JPH02129487A - 地中埋設管の使用・休止状態の伴別工法および装置 - Google Patents

地中埋設管の使用・休止状態の伴別工法および装置

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JPH02129487A
JPH02129487A JP63283435A JP28343588A JPH02129487A JP H02129487 A JPH02129487 A JP H02129487A JP 63283435 A JP63283435 A JP 63283435A JP 28343588 A JP28343588 A JP 28343588A JP H02129487 A JPH02129487 A JP H02129487A
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JP
Japan
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underground pipe
main body
hole
shutter plate
closing
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Pending
Application number
JP63283435A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ogawa
安雄 小川
Masaya Kinugawa
雅也 衣川
Masami Yamanaka
正美 山中
Masaru Shioji
塩路 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガスなどの流体を輸送する地中埋設管が使用
中であるのかまたは使用されていない休止状態であるの
かを判別するための工法および装置に関する。
従来の技術 都市ガスを輸送する地中埋設管が使用されているのか、
または使用されていない休止状態であるのかを調べるた
めには、従来では、その地中埋設管が描いである地図に
基づいて判断することも可能であるけれども、長期間の
うちに、地上のたとえば道路の状況が変化していたり、
あるいはまた地中埋設管の埋設位置が変更されたにも拘
わらず、地図が訂正されていない場合には、その地中埋
設管が使用・休止状態であることを判別することは困難
である。
地上から金属製地中埋設管が存在しているかどうかを検
出するために、その地中埋設管に交流電流を流し、地上
で磁界を検出する方法が従来から知られているけれども
、このような地中埋設管に流体が輸送されて使用状態で
あるのか、または休止状態であるのかの判別を行うこと
はできない。
また従来では、地中埋設管が使用状態であるか休止状態
であるかを判別するために、その地中埋設管に沿って地
面に立孔を掘削し、弁などのような生死判別可能な部材
まで掘削している。このような工法では、地面を掘削す
るために大きな労力を必要とし、特にこの地中埋設管が
道路に設けられているときには、交通の支障になる。ま
た掘削後の講を復旧するための作業にも大きな手間がか
かる。
本発明の目的は、簡便に地中埋設管が使用状態であるか
休止状態であるかを判別することができるようにした工
法および装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、地中埋設管を地上から掘削して露出し、 その地中埋設管に穿孔して穿孔穴を形成し、この穿孔穴
から、地中埋設管によって輸送される流体の圧力などを
検出し、 その検出後に穿孔穴を閉塞することを特徴とする地中埋
設管の使用・休止状態の判別工法である。
また本発明は、地中埋設管の外壁に固定され、その地中
埋設管の穿孔穴が形成されるべき外壁部分付近を覆う本
体と、 本体に設けられ、前記外壁部分付近の空間を気密に塞ぎ
、かつ開くためのシャッタ板と、本体に気密に装着し、
かつ離脱可能であり、本体のシャッタ板を開いた状態で
前記外壁部分に穿孔する穿孔手段と、 本体に気密に装着し、かつ離脱可能であり、本体のシャ
ッタ板を開いた状態で前記穿孔穴に栓を取付けて、その
穿孔穴を閉塞する閉塞手段とを含むことを特徴とする地
中埋設管の使用・休止状態の判別装置である。
また本発明は、本体は、シャッタ板と地中埋設管の前記
外壁部分とを外部から見ることができるための気密な透
光性部材から成る窓を有し、この本体には、穿孔穴から
の流体の圧力を検出する圧力計が取付けられることを特
徴とする。
作  用 本発明に従えば、地上から立孔を掘削して地中埋設管を
露出し、この地中埋設管に穿孔穴を形成し、この穿孔穴
から地中埋設管によって輸送される都市ガスなどの流体
の圧力を検出し5あるいはまたその流体の組成を検出し
、これによって地中埋設管に流体が輸送されて使用状態
であるか、またはその地中埋設管が使用されない休止状
態であるかの判別を行うことができる。この検出後には
、穿孔穴を閉塞して復旧する。
また本発明に従えば、本体を地中埋設管の外壁に固定し
、この本体に穿孔手段を装着して、シャッタ板を開いた
状態で地中埋設管の外壁部分に穿孔穴を形成する。この
穿孔穴を形成することによって、上述のように圧力など
を検出して地中埋設管の使用・休止状態の判別を行うこ
とができる。
穿孔手段による穿孔後の地中埋設管の使用・休止状態の
判別後には、シャッタ板を閉じて、穿孔手段を本体から
離脱し、その後、本体に閉塞手段を装着し、再びシャッ
タ板を開いて前記穿孔穴に栓を取付けて、穿孔穴を閉塞
する。このようにして地中埋設管によって輸送されてい
る流体を外部に漏洩させることなく、安全かつ簡便にそ
の地中埋設管の使用・休止状態の判別を行うことが可能
になる。
本体は、気密な透光性部材から成る窓を有しており、こ
れによってシャ、ツタの開閉状態などを外部から確認す
ることができ、安全かつ確実な作業を行うことができる
実施例 第1図は、本発明の一実施例の断面図である。
鋼管から成る地中埋設管1に都市ガスなどの流体が輸送
されてその地中埋設管1が使用状態であるか、または流
体が輸送されないで使用されず、休止状態であるかを判
別するために、その地中埋設管1が露出するように地面
を掘削して立孔を掘削する。そこでその地中埋設管1の
外壁の穿孔穴を形成すべき部分2にサドル3を配置し、
そのサドル3に本体4を取付ける。この本体4には穿孔
手段5が着脱自在に気密に装着される。そこで穿孔手段
5のドリル刃6によって地中埋設管1の外壁部分2に穿
孔穴118(後述の第14図参照)を形成し、引続き、
その穿孔穴にタップ7によって内ねじを刻設する。これ
によって地中埋設管1に都市ガスなどの流体が輸送され
ていれば、その圧力は圧力計8によって検出することが
でき、また開閉弁9および接続口117を介して可視管
10によってその流体の組成などを検出することができ
る。こうして地中埋設管1の使用・休止状態を判別する
ことができる。この判別後には、本体4に設けられてい
るシャッタ板11によって外壁部分2付近の空間12を
気密に塞ぎ、後述の閉塞手段13を本体4に気密に装着
し、そこでシャッタ板11を第1図に示すように開き、
穿孔穴に栓本体14を取付け、第17図〜第20図に示
される閉塞栓の構造によって穿孔穴を気密に保つ。
本体4には、地中埋設管1の外壁をL1字状に囲むリン
クチエンである索条16が地中埋設管1の軸線方向に間
隔をあけて一対、配置されており、それらの索条16の
上端部のビン17は地中埋設管1の両側方で締付は手段
18.19によって連結される。こうしてサドル3上に
本体4が強固に取付けられる。シャッタ板11はハンド
ル20を回転することによってそのシャッタ板11を第
10の左右方向に変位して空間12を開閉することがで
きる。
第2図は、本体4の斜視図である0本体4の端部には、
外部からシャッタ板11および空間12付近を見ること
ができるための窓21が設けられる。この本体4はそれ
が地中埋設管1に装着された状態で、管軸に垂直な軸線
22を有する取付筒23を備える。この取付IBI23
には、地中埋設管1の管軸方向に沿って周方向に180
度間隔を明けて一対の位置決め渭24が形成される。取
付筒23には外ねじ25が刻設される。
第3図は、サドル3と本体4とを示す斜視図である。サ
ドル3は地中埋設管1の外壁に密着して気密性を得るた
めのOリング26(第1図参照)が設けられる。このサ
ドル3に形成されている立上り筒27の外周には環状凹
溝28が形成され、この環状凹溝28にはOリング29
が嵌め込まれる。立上り筒27の上端面30は円錐台状
に形成されており、これによって窓27を介して地中埋
設管1の外壁部分2を外部から見ることが容易となる。
サドル3の支持面31には位置決め凹所32が形成され
る。この位置決め凹所32には本体4に形成された位置
決め突部33が嵌合する0本体4に形成された嵌合凹所
34には、サドル3の立上り筒27が嵌合し、0リング
29によって気密性が保たれる。
第4図は、締付は手段18の分解斜視図である。
本体4の一側部に形成された挿通孔35には支持軸36
が挿通し、この支持軸36の両端部には掛止具37に固
定されているねじ棒38が挿通する。
ねじ棒38にはナツト39が螺合する。掛止具37には
掛止部40を有し、この掛止部4oに、索条16のピン
17の軸線方向両端部が掛止められて保持される。もう
1つの締付具19もまた同様な構成を有する。
第5図は本体4の水平断面図であり、第6図はシャッタ
板11の拡大断面図である。これらの図面を参照して、
本体4には前記軸線22に垂直に延びる収納空間42を
有し、この収納空間42にはシャッタ板11が収納され
る。さらにシャッタ板11の両側部は本体4に形成され
た案内?1I43に沿って変位可能である。シャッタ板
11には内ねじを有するナツト部材、44が固定されて
おり。
このナツト部材44にはハンドル20に取付けられてい
るねじ棒45が螺合する。ねじ棒45をハンドル20の
操作によって回転することによって、シャッタ板11を
第1図および第50の左右方向に変位することができる
。このシャッタ板11にはねし棒45が挿通する挿通孔
46が形成される。
シャッタ板11の第1図における上部、すなわち空間1
2とは反対側の表面には、環状のシール材47が取付け
られている。このシール材47は本体4の収納空間42
における内面48に摺接する。
この内面48は、シャッタ板11の往復移動方向に沿っ
て、第1図の右方になるにつれて対向する内面49との
間隔が小さくなるように傾斜し、すなわち軸線22との
なす角度θ(第1図参照)は90度未満に形成されてお
り、これによってシャッタ板11を収納空間42の第1
図および第5図の右方に変位したとき、空間12を気密
に塞ぐことができる。
シャッタ板11が第1図および第5図の右方端にあって
、空間12を全閉状態にあるときには、第1表示手段5
0によってそ・の全閉状態を外部から確認することがで
きる。またこのシャッタ板11が第1図および第5図の
左方端にあるときには第2表示手段51によって、その
シャッタ板11が右方端にあって、全開状態であること
を外部から確認することができる。
第7図は、表示手段50の断面図である。第1表示手段
50の筒状本体52の先端部53には外ねじが刻設され
ており、本体4に形成された内ねじ54に螺合して固定
される1本体52内には第1表示部材55が収納される
。第1表示部材55は表示本体52から外部に突出する
ことができる表示片56と、軸部57と、外向きフラン
ジ58と先端部59とを有する。先端部59には弁体1
1の当接部60(第5図参照)に当接することができる
球状体61が固定される0表示本体52内にほぼね62
が収納されており、この、ばね62はフランジ58と、
筒状本体52に固定されているばね受は片63との間に
介在され、表示部材55を本体4の収納凹所42.側に
弾発的に付勢する。
シャッタ板11が本体4の収納空間42において、第1
図および第5図の右方に変位されて全閉状態となったと
き、球状体61はシャッタ板11の当接面60に当接し
、第1表示部材55はばね62のばね力に抗して、変位
され、表示片56が表示本体52の外方に突出する。こ
れによって外部からシャッタ板11が全閉状態であるこ
とを確認することができる。
第8図は、第2表示手段51の断面図である。
本体4には取付孔64が形成され、この取付孔64に表
示本体65が嵌め込まれて、止め輪66によって本体4
に固定される0本体65には第2表示部材67が挿通さ
れる。この第2表示部材67は表示片68と、軸部69
と、当接片70とを有する。当接片70は表示本体65
に収納されたばね71によって収納空間42側に弾発的
に付勢される。
シャッタ板11が第1図および第5図の左方端に変位さ
れて全開状態となったときには、当接部70の端面72
にシャッタ板11の端面73が当接し、その第2表示部
材62・はばね71のばね力に抗して第8図の左方に変
位される。これによって表示片68が本体4から外方に
突出する。そのため外部から、シャッタ板11が全開状
態になっていることを確認することができる。
第9図は窓21の分解斜視図であり、第10図は窓21
の断面図である。これらの図面を参照して、本体4には
空間12およびシャッタ板11が収納される収納空間4
2に連通する透孔74が形成されており、この透孔74
を囲んで本体4の端部には取付座75が形成される。こ
の取付座75にはごむ板などの四角形のシール材76を
介して、透孔性の板状のガラス板77が配置される。こ
のガラス板77は取付枠78によってシール材75にガ
ラス板77が押付けられる。案内部材79にはカバー8
0を覆う案内凹所81が形成されている。カバー80は
本体4の外方に突出するつまみ片82を有する。このカ
バー80には突片83がねじ孔84に螺着されて、案内
部材79の案内凹部81からの抜止めが達成される。案
内部材79は取付枠78およびシール材75を挿通する
ボルト85によって本体4に取付けられる。ボルト87
は取付枠78とシール材76を介して本体4に螺着され
る。
第11121は、ガラス板77と、取付枠78と、本体
4側から見た斜視図である。ガラス板77はその外周部
に段差部88を有し、このガラス板77は取付枠78の
段差部は部89に嵌まり込み、こうして位置決めが行わ
れる。
取付枠78の案内部材79側に開口して凹所90が形成
され、この凹所90に0リングなどの摩擦片91が嵌ま
り込む、このOリング91はカバー80の表面に摩擦接
触し、カバー80を希望する位置に停止させておくこと
が可能となる。
第12図は、穿孔手段5の斜視図である。この第12図
と前述の第1図とを参照して、穿孔手段5の構造を説明
する。穿孔手段5の筒体93には先端部94から軸線方
向に間隔をあけて外向きフランジ95が形成され、この
筒体93には袋ナツト96が設けられる。この袋ナツト
96は内ねじを有し、これによって本体4に形成された
筒部23の外ねじ25に螺着される。フランジ95には
突起98が形成され、この突起98が筒部23に形成さ
れている位置決め凹所24に嵌合して、本体4と、穿孔
手段5の筒体93との位置決めが行われる。
筒体93には位置決め部材9つが固定される。
この位置決め部材9つには、第12図に示されるように
案内孔100と、その案内孔100から周方向に延びる
係止孔101,102が連なる。案内孔100は筒体9
3の先端部94とは反対側に開口する。筒体93には帽
状の作動部材103が外嵌される。この作動部材103
には半径方向外方に突出したハンドル104が固定され
る9作動部材103には係止突起105が突設される。
この係止突起105は係止部材99の案内孔100から
係止孔101,102に当接して係止することができる
1作動部材103は内ねじ106を有する。この内ねじ
106には作動棒107の外ねじ部108が螺合する。
1作動棒107の一端部には表示筒109が固定されて
いる。この表示筒109の作動部材103を覆う端部1
10の位置によって作動棒107に取付けられているド
リル刃6の軸線方向の位置を外部から知ることができる
作動棒107にはOリング111が設けられ、このOリ
ング111は筒体93の内周面に接触して気密性が達成
される0作動棒107の表示部材109から突出した端
部には軸直角断面がたとえば6角形である掛合部112
が形成される。この掛合部112にはスパナ113が取
外し自在に掛合される。地中埋設管1の外壁部分2に穿
孔穴を形成するにあたっては、その本体4の筒部23内
に穿孔手段5の筒体93の先端部94を嵌め込む。
このとき筒部23に設けられているOリング112によ
って本体4と、筒体93との気密性が達成される1袋ナ
ツト96を筒部23に螺合し、本体4に穿孔手段5を装
着する。ハンドル20の操作によってシャッタ手段11
を全開状態とし、このことは第2表示手段51によって
外部から確認することができる。第1図に示されている
状態における穿孔手段5は、第13図(1)にもまた示
されている0作動棒107は、作動部材103に対して
第1図の上限位置にある。そこでハンドル104をつか
んで作動部材103および作動棒1゜7を筒体93内に
挿入し、突起105を案内孔100内に挿入し、その突
起105を一方の係止孔101に当接する。この状態で
掛合部112にスパナ113を掛合する。この状態では
、ドリル刃6は地中埋設管1の穿孔穴を形成すべき外壁
部分2のごく近傍に達している。この状態は第13図(
2)で示されている。
スパナ113を回転することによって、ドリル刃6を回
転駆動し、外壁部分2に穿孔穴を形成する。この穿孔穴
の形成後には、タップ7によって内ねじを刻設する。そ
の後、タップ7およびドリル刃6を穿孔穴から抜出すた
めに、スパナ113を逆方向に回転させる。このときの
状態は第13図(3)で示されている。突起105はも
う1つの係止孔102に当接する0表示部材109はド
リル刃6およびタップ7の軸線方向の位置を外部から知
ることができ、穿孔穴の形成を確認することが可能であ
る。またこのときの穿孔動作状況などは、窓21を介し
て外部から見ることができる。
穿孔穴からタップ7およびドリル刃6を抜出した後には
、地中埋設管1内に流体が輸送されているときには、そ
の穿孔穴を介して流体が空間12側へ排出される。この
流体は本体4に形成されている通路116を介して圧力
計8によってその圧力の検出が行われる。また前述のよ
うに開閉弁9から、その接続口117に取付けられてい
る可視管10を介して流体の組成を検出することもまた
可能でt)る、こうして地中埋設管1の使用・休止状態
の判別を行った後に、作動部材103および作動棒10
7を第1図の状態に上方に変位させ、その後、第14図
で示されるように、ハンドル20を操作してシャッタ板
11を全閉状態とする。この全開状態は、第1表示手段
50によって外部から確認することができる。穿孔穴は
第14図において参照符118で示されている。こうし
て空間12が気密な状態とされた後に、穿孔手段5の袋
ナツト96を回転して、穿孔−手段5を本体4の筒部2
3から取外す。その後、閉塞手段】3を用いて、閉塞栓
14を穿孔穴118に取付ける。
第15図は閉塞手段13の断面図であり、第16図はそ
の閉塞手段13の斜視図である。この閉塞手段13は筒
体119を有し、この筒体119には外向きフランジ1
20が形成される。筒体119には袋ナツト121が設
けられ、その内ねじは本体4の筒部23の外ねしに螺合
することができる。筒体119の先端部122は本体4
の筒部23内にOリング112によって気密性を保持さ
れた状態で嵌め込むことが可能である。筒体119には
作動棒123がシール材124によって気密に挿通する
0作動棒123には回転駆動するためのハンドル125
が固定される。
作動棒123の先端部には、外ねじ126が形成され、
さらにその先端には軸直角断面が角形の回わり止め突起
127が形成される。突起127には駆動部材128が
嵌め込まれ、この駆動部材128は作動棒123と、同
軸に一体的にそれらの軸線まわりに回転する。駆動部材
128の角形の掛合部129には栓本体14の掛合凹所
130に嵌まり込む、この栓本体14は鉄などの強磁性
材料から成る。駆動部材128を外囲して永久磁石片1
31が設けられる。この永久磁石片131は栓本体14
を磁気吸着する。駆動部材128と永久磁石片131は
外ねじ126に螺合する保持部材132によって作動棒
123に固定される。この栓本体14は第1bじ部13
4と、第2ねじ部135と、それらの間に介在される首
部136とを有する。
地中埋設管1に穿孔手段5を用いて穿孔穴118を第1
4図のように形成して、シャッタ板11を全閉状形とし
た後には、その穿孔手段5を取外し代わりに、閉塞手段
13を袋ナツト121の操作によって本体4の筒部23
に取付ける。その後シャッタ板11を全開状態とし、こ
の全開状態を第2表示手段51によって外部で確認した
後、閉塞手段13の作動棒123を回転してその栓本体
14の第1ねじ部134を穿孔穴118に螺着して気密
な状態とする。穿孔穴118に形成された内ねじと、第
1ねじ部134の外ねじはテーバねじとなっている。こ
うして栓本体14によって穿孔穴118を閉塞した後に
は、作動棒123を上昇する。その後本体4およびサド
ル3を地中埋設管1から、締付は手段18.19を緩め
ることによって取外す。
第17図は、地中埋設管1に形成された穿孔穴118を
閉塞した状態を示す断面図である。シート部材140は
、栓本体14が挿通する挿通孔141を有し、穿孔穴1
18が形成される地中埋設管1の外壁部分2付近に着座
する。シート部材140上にはキャップ142が取付け
られる。
第18図はシート部材140とキャップ142の平面を
示し、第19図は第17図の切断面線A−Aから見た断
面を示す。これらの図面を参照して、シート部材140
には穿孔穴118を外囲する環状凹所144が形成され
ている。この環状凹所144にOリングなどの第1シー
ル材145を嵌合して、地中埋設管1との気密を得る。
シート部材140には取付凹部145が形成される。こ
の取付凹部145にはキャップ142が嵌まり込む、キ
ャップ142の外周には環状の切欠き146が形成され
ており、ここにOリングなどの第2シール材147が嵌
まり込んで、シート部材140の凹部145の底148
と、キャップ142との間の気密が得られる。キャップ
142の頂部にはスパナを掛合するための掛合凹部14
9が形成される。キャップ142には内ねじ150が形
成されており、この内ねし150には第2ねじ部135
が螺合する。内ねじ150および第2ねじ部135は平
行ねじである。こうしてキャップ142の掛合凹部14
9にスパナなどを掛合してキャップ142およびシート
部材140を地中埋設管1側に変位して押付ける。
シート部材140とキャップ142との外形は地中埋設
管1の半径方向外方(第17図の上方)になるにつれて
先細状の大略的に円錐状に形成されている。したがって
バックホウなどによって引掛けられたときにおいても、
そのバックホウがシート部材140およびキャップ14
2の外周面と滑ってしまい、大きな外力がシート部材1
40およびキャップ142に作用することなく、シたが
って栓本体14に大きな外力が作用することが防がれる
栓本体14はくびれ部136を有しており、したがって
第2ねじ部135に大きな力か作用し力とき、そのくび
れ部136で折損することができる。これによって第1
ねじ部134に大きな夕[力が作用することが防がれる
。そのため第1ねじ部134は穿孔穴118から抜けて
しまうことが防がれ、穿孔穴118の閉塞状態を確保す
ることができる。
シート部材140およびキャップ1112は′t′4底
筒状のカバー152によって覆われ、このカバー152
を地中埋設管1に溶接する。これによってシート部材1
40とキャップ142をカバー152によって保護する
ことができる。
第20図は、本発明の他の実施例の穿孔穴]18を閉塞
した栓の断面図である。この実施例では。
シート部材140とキャップ142とは被覆層153に
よって覆われる。この被覆層153は地中埋設管1側か
ら半径方向外方にブチルゴムとゴノ、シートと、テープ
とがこの順序で積層され、防食機能を達成する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、地中埋設管に流体が輸送
されて使用状態であるか、あるいはまた流体が輸送され
ずに休止状態であるかの判別を、前述の先行技術に関連
して述べたように長い立孔を掘削するなどの労力を必要
とせずに簡便に、しかも確実に行うことができるように
なり、作業者の使用・休止状態の誤判別による事故を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の本体4に穿孔手段5を装着
した状態を示す断面図、第2図は本体4の斜視図、第3
図はサドル3と本体4を示す斜視図、第4図は締付は手
段18の分解斜視図、第50はシャッタ板11を示す本
体4の断面図、第6図はシャッタ板11の断面図、第7
図は第1表示手段50の断面図、第8図は第2表示手段
ら1の断面図、第9図は窓21の分解斜視図、第10図
は窓21の断面図、第11図はガラス板77と支持枠7
8とを本体4側から見た斜視図、第12図は穿孔手段5
の斜視図、第13図は穿孔手fU5の使用状態を示す正
面図、第14図は本体4におけるシャッタ板11を閉じ
た状態を示す断面図、第15図は閉塞手段13の断面図
、第16図はWJ塞手段13の分解斜視図、第17図は
閉塞栓の構造を示す断面図、第18図は第17図におけ
るシート部材140とキャップ142を示す平面口、第
19図は第17図の切断面@A−Aから見た断面口、第
20図は他の実施例の閉塞栓のill造を示す断面図で
ある。 1・・・地中埋設管、2・・・外壁部分、3・・・サド
ル、4・・・本体、5・・・穿孔手段、6・・・ドリル
、7・・・タップ、8・・・圧力計、9・・・開閉弁、
10・・・可撓管、11・・・シャッタ板、12・・・
空間、13・・・閉塞手段、14・・・栓本体、16・
・・索条、18.19・・・締付け手段、20・・・ハ
ンドル、21・・・窓、50・・・第1表示手段、51
・・・第2表示手段、55・・・第1表示部材、67−
・・第2表示部材、77・・・ガラス板、134・・・
第1ねじ部、135・・・第2ねじ部、136・・・く
びれ部、140・・・シート部材、142・・・キャッ
プ、145・・・第1シール材、147・・・第2シー
ル材 代理人  弁理士 画数 圭一部 第 図 第11 図 手続補止書(方式) 平成 1年 3月13日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地中埋設管を地上から掘削して露出し、その地中
    埋設管に穿孔して穿孔穴を形成し、この穿孔穴から、地
    中埋設管によつて輸送される流体の圧力などを検出し、 その検出後に穿孔穴を閉塞することを特徴とする地中埋
    設管の使用・休止状態の判別工法。
  2. (2)地中埋設管の外壁に固定され、その地中埋設管の
    穿孔穴が形成されるべき外壁部分付近を覆う本体と、 本体に設けられ、前記外壁部分付近の空間を気密に塞ぎ
    、かつ開くためのシャッタ板と、本体に気密に装着し、
    かつ離脱可能であり、本体のシャッタ板を開いた状態で
    前記外壁部分に穿孔する穿孔手段と、 本体に気密に装着し、かつ離脱可能であり、本体のシャ
    ッタ板を開いた状態で前記穿孔穴に栓を取付けて、その
    穿孔穴を閉塞する閉塞手段とを含むことを特徴とする地
    中埋設管の使用・休止状態の判別装置。
  3. (3)本体は、シャッタ板と地中埋設管の前記外壁部分
    とを外部から見ることができるための気密な透光性部材
    から成る窓を有し、 この本体には、穿孔穴からの流体の圧力を検出する圧力
    計が取付けられることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の地中埋設管の使用・休止状態の判別装置。
JP63283435A 1988-11-08 1988-11-08 地中埋設管の使用・休止状態の伴別工法および装置 Pending JPH02129487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114719A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Daikure Co Ltd 水路
JP2009185950A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Seibu Gas Co Ltd 閉塞部材、封止部材および閉塞部材抜去検知器並びに合成樹脂管の補修方法。

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JPS6314100B2 (ja) * 1977-07-01 1988-03-29 Ansuchi* Tekusuteiru Do Furansu

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