JP2003344755A - 撮影装置、信号処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

撮影装置、信号処理方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003344755A
JP2003344755A JP2002157027A JP2002157027A JP2003344755A JP 2003344755 A JP2003344755 A JP 2003344755A JP 2002157027 A JP2002157027 A JP 2002157027A JP 2002157027 A JP2002157027 A JP 2002157027A JP 2003344755 A JP2003344755 A JP 2003344755A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助光投射時の被写体に対応する自動合焦機
能の精度が向上できるようにする。 【解決手段】 マイコン13は、補助光制御部15の補
助光投光フラグがONであると判断した場合、ハイパス
フィルタ52に設定されているカットオフ周波数よりも
高い周波数の基準値を設定する。ハイパスフィルタ52
は、像ぶれ信号に基準値よりも低い周波数成分が含まれ
ていると判断した場合、基準値よりも低い周波数成分を
遮断する。これにより、像ぶれ信号において、設定され
た基準値よりも低い周波数に対する像ぶれ補正が禁止さ
れる。本発明は、カメラ一体型ビデオレコーダに適用す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影装置、信号処
理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、常
に、自動合焦の精度を向上することができるようにした
撮影装置、信号処理方法、記録媒体、並びにプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ一体型ビデオテープレコーダ(以
下、ビデオカメラと称する)やディジタルスチルカメラ
などの撮影装置においては、画像のぶれを補正する機能
として、シフトレンズを像ぶれ量に応じて移動させる
「シフト防振レンズ方式」またはバリアングルプリズム
を像ぶれ量に応じて傾ける「VAP(バリアングルプリ
ズム)方式」に代表される、機械的機構による光学系の
補正を行うものがある。
【0003】このような像ぶれ補正機能においては、角
速度センサなどにより撮影装置の像ぶれの信号が検出さ
れ、その信号に積分などの演算が施されることにより像
ぶれ補正の目標値が算出され、この目標値に基づいて、
画像のぶれを補正するように、光学系の補正が制御され
る。
【0004】一方、撮影装置においては、被写体への焦
点を自動的に合わせる自動合焦機能が用いられる。この
自動合焦機能においては、被写体からの光に基づいて、
画像のコントラストが検出され、そのコントラストが最
大になるように光学系のレンズが補正される。したがっ
て、このような自動合焦機能では、被写体自体のコント
ラストが低い場合、または、低照度下では、合焦制御が
困難になる。そこで、撮影装置に取り付けられた、ライ
トなどで構成される補助光投射装置により投光パターン
が被写体に向けて投射されることにより、被写体におい
て投射された投光パターンのコントラストが最大になる
ように、自動合焦機能の制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような像ぶれ補正機能と、補助光投射時の自動合焦機
能が同時に用いられた場合、像ぶれ補正機能は、被写体
に対して像ぶれが発生しないように制御するため、撮影
装置に取り付けられた補助光投射装置が投射する投光パ
ターンにも撮影装置の光学系に対する像ぶれが生じてし
まう。この像ぶれにより、補助光の投光パターンが、自
動合焦するために用いられるコントラスト検出範囲内に
出入りしてしまったり、あるいは、コントラスト検出範
囲内には存在しない状況が発生してしまう恐れがある。
【0006】さらに、ズーム機能を有する撮影装置にお
いては、ズーム低倍率の場合、補助光の投光パターンが
コントラスト検出範囲内に入っていたとしても、ズーム
高倍率にした場合、パターンとパターンの間隔が広くな
ってしまい、補助光の投光パターンがコントラスト検出
範囲内に全く入らなくなってしまう恐れがある。
【0007】このような場合を防ぐために、製造過程に
おいて、ズーム最高倍率にしてパターンがコントラスト
検出範囲に入るように補助光照射位置を調整する工程が
設けられているが、像ぶれ補正機能により画像のぶれが
補正された場合、補助光の投光パターンが、コントラス
ト検出範囲内に全く入らなくなってしまう恐れがある。
【0008】それに対して、投光パターンのパターン密
度を上げる、パターン密度をズーム位置に応じて可変に
する、または、投光パターンを像ぶれ補正と同じ方向に
移動させる等の対応策が考えられるが、この補助光投射
装置において、強度およびパターン密度管理が必要な高
いエネルギー密度を持つレーザ光のような光源を用いた
場合、投光パターンのパターン密度を上げたり、パター
ン密度をズーム位置に応じて可変にすることは、安全
上、困難であり、また、投光パターンを像ぶれ補正と同
じ方向に移動させることは、撮影装置の構造上の制約が
あったり、別途装置の必要性が発生してしまう恐れがあ
る。
【0009】以上のような問題をすべて解決する方法と
して、補助光の投射中には像ぶれ補正機能を停止する方
法がある。しかしながら、この方法では、補助光の投射
中には像ぶれ補正が全く行われず、さらに、撮影装置に
おいて、像ぶれ補正機能の停止に伴う騒音または振動が
発生してしまう。また、像の露光時に像ぶれ補正効果を
得るために、補助光の投射終了後、再び像ぶれ補正機能
を起動しても、補正効果が発揮されるまでに遅延が生じ
る。反対に、遅延を生じさせないように制御すると、騒
音または振動が発生する原因になってしまう。
【0010】以上のように、像ぶれ補正機能と、補助光
投射時の自動合焦機能が同時に用いられた場合、自動合
焦機能の精度低下を引き起こしてしまうという課題があ
った。
【0011】さらに、補助光の投射中において、補助光
が苦手とする被写体(補助光を吸収したり、透過する被
写体、または、補助光が当たらない部分(画面端など)
にある被写体など)に対しては、補助光投射を行っても
有効に自動合焦されないため、投光パターン以外の光に
よる像から情報を得て、自動合焦する場合もある。この
ような場合には、像ぶれ補正機能を停止してしまうと、
像ぶれ補正機能を有効に活用している投光パターン以外
の光による像から情報を得て行う自動合焦機能、色制御
または露出制御等の他の機能の精度が低下してしまうと
いう課題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、常時、自動合焦機能の精度を向上できるよ
うにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の撮影装置
は、投射手段により投光パターンが投射されているか否
かを判断する第1の判断手段と、基準値を設定する設定
手段と、第1の判断手段により投光パターンが投射され
ていると判断された場合、検出手段により検出された信
号の周波数が、設定手段により設定された基準値より低
いか否かを判断する第2の判断手段と、第2の判断手段
により信号の周波数が基準値よりも低いと判断された場
合、補正手段による像ぶれの補正を禁止させる禁止手段
とを備えることを特徴とする。
【0014】第2の判断手段により信号の周波数が基準
値よりも高いと判断された場合、信号の振幅に応じた係
数に基づいて、信号に対応する像ぶれを補正する制御量
を演算する演算手段と、演算手段により演算された制御
量に基づいて、補正手段による像ぶれの補正を制御する
補正制御手段とをさらに備えるようにすることができ
る。
【0015】第2の判断手段により信号の周波数が基準
値よりも高いと判断された場合、演算手段は、係数の値
を1に近づけるようにして、信号に対応する像ぶれを補
正する制御量を演算するようにすることができる。
【0016】本発明の第1の信号処理方法は、投射手段
により投光パターンが投射されているか否かを判断する
第1の判断ステップと、基準値を設定する設定ステップ
と、第1の判断ステップの処理により投光パターンが投
射されていると判断された場合、検出手段により検出さ
れた信号の周波数が、設定ステップの処理により設定さ
れた基準値より低いか否かを判断する第2の判断ステッ
プと、第2の判断ステップの処理により信号の周波数が
基準値よりも低いと判断された場合、補正手段による像
ぶれの補正を禁止させる禁止ステップとを含むことを特
徴とする。
【0017】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
投射手段により投光パターンが投射されているか否かを
判断する第1の判断ステップと、基準値を設定する設定
ステップと、第1の判断ステップの処理により投光パタ
ーンが投射されていると判断された場合、検出手段によ
り検出された信号の周波数が、設定ステップの処理によ
り設定された基準値より低いか否かを判断する第2の判
断ステップと、第2の判断ステップの処理により信号の
周波数が基準値よりも低いと判断された場合、補正手段
による像ぶれの補正を禁止させる禁止ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0018】本発明の第1のプログラムは、投射手段に
より投光パターンが投射されているか否かを判断する第
1の判断ステップと、基準値を設定する設定ステップ
と、第1の判断ステップの処理により投光パターンが投
射されていると判断された場合、検出手段により検出さ
れた信号の周波数が、設定ステップの処理により設定さ
れた基準値より低いか否かを判断する第2の判断ステッ
プと、第2の判断ステップの処理により信号の周波数が
基準値よりも低いと判断された場合、補正手段による像
ぶれの補正を禁止させる禁止ステップとを含むことを特
徴とする。
【0019】本発明の第2の撮影装置は、投射手段によ
り投光パターンが投射されているか否かを判断する判断
手段と、判断手段により投光パターンが投射されている
と判断された場合、検出手段により検出された信号の周
波数に基づいて、信号を複数の周波数帯域に振り分ける
振り分け手段と、振り分け手段により複数の周波数帯域
に振り分けられた信号に対応する像ぶれを補正する制御
量を、周波数帯域毎に、信号の振幅に応じた係数に基づ
いて演算する演算手段と、演算手段により演算された制
御量に基づいて、補正手段による像ぶれの補正を制御す
る補正制御手段とを備えることを特徴とする。
【0020】振り分け手段は、信号を3つの周波数帯域
に振り分け、演算手段は、振り分け手段により振り分け
られた信号のうち、最低の周波数帯域の信号に対する像
ぶれを補正する制御量を、係数の値を0に近づけるよう
にして演算し、振り分け手段により振り分けられた信号
のうち、中庸の周波数帯域の信号に対する像ぶれを補正
する制御量を、信号の振幅に応じた係数に基づいて演算
し、振り分け手段により振り分けられた信号のうち、最
高の周波数帯域の信号に対する像ぶれを補正する制御量
を、係数の値を1に近づけるようにして演算することを
特徴とする。
【0021】本発明の第2の信号処理方法は、投射手段
により投光パターンが投射されているか否かを判断する
判断ステップと、判断ステップの処理により投光パター
ンが投射されていると判断された場合、検出手段により
検出された信号の周波数に基づいて、信号を複数の周波
数帯域に振り分ける振り分けステップと、振り分けステ
ップの処理により複数の周波数帯域に振り分けられた信
号に対応する像ぶれを補正する制御量を、周波数帯域毎
に、信号の振幅に応じた係数に基づいて演算する演算ス
テップと、演算ステップの処理により演算された制御量
に基づいて、補正手段による像ぶれの補正を制御する補
正制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0022】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
投射手段により投光パターンが投射されているか否かを
判断する判断ステップと、判断ステップの処理により投
光パターンが投射されていると判断された場合、検出手
段により検出された信号の周波数に基づいて、信号を複
数の周波数帯域に振り分ける振り分けステップと、振り
分けステップの処理により複数の周波数帯域に振り分け
られた信号に対応する像ぶれを補正する制御量を、周波
数帯域毎に、信号の振幅に応じた係数に基づいて演算す
る演算ステップと、演算ステップの処理により演算され
た制御量に基づいて、補正手段による像ぶれの補正を制
御する補正制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0023】本発明の第2のプログラムは、投射手段に
より投光パターンが投射されているか否かを判断する判
断ステップと、判断ステップの処理により投光パターン
が投射されていると判断された場合、検出手段により検
出された信号の周波数に基づいて、信号を複数の周波数
帯域に振り分ける振り分けステップと、振り分けステッ
プの処理により複数の周波数帯域に振り分けられた信号
に対応する像ぶれを補正する制御量を、周波数帯域毎
に、信号の振幅に応じた係数に基づいて演算する演算ス
テップと、演算ステップの処理により演算された制御量
に基づいて、補正手段による像ぶれの補正を制御する補
正制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第1の撮影装置、信号処理方法、
記録媒体、並びにプログラムにおいては、基準値が設定
され、投光パターンが投射されていると判断された場
合、検出された信号の周波数が、設定された基準値より
も低いか否かが判断される。そして、信号の周波数が基
準値よりも低いと判断された場合、像ぶれの補正が禁止
される。
【0025】本発明の第2の撮影装置、信号処理方法、
記録媒体、並びにプログラムにおいては、投光パターン
が投射されていると判断された場合、検出された信号の
周波数に基づいて、信号が複数の周波数帯域に振り分け
られる。そして、複数の周波数帯域に振り分けられた信
号に対応する像ぶれを補正する制御量が、周波数帯域毎
に、信号の振幅に応じた係数に基づいて演算され、演算
された制御量に基づいて、像ぶれの補正が制御される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0027】図1は、本発明を適用したカメラ一体型ビ
デオレコーダ(以下、ビデオカメラと称する)に代表さ
れる撮影装置1の構成例を示すブロック図である。図1
において、撮影装置1は、ぶれ検出部11、信号処理部
12、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称す
る)13、露出制御部14、補助光制御部15、補正制
御部16、および、ぶれ補正部17により構成される。
【0028】ぶれ検出部11は、例えば、光学系(図示
せず)とともに振動する撮影装置1本体に取り付けられ
た角速度センサにより構成され、像ぶれを検出する。
【0029】信号処理部12は、ぶれ検出部11により
検出された角速度信号である像ぶれ信号を受け取り、そ
の像ぶれ信号をマイコン13のインタフェースに合った
信号に変換する。信号処理部12は、予め設定されたカ
ットオフ周波数より高い周波数をカットするローパスフ
ィルタ31、像ぶれ信号を増幅させる増幅器32、およ
び、予め設定されたカットオフ周波数より低い周波数を
カットするハイパスフィルタ33などにより構成される
アナログ回路である。
【0030】露出制御部14は、被写体からの光の量を
測って、絞りやシャッター速度を調整し、露出などの制
御を行う。補助光制御部15は、露出制御部14により
計測された光の量に関する情報に基づいて、補助光投光
フラグをON/OFFし、ライトなどにより構成される
補助光投射部(図示せず)を制御し、補助光の投光パタ
ーンを投射させる。
【0031】マイコン13は、補助光制御部15の補助
光投光フラグに基づいて、信号処理部12からの像ぶれ
信号に所定の調整処理を行い、その像ぶれ信号に対応す
る像ぶれを補正するために必要な像ぶれ補正の制御量を
求める。
【0032】補正制御部16は、マイコン13により算
出された像ぶれ補正の制御量に基づいて、モータなどに
より構成されるぶれ補正部17が目標の位置になるよう
に制御を行う。補正制御部16は、像ぶれ信号と像ぶれ
補正の制御量を比較する比較部34、制御信号などの加
減算を実行する加減算部35、予め設定されたカットオ
フ周波数より高い周波数をカットするローパスフィルタ
36、信号を増幅させる増幅器37、および、予め設定
されたカットオフ周波数より低い周波数をカットするハ
イパスフィルタ38などにより構成される。
【0033】なお、撮影装置1は、撮影のための構成や
撮影した映像信号を記録または再生するための各種構成
を有するが、図1の例では、説明の便宜上、省略されて
いる。
【0034】図2は、マイコン13の詳細な構成例を示
すブロック図である。
【0035】マイコン13は、A/D(Analog/Digita
l)変換部51、ハイパスフィルタ52、感度調整部5
3、ズーム調整部54、積分処理部55、および変調部
56により構成され、撮影装置1全体の動作を制御す
る。また、マイコン13は、ハイパスフィルタ52の予
め設定されたカットオフ周波数よりも高い周波数を基準
値αとして設定する。
【0036】A/D変換部51は、信号処理部12から
のアナログ信号の像ぶれ信号をディジタル信号に変換
し、ハイパスフィルタ52に出力する。ハイパスフィル
タ52は、予め設定された所定のカットオフ周波数より
低い周波数を遮断したり、また、補助光制御部15の補
助光投光フラグを監視しているマイコン13の制御のも
と、所定のカットオフ周波数よりも高い周波数として設
定される基準値αより低い周波数を遮断し、その周波数
の像ぶれ信号に対する像ぶれ補正を行わないようにさせ
る。
【0037】感度調整部53は、ハイパスフィルタ52
からの像ぶれ信号を、ぶれ検出部11を構成する角速度
センサの感度のばらつきを吸収するため、角速度センサ
の感度に応じてゲイン調整する。ズーム調整部54は、
その像ぶれ信号をズーム位置に応じてゲイン調整する。
【0038】積分処理部55は、感度調整、ゲイン調整
された像ぶれ信号を積分し、その像ぶれ信号に対応す
る、像ぶれを補正するために必要な像ぶれ補正の制御量
を算出する。変調部56は、算出された制御量をPWM
(パルス幅変調:Pulse WidthModulation)信号に変換
し、補正制御部16に出力する。
【0039】図3は、積分処理部55の詳細な構成例を
示すブロック図である。図3の例においては、遅延器7
2、乗算器73および加算器74により構成される。
【0040】積分処理部55は、ズーム調整部54より
入力された像ぶれ信号を積分し、積分された結果である
フィードバック振幅Aを遅延器72に出力する。遅延器
72は、そのフィードバック振幅Aを1サンプリング遅
延させる。乗算器73は、遅延器72により1サンプリ
ング遅延されたフィードバック振幅Aに、図4に示され
るような係数テーブルに基づいて求められるフィードバ
ック係数Kを乗算する。
【0041】このフィードバック係数Kは、0乃至1の
間の値とされる。このフィードバック係数Kが1に近づ
くほど、像ぶれ補正の効果は大きく(強く)なる。その
反面、この補正における有効画素数または光学的な制
約、または、構造的な(メカニカルな)制約によるリミ
ットに達してしまい、補正画像が不自然な動きになって
しまう恐れがある。そのため、図4に示されるような係
数テーブルに基づいて、フィードバック振幅Aに応じた
フィードバック係数Kが求められる。
【0042】図4の例において、横軸は、フィードバッ
ク振幅Aの値であり、右に行くほど振幅が大きいことが
示される。縦軸は、フィードバック係数Kの値であり、
フィードバック係数Kは、0乃至1の間の値とされる。
すなわち、この係数テーブルの例においては、フィード
バック振幅Aが小さいほど、フィードバック係数Kが1
に近づき、フィードバック振幅Aが大きいほど、フィー
ドバック係数Kが0に近づくことが示される。
【0043】以上により、フィードバック振幅Aに応じ
たフィードバック係数Kが求められるので、フィードバ
ック振幅Aが小さいほど、像ぶれ補正の効果が強くな
り、フィードバック振幅Aが大きいほど、像ぶれ補正の
効果が弱くなる。これにより、補正画像が不自然な動き
になってしまうことが抑制される。
【0044】以上のようにして求められたフィードバッ
ク係数Kを、乗算器73は、フィードバック振幅Aに乗
算する。加算部74は、この乗算された値を、次の像ぶ
れ信号に加算し、それを像ぶれ信号の像ぶれ補正の制御
量とし、変調部56に出力する。すなわち、換言する
と、加算部74は、1サンプリング前の積分出力(フィ
ードバック振幅A)にフィードバック係数Kを乗算した
ものを、現在の像ぶれ信号に加算する。そして、この処
理は、像ぶれ補正が行われている間、繰り返される。
【0045】次に、図5のフローチャートを参照して、
自動合焦時における補助光の投射処理について説明す
る。
【0046】撮影装置1においては、電源投入後、この
補助光の投射処理が実行される。ステップS1におい
て、補助光制御部15は、露出制御部14より計測され
た被写体からの光に関する情報を取得する。
【0047】ステップS2において、補助光制御部15
は、被写体からの光に関する情報に基づいて、その光が
低コントラストまたは低照度であるか否かを判断し、光
が低コントラストまたは低照度であると判断した場合、
ステップS3において、補助光制御部15は、補助光投
光フラグをONにする。
【0048】ステップS4において、補助光制御部15
は、ライトなどにより構成される補助光投射部(図示せ
ず)を制御し、補助光の投光パターンを投射させる。こ
れにより、撮影装置1において、補助光投射時の自動合
焦処理が実行される。この自動合焦処理は、被写体から
の光に基づいて、画像のコントラストが検出され、その
コントラストが最大になるように光学系のレンズが補正
されることにより実行される。この補助光の投光パター
ンの投射は、ステップS5において、補助光制御部15
により、撮影装置1において自動合焦処理が終了したと
判断されるまで繰り返し続けられる。
【0049】ステップS5において、撮影装置1におい
て自動合焦処理が終了したと判断された場合、補助光制
御部15は、ステップS6において、補助光投光フラグ
をOFFにし、ステップS7において、補助光の投光パ
ターンの投射を終了させる。
【0050】ステップS2において、光が低コントラス
ト、かつ、低照度であると判断されなかった場合、ステ
ップS8において、補助光制御部15は補助光投光フラ
グをOFFにし、処理を終了させる。
【0051】この補助光制御部15の補助光投光フラグ
のON/OFFを監視することにより、マイコン13
は、以下に説明する像ぶれの補正処理において、補助光
の投光パターンが投射されているか否かを判断できる。
【0052】次に、図6のフローチャートを参照して、
像ぶれの補正処理を説明する。
【0053】ステップS21において、A/D変換部5
1は、アナログ信号である像ぶれ信号をディジタル信号
に変換する。
【0054】マイコン13は、ステップS22におい
て、補助光制御部15を監視し、補助光投光フラグがO
Nであるか否かを判断し、補助光投光フラグがONであ
ると判断した場合、ステップS23において、周波数の
基準値αを設定する。この周波数の基準値αは、自動合
焦機能に用いるコントラスト検出範囲内への出入りの主
たる原因となる、低周波数の像ぶれの補正をしないよう
に、その低周波を遮断するために、ハイパスフィルタ5
2に予め設定されているカットオフ周波数よりも高く設
定される。
【0055】ステップS24において、マイコン13
は、像ぶれ信号が、ステップS23において設定された
基準値αよりも低い周波数成分を含むか否かを判断す
る。ステップS24において、像ぶれ信号が基準値αよ
りも低い周波数成分を含むと判断された場合、ステップ
S25において、ハイパスフィルタ52は、像ぶれ信号
の基準値αよりも低い周波数成分を遮断する。すなわ
ち、これにより、像ぶれ信号のうち、基準値αよりも低
い周波数の像ぶれ補正が禁止される。
【0056】ステップS24において、像ぶれ信号が、
基準値よりも低い周波数成分を含まないと判断された場
合、マイコン13は、ステップS25の処理をスキップ
し、ステップS26において、補正の制御量演算処理を
実行する。すなわち、ステップS26においては、像ぶ
れ信号のうち、基準値αよりも高い周波数のみの像ぶれ
の補正の制御量演算処理が実行される。この補正の制御
量演算処理を、図7のフローチャートを参照して説明す
る。
【0057】ステップS41において、感度調整部53
は、ぶれ検出部11を構成する角速度センサに応じて、
像ぶれ信号をゲイン調整し、ズーム調整部54は、ズー
ム位置に応じて、像ぶれ信号をゲイン調整する。
【0058】ステップS42において、積分処理部55
は、調整された像ぶれ信号に、1サンプリング前の像ぶ
れ信号を積分した値(フィードバック振幅A)に、係数
テーブル(図4)より求められたフィードバック係数K
を加算した値を加えて、像ぶれを補正するために必要な
像ぶれ補正の制御量を求める。
【0059】ステップS43において、変調部56は、
その像ぶれ補正の制御量をPWM(パルス幅変調:Puls
e Width Modulation)信号に変換し、補正制御部16
に出力する。
【0060】一方、ステップS22において、補助光投
光フラグがOFFであると判断された場合、ステップS
27において、ハイパスフィルタ52は、像ぶれ信号の
うち、予め設定されているカットオフ周波数よりも低い
周波数の信号を遮断する。したがって、この場合は、基
準値αよりも低く、カットオフ周波数よりも高い周波数
成分も、ステップS28以降の処理が実行される。
【0061】ステップS28において、マイコン13
は、通常の補正の制御量演算処理を実行する。この補正
の制御量演算処理は、図7を参照して上述した処理と基
本的に同様の処理であり、繰り返しになるのでその説明
を省略するが、この処理により、像ぶれを補正するため
に必要な像ぶれ補正の制御量が求まる。
【0062】ステップS26またはS28の処理におい
て、像ぶれを補正するために必要な像ぶれ補正の制御量
が求められた後、ステップS29において、補正制御部
16は、求められた像ぶれ補正の制御量に基づいて、目
標の位置になるように、ぶれ補正部17の補正を制御す
る。
【0063】なお、一般的に、高周波数の像ぶれは、振
幅が小さく、補正画像が不自然な動きになってしまうよ
うなリミット(図4を参照にして上述した)に達し難い
とされるため、図6のステップS26における補正の制
御量演算の際には、フィードバック係数を1に近い値に
して演算するようにしてもよい。これにより、補助光投
射時に、高周波数の像ぶれに対する補正のみを強くかけ
るようにできる。
【0064】以上より、補助光投射時に、自動合焦機能
に用いるコントラスト検出範囲内への出入りの主たる原
因となる、低周波数の像ぶれに対する補正を禁止するよ
うにしたので、自動合焦機能の精度が向上される。さら
に、ズームの倍率に関わらず、補助光の投光パターンが
コントラスト検出範囲内に入るようにできる。
【0065】また、補助光投射時にも、高周波数に対す
る像ぶれ補正をするようにしたので、補助光の投光パタ
ーン以外の光による通常の被写体に対する自動合焦機能
が可能になり、補助光が苦手とする被写体(補助光を吸
収したり、透過する被写体、または、補助光が当たらな
い部分(画面端など)にある被写体など)に対して有効
に働くようにでき、また、色制御や露出制御などのその
他の制御についても有効に機能される。
【0066】また、補助光投射時に、例えば、像ぶれ補
正機能を停止する動作のように、像ぶれ補正を急激に変
化させることがないため、騒音、振動または画面の急激
な変化が発生するのが抑制される。また、常に、像ぶれ
補正機能が動作しているので、像ぶれ補正の遅延が生じ
てしまうのが抑制される。さらに、補助光投射時に、高
い周波数に対してのみ、像ぶれ補正を行うため、省電力
化が図れる。また、既存の装置のみで実現可能であり、
低コスト化が図れる。
【0067】さらに、レーザ光などの高エネルギー密度
の光源を用いた補助光投射装置を有する撮影装置におい
て、ズーム倍率の異なるレンズに取り替えた場合にも、
投光パターン変更などのリスクを伴う変更が必要なく、
流用性が向上する。
【0068】上記説明においては、ぶれ検出部11に角
速度センサを用いて、像ぶれ信号として、角速度信号を
用いて説明したが、他の角度センサ、角加速度センサま
たは速度センサを用いるようにしてもよい。さらに、ぶ
れ補正部17には、シフト防振レンズを用いて説明した
が、VAP(バリアングルプリズム)などを使用するよ
うにしてもよい。
【0069】また、上記説明においては、マイコン13
内のハイパスフィルタ52に基準値を設け、それをカッ
トオフ周波数として高く設定するようにしたが、例え
ば、図1の信号処理部12内のハイパスフィルタ33、
または、補正制御部16のハイパスフィルタ38に基準
値を設け、それをカットオフ周波数として高く設定する
ようにしてもよい。さらに、ぶれ検出部11の角速度セ
ンサ自体の周波数特性を変化させるようにしてもよい。
なお、以上のように、マイコン13内以外において周波
数特性を制御する場合も、マイコン13の制御に基づい
て、像ぶれ信号の像ぶれ補正処理が実行される。
【0070】さらに、図8は、マイコンの他の構成例を
示すブロック図である。なお、図8のマイコン91にお
いては、図2のハイパスフィルタ52をバンドパスフィ
ルタ101乃至103に置き換えた他は、図2のマイコ
ン13と同様の構成であり、図2における場合と対応す
る部分については、同一の符号を付してあり、繰り返し
になるので、以下では、その説明は適宜省略する。
【0071】バンドパスフィルタ101乃至103は、
A/D変換部51の後段に、並列して設置されており、
A/D変換部51より出力された像ぶれ信号のうち、そ
れぞれ、設定された周波数帯域の周波数のみを通過さ
せ、感度調整部53に出力する。この周波数帯域は、図
9に示されるように、予め設定されているが、マイコン
91により制御されるようにしてもよい。
【0072】図9は、バンドパスフィルタ101乃至1
03の対応する周波数帯域を示す図である。図9におい
て、横軸は、周波数であり、右にいくほど、周波数が高
いことを示す。縦軸は、各バンドパスフィルタ101乃
至103が出力する信号の割合を示す。
【0073】図9の例の場合、周波数a乃至周波数cで
ある最低の周波数帯域(周波数帯域E1乃至E3のう
ち、最も低い周波数の周波数帯域)E1は、バンドパス
フィルタ101により通過させることができる周波数帯
域とされ、周波数b乃至周波数eである中庸の周波数帯
域E2(周波数帯域E1乃至E3のうち、中庸の周波数
の周波数帯域)は、バンドパスフィルタ102により通
過させることができる周波数帯域とされる。また、周波
数d乃至周波数fである最高の周波数帯域E3(周波数
帯域E1乃至E3のうち、最も高い周波数の周波数帯
域)は、バンドパスフィルタ103により通過させるこ
とができる周波数帯域とされる(0<a<b<c<d<
e<f)。
【0074】なお、周波数b乃至周波数cの周波数帯域
は、周波数帯域E1およびE2において重なっている
が、その周波数帯域は狭いため、問題にはならない。同
様に、周波数d乃至周波数eの周波数帯域は、周波数帯
域E2およびE3において重なっているが、その周波数
帯域は狭いため、問題にはならない。
【0075】マイコン91は、バンドパスフィルタ10
1を通過した最低の周波数帯域E1の信号、バンドパス
フィルタ102を通過した中庸の周波数帯域E2の信
号、およびバンドパスフィルタ103を通過した最高の
周波数帯域E3の信号に基づいて、積分処理部55を制
御し、像ぶれ補正の制御量を算出させる。
【0076】次に、図10のフローチャートを参照し
て、像ぶれの補正処理の他の例を説明する。
【0077】ステップS81において、A/D変換部5
1は、アナログ信号である像ぶれ信号をディジタル信号
に変換する。
【0078】ステップS82において、マイコン91
は、補助光制御部15を監視し、補助光投光フラグがO
Nであるか否かを判断し、補助光投光フラグがONであ
ると判断した場合、ステップS83において、周波数帯
域別の補正の制御量演算処理を実行する。この周波数帯
域別の補正の制御量演算処理を、図11のフローチャー
トを参照して説明する。
【0079】ステップS101において、バンドパスフ
ィルタ101乃至103は、図9に上述したように、そ
れぞれ設定された周波数帯域の信号を通過させ、それ以
外の周波数を遮断する。いまの場合、バンドパスフィル
タ101は、最低の周波数帯域E1の信号を通過させ、
バンドパスフィルタ102は、中庸の周波数帯域E2の
信号を通過させ、かつ、バンドパスフィルタ103は、
最高の周波数帯域E3の信号を通過させる。
【0080】ステップS102において、感度調整部5
3は、ぶれ検出部11を構成する角速度センサに応じ
て、ステップS101において通過した像ぶれ信号をゲ
イン調整し、ズーム調整部54は、ズーム位置に応じ
て、像ぶれ信号をゲイン調整する。
【0081】ステップS103において、マイコン91
は、その像ぶれ信号の周波数が、バンドパスフィルタ1
01を通過したか否かを判断する。すなわち、その像ぶ
れ信号の周波数が、バンドパスフィルタ101により通
過させることができる周波数帯域(周波数a乃至周波数
cである最低の周波数帯域E1)の周波数であるか否か
が判断される。
【0082】ステップS103において、その像ぶれ信
号の周波数が、バンドパスフィルタ101を通過したと
判断された場合、ステップS104において、積分処理
部55は、調整された像ぶれ信号に、1サンプリング前
の像ぶれ信号を積分した値(フィードバック振幅A)
に、0に近い値のフィードバック係数Kを加算した値を
加えて、像ぶれを補正するために必要な像ぶれ補正の制
御量を求める。これにより、以降の処理において、最低
の周波数帯域E1の周波数の信号に対しては、像ぶれの
効果が弱くなるように像ぶれ補正が制御される。
【0083】ステップS103において、その像ぶれ信
号の周波数が、バンドパスフィルタ101を通過しなか
ったと判断された場合、ステップS105において、マ
イコン91は、その像ぶれ信号の周波数が、バンドパス
フィルタ102を通過したか否かを判断する。すなわ
ち、その像ぶれ信号の周波数が、バンドパスフィルタ1
02により通過させることができる周波数帯域(周波数
b乃至周波数eである中庸の周波数帯域E2)の周波数
であるか否かが判断される。
【0084】ステップS105において、その像ぶれ信
号の周波数が、バンドパスフィルタ102を通過したと
判断された場合、ステップS106において、積分処理
部55は、調整された像ぶれ信号に、1サンプリング前
の像ぶれ信号を積分した値(フィードバック振幅A)
に、係数テーブル(図4)より求められたフィードバッ
ク係数Kを加算した値を加えて、像ぶれを補正するため
に必要な像ぶれ補正の制御量を求める。これにより、以
降の処理において、中庸の周波数帯域E2の周波数の信
号に対しては、通常の像ぶれ補正が実行されるように制
御される。
【0085】ステップS105において、その像ぶれ信
号の周波数が、バンドパスフィルタ102を通過しなか
ったと判断された場合、ステップS107において、マ
イコン91は、その像ぶれ信号の周波数が、バンドパス
フィルタ103を通過したか否かを判断する。すなわ
ち、その像ぶれ信号の周波数が、バンドパスフィルタ1
03により通過させることができる周波数帯域(周波数
d乃至周波数fである最高の周波数帯域E3)の周波数
であるか否かが判断される。
【0086】ステップS107において、その像ぶれ信
号の周波数が、バンドパスフィルタ103を通過したと
判断された場合、ステップS108において、積分処理
部55は、調整された像ぶれ信号に、1サンプリング前
の像ぶれ信号を積分した値(フィードバック振幅A)
に、1に近い値のフィードバック係数Kを加算した値を
加えて、像ぶれを補正するために必要な像ぶれ補正の制
御量を求める。これにより、以降の処理において、最高
の周波数帯域E3の周波数の信号に対しては、像ぶれ補
正の効果が強くなるように像ぶれ補正が制御される。
【0087】ステップS107において、その像ぶれ信
号の周波数が、バンドパスフィルタ103を通過しなか
ったと判断された場合、その像ぶれ信号の周波数は、バ
ンドパスフィルタ101乃至103のいずれからも遮断
されるため、何も処理されない。
【0088】以上の処理により、各周波数帯域に対応し
て求められた像ぶれの制御量を、ステップS109にお
いて、変調部56は、PWM(パルス幅変調:Pulse Wi
dthModulation)信号に変換し、補正制御部16に出力
する。
【0089】一方、ステップS82において、補助光投
光フラグがOFFであると判断された場合、ステップS
84において、バンドパスフィルタ101乃至103
は、それぞれ予め設定された周波数帯域の信号を通過さ
せ、感度調整部53に出力する。
【0090】ステップS85において、マイコン13
は、バンドパスフィルタ101乃至103のうちのいず
れかを通過した信号すべてに対して、通常の補正の制御
量演算処理を実行する。この補正の制御量演算処理は、
図6のステップS26(すなわち、図7)の処理と同様
の処理であり、繰り返しになるので、その説明を省略す
るが、この処理により、像ぶれを補正するために必要な
像ぶれ補正の制御量が求まる。
【0091】ステップS83またはS85の処理におい
て、像ぶれを補正するために必要な像ぶれ補正の制御量
が求められた後、ステップS86において、補正制御部
16は、求められた像ぶれ補正の制御量に基づいて、目
標の位置になるように、ぶれ補正部17の補正を制御す
る。
【0092】以上のように、各周波数帯域に対応して像
ぶれの制御量が求められるので、高周波数の像ぶれに対
する補正の効果が強くなるように、像ぶれ補正できた
り、または、補助光投射時に、自動合焦機能に用いるコ
ントラスト検出範囲内への出入りの主たる原因となる、
低周波数の像ぶれに対する補正の効果が弱くなるように
補正できる。その場合、ぶれ補正を全く行わないように
するよりも、色制御や露出制御などのその他の制御につ
いても有効に機能される。
【0093】なお、上記説明においては、3つのバンド
パスフィルタを並列させて構成したが、バンドパスフィ
ルタの個数は限られておらず、周波数帯域を分けるため
に必要な個数のバンドパスフィルタを並列に構成するよ
うにしてもよい。
【0094】上記説明では、ビデオカメラに関して説明
したがディジタルスチルカメラ、または、その他の動画
像あるいは静止画像の撮影装置などにも、本発明が適用
される。
【0095】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。この場合、例えば、撮影装置1
は、図12に示されるような撮影装置111により構成
される。
【0096】図12において、CPU(Central Proces
sing Unit)121は、ROM(ReadOnly Memory)122
に記憶されているプログラム、または、記憶部128か
らRAM(Random Access Memory)123にロードされ
たプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1
23にはまた、CPU121が各種の処理を実行する上
において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0097】CPU121、ROM122、およびRA
M123は、バス124を介して相互に接続されてい
る。このバス124にはまた、入出力インタフェース1
25も接続されている。
【0098】入出力インタフェース125には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部126、CRT(Catho
de Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよ
りなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力
部127、ハードディスクなどより構成される記憶部1
28、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される
通信部129が接続されている。通信部129は、図示
せぬネットワークを介しての通信処理を行う。
【0099】入出力インタフェース125にはまた、必
要に応じてドライブ130が接続され、磁気ディスク1
31、光ディスク132、光磁気ディスク133、或い
は半導体メモリ134などが適宜装着され、それから読
み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記
憶部128にインストールされる。
【0100】一連の処理をソフトウェアにより実行させ
る場合には、そのソフトウェアを構成するプログラム
が、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用
のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録
媒体からインストールされる。
【0101】この記録媒体は、図12に示すように、装
置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために
配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク
131(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク1
32(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DV
D(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク
133(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半
導体メモリ134などよりなるパッケージメディアによ
り構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた
状態でユーザに提供される、プログラムが記録されてい
るROM122や、記憶部128に含まれるハードディ
スクなどで構成される。
【0102】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0103】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0104】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、常に、自
動合焦機能の精度の向上が促進できる。また、本発明に
よれば、色制御や露出制御などのその他の制御の精度の
低下を抑制できる。さらに、本発明によれば、省電力化
が図れ、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮影装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータの構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の積分処理部の詳細な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】係数テーブルを説明する図である。
【図5】図1の撮影装置の補助光の投射処理を説明する
フローチャートである。
【図6】図1の撮影装置の像ぶれの補正処理を説明する
フローチャートである。
【図7】図6のステップS26の補正の制御量演算処理
を説明するフローチャートである。
【図8】図1のマイクロコンピュータの他の構成例を示
すブロック図である。
【図9】図8のバンドパスフィルタの周波数帯域を説明
する図である。
【図10】図1の撮影装置の像ぶれの補正処理の他の例
を説明するフローチャートである。
【図11】図10のステップS83の周波数帯域別の補
正の制御量演算処理を説明するフローチャートである。
【図12】図1の撮影装置の他の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 撮影装置,11 ぶれ検出部,12 信号処理部,
13 マイコン,14露出制御部,15 補助光制御
部,16 補正制御部,17 ぶれ補正部,33ハイパ
スフィルタ,38 ハイパスフィルタ,51 A/D変
換部,52 ハイパスフィルタ,53 感度調整部,5
4 ズーム調整部,55 積分処理部,56 変調部,
72 遅延器,73 乗算器,74 加算器,91 マ
イコン,101 バンドパスフィルタ,102 バンド
パスフィルタ,103 バンドパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 AA03 BA31 BB00 BB04 2H051 AA00 AA08 BA47 BA72 CC04 CE09 CE14 EB19 EB20 5C022 AB15 AB23 AB29 AB55 AB66 AC42 AC69

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像ぶれの信号を検出する検出手段と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置にお
    いて、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する第1の判断手段と、 基準値を設定する設定手段と、 前記第1の判断手段により前記投光パターンが投射され
    ていると判断された場合、前記検出手段により検出され
    た前記信号の周波数が、前記設定手段により設定された
    前記基準値より低いか否かを判断する第2の判断手段
    と、 前記第2の判断手段により前記信号の周波数が前記基準
    値よりも低いと判断された場合、前記補正手段による前
    記像ぶれの補正を禁止させる禁止手段とを備えることを
    特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の判断手段により前記信号の周
    波数が前記基準値よりも高いと判断された場合、前記信
    号の振幅に応じた係数に基づいて、前記信号に対応する
    前記像ぶれを補正する制御量を演算する演算手段と、 前記演算手段により演算された前記制御量に基づいて、
    前記補正手段による前記像ぶれの補正を制御する補正制
    御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の判断手段により前記信号の周
    波数が前記基準値よりも高いと判断された場合、前記演
    算手段は、前記係数の値を1に近づけるようにして、前
    記信号に対応する前記像ぶれを補正する制御量を演算す
    ることを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 像ぶれの信号を検出する検出手段と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置の信
    号処理方法において、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する第1の判断ステップと、 基準値を設定する設定ステップと、 前記第1の判断ステップの処理により前記投光パターン
    が投射されていると判断された場合、前記検出手段によ
    り検出された前記信号の周波数が、前記設定ステップの
    処理により設定された前記基準値より低いか否かを判断
    する第2の判断ステップと、 前記第2の判断ステップの処理により前記信号の周波数
    が前記基準値よりも低いと判断された場合、前記補正手
    段による前記像ぶれの補正を禁止させる禁止ステップと
    を含むことを特徴とする信号処理方法。
  5. 【請求項5】 像ぶれの信号を検出する検出手段と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置用の
    プログラムであって、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する第1の判断ステップと、 基準値を設定する設定ステップと、 前記第1の判断ステップの処理により前記投光パターン
    が投射されていると判断された場合、前記検出手段によ
    り検出された前記信号の周波数が、前記設定ステップの
    処理により設定された前記基準値より低いか否かを判断
    する第2の判断ステップと、 前記第2の判断ステップの処理により前記信号の周波数
    が前記基準値よりも低いと判断された場合、前記補正手
    段による前記像ぶれの補正を禁止させる禁止ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
    プログラムが記録されている記録媒体。
  6. 【請求項6】 像ぶれの信号を検出する検出手段と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置を制
    御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する第1の判断ステップと、 基準値を設定する設定ステップと、 前記第1の判断ステップの処理により前記投光パターン
    が投射されていると判断された場合、前記検出手段によ
    り検出された前記信号の周波数が、前記設定ステップの
    処理により設定された前記基準値より低いか否かを判断
    する第2の判断ステップと、 前記第2の判断ステップの処理により前記信号の周波数
    が前記基準値よりも低いと判断された場合、前記補正手
    段による前記像ぶれの補正を禁止させる禁止ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 像ぶれの信号を検出する検出手段と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置にお
    いて、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記投光パターンが投射されている
    と判断された場合、前記検出手段により検出された前記
    信号の周波数に基づいて、前記信号を複数の周波数帯域
    に振り分ける振り分け手段と、 前記振り分け手段により複数の前記周波数帯域に振り分
    けられた前記信号に対応する前記像ぶれを補正する制御
    量を、前記周波数帯域毎に、前記信号の振幅に応じた係
    数に基づいて演算する演算手段と、 前記演算手段により演算された前記制御量に基づいて、
    前記補正手段による前記像ぶれの補正を制御する補正制
    御手段とを備えることを特徴とする撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記振り分け手段は、前記信号を3つ
    の前記周波数帯域に振り分け、 前記演算手段は、 前記振り分け手段により振り分けられた前記信号のう
    ち、最低の周波数帯域の信号に対する前記像ぶれを補正
    する制御量を、前記係数の値を0に近づけるようにして
    演算し、 前記振り分け手段により振り分けられた前記信号のう
    ち、中庸の周波数帯域の信号に対する前記像ぶれを補正
    する制御量を、前記信号の振幅に応じた係数に基づいて
    演算し、 前記振り分け手段により振り分けられた前記信号のう
    ち、最高の周波数帯域の信号に対する前記像ぶれを補正
    する制御量を、前記係数の値を1に近づけるようにして
    演算することを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】 像ぶれの信号を検出する検出手段と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置の信
    号処理方法において、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により前記投光パターンが投射
    されていると判断された場合、前記検出手段により検出
    された前記信号の周波数に基づいて、前記信号を複数の
    周波数帯域に振り分ける振り分けステップと、 前記振り分けステップの処理により複数の前記周波数帯
    域に振り分けられた前記信号に対応する前記像ぶれを補
    正する制御量を、前記周波数帯域毎に、前記信号の振幅
    に応じた係数に基づいて演算する演算ステップと、 前記演算ステップの処理により演算された前記制御量に
    基づいて、前記補正手段による前記像ぶれの補正を制御
    する補正制御ステップとを含むことを特徴とする信号処
    理方法。
  10. 【請求項10】 像ぶれの信号を検出する検出手段
    と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置用の
    プログラムであって、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により前記投光パターンが投射
    されていると判断された場合、前記検出手段により検出
    された前記信号の周波数に基づいて、前記信号を複数の
    周波数帯域に振り分ける振り分けステップと、 前記振り分けステップの処理により複数の前記周波数帯
    域に振り分けられた前記信号に対応する前記像ぶれを補
    正する制御量を、前記周波数帯域毎に、前記信号の振幅
    に応じた係数に基づいて演算する演算ステップと、 前記演算ステップの処理により演算された前記制御量に
    基づいて、前記補正手段による前記像ぶれの補正を制御
    する補正制御ステップとを含むことを特徴とするコンピ
    ュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 像ぶれの信号を検出する検出手段
    と、 投光パターンを被写体に向けて投射する投射手段と、 前記像ぶれを補正する補正手段とを備える撮影装置を制
    御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、 前記投射手段により前記投光パターンが投射されている
    か否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により前記投光パターンが投射
    されていると判断された場合、前記検出手段により検出
    された前記信号の周波数に基づいて、前記信号を複数の
    周波数帯域に振り分ける振り分けステップと、 前記振り分けステップの処理により複数の前記周波数帯
    域に振り分けられた前記信号に対応する前記像ぶれを補
    正する制御量を、前記周波数帯域毎に、前記信号の振幅
    に応じた係数に基づいて演算する演算ステップと、 前記演算ステップの処理により演算された前記制御量に
    基づいて、前記補正手段による前記像ぶれの補正を制御
    する補正制御ステップとを含むことを特徴とするプログ
    ラム。
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