JP2003345943A - コーディネイト検索方法及びシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないユーザ負担でコーディネイトの適用条
件にマッチするコーディネイト、そのコーディネイトを
構成する複数のアイテムについての詳細情報および代替
アイテムについての詳細情報を検索可能とする。 【解決手段】 コーディネイトサービスサーバ１００
は、個人ＰＣ１１０からの適用条件に基づいてファッシ
ョン雑誌社サーバ１４０のコーディネイトＤＢ１４１を
検索し、またその構成アイテム識別子に基づいて服飾メ
ーカサーバ１３０の服アイテムＤＢ１３１を検索して該
当するアイテムの詳細情報を取得し、個人ＰＣ１１０へ
送信する。また取得したアイテムに関連する代替アイテ
ムの情報に基づいて服アイテムＤＢを検索して該当する
代替アイテムの詳細情報を取得し、個人ＰＣ１１０へ送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアイテムか
ら構成されるコーディネイトを検索する技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】服コーディネイトは、複数の服アイテム
の組合せであり、その組合せはその服コーディネイトを
使用する時間、場所、天候などの適用条件によって異な
る。従来電子計算機を利用して服アイテムの組合せを評
価したり、適用条件にマッチする服コーディネイトを探
索する技術が提案されている。

【０００３】例えば特開平７−２４３１１２号公報は、
服コーディネイトを管理する装置を開示する。この技術
は、服コーディネイトをその構成要素である服アイテム
の画像とプロファイルの組み合わせとして表現する。更
にそのように表現された服コーディネイトをスケジュー
ルと関連付けて管理し、このスケジュールを元に検索す
る。

【０００４】また特開平７−２０８３５号公報は、ユー
ザに服コーディネイトを提示する装置を開示する。この
技術は、出かける場所、天気、時間といった適用条件を
指定すると、それらの条件の組み合わせに対応して事前
登録してあったファッション情報を検索して表示する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】特開平７−２４３１１
２号公報に開示される技術は、ユーザ自らが服アイテム
を組み合わせて服コーディネイトを考え、登録する手間
がかかる。また特開平７−２０８３５号公報に開示され
る技術は、登録された服の色の組み合わせを表示するだ
けであり、服のタイプ、素材などの詳細情報や代替の服
アイテムに関する情報を取得できない。

【０００６】本発明の目的は、少ないユーザ負担でアイ
テムの詳細情報や代替アイテムの情報を取得可能なコー
ディネイト検索技術を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、コーディネイ
トに関する情報を検索する計算機を用いたコーディネイ
ト検索技術であって、コーディネイトを適用するときの
適用条件を検索条件としてコーディネイトデータベース
を検索して該コーディネイトの情報及び該コーディネイ
トを構成するアイテムの識別子を取得し、取得したアイ
テム識別子に基づいてアイテムデータベースを検索して
該当するアイテムの詳細情報を取得し、取得したアイテ
ムに関連する代替アイテムの情報に基づいてアイテムデ
ータベースを検索して該当する代替アイテムの詳細情報
を取得し、取得したコーディネイトの情報、アイテムの
詳細情報および代替アイテムの詳細情報を表示のために
ユーザ側計算機へ送信するコーディネイト検索技術を特
徴とする。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明に係るコーディネイト検索
システムの実施例を示すにあたり、服コーディネイトの
検索サービスを例とする。以下、図を示しながら、実施
例のシステムについて説明する。

【０００９】図１は、実施例のコーディネイト検索シス
テムの構成図である。個人ＰＣ（パーソナル・コンピュ
ータ）１１０上のＷｅｂブラウザは、インターネット１
５０を経由してコーディネイトサービスサーバ１００に
アクセスする。コーディネイトサービスサーバ１００
は、コーディネイト検索サービスを行う計算機である。
個人ＰＣ１１０を操作するユーザは、コーディネイトサ
ービスサーバ１００で実行されるユーザ認証プログラム
１０５によりユーザ認証されると、コーディネイト検索
プログラム１０６や代替アイテム検索プログラム１０７
によるサービスを受けることができる。コーディネイト
サービスサーバ１００、天気予報サーバ１２０、服飾メ
ーカサーバ１３０及びファッション雑誌社サーバ１４０
は、インターネット１５０を経由して相互に接続されて
いる。

【００１０】本実施例では、単純化のために服飾メーカ
サーバ１３０とファッション雑誌社サーバ１４０はそれ
ぞれ一つしかないが、実際の運用の場合には服飾メーカ
ならびにファッション雑誌社の数だけのそれぞれのサー
バがコーディネイトサービスサーバ１００と接続され
る。服飾メーカサーバ１３０は一般的にはアイテム管理
サーバ、ファッション雑誌社サーバ１４０は一般的には
コーディネイト管理サーバと呼ぶことができる。また本
実施例では、コーディネイトを構成するアイテムの情報
を提供するサーバは服飾メーカサーバ１３０しかない
が、例えばコーディネイト範囲を時計やアクセサリにま
で拡大する場合には、時計やアクセサリの情報を提供す
る時計メーカやアクセサリメーカのサーバがコーディネ
イトサービスサーバ１００と接続される必要がある。

【００１１】コーディネイトサービスサーバ１００は、
コーディネイト検索サービス及び代替アイテム検索サー
ビスを提供するとき、必要なコーディネイトや服アイテ
ムの各種データを、ファッション雑誌社サーバ１４０や
服飾メーカサーバ１３０にあるデータベースから取得す
る。

【００１２】またコーディネイト検索プログラム１０６
や代替アイテム検索プログラム１０７が天気や気温に基
づいてコーディネイトや服アイテムを検索する場合、コ
ーディネイトサービスサーバ１００は天気予報サーバ１
２０にアクセスして天気や気温の予報情報を取得する。

【００１３】服飾メーカサーバ１３０やファッション雑
誌社サーバ１４０は、コーディネイトサービスサーバ１
００で実行される統計データ提供プログラム１０８のサ
ービスを受けることができる。

【００１４】個人ＰＣ１１０は、スケジュールＤＢ（デ
ータベース）１１１及び持ち服ＤＢ１１２を有し、それ
ぞれユーザのスケジュールや持ち服のデータを格納す
る。本実施例では、スケジュールＤＢ１１１が管理する
スケジュール・データ中にコーディネイトを検索するた
めの条件が記述される。また持ち服ＤＢ１１２を個人Ｐ
Ｃ１１０上にもつことによって、持ち服を用いたコーデ
ィネイトを提示できるようになっている。以下に、スケ
ジュールＤＢ１１１と持ち服ＤＢ１１２のデータ構成例
を示す。

【００１５】図１０は、スケジュールＤＢ１１１の例で
ある。テーブルは、開始日時１００１、終了日時１００
２、行き先１００３、用件１００４、メンバ１００５、
イベントタイプ１００６、コーディネイトタイプ１００
７および備考１００８の各データ項目から構成される。

【００１６】本実施例では、イベントタイプ１００６と
コーディネイトタイプ１００７がコーディネイトを適用
するときの適用条件であり、コーディネイトを検索する
ときの条件となる。このときの検索方法は属性検索とな
る。また備考１００８は、イベントに着て行く服に対す
る好みやイメージをテキストとして記述することによ
り、コーディネイトを検索するときの条件となる。備考
１００８の検索方法は、全文検索あるいは概念検索とな
る。概念検索とは、一つのテキストを元にそれと内容的
に近いテキストを検索する技術である。例えば特開平１
１―４５２４９号公報にはこのような検索技術が記載さ
れている。本例では、イベントタイプ１００６はＰｕｂ
ｌｉｃ、Ｂｕｓｉｎｅｓｓ、Ｆａｍｉｌｙ、Ｐｒｉｖａ
ｔｅの値をとり、コーディネイトタイプ１００７はＦｏ
ｒｍａｌ、Ｃａｓｕａｌ、Ｅｌｅｇａｎｔの値をとる。
図１１は、持ち服ＤＢ１１２の例である。テーブルは、
アイテムＩＤ１１０１、購入店ＩＤ１１０２、購入日１
１０３、購入価格１１０４およびコメント１１０５から
なる。本実施例では、個人が持ち服を使用したコーディ
ネイトを望んだ場合、持ち服ＤＢ１１２に登録された服
アイテムを対象に検索が行われる。ただし持ち服ＤＢ１
１２には服アイテムに関するデータ（名前や素材など）
を持たないので、アイテムに関する検索は、アイテムＩ
Ｄ１１０１によって識別される服飾メーカサーバ１３０
上の服アイテムＤＢ１３１に対して行われる。

【００１７】コメント１１０５に個人が持ち服に対して
もつイメージや思いを書くことにより、コーディネイト
を構成する服アイテムを検索するときの評価項目にする
ことができる。評価方法には上で述べた概念検索を使う
方法がある。例えば「コンサートを見てからホテルでデ
ィナーをとるのにふさわしい大人っぽい服」という概念
検索の条件が与えられたときに、コメント１１０５に
「ホテルで食事するためやコンサートを見るために夜に
着て行くのにふさわしい服」という記述があれば、その
服は概念検索上、条件に近いと判断される。概念検索の
条件として与えられた文章に含まれる「ホテル」、「コ
ンサート」、「ディナー」の重要タームと同じターム
（「ホテル」、「コンサート」）もしくは関連語（「食
事」、「夜」）が、コメント１１０５にも含まれている
ためである。

【００１８】コーディネイトサービスサーバ１００に
は、以下に示す４つのサービスと４つのデータベースが
ある。

【００１９】（１）ユーザ認証サービス ユーザ認証プログラム１０５は、コーディネイトサービ
スサーバ１００が提供する他の三つのサービスを提供す
るユーザを識別するための認証処理を行う。個人や販売
店の店員がユーザＩＤとパスワードを入力してユーザ認
証すると、セッションＩＤが個人ＰＣ１００に戻され
る。そのセッションＩＤを用いて他のサービスを要求す
ることにより、サービスが提供される。

【００２０】（２）コーディネイト検索サービス コーディネイト検索プログラム１０６は、ユーザが指定
した検索条件に従って、ファッション雑誌社サーバ１４
０上のコーディネイトＤＢ１４１からコーディネイトを
検索するサービスを提供する。複数のファッション雑誌
社がある場合には、ユーザの雑誌の好みやプロファイル
に基づいて、検索するファッション雑誌者サーバ１４０
を決めたり、検索の優先順位を決める。天気や気温によ
って検索すべきコーディネイトが変わる場合、天気予報
サーバ１２０から天気や気温の予報を取得してコーディ
ネイト検索処理を行う。

【００２１】（３）代替アイテム検索サービス 代替アイテム検索プログラム１０７は、雑誌社提供のコ
ーディネイトを構成する服アイテムの代わり（代替アイ
テムと呼ぶ）を検索するサービスを提供する。代替アイ
テムを検索するときには、コーディネイト規則が用いら
れる。本実施例におけるコーディネイト規則は、コーデ
ィネイトを構成する服アイテムごとに設定された検索条
件である。すなわちコーディネイトを構成する服アイテ
ムの代わりを検索する場合、その服アイテムと対応づけ
られたコーディネイト規則を基に選択対象である代替ア
イテムを検索する。天気や気温によって検索すべき代替
アイテムが変わる場合、天気予報サーバ１２０から天気
や気温の予報を取得して代替アイテム検索処理を行う。

【００２２】（４）統計データ提供サービス 統計データ提供プログラム１０８は、どのようなブラン
ド、服アイテム、雑誌、コーディネイトに対するアクセ
スが多い（人気がある）かという統計データを、服飾メ
ーカやファッション雑誌社に提供するサービスを行う。
統計処理は、検索サービスが提供されるごとに記録され
る検索履歴ＤＢ１０４中のデータに対して行われる。

【００２３】（５）ユーザ管理ＤＢ１０１ ユーザ認証サービスによってユーザ認証するときに用い
るユーザＩＤとパスワード、ならびにコーディネイト検
索サービスや代替アイテム検索サービスの検索条件とな
る個人のプロファイルなどを管理する。

【００２４】図６は、ユーザ管理ＤＢ１０１の例であ
る。テーブルは、ユーザＩＤ６０１、パスワード６０
２、氏名６０３、連絡先（住所、電話番号、Ｅ−ｍａｉ
ｌアドレス）６０４、プロファイル（生年月日、性別、
未婚／既婚、子供有無、収入）６０５、お気に入り（ブ
ランドＩＤ、雑誌ＩＤ）６０６からなる。

【００２５】（６）ブランド管理ＤＢ１０２ 服アイテムＤＢ１３１をもつ複数の服飾メーカサーバ１
３０を管理するデータベースである。図７は、ブランド
管理ＤＢ１０２の例である。テーブルは、ブランドＩＤ
７０１、ブランド名７０２、連絡先（メーカ名、住所、
電話番号、ＵＲＬ）７０３、ターゲット（年齢、性別、
地域、未婚／既婚、子供有無、収入）７０４からなる。

【００２６】本実施例では、服飾メーカサーバ１３０上
の服アイテムＤＢ１３１にアクセスするときブランド管
理ＤＢ１０２が検索される。ブランドＩＤもしくはブラ
ンドが対象とするターゲット顧客のプロファイルを元に
ブランドが検索され、そのブランドの服アイテムのデー
タを格納する服アイテムＤＢ１３１にアクセスするため
のＵＲＬが連絡先７０３から取得される。そのＵＲＬに
は、服アイテムＤＢ１３１検索用のＣＧＩプログラム名
が含まれている。

【００２７】（７）雑誌管理ＤＢ１０３ コーディネイトＤＢ１４１やコーディネイト規則ＤＢ１
４２をもつファッション雑誌社サーバ１４０を管理する
データベースである。図８は、雑誌管理ＤＢ１０３の例
である。テーブルは、雑誌ＩＤ８０１、雑誌名８０２、
連絡先（雑誌社名、住所、電話番号、ＵＲＬ）８０３、
ターゲット（年齢、性別、地域、未婚／既婚、子供有
無、収入）８０４からなる。

【００２８】本実施例では、ファッション雑誌サーバ１
４０上のコーディネイトＤＢ１４１やコーディネイト規
則ＤＢ１４２にアクセスするとき雑誌管理ＤＢ１０２が
検索される。雑誌ＩＤもしくは雑誌が対象とするターゲ
ット顧客のプロファイルを元に雑誌が検索され、その雑
誌に載っているコーディネイトのデータを格納するコー
ディネイトＤＢ１４１やそのコーディネイトをカスタマ
イズするときに用いるコーディネイト規則を格納するコ
ーディネイト規則ＤＢ１４２にアクセスするためのＵＲ
Ｌが連絡先８０３から取得される。そのＵＲＬには、コ
ーディネイトＤＢ１４１やコーディネイト規則ＤＢ１４
２検索用のＣＧＩプログラム名が含まれている。

【００２９】（８）検索履歴ＤＢ１０４ ユーザが行ったコーディネイト検索や代替アイテム検索
の履歴を管理する。図９は、検索履歴ＤＢ１０４の例で
ある。テーブルは、処理日時９０１、ユーザＩＤ９０
２、処理内容（処理名、表示ＩＤ、選択ＩＤ）９０３か
らなる。ここで表示ＩＤとは、個人ＰＣ１１０上に一覧
表示されたコーディネイトや代替アイテムのＩＤであ
り、選択ＩＤとは一覧表示されたコーディネイトや代替
アイテムの中で個人が画像や詳細情報を見るために選択
したもののＩＤである。

【００３０】本実施例では、統計データ提供プログラム
１０８が検索履歴ＤＢ１０４中のデータを統計処理し
て、服飾メーカサーバ１３０やファッション雑誌社サー
バ１４０に送る。統計処理は、主にユーザがどのような
コーディネイトや服アイテムに興味があるかを分析する
ために行われる。

【００３１】服飾メーカサーバ１３０は、服アイテムに
関するデータを管理する服アイテムＤＢ１３１を有す
る。このＤＢは、次の用途に用いられる。 （１）コーディネイト検索サービス１０６がコーディネ
イトを構成する服アイテムの詳細を取得する。 （２）代替アイテム検索サービス１０７がコーディネイ
トを構成する服アイテムの代わりを検索する。

【００３２】図１２は、服アイテムＤＢ１３１の例であ
る。テーブルは、アイテムＩＤ１５０１、画像ファイル
名１５０２、アイテム名１５０３、素材１５０４、色１
５０５、価格１５０６、ブランド名１５０７、季節１５
０８、型１５０９およびコメント１５１０からなる。画
像ファイル名１５０２は、そのアイテムの画像情報を格
納するファイルの名称である。

【００３３】本実施例では、服アイテムＤＢ１３１は、
一意に服アイテムを識別可能なアイテムＩＤ１５０１に
よる検索（属性検索）、もしくは服アイテムに対するコ
メント１５１０による検索（全文検索や概念検索）によ
り検索される。

【００３４】ファッション雑誌社サーバ１４０は、次の
２つのデータベースを有する。

【００３５】（１）コーディネイトＤＢ１４１ コーディネイトに関するデータをもち、コーディネイト
検索プログラム１０６によって使用される。図１３はコ
ーディネイトＤＢ１４１の例である。テーブルは、コー
ディネイトＩＤ１６０１、画像ファイル名１６０２、イ
ベントタイプ１６０３、コーディネイトタイプ１６０
４、コメント１６０５、アイテム種類１６０６、構成ア
イテムＩＤ１６０７および代替アイテム検索規則１６０
８からなる。画像ファイル名１６０２は、そのコーディ
ネイトの画像情報を格納するファイルの名称である。構
成アイテムＩＤ１６０７は、服アイテムＤＢ１３１のア
イテムＩＤ１５０１を指す。代替アイテム検索規則１６
０８は、コーディネイト規則ＤＢ１４２中の特定の規則
の識別子を設定する。

【００３６】本実施例では、コーディネイトＤＢ１４１
は、一意にコーディネイトを識別可能なコーディネイト
ＩＤ１６０１による検索（属性検索）、もしくはコーデ
ィネイトのイベントタイプ１６０３やコーディネイトタ
イプ１６０４による検索（属性検索）、もしくはコーデ
ィネイトに対して付けられたコメント１６０５による検
索（全文検索や概念検索）により検索される。

【００３７】（２）コーディネイト規則ＤＢ１４２ コーディネイトを構成する服アイテムの代わりを検索す
るための規則をもち、代替アイテム検索プログラム１０
７によって使用される。本実施例では、コーディネイト
規則ＤＢ１４２はファッション雑誌社サーバ１４０に存
在するが、異なる業種が運営するサーバにあってもよ
い。また本実施例では、コーディネイト規則をＤＢに格
納して変更可能なようにしているが、代替アイテム検索
プログラム１０７中のロジックとして固定的にもつ実施
方法もある。

【００３８】図１４は、コーディネイト規則ＤＢ１４２
に格納されるコーディネイト規則の一例である。まずコ
ーディネイト規則は、服アイテムの属性（アイテム名、
素材、色、ブランド名、季節、型、コメント）１７０１
に対して、（ａ）オリジナルアイテムの値１７０２、
（ｂ）代替アイテムの値１７０３（１７０３−１と１７
０３−２）、（ｃ）代替アイテムのコーディネイトに対
する適合度点数１７０４（１７０４−１と１７０４−
２）がある。ただしアイテム属性１７０１中のコメント
はオリジナルアイテム１７０２だけに付けられる。

【００３９】例えば図１４の例では、オリジナルアイテ
ムの名前は「ポロシャツ」であるが、その代わりに「Ｔ
シャツ」や「Ｖネックシャツ」のアイテムを使ってもい
いことが示されている。ただし「Ｔシャツ」や「Ｖネッ
クシャツ」のアイテムを使った場合、コーディネイト全
体に対する適合度は１０点満点（オリジナルのアイテム
を使用した場合は１０点。）中６点や５点になることが
示されている。またオリジナルアイテムの素材は「綿」
であるが、その代わりに「ポリエステル」や「麻」素材
のアイテムを使ってもいいことが示されている。さらに
「ポリエステル」や「麻」素材のアイテムを使ったとし
ても、コーディネイト全体に対する適合度は「綿」の場
合と変わらない（１０点満点中１０点である）ことが示
されている。また型については「Ｃａｓｕａｌ」以外、
代わりになるものがないことが示されている。図１４の
例では、代わりの属性は最高２つまでであるが、その数
に制限はない。必要に応じて増やすことができる。

【００４０】代替アイテムのコーディネイトに対する適
合度の計算方法の一例は、アイテム名、素材、色、ブラ
ンド名、季節、型ごとの適合度を加算して、６０点満点
で評価する方法である。例えば図１４に示したオリジナ
ルアイテムの代わりに、アイテム名：ポロシャツ、素
材：ポリエステル、色：グレー、ブランド名：ｂｂｂ、
季節：夏、型：Ｃａｓｕａｌの属性をもつアイテムをも
ってきた場合、コーディネイトに対するその適合度は、
１０＋１０＋８＋８＋１０＋１０＝５６点となる。

【００４１】図２は、ユーザがコーディネイト検索サー
ビスを利用して、スケジュールに合ったコーディネイト
を検索するときの処理の流れを示す図である。個人ＰＣ
１１０上で稼動するＷｅｂブラウザは、ログイン画面を
表示する。ユーザはこの画面にしたがいユーザＩＤとパ
スワードを入力する。図４にログイン画面４１０の例を
示す。ユーザがユーザＩＤ４１１とパスワード４１２に
キー入力し、ログイン４１３ボタンを押下する。

【００４２】入力されたユーザＩＤとパスワードは、ロ
グイン要求としてコーディネイトサービスサーバ１００
上のユーザ認証プログラム１０５に送られ、ユーザ管理
ＤＢ１０１に格納されているユーザＩＤとパスワードと
付き合わされて、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が
成功すると、ユーザ認証プログラム１０５はセッション
ＩＤを生成し、ユーザＩＤと関連づけて共有メモリ中に
格納するとともに、それを個人ＰＣ１１０に返す。個人
ＰＣに返されたセッションＩＤは、引き続いてコーディ
ネイトサービスサーバ１００に送られるサービス要求に
付けられる。これによりユーザは改めてユーザ認証をす
ることなくコーディネイトサービスサーバ１００のサー
ビスを受けることができる。

【００４３】ユーザがあるスケジュールに合ったコーデ
ィネイトを検索するとき、個人ＰＣ１１０上でコーディ
ネイト検索要求２１２の処理が実行される。コーディネ
イト検索要求２１２は、個人が指定したスケジュールの
イベントタイプ、コーディネイトタイプならびに備考を
スケジュールＤＢ１１１より取得し、それらをセッショ
ンＩＤやコーディネイト検索要求と共にコーディネイト
サービスサーバ１００上のコーディネイト検索プログラ
ム１０６に送る。図４にコーディネイト検索画面４２０
の例を示す。ユーザが日付４２１を入力し、選択ボタン
４２２を押下すると、入力した日付のイベント情報が下
フレーム４２３に表示される。表示されたイベントに対
するコーディネイトを検索する場合、検索ボタン４２４
を押下する。

【００４４】本実施例では、スケジュールＤＢ１１１に
登録されたイベントタイプ、コーディネイトタイプ、備
考を元にコーディネイト検索を行う場合を示すが、ユー
ザがイベントタイプ、コーディネイトタイプ、備考など
を直接入力するような運用も可能である。またインター
ネットを介して、イベント日の予想の気温や天気などの
情報を取り込み、その情報を元にコーディネイト検索す
るという機能を盛り込むことも可能である。

【００４５】コーディネイト検索プログラム１０６は、
以下の４つの処理を実行する。 （１）共有メモリ中でセッションＩＤと関連づけられた
ユーザＩＤを元にユーザ管理ＤＢ１０１を検索し、ユー
ザのお気に入りの雑誌のＩＤを取得する。 （２）取得された雑誌ＩＤを元に雑誌管理ＤＢ１０３を
検索し、ファッション雑誌社サーバ１４０のＵＲＬを取
得する。 （３）スケジュールのイベントタイプ、コーディネイト
タイプ、備考を検索条件としたコーディネイト検索要求
を取得されたＵＲＬに付加する。 （４）（３）で編集したＵＲＬを使ってファッション雑
誌社サーバ１４０にコーディネイト検索要求を送る。

【００４６】検索要求を受け取ったファッション雑誌社
サーバ１４０は、以下の２つの処理を行う。 （１）検索条件であるイベントタイプ、コーディネイト
タイプ、備考を元にコーディネイトＤＢ１４１を検索
し、検索条件に合ったコーディネイトのＩＤと画像ファ
イルのリストを取得する。このときコーディネイトＤＢ
１４１に対するイベントタイプとコーディネイトタイプ
を用いた検索は属性検索であり、備考を用いた検索は全
文検索や概念検索となる。 （２）取得されたコーディネイトＩＤと画像ファイルの
リストは、コーディネイト検索プログラム１０６を経由
して個人ＰＣ１１０に送られる。

【００４７】個人ＰＣ１１０に送られたコーディネイト
ＩＤと画像ファイルは、コーディネイト一覧表示２１３
によりユーザに対して表示される。図４にコーディネイ
ト一覧表示画面４３０の例を示す。左フレーム４３１に
コーディネイトＩＤの一覧が表示され、その１つをクリ
ックするとそれに対応したコーディネイトの画像が右フ
レーム４３２に表示される。

【００４８】ユーザが気に入ったコーディネイトを構成
する服アイテムの詳細情報を要求すると、コーディネイ
ト詳細要求２１４が実行される。コーディネイト詳細要
求２１４は、セッションＩＤと共に個人が指定したコー
ディネイトのＩＤをコーディネイト検索プログラム１０
６にコーディネイト詳細要求として送る。すなわちコー
ディネイト一覧表示画面４３０上のアイテム表示ボタン
４３３を押下すると、右フレーム４３２に画像表示され
たコーディネイトを構成する服アイテムの詳細情報が要
求される。

【００４９】コーディネイト詳細要求を受けたコーディ
ネイト検索プログラム１０６は、以下の処理を実行す
る。 （１）コーディネイトＩＤから雑誌社ＩＤを抜き出す。
本実施例では、コーディネイトＩＤには雑誌社ＩＤが含
まれるとする。 （２）抜き出された雑誌社ＩＤを元に雑誌管理ＤＢ１０
３を検索し、ファッション雑誌者サーバ１４０のＵＲＬ
を取得する。 （３）コーディネイトＩＤを検索条件としたコーディネ
イト詳細要求を（２）で取得されたＵＲＬに付加する。 （４）（３）で編集したＵＲＬを使ってファッション雑
誌社サーバ１４０にコーディネイト詳細要求を送る。

【００５０】コーディネイト詳細要求を受け取ったファ
ッション雑誌社サーバ１４０は、検索条件であるコーデ
ィネイトＩＤにより識別されるコーディネイトの構成ア
イテムＩＤ１６０７のリストをコーディネイトＤＢ１４
１から取得し、それをコーディネイト検索プログラム１
０６に送る。

【００５１】（５）コーディネイト検索プログラム１０
６は、ファッション雑誌社サーバ１４０から得たリスト
中の構成アイテムＩＤからブランドＩＤを抜き出す。 （６）抜き出されたブランドＩＤを元にブランド管理Ｄ
Ｂ１０２を検索し、服飾メーカサーバ１３０のＵＲＬを
取得する。 （７）構成アイテムＩＤを検索条件としたアイテム検索
要求を（６）で取得されたＵＲＬに付加する。 （８）（７）で編集したＵＲＬを使って服飾メーカサー
バ１３０にアイテム検索要求を送る。

【００５２】アイテム検索要求を受け取った服飾メーカ
サーバ１３０は、検索条件であるリスト中の構成アイテ
ムＩＤのそれぞれにより識別される服アイテムの画像フ
ァイルと詳細情報を服アイテムＤＢ１３１から取得し、
それらをコーディネイト検索プログラム１０６に送る。

【００５３】（９）コーディネイト検索プログラム１０
６は、ファッション雑誌社サーバ１４０から得たリスト
中のすべての構成アイテムＩＤについて（５）から
（８）の処理を繰り返す。 （１０）服飾メーカサーバ１３０から得られたすべての
構成アイテムのＩＤ、画像、詳細情報をまとめて、個人
ＰＣ１１０に送る。

【００５４】個人ＰＣ１１０に送られた構成アイテムの
ＩＤ、画像、詳細情報は、コーディネイト詳細表示２１
５の処理によりユーザに対して表示される。図５に構成
アイテム表示画面５１０の例を示す。左フレーム５１１
にコーディネイトを構成する服アイテムＩＤが一覧表示
され、その１つをクリックするとそれに対応した服アイ
テムの画像と詳細情報が右フレーム５１２に表示され
る。

【００５５】図３に移り、ユーザがコーディネイトを構
成する服アイテムの代わりを検索要求すると、代替アイ
テム検索３１１の処理が実行される。代替アイテム検索
３１１は、セッションＩＤと共にコーディネイトＩＤと
個人が指定した構成アイテムＩＤを代替アイテム検索プ
ログラム１０７に代替アイテム検索要求として送る。す
なわち構成アイテム表示画面５１０上の代替検索ボタン
５１４を押下すると、右フレーム４３２に画像表示され
たコーディネイトを構成する服アイテムの代替アイテム
の検索が要求される。もし持ち服を優先的に検索する場
合には、代替検索ボタン５１４を押下する前に持ち服優
先検索５１３にチェックを入れる。

【００５６】代替アイテム検索要求を受けた代替アイテ
ム検索プログラム１０７は、以下の処理を実行する。 （１）コーディネイトＩＤから雑誌社ＩＤを抜き出す。 （２）抜き出された雑誌社ＩＤを元に雑誌管理ＤＢ１０
３を検索し、ファッション雑誌者サーバ１４０のＵＲＬ
を取得する。 （３）コーディネイトＩＤと構成アイテムＩＤを検索条
件とした代替アイテム検索規則要求を（２）で取得され
たＵＲＬに付加する。 （４）（３）で編集したＵＲＬを使ってファッション雑
誌社サーバ１４０に代替アイテム検索規則要求を送る。

【００５７】代替アイテム検索規則要求を受け取ったフ
ァッション雑誌社サーバ１４０は、検索条件であるコー
ディネイトＩＤと構成アイテムＩＤ１６０７により識別
される代替アイテム検索規則１６０８をコーディネイト
ＤＢ１４１から取得し、該当する代替アイテム検索規則
をコーディネイト規則ＤＢ１４２から取得し、取得した
規則を代替アイテム検索サービス１０７に送る。 （５）構成アイテムＩＤからブランドＩＤを抜き出す。 （６）抜き出されたブランドＩＤを元にブランド管理Ｄ
Ｂ１０２を検索し、服飾メーカサーバ１３０のＵＲＬを
取得する。 （７）（４）で取得した代替アイテム検索規則を検索条
件とした代替アイテム検索要求を（６）で取得されたＵ
ＲＬに付加する。 （８）（７）で編集したＵＲＬを使って服飾メーカサー
バ１３０に代替アイテム検索要求を送る。

【００５８】代替アイテム検索要求を受け取った服飾メ
ーカサーバ１３０は、検索条件である代替アイテム検索
規則に含まれる属性値候補の組み合わせによって服アイ
テムＤＢ１３１を検索し、取得したすべての代替アイテ
ムのＩＤ、画像、詳細情報の組み合わせリストを代替ア
イテム検索プログラム１０７に送る。

【００５９】（９）代替アイテム検索プログラム１０７
は、受け取った代替アイテムの各々について、代替アイ
テム検索規則に従って適合度を計算する。 （１０）服飾メーカサーバ１３０から取得した代替アイ
テムＩＤ、画像、詳細情報、と計算した適合度を個人Ｐ
Ｃ１１０に送る。

【００６０】個人ＰＣ１１０に送られた代替アイテムＩ
Ｄ、画像、詳細情報、適合度は、代替アイテム一覧表示
３１２の処理によりユーザに表示される。このとき構成
アイテム表示画面５１０において持ち服優先検索５１３
にチェックを入れていたならば、代替アイテム一覧表示
３１２は、代替アイテムＩＤを元に持ち服ＤＢ１１２を
検索し、ヒットしたもの、すなわち持ち服であるアイテ
ムを優先的に表示する。

【００６１】図５に代替アイテム一覧表示画面５２０の
例を示す。左フレーム５２１にコーディネイトを構成す
る服アイテムの代わりとなる服アイテムのＩＤとその適
合度および持ち服の有無が一覧表示される。その１つを
クリックし詳細要求５２３ボタンが押下されると、個人
ＰＣ１１０は、代替アイテム検索プログラム１０７へア
イテム詳細要求をし（３１３）、取得したアイテムの画
像および詳細情報を右フレーム５２２に表示する（３１
４）。

【００６２】なお上記実施例では、コーディネイトサー
ビスサーバ１００が服飾メーカサーバ１３０に対して服
アイテムＤＢ１３１の検索を依頼し、ファッション雑誌
社サーバ１４０に対してコーディネイトＤＢ１４１及び
コーディネイト規則ＤＢ１４２の検索を依頼した。しか
しコーディネイトサービスサーバ１００が服アイテムＤ
Ｂ１３１、コーディネイトＤＢ１４１又はコーディネイ
ト規則ＤＢ１４２の最新情報を保持し、コーディネイト
サービスサーバ１００内に保持したＤＢ情報の検索をす
ることも可能である。

【００６３】以上述べた実施例によれば、自分の予定や
そのときの天気や気温や最新流行を考慮したコーディネ
イトを検索することができる。またインターネット上で
雑誌社などが提供するコーディネイトを検索対象とする
ことにより、最新流行にあったコーディネイトを検索で
きる。

【００６４】またスケジューラに登録されたイベントタ
イプやコーディネイトタイプやイベントにふさわしいコ
ーディネイトを表現したテキストを元にコーディネイト
を検索することによりイベントにふさわしいコーディネ
イトを検索できる。

【００６５】また天気予報サーバから発信される天気や
気温の予報を使ってコーディネイト検索することによ
り、イベント日の天気や気温に合ったコーディネイトを
検索できる。

【００６６】またコーディネイトを構成する服アイテム
の代わりを持ち服や販売服から検索することができる。
忘れていた持ち服を利用したコーディネイトができるだ
けでなく、持ち服を使ったいつもとは異なるコーディネ
イトをすることが出来る。

【００６７】上記実施例では服のコーディネイトサービ
スを提供するシステムについて示したが、本発明に係る
コーディネイト検索システムは服以外の一般的なコーデ
ィネイトサービスにも適用することができる。その場
合、以下の点が上記実施例とは異なる。

【００６８】（１）ファッション雑誌社サーバ１４０が
一つ以上のアイテムを組み合わせた何らかのコーディネ
イトを提供することができる会社のサーバに変わる。そ
れと同時に、コーディネイトＤＢ１４１が何らかのコー
ディネイトの情報を管理するＤＢとなり、コーディネイ
ト規則ＤＢ１４２がコーディネイトを構成するアイテム
の代わりを検索するための規則を管理するＤＢとなる。 （２）服飾メーカサーバ１３０がコーディネイトを構成
するアイテムを提供することができる会社のサーバに変
わる。それと同時に、アイテムＤＢ１３１が何らかのコ
ーディネイトを構成するアイテムの情報を管理するＤＢ
となる。 （３）雑誌管理ＤＢ１０３とブランド管理ＤＢ１０２
は、それぞれ（１）と（２）で変更されたサーバのＵＲ
Ｌを管理するＤＢとなる。 （４）何らかのコーディネイトが個人のスケジュールと
関係ない場合、個人ＰＣ１１０上にスケジュールＤＢ１
１１がある必要はない。またコーディネイトを検索する
に当り、個人が保有するアイテムを使用することに特に
意味がないのであれば、持ち服ＤＢ１１２がある必要は
ない。

【００６９】

【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、少な
いユーザ負担でコーディネイトを構成するアイテムの詳
細情報や代替アイテムについての情報を取得することが
でき、ユーザの利便性が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例のコーディネイト検索システムの構成図
である。

【図２】実施例のコーディネイト検索処理の流れを示す
図である。

【図３】実施例の代替アイテム検索処理の流れを示す図
である。

【図４】コーディネイト検索に係る画面例である。

【図５】代替アイテム検索に係る画面例である。

【図６】ユーザ管理ＤＢのテーブル例である。

【図７】ブランド管理ＤＢのテーブル例である。

【図８】雑誌管理ＤＢのテーブル例である。

【図９】検索履歴ＤＢのテーブル例である。

【図１０】スケジュールＤＢのテーブル例である。

【図１１】持ち服ＤＢのテーブル例である。

【図１２】服アイテムＤＢのテーブル例である。

【図１３】コーディネイトＤＢのテーブル例である。

【図１４】コーディネイト規則ＤＢのテーブル例であ
る。

【符号の説明】

１００：コーディネイトサービスサーバ、１０６：コー
ディネイト検索プログラム、１０７：代替アイテム検索
プログラム、１１０：個人ＰＣ、１１１：スケジュール
ＤＢ、１１２：持ち服ＤＢ、１３０：服飾メーカサー
バ、１３１：服アイテムＤＢ、１４０：ファッション雑
誌社サーバ、１４１：コーディネイトＤＢ、１４２：コ
ーディネイト規則ＤＢ

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】コーディネイトに関する情報を検索する計
   算機を用いたコーディネイト検索方法であって、 コーディネイトを適用するときの適用条件を検索条件と
   してコーディネイトデータベースを検索して該コーディ
   ネイトの情報及び該コーディネイトを構成するアイテム
   の識別子を取得し、取得したアイテム識別子に基づいて
   アイテムデータベースを検索して該当するアイテムの詳
   細情報を取得し、取得したアイテムに関連する代替アイ
   テムの情報に基づいてアイテムデータベースを検索して
   該当する代替アイテムの詳細情報を取得し、前記コーデ
   ィネイトの情報、前記アイテムの詳細情報および前記代
   替アイテムの詳細情報を表示のためにユーザ側計算機へ
   送信することを特徴とするコーディネイト検索方法。
2. 【請求項２】複数の前記コーディネイトデータベースの
   うち、ユーザ指定のコーディネイトデータベースを選択
   的に検索することを特徴とする請求項１記載のコーディ
   ネイト検索方法。
3. 【請求項３】前記コーディネイトを構成するアイテムの
   属性に対応して代替アイテムの属性値を設定するデータ
   ベースを検索して該当する代替アイテム属性値を取得
   し、取得した前記代替アイテム属性値に基づいて前記ア
   イテムデータベースを検索して該当する前記代替アイテ
   ムの詳細情報にアクセスすることを特徴とする請求項１
   記載のコーディネイト検索方法。
4. 【請求項４】前記代替アイテム属性値に対応して点数を
   取得し、前記代替アイテムについて前記点数に基づいて
   適合度を計算することを特徴とする請求項３記載のコー
   ディネイト検索方法。
5. 【請求項５】コーディネイトに関する情報を検索する計
   算機を用いたコーディネイト検索方法であって、 コーディネイトを適用するときの適用条件をコーディネ
   イト管理サーバへ送信して該当する該コーディネイトの
   情報及び該コーディネイトを構成するアイテムの識別子
   を受信し、 取得したアイテム識別子をアイテム管理サーバへ送信し
   て該当するアイテムの詳細情報を受信し、 前記コーディネイトを構成するアイテムの識別子をコー
   ディネイト管理サーバへ送信して関連する代替アイテム
   の情報を受信し、 前記代替アイテムの情報をアイテム管理サーバへ送信し
   て該当する代替アイテムの詳細情報を受信し、 前記コーディネイトの情報、前記アイテムの詳細情報お
   よび前記代替アイテムの詳細情報を表示のためにユーザ
   側計算機へ送信することを特徴とするコーディネイト検
   索方法。
6. 【請求項６】前記代替アイテムの情報は、前記コーディ
   ネイトを構成するアイテムの属性に対応する代替アイテ
   ムの属性値であることを特徴とする請求項５記載のコー
   ディネイト検索方法。
7. 【請求項７】さらに前記代替アイテムの属性値に対応し
   て点数を受信し、前記代替アイテムについて前記点数に
   基づいて適合度を計算することを特徴とする請求項６記
   載のコーディネイト検索方法。
8. 【請求項８】コーディネイトに関する情報を検索する計
   算機に、コーディネイトを適用するときの適用条件を検
   索条件としてコーディネイトデータベースを検索して該
   コーディネイトの情報及び該コーディネイトを構成する
   アイテムの識別子を取得する機能、取得したアイテム識
   別子に基づいてアイテムデータベースを検索して該当す
   るアイテムの詳細情報を取得する機能、取得したアイテ
   ムに関連する代替アイテムの情報に基づいてアイテムデ
   ータベースを検索して該当する代替アイテムの詳細情報
   を取得する機能、および前記コーディネイトの情報、前
   記アイテムの詳細情報および前記代替アイテムの詳細情
   報を表示のためにユーザ側計算機へ送信する機能を実現
   させるためのプログラム。
9. 【請求項９】さらに複数の前記コーディネイトデータベ
   ースのうち、ユーザ指定のコーディネイトデータベース
   を選択的に検索する機能を実現させるための請求項８記
   載のプログラム。
10. 【請求項１０】前記代替アイテムの情報は、前記コーデ
    ィネイトを構成するアイテムの属性に対応する代替アイ
    テムの属性値であることを特徴とする請求項８記載のプ
    ログラム。
11. 【請求項１１】さらに前記代替アイテム属性値に対応し
    て点数を取得する機能、および前記代替アイテムについ
    て前記点数に基づいて適合度を計算する機能を実現させ
    るための請求項１０記載のプログラム。
12. 【請求項１２】コーディネイトに関する情報を検索する
    計算機に、コーディネイトを適用するときの適用条件を
    コーディネイト管理サーバへ送信して該当する該コーデ
    ィネイトの情報及び該コーディネイトを構成するアイテ
    ムの識別子を受信する機能、取得したアイテム識別子を
    アイテム管理サーバへ送信して該当するアイテムの詳細
    情報を受信する機能、前記コーディネイトを構成するア
    イテムの識別子をコーディネイト管理サーバへ送信して
    関連する代替アイテムの情報を受信する機能、前記代替
    アイテムの情報をアイテム管理サーバへ送信して該当す
    る代替アイテムの詳細情報を受信する機能、および前記
    コーディネイトの情報、前記アイテムの詳細情報および
    前記代替アイテムの詳細情報を表示のためにユーザ側計
    算機へ送信する機能を実現させるためのプログラム。
13. 【請求項１３】前記代替アイテムの情報は、前記コーデ
    ィネイトを構成するアイテムの属性に対応する代替アイ
    テムの属性値であることを特徴とする請求項１２記載の
    プログラム。
14. 【請求項１４】さらに前記代替アイテム属性値に対応し
    て点数を取得する機能、および前記代替アイテムについ
    て前記点数に基づいて適合度を計算する機能を実現させ
    るための請求項１３記載のプログラム。
15. 【請求項１５】コーディネイトに関する検索要求を発行
    するユーザ側計算機と、コーディネイトに関する情報を
    検索するサーバ側計算機とを有するコーディネイト検索
    システムであって、 前記サーバ側計算機は、前記ユーザ側計算機からコーデ
    ィネイトを適用するときの適用条件を受信する手段と、
    前記適用条件を検索条件としてコーディネイトデータベ
    ースを検索して該コーディネイトの情報及び該コーディ
    ネイトを構成するアイテムの識別子を取得する手段と、
    取得したアイテム識別子に基づいてアイテムデータベー
    スを検索して該当するアイテムの詳細情報を取得する手
    段と、取得したアイテムに関連する代替アイテムの情報
    に基づいてアイテムデータベースを検索して該当する代
    替アイテムの詳細情報を取得する手段と、前記コーディ
    ネイトの情報、前記アイテムの詳細情報および前記代替
    アイテムの詳細情報を前記ユーザ側計算機へ送信する手
    段とを有し、 前記ユーザ側計算機は、前記適用条件を前記サーバ側計
    算機へ送信する手段と、受信した前記コーディネイトの
    情報、前記アイテムの詳細情報および前記代替アイテム
    の詳細情報を表示する手段とを有することを特徴とする
    コーディネイト検索システム。
16. 【請求項１６】前記ユーザ側計算機は、記憶手段中のス
    ケジュールから前記適用条件を取得する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項１５記載のコーディネイト検索シ
    ステム。
17. 【請求項１７】前記ユーザ側計算機は、前記代替アイテ
    ムの識別子によって記憶手段中の持ち服データベースを
    検索し、前記代替アイテムの持ち服を特定する手段を有
    することを特徴とする請求項１５記載のコーディネイト
    検索システム。
18. 【請求項１８】コーディネイトに関する検索要求を発行
    するユーザ側計算機と、コーディネイトに関する情報を
    検索するコーディネイトサービスサーバ計算機と、コー
    ディネイトデータベースを保持する少なくとも１つのコ
    ーディネイト管理サーバ計算機と、アイテムデータベー
    スを保持する少なくとも１つのアイテム管理サーバ計算
    機とを有するコーディネイト検索システムであって、 前記コーディネイトサービスサーバ計算機は、前記ユー
    ザ側計算機からコーディネイトを適用するときの適用条
    件を受信する手段と、前記適用条件を検索条件として前
    記コーディネイト管理サーバ計算機の１つへ送信して該
    当する該コーディネイトの情報及び該コーディネイトを
    構成するアイテムの識別子を受信する手段と、取得した
    アイテム識別子を前記アイテム管理サーバ計算機の１つ
    へ送信して該当するアイテムの詳細情報を受信する手段
    と、前記コーディネイトを構成するアイテムの識別子を
    前記コーディネイト管理サーバ計算機の１つへ送信して
    関連する代替アイテムの情報を受信する手段と、前記代
    替アイテムの情報を前記アイテム管理サーバ計算機の１
    つへ送信して該当する代替アイテムの詳細情報を受信す
    る手段と、前記コーディネイトの情報、前記アイテムの
    詳細情報および前記代替アイテムの詳細情報を前記ユー
    ザ側計算機へ送信する手段とを有し、 前記ユーザ側計算機は、前記適用条件を前記サーバ側計
    算機へ送信する手段と、受信した前記コーディネイトの
    情報、前記アイテムの詳細情報および前記代替アイテム
    の詳細情報を表示する手段とを有し、 前記コーディネイト管理サーバ計算機は、前記検索条件
    に基づいて前記コーディネイトデータベースを検索して
    前記コーディネイトの情報及び該コーディネイトを構成
    するアイテムの識別子を取得する手段と、前記コーディ
    ネイトを構成するアイテムの識別子に基づいて前記コー
    ディネイトデータベースを検索して関連する代替アイテ
    ムの情報を取得する手段と、取得した前記コーディネイ
    トの情報及び該コーディネイトを構成するアイテムの識
    別子並びに関連する代替アイテムの情報を前記コーディ
    ネイトサービスサーバ計算機へ送信する手段とを有し、 前記アイテム管理サーバ計算機は、前記アイテム識別子
    に基づいて前記アイテムデータベースを検索して前記ア
    イテムの詳細情報を取得する手段と、前記関連する代替
    アイテムの情報に基づいて前記アイテムデータベースを
    検索して前記代替アイテムの詳細情報を取得する手段
    と、前記アイテムの詳細情報および前記代替アイテムの
    詳細情報を前記コーディネイトサービスサーバ計算機へ
    送信する手段とを有することを特徴とするコーディネイ
    ト検索システム。
19. 【請求項１９】前記ユーザ側計算機は、記憶手段中のス
    ケジュールから前記適用条件を取得する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項１８記載のコーディネイト検索シ
    ステム。
20. 【請求項２０】前記ユーザ側計算機は、前記代替アイテ
    ムの識別子によって記憶手段中の持ち服データベースを
    検索し、前記代替アイテムの持ち服を特定する手段を有
    することを特徴とする請求項１８記載のコーディネイト
    検索システム。