JP2003340781A - 単片シートの刃型加工装置および刃型加工方法 - Google Patents

単片シートの刃型加工装置および刃型加工方法

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JP2003340781A
JP2003340781A JP2002153743A JP2002153743A JP2003340781A JP 2003340781 A JP2003340781 A JP 2003340781A JP 2002153743 A JP2002153743 A JP 2002153743A JP 2002153743 A JP2002153743 A JP 2002153743A JP 2003340781 A JP2003340781 A JP 2003340781A
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blade
piece sheet
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rotary cylinder
sheet
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JP2002153743A
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English (en)
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Shigeaki Nawa
成明 名和
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃型加工時における所定経路に対する単片シ
ートの傾きを抑えて、所望の精度で刃型加工を行うこと
のできる加工装置。 【解決手段】 単片シート(10)を所定の経路に沿っ
て順次供給する供給部(1)と、円柱状の形態を有し且
つその中心軸線廻りに回転する回転シリンダ(2)と、
所定の経路に沿って順次供給された単片シートを回転シ
リンダの外側面へ導くとともに、単片シートが回転シリ
ンダの外側面に当接した状態を保持する保持部(3,
4)と、回転シリンダの外側面に当接した状態に保持さ
れた単片シートに対して刃型加工を施す加工部(5)と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単片シートの刃型
加工装置および刃型加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の刃型加工装置の要部構成
を概略的に示す図である。図5を参照すると、従来の刃
型加工装置では、所定の経路に沿って順次供給される単
片用紙(単片シート)51を押さえローラー52の作用
により平面状に保持した状態において、たとえば切断刃
のようなスリッター53により単片用紙51に刃型加工
を行っていた。
【0003】ここで、刃型加工とは、切断刃を用いて単
片用紙を切断する加工、スジ押し刃を用いて単片用紙に
折り目を形成する加工、ミシン刃を用いて単片用紙にミ
シン目を形成する加工などである。なお、スジ押し刃を
用いて形成される折り目は、単片用紙を折り畳み易くす
るために設けられる折り目であって、一方の面の所定位
置に形成された直線状の凹部と他方の面の対応する位置
に形成された直線状の凸部とから構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術では、平面状に保持した状態において単片用紙に刃型
加工を行っていたので、刃型加工時に単片用紙が所定経
路に対して傾き易く(曲がり易く)、所望の精度で刃型
加工を行うことが困難であった。また、単片用紙を搬送
した状態で加工する場合は、直線しか加工ができず、曲
線を加工するためには、平面的な刃型を作成して型押し
する必要があり、効率が悪いという問題点があった。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、刃型加工時における所定経路に対する単片シ
ートの傾きを抑えて、所望の精度で刃型加工を行うこと
のできる加工装置および加工方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、刃型加工すべき単片シートを所定の経
路に沿って順次供給する供給部と、円柱状または円錐台
状の形態を有し且つその中心軸線廻りに回転する回転シ
リンダと、前記所定の経路に沿って順次供給された単片
シートを前記回転シリンダの外側面へ導くとともに、単
片シートが前記回転シリンダの外側面に当接した状態を
保持するための保持部と、前記回転シリンダの外側面に
当接した状態に保持された単片シートに対して刃型加工
を施すための加工部とを備えていることを特徴とする刃
型加工装置を提供する。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、前記加工
部は、単片シートを切断するための切断刃、単片シート
に折り目を形成するためのスジ押し刃、あるいは単片シ
ートにミシン目を形成するためのミシン刃を有する。ま
た、前記保持部は、前記回転シリンダの外側面に当接す
るように駆動される無端ベルトを有することが好まし
い。
【0008】また、本発明の別の局面によれば、刃型加
工すべき単片シートを所定の経路に沿って順次供給する
工程と、前記所定の経路に沿って順次供給された単片シ
ートを、円柱状または円錐台状の形態を有し且つその中
心軸線廻りに回転する回転シリンダの外側面へ導く工程
と、単片シートが前記回転シリンダの外側面に当接した
状態を保持する工程と、前記回転シリンダの外側面に当
接した状態に保持された単片シートに対して刃型加工を
施す工程とを備えていることを特徴とする刃型加工方法
を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の典型的な形態では、所定
の経路に沿って順次供給された単片シートを、円柱状の
形態を有し(円筒面状の外側面を有し)且つその中心軸
線廻りに回転する回転シリンダの外側面へ導き、単片シ
ートが回転シリンダの外側面に当接した状態を保持す
る。そして、回転シリンダの外側面に当接した状態に保
持された単片シートに対して、切断、折り目形成、ミシ
ン目形成などの刃型加工を施す。
【0010】以上のように、本発明では、円柱状の形態
を有する回転シリンダの外側面に当接した状態に保持さ
れた単片シートに対して刃型加工を施す構成となってい
るので、平面状に保持した状態において単片シートに刃
型加工を行う従来技術とは異なり、刃型加工時に単片シ
ートが所定経路に対して傾く(曲がる)ことが原理的に
不可能であり、所望の精度で刃型加工を行うことができ
る。すなわち、本発明では、曲面状に保持した状態にお
いて単片シートに刃型加工を行うので、刃型加工時にお
ける所定経路に対する単片シートの傾きを抑えて、所望
の精度で刃型加工を行うことができる。
【0011】本発明の実施形態を、添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる刃型加工
装置の構成を概略的に示す図である。また、図2は、図
1の装置における回転シリンダとその外側面に当接する
ように駆動される無端ベルトとの関係を概略的に示す図
である。さらに、図3は、図1の装置における回転シリ
ンダと刃型加工を施すための加工部との関係を概略的に
示す図である。
【0012】図1を参照すると、本実施形態の刃型加工
装置は、刃型加工すべき単片用紙(一般には単片シー
ト)10を所定の経路に沿って順次供給するための供給
部1と、円柱状の形態を有し且つその中心軸線2aの廻
りに回転する回転シリンダ2と、回転シリンダ2の外側
面に当接するように駆動される無端ベルト3とを備えて
いる。無端ベルト3は、図1および図2に示すように、
回転シリンダ2の中心軸線2aと平行な中心軸線を有す
る複数(図中4つ)の遊動ローラー4に懸架された平ベ
ルトである。
【0013】したがって、本実施形態では、供給部1か
ら順次供給された単片用紙10は、無端ベルト3の作用
により、所定の経路に沿って回転シリンダ2の外側面へ
導かれる。また、回転シリンダ2の外側面へ導かれた単
片用紙10は、無端ベルト3の作用により、回転シリン
ダ2の外側面に当接した状態に保持される。こうして、
無端ベルト3は、所定の経路に沿って順次供給された単
片用紙10を回転シリンダ2の外側面へ導くとともに、
単片用紙10が回転シリンダ2の外側面に当接した状態
を保持するための保持部を構成している。
【0014】また、本実施形態の刃型加工装置は、回転
シリンダ2の外側面に当接した状態に保持された単片用
紙10に対して刃型加工を施すための加工部5として、
単片用紙10を切断するための切断刃を備えている。た
だし、加工部5として、単片用紙10に折り目を形成す
るためのスジ押し刃、または単片用紙10にミシン目を
形成するためのミシン刃を用いることもできる。図3
(a)に示すように、加工部5として単片用紙10を切
断する切断刃または単片用紙10にミシン目を形成する
ミシン刃を用いる場合、中心軸線2aを中心として回転
する回転シリンダ2の外側面は通常の円筒面状である。
【0015】一方、図3(b)に示すように、加工部5
として単片用紙10に折り目を形成するスジ押し刃を用
いる場合、スジ押し刃5にはその外周に沿って凸部5a
が形成されている。また、中心軸線2aを中心として回
転する回転シリンダ2の外側面には、スジ押し刃5の凸
部5aに対応するように、中心軸線2aを中心とした円
形状の溝部2bが形成されている。スジ押し刃5を用い
る刃型加工では、単片用紙10の表面(図中上側の面)
に形成される直線状の凹部10aと裏面(図中下側の
面)の対応する位置に形成される直線状の凸部10bと
からなる折り目が形成される。
【0016】以上のように、本実施形態では、円柱状の
形態を有する回転シリンダ2の外側面に当接した状態に
保持された単片用紙10に対して刃型加工を施す構成と
なっている。したがって、平面状に保持した状態におい
て単片用紙に刃型加工を行う従来技術とは異なり、刃型
加工時に単片用紙10が所定経路に対して傾く(曲が
る)ことがなく、所望の精度で刃型加工を行うことがで
きる。すなわち、本実施形態では、曲面状に保持した状
態において単片用紙に刃型加工を行うので、刃型加工時
における所定経路に対する単片用紙の傾きを抑えて、所
望の精度で刃型加工を行うことができる。
【0017】なお、上述の実施形態では、円柱状の形態
を有する回転シリンダ2を用いているが、図4(a)に
示すように、円錐台状の形態を有し且つその中心軸線2
0aの廻りに回転する回転シリンダ20を用いる変形例
も可能である。この場合、図4(b)に示すように、単
片用紙10には、直線状の軌跡ではなく曲線状の軌跡1
0cに沿って刃型加工が行われることになる。また、変
形例においても、曲面状に保持した状態において単片用
紙10に刃型加工を行うので、刃型加工時に単片用紙1
0が所定経路に対して傾く(曲がる)ことがなく、所望
の精度で刃型加工を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の刃型加工
装置および刃型加工方法では、曲面状に保持した状態に
おいて単片シートに刃型加工を行うので、刃型加工時に
おける所定経路に対する単片シートの傾きを抑えて、所
望の精度で刃型加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる刃型加工装置の構成
を概略的に示す図である。
【図2】図1の装置における回転シリンダとその外側面
に当接するように駆動される無端ベルトとの関係を概略
的に示す図である。
【図3】図1の装置における回転シリンダと刃型加工を
施すための加工部との関係を概略的に示す図である。
【図4】円柱状の回転シリンダに代えて円錐台状の回転
シリンダを用いた変形例を説明する図である。
【図5】従来の刃型加工装置の要部構成を概略的に示す
図である。
【符号の説明】
1 供給部 2,20 回転シリンダ 3 無端ベルト 4 遊動ローラー 5 加工部 10 単片用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃型加工すべき単片シートを所定の経路
    に沿って順次供給する供給部と、 円柱状または円錐台状の形態を有し且つその中心軸線廻
    りに回転する回転シリンダと、 前記所定の経路に沿って順次供給された単片シートを前
    記回転シリンダの外側面へ導くとともに、単片シートが
    前記回転シリンダの外側面に当接した状態を保持するた
    めの保持部と、 前記回転シリンダの外側面に当接した状態に保持された
    単片シートに対して刃型加工を施すための加工部とを備
    えていることを特徴とする刃型加工装置。
  2. 【請求項2】 前記加工部は、単片シートを切断するた
    めの切断刃、または単片シートに折り目を形成するため
    のスジ押し刃、または単片シートにミシン目を加工する
    ためのミシン刃を有することを特徴とする請求項1に記
    載の刃型加工装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部は、前記回転シリンダの外側
    面に当接するように駆動される無端ベルトを有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の刃型加工装置。
  4. 【請求項4】 刃型加工すべき単片シートを所定の経路
    に沿って順次供給する工程と、 前記所定の経路に沿って順次供給された単片シートを、
    円柱状または円錐台状の形態を有し且つその中心軸線廻
    りに回転する回転シリンダの外側面へ導く工程と、 単片シートが前記回転シリンダの外側面に当接した状態
    を保持する工程と、 前記回転シリンダの外側面に当接した状態に保持された
    単片シートに対して刃型加工を施す工程とを備えている
    ことを特徴とする刃型加工方法。
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