JP2003341018A - 印刷機上のインキ乳化量の測定方法及び印刷機上の給水量・乳化量の制御機構をもつ印刷機 - Google Patents
印刷機上のインキ乳化量の測定方法及び印刷機上の給水量・乳化量の制御機構をもつ印刷機Info
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Abstract
を図り、用紙、インキのムダを減らすことを目的とし
て、印刷中の印刷機においてインキの乳化量及び又は版
面の水分量を測定し、乳化状態の良不良を迅速に知る方
法を提供する。また該測定方法を実施するための測定機
を組み込んだ印刷機を提供する。さらに、インキの乳化
状態を良好に保つため給水量を自動制御する方法を提供
する。 【解決手段】 印刷機の1ユニット内におけるインキ壷
から版面にインキを供給するローラー群において、着肉
ローラーに隣接する金属ローラー上でインキの乳化量を
測定することを特徴とする印刷機上のインキの乳化量の
測定方法。
Description
平版オフセット印刷機上で、印刷中にインキの乳化量、
版への給水量を測定する方法に関する。また該測定を行
うために赤外線式水分計を取り付けた印刷機に関する。
さらに、得られた乳化量、給水量を任意に設定した目標
値に合うように制御する方法に関する。
は、インキの乳化状態を知り、それを適正に維持するこ
とは印刷物の品質及び印刷機稼動の安定化のために重要
である。
はあるが、一定量の湿し水を供給し続けても、インキの
乳化特性により実際のインキの乳化量は変動する。イン
キによっては乳化した水がなかなか吐き出されずに、次
第に乳化量が上昇し、やがてローラーからはく離してイ
ンキが転移しなくなるようなトラブルを起こすものがあ
る。故に印刷中にインキの乳化量およびその変動を知る
ことは、良好な印刷物を得るために重要である。印刷機
上で印刷中にインキの乳化量を測定する手段としては、
赤外線式水分計を用いる方法がある。この測定機による
インキ中の水分測定に関する文献はあるが、運転中の印
刷機のどの部分で水分を測定するとインキの乳化状態を
正確に把握できるかについては知られていない。
ンキの乳化量は変動し、この変動の傾向こそが該インキ
の乳化適性の良否を判断する上で重要であるが、一ヶ所
で乳化量の測定を行った場合は、乳化量の変動を知るの
に時間がかかる。
印刷機の稼動の安定化を図り、用紙、インキのムダを減
らすことを目的として、印刷中の印刷機においてインキ
の乳化量及び又は版面の水分量を測定し、乳化状態の良
不良を迅速に知る方法を提供する。また該測定方法を実
施するための測定機を組み込んだ印刷機を提供する。さ
らに、インキの乳化状態を良好に保つため給水量を自動
制御する方法を提供する。
乳化状態の良不良を迅速かつ正確に把握する為に、イン
キの乳化量の測定方法や測定装置を種々試みた結果、印
刷機のインキ壷から着肉ローラーまでのローラー群にお
いて、該ローラー群中の金属ローラー上で赤外線式水分
計によりインキの乳化量の測定をすることが好適である
ことを見出し、本発明を完成した。
のと、金属ローラーとがある。ゴムローラーの表面は一
般に黒色等の暗い色であり、反射が弱く光学的な測定は
難しい。金属ローラーはインキが付着して回転している
状態でも赤外線等による測定を行うことができる。
するのに好適なローラーが金属ローラーでない場合に
は、該ローラーに金属ローラーを接触させ、その金属ロ
ーラー上でインキの乳化量を測定することができる。
同時に版面上の給水量を正確に測定するで、より高精度
の制御が可能である。版面上の給水量は赤外線式水分計
によりを直接測定することができる。
インキの乳化量と版上の給水量の2つを制御対象とし、
給水量を制御することによってインキの乳化量を制御す
る方法が、異常なく印刷作業を遂行するのに最適である
ことを見いだした。
ットを図1に示す。本明細書で印刷ユニットとは、印刷
機の構造の一部であって、図1に示すように、あるイン
キで印刷するためのインキ及び湿し水を供給するまとま
りをいう。片面の4色機であれば、印刷機全体で4ユニ
ットある。
は、一連のローラー群(2〜11)を経由して着肉ロー
ラー(1)により版面に転移する。これらローラー群に
は表面の材質がゴムのものと金属のものとがある。本発
明ではインキの乳化量の測定は金属ローラー上で行う。
ローラー(1)に近いローラーほどその乳化状態が印刷
物の品質に影響する程度が大きい。故に図1に例示する
ローラー配置においては金属ローラー(2)で乳化量を
測定するのが良い。
分測定で実績があり好適である。近赤外線領域における
水の吸収スペクトルは、1.43μm、1.94μmで
ある。この吸収波長のうちの1つを利用し、更に水に吸
収されない波長光を比較光として用い、両者のエネルギ
ーの比から水分量を求める事が出来る。次にC−H結合
の吸収スペクトルである波長光(3.45μmなど)を
用い、インキのローラー上の膜厚を同様にして計測出来
る。以上の方法で求められる水分量とインキ量からイン
キの乳化量を求めることが出来る。
るローラーが金属ローラーでない場合には、該ローラー
に金属ローラーを接触させ、その金属ローラー上で前記
の方法によりインキの乳化量を測定することができる。
金属ローラーの材質はインキとの親和性の高いものが良
く、例えばアルマイト加工をしたアルミ製のローラー等
を用いることができる。
(2)に加えて、少なくとも金属ローラー(4)上でイ
ンキの乳化量を測定するなど、2本以上のローラー上で
測定を行うとより正確に乳化状態を把握できる。
属ローラー(2)と(4)での乳化量を比較すると、
(4)上のインキの方が乳化量が低く、湿し水供給ロー
ラーに近い(2)上のインキの方がより乳化量が高いと
いう特徴がある。金属ローラー(2)、(4)でのイン
キの乳化量を赤外線式水分計等を利用して同時に測定す
ることにより、インキの乳化量の変動の傾向やインキの
乳化特性の良不良を迅速に知ることができる。乳化特性
が不良のインキは、ローラー上で過乳化し水着けローラ
ーなどに溜まってくる水棒絡みや、金属ローラー、ゴム
ローラーのインキがすじ状になってはげ、インキの転移
性が著しく悪化するローラー剥げが起きやすい。
特性の傾向や良不良が正確且つ迅速にわかる為、印刷イ
ンキの設計開発において乳化特性の優れたインキの開発
効率が高められる。
を測定すると、そのデータを印刷オペレーターは湿し水
の供給量の調節の参考とすることができ、印刷品質の安
定化や用紙・インキのムダを減らすことに役立てられ
る。また湿し水の調節において勘や経験に頼る度合いが
減少し、印刷物をサンプリングする回数や手間をも減ら
すことができる。
て、さらに(6)及び又は(8)で測定してもよい。多
くのローラーで測定するほど、インキの乳化量や乳化特
性をより短時間で正確に知ることができる。
を測定しようとする場合に、絵柄により該ローラー上の
インキ量の分布は様々である。固定した位置で測定して
いると、測定点がインキがほとんど供給されていない部
分に当たった場合にはローラー上のインキ量が少なく、
正確な乳化量の値は得にくい。
することにより、インキ量の分布の変動の影響を弱める
ことができる。但し赤外線式水分計も複数台必要にな
る。また一台の水分計をローラーと並行なガイドレール
等に取り付けて、ローラーの長さ方向に周期的に移動さ
せ、一定時間毎に積算した水分量を求めることにより、
絵柄全体の平均的な水分量を知ることができる。この方
法ではローラー毎に水分計は一台で良い。
定しようとすると絵柄の履歴の影響でインキ膜厚が変動
し正確な乳化量の測定が難しい。これには、印刷機から
(15)版胴の角度情報を取り出し、印刷機の回転に同
期を取って測定光を投射することで解決できる。
機の機側に持ち込んで測定しても良いが、測定対象の金
属ローラー近傍に常設しても良い。測定しようとするロ
ーラーに並行に取り付けたガイドレールに測定機を載
せ、該ガイドレール上で測定機の位置を動かせるように
すれば、ローラーの長さ方向の任意の部分のインキの水
分を測定することができる。
よりも、時間的な変動傾向や供給される湿し水の量との
相関が重要である。供給される湿し水量の調節は、印刷
機の湿し水調整ダイヤル値を使ってもよいが、機械温度
の上昇、湿し水の汚れ、給水ローラーの劣化などの原因
により、同じ設定値であっても同じ給水量である保証は
ない。より正確に給水量を求めるには版胴(15)で、
インキの水分量を求めたと同様に赤外水分計を使用する
のがよい。この場合は版の万力・切り欠きが存在するこ
とや絵柄の影響があるため、測定は同期をとる必要があ
る。
ンキの乳化量が次第に上昇するなら該インキは湿し水を
抱き込みやすく、過乳化しやすい傾向がある。また湿し
水の供給量を変動させた場合に、インキの乳化量がその
変動と共に増減する程度が大きいほど、該インキは水を
良く吐き出し、過乳化しにくい、乳化特性の優れたイン
キであるといえる。
・クラボウ製RX−220。 赤外線式水分計の印刷機への取り付け方法・・・赤外線
投受光器は一体となっていてほぼ同軸である。該投受光
器の光軸が測定しようとするローラーの表面に垂直にな
るように取り付ける。 印刷機・・・ローランド社製R704枚葉印刷機 用紙・・・・OKトップコート(57.5kg/A全、
王子製紙社製) 印刷速度・・8000枚/時 使用インキ・・・試作の枚葉平版オフセットインキ3種
類(A、B、C)。 試作インキCのビヒクルはA、Bに比べて酸価の高いロ
ジン変性フェノール樹脂を用いたためその乳化特性は悪
いと予測される。 水幅について・・・印刷機を運転し版面の絡み汚れが直
る最低限の湿し水供給量を水幅下限という。 また、濃度低下またはローラー剥げが起きる時の湿し水
供給量を水幅上限という。水幅上限(%)−水幅下限
(%)を水幅という。今回、印刷機を利用して、それぞ
れのインキの水幅をみた。通常、水幅の範囲内で印刷し
ていれば水棒絡みやローラー剥げ等は起きにくいが、オ
ペレーターによっては汚れを防ぐために上限を越える
程、水を過剰に上げる場合がある。水幅の単位の%は印
刷機の湿し水調節ダイアルの目盛値である。表1に印刷
試験による水幅の結果を示す。
インキBはインキCに比べて水幅が広く、乳化特性がよ
り優れていることがわかる。
機を動かし、インキの乳化量を測定した。図2〜4はイ
ンキA、B、Cを用いた印刷試験中に、図1の(2)、
(4)、(6)、(8)の4本の金属ローラーでインキ
の乳化量を測定した値のグラフである。図2、3からわ
かるように、水幅の広い乳化特性の優れたインキA、B
はインキの乳化量が金属ローラー(2)から(8)にか
けて減少している程度がインキCよりも大きい。即ち湿
し水の供給点に近いローラー(2)はインキ中の乳化量
は多いが、湿し水の供給点から遠いローラー(8)での
インキの乳化量は少ない。つまりインキ中に入った水は
内部にとどまったままにはならず、吐き出されやすいこ
とがわかる。これはインキが過乳化しにくいことを示し
ている。
ーラー上でのインキCの乳化量の差が、インキA、Bに
比べて小さいことがわかる。つまりインキ中に入った水
が内部にとどまったままでインキ壷に近いローラー
(8)にまで水が運ばれていることがわかる。インキ中
に入った水が吐き出されにくいことは、そのインキが過
乳化しやすい、あるいはすでに過乳化していることを示
す。
乳化量を測定する場合は、その乳化量の時間変動を記録
することにより、インキの乳化特性の良不良の知見を得
ることができる。例えば湿し水の供給量を増減させた場
合に、ローラー(2)上のインキの乳化量が湿し水の供
給量の増減に正に応答して増減する程度を記録すれば良
い。乳化特性の良いインキほど敏感に応答する。しかし
一本のローラーだけで測定する場合はしばらくの間測定
を続けてその間の乳化量の変動の傾向を見る必要があ
る。前記の複数本のローラーにおいて乳化量を測定する
ならば、任意の時点での乳化量の分布を知れば直ちに乳
化特性の良否を知ることができ、簡単・迅速であるし、
印刷機の運転状態を管理するのに適している。
をもとに、オペレーターがあらかじめ設定した任意の印
刷するのに最適な設定値に自動制御することで、汚れな
どによる損紙の低減、オペレータの検紙の手間を省くこ
とができる。
限までの範囲が操作量の最大値となる。その範囲内で、
測定した乳化分布が目標値と比較しインキローラー上部
まで過剰の場合は給水量を下げる、インキローラー下部
のローラーでも過小な場合は給水量を下げる(図5のフ
ローチャート)。印刷しようとする絵柄、用紙、インキ
などの条件により、最適な給水量や乳化量は異なる。印
刷機には個々の仕事の条件をメモりとしてもつ機構をも
つものがある。このような機構をもつ場合には条件の1
項目として記述しておけば、仮にオペレーターに変更が
あっても容易に前回の最適値を反映させることができ
る。
と、今まさに刷り出したばかりの時の乳化分布は当然異
なる。いち早く製品として出荷可能な本紙を得る為には
乳化分布をより速く連続稼働状態に近づけることが望ま
しい。そのために、あらかじめローラーにインキを巻く
プリインキングの際に給水を行う起動シーケンスを持た
せ、印刷開始前に最適な乳化分布を作り出す方法が構築
できる。この場合は印刷前なので水幅に関係なく給水量
を制御できる。
0。 印刷機・・・ローランド社製R704枚葉印刷機 赤外線式水分計の印刷機への取り付け方法・・・版胴P
S版に垂直になるように取り付ける。図1の版胴(1
5)の左右どちらでもよいが、一般に右側は版の自動交
換装置やブランケットの自動洗浄装置が設置されること
が多く各々の機構と干渉する。また、オペレーターの心
理として版胴が見えないことを嫌う。さらに、版の傷の
修正などの作業は右側で行う。よって、水分計は水舟
(14)下部に取り付けることとした。当該印刷機は版
胴角度情報を0.01度単位でもつ。版の取り付け万力、絵
柄をさけるため版胴1回転につき1回、版胴が基準点か
ら90度位相進んだときにデータを取り込む。データに含
まれるノイズを除去するため、過去5秒間のデータを算
術平均し、給水量を算出する。給水量を調整する制御ユ
ニットは、当該機がもつ給水ローラーの調節機構のうち
ソフトウェア部分に割り込みをかけ、前述の制御則をソ
フトウェアで組みこみ実現した。
kg/A全、王子製紙社製) 印刷速度・・8000枚/時 使用インキ・・・試作の枚葉平版オフセットインキ2種
類(A、C)(実施例1と同一インキ) 使用PS版・・RP(大日本インキ化学工業製) 当該機の給水ダイヤル値を55とした場合、版上の水分
量は0.70g/m2であった。この量を給水量の制御目標
値とした。インキAを使用し、連続1時間印刷を行っ
た。インキダイヤルの推移は図6のようになり、稼働時
間が長くなると給水量を一定に保つ為には給水ダイヤル
は一定ではなく、漸増しなければならないことが確認で
きる。また、この間の給水量の変動は2%以内の精度で
制御できていた。この状態でのインキ乳化分布は図7の
通りであり、過乳化などの異状は認められず、汚れの発
生もなかった。給水量の自動制御が機能していることが
判る。
た。この時の乳化分布は図8のようになり、乳化がすす
みインキAとは異なる。乳化を抑えるため給水量をマニ
ュアルでさげた。給水量が0.65g/m2のときに乳化分
布がインキAの場合とよく似る。この給水量を目標値と
し、さらに印刷を行うと過乳化などの異状をおこさず印
刷をつづけることが可能であった。
く乳化量も加える。乳化量を16〜20%とし、給水量
を0.63〜0.68g/m2の範囲に収める制御則とした。ど
ちらか一方でも範囲から外れたら給水量を制御すること
とし、インキCで同様に1時間連続印刷した。図9にこ
のときの給水量と乳化量の推移を示す。この場合は途中
で操作に介入せず、自動制御だけで異状なく刷了でき
た。給水量だけでなく乳化量も目標値にいれることで、
難度の高い印刷条件(この場合は乳化適性の劣るインキ
の使用)でも異状なく印刷を完遂できることが判る。
びまたは版面の水分量を測定する方法により、印刷中の
インキの乳化状態の良不良を迅速に把握することができ
るので、印刷品質の安定化及び印刷機の稼動の安定化を
図り、用紙、インキのムダを減らすことができる。また
該測定方法を実施するための測定機を組み込んだ印刷機
は、印刷中のインキの乳化状態や乳化特性の良不良を簡
単かつ迅速に把握でき、湿し水の給水量などをオペレー
ターの力量を問わず正確に調整することができ、かつ自
動制御により簡便に運転できる。
の例を示す図である。
化量を示すグラフである。
化量を示すグラフである。
化量を示すグラフである。
水ダイヤル値の推移を示す。
インキAの乳化分布の推移を示す。
インキCの乳化分布の推移を示す。
た印刷中のインキCの乳化分布と給水量の推移を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷機の1ユニット内におけるインキ壷
から版面にインキを供給するローラー群の中の金属ロー
ラー上で、赤外線式水分計により、印刷中にインキの乳
化量を測定することを特徴とする印刷機上のインキの乳
化量の測定方法。 - 【請求項2】 印刷機の1ユニット内におけるインキ壷
から版面にインキを供給するローラー群のローラー上で
印刷中にインキの乳化量を測定する方法において、測定
対象のローラーが金属ローラーで無い場合に、該ローラ
ーに金属ローラーを接触させ、該金属ローラー上で赤外
線式水分計により印刷中にインキの乳化量を測定するこ
とを特徴とする印刷機上のインキの乳化量の測定方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷機上のイ
ンキの乳化量の測定方法において、2本以上の金属ロー
ラー上で測定を行う印刷機上のインキの乳化量の測定方
法。 - 【請求項4】 同一金属ローラー上の絵柄部分の長さ方
向における複数点でインキの乳化量を測定する請求項1
〜3のいずれかに記載の印刷機上のインキの乳化量の測
定方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の印刷機
上のインキの乳化量の測定方法を実施するために、前記
の金属ローラーにおけるインキの乳化量を測定するため
の赤外線式水分計を取り付けた印刷機。 - 【請求項6】 印刷機における印刷中の版面の水分量を
測定するため、版胴に対し赤外線式水分計を取り付けた
印刷機 - 【請求項7】 請求項6で得られた版面の水分量と、請
求項1〜4のいずれかに記載の測定方法で得られたイン
キの乳化量とを、オペレーターが設定した目標値と比較
参照してフィードバック制御する前記水分量及び乳化量
の制御方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の水分量及び乳化量の制
御装置を備えた印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002158413A JP2003341018A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 印刷機上のインキ乳化量の測定方法及び印刷機上の給水量・乳化量の制御機構をもつ印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002158413A JP2003341018A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 印刷機上のインキ乳化量の測定方法及び印刷機上の給水量・乳化量の制御機構をもつ印刷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003341018A true JP2003341018A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29773712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002158413A Pending JP2003341018A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 印刷機上のインキ乳化量の測定方法及び印刷機上の給水量・乳化量の制御機構をもつ印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003341018A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012783A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Heidelberger Druckmas Ag | オフセット印刷方法 |
JP2017223420A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002158413A patent/JP2003341018A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012783A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Heidelberger Druckmas Ag | オフセット印刷方法 |
JP2017223420A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
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