JP2003341887A - クランプシャフト及び巻物の保持方法 - Google Patents

クランプシャフト及び巻物の保持方法

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JP2003341887A JP2002155657A JP2002155657A JP2003341887A JP 2003341887 A JP2003341887 A JP 2003341887A JP 2002155657 A JP2002155657 A JP 2002155657A JP 2002155657 A JP2002155657 A JP 2002155657A JP 2003341887 A JP2003341887 A JP 2003341887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電や装置の故障等により流体の供給が停止
されても、巻物の撓みや芯管の位置ずれを防止できるク
ランプシャフト及び芯管のロック方法を提供する。 【解決手段】 クランプシャフト10は、シャフト本体
11と、中空部12内に駆動シャフト13とを備えてい
る。駆動シャフト13は、シャフト本体11内を軸線方
向に沿って移動可能に配設されている。駆動シャフト1
3がシャフト本体11内を往復運動することで、複数の
ロックピン35は、同シャフト本体11の外周面から出
没し、芯管1をシャフト本体11にロックまたはロック
解除させている。また、駆動シャフト13は、コイルス
プリング32によって、芯管1をシャフト本体11にロ
ックする方向に常時付勢されている。このため、駆動シ
ャフト13は、芯管1をロック解除するときのみ、エア
駆動するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻物等の芯管を固
定するクランプシャフト及びそのクランプシャフトを用
いた巻物の保持方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、錠剤等の包装材として使用され
る樹脂製フィルムやアルミ等の金属製シートは、芯管に
ロール状に巻き取られた状態で、各種装置内のクランプ
シャフトにより固定されている。従来、クランプシャフ
ト80は、図10に示すように、円柱状のシャフト本体
81と、芯管2をシャフト本体81にロックするための
回転ピン82とを備えている。シャフト本体81の外周
面には、断面略三角形の回転ピン収容部83が形成さ
れ、その深さは、円周方向における一方向側が徐々に浅
くなるように設定されている。回転ピン82は、磁力に
よって回転ピン収容部83の内側に吸着している。
【0003】巻物を装置内に固定する際、クランプシャ
フト80は、巻物等の芯管2の内側に挿通される。この
状態で、芯管2またはクランプシャフト80を、図10
に示すA方向にある程度回転させると、回転ピン82が
芯管2の内壁面2aとシャフト本体81の外周面との間
に噛み込むため、芯管2はシャフト本体81にロックさ
れる。ところが、この構成からなるクランプシャフト8
0では、芯管2は、同芯管2またはクランプシャフト8
0を一方向に回転させることでシャフト本体81にロッ
クされるが、他方向に回転させてもロックされない。ま
た、作業者が、手作業により芯管2またはクランプシャ
フト80を回転させるため、回転ピン82が、芯管2と
シャフト本体81との間に都合良く噛み込まないことも
ある。このように、作業のやり直しによる工数の増加
や、芯管2がシャフト本体81に完全にロックされない
等の問題があった。
【0004】そこで、上記した問題点を解決するため
に、特開2001−10790号公報で開示された技術
がある。この公報の技術の場合、図11に示すように、
クランプシャフト90は、円筒状のシャフト本体91内
に、エアが供給されることによって膨張するエアチュー
ブ92と、そのエアチューブ92の膨張によりシャフト
本体91の外周面から突出する複数のロックピン93と
を備えている。この構成からなるクランプシャフト90
では、巻物等の芯管2は、その内壁面2aがシャフト本
体91の外周面から突出した複数のロックピン93によ
り押圧されることで、シャフト本体91にロックされ
る。
【0005】また、第2の解決策として、図12に示す
ようなクランプシャフト100が提案されている。この
クランプシャフト100では、円筒状のシャフト本体1
01内に配置された駆動シャフト102を、インパクト
レンチ等により移動させている。そして、この駆動シャ
フト102がシャフト本体101内を往復移動すること
により、複数のロックピン103をシャフト本体101
の外周面から出没させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−10790号公報で開示された技術では、停電
等によって装置が非常停止した場合、エアの供給が停止
されるため、エアチューブ92内のエア圧が設定値より
も低下する。その結果、クランプシャフト90は、エア
チューブ92内において十分なエア圧を維持できなくな
り、芯管2をシャフト本体91にロックさせることが不
可能となる。その後、装置が復帰し、エアチューブ92
内にエアが供給され、再び芯管2をシャフト本体91に
ロックしたとしても、芯管2に巻き取られた巻物に撓み
が生じたり、芯管2の位置ずれが生じたりする等の問題
があった。この場合、作業者は、装置を正常に再稼動さ
せる前に、巻物の撓みをなくしたり、芯管2を正常な位
置に戻したりする等の煩雑な作業を行っていた。さら
に、エアチューブ92は、合成ゴム等から形成されてい
るため、エア漏れを防止する目的で、定期的に新品のエ
アチューブ92に交換する必要があり、その交換作業が
煩雑であるという問題もあった。
【0007】第2の解決策では、芯管2をシャフト本体
101にロックするとき、駆動シャフト102の端部に
インパクトレンチ等によって強力な力が加えられる。こ
のため、ロックピン103の基端部と駆動シャフト10
2のテーパ部102aとが強く噛み込み、駆動シャフト
102が動かなくなることがあった。この場合、駆動シ
ャフト102を移動させるのに強力な力を必要とするこ
とから、芯管2をシャフト本体101から容易にロック
解除できないという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、停電や装置の故障等
により流体の供給が停止されても、巻物の撓みや芯管の
位置ずれを防止できるクランプシャフト及び芯管のロッ
ク方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、巻物等の芯管内に挿
通される中空状のシャフト本体と、前記シャフト本体に
設けられ、そのシャフト本体の外周面から出没可能なロ
ック部材と、前記シャフト本体内にその軸線方向に沿っ
て設けられ、前記シャフト本体内を往復移動することで
前記ロック部材を出没させる駆動シャフトとを備えるク
ランプシャフトにおいて、前記ロック部材が突出するロ
ック方向に前記駆動シャフトを機械的に常時付勢する付
勢手段と、前記ロック部材が没入するロック解除方向に
前記駆動シャフトを駆動する流体圧シリンダとを備えた
ことをその要旨とする。
【0010】このようにすれば、停電や装置の故障等に
より流体の供給が停止されても、駆動シャフトは、付勢
手段によってロック方向に移動する。駆動シャフトがロ
ック方向に移動することで、シャフト本体の外周面から
ロック部材を突出させることができる。このため、突出
したロック部材によりシャフト本体に対して芯管をロッ
ク保持することができる。よって、装置が再復帰するま
での間、巻物に生じる撓みや芯管の位置ずれ等の発生を
防止することができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記駆動シャフトは、その外周面に
ロック解除方向へ向かうほど縮径された傾斜面を有し、
その傾斜面には、前記ロック部材の基端部に設けられた
転動部材が当接されていることをその要旨とする。
【0012】このようにすれば、駆動シャフトが往復移
動する際、ロック部材の基端部は、転動部材が回転する
ことにより、駆動シャフトの傾斜面に沿って移動可能と
なっている。このため、ロック部材の基端部と駆動シャ
フトの傾斜面とが面接触する場合に比べ、ロック部材の
基端部と駆動シャフトの傾斜面との当接部に生じる摩擦
力を小さくすることができる。従って、ロック部材の基
端部と駆動シャフトの傾斜面との当接部において、噛み
込みの発生を防止することができる。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の発明において、前記ロック部材は、前記シ
ャフト本体に対して着脱可能であることをその要旨とす
る。このようにすれば、交換が必要なロック部材のみを
取り外して、新品のロック部材を装着することができ
る。このため、ロック部材の交換を効率的にかつ簡単に
行うことができる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のうちいずれか1項に記載の発明において、前記ロック
部材は、前記シャフト本体に着脱可能に取り付けられた
ホルダによって突出位置と没入位置との間で移動可能に
保持されており、このホルダには前記ロック部材を没入
方向に付勢する弾性体が設けられていることをその要旨
とする。
【0015】このようにすれば、ホルダをシャフト本体
から取り外すことで、ロック部材の着脱が可能となる。
このため、ロック部材の交換を、より一層効率的にかつ
簡単に行うことができる。また、ロック部材の基端部
は、このロック部材を没入方向に付勢する弾性体によっ
て駆動シャフトの傾斜面に圧接されている。このため、
駆動シャフトを往復移動させることで、ロック部材をシ
ャフト本体の外周面から確実に出没させることができ
る。よって、芯管のロックまたはロック解除を確実に行
うことが可能となる。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記弾性体の弾性力を調節可能なア
ジャスタ機構が設けられていることをその要旨とする。
このようにすれば、芯管の材料や、ロック部材の形状に
応じて、ロック部材を没入させる方向に付勢する付勢力
を調節することができる。このため、アジャスタ機構に
より弾性部材の弾性力を小さくすると、ロック部材の基
端部に設けられた転動部材と、同転動部材と当接する駆
動シャフトの傾斜面との間に生じる磨耗を抑制すること
ができる。従って、転動部材や駆動シャフト等の可動部
材の寿命を延ばすことができる。
【0017】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のうちいずれか1項に記載の発明において、前記付勢手
段の付勢力を調節可能な付勢力調節機構が設けられてい
ることをその要旨とする。
【0018】このようにすれば、駆動シャフトをロック
方向に常時付勢する付勢力を調節することができる。よ
って、ロック部材を突出させる力を調節できることか
ら、ロック部材の芯管に対する接圧力を変更することが
できる。従って、巻物の芯管の材料に合わせて、ロック
部材の接圧力を適宜変更することができる。
【0019】請求項7に記載の発明では、巻物等の芯管
内に挿通されるシャフト本体の外周面からロック部材を
突出させることで前記シャフト本体に対して前記巻物を
ロックし、前記ロック部材を前記シャフト本体内に没入
させることで前記シャフト本体に対して前記巻物をロッ
ク解除するようにした巻物の保持方法において、前記シ
ャフト本体内に前記ロック部材を出没させる駆動シャフ
トを往復動可能に設け、前記巻物をロックするときに
は、前記駆動シャフトを付勢手段による機械的弾性力に
よって移動させ、前記巻物をロック解除するときには、
流体圧シリンダによる流体圧によって前記駆動シャフト
を移動させるようにしたことをその要旨とする。
【0020】この場合、駆動シャフトは、付勢手段によ
る機械的弾性力によってロック方向に移動することによ
り、ロック部材をシャフト本体の外周面から突出させて
いる。また、駆動シャフトは、流体圧シリンダによる流
体圧によってロック解除方向に移動することにより、ロ
ック部材をシャフト本体内に没入させている。このよう
にすれば、停電や装置の故障等により流体の供給が停止
されても、駆動シャフトは、付勢手段の機械的弾性力に
よって、シャフト本体に対して芯管をロック保持するこ
とができる。よって、装置が再復帰するまでの間、巻物
に生じる撓みや芯管の位置ずれ等の発生を防止すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明を
具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0022】図1、図2に示すように、クランプシャフ
ト10は、駆動源により回転駆動するシャフト本体11
と、同シャフト本体11の中空部12に軸線方向に沿っ
て延設された駆動シャフト13とを備えている。シャフ
ト本体11は、ジュラルミン等の合金から形成されてお
り、一端部には有底筒状のカバー16が装着され、他端
部には流体圧シリンダとしてのエアシリンダ14を備え
た固定シャフト15が装着されている。固定シャフト1
5及びカバー16は、シャフト本体11の両端部にボル
ト等の固定部材によって装着されている。
【0023】本実施形態におけるクランプシャフト10
では、シャフト本体11内の駆動シャフト13が、エア
シリンダ14によりエア駆動するようになっている。固
定シャフト15の端部には、シャフト本体11の中空部
12に繋がる空間部を有するシリンダ部17が設けられ
ている。シリンダ部17の内部空間には、駆動シャフト
13の端部が当接または連結されたピストンロッド18
と、シリンダ部17内のエア圧によって駆動するピスト
ン19とが摺動可能に収容されている。シリンダ部17
の内部空間は、このピストン19の存在によって圧力作
用室17aを有している。そして、シリンダ部17の内
奥側に形成されたエア導入路20からエアが圧力作用室
17a内に供給されると、ピストン19は、シリンダ部
17内をその軸線方向に沿って駆動シャフト13側に移
動する。
【0024】ピストン19とシリンダ部17の内奥側側
壁との間にはクッションゴム21が設けられている。ピ
ストン19の外周面には円周方向に沿って溝部22が形
成され、同溝部22の内側にはゴムパッキン23が嵌め
込まれている。このように、ピストン19の外周面とシ
リンダ部17の内側壁との間にゴムパッキン23を介在
させることで、圧力作用室17a内のエアが外部に漏れ
るのを防いでいる。
【0025】駆動シャフト13は、シャフト本体11内
の中心軸に沿って延設されており、駆動シャフト13の
一端部は、内周面に滑り軸受24を備える略円筒状のス
ペーサ25によって支持されている。滑り軸受24のカ
バー16側端部にはCリング26が設けられ、スペーサ
25のカバー16側端部にはCリング27が設けられて
いる。一方、駆動シャフト13の他端部は、固定シャフ
ト15が備えるエアシリンダ14に駆動連結されるとと
もに、シャフト本体11の固定シャフト15側端部に設
けられた滑り軸受28によって支持されている。滑り軸
受28の固定シャフト15側端部にはCリング29が設
けられている。このように、駆動シャフト13は、シャ
フト本体11内を軸線方向に沿って往復移動するとき、
両端部が滑り軸受24,28やCリング26,27,2
9等により支持されることで、シャフト本体11の中心
軸から位置ずれしないようになっている。
【0026】駆動シャフト13の外周面には、その長手
方向に所定の間隔を置いて傾斜面としてのテーパ部30
が形成されている。このテーパ部30の径は、カバー1
6側端から固定シャフト15側に向うほど徐々に縮径さ
れている。駆動シャフト13のカバー16側端部には、
駆動シャフト13を固定シャフト15側に機械的に常時
付勢する付勢手段としてのコイルスプリング32が設け
られている。コイルスプリング32の両端部は、駆動シ
ャフト13のカバー16側のテーパ部30にCリング3
3を介して設けられたバネ受け34aと、スペーサ25
側に設けられたバネ受け34bとによって両支持されて
いる。
【0027】本実施形態におけるクランプシャフト10
は、芯管1をシャフト本体11にロックさせるために、
ロック部材としてのロックピン35を6つ備えている。
ロックピン35は略円柱形状を有しており、略円筒状の
ホルダ36に保持された状態でシャフト本体11に離間
配置されている。6つのロックピン35は、シャフト本
体11の長手方向の2箇所に3つずつ配置されており、
同一円周上に等間隔を置いて設けられている。ロックピ
ン35は、駆動シャフト13のテーパ部30に対応する
ように設けられ、シャフト本体11の同一円周上に12
0度間隔で均等配置されている。このように、複数のロ
ックピン35が均等配置されることで、クランプシャフ
ト10は、芯管1の軸線とシャフト本体11の軸線とを
一致させてロックすることを可能としている。
【0028】図3、図4に示すように、ロックピン35
は、シャフト本体11に着脱可能に取り付けられたホル
ダ36によって突出位置と没入位置との間で移動可能に
保持されている。ホルダ36は、中央に貫通孔37を備
え、ネジ38等の固定部材によりシャフト本体11に固
定されている。ホルダ36は、シャフト本体11の外側
にロックピン35の先端が突出する開口部37aを有
し、シャフト本体11の内側に収容凹部41を有してい
る。この収容凹部41には、ロックピン35の基端部側
に設けられた弾性体としての圧縮バネ39が収容されて
いる。
【0029】ロックピン35は、ピン42と、ピン42
の基端部に螺着されたクランピングスクリュー43とか
ら構成されている。ピン42は、例えば先端に向うほど
外径が縮径された円錐台形状に形成されており、その基
端部には、クランピングスクリュー43が平ワッシャ4
4を介してナット45により締付固定されている。ま
た、ピン42の基端部には、内部にピン42が挿通され
た圧縮バネ39が、収容凹部41の内奥側側壁と平ワッ
シャ44との間に設けられている。ロックピン35は、
圧縮バネ39により、シャフト本体11の外周面から没
入方向に常時付勢されている。尚、ピン42の先端形状
は、円錐台形状に限られるものではなく、例えば、断面
円柱状や円錐形状であってもよい。
【0030】図3に示すように、駆動シャフト13がシ
ャフト本体11内をロック解除方向に移動すると、ロッ
クピン35の基端部はテーパ部30に沿って移動する。
このとき、ロックピン35は、圧縮バネ39の付勢力に
よって、シャフト本体11の中心軸側に移動する。する
と、ロックピン35の先端は、芯管1の内壁面1aから
離間し、ホルダ36の開口部37aからシャフト本体1
1内に没入する。
【0031】図4に示すように、駆動シャフト13がシ
ャフト本体11内をロック方向に移動すると、ロックピ
ン35の基端部はテーパ部30により押圧される。この
とき、ロックピン35は、圧縮バネ39の付勢力に抗し
て、シャフト本体11の外周面側に移動する。すると、
ロックピン35の先端は、ホルダ36の開口部37aか
ら突出し、芯管1の内壁面1aに圧接される。このよう
に、ロックピン35は、駆動シャフト13が往復移動す
ることで、シャフト本体11の外周面から出没可能に設
けられている。
【0032】また、ピン42の基端部に締付固定された
クランピングスクリュー43の先端部には、転動体とし
てのボール46が転動可能に取り付けられている。この
場合、ロックピン35は、ボール46を介して駆動シャ
フト13のテーパ部30に点接触している。このため、
ロックピン35の基端部と駆動シャフト13のテーパ部
30との当接部に生じる摩擦力を小さくできる。
【0033】次に、クランプシャフト10の動作を説明
する。まず、芯管1をロックする場合、駆動シャフト1
3は、シャフト本体11内を図4に示すロック方向に移
動する。すると、ロックピン35は、基端部がテーパ部
30により押圧されることで、シャフト本体11の外周
面側に移動する。このとき、全てのロックピン35が、
シャフト本体11の外周面からほぼ同時に突出する。そ
して、駆動シャフト13がロック位置に移動したとき、
芯管1は、その内壁面1aがロックピン35の先端によ
り圧接されることで、シャフト本体11にロックされ
る。
【0034】図4の状態において、停電や装置の故障等
により、クランプシャフト10にエアの供給が停止され
た場合、駆動シャフト13は、コイルスプリング32の
付勢力によりロック位置に配置されている。このとき、
駆動シャフト13は、テーパ部30を介して、ロックピ
ン35の先端部をシャフト本体11の外周面から突出さ
せている。このため、クランプシャフト10は、芯管1
をシャフト本体11にロックし続けることができる。芯
管1はシャフト本体11にロックされているため、巻き
取られている巻物に撓みが生じたり、芯管1がシャフト
本体11の正規の位置から位置ずれしたりすることはな
い。よって、作業者は、煩雑な作業をすることなく、装
置を復帰させることができる。
【0035】装置を復帰させた後に、芯管1をシャフト
本体11からロック解除する場合、駆動シャフト13
を、図3に示すロック解除方向にエア駆動させる。この
場合、エアが、同エア導入路20を介してシリンダ部1
7内に供給される。シリンダ部17内にエアが供給され
ると、圧力作用室17a内のエア圧が上昇し、ピストン
19が、シリンダ部17内をその軸線方向に沿って駆動
シャフト13側に移動する。このとき、ピストン19
は、ピストンロッド18を介して、駆動シャフト13を
ロック解除方向に駆動させる。すると、ロックピン35
は、基端部がテーパ部30に沿って移動し、圧縮バネ3
9の付勢力によってシャフト本体11内に没入する。そ
して、全てのロックピン35は、その先端部が芯管1の
内壁面1aからほぼ同時に離間する。このため、巻物の
芯管1は、シャフト本体11からロック解除され、クラ
ンプシャフト10から取り外し可能となる。
【0036】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)駆動シャフト13は、コイルスプリング32によ
り、ロック方向に機械的に常時付勢されている。このた
め、停電や装置の故障等により、エアの供給が停止され
ても、駆動シャフト13は、コイルスプリング32の付
勢力によって、ロック位置に配置される。よって、駆動
シャフト13は、ロックピン35の先端部をシャフト本
体11の外周面から突出させることができる。従って、
装置が再復帰するまでの間、芯管1は、シャフト本体1
1の外周面からが突出した複数のロックピン35により
ロックされるため、巻物に生じる撓みや芯管1の位置ず
れ等の発生を防止することができる。
【0037】(2)駆動シャフト13は、コイルスプリ
ング32の付勢力によりロック方向に移動し、エアシリ
ンダ14によりロック解除方向にエア駆動する。この場
合、エアは、駆動シャフト13をエア駆動するロック解
除時のみに供給される。よって、エアの消費量を抑制す
ることができることから、消費電力の低減が達成され
る。
【0038】(3)ピン42の基端部に締付固定された
クランピングスクリュー43の先端部には、ボール46
が取り付けられている。この場合、ロックピン35は、
基端部に取り付けられたボール46を介して駆動シャフ
ト13のテーパ部30に点接触している。このため、ロ
ックピン35の基端部が駆動シャフト13のテーパ部3
0に面接触する場合に比べ、ロックピン35の基端部と
テーパ部30との当接部に生じる摩擦力を小さくするこ
とができる。よって、ロックピン35の基端部とテーパ
部30との当接部において、噛み込みの発生を防止する
ことができる。また、駆動シャフト13をエア駆動させ
るときの駆動力を小さくすることができる。よって、圧
力作用室17a内のエア圧を低く設定できることから、
消費電力の低減がより一層達成される。
【0039】(4)ロックピン35は、圧縮バネ39に
よって、シャフト本体11内に没入する方向に常時付勢
されている。このため、ロックピン35の基端部は、圧
縮バネ39の付勢力によって、駆動シャフト13のテー
パ部30に圧接されている。よって、駆動シャフト13
は、テーパ部30を介して、ロックピン35をシャフト
本体11の外周面から確実に出没させることができる。
従って、芯管1のロックまたはロック解除を確実に行う
ことが可能となる。
【0040】(5)ロックピン35は、シャフト本体1
1にネジ固定されたホルダ36によって保持されてい
る。よって、ホルダ36をシャフト本体11から取り外
すことで、ロックピン35の着脱が可能となる。従っ
て、ロックピン35の交換を、より一層効率的にかつ簡
単に行うことができる。
【0041】(6)芯管1は、同芯管1の内壁面1aが
突出したロックピン35により押圧されることで、シャ
フト本体11にロックされる。このため、芯管1の内壁
面1aが、ロックピン35の先端と擦れることはない。
よって、芯管1が紙製であっても、芯管1の内壁面1a
がロックピン35の先端と擦れて、紙くずが出る等の不
具合を防止することができる。
【0042】[第2実施形態]次に、クランプシャフト
50の第2実施形態を図5に従って説明する。なお、第
2実施形態において第1の実施形態と同一の部分につい
ては同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0043】図5に示すように、ロックピン35の基端
部には、ダブルナット48が螺合されている。ダブルナ
ット48は、ロックピン35の軸線方向に沿って進退可
能に螺合されている。ダブルナット48は、それぞれが
互いに締め付けられることにより、ロックピン35の軸
線上に位置調節可能に固定されている。圧縮バネ39の
弾性力は、ダブルナット48を図5に示す上方に移動さ
せると大きくなり、ダブルナット48を下方に移動させ
ると小さくなる。このように、本実施形態では、ダブル
ナット48を進退させることで、圧縮バネ39の弾性力
を調節可能なアジャスタ機構が構成されている。
【0044】よって、この第2実施形態によれば、第1
実施形態の効果に加え、アジャスタ機構により、圧縮バ
ネ39の弾性力を必要に応じて調節することができる。
つまり、芯管1の材料や、ロックピン35の形状に応じ
て、ロックピン35を没入させる方向に付勢する付勢力
を調節することができる。例えば、ロックピン35と芯
管1との引っ掛かりが大きい場合、圧縮ばね39の弾性
力を大きくすることで、ロックピン35を芯管1の内壁
面1aから速やかに離間させることができる。一方、ロ
ックピン35と芯管1との引っ掛かりが小さい場合、圧
縮ばね39の弾性力を小さくすることにより、ロックピ
ン35の基端部と駆動シャフト13のテーパ部30との
当接部に生じる磨耗を抑制することができる。よって、
ロックピン35の基端部に取り付けられたボール46や
駆動シャフト13等、クランプシャフト10における可
動部材の寿命を延ばすことができる。
【0045】[第3実施形態]次に、クランプシャフト
60の第3実施形態を図6〜図8に従って説明する。な
お、第3実施形態において第1実施形態と同様の部分に
おいては、その詳細な説明を省略する。
【0046】図8(a),(b)に示すように、シャフ
ト本体11の一端部には、一対の係合凹部61が設けら
れている。一方、カバー16のシャフト本体11側端部
には、係合凹部61と対応するように一対の係合凸部6
2が設けられている。また、係合凹部61の内側面には
シャフト本体11の周方向に傾斜した斜面61aが形成
され、係合凸部62の一側面には前記斜面61aと平行
な斜面62aが形成されている。カバー16は、係合凸
部62が係合凹部61に係脱することにより、シャフト
本体11の一端部において着脱可能に装着されている。
【0047】図6、図7に示すように、カバー16に
は、駆動シャフト13の端部が連結されている。駆動シ
ャフト13がロック方向に移動したとき、カバー16
は、シャフト本体11に装着されている。一方、駆動シ
ャフト13がロック解除方向に移動したとき、カバー1
6は、駆動シャフト13により押圧されて、シャフト本
体11から離脱するようになっている。
【0048】停電や装置の故障等によりエアの供給が停
止された場合、芯管1をシャフト本体11からロック解
除するときの動作説明を図6、図7、図8(a),
(b)に従って説明する。
【0049】図6、図8(a)に示すように、停電や装
置の故障等によりエアの供給が停止された場合、駆動シ
ャフト13は、コイルスプリング32の付勢力によっ
て、ロック方向に移動している。このとき、芯管1は、
突出したロックピン35によってシャフト本体11にロ
ックされている。
【0050】図7,図8(b)に示すように、芯管1を
シャフト本体11からロック解除する場合、作業者は、
駆動シャフト13の端部が連結されたカバー16を、シ
ャフト本体11に形成された斜面61aに沿わせなが
ら、コイルスプリング32の付勢力に抗してシャフト本
体11から外す。そして、カバー16を所定量回転させ
ることで、コイルスプリング32によって付勢されてい
るカバー16の係合凸部62を、シャフト本体11の端
面に圧接させている。このようにすれば、エアシリンダ
14を駆動させることなく、カバー16に連結された駆
動シャフト13をロック位置からロック解除位置に移動
させて固定することができる。その結果、停電や装置の
故障等によりエアの供給が停止された場合でも、芯管1
を、手動により、シャフト本体11からロック解除する
ことができる。
【0051】従って、この第3実施形態によれば、停電
や装置の故障等によりエアの供給が停止された場合で
も、芯管1をシャフト本体11から取り外すことがで
き、新しい巻物と交換することができる。また、シャフ
ト本体11に形成された斜面61aに沿ってカバー16
を回動させることで、シャフト本体11からカバー16
を容易に取り外すことができる。このことから、操作性
が向上するとともに操作力も軽減することができる。
【0052】[第4実施形態]次に、クランプシャフト
70の第4実施形態を図9に従って説明する。なお、第
4実施形態において第1実施形態と同様の部分において
は、その詳細な説明を省略する。
【0053】図9に示すように、駆動シャフト13に形
成されたネジ部72のカバー16側端部には、ダブルナ
ット71が螺合されている。ダブルナット71は、駆動
シャフト13の軸線方向に沿って進退可能に螺合されて
いる。ダブルナット71は、それぞれが互いに締め付け
られることにより、駆動シャフト13の軸線上に位置調
節可能に固定されている。コイルスプリング32の付勢
力は、ダブルナット71をエアシリンダ14側に移動さ
せると小さくなり、カバー16側に移動させると大きく
なる。このように、本実施形態では、ダブルナット71
を進退させることで、コイルスプリング32の付勢力を
調節可能な付勢力調節機構が構成されている。
【0054】よって、この第4実施形態によれば、第1
実施形態の効果に加え、付勢力調節機構により、コイル
スプリング32の付勢力を必要に応じて調節することが
できる。このように、コイルスプリング32の付勢力を
ダブルナット71により調節することで、芯管1に対す
るロックピン35の接圧力を、巻物の種類に合わせて適
宜変更することが可能となる。従って、芯管1が紙製で
ある場合に生じる紙くずや、芯管1に巻き取られた巻物
の変形等の不具合をより一層確実に防止することができ
る。
【0055】本発明の実施形態は以下のように変更して
もよい。 ・前記実施形態では、駆動シャフト13を常時付勢する
コイルスプリング32及びロックピン35を常時付勢す
る圧縮バネ39は、いずれもコイルスプリングであっ
た。しかし、コイルスプリング32及び圧縮バネ39
は、コイルスプリング以外の付勢手段であってもよい。
具体的には、板バネ、ゴム、スポンジ等が挙げられる。
【0056】・前記実施形態では、ロックピン35は、
シャフト本体11の長手方向の2箇所に設けられてい
た。しかし、ロックピン35の位置は、シャフト本体1
1の長手方向に3箇所以上設けてもよい。また、シャフ
ト本体11の円周方向において、3つのロックピン35
が均等配置されていた。しかし、シャフト本体11の円
周方向において、2つまたは4つ以上のロックピン35
を均等配置してもよい。また、シャフト本体11に設け
られるロックピン35の数は、6つに限られるものでは
ない。
【0057】・前記実施形態では、ロックピン35の基
端部には、球形状のボール46が回転可能に設けられて
いた。しかし、ロックピン35の基端部には、ボール4
6以外の転動体を設けてもよい。例えば、駆動シャフト
13のテーパ部30に沿って回転するように、円柱形状
の転動体をロックピン35の基端部に設けてもよい。
【0058】・前記実施形態では、駆動シャフト13の
カバー16側端部に、ダブルナット71が螺合されてい
た。この構成以外に、ダブルナット71をスペーサ25
のバネ受け34bに螺合することで、コイルスプリング
32の付勢力調節機構を構成してもよい。
【0059】次に、上記実施形態及び別例によって把握
される技術的思想を以下に列挙する。 (1)ロック部材は、シャフト本体の長手方向及び同シ
ャフト本体の円周上に離間配置されていることを特徴と
する請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のクランプ
シャフト。このようにすることで、芯管をシャフト本体
により一層確実にロックすることが可能となる。
【0060】(2)巻物等の芯管内に挿通される中空状
のシャフト本体と、前記シャフト本体に設けられ、その
シャフト本体の外周面から出没可能なロック部材と、前
記シャフト本体内にその軸線方向に沿って設けられ、前
記シャフト本体内を往復移動することでロック部材を出
没させる駆動シャフトとを備えるクランプシャフトにお
いて、シャフト本体の一端に設けられ、ロック部材が突
出するロック方向に駆動シャフトを機械的に常時付勢す
る付勢手段と、シャフト本体の他端に設けられ、ロック
部材が没入するロック解除方向に駆動シャフトを駆動す
る流体圧シリンダとを備えたことを特徴とするクランプ
シャフト。
【0061】(3)シャフト本体から駆動シャフトを突
出させ、その駆動シャフトの突出部分に駆動シャフトを
ロック位置からロック解除位置に移動させるための手動
操作部材が連結されていることを特徴とする請求項1〜
5のうちいずれか1項に記載のクランプシャフト。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
停電や装置の故障等により流体の供給が停止されても、
巻物の撓みや芯管の位置ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるロック時のクランプシャ
フトの断面図。
【図2】同じくロック解除時のクランプシャフトの断面
図。
【図3】ロック解除時のロックピン周辺の拡大断面図。
【図4】ロック時のロックピン周辺の拡大断面図。
【図5】第2実施形態におけるロック時のロックピン周
辺の拡大断面図。
【図6】第3実施形態におけるロック時のクランプシャ
フトの断面図。
【図7】同じくロック解除時のクランプシャフトの断面
図。
【図8】(a)は同じくロック時のカバー側端部の拡大
斜視図。(b)は同じくロック解除時のカバー側端部の
拡大斜視図。
【図9】第4実施形態におけるクランプシャフトの付勢
力調節機構周辺の拡大断面図。
【図10】従来のクランプシャフトの断面図。
【図11】従来のクランプシャフトの断面図。
【図12】従来のクランプシャフトの断面図。
【符号の説明】
1…芯管、10…クランプシャフト、11…シャフト本
体、13…駆動シャフト、32…コイルスプリング(付
勢手段)、35…ロックピン(ロック部材)、39…圧
縮バネ(弾性体)、46…ボール(転動部材)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻物等の芯管内に挿通される中空状のシ
    ャフト本体と、前記シャフト本体に設けられ、そのシャ
    フト本体の外周面から出没可能なロック部材と、前記シ
    ャフト本体内にその軸線方向に沿って設けられ、前記シ
    ャフト本体内を往復移動することで前記ロック部材を出
    没させる駆動シャフトとを備えるクランプシャフトにお
    いて、 前記ロック部材が突出するロック方向に前記駆動シャフ
    トを機械的に常時付勢する付勢手段と、 前記ロック部材が没入するロック解除方向に前記駆動シ
    ャフトを駆動する流体圧シリンダとを備えたことを特徴
    とするクランプシャフト。
  2. 【請求項2】 前記駆動シャフトは、その外周面にロッ
    ク解除方向へ向かうほど縮径された傾斜面を有し、その
    傾斜面には、前記ロック部材の基端部に設けられた転動
    部材が当接されていることを特徴とする請求項1に記載
    のクランプシャフト。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は、前記シャフト本体に
    対して着脱可能であることを特徴とする請求項1または
    2に記載のクランプシャフト。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材は、前記シャフト本体に
    着脱可能に取り付けられたホルダによって突出位置と没
    入位置との間で移動可能に保持されており、このホルダ
    には前記ロック部材を没入方向に付勢する弾性体が設け
    られていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれ
    か1項に記載のクランプシャフト。
  5. 【請求項5】 前記弾性体の弾性力を調節可能なアジャ
    スタ機構が設けられていることを特徴とする請求項4に
    記載のクランプシャフト。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段の付勢力を調節可能な付勢
    力調節機構が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜5のうちいずれか1項に記載のクランプシャフト。
  7. 【請求項7】 巻物等の芯管内に挿通されるシャフト本
    体の外周面からロック部材を突出させることで前記シャ
    フト本体に対して前記巻物をロックし、前記ロック部材
    を前記シャフト本体内に没入させることで前記シャフト
    本体に対して前記巻物をロック解除するようにした巻物
    の保持方法において、 前記シャフト本体内に前記ロック部材を出没させる駆動
    シャフトを往復動可能に設け、前記巻物をロックすると
    きには、前記駆動シャフトを付勢手段による機械的弾性
    力によって移動させ、前記巻物をロック解除するときに
    は、流体圧シリンダによる流体圧によって前記駆動シャ
    フトを移動させるようにしたことを特徴とする巻物の保
    持方法。
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