JP2003343190A - パイプルーフ工法用短尺鋼管の接続方法および接続構造 - Google Patents
パイプルーフ工法用短尺鋼管の接続方法および接続構造Info
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Abstract
管とを用い、パイプルーフを低コストで施工でき、施工
性にも優れたパイプルーフ工法用短尺鋼管の接続方法お
よび接続構造を提供すること。 【解決手段】 並列に複数の鋼管を地中に水平に埋め込
んでパイプルーフを形成するパイプルーフ工法におい
て、前記鋼管が、前記鋼管長さ寸法よりも短い長さ寸法
の継手付小径鋼管2と継手付大径鋼管1とを交互に直列
に順次所定の嵌入接続長Lをもって嵌入されて構成さ
れ、かつ前記各嵌入接続長L部分の継手付小径鋼管外周
面と大径鋼管内周面との隙間Gに充填固化材26が充填
されて、直列に隣り合う前記継手付小径鋼管2と継手付
大径鋼管1とが接合されていることを特徴とする。
Description
押し込みするパイプルーフ工法の施工等に用いる短尺鋼
管の接続方法および接続構造に関するものである。
造物を構築する場合に、並列に複数の鋼管を土中に水平
方向に圧入し、パイプルーフを形成し、その後、パイプ
ルーフの下部を掘削して構造物を構築する間の上部地盤
の変形を抑制する工法として用いられている。
の直列に接続された短尺鋼管により構成する場合、短尺
鋼管相互を鋼管軸方向に直列に接続する場合は、溶接に
より実施されている。しかし、現場溶接は、施工時間が
長くなること、天候などに左右されることなどの課題が
ある。特にパイプルーフ工事では、狭隘な推進立坑内で
接合するために、鋼管長さが短くなり、接合箇所が増え
るために、いっそう施工時間が課題となっている。
て、特開昭64−33313の「鋼管杭継杭方法」およ
び特開平2−104815の「鋼管杭の継杭方法」があ
る。これらは、鋼管杭の接合方法において、いずれも鋼
管杭接続位置の外面もしくは内面に継手管を配置し、鋼
管杭と継手管の間隙に充填固化材を充填し接合する方法
である。この方法では、鋼管杭とは別に継手管および継
手管の支持金物を製造する必要がある。また、2本の鋼
管杭を継手管を介して接続するために、継手管の長さは
継手管と鋼管杭の接続に必要な接続長の2倍の長さが必
要となり、継手管の製造コストが高くなるのに加えて、
充填固化材の量も2倍必要となるため、さらにコストが
高くなることが課題であった。
きの接合方法では、充填固化材の注入方法およびシール
方法が極めて重要となるが、これらの接合方法は、いず
れも鋼管杭の鉛直方向の接合方法であり、横向き接合に
は用いることができない。
156628の「鋼管杭の現場継手工法」記載の方法が
ある。この接合方法は、片方の鋼管杭端部に継手管をあ
らかじめ配置しておき、継手管と鋼管杭の間隙に接着剤
を注入し接合する方法である。この方法では、継手管の
長さを短くすることができるが、継手管を工場であらか
じめ溶着するために加工費が高価であることが課題であ
った。また、この接合方法も鉛直方向の接合方法であ
り、横向きの接合に適用することはできない。
合方法として、特開平6−108776の「パイプルー
フ工法における鋼管杭の接続方法」記載の方法がある。
この接合方法は、接続する鋼管の端部に補助短管をあら
かじめ溶着しておき、さらに補助短管の接続位置に継手
管を配置して、補助短管と継手管の間隙に充填固化材を
充填する方法であり、接続した鋼管の内外面への突出を
抑制し、施工時に鋼管内に挿入するオーガースクリュー
施工の問題を解決する方法である。
造コスト、継手管の仮固定の作業が必要となるため、製
造コストが高くなる。さらに、継手位置の鋼管の板厚を
薄くしているために、継手位置の断面耐力が鋼管一般部
より極端に低下することが課題であり、必要な継手耐力
を発揮するためには、鋼管一般部に必要以上の板厚が必
要となり、鋼管材料費が非常に高くなることが課題であ
った。
続において横向きの接合方法において、充填固化材の充
填方法およびシール方法はいっさい記載されていない。
管を用いないで、短尺の小径鋼管と短尺の大径鋼管とを
用い、例えば、前記両方の鋼管の管端部を簡便な方法に
より接合に適した形状に加工することにより、径の異な
る鋼管相互を容易に接合でき、パイプルーフを低コスト
で施工でき、横向きでの施工性にも優れたパイプルーフ
工法用短尺鋼管の接続方法および接合構造を提供するも
のである。
続方法においては、並列に複数の鋼管を地中に水平に埋
め込んでパイプルーフを形成するパイプルーフ工法にお
いて、前記鋼管が、前記鋼管長さ寸法よりも短い長さ寸
法の小径鋼管と大径鋼管とを交互に直列に順次所定の嵌
入接続長(管相互を接続するために、一方の鋼管に他方
の鋼管を嵌入させる長さ寸法)をもって嵌入されて構成
され、かつ前記各嵌入接続長部分の小径鋼管外周面と大
径鋼管内周面との隙間に充填固化材が充填されて、直列
に隣り合う前記小径鋼管と大径鋼管とが接合されている
ことを特徴とする。
1に記載の短尺鋼管の接続方法において、前記小径鋼管
端部より所定の嵌入接続長離れた位置の鋼管外周面にシ
ール固定リングを設け、かつ前記小径鋼管端部に嵌入さ
れる大径鋼管端部より所定の嵌入接続長離れた位置の鋼
管内周面にシール固定リングを設け、前記各シール固定
リングにシール材をあらかじめ固定したことを特徴とす
る。
項1または2に記載の鋼管の接続方法において、小径鋼
管と大径鋼管の外側に管軸方向に延長する継手が設けら
れ、小径鋼管と大径鋼管とを接合した時に、小径鋼管の
継手と大径鋼管の継手とが直列に連続した継手となるよ
うに、断面ほぼL字状の部材または断面ほぼT字状の部
材を備えた継手とされていることを特徴とする。
請求項1〜3のいずれかに記載の短尺鋼管の接続方法に
おいて、前記の充填固化材は、アクリル系接着剤である
ことを特徴とする。
においては、パイプルーフを形成するために地中に水平
に埋め込まれている鋼管が、前記鋼管長さ寸法よりも短
い長さ寸法の小径鋼管と大径鋼管を交互に直列に所定の
嵌入接続長をもって順次嵌入されて構成され、かつ前記
各嵌入接続長部分の小径鋼管外周面と大径鋼管内周面と
の隙間に充填固化材が充填されて、直列に隣り合う前記
小径鋼管と大径鋼管とが接合されていることを特徴とす
る。
5に記載の短尺鋼管の接続構造において、前記小径鋼管
端部より所定の嵌入接続長離れた位置の鋼管外周面にシ
ール固定リングが設けられ、かつ前記小径鋼管端部に嵌
入される大径鋼管端部より所定の嵌入接続長離れた位置
の鋼管内周面にシール固定リングが設けられ、前記各シ
ール固定リングにシール材が固定されていることを特徴
とする。
項5または6に記載の鋼管の接続構造において、直列に
接続される小径の鋼管と大径の鋼管の各継手が直列に連
続した継手となるように、断面ほぼL字状の部材または
断面ほぼT字状の部材を備えた継手とされていることを
特徴とする。
請求項5〜7のいずれかに記載の短尺鋼管の接続構造に
おいて、前記の充填固化材がアクリル系接着剤であるこ
とを特徴とする。
的に低減でき、従来のように別個に独立した継手管を用
いないので、継手管の加工も不要となる。さらに、短尺
鋼管相互を直接嵌入するため嵌入長さが継手管を用いる
場合の半分の長さですみ、充填固化材の充填区間が短く
なるために、接合コストを飛躍的に低減するとともに、
極めて短時間で短尺鋼管の接合を完了することを可能に
する。
に充填固化材を注入できる接合方法を提供できる。
て、図1〜図11を参照しながら説明する。
発明において使用される比較的短尺の継手付大径鋼管1
と、比較的短尺の継手付小径鋼管2の構成について説明
する。図7は大径鋼管1を示すものであって、比較的短
尺で大径な鋼管本体(または鋼管)3の内側の両端部に
は、鋼管本体3の端部の被嵌入部3aから所定の嵌入接
続長L離れた位置に、ストッパ部材を兼ねたシール固定
リング4が固定され、前記シール固定リング4の鋼管軸
方向の外側には、シール材5が固定されている。前記シ
ール固定リング4は、充填固化材の充填圧力に抵抗する
ために、鋼製であることが望ましい。また、前記シール
材5は密閉性を高めるために、ゴム板等の弾性材料であ
ることが望ましい。
直径方向の一方には、鋼管長手方向全長に渡り、雄継手
6が設けられ、他方には、鋼管長手方向全長に渡り雌継
手7が設けられている。この実施形態では、前記雄継手
6は、一対の鋼製L字状部材8を平行で対称に配置し、
かつ鋼製L字状部材8の一辺9を近接して配置し、他片
10を反対側に位置するように鋼管長手方向に配置する
と共に、前記一辺9からなる脚部基端部を鋼管本体3に
溶接により固定するようにして、雄継手6が構成されて
いる。
部材8を対称に、かつ各鋼製L字状部材の一辺9を間隔
を置いて平行に配置すると共に、他片10を対向して近
接するように鋼管長手方向に配置すると共に、前記一辺
9からなる脚部基端部を鋼管本体3に溶接により固定す
るようにして、雌継手7が構成されている。前記各雄継
手6と、雌継手7における脚部の長さ(半径方向の突出
寸法)は、鋼管本体3に嵌設される後記に説明する小径
鋼管2の雄継手20および雌継手21における脚部より
も短く設定されていて、前記大径鋼管1と小径鋼管2が
直列に接続された時に、各継手付大径鋼管1と継手付小
径鋼管2の雄継手6,20および雌継手7,21の他片
10が半径方向で、同じ位置になるようにされて、継手
付大径鋼管1と継手付小径鋼管2の長手方向に連続した
位置になるように構成されている。
ように、前記大径鋼管1における嵌入接続長部分Lの被
嵌入部3aには、鋼管長手方向に間隔を置くと共に、周
方向に等角度間隔(図示の場合は、90°間隔)をおい
て複数の雌ねじ孔11が設けられ、前記雌ねじ孔11に
は、図3および図5cに示すように、隙間調整用ボルト
13が螺合され、また、継手付大径鋼管1の上部には、
接着剤等の充填固化材確認用透孔14およびこれに接続
する透孔を有するソケットが設けられ(図7b,図5
b)、下部には、一つまたは複数の充填固化材注入孔1
5およびこれに接続する透孔を有する充填固化材供給用
口金16が設けられている。
尺の小径鋼管2の構成について説明する。図8は小径鋼
管2を示すものであって、前記の大径鋼管1の内径より
も若干小さい鋼管外径の比較的短尺の鋼管本体(または
鋼管)17が使用され、その鋼管本体17の両端部に
は、鋼管本体17の端部の挿し込み嵌入部17aから所
定の嵌入接続長L離れた位置に、ストッパ部材を兼ねた
シール固定リング18が固定され、前記シール固定リン
グ18の鋼管軸方向の外側には、シール材19が固定さ
れている。前記の大径鋼管本体3の内径と、小径鋼管本
体17の外径の寸法差は、鋼管の地中への推進時の地盤
との抵抗力を極力小さくするために、充填固化材の充填
性を確保しつつ、できるだけ小さくすることが好まし
い。充填固化材に流動性の高い接着剤などを用いる場合
には、例えば、10mm(半径で5mm)以下にするの
がよく、好ましくは6mm(半径で3mm)程度にする
のが、好ましい。
径方向の一方には、前記各シール固定リング18の鋼管
長手方向の端部に渡り、雄継手20が設けられ、他方に
は、同様に各シール固定リング18の鋼管長手方向の端
部に渡り雌継手21が設けられている。この実施形態で
は、前記雄継手20は、一対の鋼製L字状部材8を対称
に、かつ鋼製L字状部材8の一辺9を近接して配置する
と共に、他片10を反対側になるように鋼管長手方向に
配置すると共に、前記一辺9の脚部基端部を鋼管本体1
7に溶接により固定するようにして、雄継手20が構成
されている。
状部材8を対称に、かつ各鋼製L字状部材8の一辺9を
間隔を置いて平行に配置すると共に、他片10を対向し
て近接するように、かつ雄継手20を嵌入できるよう
に、鋼管長手方向に配置すると共に、前記一辺9の脚部
基端部を鋼管本体17に溶接により固定するようにし
て、雌継手21が構成されている。前記各雄継手20
と、雌継手21における脚部の長さ(半径方向の突出寸
法)は、これに嵌設される前記大径鋼管1の雄継手6お
よび雌継手7における脚部よりも長く設定されていて、
前記のように継手付大径鋼管1と継手付小径鋼管2が直
列に接続された時に、各継手付大径鋼管1と小継手付径
鋼管2の継手(6と20、7と21)の各他片10が横
方向で、同じ位置になるようにされて、鋼管本体3,1
7の長手方向に連続して同じ位置になるように構成され
ている。また、継手付大径鋼管1における雄継手6と継
手付小径鋼管2における雄継手20と、継手付大径鋼管
1における雌継手7と継手付小径鋼管2における雌継手
21の周方向の位置は、同じ位置とされて、これらの各
継手付鋼管1,2を直列に接続したときに、各継手(6
と20および7と21)が連続するように構成されてい
る。
管2とを使用して、パイプルーフを構成する場合につい
て、図9を参照しながら説明する。比較的短尺の継手付
大径鋼管1と継手付小径鋼管2における各鋼管本体3,
17内に配置され、これとほぼ同じ長さの公知のアース
オーガスクリューユニットとを順次接続すると共に、継
手付大径鋼管1と継手付小径鋼管2を交互に接続しなが
ら圧入している状態を示すものであって、図9の状態
は、立坑22内において、先行する継手付大径鋼管1の
後端部に後続の継手付小径鋼管2の先端部を嵌入して、
充填固化材26により接合した後、継手付小径鋼管2の
後端部をアースオーガー推進機23により加圧すると共
に、アースオーガスクリュー31を駆動装置(図示を省
略した)により回転させながら発進側立坑22側に排土
しながらパイプルーフ24を、例えば到達側立坑(図示
を省略した)に向って構築している状態である。
継手付小径鋼管2)の後端部に、継手付小径鋼管2(ま
たは継手付大径鋼管1)を接続する場合には、立坑22
内において、先行する継手付鋼管(1,2)の後端部の
嵌入接続長部分(被嵌入部3aまたは嵌入部17a)
に、後行の継手付鋼管(2,1)の先端部の嵌入接続長
部分(嵌入部17aまたは被嵌入部3a)を嵌合する。
に嵌合される継手付小径鋼管2(または継手付小径鋼管
2に嵌合される継手付大径鋼管1)との周方向の隙間G
をほぼ一定にするために、継手付大径鋼管1の外側の各
雌ねじ孔11に隙間調整用ボルト13を螺合し、各等角
度間隔をおいて設けられている隙間調整用ボルト13を
調整して、継手付大径鋼管1の内周面と、継手付小径鋼
管2の外周面の間隙Gがほぼ一定になるように芯合わせ
する。(図5c参照)
たは小径鋼管1,2相互の接合部の間隙Gに充填固化材
を注入する際には、シールが必要となるが、継手付小径
鋼管2の外面側の環状シール材19は、継手付小径鋼管
2の嵌入後に、別途(図示のように、シール固定リング
18の軸方向の側面にシール材19を固定して、あるい
は図示を省略するが、シール固定リング18の外周面と
大径鋼管本体3の端部にわたるようにこれらの周方向全
面に環状シール材19を固定して)取り付けることも可
能であるが、継手付大径鋼管1の内面側のシール材5
は、継手付小径鋼管2を挿入する時までに設置する必要
がある。
作用させて注入するために、シール材5,19には耐圧
性が求められる。シール材5,19を強固に固定するた
めに、前記実施形態では、継手付大径鋼管1および継手
付小径鋼管2における各環状のシール固定リング4,1
8に固定するように設けていることにより、強固に設置
することができる。
続部(または接合部)25に鋼管軸方向の軸力を作用さ
せることにより効果的にシールをすることができる。継
手付鋼管1,2の接続部に軸力を導入する方法として
は、継手付大径鋼管1または継手付小径鋼管2によって
順次形成されていくパイプルーフ24を推進する推進機
(アースオーガー推進機23)の押圧荷重により鋼管接
続時に軸力を導入することができる。また、後記するよ
うに、各継手付鋼管1,2にエレクションピース(後記
の固定金具27)を取付けておき、前記各エレクション
ピース27相互を近接するように緊張させる長尺ボルト
28の締め付けにより接合部25に均等に軸力を導入す
ることも可能である。充填固化材26を注入する場合
は、図1および図2に概略図として示すように、立坑2
2内において、継手付大径鋼管1の嵌入接続長Lの下部
の充填固化材注入孔15から、圧入装置33によりホー
スおよび口金16を介して充填固化材26を圧入充填
し、前記継手付大径鋼管1の上部嵌入接続長L部分の上
部確認用透孔14まで充填されることにより注入充填を
されたことを確認することができる。
よいが、継手を設ける方が好ましい。一般的に、パイプ
ルーフ工法においては、パイプルーフ24を構成する継
手付鋼管1,2は、図6に示すように、隣接する鋼管本
体3,17を水平方向に連結するために、鋼管表面に継
手を設けた鋼管を用いることが一般的である。この継手
の形状としては、図11(b),(c)に示す実施形態
のように、断面ほぼL型もしくは、T型の鋼材を固定し
て構成した雄継手または雌継手を組み合わせた継手とし
てもよく、あるいは図示を省略するが、スリット付円形
型継手を組み合わせた継手が使用される。通常の継手
は、これらを鋼管表面に溶接で配置し、施工時に先行し
て施工された鋼管の継手をガイドとして嵌合させながら
推進することとなる。前記実施形態の接続部25では、
鋼管径が異なるためにL型およびT型の継手を用いて、
継手付小径鋼管2の継手の脚長と継手付大径鋼管1の継
手の脚長を変化させて、接続時に継手位置が一致するよ
うな継手を配置している。なお、スリット付円形の継手
を使用する場合には、継手付大径鋼管1には小径のスリ
ット付円形型の継手を、また継手付小径鋼管2には、継
手付小径鋼管2と継手付大径鋼管1の外径寸法で半径差
寸法分直径の大なるスリット付円形型継手にすることに
より、同様に適用することもできる。
2との間隙Gに注入する充填固化材26としては、各種
セメント系グラウト剤および各種接着剤が適用可能であ
るが、アクリル系接着剤が好ましい。アクリル系接着剤
とは、アクリル系単量体または、アクリル系単量体を有
する混合物からなる、室温、例えば−10度〜40度で
硬化する接着剤をいい、室温硬化する点で、適宜の重合
開始剤および分解促進剤を併用することが望ましい。ア
クリル系接着剤は、通常のエポキシ系接着剤と比較し
て、硬化時間が短く、短時間で施工できる。なお、硬化
時間とは、間隙に充填してから、鋼管の推進が可能とな
る接着強度発現までの時間をいう。アクリル系接着剤
は、23℃で3〜30分と短い硬化時間で硬化できる。
000cps以下と低く調整でき、またエポキシ系接着
剤のように低温になると急激に増粘することがないた
め、間隙部分Gに十分に接着剤を充填することができ
る。
グ4,18の軸方向の外側にシール材5,19を固定す
るようにしているため、直列に隣り合う継手付小径鋼管
2と継手付大径鋼管1とは、軸方向に直接メタルタッチ
していない。すなわち、接着剤からなる充填固化材26
を介して、圧入力を伝達するようにしている。このよう
に充填固化材26として接着剤を介して軸力を伝達させ
るようにするには、鋼管径にもよるが、継手付大径鋼管
1の内周面と継手付小径鋼管2の外周面の間隙Gを所定
の間隙寸法に管理するとよい。
る場合の一形態について、図3〜図5を参照しながら説
明する。この実施形態では、各継手付鋼管1,2におけ
る嵌入接続長Lより離れた、鋼管本体3,17の中央側
に、各継手付鋼管1,2の周方向に等角度間隔(図示の
場合は、120°間隔)を置いて、ボルト挿通孔を有す
る前記のエレクションピースとしての固定金具27が溶
接により固定され、前記各固定金具27に長尺のボルト
28の軸部を挿通すると共に、軸部先端側に前記固定金
具27の外側において、ナット28aを緊締するように
しても、継手付大径鋼管1と継手付小径鋼管2に軸力を
導入し、シールを確実にすることもできる。
付鋼管1,2の嵌入接続長の部分に充填固化材26を注
入充填させて固化し、継手付鋼管1,2相互を強固に一
体化した後、鋼管本体内部を掘削しながら地中に圧入す
る工程を必要回数行なって、地中32中に図11(a)
に示すような、例えば8本の継手付鋼管1,2からなる
1列のパイプルーフ鋼管29を構築し、このパイプルー
フ鋼管29の継手(6,20と7,21)をガイドとし
て利用して、隣接して順次直列に圧入する継手付鋼管
1,2の継手(7,21と6,20)に,前記パイプル
ーフ鋼管29の継手(6,7と20,21)を嵌合し
て、鋼管内部を掘削しながら地中に圧入し、上下あるい
は左右にパイプルーフ鋼管29による図10に示すよう
な閉鎖された矩形状の鋼管製地下構造体を築造し、その
後、鋼管製地下構造体の内部を開削して、前記鋼管製地
下構造体の内部に鉄筋コンクリート製地下構造物本体
(図示を省略)が築造される。
2の断面形状は、矩形断面等の適宜の中空断面形状であ
ってもよい。
鋼管1,2の端部にシール固定リング4,18を設ける
ように構成し、前記両方の鋼管の管端部を簡便な方法に
より接合に適した形状に加工したが、本発明を実施する
場合、継手付小径鋼管2の先端部に継手付大径鋼管1の
内周面とほぼ同じ外径のシール材を固定して、シール固
定リング4,18を省略してもよく、この場合には、嵌
入接続長Lが確保されるように、各小径鋼管2または大
径鋼管1の端部に、適宜、位置決め用の目印を設けるよ
うにしておくとよい。
と比較して、短時間で鋼管本体の接続が可能である。ま
た、溶接工などの熟練工を必要とせず、安定した品質を
確保できる。さらに、従来の継手と比較して、安価な接
続が可能である。さらに、充填固化材の確実な充填管理
が可能になる。また、施工が容易な簡単で強固な接続構
造とすることができる。
ことにより、施工の工期を短縮するとともに、経済的に
構造物の構築が可能となる。また、メタルタッチをさせ
なくても強固な接続構造とすることができる。
て、直列に接続される継手付小径鋼管の外周面と継手付
大径鋼管の内周面との隙間に、充填固化材を充填してい
る状態を示す縦断側面図、(b)は縦断正面図、(c)
は充填固化材を充填した状態を示す縦断側面図である。
管と継手付大径鋼管の接続状態を示す概略側面図、
(b)は小径鋼管と大径鋼管の端部を示す縦断側面図で
ある。
る場合の一例を示す一部縦断側面図である。
のb−b線断面図、(c)は図3のc−c線断面図、
(d)は図3のd−d線断面図である。
互が継手部を介して連結している状態を示す縦断正面
図、(b)は横方向に平行して隣り合う小径鋼管相互が
継手部を介して連結している状態を示す縦断正面図であ
る。
付大径鋼管の単体を示す側面図、(b)はその正面図で
ある。
付小径鋼管の単体を示す側面図、(b)はその正面図で
ある。
いる状態を示す一部縦断側面図である。
地盤に圧入して、矩形状のパイプルーフを形成した状態
を示す縦断正面図である。
鋼管を交互に直列に接続した状態を示す概略側面図(た
だし、継手は省略した)、(b)は本発明において使用
することができる継手付鋼管の一例を示す正面図、
(c)は本発明において使用することができる継手付鋼
管の他の例を示す正面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 並列に複数の鋼管を地中に水平に埋め込
んでパイプルーフを形成するパイプルーフ工法におい
て、前記鋼管が、前記鋼管長さ寸法よりも短い長さ寸法
の小径鋼管と大径鋼管とを交互に直列に順次所定の嵌入
接続長をもって嵌入されて構成され、かつ前記各嵌入接
続長部分の小径鋼管外周面と大径鋼管内周面との隙間に
充填固化材が充填されて、直列に隣り合う前記小径鋼管
と大径鋼管とが接合されていることを特徴とする短尺鋼
管の接続方法。 - 【請求項2】 前記小径鋼管端部より所定の嵌入接続長
離れた位置の鋼管外周面にシール固定リングを設け、か
つ前記小径鋼管端部に嵌入される大径鋼管端部より所定
の嵌入接続長離れた位置の鋼管内周面にシール固定リン
グを設け、前記各シール固定リングにシール材をあらか
じめ固定したことを特徴とする請求項1に記載の短尺鋼
管の接続方法。 - 【請求項3】 小径鋼管と大径鋼管の外側に管軸方向に
延長する継手が設けられ、小径鋼管と大径鋼管とを接合
した時に、小径鋼管の継手と大径鋼管の継手とが直列に
連続した継手となるように、断面ほぼL字状の部材また
は断面ほぼT字状の部材を備えた継手とされていること
を特徴とする請求項1または2に記載の鋼管の接続方
法。 - 【請求項4】 前記の充填固化材は、アクリル系接着剤
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の短尺鋼管の接続方法。 - 【請求項5】 パイプルーフを形成するために地中に水
平に埋め込まれている鋼管が、前記鋼管長さ寸法よりも
短い長さ寸法の小径鋼管と大径鋼管を交互に直列に所定
の嵌入接続長をもって順次嵌入されて構成され、かつ前
記各嵌入接続長部分の小径鋼管外周面と大径鋼管内周面
との隙間に充填固化材が充填されて、直列に隣り合う前
記小径鋼管と大径鋼管とが接合されていることを特徴と
する短尺鋼管の接続構造。 - 【請求項6】 前記小径鋼管端部より所定の嵌入接続長
離れた位置の鋼管外周面にシール固定リングが設けら
れ、かつ前記小径鋼管端部に嵌入される大径鋼管端部よ
り所定の嵌入接続長離れた位置の鋼管内周面にシール固
定リングが設けられ、前記各シール固定リングにシール
材が固定されていることを特徴とする請求項5に記載の
短尺鋼管の接続構造。 - 【請求項7】 直列に接続される小径の鋼管と大径の鋼
管の各継手が直列に連続した継手となるように、断面ほ
ぼL字状の部材または断面ほぼT字状の部材を備えた継
手とされていることを特徴とする請求項5または6に記
載の鋼管の接続構造。 - 【請求項8】 前記の充填固化材がアクリル系接着剤で
あることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の
短尺鋼管の接続構造。
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