JP2003341136A - 印字機構 - Google Patents

印字機構

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JP2003341136A
JP2003341136A JP2002154038A JP2002154038A JP2003341136A JP 2003341136 A JP2003341136 A JP 2003341136A JP 2002154038 A JP2002154038 A JP 2002154038A JP 2002154038 A JP2002154038 A JP 2002154038A JP 2003341136 A JP2003341136 A JP 2003341136A
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Japan
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printing
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pixel
pixels
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JP2002154038A
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English (en)
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Atsuyuki Shoji
篤之 庄司
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像メモリー上の画素に冗長なビットを用意
したり、周辺画素の参照回路を設けたりすることなく、
階調表現力を高めることができる印字機構を提供するこ
と。 【構成】 間接現像型且つ走査型の印字装置における画
素変調における中間調表現において、単独の孤立画素と
して印字機構が描画できない低濃度の中間調描画時にお
いて、走査開始位置と走査終了位置の両端において光描
画を行い、単独の孤立画素として印字機構が描画し得る
高濃度描画を行う際には、画素中央において光描画を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、印字出力機構の一
画素において複数の階調表現を行う印字機構に関する。 【0002】 【従来の技術】電子機器全般及びパーソナルコンピュー
タの普及に伴って、その周辺機器の普及も進んでいる。 【0003】周辺機器の1つに印字装置がある。各種処
理結果を紙に出力する印字装置は周辺機器として普及率
も高い。このような印字装置、一般に従来のインクジェ
ットプリンタやレーザープリンタ等の画像出力印字装置
は、価格帯にもよるがそれ自体に1つのコンピュータを
内蔵している。 【0004】ハードウェアの性能向上によって、より複
雑なデータを取り扱うことが可能になってきており、こ
れに伴って印字出力装置においてもより階調性の滑らか
なカラー表現が求められてきている。このため、各種の
印字機構においては如何により滑らかな階調表現を行う
かが重要になってくる。 【0005】階調印刷において、一般に全ての濃度の顔
料を個別に保有し、打ち分けるような印字機構は自然画
出力を考慮すると非現実的な量となる。 【0006】通常は印字機構における階調表現は少数の
原色顔料の印字部と非印字部の面積比によって表現され
る。 【0007】従来のインクと版を使った印刷システムに
おいては、版と紙の上の実際のインクの付着面積の差は
ドットゲインと呼ばれている。 【0008】電子写真方式のような幾つかの印刷方式に
おいて、ドットゲインに相当する描画部と非描画部の境
界の非線系性は更に大きい。 【0009】デジタル処理を行う印刷装置においては、
画像を多数の画素の集合体として扱うが、個々の画素は
非常に小さいものであるため、この非線形性の影響を大
きく受ける。 【0010】印刷解像度の高い印刷方式においては、画
素は単純に打点/非打点の2値情報として処理し、数に
よって面積比を表現する。即ち、複数の画素群を単位と
して単位面積内の打点数によって描画部の面積を調整し
階調を表現する。 【0011】網掛け等の階調表現を行うための画処理に
おいては、網点の密度を視覚上目立たなくなるまで高め
る必要がある。 【0012】印字機構の解像度が1000dpi 程度からそれ
未満の低解像度の印字機構では、商業印刷物と同程度の
網点密度で画処理を行った場合、1つの網点に対して階
調表現のための十分な画素数を割り当てることができな
い。このため、同一濃度に対して網点毎に異なる面積を
設定し、複数の網点を単位として階調表現を行うが、視
覚的に異なる面積が模様として確認できるので、特にハ
イライト部分の画質が好ましいものではない。このた
め、印刷解像度の低い印字装置においては複数の画素群
で面積比で階調表現を行う画処理においても、1画素内
で或る程度の階調表現を行う機構が必要になる。 【0013】低解像度の印字機構で商業印刷と同様の印
字表現を行うためには、単位面積内の打点数による階調
表現と併用することによって十分な階調を確保する必要
性がある。光走査型の描画機構を有する印字機構におい
ては、単独画素内の階調表現の手法は光量を制御するこ
とである。 【0014】しかし、電子写真方式の印字装置において
使用される半導体レーザーは、デバイスの温度変化によ
って電流が変化し、光量安定性が悪い。このため、供給
電圧、電流は光量安定のための制御に使用されており、
これに加えて階調表現のための光量制御を同時に実施す
ることは困難である。 【0015】よって別の制御方法による光量制御が必要
になる。一画素当たりのレーザーの発光時間を制御する
時間軸の制御によって一画素における光量を制御する。
即ち、一画素を走査する発光時間の一部だけ発光素子を
動作させることによって、一画素当たりの光量を変化さ
せ、中間調表現を行う。 【0016】このような中間値発光を行っている画素
は、銀塩写真等の線形性の高い感光システムでは上手く
働くが、電子写真のように著しく光感光に対して線形性
が悪いシステムでは、期待する中間値濃度を発しにく
い。特に、孤立している中間調画素の中間値濃度は期待
できない。 【0017】電子写真系の印字機構において、中間調画
素の階調性や安定性を改善するためには、複数の画素が
隣接して存在するときには、発光タイミングが連続する
ように調整し、描画領域を集中させる方法が有効であ
る。描画領域と、非描画領域の界面を小さくすることに
よって安定性線形性が増す訳である。 【0018】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような発
光タイミングを調整するためには、ビットイメージに付
加情報を加えた冗長な構成とするか、描画時に周辺の画
素を参照して位相を制御するラインバッファと判断ロジ
ックのような付加回路が必要になる。 【0019】更に、イメージ情報にソフトウェアの処理
でビットイメージ制御用の付加情報を生成を行わねばな
らず、システムが複雑化しコストアップに繋がる。 【0020】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、画像メモリー上の画素に冗長
なビットを用意したり、周辺画素の参照回路を設けたり
することなく、階調表現力を高めることができる印字機
構を提供することにある。 【0021】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、間接現像型且つ走査型の印字装置におけ
る画素変調における中間調表現において、単独の孤立画
素として印字機構が描画できない低濃度の中間調描画時
において、走査開始位置と走査終了位置の両端において
光描画を行い、単独の孤立画素として印字機構が描画し
得る高濃度描画を行う際には、画素中央において光描画
を行うことを特徴とする。 【0022】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。 【0023】<実施の形態1>図2に本発明の実施の形
態1における中間濃度とパルスパターンの変換機構の構
成を示す。 【0024】波形の実現手段として本実施の形態におい
ては、高速で動作する論理回路を前提として、ROM/
レジスタ群に登録してあるビットパターンを波形値とし
て出力するデジタル処理による波形形成方式を採用す
る。 【0025】波形を構成するビットパターンを登録して
あるROM/レジスタ群のデータを入力中間値によって
選択し、波形パターンとして出力する構成図を示す。 【0026】本実施の形態においては、中間濃度入力値
は0〜15の16値とする。即ち、ページメモリー上に
構成されるビットイメージは単色について4ビットとな
る。本実施の形態においては、画素の波形パターンは一
画素を32分割したビットパターンを採用する。よって
ビットパターンの駆動クロックは、画素クロックに対し
て32倍の周波数のクロックである。 【0027】200はセレクタである。入力された濃度
中間値300によってビットパターンの登録されたRO
M/レジスタ群の選択を行う。 【0028】201〜216はパターンの登録されたR
OM/レジスタ群である。300は濃度入力によってデ
コードを行いこの中から1つのパターンが選択される。 【0029】220はシフトレジスタである。301は
画素クロックの32倍の周波数のクロック入力である。 【0030】図3は201〜216に登録してあるビッ
トパターンを示す。点灯ビットを連続させることによっ
てパルスの幅を表現する。実際にはこれは一例に過ぎ
ず、登録されるパターン幅と階調との対応はエンジンの
印字特性に依存する。 【0031】図3のような設定が各ROM/レジスタ群
に登録されている場合、201側は低濃度側として、2
16側は高濃度側として使用される。又、波形が切り替
えられる濃度閾値は、図3に示したビットパターン例の
場合濃度入力0〜15に対して9と10の間となる。 【0032】図4は図2に示した変調機構を含む印字機
構の構成例である。 【0033】110は演算ユニット、111は画像イメ
ージの展開領域、112は外部機器とのインターフェー
ス、113はデータやプログラムの格納領域、114は
出力インターフェース、115は描画信号の変調回路、
116は描画回路、310はシステムバスである。 【0034】110は112より受信したイメージデー
タやコードを113上のプログラムに従って111上に
展開する。 【0035】展開イメージは単色につき4ビット、16
値となる。 【0036】カラーの画像は単色毎に111上に展開し
て、116に送出される。 【0037】本図では描画回路は1つだけ図示してある
が、カラーの印字機構の構成によっては描画回路が複数
存在する構成もある。この場合には、111上にそれぞ
れの色イメージを展開し、個々の描画回路にイメージデ
ータを送出する。 【0038】<実施の形態2>印字機構のスピードやコ
ストによっては、デジタル信号処理よりもアナログ回路
を併用した構成の方がコスト的に有利になることもあ
る。 【0039】本発明の実施の形態2として、アナログP
WMデバイスを用いた構成例を示す。アナログPWM回
路だけでは両エッジの立った波形パターンを生成できな
いので、波形の反転回路を1つ加える。 【0040】中間濃度入力値によって、PWM回路の出
力幅と波形反転回路の動作設定信号が読み出され、それ
ぞれの回路に入力される。 【0041】図5に本発明の実施の形態2における中間
調とパルスパターンの変換機構の構成を示す。 【0042】230は中間調入力をPWM回路の入力値
と波形反転回路の動作制御値へと変換するROM/レジ
スタ群である。 【0043】本実施の形態においても、濃度中間値は1
6値において示されている。 【0044】231はPWM変調回路である。データ入
力値に合わせて画素データにPWM変調を掛ける。本実
施の形態においてデータ入力は8ビット=256値とし
て示される。よって230と231を接続するバス32
1〜328は8ビット構成となる。これに波形反転回路
の制御ビットが加わるので、230の語長は9ビットと
なる。 【0045】波形反転回路の制御信号が329である。 【0046】232が波形反転回路である。制御信号が
オンの時は231の出力を反転し、オフの時はPWM波
形をそのままスルーで流す。 【0047】中間濃度入力に対応する230上の登録デ
ータのパターンを図6に示す。 【0048】231は数値に対応したパルス幅を出力す
るデバイスとする。両エッジに細いパルスを立てるため
に低濃度入力に対しては太いパルス+反転ビットオンの
組み合わせで、高濃度側は標準的なPWMデバイスの使
い方となる。 【0049】図6の例においてPWMパルスを反転させ
た波形を生成するのは中間濃度1〜9の範囲である。
0、10〜15においては通常のPWM波形を使用す
る。 【0050】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ハイライト側の中間調描写において、両エッジ
の立ったパルス波形を使用することによって画像メモリ
ー上の画素に冗長なビットを用意したり、周辺画素の参
照回路を設けたりすることなく、階調表現力の優れた印
字機構を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の骨子である波形パターンを示す図であ
る。 【図2】本発明の実施の形態1における中間濃度とパル
スパターンの変換機構の構成を示す図である。 【図3】201〜216に登録してあるビットパターン
を示す図である。 【図4】図2に示した変調機構を含む印字機構の構成例
を示す図である。 【図5】本発明の実施の形態2における中間調とパルス
パターンの変換機構の構成を示す図である。 【図6】登録データのパターンを示す図である。 【符号の説明】 110 演算ユニット 111 画像イメージの展開領域 112 外部機器とのインターフェース 113 データやプログラムの格納領域 114 出力インターフェース 115 描画信号の変調回路 116 描画回路 200 セレクタである。 201〜216 ROM/レジスタ群 220 シフトレジスタ 230 ROM/レジスタ群 231 PWM変調回路 232 波形反転回路 300 濃度中間値 301 クロック入力 310 システムバス 321〜328 バス 329 波形反転回路の制御信号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 間接現像型且つ走査型の印字装置におけ
    る画素変調における中間調表現において、単独の孤立画
    素として印字機構が描画できない低濃度の中間調描画時
    において、走査開始位置と走査終了位置の両端において
    光描画を行い、単独の孤立画素として印字機構が描画し
    得る高濃度描画を行う際には、画素中央において光描画
    を行うことを特徴とする印字機構。
JP2002154038A 2002-05-28 2002-05-28 印字機構 Pending JP2003341136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006126592A1 (ja) * 2005-05-24 2008-12-25 富士フイルム株式会社 セルロースアシレートフィルム、並びに、これを用いた偏光板、光学補償フィルムおよび液晶表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006126592A1 (ja) * 2005-05-24 2008-12-25 富士フイルム株式会社 セルロースアシレートフィルム、並びに、これを用いた偏光板、光学補償フィルムおよび液晶表示装置

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