JP2003341802A - ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム - Google Patents

ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム

Info

Publication number
JP2003341802A
JP2003341802A JP2002145118A JP2002145118A JP2003341802A JP 2003341802 A JP2003341802 A JP 2003341802A JP 2002145118 A JP2002145118 A JP 2002145118A JP 2002145118 A JP2002145118 A JP 2002145118A JP 2003341802 A JP2003341802 A JP 2003341802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage collection
vehicle
approach
garbage
management center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002145118A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Fukuda
貴子 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2002145118A priority Critical patent/JP2003341802A/ja
Publication of JP2003341802A publication Critical patent/JP2003341802A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地域住民などに、適切なタイミングでゴミ出
しを促すように通知することができるようにする。 【解決手段】 各ゴミ収集車21,22,23,…がゴ
ミ収集地点41,42,43,…に接近すると、管理セ
ンタ30は、スピーカ51,52,53,…を介して付
近の住民にゴミ出しを促す街頭放送で接近を通知する。
通知は、GPSレシーバ37でゴミ収集車21,22,
23,…の現在の車両位置を検知し、ゴミ収集地点4
1,42,43,…からの距離が一定の条件を満たすタ
イミングで行う。管理センタ30は、インターネット7
0上に、サーバ71によって開設するホームページ上で
も、接近状況を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ収集車の接近
をゴミ収集地点の周辺住民に通知してゴミ出しを促すゴ
ミ収集車接近状況通知方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、地方自治体などでは、住民の
家庭などから排出されるゴミを収集して処理することが
重要な任務となっている。一般的なゴミ収集方法では、
複数のゴミ収集地点を予め設定し、予め設定される定期
的なスケジュールでゴミ収集車が各ゴミ収集地点を巡回
するようにしている。各ゴミ収集地点付近の住民は、ゴ
ミ収集車の来訪予定に合わせてが各ゴミ収集地点にゴミ
出しを行う。ゴミ収集車は、各ゴミ収集地点を巡回しな
がら、住民のゴミ出しによって集積されているゴミを回
収し、所定のゴミ処理場などに移送する。
【0003】地方自治体などにとって、ゴミの処理は大
きな負担となっている。処理すべきゴミは、前述のよう
に家庭などから出される一般廃棄物と、企業活動などに
よって生じる産業廃棄物とに分類される。特開平11−
334806号公報には、零細企業やマンションなどか
ら出されるゴミとしての一般事業系廃棄物を収集するゴ
ミ収集車管理システムが開示されている。このシステム
では、一般事業系廃棄物を地方自治体の許可を受けた業
者が回収する際に、ゴミ収集車にGPS(Global Posit
ioning System)による車両位置検知機能を備えさせて
おき、移動体通信でゴミ収集車の現在位置を管理センタ
で把握する。このようなゴミ収集車の現在位置を時系列
的に把握すれば、ゴミ収集車の運行状況を管理すること
ができ、ゴミ収集の対象区域外からもゴミを収集してし
まうような、不適正な事態を防ぐことができるとされて
いる。
【0004】図6は、従来のゴミ収集車運行管理システ
ムの概要を示す。複数のゴミ収集車1,2,3,…の運
行状況は、管理センタに備えられるパーソナルコンピュ
ータ(以下、「パソコン」と略称する)10によって管
理される。管理センタのパソコン10は、パケット通信
端末11を介して、電話回線12に接続される。パケッ
ト通信端末11は、たとえばNTTDoCoMo各社から登録
商標MobileArk として提供されているものを使用する。
各ゴミ収集車1,2,3,…には、電話回線12に無線
電波を介して接続可能な携帯電話機15、制御用のマイ
クロコンピュータ(以下、「マイコン」と略称する)1
6、複数のGPS人工衛星からの電波を受信して現在位
置を検知するGPSレシーバ17およびスピーカ18な
どが備えられる。
【0005】図7は、各ゴミ収集車1,2,3,…側で
行われる処理手順を概略的に示す。ステップa0から手
順を開始し、ステップa1以下の手順を繰返して実行す
る。ステップa1ではGPS電波を受信してGPS情報
を取得しているか否かを判断する。取得しているとき
は、ステップa2で、取得したGPS情報に基づき、車
両の現在位置である車両位置を検出する。ステップa3
では、車両位置に変化があるか否かを判断する。変化が
あれば、ステップa4で変化した車両位置を管理センタ
に通知する。ステップa1でGPS情報を取得していな
いとき、ステップa3で位置変化がないとき、またはス
テップa4が終了すると、ステップa5で管理センタか
らの通信を受信しているか否かを判断する。受信してい
れば、ステップa6で受信した業務指示をスピーカ18
から音声メッセージとして再生する。
【0006】すなわち、車両側は、GPSを用いて車両
位置を把握する。車両位置は、携帯電話機15などの通
信インフラを介して管理センタ側へ送信する。管理セン
タからの業務指示は、音声メッセージでスピーカ18か
ら再生する。ステップa6での音声メッセージ再生の終
了、またはステップa5で管理センタから受信していな
いときは、ステップa1に戻る。
【0007】図8は、管理センタ側で行われる処理手順
を概略的に示す。ステップb0から手順を開始し、ステ
ップb1以下の手順を繰返して実行する。ステップb1
では、車両位置などの車両情報を受信しているか否かを
判断する。受信していれば、ステップb2で管理してい
る各ゴミ収集車1,2,3,…についての車両情報を更
新する。ステップb1で車両情報を受信していないと
き、またはステップb2が終了すると、ステップb3で
車両への通知が有るか否かを判断する。通知が有るとき
は、ステップb4で通知をゴミ収集車1,2,3,…に
電話回線12を介して送信する。ステップb3で車両へ
の通知がないと判断するとき、またはステップb4が終
了すると、ステップb5に移る。このように、ステップ
b1〜ステップb4では、管理センタは各ゴミ収集車
1,2,3,…との間で通信処理を行う。
【0008】次にステップb5で、ステップb1で受信
した車両情報に変化があるか否かを判断する。変化があ
れば、ステップb6で管理車両の表示を更新する。ステ
ップb5で変化がないとき、またはステップb6の表示
更新が終了すると、ステップb1に戻る。このように、
ステップb5およびステップb6では、各ゴミ収集車
1,2,3,…の車両位置を把握するための表示画面処
理を、主として表示更新で行う。
【0009】すなわち、管理センタ側は、パソコン10
にパケット通信端末11を接続し、電話回線12を介し
て、各ゴミ収集車1,2,3,…に業務指示を送信す
る。各ゴミ収集車1,2,3,…空の車両位置は、パソ
コン10のディスプレイ画面による地図表示に車両マー
クで表示する。このような車両位置の把握によれば、業
務の動態は、地図上での車両の位置の変化状態から判断
することができる。たとえば、あるゴミ収集地点に向っ
て移動していれば、ゴミ収集地点に接近中であることが
判る。また、そのゴミ収集地点で停止していれば、ゴミ
の回収中であることが判る。そのゴミ収集地点から離れ
れば、ゴミの回収が終り、次の目的地へ移動中であるこ
とが判る。さらに、ゴミ収集地点以外の位置に停止して
いるときは、ゴミの回収以外の理由であることが判る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般家庭などから排気
するゴミには、生ゴミなどが含まれるので、ゴミ収集地
点に長時間放置しておくと、ゴミから悪臭が発生した
り、野良猫・カラス等がゴミを荒して増殖するなど、地
域環境を悪化させてしまう。このため、住民もゴミ収集
車1,2,3,…の到着に合わせてゴミ出しを行うよう
に協力しなければならない。しかし、ゴミ収集車1,
2,3,…の収集時刻は、日によって異なる場合があ
る。また、交通渋滞などで予定から遅れたり、交通渋滞
を見込んで早めに移動したら、交通渋滞がなく、予定よ
りも早く巡回してしまうなど、必ずしも予定の収集時刻
が守られるとは限らない。このため、地域住民は、早め
にゴミ出しを行ったり、ゴミ収集車1,2,3,…が早
く到着したときはゴミ出しを行うことができず、次のゴ
ミ出しまでゴミを保管するしかないという不便を強いら
れることになる。
【0011】図6に示すようなゴミ収集車運行管理シス
テムで、ゴミ収集車1,2,3,…の車両位置を管理セ
ンタで把握して、交通渋滞などの情報も収集して適切な
指示を出せば、収集時刻の遅れ小さくすることができる
可能性はある。しかし、交通渋滞などの情報を収集する
だけでは、ゴミ収集地点で交通渋滞が生じているときな
ど、有効な回避策を採ることができない。ゴミ収集車
1,2,3,…の運行を決められた時間通りに行うこと
ができない以上、ゴミ出しを行う地域住民に対して、ゴ
ミ収集車1,2,3,…の接近を、ゴミ出しに間に合う
ように通知する必要がある。
【0012】車両などの移動体にGPSなどの位置検知
機を搭載して、所定位置に接近すると何らかの通知を行
う考え方は、特開平7−78298号公報、特開平7−
160999号公報、特開平9−35192号公報、特
開平9−24566号公報、および特開2001−60
91号公報などに開示されている。特開平7−7829
8号公報には、観光バス等において、観光案内の対象物
に近づくと、車内に観光案内を行う移動体案内装置が開
示されている。特開平7−160999号公報には、車
両位置を検出し、所定位置にあるときに次のバス停を案
内するワンマンバスの車内自動案内システムが開示され
ている。特開平9−35192号公報には、宅配便など
の配達車が配達先から一定距離以内に接近すると、自動
的に配達先に電話を掛ける配達ナビゲーション装置が開
示されている。特開平9−24566号公報には、バス
や電車などの移動体が通過する店舗などの広告を、通過
に合わせて行う移動体広告システムが開示されている。
特開2001−6091号公報、バスや電車のような交
通機関の現在位置に基づき、到着予定時刻を案内する技
術が開示されている。また、本件出願人は、特願200
1−62544号として、自動車運転操作技術を教習す
るための教習車で、教習の進行状況に応じて案内すべき
走行ルートを抽出する教習用ナビゲーション装置を提案
している。
【0013】しかしながら、これらの先行技術は、地域
住民にゴミ出しを適切なタイミングで促すように通知す
るように適用することはできない。特開平9−3519
2号公報の先行技術を除いて、通知や案内の対象が移動
体の搭乗者などであり、特開平9−35192号公報の
先行技術では、個々の地域住民に電話を掛けなくては成
らないからである。
【0014】本発明の目的は、地域住民などに、適切な
タイミングでゴミ出しを促すように通知することができ
るゴミ収集車接近状況通知方法およびシステムを提供す
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定めるゴ
ミ収集地点を巡回するゴミ収集車に、車両位置検知機能
と管理センタへの通信機能とを備えさせておき、管理セ
ンタは、ゴミ収集車との間で通信を行って、車両位置を
把握しながら運行管理を行い、ゴミ収集車が該ゴミ収集
地点に接近すると、管理センタから該ゴミ収集地点付近
の住民へ通知してゴミ出しを促すことを特徴とするゴミ
収集車接近情報通知方法である。
【0016】本発明に従えば、ゴミ収集車は、予め定め
るゴミ収集地点を巡回しながら、車両位置検知機能で車
両位置を検知し、通信機能で車両位置を管理センタに通
信する。管理センタは、ゴミ収集車の車両位置を通信に
よって把握し、ゴミ収集車がゴミ収集地点に接近する
と、管理センタからそのゴミ収集地点付近の住民へ通知
してゴミ出しを促す。ゴミ収集地点付近の住民は、ゴミ
収集車がゴミ収集地点に到着する前に接近を知ることが
でき、通知を受けてからゴミ収集地点にゴミ出しを行う
ことができるので、適切なタイミングでゴミ出しを行
い、ゴミ収集が円滑に行われるように協力することがで
きる。
【0017】また本発明で、前記ゴミ収集地点付近の住
民への通知は、該ゴミ収集地点付近での街頭放送、また
は集合住宅での館内放送のうちの少なくともいずれかを
含む音響出力によって行うことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、ゴミ収集地点付近の住民
への通知を、該ゴミ収集地点付近での街頭放送、または
集合住宅での館内放送のうちの少なくともいずれかを含
む音響出力によって行うので、住民に電話を掛けるよう
な手間が不要で、効率良くゴミ収集車の接近を通知する
ことができる。
【0019】また本発明で、前記ゴミ収集地点付近の住
民への通知は、該ゴミ収集地点に対応する地域の住所を
有する住民に対し、ゴミ収集地点やそれに対応する地域
情報について行うことを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、ゴミ収集地点やそれに対
応する地域情報について、そのゴミ収集地点に対応する
地域の住所を有する住民に通知するので、住民がゴミ出
しを行うゴミ収集地点を間違えないように情報を通知す
ることができる。
【0021】さらに本発明は、予め定めるゴミ収集地点
を巡回するゴミ収集車と、ゴミ収集車の運行管理を行う
管理センタとで形成するゴミ収集車接近状況通知システ
ムであって、ゴミ収集車は、現在位置を検知する車両位
置検知手段と、ゴミ収集に関する動態と、車両位置検知
手段によって検知される現在位置とを管理センタへ通信
する車両側通信手段とを備え、管理センタは、ゴミ収集
車の車両側通信手段との間で通信を行うセンタ側通信手
段と、センタ側通信手段を介してゴミ収集車から得られ
る情報に基づいて、ゴミ収集車が該ゴミ収集地点に接近
するときに、該ゴミ収集地点付近の住民へ通知してゴミ
出しを促す接近通知手段とを備えることを特徴とするゴ
ミ収集車接近状況通知システムである。
【0022】本発明に従えば、予め定めるゴミ収集地点
を巡回するゴミ収集車と、ゴミ収集者の運行管理を行う
管理センタとでゴミ収集車接近状況通知システムを形成
する。ゴミ収集車は、現在位置を検知する車両位置検知
手段と、ゴミ収集に関する動態と、車両位置検知手段に
よって検知される現在位置とを管理センタへ通信する車
両側通信手段とを備える。管理センタは、ゴミ収集車の
車両側通信手段との間で通信を行うセンタ側通信手段
と、センタ側通信手段を介してゴミ収集車から得られる
情報に基づいて、ゴミ収集車がゴミ収集地点に接近する
ときに、ゴミ収集地点付近の住民へ通知してゴミ出しを
促す接近通知手段とを備える。管理センタがゴミ収集車
の車両位置を把握しながら運行管理を行い、ゴミ収集車
がゴミ収集地点に接近するときに、ゴミ収集地点付近の
住民へ通知してゴミ出しを促す接近通知手段を備えてい
るので、ゴミ収集地点へのゴミ出しを適切なタイミング
で行うことができるように、住民などへの通知を行うこ
とができる。
【0023】また本発明で、前記管理センタは、前記セ
ンタ側通信手段によって取得される前記ゴミ収集車の車
両位置と動態とを把握しながら運行管理を行う運行管理
手段をさらに備え、前記接近通知手段は、運行管理手段
によって把握されるゴミ収集車の車両位置が該ゴミ収集
地点に対して、予め定める接近条件を満たしているか否
かを判断し、該接近条件が満たされていると判断される
ときに、前記住民への通知を行うことを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、管理センタ側でゴミ収集
地点付近の住民への通知を行うゴミ収集車の接近条件を
予め設定しておき、ゴミ収集車のゴミ収集地点への接近
がその条件を満たすときに住民への通知を行うので、ゴ
ミ収集の範囲などに合わせて、適切なタイミングで通知
を行うようにすることができる。ゴミ収集車のゴミ収集
地点への接近は、必ずしも直線距離のみではなく、ゴミ
収集車の収集ルートに沿った距離として設定しておくこ
ともできる。
【0025】また本発明で、前記ゴミ収集車は、前記車
両位置検知手段によって検知される現在位置が前記ゴミ
収集地点に対して、予め定める接近条件を満たしている
か否かを判断し、該接近条件が満たされていると判断さ
れるときに、前記車両側通信手段を介して前記管理セン
タに通知を行う接近判断手段をさらに備え、前記管理セ
ンタに備えられる接近通知手段は、該接近判断手段から
の通知に基づいて、前記住民への通知を行うことを特徴
とする。
【0026】本発明に従えば、ゴミ収集車がゴミ収集地
点への接近で通知を行う条件を満たしているか否かを判
断し、通知を行う接近条件が満たされていると判断され
るときに、管理センタから住民に通知が行われるので、
ゴミ収集車毎の判断に基づく適切なタイミングで通知を
行うことができる。
【0027】また本発明で、前記ゴミ収集車は、前記ゴ
ミ収集地点の位置情報が予め記録される記録手段を備え
るか、または該位置情報を、前記車両側通信手段を介し
て前記管理センタから取得し、前記接近判断手段は、該
位置情報と前記車両位置検知手段によって検知される現
在位置とを比較して、前記接近条件の判断を行うことを
特徴とする。
【0028】本発明に従えば、ゴミ収集地点の位置情報
を、予め記録媒体などのゴミ収集車が備える記録手段に
記録しておくか、管理センタから通信で取得するので、
巡回途中で接近するゴミ収集地点への距離などを正確に
判断することができる。
【0029】また本発明で、前記管理センタに備えられ
る接近通知手段は、前記ゴミ収集車のゴミ収集地点への
接近情報を、前記ゴミ収集車との通信に基づいて更新し
ながら、前記住民が情報通信ネットワークを介するアク
セスで閲覧可能なように提供することを特徴とする。
【0030】本発明に従えば、インターネットなどの情
報通信ネットワークを介して、ゴミ収集地点へのゴミ収
集車の接近情報を、住民はいつでも閲覧することがで
き、接近情報は管理センタとゴミ収集車との通信に基づ
いて更新されるので、住民は接近通知を受ける前にゴミ
出しの準備をしておくことができる。
【0031】また本発明で、前記管理センタに備えられ
る接近通知手段は、前記ゴミ収集車のゴミ収集地点への
接近情報を、前記ゴミ収集車との通信に基づいて更新し
ながら、前記住民に対して、ケーブルテレビジョン網を
含む有線ネットワークを用いて閲覧可能なように提供す
ることを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、ケーブルテレビジョン網
等の有線ネットワークのシステムを用いて、ゴミ収集地
点へのゴミ収集車の接近情報を、住民はいつでも閲覧す
ることができ、接近情報は管理センタとゴミ収集車との
通信に基づいて更新されるので、住民は接近通知を受け
る前にゴミ出しの準備をしておくことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるゴミ収集車接近状況通知システムの概略的な構成を
示す。複数のゴミ収集車21,22,23,…の運行状
況は、管理センタ30に備えられるパソコン31によっ
て管理される。管理センタ30のパソコン31は、パケ
ット通信端末32を介して、電話回線33に接続され
る。各ゴミ収集車21,22,23,…には、電話回線
33に無線電波を介して接続可能な携帯電話機35、制
御用のマイコン36、複数のGPS人工衛星からの電波
を受信して現在位置を検知するGPSレシーバ37およ
びスピーカ38などが、車両端末として備えられる。こ
のような運行管理のための構成は、基本的に図6に示す
運行管理システムと同様である。本実施形態では、各ゴ
ミ収集車21,22,23,…側の車両端末には、動態
などに関連する情報を入力するためのキー39も備えら
れる。
【0034】本実施形態の管理センタ30は、ゴミ収集
車21,22,23,…が巡回するゴミ収集地点41,
42,43,…毎に、街頭放送用のスピーカ51,5
2,53,…,や表示装置61,62,63,…を設置
しておき、ゴミ収集車21,22,23,…の接近状況
を付近の住民に知らせる。表示装置61,62,63,
…には、接近状況ばかりではなく、今後の収集予定や、
収集を終了した時刻などを表示し、住民の参考になる情
報として提供する。同様な情報は、インターネット70
などの情報通信ネットワークに接続されるサーバ71か
ら、住民がいつでも閲覧可能なホームページ情報として
提供する。また、ケーブルテレビジョン網などを利用し
て閲覧可能な情報としても提供する。なお、管理センタ
30とスピーカ51,52,53,…や表示装置61,
62,63,…との接続も、電話回線33を介して行う
ことができる。
【0035】図2は、各ゴミ収集車21,22,23,
…側で行われる処理手順を概略的に示す。ステップc0
から手順を開始し、ステップc1以下の手順を繰返して
実行する。ステップc1ではGPSレシーバ37によっ
て、GPS人工衛星からの電波を受信して、位置検出の
ために必要なGPS情報を取得しているか否かを判断す
る。取得しているときは、ステップc2で、取得したG
PS情報に基づき、車両の現在位置である車両位置を検
出する。ステップc3では、ゴミ収集車21,22,2
3,…の動態変更を示すキー39への入力操作の有無を
判断する。キー39は、たとえば次のゴミ収集地点への
移動中、ゴミ収集地点での収集作業中、収集したゴミを
処理施設などに運搬している運搬中、あるいは、収集の
ための車両整備などの準備中等をワンタッチで操作可能
なように設けておく。キー入力が有ると判断されるとき
は、ステップc4で動態情報を変化させる。
【0036】ステップc4が終了し、またはステップc
3でキー入力がないと判断される時は、ステップc5で
車両位置や動態に変化が有るか否かを判断する。変化が
あれば、ステップc6で変化した車両位置や動態を管理
センタ30に通知する。ゴミ収集車21,22,23,
…が走行中であれば、車両位置は変化する。この変化を
通知する際に、走行速度などの走行に関する情報も通知
することができる。ステップc6が終了し、または、ス
テップc5で車両位置や動態の変化がないと判断すると
き、ステップc7で管理センタ30からの通信を受信し
ているか否かを判断する。受信していれば、ステップc
8で受信した業務指示をスピーカ38から音声メッセー
ジとして再生する。
【0037】ステップc8が終了し、またはステップc
7で管理センタ30からの通信を受信していないと判断
するときは、ステップc9で管理センタ30から巡回予
定の収集地点41,42,43,…についての位置情報
を受信しているか否かを判断する。受信しているとき
は、ステップc10でマイコン36内のメモリに受信し
た位置情報を記憶する。ゴミ収集地点41,42,4
3,…の位置情報は、予めCD−ROM、DVD−RO
M、MDなどの記録媒体や、マイコン36内のメモリな
どの記録装置に記録しておくこともできる。
【0038】ステップc10が終了し、またはステップ
c9でゴミ収集地点41,42,43,…の位置情報を
受信していないときは、ステップc11でメモリに記録
されている次のゴミ収集地点の位置情報と、GPSレシ
ーバ37によって取得されるGPS情報から得られる車
両位置とに基づいて、車両位置がゴミ収集地点から一定
の接近条件を条件を満たしているか否かを判断する。条
件を満たしていると判断されるときは、ステップc12
でゴミ収集地点への接近を管理センタ30に通知する。
ステップc12が終了し、またはステップc11で円内
に入っていないと判断するときは、ステップc1に戻
る。
【0039】図3は、接近条件の判断についての考え方
を示す。ゴミ収集車21が図に示すような位置関係にあ
るゴミ収集地点41,42を巡回する場合、ゴミ収集地
点41の後でゴミ収集地点42に至る時点は、収集ルー
ト21a,21bによって異なる。ゴミ収集車21から
距離r以内の円内に入ることを接近判断の条件とする
と、ゴミ収集地点42については、収集ルート21aの
場合、ステップc1以下の手順を繰返す間に、同一の円
内に何回も入る可能性がある。このため、通知を行うの
は、1回目だけとする。ただし、収集ルート21bの場
合は、いったん円内に入っても、途中で円外に出るの
で、2回目に円内に入ることを接近判断の条件としなけ
ればならない。そこで、ゴミ収集車21のゴミ収集地点
41,42への接近条件は、収集ルート21a,21b
上の距離で判断する方が判り易い判断を行うことができ
る。
【0040】すなわち、各ゴミ収集車21,22,2
3,…側は、ゴミ収集地点を巡回する際に、車両位置検
知手段であるGPSレシーバ37で現在位置を検知し、
車両側通信手段である携帯電話機35で、ゴミ収集に関
する動態と、現在位置とを管理センタ30へ通信する。
【0041】また各ゴミ収集車21,22,23,…に
搭載されるマイコン36は、GPSレシーバ37によっ
て検知される現在位置が次のゴミ収集地点に対して、予
め定める接近条件として、たとえば前述のような距離の
条件を満たしているか否かを判断し、その接近条件が満
たされていると判断されるときに、携帯電話機35を介
して管理センタ30に通知を行う接近判断手段として機
能する。これによって、ゴミ収集車21,22,23,
…毎の判断に基づく適切なタイミングで通知を行うこと
ができる。
【0042】またゴミ収集車21,22,23,…は、
ゴミ収集地点41,42,43,…の位置情報が予め記
録される記録手段を備えるか、またはその位置情報を、
携帯電話機35を介して管理センタ30から取得する。
各ゴミ収集車21,22,23,…では、巡回途中で接
近するミ収集地点41,42,43,…への距離などを
正確に判断することができる。
【0043】なお、各ゴミ収集車21,22,23,…
は、車両位置を推測航法やマップマッチングで検知した
り、これらとGPSとを併用して検知することもでき
る。さらに、住居表示の番地や、道路名称、建物名称な
どで管理センタ30に通知し、管理センタ30で車両位
置を特定するようにすることもできる。
【0044】図4は、管理センタ30側で行われる処理
手順を概略的に示す。ステップd0から手順を開始し、
ステップd1以下の手順を繰返して実行する。ステップ
d1では、車両位置などの車両情報を受信しているか否
かを判断する。受信していれば、ステップd2で運行を
管理している各ゴミ収集車21,22,23,…につい
ての車両情報を更新する。ステップd1で車両情報を受
信していないとき、またはステップd2が終了すると、
ステップd3で車両への通知が有るか否かを判断する。
通知が有るときは、ステップd4で通知をゴミ収集車2
1,22,23,…に車両側通信手段であるパケット通
信端末32と、電話回線33とを介して送信する。ステ
ップd3で車両への通知がないと判断するとき、または
ステップd4が終了すると、ステップd5に移る。この
ように、ステップd1〜ステップd4では、管理センタ
30は各ゴミ収集車21,22,23,…との間で通信
処理を行う。
【0045】次にステップd5で、ステップd1で受信
した車両情報に変化があるか否かを判断する。変化があ
れば、ステップd6で管理車両の表示を更新する。ステ
ップd6の表示更新が終了すると、ステップd7でゴミ
収集車21,22,23,…から収集地点付近との通知
を受信しているか否かを判断する。図2のステップc1
2で通知がなされれば、ステップd7でその通知が受信
される。通知が受信されるときは、ステップd8で、ゴ
ミ収集車21,22,23,…が接近しているゴミ収集
地点41,42,43,…付近に設けてあるスピーカ5
1,52,53,…や表示装置61,62,63,…で
接近通知を行う。なお、ゴミ収集地点41,42,4
3,…が接近していれば、複数箇所をまとめて通知する
こともできる。また、インターネット70から閲覧可能
なホームページの情報も更新する。さらに、ケーブルテ
レビジョン網への情報も更新する。
【0046】ステップd8が終了し、またはステップd
5で車両情報に変化がないとき、またはステップd7で
収集地点付近との通知を受信しないときは、ステップd
9でパソコン31へのキー操作が有るか否かを判断す
る。キー操作有りと判断するときは、ステップd10で
管理車両への指示や、収集地点情報通知を行う。ステッ
プd10が終了し、またはステップd9でキー操作がな
いときは、ステップd1に戻る。このように、ステップ
d5〜ステップd10では、各ゴミ収集車21,22,
23,…の車両位置を把握して運行を管理し、住民への
通知のための表示画面処理を、操作や表示更新で行う。
【0047】すなわち、管理センタ30側は、センタ側
通信手段であるパケット通信端末32を介してゴミ収集
車21,22,23,…の携帯電話機35との間で通信
を行う。パソコン31は、通信を介してゴミ収集車2
1,22,23,…から得られる情報に基づいて、ゴミ
収集車21,22,23,…がゴミ収集地点41,4
2,43,…に接近するときに、その付近の住民へ通知
してゴミ出しを促す接近通知手段として機能する。管理
センタ30がゴミ収集車21,22,23,…の車両位
置を把握しながら運行管理を行い、ゴミ収集車21,2
2,23,…がゴミ収集地点41,42,43,…に接
近するときに、ゴミ収集地点41,42,43,…付近
の住民へ通知してゴミ出しを促すので、ゴミ収集地点4
1,42,43,…へのゴミ出しを適切なタイミングで
行うことができるように、住民などへの通知を行うこと
ができる。ゴミ収集地点41,42,43,…付近の住
民は、ゴミ収集車21,22,23,…がゴミ収集地点
41,42,43,…に到着する前に接近を知ることが
でき、通知を受けてからゴミ収集地点41,42,4
3,…にゴミ出しを行うことができるので、適切なタイ
ミングでゴミ出しを行い、ゴミ収集が円滑に行われるよ
うに協力することができる。
【0048】なお、ゴミ収集地点41,42,43,…
付近の住民への通知は、ゴミ収集地点41,42,4
3,…付近に設置されているスピーカ51,52,5
3,…での街頭放送で行うばかりではなく、団地、マン
ション、アパートなどの集合住宅では、館内放送などを
利用することができる。ゴミ収集地点41,42,4
3,…付近の住民への通知を、そのゴミ収集地点41,
42,43,…付近での街頭放送、または集合住宅での
館内放送のうちの少なくともいずれかを含む音響出力に
よって行うので、住民に電話を掛けるような手間が不要
で、効率良くゴミ収集車21,22,23,…の接近を
通知することができる。
【0049】さらに、ゴミ収集地点41,42,43,
…毎に、ゴミ出しを行う地域が番地などの住所で決めら
れているような場合は、その地域の住民に電話などで通
知するようにすることもできる。このような住民への通
知で、ゴミ出しを行うゴミ収集地点41,42,43,
…の間違いを避けて、円滑なゴミ収集を行うことができ
る。
【0050】図5は、管理センタ30で、パソコン31
を、そのディスプレイ画面に、各ゴミ収集車21,2
2,23,…の車両位置と動態とを表示して、車両位置
と動態とを把握しながら運行管理を行う運行管理手段と
して機能させている状態を示す。各ゴミ収集車21、2
2,23,…の位置は、地図上に車両マーク81,8
2,83,…でそれぞれ表示され、動態名称91,9
2,93,…も表示される。地図80上の車両マーク8
1,82,83,…とゴミ収集地点41,42,43,
…との位置関係で、接近状態等を容易に把握することが
できる。
【0051】なお、住民への通知は、各ゴミ収集車2
1,22,23,…で条件を判断するばかりではなく、
管理センタ30側で判断して行うこともできる。すなわ
ち、接近通知手段としてのパソコン31は、運行管理手
段としての機能によって把握されるゴミ収集車21,2
2,23,…の車両位置がゴミ収集地点41,42,4
3,…に対して、予め定める接近条件を満たしているか
否かを判断し、その接近条件が満たされていると判断さ
れるときに、スピーカ51,52,53,…や表示装置
61,62,63,…を介して住民への通知を行うこと
もできる。
【0052】本発明に従えば、管理センタ側でゴミ収集
地点付近の住民への通知を行うゴミ収集車の接近条件を
予め設定しておき、ゴミ収集車のゴミ収集地点への接近
がその条件を満たすときに住民への通知を行うので、ゴ
ミ収集の範囲などに合わせて、適切なタイミングで通知
を行うようにすることができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ゴミ収集
車と管理センタとの通信に基づき、ゴミ収集車がゴミ収
集地点に接近すると、管理センタからそのゴミ収集地点
付近の住民へ通知するので、ゴミ収集地点付近の住民
は、ゴミ収集車がゴミ収集地点に到着する前に接近を知
ることができ、通知を受けてから、適切なタイミングで
ゴミ出しを行うことができる。
【0054】また本発明によれば、ゴミ収集地点付近の
住民への通知や、それに対する地域の情報の通知を、街
頭放送や集合住宅での館内放送で行うので、効率良くゴ
ミ収集車の接近を通知することができる。
【0055】また本発明によれば、ゴミ収集地点やそれ
に対応する地域情報について、そのゴミ収集地点に対応
する地域の住民がゴミ出しを行うゴミ収集地点を間違え
ないように、通知を行うことができる。
【0056】さらに本発明によれば、予め定めるゴミ収
集地点を巡回するゴミ収集車と、ゴミ収集車の運行管理
を行う管理センタとでゴミ収集車接近状況通知システム
を形成し、管理センタは、ゴミ収集車の車両位置を把握
しながら運行管理を行い、ゴミ収集車がゴミ収集地点に
接近するときに、ゴミ収集地点付近の住民へ通知してゴ
ミ出しを促す接近通知手段を備えているので、ゴミ集中
地点へのゴミ出しを適切なタイミングで行うことができ
る。
【0057】また本発明によれば、管理センタ側でゴミ
収集車のゴミ収集地点への接近が予め定める条件を満た
すときに住民への通知を行うので、ゴミ収集の範囲など
に合わせて、適切なタイミングで通知を行うようにする
ことができる。
【0058】また本発明によれば、ゴミ収集車側でゴミ
収集地点への接近で通知を行う条件を満たしていると判
断するときに、管理センタから住民に通知が行われるの
で、ゴミ収集車毎の判断に基づく適切なタイミングで通
知を行うことができる。
【0059】また本発明によれば、ゴミ収集地点の位置
情報は、記録手段に記録しておくか、管理センタから通
信で取得するので、ゴミ収集地点の位置とゴミ収集車の
車両位置とに基づいて、距離などを正確に判断すること
ができる。
【0060】また本発明によれば、インターネットなど
の情報通信ネットワークを介して、住民が閲覧可能なゴ
ミ収集地点へのゴミ収集車の接近情報は、管理センタと
ゴミ収集車との通信に基づいて更新されるので、住民は
接近通知を受ける前にゴミ出しの準備をしておくことが
できる。
【0061】また本発明によれば、ケーブルテレビジョ
ン網等の有線ネットワークのシステムを用いも、ゴミ収
集地点へのゴミ収集車の接近情報を住民にいつでも閲覧
可能なように提供し、接近情報は管理センタとゴミ収集
車との通信に基づいて更新されるので、住民は接近通知
を受ける前にゴミ出しの準備をしておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるゴミ収集車接近状
況通知システム20の概略的な構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の各ゴミ収集車21,22,23,…での
概略的な処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1のゴミ収集地点41,42に対し、ゴミ収
集車21の接近条件の判断についての考え方を示す簡略
化した地図である。
【図4】図1の管理センタ30での概略的な処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】図1のパソコン31の表示画面の例を示す図で
ある。
【図6】従来からのゴミ収集車運行管理システムの概略
的な構成を示すブロック図である。
【図7】図6の車両側での概略的な処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6の管理センタ側での概略的な処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
20 ゴミ収集車接近状況通知システム 21,22,23,… ゴミ収集車 30 管理センタ 31 パソコン 32 パケット通信端末 33 電話回線 35 携帯電話機 36 マイコン 37 GPSレシーバ 38,51,52,53,… スピーカ 39 キー 41,42,43,… ゴミ収集地点 61,62,63,… 表示装置 70 インターネット 71 サーバ 80 地図 81,82,83,… 車両マーク 91,92,93,… 動態名称

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めるゴミ収集地点を巡回するゴミ
    収集車に、車両位置検知機能と管理センタへの通信機能
    とを備えさせておき、 管理センタは、ゴミ収集車との間で通信を行って、車両
    位置を把握しながら運行管理を行い、 ゴミ収集車が該ゴミ収集地点に接近すると、 管理センタから該ゴミ収集地点付近の住民へ通知してゴ
    ミ出しを促すことを特徴とするゴミ収集車接近情報通知
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ゴミ収集地点付近の住民への通知
    は、 該ゴミ収集地点付近での街頭放送、または集合住宅での
    館内放送のうちの少なくともいずれかを含む音響出力に
    よって行うことを特徴とする請求項1記載のゴミ収集車
    接近状況通知方法。
  3. 【請求項3】 前記ゴミ収集地点付近の住民への通知
    は、 該ゴミ収集地点に対応する地域の住所を有する住民に対
    し、ゴミ収集地点やそれに対応する地域情報について行
    うことを特徴とする請求項1記載のゴミ収集車接近状況
    通知方法。
  4. 【請求項4】 予め定めるゴミ収集地点を巡回するゴミ
    収集車と、ゴミ収集者の運行管理を行う管理センタとで
    形成するゴミ収集車接近状況通知システムであって、 ゴミ収集車は、 現在位置を検知する車両位置検知手段と、 ゴミ収集に関する動態と、車両位置検知手段によって検
    知される現在位置とを管理センタへ通信する車両側通信
    手段とを備え、 管理センタは、 ゴミ収集車の車両側通信手段との間で通信を行うセンタ
    側通信手段と、 センタ側通信手段を介してゴミ収集車から得られる情報
    に基づいて、ゴミ収集車が該ゴミ収集地点に接近すると
    きに、該ゴミ収集地点付近の住民へ通知してゴミ出しを
    促す接近通知手段とを備えることを特徴とするゴミ収集
    車接近状況通知システム。
  5. 【請求項5】 前記管理センタは、 前記センタ側通信手段によって取得される前記ゴミ収集
    車の車両位置と動態とを把握しながら運行管理を行う運
    行管理手段をさらに備え、 前記接近通知手段は、運行管理手段によって把握される
    ゴミ収集車の車両位置が該ゴミ収集地点に対して、予め
    定める接近条件を満たしているか否かを判断し、該接近
    条件が満たされていると判断されるときに、前記住民へ
    の通知を行うことを特徴とする請求項4記載のゴミ収集
    車接近状況通知システム。
  6. 【請求項6】 前記ゴミ収集車は、 前記車両位置検知手段によって検知される現在位置が前
    記ゴミ収集地点に対して、予め定める接近条件を満たし
    ているか否かを判断し、該接近条件が満たされていると
    判断されるときに、前記車両側通信手段を介して前記管
    理センタに通知を行う接近判断手段をさらに備え、 前記管理センタに備えられる接近通知手段は、該接近判
    断手段からの通知に基づいて、前記住民への通知を行う
    ことを特徴とする請求項4記載のゴミ収集車接近状況通
    知システム。
  7. 【請求項7】 前記ゴミ収集車は、前記ゴミ収集地点の
    位置情報が予め記録される記録手段を備えるか、または
    該位置情報を、前記車両側通信手段を介して前記管理セ
    ンタから取得し、 前記接近判断手段は、該位置情報と前記車両位置検知手
    段によって検知される現在位置とを比較して、前記接近
    条件の判断を行うことを特徴とする請求項6記載のゴミ
    収集車接近状況通知システム。
  8. 【請求項8】 前記管理センタに備えられる接近通知手
    段は、前記ゴミ収集車のゴミ収集地点への接近情報を、
    前記ゴミ収集車との通信に基づいて更新しながら、前記
    住民が情報通信ネットワークを介するアクセスで閲覧可
    能なように提供することを特徴とする請求項4〜7のい
    ずれかに記載のゴミ収集車接近状況通知システム。
  9. 【請求項9】 前記管理センタに備えられる接近通知手
    段は、前記ゴミ収集車のゴミ収集地点への接近情報を、
    前記ゴミ収集車との通信に基づいて更新しながら、前記
    住民に対して、ケーブルテレビジョン網を含む有線ネッ
    トワークを用いて閲覧可能なように提供することを特徴
    とする請求項4〜7のいずれかに記載のゴミ収集車接近
    状況通知システム。
JP2002145118A 2002-05-20 2002-05-20 ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム Withdrawn JP2003341802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145118A JP2003341802A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145118A JP2003341802A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003341802A true JP2003341802A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29766305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145118A Withdrawn JP2003341802A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003341802A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502964A (ja) * 2012-12-19 2016-02-01 ビッグ ベリー ソーラー, インコーポレイテッド 電動ごみ圧縮機および容器を制御すること
CN107481540A (zh) * 2017-09-26 2017-12-15 安徽瑞弋自动化科技有限公司 一种城市环保系统
CN110598083A (zh) * 2019-09-12 2019-12-20 杭州博易环境技术有限公司 垃圾清运系统
CN111970632A (zh) * 2020-08-21 2020-11-20 Oppo广东移动通信有限公司 垃圾桶信息的通知方法、通知系统和存储介质
JP2020193812A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 矢崎エナジーシステム株式会社 積載重量記録装置及び積載重量集計システム
WO2021205587A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 株式会社日立製作所 ごみ出し支援システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502964A (ja) * 2012-12-19 2016-02-01 ビッグ ベリー ソーラー, インコーポレイテッド 電動ごみ圧縮機および容器を制御すること
US10162318B2 (en) 2012-12-19 2018-12-25 Big Belly Solar, Inc. System and method for controlling electrically-powered trash compactors and receptacles
US10739739B2 (en) 2012-12-19 2020-08-11 Big Belly Solar Llc System and method for controlling electrically-powered trash compactors and receptacles
CN107481540A (zh) * 2017-09-26 2017-12-15 安徽瑞弋自动化科技有限公司 一种城市环保系统
JP2020193812A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 矢崎エナジーシステム株式会社 積載重量記録装置及び積載重量集計システム
JP7248501B2 (ja) 2019-05-24 2023-03-29 矢崎エナジーシステム株式会社 積載重量記録装置及び積載重量集計システム
CN110598083A (zh) * 2019-09-12 2019-12-20 杭州博易环境技术有限公司 垃圾清运系统
WO2021205587A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 株式会社日立製作所 ごみ出し支援システム
CN111970632A (zh) * 2020-08-21 2020-11-20 Oppo广东移动通信有限公司 垃圾桶信息的通知方法、通知系统和存储介质
CN111970632B (zh) * 2020-08-21 2023-09-08 Oppo广东移动通信有限公司 垃圾桶信息的通知方法、通知系统和存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100374332C (zh) 一种车载嵌入式系统
CN103274143B (zh) 一种智能垃圾桶管理系统
CN101916509B (zh) 一种用户自助的实时交通路况分享方法
CN105023456B (zh) 基于交通信号灯信号变化自适应智能线路规划方法
CN101201977B (zh) 一种公交报站装置及其报站方法
CN102254421A (zh) 用于多模式车辆的基于路线的推进模式控制
CN104166390A (zh) 基于智慧城市的智能环卫处理系统
JP2001126179A (ja) 道路ネットワークとマッチングされた携帯電話の位置を使うデータ収集の方法とシステム
JP2002536648A (ja) 関連交通情報を得るためかつ動的経路最適化のための方法、および、装置
JP2007502455A (ja) 情報交換機能を具備する公用車、停車駅およびセンターのシステム
CN103065487A (zh) 车联网智能交通系统及车载终端
CN104408965B (zh) 基于vanet目的地附近停车场信息获取决策支持系统
JP2012168796A (ja) プローブ情報管理システム、車載端末、およびプローブ情報管理装置
KR20020069360A (ko) 이동 통신 디바이스에 여행 관련 정보를 제공하는 방법,및 이에 관련된 시스템 및 장치
CN102275600A (zh) 一种地铁列车到站提醒系统和提醒方法
CN101166649A (zh) 车辆通信系统
JP2009009282A (ja) 需要情報送信装置
JP2006113890A (ja) 電気自動車管理システム
WO2005055170A1 (ja) 経路案内用データ作成装置、経路案内用データ作成方法および経路案内配信装置
JP2003341802A (ja) ゴミ収集車接近状況通知方法およびシステム
JP2002034073A (ja) 利用者案内システム
JP4003957B2 (ja) データ通信方法、データ通信サービス提供方法、緊急車両通過通知方法、緊急車両通過通知サービス提供方法、無線スポットサービス実施方法、無線スポットサービス提供方法、緊急車両通過通知プログラム及び緊急車両通過通知プログラムの記録媒体
JPH10170288A (ja) 乗車情報提供システム
JP2003057063A (ja) 位置情報通知システム
JP2007114917A (ja) 除雪作業管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802