給源2か
らのマルチ糸を送出装置9によつて引き出してク
リンプを生じさせた。この引出力は130gであつ
た。
送出装置3は、20m/分の一定速度でマルチ糸
を送出でき、またリング6およびトラベラ7と、
ポイントヘツド8とを有するスピンドルによつて
付与される撚りは、238旋回/mのS撚りであつ
た。
を送出でき、またリング6およびトラベラ7と、
ポイントヘツド8とを有するスピンドルによつて
付与される撚りは、238旋回/mのS撚りであつ
た。
本発明により、マルチ糸1を構成する複数の連
続繊維の一部はベルト12を駆動する第2ローラ
13の位置で間欠的あるいは連続的に制動され
る。この制動はマルチ糸が送出装置を離れる区域
で行なわれる。
続繊維の一部はベルト12を駆動する第2ローラ
13の位置で間欠的あるいは連続的に制動され
る。この制動はマルチ糸が送出装置を離れる区域
で行なわれる。
連続単繊維の一部の制動は、カミソリの刃に似
た支持体19に取付られた刃18からなる鋭い金
属製のエツジ10を用いて達成される。このエツ
ジの制御やマルチ糸1への適用(押圧)は第4図
と第5図に記載された方法で行なわれる。
た支持体19に取付られた刃18からなる鋭い金
属製のエツジ10を用いて達成される。このエツ
ジの制御やマルチ糸1への適用(押圧)は第4図
と第5図に記載された方法で行なわれる。
このエツジ10は0.6秒間マルチ糸1に適用さ
れ、次に適用されるまでの間隔は0.7秒である。
エツジをマルチ糸1に接触させているときは、連
続繊維の一部が制動され、集積が生ずる。この集
積は、マルチ糸の進行方向にエツジがたわむため
時々逃がして、スピンドルにより付与された撚り
で捕捉される。
れ、次に適用されるまでの間隔は0.7秒である。
エツジをマルチ糸1に接触させているときは、連
続繊維の一部が制動され、集積が生ずる。この集
積は、マルチ糸の進行方向にエツジがたわむため
時々逃がして、スピンドルにより付与された撚り
で捕捉される。
得られた装飾糸は、第6図に示すように、装飾
糸の全長に亙つて種々の形をとつており、均一な
撚り域24と、末端がテーパ状に形成された突起
部25を有している。
糸の全長に亙つて種々の形をとつており、均一な
撚り域24と、末端がテーパ状に形成された突起
部25を有している。
この装飾糸は、突起部25により形成された効
果が安定であり、装飾糸に沿つて滑ることがな
く、容易に織成あるいは編成できる。
果が安定であり、装飾糸に沿つて滑ることがな
く、容易に織成あるいは編成できる。
実施例 2
実施例1を繰り返した。但し、撚り巻取装置の
前方に配置される送出装置3に平行に2本のマル
チ糸を供給した。これら2本のマルチ糸のうち1
本は実施例1と同じポリエステル系であり、別の
1本は34個の単繊維を有し、従来法で仮撚りされ
た110デテツクスのポリアミド6,6糸である。
これらのマルチ糸は製造中に得られた撚り以外は
撚りが全くない。製造中に得られた撚りは20旋
回/m程度である。
前方に配置される送出装置3に平行に2本のマル
チ糸を供給した。これら2本のマルチ糸のうち1
本は実施例1と同じポリエステル系であり、別の
1本は34個の単繊維を有し、従来法で仮撚りされ
た110デテツクスのポリアミド6,6糸である。
これらのマルチ糸は製造中に得られた撚り以外は
撚りが全くない。製造中に得られた撚りは20旋
回/m程度である。
送出装置3に入る前に、ポリエステルマルチ糸
のクリンプは実施例1と同じ方法で糸を緊張下に
置いて、引き出される。またポリアミドのマルチ
糸のクリンプは100グラムの緊張をかけて引き出
される。
のクリンプは実施例1と同じ方法で糸を緊張下に
置いて、引き出される。またポリアミドのマルチ
糸のクリンプは100グラムの緊張をかけて引き出
される。
これらマルチ糸は実施例1と同じ方法で作用す
る鋭いエツジの作用をうける。
る鋭いエツジの作用をうける。
前述したように、得られた装飾糸は均一な撚り
区域と撚られた突起部を有し、末端はテーパー状
に形成されている。更に2本の供給ヤーンは緊密
に混合され、1本のヤーンに形成される。
区域と撚られた突起部を有し、末端はテーパー状
に形成されている。更に2本の供給ヤーンは緊密
に混合され、1本のヤーンに形成される。
更に効果は安定であり、また装飾糸を構成する
材料を混合するために染色効果を得ることも可能
である。
材料を混合するために染色効果を得ることも可能
である。
実施例 3
本発明による装飾糸はつくられる。しかし、こ
の実施例では、エツジ10はマルチ糸1に対して
永久的に適用される。なおこの適用はヤーンが接
触している送出装置の表面を離れる区域で、送出
装置3のレベルで行なわれる。この実施例では、
用いられるエツジは例えば図16に示されるよう
な鋭いエツジである。この鋭いエツジは金属製刃
26からなり、固定された支持体に載置され、進
行方向にある程度曲がるようになつている。第2
図に示されるような装置が用いられるが、この場
合は、エツジ10はカム20の作用を受けず、エ
ツジの支持体は織機の枠と一体不可分に載置され
る。この実施例では、送出装置3は、2本のマル
チ糸が並列に供給され、これら2本のマルチ糸は
全く同一であり、330デテツクスのゲージを有し、
それぞれ92個の連続単繊維を有するポリアミド
6,6である。本発明による処理前に、これらの
ヤーンは従来法による仮撚処理に供され、送出装
置3に入る前に、これらのマルチ糸に約100グラ
ムの緊張をかけてクリンプを発現させる。
の実施例では、エツジ10はマルチ糸1に対して
永久的に適用される。なおこの適用はヤーンが接
触している送出装置の表面を離れる区域で、送出
装置3のレベルで行なわれる。この実施例では、
用いられるエツジは例えば図16に示されるよう
な鋭いエツジである。この鋭いエツジは金属製刃
26からなり、固定された支持体に載置され、進
行方向にある程度曲がるようになつている。第2
図に示されるような装置が用いられるが、この場
合は、エツジ10はカム20の作用を受けず、エ
ツジの支持体は織機の枠と一体不可分に載置され
る。この実施例では、送出装置3は、2本のマル
チ糸が並列に供給され、これら2本のマルチ糸は
全く同一であり、330デテツクスのゲージを有し、
それぞれ92個の連続単繊維を有するポリアミド
6,6である。本発明による処理前に、これらの
ヤーンは従来法による仮撚処理に供され、送出装
置3に入る前に、これらのマルチ糸に約100グラ
ムの緊張をかけてクリンプを発現させる。
送出装置3の速度は10m/分、リングトラベラ
の巻取速度は6100RPMである。
の巻取速度は6100RPMである。
エツジ10は連続繊維を一時的に制動させる。
このようにして得られた装飾糸は、第11図に示
されるように、初めの装飾糸に比べ、全長に亙つ
て連続した突起部を有し、繊維状紡糸の外観を与
える。
このようにして得られた装飾糸は、第11図に示
されるように、初めの装飾糸に比べ、全長に亙つ
て連続した突起部を有し、繊維状紡糸の外観を与
える。
実施例 4
この実施例では、送出装置3は92個の単繊維を
有し、仮撚りによつて織られた330デテツクスの
ポリアミド6,6のマルチ糸を供給する。この送
出装置3に入る前にこれらマルチ糸を前回の実施
例と同じように緊張下においてクリンプを発現す
る。
有し、仮撚りによつて織られた330デテツクスの
ポリアミド6,6のマルチ糸を供給する。この送
出装置3に入る前にこれらマルチ糸を前回の実施
例と同じように緊張下においてクリンプを発現す
る。
更に、310デテツクスのLycraの商標名で市販
されているリクラ糸を送出装置3に入れる前に緊
張させる。
されているリクラ糸を送出装置3に入れる前に緊
張させる。
送出装置3の速度は11m/分であり、リングト
ラベラスピンドルの巻取速度は3900RPMであつ
た。
ラベラスピンドルの巻取速度は3900RPMであつ
た。
前述したように、エツジ10を送出装置3に入
つてきたヤーンに適用する。この適用はマルチ糸
が送出装置の表面を離れる地点で行なわれた。
つてきたヤーンに適用する。この適用はマルチ糸
が送出装置の表面を離れる地点で行なわれた。
多数の突起部72を有する弾性ヤーンが得られ
た。リクラ糸は他の2個の構成物の中間に埋まつ
た。
た。リクラ糸は他の2個の構成物の中間に埋まつ
た。
実施例 5
実施例4を繰り返した。但し金属刃からなるエ
ツジ10の代りに第8図に示すような円筒状の湾
曲バーを用いた。このバーはセラミツクからでき
ており、5ミリの直径を有している。このバーを
実施例1と同じようにひんぱんに適用したり、一
定の間隔をおいて適用した。
ツジ10の代りに第8図に示すような円筒状の湾
曲バーを用いた。このバーはセラミツクからでき
ており、5ミリの直径を有している。このバーを
実施例1と同じようにひんぱんに適用したり、一
定の間隔をおいて適用した。
この場合、エツジ10は上記バーの母体からな
つている。
つている。
得られた装飾糸は実施例1と略同じであり、全
長に亙つて互いに離間した安定な突起部を有して
いる。
長に亙つて互いに離間した安定な突起部を有して
いる。
実施例 6
実施例2を繰り返した。この実施例で用いられ
たエツジは、例えば第9図に示されるようなバー
28からなり、矩形の横断面を有している。この
エツジ1はバーの両面のうちの一つが実施例2と
同じようになつている。
たエツジは、例えば第9図に示されるようなバー
28からなり、矩形の横断面を有している。この
エツジ1はバーの両面のうちの一つが実施例2と
同じようになつている。
得られた装飾糸は実施例2と略同じであつた。
「発明の効果」
以上述べた実施例は、本発明により得られる利
点を示すものであり、これらは、全長に亙つて安
定な効果を有する簡単で、経済的に非常に広範な
各種の装飾糸を得ることを可能にすることを示す
ものである。
点を示すものであり、これらは、全長に亙つて安
定な効果を有する簡単で、経済的に非常に広範な
各種の装飾糸を得ることを可能にすることを示す
ものである。
従来の装飾糸と比較すると、本発明の方法で製
造される装飾糸は、次の特徴即ち、一部の単繊維
が間欠的に制動される場合に、複数の連続単繊維
を有する少なくとも1種類のマルチ糸が撚られ
て、複数の単繊維を無配向でからみ合わせて形成
された全長に亙つて等間隔又は不等間隔の突起部
を保有し、これら突起部も撚られて末端がテーパ
状になつて装飾糸の均一な部分に連結している。
造される装飾糸は、次の特徴即ち、一部の単繊維
が間欠的に制動される場合に、複数の連続単繊維
を有する少なくとも1種類のマルチ糸が撚られ
て、複数の単繊維を無配向でからみ合わせて形成
された全長に亙つて等間隔又は不等間隔の突起部
を保有し、これら突起部も撚られて末端がテーパ
状になつて装飾糸の均一な部分に連結している。
繊維の部分を一時的に制動することを、エツジ
をヤーンに永久的に当てて行なうときは、ヤーン
が送出装置の表面を離れる前は、得られる効果は
同じであるが、ヤーンの全長に亙つて単一の突起
が形成される。
をヤーンに永久的に当てて行なうときは、ヤーン
が送出装置の表面を離れる前は、得られる効果は
同じであるが、ヤーンの全長に亙つて単一の突起
が形成される。
第1図はマルチ糸にエツジを断続的に作用させ
る本発明の製造装置の慨略図、第2図は本発明に
よる製造機の慨略図、第3図は送出装置の拡大
図、第4図と第5図はエツジの作動を制御する方
法の概略図、第6図は本発明による装飾糸の拡大
顕微鏡写真、第7,8,9及び10図は各種の形
状のエツジを有する制動要素の概略図、第11図
及び第12図は本発明により製造された装飾糸の
拡大顕微鏡写真である。 1……マルチ糸、2……供給源、3……送出装
置、5……加撚巻取システム、6……リング、7
……トラベラ、10……エツジ、11……シヤフ
ト、12……ベルト、17……連続繊維、18,
26……刃、20……カム、21……ローラ、2
5……突起部。
る本発明の製造装置の慨略図、第2図は本発明に
よる製造機の慨略図、第3図は送出装置の拡大
図、第4図と第5図はエツジの作動を制御する方
法の概略図、第6図は本発明による装飾糸の拡大
顕微鏡写真、第7,8,9及び10図は各種の形
状のエツジを有する制動要素の概略図、第11図
及び第12図は本発明により製造された装飾糸の
拡大顕微鏡写真である。 1……マルチ糸、2……供給源、3……送出装
置、5……加撚巻取システム、6……リング、7
……トラベラ、10……エツジ、11……シヤフ
ト、12……ベルト、17……連続繊維、18,
26……刃、20……カム、21……ローラ、2
5……突起部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 供給源から、実質的に撚りがない複数の連続
した単繊維からなるマルチ糸を送出装置に送り、
この送出装置から送出されたマルチ糸をスピンド
ルで加撚し、巻取る装飾糸の製造法において、 前記マルチ糸は、前記送出装置の表面と、該マ
ルチ糸の移動方向に略直交する方向に往復自在に
配置された支持体及びこの支持体に取付られた刃
からなる柔軟性エツジとの間を通過して、前記エ
ツジは、前記マルチ糸と接触した時に、前記マル
チ糸の移動方向にたわんで、一部の前記単繊維を
制動して突起部を形成し、この突起部が任意の大
きさに成長した時に、該エツジが元の位置に戻つ
て再びマルチ糸と接触し、これら一部の制動され
た単繊維と残りの単繊維とを同時に加撚して、装
飾糸を形成し、該装飾糸を前記マルチ糸の供給速
度と同じ巻取速度で巻取ることを特徴とする全長
に亙つて複数の突起部を積極的に形成する装飾糸
の製造法。 2 前記装飾糸が仮撚りにより加撚されることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装飾糸の
製造法。 3 前記一部の単繊維の制動が間欠的に実施され
る特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の装
飾糸の製造法。 4 前記制動は、回数と期間が調整される特許請
求の範囲第3項記載の装飾糸の製造法。 5 前記一部の単繊維の制動が永続的に実施され
る特許請求の範囲第1項あるいは第2項記載の装
飾糸の製造法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7721022A FR2401244A1 (fr) | 1977-07-01 | 1977-07-01 | Procede et dispositif pour la realisation d'un nouveau fil fantaisie |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54138641A JPS54138641A (en) | 1979-10-27 |
JPS6314100B2 true JPS6314100B2 (ja) | 1988-03-29 |
Family
ID=9193120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045978A Granted JPS54138641A (en) | 1977-07-01 | 1978-07-01 | Method and apparatus for producing decorative yarn |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4191010A (ja) |
JP (1) | JPS54138641A (ja) |
DE (1) | DE2828516C2 (ja) |
ES (1) | ES471325A1 (ja) |
FR (1) | FR2401244A1 (ja) |
GB (1) | GB2000536B (ja) |
IT (1) | IT1105373B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02129487A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-17 | Osaka Gas Co Ltd | 地中埋設管の使用・休止状態の伴別工法および装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4674271A (en) * | 1986-06-16 | 1987-06-23 | Basf Corporation | Apparatus and process for converting a continuous multifilament yarn to a staple-like yarn |
US5081753A (en) * | 1990-05-31 | 1992-01-21 | Basf Corporation | Apparatus for producing staple-like yarn from continuous filament yarn |
DE4222823C2 (de) * | 1992-07-08 | 1996-05-02 | Charite Med Fakultaet | Vorrichtung und Verfahren zur automatischen Charakterisierung und Kontrolle der Laser-Gewebe-Wechselwirkung |
US7634922B2 (en) * | 2005-11-21 | 2009-12-22 | Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc | Knitting needle for knitting sueded fabrics and methods of knitting sueded fabrics |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4314724Y1 (ja) * | 1965-01-14 | 1968-06-21 | ||
JPS5058342A (ja) * | 1973-09-14 | 1975-05-21 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3047932A (en) * | 1959-08-18 | 1962-08-07 | Deering Milliken Res Corp | Apparatus for intermittently edgecrimping yarn |
US3095630A (en) * | 1959-11-12 | 1963-07-02 | Deering Milliken Res Corp | Methods and apparatus for producing intermittently elasticized yarns |
US3136111A (en) * | 1959-11-12 | 1964-06-09 | Deering Milliken Res Corp | Novel yarn and fabric |
US3357171A (en) * | 1966-02-25 | 1967-12-12 | Kendall & Co | Variable denier wrapped yarn |
US3392425A (en) * | 1967-05-08 | 1968-07-16 | Johnson & Johnson | Apparatus for drafting sliver |
US3426407A (en) * | 1968-05-06 | 1969-02-11 | Fabric Research Lab Inc | Apparatus for producing textured yarns |
GB1261715A (en) * | 1968-06-17 | 1972-01-26 | Courtaulds Ltd | Yarn bulking process |
US3874156A (en) * | 1973-07-02 | 1975-04-01 | Deering Milliken Res Corp | Process for simultaneously edge-crimping and false-twisting yarn and yarn produced thereby |
-
1977
- 1977-07-01 FR FR7721022A patent/FR2401244A1/fr active Granted
-
1978
- 1978-06-29 IT IT50091/78A patent/IT1105373B/it active
- 1978-06-29 DE DE2828516A patent/DE2828516C2/de not_active Expired
- 1978-06-29 US US05/920,501 patent/US4191010A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-06-30 GB GB7828389A patent/GB2000536B/en not_active Expired
- 1978-06-30 ES ES471325A patent/ES471325A1/es not_active Expired
- 1978-07-01 JP JP8045978A patent/JPS54138641A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4314724Y1 (ja) * | 1965-01-14 | 1968-06-21 | ||
JPS5058342A (ja) * | 1973-09-14 | 1975-05-21 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02129487A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-17 | Osaka Gas Co Ltd | 地中埋設管の使用・休止状態の伴別工法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4191010A (en) | 1980-03-04 |
JPS54138641A (en) | 1979-10-27 |
IT1105373B (it) | 1985-10-28 |
FR2401244B1 (ja) | 1980-12-12 |
IT7850091A0 (it) | 1978-06-29 |
DE2828516A1 (de) | 1979-01-11 |
DE2828516C2 (de) | 1987-02-26 |
FR2401244A1 (fr) | 1979-03-23 |
ES471325A1 (es) | 1979-10-16 |
GB2000536A (en) | 1979-01-10 |
GB2000536B (en) | 1982-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4080777A (en) | Novelty yarns | |
US3564677A (en) | Method and apparatus of treating material to change its configuration | |
US3946548A (en) | Bulky multifilament yarn and process for manufacturing the same | |
US7127784B2 (en) | Treatment of filament yarns to provide spun-like characteristics and yarns and fabrics produced thereby | |
JP4782874B2 (ja) | 糸を製造する装置および方法 | |
US4184316A (en) | Production of novelty yarns | |
US2110371A (en) | Product and process for the manufacture thereof | |
US3129485A (en) | Production of novelty bulked yarn | |
US3256134A (en) | Yarn treating process and product | |
JPS6314100B2 (ja) | ||
AU762782B2 (en) | Improvements relating to fibre yarn and rope production | |
EP0708850A1 (en) | METHOD FOR PRODUCING A COMPOSITE THREAD HAVING A SPANDEX CORE AND A TEXTURED THERMOPLASTIC SHEATHING | |
CA1121672A (en) | False-twisting system | |
US20040107553A1 (en) | Treatment of filament yarns to provide spun-like characteristics and yarns and fabrics produced thereby | |
US4196573A (en) | Novelty yarn and method | |
US11846044B2 (en) | Device and method for producing fancy yarns | |
JPS63303129A (ja) | 撚り糸の製造方法と加撚用供給ボビン | |
US3898710A (en) | Process and apparatus for producing readily processible staple fiber and tow | |
US3568277A (en) | Method of crimping yarn | |
US2616239A (en) | Strand and method of making the same | |
US2356887A (en) | Process for the manufacture of strongly curled, woollike twisted yarns of endless threads | |
JPH0219213B2 (ja) | ||
US4425691A (en) | Fabric forming process | |
US20060200956A1 (en) | Method and device for the mechanical treatment of a yarn particularly a synthetic multi-strand yarn, and yarn produced in this way | |
JPS5924207B2 (ja) | 交互撚糸糸の製造方法 |