JP2003345062A - 静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法 - Google Patents

静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法

Info

Publication number
JP2003345062A
JP2003345062A JP2002149536A JP2002149536A JP2003345062A JP 2003345062 A JP2003345062 A JP 2003345062A JP 2002149536 A JP2002149536 A JP 2002149536A JP 2002149536 A JP2002149536 A JP 2002149536A JP 2003345062 A JP2003345062 A JP 2003345062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
kneading
electrostatic charge
raw material
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002149536A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Okegawa
義之 桶川
Satoyuki Sato
智行 佐藤
Yasushi Nakamura
靖 中村
Tomoyuki Yamada
知之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002149536A priority Critical patent/JP2003345062A/ja
Publication of JP2003345062A publication Critical patent/JP2003345062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体へのフィルミングやキャリアへのスペ
ントがなく、耐久ランニングでの画像濃度低下、地汚れ
が発生しない、定着性能にも優れた静電荷像現像用トナ
ーの製造方法、該製造方法で得られるトナー及び現像
剤、並びにこれを用いた画像形成方法を提供する。 【解決手段】 少なくともバインダー樹脂、離型剤、顔
料、帯電制御剤を混合した後、該混合物を溶融混練、冷
却、粉砕、分級するトナーの製造方法において、第1ニ
ーディング部及び第2ニーディング部を有し、原料供給
口から排出口までの距離(A)と原料供給口から第2ニ
ーディング部中心までの距離(B)との比(B/A)が
0.6以上であり、且つ原料供給口から排出口までの距
離(A)と原料供給口から第1ニーディング部中心まで
の距離(C)との比(C/A)が0.2〜0.4である
2軸混練機を用いて該混合物の溶融混練を行うことを特
徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法、該製造方法
で得られるトナー及び現像剤、並びにこれを用いた画像
形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真、静電記
録、静電印刷等における静電荷像を現像するための静電
荷像現像用トナーの製造方法、該製造方法で得られるト
ナー及び現像剤、並びにこれを用いた画像形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】静電荷像を現像する方式には、大別し
て、絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散
させた現像剤を用いる液体現像方式と、カスケード法、
磁気ブラシ法、パウダークラウド法等の天然又は合成樹
脂に顔料を分散、含有させたトナーと言われる微粉末現
像剤を用いる乾式現像方式とがある。乾式現像方式にお
ける画像形成に使用されるトナーは、通常、バインダー
樹脂、離型剤、顔料、帯電制御剤を所定量ずつ混合して
混練機により混練物を製造し、その混練物を粉砕、分級
して得られる。
【0003】トナーに要求される様々な性能、品質を保
持するために、トナーの混練工程においては、特にバイ
ンダー樹脂中への離型剤等の分散性を向上させることが
要求されている。そのため、従来から、バインダー樹脂
中への離型剤等の分散性を向上させるために、混練機の
スクリュー形状の変更等が検討されている。例えば、
(1)特許第3096873号公報においては、ニーデ
ィング部を2箇所以上有し、L(パドル全長)/D(ス
クリュー径)とLn(ニーディング部の長さ)/D(ス
クリュー径)とが特定の範囲にある混練機を用いたトナ
ーの製造方法が提案されおり、又、(2)特許第275
9515号公報においては、混練パドルが送りスクリュ
ーと2箇所以上のニーディング部を有すると共に、排出
側のニーディング部の長さが、原料投入側のニーディン
グ部の長さよりも長く、かつ、パドル全長に対して20
〜50%である混練機を用いたトナーの製造方法が提案
されている。
【0004】しかしながら、前記(1)(2)のトナー
の製造方法においては、離型剤等のバインダー樹脂中へ
の分散は一定温度に保持された少なくとも2箇所のニー
ディング部を通過させることにより行われるが、離型剤
等の分散が十分ではなく、感光体へのフィルミングやキ
ャリアへのスペントが発生しやすいという問題がある。
また、主成分であるバインダー樹脂の分子鎖切断が進行
し、トナーの定着性能等が悪化しやすいという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題点に鑑み、感光体へのフィルミングやキ
ャリアへのスペントがなく、耐久ランニングでの画像濃
度低下、地汚れが発生しない、更に、定着性能にも優れ
た静電荷像現像用トナーの製造方法、該製造方法で得ら
れるトナー及び現像剤、並びにこれを用いた画像形成方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、混練機の送りスクリュ
ー部における離型剤等の再凝集を抑制し、更に、特に第
2ニーディング部における剪断力を適正化することによ
り、上記課題が達成されることを見出し、斯かる知見に
基づいて本発明を完成するに至った。即ち、本発明によ
れば、以下に示す静電荷像現像用トナーの製造方法、該
製造方法で得られるトナー及び現像剤、並びにこれを用
いた画像形成方法が提供される。 (1)少なくともバインダー樹脂、離型剤、顔料、帯電
制御剤を混合した後、該混合物を溶融混練、冷却、粉
砕、分級するトナーの製造方法において、第1ニーディ
ング部及び第2ニーディング部を有し、原料供給口から
排出口までの距離(A)と原料供給口から第2ニーディ
ング部中心までの距離(B)との比(B/A)が0.6
以上であり、且つ原料供給口から排出口までの距離
(A)と原料供給口から第1ニーディング部中心までの
距離(C)との比(C/A)が0.2〜0.4である2
軸混練機を用いて該混合物の溶融混練を行うことを特徴
とする静電荷像現像用トナーの製造方法。 (2)前記第2ニーディング部の設定温度が前記第1ニ
ーディング部の設定温度より高い前記(1)に記載の静
電荷像現像用トナーの製造方法。 (3)前記(1)又は(2)に記載の方法で得られ、バ
インダー樹脂中での離型剤の分散径(長軸径)が0.1
〜1μmであることを特徴とする静電荷像現像用トナ
ー。 (4)前記(3)に記載の静電荷像現像用トナーとキャ
リアを含有することを特徴とする静電荷像現像用現像
剤。 (5)前記(3)に記載の静電荷像現像用トナー又は前
記(4)に記載の静電荷像現像用現像剤を用いることを
特徴とする画像形成方法。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のトナーの製造方法におい
ては、少なくともバインダー樹脂、離型剤、顔料、帯電
制御剤を混合した後、該混合物を、第1ニーディング部
及び第2ニーディング部を有する下記の2軸混練機を用
いて溶融混練することを特徴とする。
【0008】本発明に用いる混練機は、図1に示すよう
に、複数のバレル、例えば7〜15に分割され、また、
その内のいくつかのバレルには電気、温水等のヒーター
が設けられており、混練機各部の温度は温度制御盤によ
って調整される。原材料混合機にて混合されたバインダ
ー樹脂を主成分とする原料混合物は、供給口1から投入
され、第1ニーディング部2において溶融混練された
後、送りスクリュー6にて第2ニーディング部3に移送
される。第2ニーディング部3において更に溶融混練さ
れた原料混合物(混練物)は、溶融状態で送りスクリュ
ー6にて排出口5より排出される。混練機途中には脱気
ベント4が設けられており、脱気ベント4から混練物中
の空気等のガスを抜き出すことにより、混練物の混和性
が改善されて離型剤等の分散性が向上し、また、トナー
中の残存モノマー成分、残存溶剤成分等が取り除かれて
不純物、臭気等が低減される。
【0009】本発明においては、混練機の一方の端部に
設けた原料供給口1から他方の端部に設けた排出口5ま
での距離(A)と、原料供給口1から第2ニーディング
部3の中心までの距離(B)との比(B/A)を0.6
以上とする。この比(B/A)を0.6以上とすること
により、第2ニーディング部3から排出口5までの距離
が適正化され、第2ニーディング部3を通過した混練物
が送りスクリューを通過する際に再凝集することを抑制
できるため、バインダー樹脂中での離型剤等の分散性が
更に向上する。
【0010】また、本発明においては、原料供給口1か
ら排出口5までの距離(A)と、原料供給口1から第1
ニーディング部2の中心までの距離(C)との比(C/
A)を0.2〜0.4とする。この比(C/A)が0.
2より小さいと、原料供給口1から第1ニーディング部
2までの間で混合物を十分に加熱できず、混合物が粘度
の高い状態で第1ニーディング部2に供給されるため、
強く滞留が起こり、混合物の詰まりが発生するので好ま
しくない。一方、比(C/A)が0.4より大きいと、
原材料混合工程で均一に混合された混合物が原料供給口
1から第1ニーディング部2までの間で加熱されすぎ、
送りスクリュー6を通過する際に離型剤等の再凝集が発
生するため、バインダー樹脂中での離型剤等の分散性が
悪化するので好ましくない。
【0011】更に、本発明においては、第2ニーディン
グ部3の設定温度を第1ニーディング部2の設定温度よ
り高く調整することが好ましい。第2ニーディング部3
の設定温度が第1ニーディング部2の設定温度より低い
と、第2ニーディング部3を通過する際に、混合物が過
度な剪断力を受けて主成分であるバインダー樹脂の分子
鎖切断が進行し、トナーの定着性能に悪影響を及ぼすの
で好ましくない。ニーディング部の設定温度は、用いる
バインダー樹脂等によって異なるため適宜調整する必要
があり、通常、約100〜200℃に設定されている
が、本発明においては、第2ニーディング部3の剪断力
が過度にならないように、第2ニーディング部3の設定
温度を第1ニーディング部2の設定温度より、通常は0
〜25℃程度、好ましくは10〜25℃程度高めに調整
することが好ましい。
【0012】通常、混練機中の2本の回転軸(パドル)
としては、パドル全長(L)が約0.5〜7m、パドル
全長(L)とスクリュー径(D)の比(L/D)が約2
0〜70のものが用いられており、全ニーディング部の
長さ(Ln)はスクリュー径(D)の約1〜8倍に設定
されている。また、通常、パドルの断面形状としては、
プロペラ状のものや三角形のものが使用されており、そ
の回転数は約100〜300rpmに調整されている。
【0013】上記の2軸混練機を用いて得られる本発明
のトナーは、バインダー樹脂中に離型剤、顔料、帯電制
御剤が均一に分散されており、更にバインダー樹脂の分
子鎖切断も抑制されているので、感光体へのフィルミン
グやキャリアへのスペントがなく、耐久ランニングでの
画像濃度低下、地汚れが発生しない、定着性能にも優れ
たものとなる。
【0014】以下、本発明において用いられるトナーの
材料について説明する。トナー用のバインダー樹脂とし
ては、特に制限はなく、従来公知のもの、例えばビニル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオール樹脂等を用いるこ
とができる。
【0015】上記ビニル樹脂としては、ポリスチレン、
ポリP−クロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチ
レン及びその置換体の単重合体:スチレン−p−クロロ
スチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、ス
チレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナ
フタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−
アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オク
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロロ
メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合
体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マ
レイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重
合体等のスチレン系共重合体:ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル等が挙げられる。
【0016】上記ポリエステル樹脂としては、以下のA
群に示す2価のアルコールと、B群に示す二塩基酸塩か
らなるものが挙げられ、更にC群に示す3価以上のアル
コールあるいはカルボン酸を第三成分として加えてもよ
い。 A群:エチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,4ブタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、1,4ブテンジオール、1,4−ビス(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキサン、ビスフェノールA、水素添
加ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビスフェノ
ールA、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2’−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシ
プロピレン(3,3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,0)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(2,0)−2,2’−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン等。 B群:マレイン酸、フマール酸、メサコニン酸、シトラ
コン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタール酸、イソ
フタール酸、テレフタール酸、シクロヘキサンジカルボ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、マロン酸、
リノレイン酸、又はこれらの酸無水物または低級アルコ
ールのエステル等。 C群:グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトールなどの3価以上のアルコール、トリメリト
酸、ピロメリト酸等の3価以上のカルボン酸等。
【0017】上記ポリオール樹脂としては、エポキシ樹
脂と2価フェノールのアルキレンオキサイド付加物、も
しくはそのグリシジルエーテルとエポキシ基と反応する
活性水素を分子中に1個有する化合物と、エポキシ樹脂
と反応する活性水素を分子中に2個以上有する化合物を
反応させてなるもの等がある。
【0018】バインダー樹脂には、必要に応じて、エポ
キシ樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、フェノール
樹脂、ブチラール樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン
樹脂等の樹脂を混合して使用することもできる。尚、エ
ポキシ樹脂としては、ビスフェノールAやビスフェノー
ルF等のビスフェノールとエピクロロヒドリンとの重縮
合物が挙げられる。
【0019】顔料としては、特に制限はなく、従来公知
のもの、例えば以下の顔料を用いることができる。顔料
の添加量は、通常、バインダー樹脂100重量部に対し
て0.1〜50重量部である。 黒色顔料:カーボンブラック、オイルファーネスブラッ
ク、チャンネル ブラック、ランプブラック、アセチレ
ンブラック、アニリンブラック等のアジン系色素、金属
塩アゾ色素、金属酸化物、複合金属酸化物等。 黄色顔料:カドミウムイエロー、ミネラルファストイエ
ロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、
ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエ
ロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリンイエロ
ーレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジン
レーキ等。 橙色顔料:モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジ
GTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、イン
ダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレ
ンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK等。 赤色顔料:ベンガラ、カドミウムレッド、パーマネント
レッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォ
ッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリ
アントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレー
キB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B
等。 紫色顔料:ファストバイオレットB、メチルバイオレッ
トレーキ等。 青色顔料:コバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリ
アブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロ
シアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、
ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC
等。 緑色顔料:クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグ
リーンB、マラカイトグリーンレーキ等。 これらの顔料は、単独あるいは2種以上を組合わせて用
いることができる。
【0020】離型剤としては、従来公知のものが使用で
き、例えば低分子量のポリエチレンやポリプロピレン、
それらの共重合体等の合成ワックス、キャンデリラワッ
クス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、
ホホバワックス等の植物ワックス、蜜ろう、ラノリン、
鯨ろう等の動物ワックス、モンタンワックスやオゾケラ
イト等の鉱物ワックス、硬化ヒマシ油、ヒドロキシステ
アリン酸、脂肪酸アミド、フェノール脂肪酸エステル等
の油脂ワックス等が挙げられるが、これらのうちでは、
カルナウバワックスあるいはポリプロピレンが好まし
い。また、トナー中に分散される離型剤の分散径(長軸
径)としては、0.1〜1μmであることが好ましく、
0.1〜0.5μmであることがより好ましい。離型剤
の分散径が上記範囲を外れると、バインダー樹脂中での
離型剤の分散性が悪化し、トナーの離型性に悪影響を及
ぼすので好ましくない。尚、離型剤の分散径は、TEM
等によって求めることができる。離型剤の添加量は、通
常、バインダー樹脂100重量部に対して3〜6重量部
である。
【0021】帯電制御剤としては、特に制限はなく、従
来公知の下記のものを用いることができる。トナーを正
荷電性に制御するものとしては、ニグロシン及び四級ア
ンモニウム塩、イミダゾール金属錯体や塩類が挙げら
れ、これらは単独あるいは2種類以上組合わせて用いる
ことができる。また、トナーを負荷電性に制御するもの
としては、サリチル酸金属錯体や塩類、有機ホウ素塩
類、カリックスアレン系化合物等が挙げられ、これらは
単独あるいは2種類以上組合わせて用いることができ
る。帯電制御剤の添加量は、通常、バインダー樹脂10
0重量部に対して0.5〜1.5重量部である。
【0022】トナー原材料を混合する方法としては、特
に制限されず、従来公知の装置、例えばヘンシェルミキ
サー、スピードニーダー等を用いて混合すればよい。ま
た、上記2軸混練機からの混練物を冷却、粉砕、分級す
る方法としては、特に制限されず、得られた混練物を、
ベルト式冷却機等にて冷却し、ジェットミル等で粉砕し
た後、分級すればよい。
【0023】本発明の製造方法により得られるトナー
は、無機微粉体(流動性向上剤)を添加して用いること
が特に好ましい。本発明の製造方法により得られるトナ
ーは、小粒径であり、且つ離型剤を含有するため、少量
の無機微粉体の存在によって更にトナー性能が向上し、
高流動性、高耐久性のトナーとなる。無機微粉体の添加
量は、トナーに対して0.1〜2重量%とするのが好ま
しい。0.1重量%未満では、トナーの凝集を改善する
効果が乏しくなり、一方、2重量%を超えると、細線間
のトナー飛び散り、機内の汚染、感光体の損傷や摩耗等
の問題が生じやすいので好ましくない。
【0024】無機微粉体としては、従来公知の各種のも
の、例えばSi、Ti、Al、Mg、Ca、Sr、B
a、In、Ga、Ni、Mn、W、Fe、Co、Zn、
Cr、Mo、Cu、Ag、V、Zr等の酸化物や複合酸
化物が使用できるが、これらのうちでは、二酸化珪素
(シリカ)、二酸化チタン(チタニア)、アルミナの微
粒子が好適に用いられる。また、無機微粉体を疎水化処
理剤等により表面改質処理して用いることが有効であ
り、疎水化処理剤としては下記のものが挙げられる。ジ
メチルジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、メチ
ルトリクロルシラン、アリルジメチルジクロルシラン、
アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロ
ルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−ク
ロルエチルトリクロルシラン、p−クロルエチルトリク
ロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、クロ
ルメチルトリクロルシラン、p−クロルフェニルトリク
ロルシラン、3−クロルプロピルトリクロルシラン、3
−クロルプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルメトキシシラン、ビニル−トリス
(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリルオキ
シプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシ
シラン、ジビニルジクロルシラン、ジメチルビニルクロ
ルシラン、オクチル−トリクロルシラン、デシル−トリ
クロルシラン、ノニル−トリクロルシラン、(4−t−
プロピルフェニル)−トリクロルシラン、(4−t−ブ
チルフェニル)−トリクロルシラン、ジベンチル−ジク
ロルシラン、ジヘキシル−ジクロルシラン、ジオクチル
−ジクロルシラン、ジノニル−ジクロルシラン、ジデシ
ル−ジクロルシラン、ジドデシル−ジクロルシラン、ジ
ヘキサデシル−ジクロルシラン、(4−t−ブチルフェ
ニル)−オクチル−ジクロルシラン、ジオクチル−ジク
ロルシラン、ジデセニル−ジクロルシラン、ジノネニル
−ジクロルシラン、ジ−2−エチルヘキシル−ジクロル
シラン、ジ−3,3−ジメチルベンチル−ジクロルシラ
ン、トリヘキシル−クロルシラン、トリオクチル−クロ
ルシラン、トリデシル−クロルシラン、ジオクチル−メ
チル−クロルシラン、オクチル−ジメチル−クロルシラ
ン、(4−t−プロピルフェニル)−ジエチル−クロル
シラン、オクチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジ
シラザン、ヘキサエチルジシラザン、ジエチルテトラメ
チルジシラザン、ヘキサフェニルジシラザン、ヘキサト
リルジシラザン等。疎水化処理剤としては、これらの他
に、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カッ
プリング剤も使用することができる。
【0025】また、本発明の製造方法により得られるト
ナーには、必要に応じて、更に他の添加剤、例えばテフ
ロン(登録商標)粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、ポリフ
ッ化ビニリデン粉末等の滑剤粉末;酸化セリウム粉末、
炭化珪素粉末、チタン酸ストロンチウム粉末等の研磨
剤;例えばカーボンブラック粉末、酸化亜鉛粉末、酸化
スズ粉末等の導電性付与剤を添加することができ、ま
た、逆極性の白色微粒子及び黒色微粒子を現像性向上剤
として添加することもできる。
【0026】添加剤をトナーに混合する方法としては、
特に制限されず、従来公知の装置、例えばヘンシェルミ
キサー、スピードニーダー等を用いて混合すればよい。
【0027】本発明の製造方法により得られるトナー
は、乾式一成分現像剤及び乾式二成分現像剤用のトナー
として使用できる。乾式二成分現像剤用のトナーとして
使用する場合は、キャリアとトナーとを、トナー粒子が
キャリア粒子の表面に付着して、その表面積の30〜9
0%を占めるような割合で混合することが好ましい。
【0028】上記キャリアの核体粒子としては、特に制
限はなく、従来公知のもの、例えば鉄、コバルト、ニッ
ケル等の強磁性金属;マグネタイト、ヘマタイト、フェ
ライト等の合金や化合物;該強磁性体微粒子と樹脂との
複合体等が使用できる。
【0029】また、キャリアの耐久性を向上させるため
に、その表面を樹脂で被覆することが好ましい。被覆層
を形成する樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリ
エチレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、ア
クリル(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリアク
リロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアル
コール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリ
ビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル、ポリビリケ
トン等のポリビニル及びポリビニリデン系樹脂;塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体;オルガノシロキサン結合か
らなるシリコーン樹脂又はその変成品(例えばアルキッ
ド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン等による変成品);ポリテトラフルオロエチレン、ポ
リ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン等の弗素樹脂;ポリアミド;ポリエステ
ル;ポリウレタン;ポリカーボネート;尿素−ホルムア
ルデヒド樹脂等のアミノ樹脂;エポキシ樹脂等が挙げら
れる。これらのうちでも、トナースペントを防止するた
めに、シリコーン樹脂又はその変成品、弗素樹脂を用い
ることが好ましく、シリコーン樹脂又はその変成品を用
いることがより好ましい。
【0030】上記シリコーン樹脂としては、特に制限さ
れず、従来公知のもの、例えば下記一般式で表されるオ
ルガノシロキサン結合のみからなるストレートシリコー
ンや、アルキド、ポリエステル、エポキシ、ウレタン等
で変成されたシリコーン樹脂等が使用できる。
【0031】
【化1】
【0032】(式中、Rは、水素原子、炭素原子数1
〜4のアルキル基又はフェニル基を、R及びRは、
水素原子、炭素原子数1〜4のアルコキシ基、フェニル
基、フェノキシ基、炭素原子数2〜4のアリケニル基、
アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、
エチレンオキシド基、グリシジル基又は下記一般式で表
される基を、Rは、ヒドロキシ基、カルボキシル基、
炭素原子数1〜4のアルキル基、アルコキシ基、炭素原
子数2〜4のアルケニル基、アルケニルオキシ基、フェ
ニル基、フェノキシ基を示し、k、l、m、n、o、p
はそれぞれ1以上の整数を示す)
【0033】
【化2】
【0034】(式中、Rはヒドロキシ基、カルボキシ
ル基、炭素原子数1〜4のアルキル基、アルコキシ基、
炭素原子数2〜4のアルケニル基、アルケニルオキシ
基、フェニル基、フェノキシ基を示す) 上記各置換基は、未置換のものでもよく、例えばアミノ
基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、メルカプト基、ア
ルキル基、フェニル基、エチレンオキサイド基、グリシ
ジル基、ハロゲン原子等の置換基を有していてもよい。
【0035】また、本発明で用いられるキャリアは、体
積固有抵抗を制御するために、その被覆層中に導電性付
与剤を分散してもよい。導電性材付与剤としては、従来
公知のものが使用でき、例えば鉄、金、銅等の金属;フ
ェライト、マグネタイト等の酸化鉄;カーボンブラック
等の顔料が挙げられる。これらのうちでも、特にカーボ
ンブラックの1種であるファーネスブラックとアセチレ
ンブラックの混合物を用いることにより、少量の添加で
導電性の調整が可能となり、更に、被覆層の耐摩耗性を
向上させることができる。導電性材付与剤は、粒径が
0.01〜10μm程度であることが好ましく、その添
加量としては、被覆樹脂100重量部に対して、通常2
〜30重量部、好ましくは5〜20重量部である。
【0036】また、キャリア被覆層中には、核体粒子と
の接着性を向上させ、導電性付与剤の分散性を向上させ
る目的で、シランカップリング剤、チタンカップリング
剤等を添加してもよい。シランカップリング剤として
は、下記一般式で表される化合物が挙げられる。
【0037】
【化3】
【0038】(式中、Xは、加水分解基のクロル基、ア
ルコキシ基、アセトキシ基、アルキルアミノ基、プロペ
ノキシ基を、Yは、有機マトリックスと反応する有機官
能基のビニル基、メタクリル基、エポキシ基、グリシド
キシ基、アミノ基、メルカプト基を、Rは、炭素数1〜
20のアルキル基又はアルキレン基を示す) 上記シランカップリング剤のうちでも、負帯電性を有す
る現像剤を得るには、Yにアミノ基を有するアミノシラ
ンカップリング剤が好ましく、また、正帯電性を有する
現像剤を得るには、Yにエポキシ基を有するエポキシシ
ランカップリング剤が好ましい。
【0039】キャリア被覆層の形成法としては、特に制
限されず、従来公知の方法が使用でき、例えば、キャリ
ア核体粒子の表面に被覆層形成液を噴霧法、浸漬法等に
より塗布すればよい。被覆層の厚さは、通常、0.1〜
20μmである。
【0040】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明を
更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により
限定されるものではない。
【0041】実施例1、2、比較例1〜3 下記原材料をヘンシェルミキサーで混合した後、この混
合物を表1に示す条件で溶融混練、冷却、粉砕、分級し
た。得られた母体着色粒子100重量部に対して、疎水
性シリカ0.3重量部を混合し、平均粒径9.0μmの
トナーを得た。得られたトナーの分散径をTEMにより
確認し、結果を表2に示す。 (トナー原材料) ポリエステル樹脂 100重量部 カーボンブラック 10重量部 ポリプロピレン 5重量部 四級アンモニウム塩 2重量部 尚、使用した2軸混練機は、パドル全長が約2.2m、
パドル全長とスクリュー径の比が約40のもので、第1
ニーディング部及び第2ニーディング部の長さはそれぞ
れ35cmと15cmであり、また、パドルの断面形状
はプロペラ状で、その回転数は約200rpmに調整し
た。次に、湿式法により作成したマグネタイト100重
量部に対してポリビニルアルコール2重量部、水60重
量部をボールミルに入れて12時間混合し、マグネタイ
トのスラリーを調整した。得られたスラリーをスプレー
ドライヤーにて噴霧造粒し、球形粒子とし、この粒子を
窒素雰囲気中で1000℃の温度で3時間焼成した後、
冷却して核体粒子を得た。次に、下記組成のものをホモ
ミキサーで20分間分散し、被覆層形成液を調整した。
この被覆層形成液235重量部を、流動床型コーティン
グ装置を用いて、核体粒子1000重量部の表面にコー
ティングし、シリコーン樹脂被覆キャリアを得た。 (被覆層形成液) シリコーン樹脂溶液(固形分70%) 100重量部 トルエン 100重量部 γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 15重量部 カーボンブラック 20重量部 次に、上記磁性キャリア97.5重量部に対して、トナ
ー2.5重量部を混合し、二成分現像剤を作成した。
【0042】(実機評価)上記現像剤をリコー製img
io MF7070にセットし、初期画像、10K、2
0K、及び40K枚のランニング後の画像の評価を行っ
た。画像品質の評価は、画像評価用標準S−3テストチ
ャートを複写した時の非画像部へのトナー付着(地汚
れ)の程度を拡大鏡にて観察し、1〜5のランク評価を
行なった。数値が大きいほど地汚れの少ない高画質な画
像となる。また、画像濃度は、マクベス濃度計を用い
て、コピー画像の黒ベタ部の反射濃度を測定した。得ら
れた評価結果を表2に示す。また、ランニング終了後の
感光体表面をSEMにて評価し、感光体のフィルミング
がない場合を◎、感光体のフィルミングは若干見られる
が実用上問題ない場合を〇、感光体のフィルミングによ
り初期性能が維持できない場合を×とした。得られた評
価結果を表2に示す。また、ランニング終了後のキャリ
アを化学天秤で精秤した後、ビーカーに入れ、一定量の
トルエンを加え、超音波洗浄器で1分間振動させてスペ
ントトナーを溶出させ、濁度計で溶出溶液の透過率
(%)を測定した。この値をトナースペントを表す数値
とした。トナースペントがない場合は100%であり、
スペントの増加に伴って数値は小さくなる。100〜8
0%を○、80〜70%を△、70%未満を×とした。
得られた評価結果を表2に示す。また、トナーの定着性
の評価にはスミア法(得られた画像を布で擦り、布に付
着したトナーの反射濃度(スミア値)を測定すること
で、定着強度を評価)を用いた。得られた評価結果を表
3に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の製造方法に
よれば、混練の際の送りスクリュー部における再凝集が
抑制されるため、バインダー樹脂中に離型剤、顔料、帯
電制御剤が均一に分散され、更に第2ニーディング部に
おけるバインダー樹脂の分子鎖切断も抑制されるので、
得られたトナーは、感光体へのフィルミングやキャリア
へのスペントがなく、耐久ランニングでの画像濃度低
下、地汚れが発生しない、定着性能にも優れたものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる2軸混練機の概略図である。
【符号の説明】
1 原料供給口 2 第1ニーディング部 3 第2ニーディング部 4 脱気ベント 5 排出口 6 送りスクリュー 7〜15 バレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 靖 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山田 知之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA06 AB04 CA14 EA10 FA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともバインダー樹脂、離型剤、顔
    料、帯電制御剤を混合した後、該混合物を溶融混練、冷
    却、粉砕、分級するトナーの製造方法において、第1ニ
    ーディング部及び第2ニーディング部を有し、原料供給
    口から排出口までの距離(A)と原料供給口から第2ニ
    ーディング部中心までの距離(B)との比(B/A)が
    0.6以上であり、且つ原料供給口から排出口までの距
    離(A)と原料供給口から第1ニーディング部中心まで
    の距離(C)との比(C/A)が0.2〜0.4である
    2軸混練機を用いて該混合物の溶融混練を行うことを特
    徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ニーディング部の設定温度が前
    記第1ニーディング部の設定温度より高い請求項1に記
    載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の方法で得られ、
    バインダー樹脂中での離型剤の分散径(長軸径)が0.
    1〜1μmであることを特徴とする静電荷像現像用トナ
    ー。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の静電荷像現像用トナー
    とキャリアを含有することを特徴とする静電荷像現像用
    現像剤。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の静電荷像現像用トナー
    又は請求項4に記載の静電荷像現像用現像剤を用いるこ
    とを特徴とする画像形成方法。
JP2002149536A 2002-05-23 2002-05-23 静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法 Pending JP2003345062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002149536A JP2003345062A (ja) 2002-05-23 2002-05-23 静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002149536A JP2003345062A (ja) 2002-05-23 2002-05-23 静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003345062A true JP2003345062A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29767671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002149536A Pending JP2003345062A (ja) 2002-05-23 2002-05-23 静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003345062A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018502739A (ja) * 2014-12-04 2018-02-01 バーゼル・ポリオレフィン・ゲーエムベーハー ポリオレフィン組成物を製造する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018502739A (ja) * 2014-12-04 2018-02-01 バーゼル・ポリオレフィン・ゲーエムベーハー ポリオレフィン組成物を製造する方法
US10899041B2 (en) 2014-12-04 2021-01-26 Basell Polyolefine Gmbh Process for preparing a polyolefin composition
US11104036B2 (en) 2014-12-04 2021-08-31 Basell Polyolefine Gmbh Process for preparing a polyolefin composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4315263B2 (ja) 二成分現像剤
JP4549259B2 (ja) カラートナー
US6171744B1 (en) Toner for electrophotography, method for producing it, and method of image formation
JP2003280249A (ja) 電子写真用トナー
JP2006227189A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法、この製造方法で得られたトナー、このトナーを含む現像剤および、この現像剤を用いる画像形成方法
JP2000352841A (ja) トナー、その製造方法および画像形成方法
JP5429610B2 (ja) 電子写真用キャリアの製造方法
JP4528282B2 (ja) 電子写真用トナーおよび電子写真用トナーの製造方法
JP6221508B2 (ja) キャリアの被覆用コート液の貯蔵送液装置、キャリア、現像剤、補給用現像剤、及びプロセスカートリッジ
JP4035040B2 (ja) トナー及び二成分現像剤
JP2001075309A (ja) 非磁性1成分系ブラックトナー
JP2003345062A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法、得られる製品及びこれを用いた画像形成方法
JP4047758B2 (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法、トナー、現像剤および画像形成方法
JP2004246057A (ja) 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法並びに画像形成装置
JP4198890B2 (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法
JP3912573B2 (ja) 静電荷像現像用トナー及びそのトナーの製造方法
JP2001337489A (ja) 静電荷像現像用トナーとその製造方法、現像剤および画像形成方法
JP4047773B2 (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像用トナー及び静電荷像現像剤
JP3984056B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2004101845A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法及び得られるトナー並びにこれを用いる画像形成方法
JP4383275B2 (ja) 静電荷像現像用トナー評価方法、及びトナーの製造方法
JP4222593B2 (ja) 電子写真用トナー及び製造方法
JP2005049411A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法、トナー、現像剤および画像形成方法
JP5408538B2 (ja) 電子写真用キャリアの芯材を被覆するための被覆コートの製造方法
JP2003316073A (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法とそれにより得られるトナー及び現像剤並びにそれを用いる画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050225