JP2003340657A - 箱体の組み立て方法 - Google Patents

箱体の組み立て方法

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JP2003340657A
JP2003340657A JP2002154334A JP2002154334A JP2003340657A JP 2003340657 A JP2003340657 A JP 2003340657A JP 2002154334 A JP2002154334 A JP 2002154334A JP 2002154334 A JP2002154334 A JP 2002154334A JP 2003340657 A JP2003340657 A JP 2003340657A
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宜久 松本
Yutaka Yajima
豊 矢島
Kenji Uraki
健司 浦木
Yoshihiko Yamashita
嘉彦 山下
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 異なる種類の箱体を共通の組み立てラインで
組み立てる。 【解決手段】共通の組み立てライン11に設けた第1の
裏板移動手段14aで裏板を移動して嵌め込み溝に嵌め
込むと共に仮り組み用の第1プレス手段12aで両側
板、天板、地板、裏板とでウオール用箱体を仮組みし、
この仮組みしたウオール用箱体を第2のプレス手段12
bで本組み立てし、また、第1のプレス手段12aで両
側板、地板、天前桟、天後桟とでフロアー用箱体を仮組
みし、この仮組みしたフロー用箱体に第2の裏板移動手
段14bにより裏桟付きの裏板を嵌め込むと共に第2の
プレス手段12bで本組み立てする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通の組み立てラ
インによりウオール用箱体、フロアー用箱体を選択的に
組み立てる箱体の組み立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来システムキッチン等に用いる箱体と
しては、大別して下記の2種類がある。
【0003】その一つは、壁面に取付けられるウオール
用箱体と称されるものであって、その基本形態は、左右
の側板と、左右の側板の上下端部間に配設される天板及
び地板と、左右の側板の内面の後端部に設けた嵌め込み
溝と上下の天板及び地板の各内面の後端部に設けた嵌め
込み溝とに4辺が嵌め込まれる裏板と、裏板の後面側に
配設される裏桟とを組み立てて構成される。
【0004】他の一つは、床に設置されて上面に別体の
カウンターが載設されるフロアー用箱体と称されるもの
であって、その基本形態は、左右の側板と、左右の側板
の上端部間の前端部と後端部とに架設される天前桟及び
天後桟と、左右の側板の下端部間に配設されて後端部が
側板の後端部よりも前方に位置する地板と、左右の側板
の内面の後端部に設けた嵌め込み溝と天後桟の内面に設
けた嵌め込み溝とに3辺が嵌め込まれる裏桟付きの裏板
とを組み立てて構成される。
【0005】従来上記2種類の箱体を組み立てるに当た
っては、別々の組み立てラインにより組み立てられてお
り、このように、別々の組み立てラインが必要なため、
工場内において組み立てに要する広いスペースが必要で
あり、また、別々の組み立てラインで組み立てるので、
各組み立てラインにそれぞれ作業者が必要であり、組み
立て効率も悪くて生産性が悪いという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、異なる種類の箱体を共通の組
み立てラインで選択的に組み立てることができて、組み
立てに要するスペースが従来に比べて狭いスペースでよ
く、また、組み立て効率も良くなって生産性が向上する
箱体の組み立て方法を提供することを課題とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る箱体の組み立て方法は、左右の側板1
と、左右の側板1の上下端部間に配設される天板3及び
地板4と、左右の側板1の内面の後端部に設けた嵌め込
み溝2aと上下の天板3及び地板4の各内面の後端部に
設けた嵌め込み溝2b、2cとに4辺が嵌め込まれる裏
板5と、裏板5の後面側に配設される裏桟6とよりなる
ウオール用箱体7と、左右の側板1と、左右の側板1の
上端部間の前端部と後端部とに架設される天前桟8及び
天後桟9と、左右の側板1の下端部間に配設されて後端
部が側板1の後端部よりも前方に位置する地板4と、左
右の側板1の内面の後端部に設けた嵌め込み溝2aと天
後桟9の内面に設けた嵌め込み溝2dとに3辺が嵌め込
まれる裏桟6付きの裏板5とよりなるフロアー用箱体1
0とを共通の組み立てライン11により選択的に組み立
てる箱体の組み立て方法であって、ウオール用箱体7を
組み立てるに当たっては、左右の側板1を内面同士が向
き合うように組み立て完成後の両側板1間の距離よりも
長い距離を隔ててプレス手段12に対向保持すると共
に、両側板1の上下両端部間に天板3と地板4とを内面
同士が向き合うように組み立て完成後における天板3と
地板4との距離と同じ距離を隔てて保持手段13により
対向保持し、次に、対向する天板3と地板4の後端部間
に嵌め込み溝2b、2cと平行な方向から裏板5を裏板
移動手段14により移動しながら裏板5の対向する一対
の辺を対向する天板3の嵌め込み溝2bと地板4の嵌め
込み溝2cとに嵌め込み、次に、プレス手段12により
両側板1を互いに近づく方向に移動して天板3と地板4
とを嵌合部15により嵌め込み深さ方向に若干の未嵌め
込み部を残すように仮嵌合した状態に仮組みすると共に
両側板1の嵌め込み溝2aを裏板5の対向する他の一対
の辺に嵌め込み、次に、裏板5の後面と天板3乃至地板
4の内面とのなす角部に裏桟6を配置して固定し、その
後、プレス手段12により両側板1間の距離が完成後に
おける距離と同じ距離となるまで移動して嵌合部15が
本嵌合するようにプレスすることでウオール用箱体7を
本組み立てし、一方、フロアー用箱体10を組み立てる
に当たっては、左右の側板1を内面同士が向き合うよう
に組み立て完成後の側板1間の距離よりも長い距離を隔
ててプレス手段12に対向保持すると共に、両側板1の
上下方向の一端部間に地板4を、上下方向の他端部の前
端間に天前桟8を、後端間に天後桟9をそれぞれ配置し
て天前桟8の内面が地板4の内面と対向し且つ天後桟9
の内面に設けた嵌め込み溝2dの開口前縁が地板4の後
端縁と対向するように天前桟8と天後桟9と地板4とが
それぞれ組み立て完成後と同じ位置関係で保持手段13
により保持し、次に、プレス手段12により両側板1を
互いに近づく方向に移動して地板4と天前桟8と天後桟
9のそれぞれの両端部を両側板1に嵌合部15により嵌
め込み深さ方向に若干の未嵌め込み部を残すように仮嵌
合した状態に仮組みし、次に、地板4の後端よりも後方
において地板4と直交する方向からあらかじめ裏桟6を
取付けた裏板5を裏板移動手段14により移動しながら
裏板5の対向する一対の辺を対向する側板1の嵌め込み
溝2aに嵌め込んで裏板5の他の対向する辺のうちの一
辺を天後桟9の内面に設けた嵌め込み溝2dに嵌め込
み、その後、プレス手段12により両側板1間の距離が
完成後における距離と同じ距離となるまで移動して嵌合
部15が本嵌合するようにプレスすることでフロアー用
箱体10を本組み立てすることを特徴とするものであ
る。
【0008】このような方法を採用することで、共通の
組み立てライン11によりウオール用箱体7とフロアー
用箱体10とを選択的に組み立てることができるもので
ある。
【0009】また、共通の組み立てライン11に設けた
プレス手段12を第1のプレス手段12aと第2のプレ
ス手段12bとで構成し、共通の組み立てライン11に
設けた裏板移動手段14を第1の裏板移動手段14aと
第2の裏板移動手段14bとで構成し、ウオール用箱体
7を組み立てるに当たっては、左右の側板1を内面同士
が向き合うように組み立て完成後の両側板1間の距離よ
りも長い距離を隔てて第1のプレス手段12aに対向保
持すると共に、両側板1の上下両端部間に天板3と地板
4とを内面同士が向き合うように組み立て完成後におけ
る天板3と地板4との距離と同じ距離を隔てて保持手段
13により対向保持し、次に、対向する天板3と地板4
の後端部間に嵌め込み溝2b、2cと平行な方向から裏
板5を第1の裏板移動手段14aにより移動しながら裏
板5の対向する一対の辺を対向する天板3の嵌め込み溝
2bと地板4の嵌め込み溝2cとに嵌め込み、次に、第
1のプレス手段12aにより両側板1を互いに近づく方
向に移動して天板3と地板4とを嵌合部15により嵌め
込み深さ方向に若干の未嵌め込み部を残すように仮嵌合
した状態に仮組みすると共に両側板1の嵌め込み溝2a
を裏板5の対向する他の一対の辺に嵌め込み、次に、裏
板5の後面と天板3乃至地板4の内面とのなす角部に裏
桟6を配置して固定し、その後、第2のプレス手段12
bにより両側板1間の距離が完成後における距離と同じ
距離となるまで移動して嵌合部15が本嵌合するように
プレスすることでウオール用箱体7を本組み立てし、一
方、フロアー用箱体10を組み立てるに当たっては、左
右の側板1を内面同士が向き合うように組み立て完成後
の側板1間の距離よりも長い距離を隔てて第1のプレス
手段12aに対向保持すると共に、両側板1の上下方向
の一端部間に地板4を、上下方向の他端部の前端間に天
前桟8を、後端間に天後桟9をそれぞれ配置して天前桟
8の内面が地板4の内面と対向し且つ天後桟9の内面に
設けた嵌め込み溝2dの開口前縁が地板4の後端縁と対
向するように天前桟8と天後桟9と地板4とをそれぞれ
組み立て完成後と同じ位置関係で保持手段13により保
持し、次に、第1のプレス手段12aにより両側板1を
互いに近づく方向に移動して地板4と天前桟8と天後桟
9のそれぞれの両端部を両側板1に嵌合部15により嵌
め込み深さ方向に若干の未嵌め込み部を残すように仮嵌
合した状態に仮組みし、次に、地板4の後端よりも後方
において地板4と直交する方向からあらかじめ裏桟6を
取付けた裏板5を第2の裏板移動手段14bにより移動
しながら裏板5の対向する一対の辺を対向する側板1の
嵌め込み溝2aに嵌め込んで裏板5の他の対向する辺の
うちの一辺を天後桟9の内面に設けた嵌め込み溝2dに
嵌め込み、その後、第2のプレス手段12bにより両側
板1間の距離が完成後における距離と同じ距離となるま
で移動して嵌合部15が本嵌合するようにプレスするこ
とでフロアー用箱体10を本組み立てするようにするこ
とを特徴とすることも好ましい。
【0010】このような方法を採用することで、共通の
組み立てライン11に設けた第1の裏板移動手段14a
で裏板5を移動して嵌め込み溝2b、2cに嵌め込むと
共に仮り組み用の第1のプレス手段12aで両側板1、
天板3、地板4、裏板5とでウオール用箱体7を仮組み
し、この仮組みしたウオール用箱体7を第2のプレス手
段12bで本組み立てでき、また、第1のプレス手段1
2aで両側板1、地板4、天前桟8、天後桟9とでフロ
アー用箱体10を仮組みし、この仮組みしたフロアー用
箱体10に第2の裏板移動手段14bにより裏桟6付き
の裏板5を嵌め込むと共に第2のプレス手段12bで本
組み立てできるものである。
【0011】また、ウオール用箱体7を組み立てるに当
たって、プレス手段12により内面部の後端部に嵌め込
み溝2aを有する左右の側板1を内面同士が向きあうよ
うに組み立て完成後の側板1間の距離よりも長い距離を
隔てて対向保持している段階で一方の側板1の後端が他
方の側板1の嵌め込み溝2aの開口の前縁よりも前方に
位置するようにずらし、この前方にずれて位置する方の
側板1の後端よりも後方において該側板1と直交する方
向から裏板5の対向する一対の辺を対向する天板3と地
板4の嵌め込み溝2b、2cに嵌め込み、その後、前方
にずれている方の側板1を後方に移動して対向する側板
1の嵌め込み溝2a同士が対向するようにした後にプレ
ス手段12により両側板1を互いに近づく方向に移動し
て天板3と地板4とを嵌合部15により嵌め込み深さ方
向に若干の未嵌め込み部を残すように仮嵌合した状態に
仮組みすると共に両側板1の嵌め込み溝2aを裏板5の
対向する他の一対の辺に嵌め込むことを特徴とすること
を好ましい。
【0012】このような方法を採用することで、裏板移
動手段14により裏板5を移動して裏板5の対向する一
対の辺を対向する天板3と地板4の嵌め込み溝2b、2
cに嵌め込むに当たって、プレスして仮組みするために
対向して配置してある一方の側板1に邪魔されることな
く裏板5を移動して天板3と地板4の嵌め込み溝2b、
2cに嵌め込むことが可能となるものであり、裏板5を
天板3と地板4の嵌め込み溝2b、2cに嵌め込んだ後
は前方にずれている方の側板1を後方に移動して対向す
る側板1の嵌め込み溝2a同士が対向するようにした後
にプレス手段12により両側板1を互いに近づく方向に
移動してプレスすることで、両側板1の嵌め込み溝2a
を裏板5の対向する他の一対の辺に確実に嵌め込むこと
ができるものである。
【0013】また、共通の組み立てライン11にウオー
ル用箱体7の裏板5、フロアー用箱体10の裏板5を搬
送するための裏板搬送路16を設け、第1の裏板移動手
段14aに裏板搬送路16を搬送されるフロアー用箱体
10の裏板5は通過させてウオール用箱体7の裏板5の
みを取り上げる裏板選択取り上げ手段17を設け、ウオ
ール用箱体7を組み立てる際には第1の裏板移動手段1
4aがウオール用箱体7の裏板5を裏板選択取り上げ手
段17で取り上げて裏板5の嵌め込みのために移動し、
フロアー用箱体10を組み立てる際には裏板選択取り上
げ手段17を通過したフロアー用箱体10の裏板5を第
2の裏板移動手段14bが取り上げて裏板5の嵌め込む
ために移動することも好ましい。
【0014】このような方法を採用することで、共通の
裏板搬送路16にウオール用箱体7の裏板5、フロアー
用箱体10の裏板5を供給しても裏板選択取り上げ手段
17によりウオール用箱体7の裏板5は取り上げるがフ
ロアー用箱体10の裏板5は通過させて後の第2の裏板
移動手段14bで取り上げるようにでき、これにより、
裏板5、5の供給搬送を共通の裏板搬送路16で行うこ
とができるものである。
【0015】また、共通の組み立てライン11によりウ
オール用箱体7、フロアー用箱体10を選択的に組み立
てるに当たって、組み立てライン11に備えた上記各手
段を組み立てようとする箱体の種類毎に制御するための
制御部を設け、共通の組み立てライン11に各箱体の材
料を供給する際に、組み立てようとする箱体の種類を入
力する入力部19を設け、入力部19で入力した箱体の
種類の入力情報に基づき制御部により共通の組み立てラ
イン11に備えた各手段をあらかじめ登録されている順
序、動作で駆動して目的とする種類の箱体を組み立てる
ことも好ましい。
【0016】このような方法により、ウオール用箱体
7、フロアー用箱体10というように異なる種類の箱体
を共通の組み立てライン11で組み立てるに当たって、
組み立てようとする箱体の材料を共通の組み立てライン
11に供給する際に入力部19で箱体の種類を入力する
ことで、共通の組み立てライン11に備えた各手段をあ
らかじめ登録されている順序、動作で駆動して目的とす
る種類の箱体を自動的に組み立てることができるもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0018】図1には本発明に用いる共通の組み立てラ
イン11の概略平面図が示してある。この共通の組み立
てライン11には側板搬送路20、天板・地板搬送路2
1、天前桟・天後桟搬送路22、裏板搬送路16、裏桟
搬送路23がそれぞれ並列して設けてある。また、共通
の組み立てライン11の始端部には作業台24が設けて
あり、この作業台24に組み立てようとする箱体の種類
を入力するための入力部19を構成するバーコード読み
取り装置25が設けてある。作業台24には組み立てよ
うとするウオール用箱体7やフロアー用箱体10の1箱
分の材料をそれぞれワンセットとして供給する材料供給
ライン26が設けてある。
【0019】ウオール用箱体7の1箱分の材料のワンセ
ットとは図26に示すように、少なくとも左右一対の側
板1、天板3及び地板4、裏板5、裏桟6である。ここ
で左右一対の側板1には前工程であらかじめ内面の後端
部に上下全長にわたって嵌め込み溝2aが形成してあ
り、更に、内面の上端部及び下端部にそれぞれ前後方向
の複数箇所に嵌合孔27が形成してある。また、天板3
には内面の後端部の左右方向の全長にわたって嵌め込み
溝2bが形成してあり、天板3の両側端面部には前後方
向の複数箇所に嵌合突部28aとなるダボが突設してあ
る。また、地板4は天板3と平面の形状、大きさが同じ
であり、この地板4には内面の後端部の左右方向の全長
にわたって嵌め込み溝2cが形成してあり、地板4の両
左右側端面部には前後方向の複数箇所に嵌合突部28b
となるダボが突設してある。裏板5は4辺が上記嵌め込
み溝2a、2b、2cに嵌め込むことができる厚みとな
っている。また、裏桟6は長さが天板3、地板4の左右
方向の長さと同じ長さとなっている。このウオール用箱
体7の1箱分の材料のワンセットの材料にはワンセット
の1つの部材又は複数の材料又は全部の材料又は材料の
梱包材に当該ウオール用箱体7を特定するバーコードが
施してある。
【0020】また、フロアー用箱体10の1箱分の材料
のワンセットとは図31に示すように、少なくとも左右
一対の側板1、地板4、天前桟8及び天後桟9、裏桟6
付きの裏板5である。ここで左右一対の側板1には前工
程であらかじめ内面の後端部に上下全長にわたって嵌め
込み溝2aが形成してあり、更に、内面の上端部及び下
端部にそれぞれ前後方向の複数箇所に嵌合孔27が形成
してある。また、地板4は側板1よりも前後長さが短
く、地板4の前後長さは側板1の前端から嵌め込み溝2
aの開口の前縁までの長さとなっており、地板4の両左
右側端面部には前後方向の複数箇所に嵌合突部28bと
なるダボが突設してある。天前桟8は長さが地板4の左
右方向と同じ長さであり、左右方向の両端面部に嵌合突
部28cとなるダボが突設してある。天後桟9は長さが
地板4の左右方向と同じ長さであり、左右方向の両端面
部に嵌合突部28dとなるダボが突設してあり、この天
後桟9の内面には左右方向にわたって嵌め込み溝2dが
形成してある。裏板5の後面の上下方向の一端部(完成
品においては上端部)にあらかじめ裏桟6を固着してあ
り、この裏桟6は天後桟9と同じ長さであって裏桟6の
左右方向の両端部が裏板5の左右方向の両端部よりも少
し内側に引き込んで位置しており、裏板5の左右両端部
の裏桟6の両端部よりも突出している部分の上下全長及
び裏板5の裏桟6を固着してい内方の上下方向の他端縁
部嵌め込み溝2a、2dに嵌め込む部分となっている。
このフロアー用箱体10の1箱分の材料のワンセットの
材料にはワンセットの1つの材料又は複数の材料又は全
部の材料又は材料の梱包材に当該フロアー用箱体10を
特定するバーコードが施してある。
【0021】材料供給ライン26からウオール用箱体7
の材料のワンセット、あるいはフロアー用箱体10の材
料のワンセットが作業台24に供給されると、バーコー
ド読み取り装置25により共通の組み立てライン11に
供給して組み立てようとする箱体の種類に関する情報が
読み取られてコンピュータよりなる制御部(図示せず)
に入力される。材料を梱包材で梱包しているときは作業
台24で梱包を解く。
【0022】作業台24に供給されたワンセット分の材
料は作業者の人力又は材料供給ロボットによりそれぞれ
の材料を搬送する該当する搬送路の始端部に供給され
る。
【0023】次に、各搬送路につき説明する。
【0024】側板搬送路20は図2に示すようなもの
で、この側板搬送路20には組み立てる箱体がウオール
用箱体7の場合、フロアー用箱体10の場合のいずれで
あっても、該当する組み立てるべき箱体の左右一対の側
板1が供給される。図3に示すように、側板搬送路20
の始端部に巾方向と、巾方向の一端部において長手方向
にストッパ29がL状となるように設けてあって、左右
の側板1を嵌合孔27を設けた内面側を上にして図3
(a)のように側板搬送路20に前後に間隔を隔てて載
置し(実施形態では進行方向の前方に左の側板1を載置
し、進行方向の後側に右の側板1を配置するようになっ
ている)、両側板1をそれぞれ側板搬送路20の巾方向
の一端部側において長手方向に設けたストッパ29に当
てて位置決めするようになっている。ここで、側板搬送
路20には側板1の高さ方向の寸法を検知するための寸
法検知手段30aが設けてあって、側板搬送路20に供
給された両側板1の高さ方向の寸法を検知するようにな
っている。図3(b)に示す実施形態においては、側板
搬送路20がローラコンベアにより構成してあり、側板
搬送路20の搬送方向の2箇所においてローラコンベア
間に巾方向にわたってそれぞれ複数のリミットスイッチ
31aが設けてあり、両側板1を側板搬送路20の前後
に載置して両側板1をそれぞれ長手方向のストッパ29
に当てて位置決めした状態で、上記リミットスイッチ3
1aにより両側板1の寸法を検出するようになってい
る。そして、このようにして検出された寸法情報が前述
の入力部19で入力された組み立てようとする箱体の種
類の情報で特定された側板1の寸法と同じであるか否か
が制御部に設けた判定手段により判定され、検出した寸
法が入力部19で入力した組み立てようとする箱体の側
板のあらかじめ登録してある寸法と異なる場合には、警
告ランプや警告ブザー等の警告手段(図示せず)が動作
して、当該箱の組み立ては中止される。このようにして
側板搬送路20へ左右一対の側板1の供給が完了すると
作業者は側板投入完了釦32aを押す。
【0025】側板搬送路20の先には図1、図2、図4
に示すように接着剤塗布部33が設けてあり、この接着
剤塗布部33には図4に示すように、進行方向の前後に
塗布用前ベルトコンベア34aと塗布用後ベルトコンベ
ア34bとが設けてある。
【0026】そして、上記側板投入完了釦32aが押さ
れると、側板搬送路20に進行方向に間隔を隔てて載置
された左右の側板1が図4の矢印方向から接着剤塗布部
33側に搬送される。この場合、進行方向の前方側に位
置する側板1(実施形態では左の側板1)が塗布用後ベ
ルトコンベア34bと塗布用前ベルトコンベア34aと
の間を通過すると、検知手段によりこれを検知し、塗布
用後ベルトコンベア34bと塗布用前ベルトコンベア3
4aとの間に位置している中間ストッパ35aが上昇し
て後続する別の側板1(実施形態では右の側板1)が塗
布用前ベルトコンベア34aに進入しないようにする。
【0027】塗布用前ベルトコンベア34aに進入した
方の側板1が塗布用前ベルトコンベア34aの終端部付
近に位置する接着位置決め用第1ストッパ35bに当た
ると、塗布用前ベルトコンベア34aを停止し、複数列
の塗布用前ベルトコンベア34a間に配置している持ち
上げ手段(図示せず)を上昇して上記側板1を上方に持
ち上げ、第1位置決め用押圧部35cにより該側板1を
接着位置決め用第2ストッパ35dに押し当てて該側板
1の位置決めを行う。また、塗布用後ベルトコンベア3
4bに進入した後続する側板1が図4の矢印方向から側
板搬送路20と塗布用後ベルトコンベア34bの間の接
着位置決め用第3ストッパ35eの上方を通過すると、
検知手段によりこれを検知して塗布用後ベルトコンベア
34bが一旦停止すると共に接着位置決め用第3ストッ
パ35eが上昇し、次に塗布用後ベルトコンベア34b
が逆転して後続する上記側板1を塗布用後ベルトコンベ
ア34bに押し当て塗布用後ベルトコンベア34bが停
止する。次に、複数列の塗布用後ベルトコンベア34b
間に配置している持ち上げ手段(図示せず)を上昇して
上記側板1を上方に持ち上げ、第2位置決め用押圧部3
5fにより該側板1を接着位置決め用第2ストッパ35
dに押し当てて該側板1の位置決めを行う。
【0028】このように、左右一対の側板1を接着剤塗
布部33の所定位置に位置決めした状態で、接着剤塗布
部33に設けた接着剤塗布装置36により左右の側板1
の内面(接着剤塗布部33においては内面上側を向いて
いる)に設けた嵌合孔27に接着剤を塗布する。接着剤
塗布装置36はX−Y−Y型サーボスライダを備えてい
て、入力部19で入力した組み立てようとする箱体の側
板1のあらかじめ登録してある嵌合孔27位置のデータ
に基づいて制御部の制御により自動的に移動して各側板
1の各嵌合孔27内に接着剤を正確に塗布するものであ
る。
【0029】天板・地板搬送路21は図5に示すような
もので、この天板・地板搬送路21にはウオール用箱体
7の場合には天板3と地板4とが供給され、フロアー用
箱体10の場合には地板4のみが供給される。この天板
・地板搬送路21は進行方向に第1天板・地板搬送路2
1a、第2天板・地板搬送路21b、第3天板・地板搬
送路21c、第4天板・地板搬送路21dを配置して構
成してあり、第1天板・地板搬送路21aには天板3、
地板4の左右方向の寸法を検知するための寸法検知手段
30bが設けてあって、第1天板・地板搬送路21aに
供給された天板3、地板4左右方向の寸法を検知するよ
うになっている。図6に示す実施形態においては、第1
天板・地板搬送路21aがローラコンベアにより構成し
てあり、第1天板・地板搬送路21aの搬送方向の2箇
所においてローラコンベア間に巾方向にわたってそれぞ
れ寸法検知手段30bを構成する複数のリミットスイッ
チ31bが設けてあり、天板3又は地板4を第1天板・
地板搬送路21aに載置して天板3又は地板4をL状を
したストッパ37に当てて位置決めした状態で、上記リ
ミットスイッチ31bにより天板3又は地板4の寸法を
検出するようになっている。そして、このようにして検
出された寸法情報が前述の入力部19で入力された組み
立てようとする箱体の種類の情報で特定された天板3又
は地板4の寸法と同じであるか否かが制御部に設けた判
定手段により判定され、検出した寸法が入力部19で入
力した組み立てようとする箱体の天板3又は地板4のあ
らかじめ登録してある寸法と異なる場合には、警告ラン
プや警告ブザー等の警告手段(図示せず)が動作して、
当該箱の組み立ては中止される。
【0030】上記のような寸法検知手段30bを備えた
第1天板・地板搬送路21aには組み立てるべき箱体が
ウオール用箱体7の場合には天板3、地板4を供給する
ものあり、フロアー用箱体10の場合には地板4のみを
供給するものである。天板3や地板4を供給するに当た
っては内面が上となるように第1天板・地板搬送路21
aに載置される。
【0031】まず、組み立てるべき箱体がウオール用箱
体7の場合を例に説明する。この場合、天板3、地板4
の2部材を供給するのであるが、天板3を第1天板・地
板搬送路21aに供給して寸法判定を行った後、送り釦
32bを押す。送り釦32bを押すと、天板3が第1天
板・地板搬送路21aから第2天板・地板搬送路21b
に送られる。次に、地板4を第1天板・地板搬送路21
aに供給して寸法判定を行う。
【0032】そして、スタート釦32cを押すことで第
2天板・地板搬送路21bに位置している天板3が第3
天板・地板搬送路21cを経て第4天板・地板搬送路2
1dに送られ、第1天板・地板搬送路21aに位置して
いる地板4が第3天板・地板搬送路21cに行われる。
【0033】なお、上記スタート釦32cを押すのは後
述のように組み立てるべき箱体のワンセット分の全ての
材料の供給を各搬送路に供給完了した後に行うものであ
る。つまり、前述の両側板1を側板搬送路20に供給し
て側板投入完了釦32aを押し、更に、天板3、地板4
を第1天板・地板搬送路21aに供給して送り釦32b
を押し、更に、後述の天前桟・天後桟搬送路22に天前
桟8、天後桟9を供給し(天前桟・天後桟搬送路22へ
の天前桟8、天後桟9の供給はフロアー用箱体10を組
み立てるときのみ)、裏板搬送路16に裏板5を供給
し、裏桟搬送路23に裏桟6を供給する(裏桟搬送路2
3に裏桟6への供給はウオール用箱体7を組み立てると
きのみ)という組み立てるべき箱体のワンセット分の材
料すべてを各搬送路に供給し終わってからスタート釦3
2cを押す。
【0034】第3天板・地板搬送路21cの側方には図
1、図7乃至図9に示すように回動自在に地板反転装置
38が配設してあり、地板反転装置38には下面部が櫛
状部38aとなったコ字状をした側受け部38bと、側
受け部38bの前端部から直角に突出している断面L状
をした前受け部38cと、前受け部38cに取付けられ
た移動自在なクランプ部38dとで構成してあり、天板
3が第3天板・地板搬送路21cを通過する時は地板反
転装置38は第3天板・地板搬送路21c上を移動する
天板3に当たらない位置に待機しておき、天板3が第3
天板・地板搬送路21cを通過したのを検知手段により
検知すると、図8のようにローラコンベアで構成した第
3天板・地板搬送路21cのローラコンベア間に櫛状部
38a、前受け部38bの横片が位置するように地板反
転装置38を移動するように制御するものであり、この
ため、地板4が第3天板・地板搬送路21cに搬送され
ると前受け部38bの縦片に当たって止まり、この状態
で地板反転装置38を図9のように回動(例えば135
°回動)して地板4を反転すると共にクランプ部38d
を駆動して地板4の反転状態を保持するようになってい
る。この反転状態において地板4は外面側が上面側とな
るようになっている。
【0035】次に、天前桟・天後桟搬送路22につき説
明する。図10に示すように、天前桟・天後桟搬送路2
2には組み立てようとする箱がフロアー用箱体10の時
にのみ天前桟8、天後桟9を供給するものであり、ウオ
ール用箱体7の時には使用しない。この、天前桟・天後
桟搬送路22にはリミットスイッチ31cよりなる寸法
検知手段30cが設けてあって、天前桟・天後桟搬送路
22に供給された天前桟8、天後桟9の長さ方向の寸法
を検知するようになっている。そして、このようにして
検出された寸法情報が前述の入力部19で入力された組
み立てようとする箱体の種類の情報で特定された天前桟
8、天後桟9の寸法と同じであるか否かが制御部に設け
た判定手段により判定され、検出した寸法が入力部19
で入力した組み立てようとする箱体の天前桟8、天後桟
9のあらかじめ登録してある寸法と異なる場合には、警
告ランプや警告ブザー等の警告手段(図示せず)が動作
して、当該箱の組み立ては中止される。
【0036】次に、図11乃至図16に基づいて裏板搬
送路16、裏桟搬送路23につき説明する。図11に示
すように、裏板搬送路16の下方には裏桟搬送路23が
平行して配置してあり、裏板搬送路16の始端部に裏桟
投入用開口39が設けてある。裏桟搬送路23は図15
に示すように2列設けてあり、それぞれ裏桟6を1本ず
つ裏桟投入用開口39から投入して載置するようになっ
ている。裏桟搬送路23への裏桟6の供給はウオール用
箱体7を組み立てる場合のみであり、フロアー用箱体1
0の場合は供給しない。この、裏桟搬送路23の始端部
には図15(b)に示すように、リミットスイッチ31
dよりなる寸法検知手段30dが設けてあって、裏桟搬
送路23に供給された裏桟6の長さ方向の寸法を検知す
るようになっている。そして、このようにして検出され
た寸法情報が前述の入力部19で入力された組み立てよ
うとする箱体の種類の情報で特定された裏桟6の寸法と
同じであるか否かが制御部に設けた判定手段により判定
され、検出した寸法が入力部19で入力した組み立てよ
うとする箱体の裏桟6のあらかじめ登録してある寸法と
異なる場合には、警告ランプや警告ブザー等の警告手段
(図示せず)が動作して、当該箱の組み立ては中止され
る。
【0037】図16のように、裏桟搬送路23の終端部
のすぐ手前には裏桟6の内面(裏桟6が裏桟搬送路23
を搬送される場合にはこの内面が上となるようにして搬
送される)に接着剤を塗布するための接着剤塗布装置7
5が設けてあり、裏桟搬送路23の終端部の側方には裏
桟反転装置76が設けてある。裏桟反転装置76はロー
タリーアクチュエータ76aにより回動自在となってお
り、また、裏桟反転装置76にはクランプ装置76bが
設けてある。そして、裏桟搬送路23を送られてきた裏
桟6の内面に接着剤が塗布され、裏桟搬送路23の終端
のストッパ23aに当たって位置決めされて停止した状
態で、裏桟反転装置76が回動して裏桟6の上方に位置
し、クランプ装置76bにより裏桟6をクランプし、こ
のクランプ状態で裏桟反転装置76を180°回転して
裏桟6を上下反転した状態で保持する(この上下反転状
態で裏桟6の内面の接着剤を塗布した部分が下側とな
る)ようになっている。
【0038】裏板搬送路16の始端部には図12に示す
ように、L状をした位置決め部材68が設けてあり、ま
た、リミットスイッチ31eよりなる寸法検知手段30
eが設けてある。そして、裏板搬送路16の始端部に裏
板5を載置してL状をした位置決め部材68に2辺を当
てることで位置決めした状態で寸法検知手段30eによ
り裏板5の左右方向と高さ方向の寸法を検出するように
なっている。そして、このようにして検出された寸法情
報が前述の入力部19で入力された組み立てようとする
箱体の種類の情報で特定された裏板5の寸法と同じであ
るか否かが制御部に設けた判定手段により判定され、検
出した寸法が入力部19で入力した組み立てようとする
箱体の裏板5のあらかじめ登録してある寸法と異なる場
合には、警告ランプや警告ブザー等の警告手段(図示せ
ず)が動作して、当該箱の組み立ては中止される。
【0039】裏板搬送路16の途中には図13、図14
に示すように、第1の裏板移動手段14aの一部を構成
する裏板選択取り上げ手段17が設けてある。裏板移動
手段14aの裏板選択取り上げ手段17部分以外の構造
は後で説明する。裏板選択取り上げ手段17は、ローラ
コンベアよりなる裏板搬送路16の途中の上方位置にお
いて水平に倒れた姿勢と垂直に起立した姿勢との2位置
に起倒自在な回動体17aと、該回動体17aの起立姿
勢における下端部に設けた受け溝17bと、回動体17
aの起立姿勢における下端部側に移動自在(受け溝17
b側に向けて接近する方向及び離反する方向に移動自
在)な移動爪17cと、移動爪17cを移動するための
シリンダ装置17dと、裏板搬送路16を構成するロー
ラ間に配置された多数の突部17eを有する上下移動自
在なリフタ17f(回動体17aを水平に倒した姿勢で
該回動体17aの下方に位置している)と、リフタ17
fよりも前方においてローラ間に配置したストッパ17
gとで構成してある。
【0040】入力部19で入力された組み立てようとす
る箱に関する情報に基づき組み立てるべき箱がフロアー
用箱体10である場合にはストッパ17g、リフタ17
fが下降しており、裏板搬送路16を搬送される裏板5
は回動体17aの下方を通過して裏板搬送路16の終端
部まで搬送されるようになっている。
【0041】一方、入力部19で入力された組み立てよ
うとする箱に関する情報に基づき組み立てるべき箱がウ
オール用箱体7である場合にはストッパ17gがローラ
間からローラよりも上方に突出するように制御部からの
指令により動作し、裏板搬送路16を搬送される裏板5
がストッパ17gに当たるので、その後、リフタ17f
が上昇して多数の突部17eにより裏板5を上方に持ち
上げるように動作する。裏板5を持ち上げると移動爪1
7cが突部17e間を移動し、移動爪17c内に裏板5
の後端をはめ込んだ状態で裏板5を押して裏板5の前端
を受け溝17bに押し込んで停止する。その後、裏板5
を保持した状態で回動体17aが90°回転して裏板5
を垂直に起立させるようになっている。
【0042】プレス手段12としては添付図面に示す実
施形態においては第1のプレス手段12aと第2のプレ
ス手段12bとがある。
【0043】まず第1のプレス手段12aにつき説明す
る。第1のプレス手段12aには図17、図18に示す
ように左右に対向する移動プレス盤40a、40bが設
けてある。両移動プレス盤40a、40bの対向面には
図19に示すように吸着パッド42が設けてある。両移
動プレス盤40a、40bのうち裏板搬送路16の側方
に位置する一方の移動プレス盤40aは裏板搬送路16
と直交する方向及び平行な方向の2方向に移動自在とな
っている。すなわち、図17、図18に示すように、基
体69上に設けた基台43aに対して移動基台44がガ
イドレール45aをガイドとしてシリンダ装置41aに
より裏板搬送路16と直交する方向に移動自在となって
おり、また、移動基台44に対して一方の移動プレス盤
40aがガイドレール45cをガイドとしてシリンダ装
置41cにより裏板搬送路16と平行な方向に移動自在
となっている。また、両移動プレス盤40a、40bの
うち他方の移動プレス盤40bは裏板搬送路16と直交
する方向に移動自在となっている。すなわち、図17、
図18に示すように、基台43bに対して移動プレス盤
40bがガイドレール45bをガイドとしてシリンダ装
置41bにより裏板搬送路16と直交する方向に移動自
在となっている。したがって、シリンダ装置41cを駆
動することで移動プレス盤40aを移動プレス盤40b
に対して裏板搬送路16と平行する方向に移動でき、ま
た、シリンダ装置41a、シリンダ装置41bを駆動す
ることで、対向する移動プレス盤40a、40bを互い
に近づく方向、離れる方向に移動することができるよう
になっている。
【0044】また、図18に示すように、基台43bは
基体69に設けたガイドレール43cに対して裏板搬送
路16と直交する方向(つまり左右方向)に移動自在と
なっており、サーボモータ43dにより正転、逆転する
ボールねじ43eが基台43bに螺合してあり、サーボ
モータ43dを駆動することで基台43bを移動し、こ
れにより組み立てようとする箱体の左右巾に応じて基台
43bを移動するようになっている。
【0045】図18、図19に示すように、移動プレス
盤40a及び移動プレス盤40bには対向面の下方には
プレス内天板搬入コンベア46が設けてある。また、移
動基台44上のプレス内天板搬入コンベア46よりも下
方で且つ移動プレス盤40bよりも他方の移動プレス盤
40a側にずれた位置と、移動プレス盤40bのプレス
内天板搬入コンベア46よりも下方で且つ裏板搬送路1
6側にずれた位置にそれぞれ、天板吸着治具47と、天
前桟吸着治具48と、天後桟吸着治具49とが設けてあ
る。ここで図19に示すように、天板吸着治具47は天
前桟吸着治具48の前方に配置し、天後桟吸着治具49
は天前桟吸着治具48の後方に配置してある。上記天板
吸着治具47、天前桟吸着治具48、天後桟吸着治具4
9はそれぞれシリンダ47a、48a、49aにより上
下移動自在となっている。天前桟吸着治具48はL状を
していて垂直面と水平面との両面にそれぞれ吸着部が設
けてある。
【0046】移動プレス盤40a及び移動プレス盤40
bには前端部に図19に示すようにシリンダ装置51a
により左右方向に移動自在な側板位置決め部材51bが
設けてあって移動プレス盤40a及び移動プレス盤40
bの対向面の前端において対向面より突出自在となって
いる。また、移動プレス盤40a及び移動プレス盤40
bの下端部には側板位置決め用突部51cが設けてあ
る。
【0047】また、側板位置決め用突部51cよりも下
方にはシリンダ装置52aにより移動自在な天板位置決
め部材52bが設けてある。
【0048】移動プレス盤40aの前端部には図18、
図20、図21に示すように、上下端部から裏板搬送路
16側に向けて上下の裏板搬入ガイド50が設けてあ
り、この上下の裏板搬入ガイド50には上下に対向する
対向面に断面略U状をしたガイド溝が形成してある。ま
た、裏板搬入ガイド50には爪50aを有する搬入用チ
ェーン50bが設けてあり、該搬入用チェーン50bは
モータにより回転駆動するようになっている。
【0049】上下の裏板搬入ガイド50のガイド溝の裏
板搬送路16の端部は、裏板5を保持して垂直に起立し
た回動体17aの受け溝17b、移動爪17c内とそれ
ぞれ対向するような位置関係となっており、回動体17
aに設けたロータリーアクチュエータ17hにより垂直
姿勢に保持している裏板5を裏板押し装置80によって
押して上下の裏板搬入ガイド50のガイド溝内に嵌め込
むようになっている。そして、上下の裏板搬入ガイド5
0のガイド溝内にはめこまれた裏板5は搬入用チェーン
50bを駆動することで爪50aにより押されて対向す
る移動プレス盤40a、40b間に進入するようになっ
ている。
【0050】裏板移動手段14aはこれらロータリーア
クチュエータ17h、上下の裏板搬入ガイド50、爪5
0a付きの搬入用チェーン50bと、前記した裏板選択
取り上げ手段17と、裏板押し装置80とで構成してあ
る。
【0051】次に、第2のプレス手段12bにつき説明
する。第2のプレス手段12bには図22に示すように
左右に対向する移動プレス盤54a、54bが設けてあ
り、両移動プレス盤54a、54bの間の下部の両側に
ベルトコンベア58a、58bが配置してある。両移動
プレス盤54a、54bは互いに近づいたり、離れたり
する方向にシリンダ装置55a、55bにより移動自在
となっている。すなわち、図22、図23に示すよう
に、基体69上に設けたガイドレール56aをガイドと
して移動プレス盤54aがシリンダ装置55aにより仮
組みされた箱体の移送方向と直交する方向に移動自在と
なっている。また、基体69上に設けたガイドレール5
6bをガイドとして移動基台59aが移動自在となって
おり、サーボモータ59bにより正転、逆転するボール
ねじ59cが移動基台59aに螺合してあり、サーボモ
ータ59bを駆動することで移動基台59aを移動し、
これにより組み立てようとする箱体の左右巾に応じて移
動基台59aを仮組みされた箱体の移送方向と直交する
方向に移動するようになっている。移動基台59aに設
けたガイドレール59dをガイドとして他方の移動プレ
ス盤54bがシリンダ装置55bにより仮組みされた箱
体の移送方向と直交する方向に移動自在となっている。
一対のベルトコンベア58a、58bのうち一方のベル
トコンベア58aは基体69に固定してあり、他方のベ
ルトコンベア58bはその下部の支持部がガイドレール
56bをガイドとして移動自在となっており、該支持部
に上記ボールねじ59cが螺合してあり、サーボモータ
59bを駆動することで移動基台59aと同調して移動
するようになっている。また、両ベルトコンベア58
a、58bは昇降シリンダ装置60a、60bにより上
下移動自在となっている。
【0052】移動プレス盤54a及び移動プレス盤54
bには前端部に図22示すようにシリンダ装置61aに
より左右方向に移動自在な仮組み箱位置決め部材61b
が設けてあって移動プレス盤54a及び移動プレス盤5
4bの対向面の前端において対向面より突出自在となっ
ている。また、移動プレス盤54a及び移動プレス盤5
4bの対向面にはそれぞれ図23に示すように前後方向
(仮組みした箱体の搬送方向)に移動自在な奥行き位置
決め治具62が設けてある。更に、移動プレス盤54a
及び移動プレス盤54bには前端部の上部に上方程開口
巾が広くなった略逆ハ字状をした通路溝よりなる裏板挿
入ガイド63が設けてある。
【0053】第2のプレス手段12bの前方には図1に
示すように箱体搬出路53が設けてあり、組み立てが完
了した箱体を箱体搬出路53から搬出するようになって
いる。
【0054】図1に示すように、接着剤塗布部33と天
板・地板搬送路21と第1のプレス手段12aとで囲ま
れた部分には多関節アーム70aを有する第1の多関節
ロボット70が配設してあり、多関節アーム70aの先
端部には図24に示すように吸盤部70bが設けてあ
る。この第1の多関節ロボット70は接着剤塗布部33
において嵌合孔27に接着剤を塗布された両側板1をそ
れぞれ1つずつ吸着してそれぞれ左右の移動プレス盤4
0a、40bの吸着パッド42位置まで運んで移動プレ
ス盤40a、40bの吸着パッド42に吸着させた後に
側板1の吸着を解除し、また、地板反転装置38で反転
した地板4を吸着して両移動プレス盤40a、40b間
の上部に移動して所定位置に保持し、この保持状態を後
述の仮組み状態となるまで維持するようになっている。
【0055】また、裏桟搬送路23の終端部と第2のプ
レス手段12bと箱体搬出路53とに囲まれた部分には
図1に示すように多関節アーム71aを有する第2の多
関節ロボット71が配設してあり、多関節アーム71a
の先端部には図25に示すように吸盤部71bとタッカ
ー釘打ち装置のような固着具打ち込み装置71cが設け
てある。この第2の多関節ロボット71は後述のフロア
ー用箱体10の組み立て時に第1のプレス手段12aで
仮組みした箱体に裏桟6付きの裏板5を吸着して嵌め込
み溝2a、2dに嵌め込むことを行い、また、後述のウ
オール用箱体7の組み立て時に第1のプレス手段12a
で仮組みした箱体が第2のプレス手段12b内に送られ
た場合に、裏桟搬送路23の終端部に供給された裏桟6
を吸着して該箱体の裏板5の上下に移動して位置決めし
て固着具を打設して固着することを行うようになってい
る。
【0056】以下、上記のような共通の組み立てライン
11によりウオール用箱体7、フロアー用箱体10を組
み立てる方法につき説明する。
【0057】まず、ウオール用箱体7の組み立てにつき
説明する。材料供給ライン26からウオール用箱体7の
材料のワンセットが作業台24で供給されると、バーコ
ード読み取り装置25により共通の組み立てライン11
に供給して組み立てようとするウオール用箱体7に関す
る情報が読み取られて制御部に入力される。
【0058】その後、作業台24に供給されたワンセッ
ト分のウオール用箱体7の材料を作業者の人力又は材料
供給ロボットによりそれぞれの材料を搬送する該当する
各搬送路の始端部に供給する。
【0059】すなわち、一対の側板1を側板搬送路20
の始端部に供給して側板投入完了釦32aを押す。
【0060】また、天板・地板搬送路21に、天板3を
供給し、送り釦32bを押して天板3を第1天板・地板
搬送路21aから第2天板・地板搬送路21bに送り、
次に、地板4を第1天板・地板搬送路21aに供給す
る。
【0061】また、裏桟搬送路23に2本の裏桟6を供
給し、また、裏板搬送路16に裏板5を供給する。
【0062】このようにして組み立てようとするウオー
ル用箱体7のワンセット分の材料をそれぞれの材料を搬
送する該当する各搬送路の始端部への供給が完了する
と、スタート釦32cを押す。
【0063】スタート釦32cを押すと、前述のように
一対の側板1を接着剤塗布部33側に送り、接着剤塗布
装置36により左右の側板1の内面に設けた嵌合孔27
に接着剤を塗布する。この場合、既に側板投入完了釦3
2aを押しているとスタート釦32cを押す前であって
も側板1が前述のように接着剤塗布部33に送られて接
着剤が塗布される。
【0064】また、スタート釦32cを押すことで、前
述のように第2天板・地板搬送路21bに送られていた
天板3を第4天板・地板搬送路21dに送り、第1天板
・地板搬送路21aに供給されている地板4を第3天板
・地板搬送路21cに送って地板反転装置38で地板4
を反転させて反転状態を保持させる。
【0065】また、スタート釦32cを押すことで、前
述のように裏桟搬送路23の始端部に供給された2本の
裏桟6が裏桟搬送路23の終端部まで送られる。
【0066】また、スタート釦32cを押すことで、前
述のように裏板搬送路16の始端部に供給された裏板5
が搬送され、この時、ストッパ17gがローラ間からロ
ーラよりも上方に突出しており、裏板搬送路16を搬送
される裏板5がストッパ17gに当たり、次に、リフタ
17fが上昇して多数の突部17eにより裏板5を上方
に持ち上げ、移動爪17cが突部17e間を移動し、移
動爪17c内に裏板5の後端をはめ込んだ状態で裏板5
を押して裏板5の前端を受け溝17bに押し込んで停止
し、その後、裏板5を保持した状態で回動体17aが9
0°回転して裏板5を垂直に起立させる。
【0067】この段階で第1のプレス手段12aは開い
ており(つまり移動プレス盤40a、40bが対向面間
の距離が完成後の該当するウオール用箱体7の左右の側
板1間の距離よりも長くなるように開いており)、ま
た、移動プレス盤40aは移動プレス盤40bよりも後
方側にずれるように後退しており、また、両側の側板位
置決め部材51bが第1のプレス手段12aの前端部に
おいてプレス内に突出しており、また、天後桟吸着治具
49が上昇しており、天板吸着治具47が下降してい
る。
【0068】前述のように第4天板・地板搬送路21d
に送られた天板3は上記のように第1のプレス手段12
aが開いているとプレス内天板搬入コンベア46に送ら
れ所定位置で位置決めされて停止し(この場合、天後桟
吸着治具49が上昇していて天板3が当たって所定位置
で停止することで前後方向の位置決めをする)、次に、
シリンダ装置52aにより天板位置決め部材52bを移
動させて天板3の巾方向(左右方向)の位置決めを行
う。このように天板3をプレス内において前後、左右の
位置決めをした後、天板吸着治具47が上昇して天板3
の外面を吸着した状態で所定位置まで持ち上げて保持す
る。
【0069】第1の多関節ロボット70は上記のように
両側板1の嵌合孔27への接着剤の塗布が完了し且つ第
1のプレス手段12aが開いていると左右両側板1をそ
れぞれ1つずつ順に吸着して(内面を吸着して)移動
し、それぞれ移動プレス盤40a、40bの各吸着パッ
ド42に押し付け、吸着パッド42により側板1を吸着
すると第1の多関節ロボット70による吸着を解除す
る。このようにして、左右の側板1をそれぞれ移動プレ
ス盤40a、40bの所定位置に吸着する。この場合、
側板位置決め部材51bと側板位置決め用突部51cを
それぞれ側板1の2辺の位置決め基準として第1の多関
節ロボット70により移動プレス盤40a、40bに対
する側板1の位置決めをして上記のように移動プレス盤
40a、40bの各吸着パッド42に吸着保持させるも
のである。
【0070】次に、第1の多関節ロボット70が地板反
転装置38に反転した状態で保持されている地板4の外
面を吸着して移動対向する移動プレス盤40a、40b
間の上部に移動し、上記天板吸着治具47により所定位
置に吸着保持されている天板3の上方位置に天板3と組
み立て完成後における天板3と地板4との距離と同じ距
離を隔てて位置させた状態で保持する。ここで、ウオー
ル用箱体7の組み立てに当たっては、天板吸着治具47
と第1の多関節ロボット70の吸盤部70bとで天板3
と地板4とを上下に所定間隔を隔てて保持する保持手段
13を構成している。
【0071】上記のように、開いた移動プレス盤40
a、40b間の下部と上部に天板3と地板4とを配置し
た状態で天板3と地板4は上記のように組み立て完成後
に天板3と地板4との距離と同じ距離を隔てて上下に対
向していると共に、天板3と地板4の嵌め込み溝2b、
2cを上下に対向している。また、上記のように移動プ
レス盤40a、40bで左右両側板1が対向するように
保持した状態で、両側板1は組み立て完成後の両側板1
間の距離よりも長い距離を隔てており、且つ、裏板搬送
路16側に近い方に保持されている側板1が他の側板1
よりも後方にずれた位置に保持されており、この場合、
後方にずれた側板1の後端面(ラインの流れ方向におい
ては前方側の端面)が他の側板1の嵌め込み溝2aの開
口部の前端縁(ラインの流れ方向においては後方側の端
縁)よりラインの流れ方向において後方に位置するよう
にずれている。
【0072】次に、回動体17aに垂直に起立させられ
ている裏板5をロータリーアクチュエータ17hにより
上下の裏板搬入ガイド50に移動し、上下の裏板搬入ガ
イド50に移動した裏板5を搬入用チェーン50bを駆
動することで爪50aにより移動して、保持手段13に
より保持している上下に対向する地板4と天板3との嵌
め込み溝2b、2cに裏板5の上下両端部を図27
(a)、図28のように嵌め込み、その後、図27
(b)のようにシリンダ装置41cにより一方の移動プ
レス盤40aをガイドレール45cをガイドとして前方
側に移動して移動プレス盤40a、40bに保持してい
る左右両側板1の嵌め込み溝2aを左右方向に対向さ
せ、次に、図27(c)のようにシリンダ装置41a、
41bにより左右の移動プレス盤40a、40bを互い
に近づく方向に移動し、移動プレス盤40a、40bに
保持している左右両側板1の内面の上下両端部に設けた
接着剤を塗布した嵌合孔27を天板3、地板4の両側端
面に突設した嵌合突部28a、28bに嵌め込むのであ
るが、この場合、嵌合突部28aと嵌合孔27とで構成
する嵌合部15及び嵌合突部28bと嵌合孔27とで構
成する嵌合部15の各嵌め込み深さ方向に若干の未嵌め
込み部を残すように仮嵌合した状態に仮組みすると共
に、両側板1の嵌め込み溝2aを裏板5の対向する左右
の一対の辺に嵌め込むものである。上記のようにして第
1のプレス手段12aによるプレスでウオール用箱体7
を仮組みするのであるが、この場合、両側板1間の距離
は完成後のウオール用箱体7の両側板1間の距離より若
干短い状態となるように仮組みするものであり、したが
って、この段階では両側板1の内面と天板3、地板4の
各両側端面とは当接しておらず1mm程度の小間隙が存
在するようにしてある(上記未嵌め込み部の長さはこの
小間隙と同じ長さと同じである)。
【0073】上記のようにウオール用箱体7の仮組みが
終わると、シリンダ装置41a、41bにより移動プレ
ス盤40a、40bが互いに離れるように移動する(図
27(d)参照)ことで第1のプレス手段12aを開
き、第1の多関節ロボット70の吸盤部による地板4の
吸着を止め、天板吸着治具47による吸着を止めると共
に天板吸着治具47を下降させて仮組み状態のウオール
用箱体7をプレス内天板搬入コンベア46に載せ、プレ
ス内天板搬入コンベア46を駆動して仮組み状態のウオ
ール用箱体7を第2のプレス手段12b内のベルトコン
ベア58a、58bに送り込む。
【0074】この場合、第2のプレス手段12は開いて
いて第1のプレス手段12aにより仮組みしたウオール
用箱体7を第2のプレス盤40b内のベルトコンベア5
8a、58bに移送した際に移送されるウオール用箱体
7が奥行き位置決め治具62に当たらないようになって
いる。また、両側の仮組み箱位置決め部材61bが両移
動プレス盤54a、54b間内に突出している。
【0075】ベルトコンベア58a、58bに移送され
た仮組みされたウオール用箱体7は仮組み箱位置決め部
材61bに当たるので、この段階でベルトコンベア58
a、58bが停止し、その後、仮組み箱位置決め部材6
1bが移動して仮組み状態のウオール用箱体7に当接し
て左右方向の位置決めをし、また、移動プレス盤54
a、54bを互いに近づく方向に移動して仮組み状態の
ウオール用箱体7の両側板1に当接して、仮組み状態の
ウオール用箱体7の巾方向(左右方向)の位置決めを行
い、また、奥行き位置決め治具62が前方に移動して仮
組み状態のウオール用箱体7に当接して前後方向の位置
決めをして保持する。
【0076】次に、第2の多関節ロボット71の吸盤部
71bにより裏桟搬送路23の終端部に供給されて接着
剤が塗布され、裏桟反転装置76により反転保持された
裏桟6を吸着し(裏桟反転装置76で反転保持されてい
る裏桟6の上面の接着剤が塗布してない面を吸盤部71
bで吸着し)て該箱体の裏板5の上下に移動して裏板5
と天板3の後端とのなすコーナ部及び裏板5と地板4の
後端とのなすコーナ部に運んで図29のように各コーナ
部に押し当てて位置決めすると共にタッカー釘打ち装置
のような固着具打ち込み装置71cによりタッカー釘の
ような固着具73を裏板5から天板3にかけて打ち込む
と共に裏板5から地板4にかけて打ち込むものである。
この場合、ベルトコンベア58a、58bを下方に下げ
た状態で上記固着具73の打ち込みを行うものである。
【0077】次に、移動プレス盤54a、54bを互い
に近づく方向に移動し、仮組み状態のウオール用箱体7
の両側板1を押圧プレスして両側板1の内面を天板3、
地板4それぞれの両側端面に圧接すると共に仮組み段階
で嵌め込み方向に未嵌合部を残していた嵌合部15の未
嵌合部を嵌め込み方向に完全に嵌合する。
【0078】次に、多関節ロボット70の固着具打ち込
み装置71cにより図30のように側板1と天板3、側
板1と地板4、側板1と裏板5、天板3と裏桟6、地板
4と裏桟6をそれぞれ接合するようにタッカー釘のよう
な固着具73を打ち込み本組み立て状態で各部材同士を
固着する。
【0079】このようにして本組み立てが完了すると、
固着具73の打ち込みの際に下降していたベルトコンベ
ア58a、58bを上昇させて組み立てが完成したウオ
ール用箱体7の下面に当て、移動プレス盤54a、54
bが互いに離れる方向に移動して第2のプレス手段12
bを開き、仮組み箱位置決め部材61bを後退させ、ベ
ルトコンベア58a、58bを駆動して組み立て完了し
たウオール用箱体7を箱体搬出路53に送って搬出する
ものである。
【0080】ここで、仮組み立て、本組み立ての各段階
においてウオール用箱体7は天板3が下となるように本
来の使用状態とは上下逆の姿勢となるようにしてある
が、これはウオール用箱体7の天板3はコンベア等に載
置されて仮に傷がついても施工状態では外部に見えない
処なので問題はないが、地板4は施工状態では外部に露
出して見えるので、地板4の下面がコンベア等に当たっ
て傷付かないようにしてある。
【0081】次に、フロアー用箱体10の組み立てにつ
き説明する。材料供給ライン26からフロアー用箱体1
0の材料のワンセットが作業台24で供給されると、バ
ーコード読み取り装置25により共通の組み立てライン
11に供給して組み立てようとするフロアー用箱体10
に関する情報が読み取られて制御部に入力される。
【0082】その後、作業台24に供給されたワンセッ
ト分のフロアー用箱体10の材料を作業者の人力又は材
料供給ロボットによりそれぞれの材料を搬送する該当す
る各搬送路の始端部に供給する。
【0083】すなわち、一対の側板1を側板搬送路20
の始端部に供給して側板投入完了釦32aを押す。
【0084】また、天板・地板搬送路21に地板4のみ
を供給する。
【0085】また、天前桟・天後桟搬送路22に天前桟
8、天後桟9を供給する。
【0086】また、裏板搬送路16に裏桟6があらかじ
め付けられた裏板5を供給する。
【0087】なお、フロアー用箱体10の組立の場合に
は裏桟搬送路23には裏桟を供給しない。
【0088】このようにして組み立てようとするフロア
ー用箱体10のワンセット分の材料をそれぞれの材料を
搬送する該当する各搬送路の始端部への供給が完了する
と、スタート釦32cを押す。
【0089】スタート釦32cを押すと、前述のように
一対の側板1を接着剤塗布部33側に送り、接着剤塗布
装置36により左右の側板1の内面に設けた嵌合孔27
に接着剤を塗布する。この場合、既に側板投入完了釦3
2aを押しているとスタート釦32cを押す前であって
も側板1が前述のように接着剤塗布部33に送られて接
着剤が塗布される。
【0090】また、スタート釦32cを押すことで、前
述のように第1天板・地板搬送路21aに供給されてい
る地板4を第3天板・地板搬送路21cに送って地板反
転装置38で地板4を反転させて反転状態を保持させ
る。また、スタート釦32cを押すことで、天前桟・天
後桟搬送路22に供給された天前桟8、天後桟9がそれ
ぞれ天前桟・天後桟搬送路22の終端部に搬送される。
【0091】また、スタート釦32cを押すことで、前
述のように裏板搬送路16の始端部に供給された裏板5
が搬送され、この時、ストッパ17gがローラ間に没し
てローラよりも下方に位置しているので、裏板搬送路1
6を搬送される裏板5がストッパ17gに当たることな
く、裏板搬送路16の終端部まで搬送される。
【0092】この段階で第1のプレス手段12aは開い
ており(つまり移動プレス盤40a、40bが対向面間
の距離が完成後の該当するウオール用箱体7の左右の側
板1間の距離よりも長くなるように開いており)、ま
た、移動プレス盤40aは移動プレス盤40bよりも後
方側にずれるように後退している。また、天前桟吸着治
具48、天後桟吸着治具49がそれぞれ上昇している。
【0093】前述のように天前桟・天後桟搬送路22の
終端部に搬送された天前桟8、天後桟9をそれぞれ第1
の多関節ロボット70の吸盤部70bにより吸着して第
1のプレス手段12aの間に運んで図32に示すように
天前桟吸着治具48、天後桟吸着治具49に吸着させて
保持させる。
【0094】また、第1の多関節ロボット70は上記の
ように両側板1の嵌合孔27への接着剤の塗布が完了し
且つ第1のプレス手段12aが開いていると左右両側板
1をそれぞれ1つずつ順に吸着して(内面を吸着して)
移動し、それぞれ移動プレス盤40a、40bの各吸着
パッド42に押し付け、吸着パッド42により側板1を
吸着すると第1の多関節ロボット70による吸着を解除
する。この場合の側板1の位置決めは前述と同様であ
る。このようにして、左右の側板1をそれぞれ移動プレ
ス盤40a、40bの所定位置に吸着する。
【0095】次に、第1の多関節ロボット70が地板反
転装置38に反転した状態で保持されている地板4の外
面を吸着して移動対向する移動プレス盤40a、40b
間の上部に移動し、上記天前桟吸着治具48、天後桟吸
着治具49により所定位置に吸着保持されている天前桟
8、天後桟9の上方位置に組み立て完成後における天前
桟8、天後桟9と地板4との距離と同じ距離を隔てて位
置させた状態で保持する。ここで、フロアー用箱体10
の組み立てに当たっては、天前桟吸着治具48、天後桟
吸着治具49と第1の多関節ロボット70の吸盤部70
bとで天前桟8、天後桟9と地板4とを上下に所定間隔
を隔てて保持する保持手段13を構成している。
【0096】上記のように、開いた移動プレス盤40
a、40b間の下部と上部に天前桟8、天後桟9と地板
4とを配置した状態で天前桟8、天後桟9と地板4は上
記のように組み立て完成後に天前桟8、天後桟9と地板
4との距離と同じ距離を隔てて上下に対向していると共
に、地板4の後端面が天後桟9の嵌め込み溝2dの前端
縁と上下に対向している。また、上記のように移動プレ
ス盤40a、40bで左右両側板1が対向するように保
持した状態で、両側板1は組み立て完成後の両側板1間
の距離よりも長い距離を隔て且つ両側板1の内面の嵌め
込み溝2a同士が左右に対向している。
【0097】次に、シリンダ装置41a、41bにより
左右の移動プレス盤40a、40bを互いに近づく方向
に移動し、移動プレス盤40a、40bに保持している
左右両側板1の内面の上下両端部に設けた接着剤を塗布
した嵌合孔27を天前桟8、天後桟9の両側端面に突設
した嵌合突部28c、28dに嵌め込むのであるが、こ
の場合、嵌合突部28cと嵌合孔27とで構成する嵌合
部15及び嵌合突部28dと嵌合孔27とで構成する嵌
合部15の各嵌め込み深さ方向に若干の未嵌め込み部を
残すように仮嵌合した状態に仮組みする(図33参照)
ものである。このようにして上記の第1のプレス手段1
2aによるプレスでウオール用箱体7を仮組みするので
あるが、この場合、両側板1間の距離は完成後のフロア
ー用箱体10の両側板1間の距離より若干短い状態とな
るように仮組みするものであり、したがって、この段階
では両側板1の内面と天前桟8、天後桟9、地板4の各
両側端面とは当接しておらず1mm程度の小間隙が存在
するようにしてある(上記未嵌め込み部の長さはこの小
間隙と同じ長さと同じである)。
【0098】上記のようにフロアー用箱体10の仮組み
が終わると、シリンダ装置41a、41bにより移動プ
レス盤40a、40bが互いに離れるように移動するこ
とで第1のプレス手段12aを開き、第1の多関節ロボ
ット70の吸盤部70bによる地板4の吸着を止め、天
前桟吸着治具48、天後桟吸着治具49による吸着を止
めると共に天前桟吸着治具48、天後桟吸着治具49を
下降させて仮組み状態のフロアー用箱体10をプレス内
天板搬入コンベア46に載せ、プレス内天板搬入コンベ
ア46を駆動して仮組み状態のフロアー用箱体10を第
2のプレス手段12b内のベルトコンベア58a、58
bに送り込む。
【0099】この場合、第2のプレス手段12は開いて
いて第1のプレス手段12aにより仮組みしたウオール
用箱体7を第2のプレス盤40b内のベルトコンベア5
8a、58bに移送した際に移送されるフロアー用箱体
10が奥行き位置決め治具62に当たらないようになっ
ている。また、両側の仮組み箱位置決め部材61bが両
移動プレス盤54a、54b間内に突出している。
【0100】ベルトコンベア58a、58bに移送され
た仮組みされたフロアー用箱体10は仮組み箱位置決め
部材61bに当たるので、この段階でベルトコンベア5
8a、58bが停止し、その後、仮組み箱位置決め部材
61bが移動して仮組み状態のフロアー用箱体10に当
接して左右方向の位置決めをし、また、移動プレス盤5
4a、54bを互いに近づく方向に移動して仮組み状態
のフロアー用箱体10の両側板1に当接して、仮組み状
態のフロアー用箱体10の巾方向(左右方向)の位置決
めを行い、また、奥行き位置決め治具62が前方に移動
して仮組み状態のウオール用箱体7に当接して前後方向
の位置決めをして保持する(図34参照)。この状態
で、略逆ハ字状をした裏板挿入ガイド63の下開口が両
側板1の嵌め込み溝2aの長手方向の端部と上下に対向
している。
【0101】次に、第2の多関節ロボット71の吸盤部
71bにより裏板搬送路16の終端部に搬送されている
裏板5を吸着して図35、図36のように裏板挿入ガイ
ド63の上開口に移動して挿入し、引き続き第2の多関
節ロボット71により裏板挿入ガイド63の下開口を経
て地板4(この状態では地板4は上に位置している)の
後端面に沿って裏板5を裏板挿入ガイド63から両側板
1の嵌め込み溝2aに上から挿入し、裏板5の挿入方向
の先端を天後桟9の嵌め込み溝2dに嵌め込む。したが
って、フロアー用箱体10の組立の場合、第2の多関節
ロボット71が裏板移動手段14bを構成している。こ
の場合、あらかじめ固着している裏桟6が上となるよう
にして挿入する。
【0102】その後、移動プレス盤54a、54bを互
いに近づく方向に移動し、仮組み状態のウオール用箱体
7の両側板1を押圧プレスして両側板1の内面を天前桟
8、天後桟9、地板4それぞれの両側端面に圧接すると
共に仮組み段階で嵌め込み方向に未嵌合部を残していた
嵌合部15の未嵌合部を嵌め込み方向に完全に嵌合す
る。
【0103】次に、ベルトコンベア58a、58bを下
降させ、多関節ロボット71の固着具打ち込み装置71
cにより図37のように側板1と天前桟8、側板1と天
後桟9、側板1と裏板5をそれぞれ接合するようにタッ
カー釘のような固着具73を打ち込み本組み立て状態で
各部材同士を固着する。
【0104】このようにして本組み立てが完了すると、
固着具73の打ち込みの際に下降していたベルトコンベ
ア58a、58bを上昇させて組み立てが完成したフロ
アー用箱体10の下面に当て、移動プレス盤54a、5
4bが互いに離れる方向に移動して第2のプレス手段1
2bを開き、仮組み箱位置決め部材61bを後退させ、
ベルトコンベア58a、58bを駆動して組み立て完了
したフロアー用箱体10を箱体搬出路53に送って搬出
するものである。
【0105】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、共通の組み立てラインによりウオール用
箱体とフロアー用箱体とを選択的に組み立てることがで
きるので、共通の組み立てラインによりウオール用箱体
とフロアー用箱体とを選択的に組み立てることができ
て、組み立てに要するスペースが従来に比べて狭いスペ
ースでよく、また、組み立て効率も良くなって生産性が
向上するものである。
【0106】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、共通の組み立て
ラインに設けたプレス手段を第1のプレス手段と第2の
プレス手段とで構成しているので、共通の組み立てライ
ンに設けた第1の裏板移動手段で裏板を移動して嵌め込
み溝に嵌め込むと共に仮り組み用の第1のプレス手段で
両側板、天板、地板、裏板とでウオール用箱体を仮組み
し、この仮組みしたウオール用箱体を第2のプレス手段
で本組み立てでき、また、第1のプレス手段で両側板、
地板、天前桟、天後桟とでフロアー用箱体を仮組みし、
この仮組みしたフロアー用箱体に第2の裏板移動手段に
より裏桟付きの裏板を嵌め込むと共に第2のプレス手段
で本組み立てでき、簡単な方法で共通の組み立てライン
によりウオール用箱体とフロアー用箱体とを選択的に組
み立てることができるものである。
【0107】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ウ
オール用箱体を組み立てるに当たって、プレス手段によ
り内面部の後端部に嵌め込み溝を有する左右の側板を内
面同士が向きあうように組み立て完成後の側板間の距離
よりも長い距離を隔てて対向保持している段階で一方の
側板の後端が他方の側板の嵌め込み溝の開口の前縁より
も前方に位置するようにずらし、この前方にずれて位置
する方の側板の後端よりも後方において該側板と直交す
る方向から裏板の対向する一対の辺を対向する天板と地
板の嵌め込み溝に嵌め込み、その後、前方にずれている
方の側板を後方に移動して対向する側板の嵌め込み溝同
士が対向するようにした後にプレス手段により両側板を
互いに近づく方向に移動して天板と地板とを嵌合部によ
り嵌め込み深さ方向に若干の未嵌め込み部を残すように
仮嵌合した状態に仮組みすると共に両側板の嵌め込み溝
を裏板の対向する他の一対の辺に嵌め込むので、裏板移
動手段により裏板を移動して裏板の対向する一対の辺を
対向する天板と地板の嵌め込み溝に嵌め込むに当たっ
て、プレスして仮組みするために対向して配置してある
一方の側板に邪魔されることなく裏板を移動して天板と
地板の嵌め込み溝に嵌め込むことが可能となるものであ
り、裏板を天板と地板の嵌め込み溝に嵌め込んだ後は前
方にずれている方の側板を後方に移動して対向する側板
の嵌め込み溝同士が対向するようにした後にプレス手段
により両側板を互いに近づく方向に移動してプレスする
ことで、両側板の嵌め込み溝を裏板の対向する他の一対
の辺に確実に嵌め込むことができるものである。
【0108】また、請求項4記載の発明にあては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、共通の組み立てラ
インにウオール用箱体の裏板、フロアー用箱体の裏板を
搬送するための裏板搬送路を設け、第1の裏板移動手段
に裏板搬送路を搬送されるフロアー用箱体の裏板は通過
させてウオール用箱体の裏板のみを取り上げる裏板選択
取り上げ手段を設け、ウオール用箱体を組み立てる際に
は第1の裏板移動手段がウオール用箱体の裏板を裏板選
択取り上げ手段で取り上げて裏板の嵌め込みのために移
動し、フロアー用箱体を組み立てる際には裏板選択取り
上げ手段を通過したフロアー用箱体の裏板を第2の裏板
移動手段が取り上げて裏板の嵌め込みのために移動する
ので、共通の裏板搬送路にウオール用箱体の裏板、フロ
アー用箱体の裏板を供給しても裏板選択取り上げ手段に
よりウオール用箱体の裏板は取り上げるがフロアー用箱
体の裏板は通過させて後の第2の裏板移動手段で取り上
げるようにでき、これにより、簡単な方法で裏板の供給
搬送を共通の裏板搬送路で行うことができるものであ
る。
【0109】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の効果に加え
て、共通の組み立てラインによりウオール用箱体、フロ
アー用箱体を選択的に組み立てるに当たって、組み立て
ラインに備えた上記各手段を組み立てようとする箱体の
種類毎に制御するための制御部を設け、共通の組み立て
ラインに各箱体の材料を供給する際に、組み立てようと
する箱体の種類を入力する入力部を設け、入力部で入力
した箱体の種類の入力情報に基づき制御部により共通の
組み立てラインに備えた各手段をあらかじめ登録されて
いる順序、動作で駆動して目的とする種類の箱体を組み
立てるので、ウオール用箱体、フロアー用箱体というよ
うに異なる種類の箱体を共通の組み立てラインで組み立
てるに当たって、組み立てようとする箱体の材料を共通
の組み立てラインに供給する際に入力部で箱体の種類を
入力することで、共通の組み立てラインに備えた各手段
をあらかじめ登録されている順序、動作で駆動して目的
とする種類の箱体を自動的に組み立てることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の箱体の組み立て方法に用いる共通の組
み立てラインを示す概略平面図である。
【図2】同上の側板搬送路の概略平面図である。
【図3】同上の側板搬送路の始端部に側板を供給した状
態を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であ
る。
【図4】同上の接着剤塗布部の平面図である。
【図5】同上の天板・地板搬送路を示す概略平面図であ
る。
【図6】同上の天板・地板搬送路の始端部に天板(又は
地板)を供給した状態を示し、(a)は平面図であり、
(b)は正面断面図であり、(c)は側面図である。
【図7】同上の地板反転装置を示す平面図である。
【図8】同上の搬送されてきた地板を地板反転装置で受
け止めた状態を示す側面断面図である。
【図9】同上の地板反転装置により地板を反転させて保
持した状態を示す斜視図である。
【図10】同上の天前桟・天後桟搬送路に天前桟、天後
桟を供給した状態を示し、(a)は平面図であり、
(b)は側面図である。
【図11】同上の裏板搬送路、裏桟搬送路を示す概略平
面図である。
【図12】同上の裏板搬送路の始端部に裏板を供給した
状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は裏板の位
置決めして寸法検知手段で寸法を検知している状態の説
明図である。
【図13】同上の裏板選択取り上げ手段を示す正面図で
ある。
【図14】(a)は同上の裏板選択取り上げ手段を示す
側面図であり、(b)はリフタを示す斜視図である。
【図15】同上の裏桟搬送路の始端部に裏桟を供給した
状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図で
ある。
【図16】(a)は同上の裏桟搬送路の終端部を示す平
面図であり、(b)は断面図である。
【図17】同上の第1のプレス手段の平面図である。
【図18】同上の第1のプレス手段の正面図である。
【図19】同上の第1のプレス手段の斜視図である。
【図20】同上の第1の裏板移動手段により裏板を移動
することを説明するための概略正面図である。
【図21】同上の搬入用チェーンで裏板を移動している
状態の説明図である。
【図22】同上の第2のプレス手段の正面図である。
【図23】同上の第2のプレス手段の斜視図である。
【図24】同上の第1の多関節ロボットの多関節アーム
の先端部を示し、(a)は正面図であり、(b)は下面
図である。
【図25】同上の第2の多関節ロボットの多関節アーム
の先端部を示し、(a)は正面図であり、(b)は下面
図である。
【図26】同上により組み立てるために用いるウオール
用箱体の1箱分の材料のワンセットを示す分解斜視図で
ある。
【図27】同上のウオール用箱体の仮組みの順序を示
し、(a)は裏板挿入時を示す平面図であり、(b)は
一方の移動プレス盤を前方に移動して左右の移動プレス
盤に保持した両側板の嵌め込み溝を一致させた状態を示
す平面図であり、(c)は左右の移動プレス盤を近づく
方向に移動して仮組みした状態を示す平面図であり、
(d)は左右の移動プレス盤を離れる方向移動して開い
た状態を示す平面図である。
【図28】同上のウオール用箱体の組み立てに当たって
裏板を天板、地板の嵌め込み溝に嵌め込んでいる途中の
状態を示す概略説明図である。
【図29】同上のウオール用箱体に裏桟を取付けている
状態の斜視図である。
【図30】(a)は同上の第2のプレス手段でプレスし
て本組み立てをして固着具打ち込み装置により固着具で
固定してウオール用箱体の組み立てが完成した状態を示
す斜視図であり、(b)(c)はそれぞれ固着具による
固着部分の断面図である。
【図31】同上により組み立てるために用いるフロアー
用箱体の1箱分の材料のワンセットを示す分解斜視図で
ある。
【図32】同上の天前桟吸着治具、天後桟吸着治具によ
り天前桟、天後桟を位置決め保持している状態を示し、
(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図33】同上のフロアー用箱体を仮り組み立てした状
態の斜視図である。
【図34】同上の仮組みしたフロアー用箱体を第2のプ
レス手段内で位置決めした状態を示し、(a)は平面図
であり、(b)は側面図である。
【図35】同上の仮組みしたフロアー用箱体に裏板を挿
入しようとしている途中の状態の斜視図である。
【図36】同上の仮組みしたフロアー用箱体に裏板を挿
入しようとしている状態の断面図である。
【図37】同上の第2のプレス手段でプレスして本組み
立てをして固着具打ち込み装置により固着具で固定して
フロアー用箱体の組み立てが完成した状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 側板 2a 嵌め込み溝 2b 嵌め込み溝 2c 嵌め込み溝 2d 嵌め込み溝 3 天板 4 地板 5 裏板 6 裏桟 7 ウオール用箱体 8 天前桟 9 天後桟 10フロアー用箱体 11 共通の組み立てライン 12 プレス手段 12a 第1のプレス手段 12b 第2のプレス手段 13 保持手段 14 裏板移動手段 14a 第1の裏板移動手段 14b 第2の裏板移動手段 15 嵌合部 16 裏板搬送路 17 裏板選択取り上げ手段 19 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢島 豊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 浦木 健司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山下 嘉彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B067 AA03 AA08 DA00 DA04 3C030 CB08 CB11 CB12 CB14 CB15 CB17 CB18 DA01 DA09 DA10 DA23 DA33 DA37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板と、左右の側板の上下端部間
    に配設される天板及び地板と、左右の側板の内面の後端
    部に設けた嵌め込み溝と上下の天板及び地板の各内面の
    後端部に設けた嵌め込み溝とに4辺が嵌め込まれる裏板
    と、裏板の後面側に配設される裏桟とよりなるウオール
    用箱体と、 左右の側板と、左右の側板の上端部間の前端部と後端部
    とに架設される天前桟及び天後桟と、左右の側板の下端
    部間に配設されて後端部が側板の後端部よりも前方に位
    置する地板と、左右の側板の内面の後端部に設けた嵌め
    込み溝と天後桟の内面に設けた嵌め込み溝とに3辺が嵌
    め込まれる裏桟付きの裏板とよりなるフロアー用箱体と
    を共通の組み立てラインにより選択的に組み立てる箱体
    の組み立て方法であって、 ウオール用箱体を組み立てるに当たっては、左右の側板
    を内面同士が向き合うように組み立て完成後の両側板間
    の距離よりも長い距離を隔ててプレス手段に対向保持す
    ると共に、両側板の上下両端部間に天板と地板とを内面
    同士が向き合うように組み立て完成後における天板と地
    板との距離と同じ距離を隔てて保持手段により対向保持
    し、 次に、対向する天板と地板の後端部間に嵌め込み溝と平
    行な方向から裏板を裏板移動手段により移動しながら裏
    板の対向する一対の辺を対向する天板の嵌め込み溝と地
    板の嵌め込み溝とに嵌め込み、 次に、プレス手段により両側板を互いに近づく方向に移
    動して天板と地板とを嵌合部により嵌め込み深さ方向に
    若干の未嵌め込み部を残すように仮嵌合した状態に仮組
    みすると共に両側板の嵌め込み溝を裏板の対向する他の
    一対の辺に嵌め込み、 次に、裏板の後面と天板乃至地板の内面とのなす角部に
    裏桟を配置して固定し、 その後、プレス手段により両側板間の距離が完成後にお
    ける距離と同じ距離となるまで移動して嵌合部が本嵌合
    するようにプレスすることでウオール用箱体を本組み立
    てし、 一方、フロアー用箱体を組み立てるに当たっては、左右
    の側板を内面同士が向き合うように組み立て完成後の側
    板間の距離よりも長い距離を隔ててプレス手段に対向保
    持すると共に、両側板の上下方向の一端部間に地板を、
    上下方向の他端部の前端間に天前桟を、後端間に天後桟
    をそれぞれ配置して天前桟の内面が地板の内面と対向し
    且つ天後桟の内面に設けた嵌め込み溝の開口前縁が地板
    の後端縁と対向するように天前桟と天後桟と地板とをそ
    れぞれ組み立て完成後と同じ位置関係で保持手段により
    保持し、 次に、プレス手段により両側板を互いに近づく方向に移
    動して地板と天前桟と天後桟のそれぞれの両端部を両側
    板に嵌合部により嵌め込み深さ方向に若干の未嵌め込み
    部を残すように仮嵌合した状態に仮組みし、 次に、地板の後端よりも後方において地板と直交する方
    向からあらかじめ裏桟を取付けた裏板を裏板移動手段に
    より移動しながら裏板の対向する一対の辺を対向する側
    板の嵌め込み溝に嵌め込んで裏板の他の対向する辺のう
    ちの一辺を天後桟の内面に設けた嵌め込み溝に嵌め込
    み、 その後、プレス手段により両側板間の距離が完成後にお
    ける距離と同じ距離となるまで移動して嵌合部が本嵌合
    するようにプレスすることでフロアー用箱体を本組み立
    てすることを特徴とする箱体の組み立て方法。
  2. 【請求項2】 共通の組み立てラインに設けたプレス手
    段を第1のプレス手段と第2のプレス手段とで構成し、
    共通の組み立てラインに設けた裏板移動手段を第1の裏
    板移動手段と第2の裏板移動手段とで構成し、 ウオール用箱体を組み立てるに当たっては、左右の側板
    を内面同士が向き合うように組み立て完成後の両側板間
    の距離よりも長い距離を隔てて第1のプレス手段に対向
    保持すると共に、両側板の上下両端部間に天板と地板と
    を内面同士が向き合うように組み立て完成後における天
    板と地板との距離と同じ距離を隔てて保持手段により対
    向保持し、 次に、対向する天板と地板の後端部間に嵌め込み溝と平
    行な方向から裏板を第1の裏板移動手段により移動しな
    がら裏板の対向する一対の辺を対向する天板の嵌め込み
    溝と地板の嵌め込み溝とに嵌め込み、 次に、第1のプレス手段により両側板を互いに近づく方
    向に移動して天板と地板とを嵌合部により嵌め込み深さ
    方向に若干の未嵌め込み部を残すように仮嵌合した状態
    に仮組みすると共に両側板の嵌め込み溝を裏板の対向す
    る他の一対の辺に嵌め込み、 次に、裏板の後面と天板乃至地板の内面とのなす角部に
    裏桟を配置して固定し、 その後、第2のプレス手段により両側板間の距離が完成
    後における距離と同じ距離となるまで移動して嵌合部が
    本嵌合するようにプレスすることでウオール用箱体を本
    組み立てし、 一方、フロアー用箱体を組み立てるに当たっては、左右
    の側板を内面同士が向き合うように組み立て完成後の側
    板間の距離よりも長い距離を隔てて第1のプレス手段に
    対向保持すると共に、両側板の上下方向の一端部間に地
    板を、上下方向の他端部の前端間に天前桟を、後端間に
    天後桟をそれぞれ配置して天前桟の内面が地板の内面と
    対向し且つ天後桟の内面に設けた嵌め込み溝の開口前縁
    が地板の後端縁と対向するように天前桟と天後桟と地板
    とをそれぞれ組み立て完成後と同じ位置関係で保持手段
    により保持し、 次に、第1のプレス手段により両側板を互いに近づく方
    向に移動して地板と天前桟と天後桟のそれぞれの両端部
    を両側板に嵌合部により嵌め込み深さ方向に若干の未嵌
    め込み部を残すように仮嵌合した状態に仮組みし、 次に、地板の後端よりも後方において地板と直交する方
    向からあらかじめ裏桟を取付けた裏板を第2の裏板移動
    手段により移動しながら裏板の対向する一対の辺を対向
    する側板の嵌め込み溝に嵌め込んで裏板の他の対向する
    辺のうちの一辺を天後桟の内面に設けた嵌め込み溝に嵌
    め込み、 その後、第2のプレス手段により両側板間の距離が完成
    後における距離と同じ距離となるまで移動して嵌合部が
    本嵌合するようにプレスすることでフロアー用箱体を本
    組み立てするようにすることを特徴とする請求項1記載
    の箱体の組み立て方法。
  3. 【請求項3】 ウオール用箱体を組み立てるに当たっ
    て、プレス手段により内面部の後端部に嵌め込み溝を有
    する左右の側板を内面同士が向きあうように組み立て完
    成後の側板間の距離よりも長い距離を隔てて対向保持し
    ている段階で一方の側板の後端が他方の側板の嵌め込み
    溝の開口の前縁よりも前方に位置するようにずらし、 この前方にずれて位置する方の側板の後端よりも後方に
    おいて該側板と直交する方向から裏板の対向する一対の
    辺を対向する天板と地板の嵌め込み溝に嵌め込み、その
    後、前方にずれている方の側板を後方に移動して対向す
    る側板の嵌め込み溝同士が対向するようにした後にプレ
    ス手段により両側板を互いに近づく方向に移動して天板
    と地板とを嵌合部により嵌め込み深さ方向に若干の未嵌
    め込み部を残すように仮嵌合した状態に仮組みすると共
    に両側板の嵌め込み溝を裏板の対向する他の一対の辺に
    嵌め込むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    箱体の組み立て方法。
  4. 【請求項4】 共通の組み立てラインにウオール用箱体
    の裏板、フロアー用箱体の裏板を搬送するための裏板搬
    送路を設け、第1の裏板移動手段に裏板搬送路を搬送さ
    れるフロアー用箱体の裏板は通過させてウオール用箱体
    の裏板のみを取り上げる裏板選択取り上げ手段を設け、
    ウオール用箱体を組み立てる際には第1の裏板移動手段
    がウオール用箱体の裏板を裏板選択取り上げ手段で取り
    上げて裏板の嵌め込みのために移動し、フロアー用箱体
    を組み立てる際には裏板選択取り上げ手段を通過したフ
    ロアー用箱体の裏板を第2の裏板移動手段が取り上げて
    裏板の嵌め込みのために移動することを特徴とする請求
    項2記載の箱体の組み立て方法。
  5. 【請求項5】 共通の組み立てラインによりウオール用
    箱体、フロアー用箱体を選択的に組み立てるに当たっ
    て、組み立てラインに備えた上記各手段を組み立てよう
    とする箱体の種類毎に制御するための制御部を設け、共
    通の組み立てラインに各箱体の材料を供給する際に、組
    み立てようとする箱体の種類を入力する入力部を設け、
    入力部で入力した箱体の種類の入力情報に基づき制御部
    により共通の組み立てラインに備えた各手段をあらかじ
    め登録されている順序、動作で駆動して目的とする種類
    の箱体を組み立てることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の箱体の組み立て方法。
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