JP2003341148A - 板材印刷装置 - Google Patents

板材印刷装置

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JP2003341148A
JP2003341148A JP2002298058A JP2002298058A JP2003341148A JP 2003341148 A JP2003341148 A JP 2003341148A JP 2002298058 A JP2002298058 A JP 2002298058A JP 2002298058 A JP2002298058 A JP 2002298058A JP 2003341148 A JP2003341148 A JP 2003341148A
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Kiyohiko Shinkawa
清彦 新川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みの不均一な木材等の板材を容易にプリ
ンティング位置に移送して奇麗なプリンティングを連続
的に行える板材印刷装置を提供する。 【課題を解決するための手段】 板材Wをプリンティ
ング位置に移送可能に保持し得る板材移送用受台1と、
該板材移送用受台1から移送される板材Wをプリンティ
ングさせるプリンター2とを設けた板材印刷装置であっ
て、該板材印刷装置の板材移送用受台1の至端部17近
郊に板材Wを下方へ付勢させる板材押え機構4を設けて
成り、板材移送用受台1上を移送する厚みの不均一な板
材Wであっても常時板材Wを下方へ付勢させる板材押え
機構4でこれをぶれる事なく押えながらプリンター方向
へ移動させて安定した状態でミスなくプリンティングす
る事ができるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる厚みを有する数
種の板材に適応させてプリンティング位置に板材を移送
させ得るようにした板材印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンティングを行なうにあたっ
ては、インクジェット式プリンターやレーザ式プリンタ
ー等のプリンターが用いられているが、これらは、全て
が極薄の紙製コピー用紙や樹脂製のフィルムにプリンテ
ィングを行なうものである。
【0003】ところで、食品を扱う業者の品書き等を記
す木製板や、寺院等で用いられる戒名等を記す為の板材
には、墨等で文字や図柄を描く必要があり、この場合、
従来は全て、筆等を用いて手書き処理されているのが通
常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら品書き等を記す
板材や戒名等を記す為の板材では、板材の大きさや長さ
及び幅や厚みがまちまちである為、従来から手作業に頼
るしかなく、通常のプリンターによるプリンティングは
不可能であった。
【0005】しかし、これらのように手作業による場合
においては、個人差により処理スピードや処理量が異な
り、処理する各個人により制限されてしまうものであ
る。
【0006】例えば品書き等の処理においては、比較的
小さな板材である為、作成処理される精度上に問題があ
り、処理する為の人件費や処理者の選択上の問題も生じ
る。
【0007】また、戒名等の作成処理においては、盆時
期のような時期的に一挙に集中する為に、処理スピード
や処理量の問題もあり、且つ、処理する為の人件費や処
理者の選択上の問題も同様に存在する。
【0008】更に、これら品書き等を記す板材や戒名等
を記す為の板材の双方に各々の目的とする作成処理を施
す場合には、上記の問題以外に、重量や大きさ及び厚み
の差異により、作業者が処理する上で困惑してしまうと
いう問題も生じ、仮にプリンターを使用してプリンティ
ングを行うことができるとしても、厚みの不均一な板材
を安定してプリンティング位置に移送させる事が難し
く、奇麗なプリンティングを行う事ができないという問
題があった。
【0009】本発明は、上記各種問題点に鑑みてなされ
たものであり、異なる厚みを有する数種の板材に適応さ
せて、機械的にプリンティング位置に板材を移送させて
プリンティングさせるようにする事で、容易且つ安価で
奇麗にプリンティングできるようにした板材印刷装置を
提供する事を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の板材
印刷装置は、板材をプリンティング位置に移送可能に保
持し得る板材移送用受台と、該板材移送用受台から移送
される板材をプリンティングさせるプリンターとを設け
た板材印刷装置であって、該板材印刷装置の板材移送用
受台の至端部近郊に板材を下方へ付勢させる板材押え機
構を設けて構成した事を特徴とするものである。
【0011】また本発明の板材印刷装置は、前記板材押
え機構を、板材移送用受台の基台の至端部近郊両側に配
設された保持板材と、各保持板材の上部でこの一端が枢
止され他端が起伏可動するよう付勢手段を備えた一対の
可動棒と、両可動棒間に介設された架設棒に遊転自在に
係設されたローリング部材とで構成し、板材移送用受台
上に移送される板材を下方へ付勢されるローリング部材
で常時押下して安定させるよう構成した事を特徴とする
ものである。
【0012】更に本発明の板材印刷装置は、前記板材押
え機構を、板材移送用受台の基台の至端部近郊両側に配
設された保持板材と、各保持板材の上部前後で各々の一
端が枢止され他端が対向状に起伏可動するよう夫々に付
勢手段を備えた前後夫々一対の可動棒と、前後各両可動
棒間に介設された各架設棒に夫々遊転自在に係設された
ローリング部材とで構成し、板材移送用受台上に移送さ
れる板材を下方へ付勢されるローリング部材で常時押下
して安定させるよう構成した事を特徴とするものであ
る。
【0013】本発明の板材印刷装置は、上記のように構
成することにより次のような作用をもたらす。すなわ
ち、本発明には、板材印刷装置の板材移送用受台に板材
を下方へ付勢させる板材押え機構を設けている為、板材
移送用受台上を移送する板材を下方へ付勢された板材押
え機構でぶれる事なく押えながら安定した状態でプリン
ター方向へ移動させてミスなくプリンティングする事が
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の板材印刷装置を、
図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1及び図8、図9は請求項1に記載した本発明の板材
印刷装置の一実施形態を示す斜視図であり、図2及び図
3は請求項2に記載した本発明の板材印刷装置の一実施
形態を示す説明図であり、図4及び図5は請求項3に記
載した本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す説明図
であり、図6は本発明の板材印刷装置に使用される板材
移送用のダブル送り機構の一実施形態を示す説明図であ
り、図7は本発明の板材印刷装置による板材へのプリン
ティング状態の一実施形態を示す説明図である。
【0015】図1、図7乃至図9に示す実施形態では、
本発明の板材印刷装置を、板材Wをプリンティング位置
に移送可能に保持し得る板材移送用受台1と、該板材移
送用受台1から移送される板材Wをプリンティング可能
な速度で送り方向に移送させる図6に示したようなダブ
ル送り機構21を備えたプリンター2とを設けたものを
例示しており、該板材印刷装置の板材移送用受台1の至
端部17近郊には、板材Wを下方へ付勢させる板材押え
機構4が設けられている。
【0016】特に図1及び図7に示す実施形態では、本
発明の板材印刷装置を、この至端部17近郊で板材Wを
下方へ付勢させる前期板材押え機構4を設けて板材Wを
プリンティング位置に移送可能に保持し得る板材移送用
受台1と、該板材移送用受台1から移送される板材Wを
プリンティング可能な速度で送り方向に移送させる図6
に示したようなダブル送り機構21を備えたプリンター
2と、該プリンター2でプリンティングされた板材Wを
受方向で保持する送出用板材受台3とを設けたものを例
示している。
【0017】ここで例示した板材Wは、料理等の品書き
を表示する木製板や樹脂製フィルムの他、戒名等を記す
木製板であり、本発明の実施形態では、最も印刷が困難
とされる表面加工仕上げをされた木製板材の場合を例示
している。
【0018】前記板材移送用受台1は、前記板材Wをプ
リンティング位置に移送可能に保持し得るものであり、
図8に示した実施形態では、板材Wをプリンティング位
置に移送可能に保持し得る板材移送用受台1に板材W厚
みに適応させて板材Wを浮沈させる板材厚み調整機構1
8を設けて構成したものを例示している。
【0019】このように、一定幅を有し、且つ下面部に
板材厚み調整機構18を設けた基台11の幅方向端部に
は、板材固定ガイド12・12を設けて、これら両ガイ
ド12・12間に板材Wを嵌入し得る凹部空間15を形
成している。
【0020】そして、前述した板材移送用受台1の基台
11の至端側17を前記プリンター2の開口基端部26
に連結して、該基台11の基端側16から板材Wを凹部
空間15に挿入して、板材厚み調整機構18でその板材
Wの厚みに適応させるよう浮沈調整しながら該板材Wを
プリンター2方向に移送できるようにしているのであ
る。
【0021】図9の実施形態で示した板材移送用受台1
は、該板材移送用受台1を、一定幅を有する基台11の
幅方向端部に板材固定ガイド12と板材幅調整機構14
を有する板材調整ガイド13とを設けて、これら両ガイ
ド12・13間に板材Wを嵌入し得る凹部空間15を形
成したものを例示している。
【0022】そして、前述した板材移送用受台1の基台
1の至端側17を、前記プリンター2の開口基端部26
に連結し、該基台11の基端側16から板材Wを凹部空
間15に挿入する事で、板材幅調整機構14が板材Wの
幅に適応するよう一方向に片寄せるよう付勢しながら該
板材Wをプリンター2方向に移送できるようにしている
のである。
【0023】尚、前記板材厚み調整機構18は、板材W
厚みに適応させて板材Wを浮沈させる為のものであり、
図8では、基台11の下面部適所に複数の穿設穴111
を設け、各穿設穴111・・の下部で板材Wを保持させ
る付勢手段を維持する冠状受部材183‘を配備し、該
受部材183に発條部材182を配置させると共に該発
條部材182を浮沈板材184に係合させ、且つ該浮沈
板材の上部に板状保持部材181を可回転可能に枢止さ
せて、該板状保持部材181が常時上方へ付勢しながら
板材Wを保持させる事ができるようにしたものを例示し
ている。
【0024】また、前記板材幅調整機構14は、板材W
幅に適応して、板材Wを移送可能に保持できるようにす
る為のものであり、図9では、該基台11の板材調整ガ
イド13側端部に立設された規制ガイド141と、該規
制ガイド141と板材調整ガイド13間に介設され、該
板材調整ガイド13を幅方向に付勢させる幅調整用の発
條部材142(図面では3個を設けた例を示した)とで
構成したものを例示した。
【0025】各図面において121及び131は、板材
固定ガイド12や板材調整ガイド13に設けられた板材
上面ガイドであり、該板材上面ガイド121・131を
設ける事で、板材Wの上面プリンティング位置を規制さ
せるものであり、前述した板材厚み調整機構18を配設
した場合に、通常は板材Wの重量である程度の規制を行
なわせる事ができるが、板材厚み調整機構18の板状保
持部材の181の上方への付勢力を、この板材上面ガイ
ド121(131)により板材W上面位置で規制させる
事ができるものであり、これにより安定したプリンティ
ングが行なえるものとなる。
【0026】前記プリンター2は、上記した板材移送用
受台1から移送される板材Wをプリンティングする為の
ものであり、ここでは一般的なインクジェット式プリン
ターの機構を備えたものを例示した。
【0027】このインクジェット式プリンターの機構に
ついては、インク噴射機能を備えたものであり、そのプ
リンティングヘッド部がそのプリンティング目的に応じ
て左右に移動可能に制御された従来の機構を採用したも
のであり、その説明については省略する。
【0028】尚、前記プリンター2には、板材Wを板材
移送用受台1からダブル送り機構21を介してプリンテ
ィング可能位置に移送させる為の開口部2‘が形成され
るものであり、板材移送用受台1の基台11の至端側1
7に開口基端部26が開設され、後述する送出用板材受
台3の基部側36には開口至端部(図示せず)が開設さ
れている。
【0029】前記ダブル送り機構21は、板材Wを容易
且つ安定したプリンティング可能速度でプリンティング
位置に移送させる事ができるようにする為のものであ
り、図6の実施形態で示したように、板材移送用受台1
から移送される板材Wを前記プリンター2のプリンティ
ング位置へ移送するよう駆動モータ25に連動して回転
する送込みローラ22と、これにより送込まれた板材W
をプリンティング位置から外部または送出用板材受台3
へ移送する送出しローラ23とを備え、両ローラ22・
23が一駆動源により同方向に同調回転するよう構成し
て、安定した速度で板材Wにプリンティングして移送さ
せるようにしたものを採用した。
【0030】また、前記送込みローラ22と前記送出し
ローラ23との関係は、板材Wを安定したプリンティン
グ速度で移送する事ができるよう、同方向に同調回転さ
せるよう構成にする事が重要であり、このために駆動モ
ータ25に連動するダブル駆動機構24を採用してい
る。
【0031】このダブル駆動機構24としては、図6の
実施形態で示したように、駆動モータ25の駆動軸25
1端に配設された駆動歯車252と噛合して機能を果た
す数種の歯車により送込みローラ22と送出しローラ2
3とを同方向に同調回転できるようにしている。
【0032】すなわち、該ダブル駆動機構24は、前記
駆動歯車252に噛合する第一従動歯車241と同軸上
に設けられた第二従動歯車242と、該第二従動歯車2
42と噛合する送出しローラ歯車232及び第一介設歯
車243と、該第一介設歯車243と同軸上に設けられ
た第二介設歯車244とこれに噛合して回転方向を変換
する変換歯車245と、該変換歯車245に噛合する送
込みローラ歯車222とで構成した。
【0033】よって、前記送出しローラ歯車232は、
前記送出しローラ23の回転軸231端に取着されたも
のであり、駆動モータ25の駆動歯車252の回転(正
転方向)を第一従動歯車241に伝達して逆方向に回転
(逆転方向)させ、これと同軸上の第二従動歯車242
と噛合する送出しローラ歯車232は更に逆方向(正転
方向)に回転させる事になり、これにより、駆動モータ
25の駆動歯車252(正転方向)と送出しローラ23
(正転方向)とは、共に同一方向に回転する事となる。
【0034】また、前記送込みローラ歯車222は、送
込みローラ歯車22の回転軸221端に取着されたもの
であり、駆動モータ25の駆動歯車252の回転(正転
方向)を第一従動歯車241に伝達して逆方向に回転
(逆転方向)させ、これと同軸上の第二従動歯車242
と噛合する第一介設歯車243は更に逆方向に回転(正
転方向)させる事になり、且つ、第一介設歯車243と
同軸上の第二介設歯車244と噛合する変換歯車245
が逆方向に回転(逆転方向)させ、該変換歯車245と
噛合する送込みローラ歯車222は更に逆方向(正転方
向)に回転させる事になり、これにより、駆動モータ2
5の駆動歯車252(正転方向)と送込みローラ22
(正転方向)とは、共に同一方向に回転する事となる。
【0035】前記送出用板材受台3は、前記板材移送用
受台1から移送されて、プリンター2でプリンティング
された板材Wを受方向で保持搬送させる為のものであ
り、図1及び図7で示したように、一定幅を有する基台
31の幅方向両端部に板材固定ガイド32・32を設け
て、これら両ガイド33・33間に補強部材34を設け
て板材Wを嵌入し得る凹部空間35を形成したものを例
示している。
【0036】また、図示したように前記送出用板材受台
3は、該送出用板材受台3の基台31の基部側を前記プ
リンター2の至端部(図示せず)に安定状態に連結され
ており、図7の実施形態で示したように、板材移送用受
台1から移送され、プリンター2でプリンティングされ
た板材Wは、プリンター2によるプリンティング動作に
悪影響を与える事なく、その受方向で送出用板材受台3
の基台31の基部側から安定保持しながら搬送され、文
字や図柄等の描写を完了させる事ができるのである。
【0037】而して、前期板材押え機構4は、本発明の
板材印刷装置の板材移送用受台1の至端部17に設けら
れて、移送される板材W下方へ付勢して前記プリンター
2のプリンティング位置へぶれる事無く正確に移動させ
る為のものである。
【0038】すなわち、前記板材押え機構4は、図2及
び図3の実施形態で示したように、板材移送用受台1の
基台11の至端部17近郊両側に配設された一対の保持
板材41・41と、各保持板材41・41の上部でこの
一端が枢止され、他端が起伏可動するようその略々中央
に各々発條部材43(付勢手段)でバネ付勢された一対
の可動棒42・42と、両可動棒42・42間の架設棒
44に遊転自在に係設された適数のローリング部材45
とで構成されており、板材移送用受台1上を移送する板
材Wを下方へバネ付勢されたローリング部材45・・で
常時押下してぶれる事なく押えながらプリンター2方向
へ安定移動させる事ができるようにしたものである。
【0039】また、前記板材押え機構は、図4及び図5
に示したように、板材移送用受台1の基台11の至端部
17近郊両側に配設された保持板材41・41と、各保
持板材41・41の上部前後で各々の一端が枢止され、
他端が対向状に起伏可動するよう各々の略々中央の夫々
に発條部材43(付勢手段)でバネ付勢された前後夫々
一対の可動棒42・42・42・42と、前後各両可動
棒42・42、42・42間に介設された各架設棒44
・44に夫々遊転自在に係設されたローリング部材45
・・、45・・とで構成し、板材移送用受台1上を移送
する板材Wを下方へバネ付勢されたローリング部材45
・・、45・・で常時押下してぶれる事なく押えながら
プリンター2方向へ安定移動させる事ができるようにし
たものである。
【0040】図中46は、板材Wをプリンター2方向へ
強制的に移動させる事ができるようにする為の駆動ロー
ラであり、該駆動ローラ46は、重量板材Wを移送した
り、連続した板材Wを移送したりする場合に適している
ものであるが、必ずしも設ける必要は無い。
【0041】尚、板材押え機構4のバネ付勢された架設
棒44は、その目的に応じて1以上配設されたものを使
用すれば良く、図2及び図3の実施形態では、板材押え
機構4の架設棒44が基台11の至端部17側のみで起
伏するようにした例を示しており、図4及び図5の実施
形態では、板材押え機構4の架設棒44を前後に2箇所
設け、各々の架設棒44・44の中央側で夫々対向状に
起伏するようにしたものを例示したが、板材Wを下方へ
付勢して移送できるものであればその数量や位置はどの
ような状態であっても良い。
【0042】
【発明の効果】よって本発明の板材印刷装置は、板材を
プリンティング位置に移送可能に保持し得る板材移送用
受台と、該板材移送用受台から移送される板材をプリン
ティングさせるプリンターとを設けた板材印刷装置の板
材移送用受台に、板材を下方へ付勢させる板材押え機構
を設けている為、従来の筆書き等の手作業による手段で
は到底不可能であった連続したプリンティングを安定し
た状態で安価に行う事ができ、しかも、従来からプリン
ターでは不可能であった厚みの不均一な木材等の各板材
に対するプリンティングを、パソコン等の操作のみによ
り板材押さえ機構で安定した状態でプリンティングに最
適な位置へ自動的に移送させて奇麗なプリンティングが
でき、従来のような処理人員の確保が不要で、且つ処理
人件費の軽減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す斜視
図である。
【図2】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す説明
図である。
【図3】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す説明
図である。
【図4】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す説明
図である。
【図5】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す説明
図である。
【図6】本発明の板材印刷装置に使用される板材移送用
のダブル送り機構の一実施形態を示す説明図である。
【図7】本発明の板材印刷装置による板材へのプリンテ
ィング状態の一実施形態を示す説明図である。
【図8】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す斜視
図である。
【図9】本発明の板材印刷装置の一実施形態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
W 板材 1 板材移送用受台 2 プリンター 21 ダブル送り機構 3 送出用板材受台 4 板材押え機構 41 保持板材 42 可動棒 43 発條部材(付勢手段) 44 架設棒 45 ローリング部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材をプリンティング位置に移送可能
    に保持し得る板材移送用受台と、該板材移送用受台から
    移送される板材をプリンティングさせるプリンターとを
    設けた板材印刷装置であって、該板材印刷装置の板材移
    送用受台の至端部近郊に板材を下方へ付勢させる板材押
    え機構を設けて構成した事を特徴とする板材印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記板材押え機構を、板材移送用受台
    の基台の至端部近郊両側に配設された保持板材と、各保
    持板材の上部でこの一端が枢止され他端が起伏可動する
    よう付勢手段を備えた一対の可動棒と、両可動棒間に介
    設された架設棒に遊転自在に係設されたローリング部材
    とで構成し、板材移送用受台上に移送される板材を下方
    へ付勢されるローリング部材で常時押下して安定させる
    よう構成した事を特徴とする請求項1記載の板材印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記板材押え機構を、板材移送用受台
    の基台の至端部近郊両側に配設された保持板材と、各保
    持板材の上部前後で各々の一端が枢止され他端が対向状
    に起伏可動するよう夫々に付勢手段を備えた前後夫々一
    対の可動棒と、前後各両可動棒間に介設された各架設棒
    に夫々遊転自在に係設されたローリング部材とで構成
    し、板材移送用受台上に移送される板材を下方へ付勢さ
    れるローリング部材で常時押下して安定させるよう構成
    した事を特徴とする請求項1記載の板材印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102141746A (zh) * 2010-02-01 2011-08-03 上海康比利仪表有限公司 一种仪表标度盘打印机
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