JP2003346217A - 受領帳票と取り忘れ帳票の回収方式 - Google Patents

受領帳票と取り忘れ帳票の回収方式

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JP2003346217A
JP2003346217A JP2002154922A JP2002154922A JP2003346217A JP 2003346217 A JP2003346217 A JP 2003346217A JP 2002154922 A JP2002154922 A JP 2002154922A JP 2002154922 A JP2002154922 A JP 2002154922A JP 2003346217 A JP2003346217 A JP 2003346217A
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JP
Japan
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collection
customer
cassette
forgotten
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JP2002154922A
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Ryuichi Ikeda
立一 池田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回収カセットが機構的に1式しか設けられない
場合において、回収したカセット内の受領帳票と顧客取
忘れ帳票とを区別し、自動取引装置による帳票管理の利
便性を向上させる。 【解決手段】通常処理として帳票を回収した際は、回収
帳票を挿入方向と同じ面(表面)でカセットへ回収す
る。一方、顧客取忘れ帳票を回収した際は、回収帳票を
スイッチバック(帳票表裏反転)機構にて裏面に反転さ
せ、そのままカセットへ回収する。 【効果】本発明により、受領帳票と顧客取忘れ帳票との
区別が可能である。これにより、新たに帳票取忘れ用回
収カセットを設けることなく自動取引装置による帳票管
理の利便性の向上が見込める。また、従来の帳票取忘れ
回収部に見られるような容量制約(通常1部のみ)がな
く、回収カセットの容量分だけ回収が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、払込帳票の自動受
付処理技術及び自動取引技術に関し、特に銀行等の金融
機関で使用される顧客操作型のATM(現金自動取引装
置)における帳票回収処理に対して利便性を向上させる
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帳票等を取扱う現金自動取引装置
においては、受領帳票を現金自動取引装置内部に在るカ
セットに回収している。しかし、取扱不可である帳票や
マルチペイメント対応帳票等を顧客に返却する際に発生
する、帳票の取忘れといった事象に着目した際、回収カ
セットが機構的に1式しか設けられていない場合、帳票
回収時において受領帳票と顧客取忘れ帳票とを区別する
ことが出来ない。仮に帳票取忘れ回収搬路等が設けられ
ている場合においても、容量的に1部のみといった制約
がある。また、取忘れ回収部を増設する場合においても
機構的に制限がある場合が殆どであり、加えてそのよう
な増設を行う場合、設置費・改造費等の追加費用が発生
する。
【0003】また、サイズ等が異なる複数種類の帳票を
回収する帳票読取機構を考えた場合、帳票読取機構には
それぞれ複数種類別に対応した帳票回収用カセットが設
けられている。この時、顧客取忘れ帳票において各種類
別の回収を考えた場合、更に数種類の取忘れ帳票回収用
カセットを設ける必要性が発生し、これは装置スペース
の効率化、装置の小型化、設置費の省力化等に反してし
まう。
【0004】一方、顧客取忘れ帳票(返却用帳票)との
識別においては、顧客取忘れ帳票へ「顧客取忘れ」等の
印字により判別は可能であるが、帳票は顧客の所有物で
あり、装置側で取忘れ判別の為の刻印等を勝手に行うこ
とが出来ない。
【0005】尚、特開平9−27060号公報「自動取
引装置及び該装置における取り忘れ紙幣の保管方法」に
おいては、取り忘れ紙幣を顧客毎に分別可能とするため
に専用保管庫へ集積収納することに着目し紙幣の取り忘
れが発生する毎に揃える表裏の向きを逆にして保管庫に
順次集積する方法を挙げており、本技術を帳票へ応用す
ることを考案したが、この技術では前後の表裏関係を用
いて顧客毎に分別しているため、顧客ごとの区別は可能
であってもどの紙幣が取り忘れ紙幣かという個々の媒体
における判定が出来ない状況である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】回収カセットの増設が
不可能な状況下において、回収した受領帳票と顧客取忘
れ帳票とを区別する必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】回収した受領帳票におい
ては、挿入方向と同様の面(表面挿入となるため表面状
態)でカセットに回収する。一方、顧客取忘れ帳票にお
いては、スイッチバック機構(帳票表裏反転方式)を用
いることで挿入方向とは逆の面(裏面)でカセットに回
収する。帳票においては、表面は収納機関番号/税目番
号/お客様番号等の必要情報等が記載されているが、裏
面は大半部が白紙状態(注意書等の記載が少々)となっ
ている。よって、表面回収か裏面回収かによって判別が
可能となる。従ってこの帳票回収方式により受領帳票と
顧客取忘れ帳票との判別が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を用いて説明する。
【0009】図1は本発明によって、受領帳票と顧客取
忘れ帳票とを区別する帳票回収方式による処理フローを
示す。
【0010】図1において、以下フローチャートに沿っ
て説明する。
【0011】顧客の現金自動取引装置による取引におい
て、帳票読取機構は帳票を吸入(101)し、イメージ
リード部により帳票の情報を読取る(102)。この
際、帳票読取機構にて取扱(或いは読取)可能な帳票か
否かを判定(103)し、取扱(或いは読取)不可であ
る帳票においては帳票を帳票挿入口に返却(108)
し、取扱(或いは読取)可能である帳票においては現金
自動取引装置にて情報処理(104)される。取扱(或
いは読取)可能帳票の情報処理後においては、取扱った
帳票を本装置にて回収すべきであるか否かを判定(10
5)し、回収帳票においては回収カセットに表面で回収
(106)され受領帳票の回収処理として終了(10
7)、顧客返却用帳票においては帳票を帳票挿入口に返
却(108)される。帳票挿入口に返却された帳票にお
いては、帳票取忘れ検知機構により顧客が帳票を受取っ
たかどうかを判定(109)する。この際、顧客が帳票
を受取った場合は、返却用帳票の顧客受領処理として終
了(110)し、顧客が帳票を取り忘れた場合(一定時
間経過しても帳票が受取られない場合)は、帳票を回収
しスイッチバック方式を用いて回収カセットへ裏面で回
収(111)し、顧客取忘れ帳票の回収処理として終了
(112)する。
【0012】図2は帳票読取機構の構成図を示す。
【0013】図2において、帳票を吸入/排出/検知する
挿入口201、帳票を搬送する搬送路202、帳票の印
字情報を読取るイメージリード部203、帳票への印字
を行う印字部204、帳票を表裏反転するスイッチバッ
ク機構205、帳票を回収する回収カセット206から
構成される。
【0014】図3は、帳票の見本図を示す。
【0015】図3において、通常取引において回収カセ
ットに回収した際の帳票の表面見本図301、取忘れ発
生時において回収カセットに回収した際の帳票の表面見
本図302から構成される。
【0016】
【発明の効果】本発明により、自動取引装置において回
収カセットが1式(1種)のみ設置の場合において、受
領帳票と顧客取忘れ帳票との区別が可能となる。また、
サイズ等が異なる複数種類の帳票を回収する帳票読取機
構を考えた場合においても、各種類別の取忘れ帳票回収
用カセットを設けること無く、受領帳票と顧客取忘れ帳
票との区別が可能となる。これにより、新たに帳票取忘
れ用回収カセットを設けることなく自動取引装置による
帳票管理の利便性の向上が見込める。また、従来の帳票
取忘れ回収部に見られるような容量制約(通常1部の
み)がなく、回収カセットの容量分だけ回収が可能とな
る。この結果、装置スペースを効率良く使用でき、装置
の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である、受領帳票と顧客取忘れ帳票とを
判別する方式の処理フローである。
【図2】帳票読込機構の構成図である。
【図3】カセット回収後において、カセット上面から見
た場合の帳票見本図である。
【符号の説明】
101…帳票吸入、102…イメージリードによる帳票
表面の情報読取、103…本帳票読取機構にて取扱(読
取)可能か否かを判断、104…帳票情報の情報処理、
105…情報処理結果を基に回収すべきであるか否かを
判定、106…帳票を回収カセットに表面で回収、10
7…受領帳票の回収処理として終了、108…帳票を帳
票挿入口に返却、109…帳票取忘れ検知機構により顧
客が帳票を受取ったかどうかを判定、110…返却用帳
票の顧客受領処理として終了、111…帳票を回収しス
イッチバック方式を用いて回収カセットへ裏面で回収、
112…顧客取忘れ帳票の回収処理として終了、201
…帳票吸入/排出/検知口、202…帳票搬送路、203
…イメージリード部、204…印字部、205…スイッ
チバック機構、206…帳票回収カセット、301…通
常回収時における帳票表面、302…取忘れ回収時にお
ける帳票表面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現金自動取引装置で、帳票挿入/回収・イ
    メージ読取・帳票印字・帳票取忘れ検知・帳票表裏反転
    を行う機構、及び帳票回収カセット一式と、全体を制御
    する制御部とから構成される帳票読取機構を備え、イメ
    ージ読取及び帳票の認識が不可能である帳票や顧客返却
    用帳票を返却するための処理ロジックを保有し、通常の
    帳票受付取引時に挿入口から表面で挿入された帳票のイ
    メージデータ読取及びデータの取扱可否を判定し、取扱
    可能ならばデータ処理と回収帳票の判定を行い、回収帳
    票の場合は帳票読取機構の帳票カセットに表面で格納
    し、取扱不可及び返却用の帳票ならば挿入口へ返却し、
    その際に取忘れがあった場合は挿入口の帳票を回収し、
    スイッチバック機構を経由して帳票読取機構の帳票カセ
    ットに帳票を裏面で格納した時点で、通常回収帳票と顧
    客取忘れ帳票の区別が表面回収か裏面回収かで判別可能
    であることを特徴とする帳票回収方式。
JP2002154922A 2002-05-29 2002-05-29 受領帳票と取り忘れ帳票の回収方式 Pending JP2003346217A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197900A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Laurel Bank Machines Co Ltd 帳票発行システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011197900A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Laurel Bank Machines Co Ltd 帳票発行システム

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