JP2003346406A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2003346406A JP2002149761A JP2002149761A JP2003346406A JP 2003346406 A JP2003346406 A JP 2003346406A JP 2002149761 A JP2002149761 A JP 2002149761A JP 2002149761 A JP2002149761 A JP 2002149761A JP 2003346406 A JP2003346406 A JP 2003346406A
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/0401Details
    • G11B17/0402Servo control
    • G11B17/0404Servo control with parallel drive rollers

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド部材を原点位置まで確実に復帰させ
て動作不良の発生を防止するディスク再生装置を提供す
る。 【解決手段】 ディスクのイジェクト動作に伴ってディ
スクサイズ選択レバー7が矢印A方向に回動すると、そ
の押当て面14が移動不能状態の第1スライダラック1
1の角部16dを矢印C方向に向けて押圧する。ディス
クが完全にイジェクトされると、ディスクサイズ選択レ
バー7が矢印B方向にコイルスプリング9の付勢力によ
り戻されると共に、第1スライダラック11はコイルス
プリング13の付勢力により原点位置に強制的に戻され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパクトディ
スクやレーザーディスク(登録商標)等の光ディスクに
記録された情報を再生するディスク再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のディスク再生装置の外部
構成を示す概略斜視図であり、図12は図11に示した
従来のディスク再生装置の内部構成を示す概略斜視図で
ある。なお、図において右下を前方とし、左上を後方と
する。この点は以下の各斜視図においても同様とする。
【0003】図において1はディスク再生装置の筐体を
構成するシャーシであり、2はシャーシ1の前面に設け
られ8cmディスク等の小径ディスクまたは12cmデ
ィスク等の大径ディスクを挿入するためのディスク挿入
口であり、3はディスク挿入口2の近傍に設けられたデ
ィスク搬送部であり、4はディスク搬送部3に駆動力を
付与するディスク搬送動力伝達部であり、5はシャーシ
1の内部中央付近に配置されたディスク再生部であり、
6はディスク再生部5にディスクを固定するためのクラ
ンプアーム部である。
【0004】7はディスク挿入口2から挿入されたディ
スクのサイズ(外径)により異なる振れ角で回動してデ
ィスクの外径に応じてクランプアーム部6によるクラン
プ位置を切り替えるディスクサイズ選択レバーである。
ディスクサイズ選択レバー7はシャーシ1に固定された
回動軸8を中心として矢印A方向およびB方向に回動可
能であり、ディスクサイズ選択レバー7の先端部分には
ディスクの外周部分を摺動するピン7aが設けられてい
る。また、ディスクサイズ選択レバー7は常に矢印B方
向に回動するようにコイルスプリング9によって付勢さ
れているため、矢印B方向に最大限振れた位置でディス
ク搬送に備えて待機している。
【0005】10はクランプ位置に搬送されたディスク
に対するクランプアーム部6によるクランプ動作に備え
て自らの原点位置(図示せず)から遠ざかる前方位置に
移動してディスク搬送部材(図示せず)をディスク近傍
から退避させるスライド部材である。スライド部材10
はディスク挿入口2近傍で前後方向に摺動する第1スラ
イダラック11と原点位置(図示せず)側で前後方向に
摺動する第2スライダラック12とから概略構成されて
いる。第1スライダラック11はディスク搬送動力伝達
部4のギア4aと噛み合うラック11aを有する長尺部
材である。第1スライダラック11の原点位置寄りの後
端部とシャーシ1との間には第1スライダラック11を
原点位置側の後方へ常に付勢するコイルスプリング13
が配設されている。第2スライダラック12は同じくデ
ィスク搬送動力伝達部4のギア4aと噛み合うラック
(図示せず)を有する長尺部材である。第2スライダラ
ック12の原点位置寄りの後端部とシャーシ1との間に
は第2スライダラック12を原点位置側の後方へ常に付
勢するコイルスプリング(図示せず)が配設されてい
る。
【0006】次にディスク(図示せず)のローディング
動作について説明する。まず、ディスクがディスク挿入
口2から挿入されると、基板(図示せず)に設けられた
センサ(図示せず)によりディスク搬送動力伝達部4の
モータ(図示せず)が駆動され、その回転駆動力でディ
スク搬送部3の搬送ローラ3aがディスクローディング
方向(図12の矢印C方向)に回転する。これによりデ
ィスクが装置内部へ搬送される。ディスクが搬送される
と、その外周部分にディスクサイズ選択レバー7のピン
7aが当接する。さらに、ディスクが搬送されると、ピ
ン7aがディスクの外周部分を摺動するため、ディスク
サイズ選択レバー7は回動軸8を中心に矢印A方向に所
定の振れ角で回動する。ディスクサイズ選択レバー7が
所定の振れ角で回動すると、クランプアーム部6に配設
されたディスクセンタリング部材6aを押圧する。これ
により、ディスクはそのサイズに適合したセンタリング
(クランプ位置)まで搬送可能となる。ディスクの搬送
が完了すると、ディスク搬送完了検知部材(図示せず)
がディスク搬送部材(図示せず)を退避させる第1スラ
イダラック11を押圧する。第1スライダラック11
は、原点位置から前方へ所定量移動すると、そのラック
11aとディスク搬送動力伝達部4のギア4aとが噛み
合い、さらに前方へ移動する。このように第1スライダ
ラック11が移動すると、ディスク搬送部3の搬送ロー
ラ3aを押圧してこれを降下させる。また、第1スライ
ダラック11が前方へ所定量移動すると、クランプアー
ム部6をディスク再生部5側に降下させる第2スライダ
ラック12も連動して前方へ移動する。第2スライダラ
ック12が前方へ移動すると、ディスク再生部5を固着
していたロック部材(図示せず)が回動することでロッ
ク解除され、ディスク再生部5は弾性部材(図示せず)
によりシャーシ1に対して防振可能となる。ローディン
グ完了位置に配置された移動量検知手段(図示せず)に
より第2スライダラック12がローディング完了位置ま
で移動したことが検知されると、ディスク搬送動力伝達
部4からの動力が停止され、一連のローディング動作が
完了する。
【0007】次にイジェクト動作について説明する。デ
ィスク(図示せず)のイジェクト指示を受け付けると、
ディスク搬送動力伝達部4からのイジェクト方向(図1
2の矢印D方向)の動力により第1スライダラック11
および第2スライダラック12が移動する。ここで、第
2スライダラック12は、そのラック(図示せず)とデ
ィスク搬送動力伝達部4のギア4aとの噛み合いが外れ
る位置まで移動し、この位置以降においては第1スライ
ダラック11からの押圧により第2スライダラック12
のイジェクト完了位置まで移動し、第1スライダラック
11からの押圧が解除される。第1スライダラック11
のラック11aとディスク搬送動力伝達部4のギア4a
との噛み合いが外れる位置まで移動した後、コイルスプ
リング13の付勢力によりイジェクト完了位置(原点位
置)まで移動する。ディスクはディスク搬送動力伝達部
4からディスク搬送部3へ伝達された動力により搬送さ
れ、センサ(図示せず)によりイジェクト完了位置まで
移動したことが検出され、ディスク搬送動力伝達部4の
動力が停止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
ク再生装置は以上のように構成されているので、次のよ
うな課題があった。即ち、イジェクト動作時の例えば第
1スライダラック11はそのラック11aとディスク搬
送動力伝達部4のギア4aとの噛み合いが外れた後に、
コイルスプリング13の付勢力により原点位置まで復帰
するように構成されている。しかし、ディスク再生装置
のシャーシ1内は比較的高温に晒されており、その温度
により第1スライダラック11に発生する反りや摩耗等
によるスライド負荷の増加あるいはコイルスプリング1
3のばね荷重の低下が原因で、第1スライダラック11
が原点位置まで復帰できないことがある。この場合、次
のディスクのローディング動作時に動作不良が発生する
という課題があった。
【0009】なお、第1スライダラック11の復帰を安
定して行うためには、単純にコイルスプリング13のば
ね荷重を高く設定する方法もあるが、その高ばね荷重は
他の機構への負荷増大につながり、動作停止に陥る可能
性があり、採用できない。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、スライド部材を原点位置まで確実
に復帰させて動作不良の発生を防止できるディスク再生
装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
再生装置は、ローディングされたディスクの外径により
異なる振れ角で回動して前記ディスクの外径に応じてク
ランプ位置を切り替える回動部材と、前記クランプ位置
に搬送された前記ディスクに対するクランプ動作に備え
て自らの原点位置から遠ざかる位置に移動してディスク
搬送部材を退避させるスライド部材と、該スライド部材
を原点位置側に付勢する第1付勢手段とを備え、イジェ
クトされる前記ディスクの搬送動作に対応して前記回動
部材が回動した際にスライド部材を前記原点位置に向け
て押圧する押当て部を前記回動部材に設けたものであ
る。
【0012】この発明に係るディスク再生装置は、回動
部材をスライド部材から離間する方向に付勢する第2付
勢手段をさらに備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ィスク再生装置の内部構成を示す概略斜視図であり、図
2は図1に示したディスク再生装置における小径ディス
クのイジェクト動作を示す概略斜視図であり、図3は図
1に示したディスク再生装置における大径ディスクのイ
ジェクト動作を示す概略斜視図であり、図4は図3に示
した大径ディスクのイジェクト動作を拡大して示す概略
平面図であり、図5は図1に示したディスク再生装置に
おける大径ディスクのセンタリング(クランプ位置)状
態を示す概略斜視図であり、図6は図5で示したクラン
プされた大径ディスクの再生状態を示す概略斜視図であ
る。なお、この実施の形態1の構成要素のうち、図11
および図12に示した従来のディスク再生装置の構成要
素と共通するものについては、同一符号を付し、その部
分の説明を省略する。
【0014】この実施の形態1の特徴は、ディスクのイ
ジェクト動作時にディスクサイズ選択レバー(回動部
材)7が回動した際に、コイルスプリング13の付勢力
をもってしても原点位置に復帰できず移動停止状態に陥
った第1スライダラック11を矢印C方向に押圧する押
当て面(押当て部)14をディスクサイズ選択レバー7
に設けた点にある。
【0015】この実施の形態1におけるディスクサイズ
選択レバー7の押当て面14は、例えば図4に示すよう
にディスクサイズ選択レバー7のの屈曲部7bの外側か
ら矢印A方向に突出する突出部15の表面を構成する凸
曲面である。一方、第1スライダラック11がシャーシ
1内の高温等の影響で移動不能状態に陥る可能性のある
位置を想定した上で、移動不能状態の第1スライダラッ
ク11のどの部分にディスクサイズ選択レバー7の押当
て面14が当接するかを検討し、割り出した第1スライ
ダラック11の上部の当接予定位置には第1スライダラ
ック11の厚み方向に貫通する貫通溝16が形成されて
いる。貫通溝16は、図4に示すようにディスクサイズ
選択レバー7の下面より低い位置に形成された平坦な底
面16aと、第1スライダラック11の原点位置側に形
成された後壁面16bと、ディスク挿入口2側に形成さ
れた前壁面16cと、後壁面16bと第1スライダラッ
ク11の内壁面とで構成されディスクサイズ選択レバー
7の押当て面14の当接を受ける角部16dとから概略
構成されている。後壁面16bは、ディスクサイズ選択
レバー7の押当て面14から逃げるため、前壁面16c
との距離が第1スライダラック11の厚み方向外方に沿
って徐々に拡大するように形成されている。
【0016】ディスクサイズ選択レバー7の押当て面1
4と第1スライダラック11の貫通溝16の角部16d
との関係は、ディスクサイズ選択レバー7の回動動作を
第1スライダラック11のスライド動作に効率よく伝達
できる点を主眼として、ディスクサイズ選択レバー7の
回動中心としての回動軸8と第1スライダラック11と
の離間距離等の条件に応じて決められている。即ち、上
記離間距離が短い場合には、第1スライダラック11の
スライド方向(矢印C方向)とディスクサイズ選択レバ
ー7の回動方向(矢印A方向)または回動円の接線方向
との交差角度が大きくなるため、ディスクサイズ選択レ
バー7の回動動作を第1スライダラック11のスライド
動作に伝達し難くなる。逆に上記離間距離が長い場合に
は、上記交差角度が小さくなるため、ディスクサイズ選
択レバー7の回動動作を第1スライダラック11のスラ
イド動作に伝達し易くなる。しかし、その当接ポイント
が小さくなれば、上記交差角度の影響を低減できる。従
って、この実施の形態1では、ディスクサイズ選択レバ
ー7の押当て面14で第1スライダラック11の角部1
6dを押圧するように設定しており、このような押圧に
より第1スライダラック11の移動不能状態を確実に脱
することが可能となる。
【0017】また、ディスクサイズ選択レバー7はイジ
ェクトされるディスクの外径に応じて振れ角を異にして
いる。従って、この実施の形態1では、図2に示すよう
に外径8cmの小径ディスク17のイジェクト動作時に
ディスクサイズ選択レバー7の押当て面14の先端部分
が第1スライダラック11の角部16dに当接すること
を前提として、図3に示すように外径12cmの大径デ
ィスク18のイジェクト動作時においてもディスクサイ
ズ選択レバー7の押当て面14の根本部分が第1スライ
ダラック11の角部16dに当接するように設定されて
いる。
【0018】次に動作について説明する。まず、第1ス
ライダラック11のラック11aとディスク搬送動力伝
達部4のギア4aとの噛み合いが外れる位置に第1スラ
イダラック11が移動不能状態で停止している状態で、
ディスクがイジェクトされると、図3に示すように、デ
ィスクの外周部分にディスクサイズ選択レバー7のピン
7aが当接し、ディスクのイジェクト動作に伴ってディ
スクサイズ選択レバー7が矢印A方向に回動する。この
ディスクサイズ選択レバー7の押当て面14が第1スラ
イダラック11の角部16dを矢印C方向に向けて押圧
し、第1スライダラック11を若干スライドさせる。こ
のとき、ディスクが完全にイジェクトされ、ディスクの
外周部分とディスクサイズ選択レバー7のピン7aとが
離間すると、ディスクサイズ選択レバー7が矢印B方向
にコイルスプリング(第2付勢手段)9の付勢力により
戻されると共に、第1スライダラック11はコイルスプ
リング(第1付勢手段)13の付勢力により原点位置に
強制的に戻される。
【0019】なお、図5に示すようにディスクがクラン
プされたり、図6に示すようにディスクの情報が再生さ
れている場合には、ディスクサイズ選択レバー7はコイ
ルスプリング9の付勢力により第1スライダラック11
から離間する位置に待機しているため、ディスクサイズ
選択レバー7の押当て面14および突出部15が第1ス
ライダラック11を含むスライド部材10の動作を阻害
することはない。
【0020】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、イジェクトされるディスクの搬送動作に対応してデ
ィスクサイズ選択レバー7が回動した際に第1スライダ
ラック11を原点位置に向けて押圧する押当て面14を
ディスクサイズ選択レバー7に設けるように構成したの
で、第1スライダラック11を原点位置に強制的に復帰
させることができるという効果がある。これにより、デ
ィスク再生装置の動作の安定を確実に図ることができる
という効果がある。また、既存のディスクサイズ選択レ
バー7に押当て面14を設けるように構成したので、部
品点数や組立て工数を増やすことなく、製造コストの増
加を抑制することができるという効果がある。
【0021】この実施の形態1では、ディスクサイズ選
択レバー7を第1スライダラック11から離間する方向
(矢印B方向)に付勢するコイルスプリング9を備える
ように構成したので、ディスクサイズ選択レバー7の押
圧により第1スライダラック11を原点位置に強制的に
復帰させるタイミングで、ディスクサイズ選択レバー7
を第1スライダラック11から離間させることで、ディ
スクサイズ選択レバー7と復帰動作時の第1スライダラ
ック11との衝突を回避させ、第1スライダラック11
を原点位置まで確実に復帰させることができるという効
果がある。
【0022】なお、この実施の形態1では、貫通溝16
に前壁面16cを設けるように構成したが、ディスクサ
イズ選択レバー7と復帰動作時の第1スライダラック1
1との衝突を回避させる意味で、貫通溝16の前壁面1
6cを可能な限り後壁面16bから遠ざけて形成しても
よく、あるいは前壁面16cを底面16aに対して傾斜
面として形成してもよく、あるいは前壁面16cを設け
なくてもよい。
【0023】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2によるディスク再生装置の要部を示す概略斜視図で
あり、図8は図7で示したディスク再生装置の要部を示
す概略平面図である。なお、この実施の形態2の構成要
素のうち、実施の形態1の構成要素と共通するものにつ
いては、同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0024】この実施の形態2の特徴は、実施の形態1
とは異なり、図7および図8に示すように後壁面16b
と前壁面16cとの距離が第1スライダラック11の厚
み方向内方に沿って徐々に拡大するように後壁面16b
が形成されている点にある。
【0025】この実施の形態2では、ディスクのイジェ
クト時にディスクサイズ選択レバー7が矢印A方向に回
動すると、ディスクサイズ選択レバー7の押当て面14
が第1スライダラック11の貫通溝16の後壁面16b
に当接する。これにより第1スライダラック11は矢印
C方向に押圧される。
【0026】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ディスクサイズ選択レバー7の押当て面14を第1
スライダラック11の後壁面16bに当接させるように
構成したので、第1スライダラック11を確実に原点位
置に復帰させることができるという効果がある。
【0027】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3によるディスク再生装置の内部構成を示す概略斜視
図であり、図10は図9に示したディスク再生装置の要
部を示す概略平面図である。なお、この実施の形態3の
構成要素のうち、実施の形態1の構成要素と共通するも
のについては、同一符号を付し、その部分の説明を省略
する。
【0028】この実施の形態3の特徴は、実施の形態1
および実施の形態2と異なり、貫通溝16に代えて第1
スライダラック11の上部の当接予定位置に凹部19を
設け、ディスクサイズ選択レバー7の屈曲部7bの角部
を押当て部20とした点にある。凹部19は、図9およ
び図10に示すように、ディスクサイズ選択レバー7の
下面より低い位置に形成された平坦な底面19aと、第
1スライダラック11の原点位置側に形成された後壁面
19bと、ディスク挿入口2側に形成された前壁面19
cと、後壁面19bと第1スライダラック11の内壁面
とで構成されディスクサイズ選択レバー7の押当て部2
0の当接を受ける角部19dと、後壁面19bと前壁面
19cとの間に形成された中央壁面19eとから概略構
成されている。一方、ディスクサイズ選択レバー7の押
当て部20は屈曲部7bの外側に形成された押当て角部
20aとこの押当て角部20aに隣接して形成された押
当て面20bとから概略構成されている。
【0029】この実施の形態3では、図9および図10
に示すように、ディスクのイジェクト時にディスクサイ
ズ選択レバー7が矢印A方向に回動すると、押当て角部
20aが第1スライダラック11の凹部19の中央壁面
19eに当接すると共に押当て面20bが凹部19の角
部19dに当接する。これにより第1スライダラック1
1は矢印C方向に押圧される。
【0030】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ディスクサイズ選択レバー7の押当て面20を第1
スライダラック11の凹部19の中央壁面19eと角部
19dに当接させるように構成したので、当接を確実に
行うことができ、第1スライダラック11を確実に原点
位置に復帰させることができるという効果がある。
【0031】この実施の形態3では、実施の形態1およ
び実施の形態2の貫通溝16と比較して第1スライダラ
ック11の切り欠き量が小さい凹部19を設けたので、
第1スライダラック11の機械強度を維持することがで
きるという効果がある。
【0032】なお、この実施の形態3における凹部19
は中央壁面19eを有しているため、ディスクサイズ選
択レバー7の押当て面20が第1スライダラック11を
その厚み方向に突き抜けることができない。仮に、ディ
スクサイズ選択レバー7の回動中心としての回動軸8と
第1スライダラック11との離間距離が短く、第1スラ
イダラック11のスライド方向(矢印C方向)とディス
クサイズ選択レバー7の回動方向(矢印A方向)または
回動円の接線方向との交差角度が大きい場合には、矢印
A方向に回動するディスクサイズ選択レバー7の押当て
面20bが第1スライダラック11の凹部19の角部1
9dに当接するより先に押当て角部20aが凹部19の
中央壁面19eに当接してしまう可能性がある。この場
合、ディスクサイズ選択レバー7の回動動作を第1スラ
イダラック11のスライド動作に効率よく伝達できない
おそれがある。これを回避するためには、ディスクサイ
ズ選択レバー7の押当て部20が第1スライダラック1
1の凹部19の角部19dのみに当接するか、あるいは
角部19dおよび中央壁面19eに同時に当接するよう
にディスクサイズ選択レバー7の回動中心としての回動
軸8と第1スライダラック11との離間距離を長く設定
することが好ましい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、イジ
ェクトされるディスクの搬送動作に対応して回動部材が
回動した際にスライド部材を原点位置に向けて押圧する
押当て部を回動部材に設けるように構成したので、スラ
イド部材を原点位置に強制的に復帰させることができる
という効果がある。これにより、ディスク再生装置の動
作の安定を確実に図ることができるという効果がある。
また、既存の回動部材に押当て部を設けるように構成し
たので、部品点数や組立て工数を増やすことなく、製造
コストの増加を抑制することができるという効果があ
る。
【0034】この発明によれば、回動部材をスライド部
材から離間する方向に付勢する第2付勢手段をさらに備
えるように構成したので、回動部材の押圧によりスライ
ド部材を原点位置に強制的に復帰させるタイミングで、
回動部材をスライド部材から離間させることで、回動部
材と復帰動作時のスライド部材との衝突を回避させ、ス
ライド部材を原点位置まで確実に復帰させることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるディスク再生
装置の内部構成を示す概略斜視図である。
【図2】 図1に示したディスク再生装置における小径
ディスクのイジェクト動作を示す概略斜視図である。
【図3】 図1に示したディスク再生装置における大径
ディスクのイジェクト動作を示す概略斜視図である。
【図4】 図3に示した大径ディスクのイジェクト動作
を拡大して示す概略平面図である。
【図5】 図1に示したディスク再生装置における大径
ディスクのセンタリング(クランプ位置)状態を示す概
略斜視図である。
【図6】 図5で示したクランプされた大径ディスクの
再生状態を示す概略斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるディスク再生
装置の要部を示す概略斜視図である。
【図8】 図7で示したディスク再生装置の要部を示す
概略平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるディスク再生
装置の内部構成を示す概略斜視図である。
【図10】 図9に示したディスク再生装置の要部を示
す概略平面図である。
【図11】 従来のディスク再生装置の外部構成を示す
概略斜視図である。
【図12】 図11に示した従来のディスク再生装置の
内部構成を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 シャーシ、2 ディスク挿入口、3 ディスク搬送
部、3a 搬送ローラ、4 ディスク搬送動力伝達部、
4a ギア、5 ディスク再生部、6 クランプアーム
部、7 ディスクサイズ選択レバー、8 回動軸、9
コイルスプリング(第2付勢手段)、10 スライド部
材、11 第1スライダラック(スライド部材)、12
第2スライダラック(スライド部材)、13 コイル
スプリング(第1付勢手段)、14 押当て面(押当て
部)、15 突出部、16 貫通溝、16a 底面、1
6b 後壁面、16c 前壁面、16d 角部、17
小径ディスク、18 大径ディスク、19 凹部、19
a 底面、19b 後壁面、19c 前壁面、19d
角部、19e 中央壁面、20 押当て部、20a押当
て角部、20b 押当て面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 17/04 G11B 17/04 313Q Fターム(参考) 5D046 AA12 AA16 CA16 CB03 CD03 EA06 EB10 FA04 HA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローディングされたディスクの外径によ
    り異なる振れ角で回動して前記ディスクの外径に応じて
    クランプ位置を切り替える回動部材と、前記クランプ位
    置に搬送された前記ディスクに対するクランプ動作に備
    えて自らの原点位置から遠ざかる位置に移動してディス
    ク搬送部材を退避させるスライド部材と、該スライド部
    材を原点位置側に付勢する第1付勢手段とを備え、イジ
    ェクトされる前記ディスクの搬送動作に対応して前記回
    動部材が回動した際にスライド部材を前記原点位置に向
    けて押圧する押当て部を前記回動部材に設けたディスク
    再生装置。
  2. 【請求項2】 回動部材をスライド部材から離間する方
    向に付勢する第2付勢手段をさらに備えたことを特徴と
    する請求項1記載のディスク再生装置。
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