JP2003340582A - レーザ溶接装置およびレーザ溶接方法 - Google Patents

レーザ溶接装置およびレーザ溶接方法

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JP2003340582A
JP2003340582A JP2002148547A JP2002148547A JP2003340582A JP 2003340582 A JP2003340582 A JP 2003340582A JP 2002148547 A JP2002148547 A JP 2002148547A JP 2002148547 A JP2002148547 A JP 2002148547A JP 2003340582 A JP2003340582 A JP 2003340582A
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Japan
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laser
laser beam
laser welding
welding
lens
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JP2002148547A
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Inventor
Shuho Tsubota
秀峰 坪田
Takashi Ishide
孝 石出
Masanari Watanabe
眞生 渡辺
Yoshiaki Shimokusu
善昭 下楠
Seiji Fukumoto
清治 福本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レーザ溶接を行う際に形成される
キーホールの開口部を、安定して維持することのできる
レーザ溶接装置を提供する。 【解決手段】 レーザ溶接装置は、レーザ発信器より発
生したレーザを伝送して光ファイバ20よりレーザビー
ム10を発振する。このレーザビーム10から、レンズ
31、凸レンズ32、および一方の面に凹部33bが形
成されかつ中央に孔33aを有する孔あきレンズ33か
らなる光学的手段によって、同軸上に異なる焦点を有す
る主ビーム11および副ビーム12を生成する。母材1
10,120の開先部分には、小径かつ高エネルギーの
主ビーム11と、この主ビーム11よりも大径かつ低エ
ネルギーの副ビーム12とが照射され、主ビーム11に
よりキーホール150が形成される。そして副ビーム1
2により、キーホール150の開口部151を安定した
形状に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、母材同士をレーザ
ビームにて溶接するレーザ溶接に関し、特に溶接の過程
においてキーホールを形成した際にポロシティが残留す
る等の溶接欠陥を防止することのできる、また良好な表
面ビードを形成することのできるレーザ溶接装置および
レーザ溶接方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】被溶接物である金属の母材を溶接する方
法として、レーザ溶接がある。レーザ溶接では、レンズ
などの光学的手段または電磁気的手段を用いて、レーザ
ビームを集束(以下、集光とする)させ、エネルギー密
度の高いレーザビームを得る。そして、この高エネルギ
ー化されたレーザビームによって母材を溶融させて溶接
を行う。レーザビームのエネルギーは、ビームの種類、
および集光されて母材の加工面に照射された際のビーム
スポット面積(レーザビームの径)等によって異なる。
【0003】レーザ溶接を行うにあたっては、図6に示
すように、溶接しようとする母材110,120の開先
に対して、光学的手段等により集光されたレーザビーム
130を照射する。このレーザビーム130を矢印方向
に一定速度で移動させながら連続的に照射することによ
り、母材110,120の開先部分が瞬間的に溶融・蒸
発する。そうすると、母材110,120の表面から内
部まで一貫する深い溶け込みが得られる。そして、この
深い溶け込みによってその周囲の一部を溶融金属140
で取り囲まれたキーホール150が形成される。溶融金
属140は対流によりキーホール150から離れる方向
(矢印と逆方向)に流れ、母材110,120への熱伝
導によって冷却されて凝固する。そうすることによっ
て、母材110と母材120とが溶接され、母材11
0,120の接合部分には溶接ビードが形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにレーザ
溶接では、レーザビーム130を集光することにより高
エネルギー化してキーホール150を形成し、レーザビ
ーム130を移動することにより溶接を行っていた。し
かしながらレーザ溶接を行う場合にキーホール150の
先端部153、中間部152および開口部151は、以
下のような状態となる。図6に示すように、レーザビー
ム130が移動するにつれてキーホール150として形
成された穴も維持されながら移動するが、先端部153
付近においてはキーホール150の中の雰囲気ガスを巻
き込み易い。またレーザビーム130が移動するにつれ
て、キーホール150の中間部152の形状は真直な形
状ではなく、くびれた形状となる。中間部152がくび
れた形状となると、キーホール150の中の雰囲気ガス
を巻き込み易い。さらにレーザビーム130が移動する
際、溶融金属140は対流するので、開口部151を塞
ぐようにして覆い被さる。以上のように、レーザ溶接を
行う場合には、キーホール150の形状が不安定にな
る。そうするとレーザ溶接を行った後の金属中には、ポ
ロシティ160と呼ばれる気泡状の空洞が取り残される
場合があった。
【0005】ポロシティ160の発生を防止するために
は、レーザ溶接を行う対象の金属の種類に応じて、雰囲
気ガスの種類を変える方法が用いられていた。また、レ
ーザビーム130をパルス状に照射し、キーホール15
0の形状をある程度安定させてポロシティ160の発生
率を低下させる方法が用いられていた。しかしながら、
これらの方法を用いたレーザ溶接では、レーザや被溶接
材の種類によってはポロシティ160の発生を完全に防
止するのが困難な場合があった。は困難であった。
【0006】そこで、本発明は、レーザ溶接を行う際に
形成されるキーホールの開口部を、安定して維持するこ
とのできるレーザ溶接装置およびレーザ溶接方法を提供
することを目的とする。また、本発明は、レーザ溶接を
行う際に、ポロシティの発生を防止することのできるレ
ーザ溶接装置およびレーザ溶接方法を提供することを他
の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本願の発明者は、レーザ溶接を行う際に母材に照射
されるレーザビームに着目した。そしてキーホールを形
成すると共に、特にこのキーホールの開口部の形状を安
定して維持し、ポロシティの発生を未然に、かつ確実に
防止することのできるレーザビームについて検討した。
その結果、キーホールを形成するために照射する主ビー
ムのほかに、このビームの周囲に副ビームを照射するこ
とが有効であること、さらに単一のレーザビームを複
数、典型的には2つの屈折率を有する光学部材に照射、
透過させると同軸上に2つの異なる焦点を有するビーム
が生成され、このビームは上記した主ビームおよび副ビ
ームという構成を具備することを知見した。
【0008】そこで、上記の目的を達成する本発明は、
以下のように構成されたことを特徴とするレーザ溶接装
置を提供する。被溶接物にレーザビームを照射して溶接
するレーザ溶接装置は、レーザビーム発振手段によりレ
ーザビームを発振し、このレーザビームから、光学的手
段によって同軸上に異なる焦点を有する複数のビームを
生成する。レーザ溶接装置がこのような構成であれば、
レーザビームは光学的手段を介して母材に照射される。
そうすると母材には、多焦点かつ同軸のビームが照射さ
れることになる。このレーザ溶接装置における光学的手
段は、レーザビームの透過する領域に、複数の屈折率形
成部分を有する光学部材によって形成される。複数の屈
折率形成部分を有する光学部材としては、例えば、その
両面若しくは片面が凸状または凹状をなすように加工さ
れたガラスレンズが用いられる。光学部材の材料にはガ
ラス以外にも公知のものを用いることができる。光学部
材としては、以下の形態のものを用いることができる。
1つめは、中央に平坦面または孔を有する凹レンズを含
む形態の光学部材である。2つめは、中央に平坦面また
は孔を有する凸レンズを含む形態の光学部材である。こ
れらの光学部材において、中央に設けられた平坦面また
は孔に対するレーザビームの入射角は、垂直であること
が望ましい。以上の光学部材は単体で用いても良いし、
複数の光学部材を組み合わせて用いることも可能であ
る。そしてこのレーザ溶接装置は焦点可変手段をさらに
備え、この焦点可変手段は、レーザビームの光軸焦点方
向における焦点距離を可変する。そうすることにより母
材に照射されるビームの径を任意に変更し、それに伴っ
てビームのパワーを制御することができる。
【0009】また本発明は、以下の機能を有することを
特徴とするレーザ溶接装置を提供する。金属製の被溶接
物の開先にレーザビームを照射して溶接するレーザ溶接
装置は、レーザ発振部と、溶射用ビーム生成部とを備え
る。そして、レーザ発振部よりレーザビームを発振し、
溶接用ビーム生成部によってレーザビームから複数の焦
点を有するレーザビームを生成する。溶接用ビーム生成
部によって生成されるレーザビームは、少なくとも、被
溶接物の表面から内部までキーホールを形成する第1の
ビームと、キーホールの開口部の形状を維持する第2の
ビームとから構成される。このレーザ溶接装置により照
射される第1のビームの焦点位置近傍における第2のビ
ームの径は、第1のビームの径よりも大径に形成され
る。また第1のビームは、第2のビームよりも高エネル
ギーである。つまり被溶接物の表面(焦点位置近傍)に
は、ビームスポット面積の小さい(小径)、かつ高エネ
ルギーの第1のビームが照射される。そして第1のビー
ムが照射される領域の周囲には、ビームスポット面積が
第1のビームよりも大きい(大径)、かつエネルギーが
第1のビームよりも低い第2のビームが照射される。こ
のように小径かつ高エネルギーの第1のビームを照射す
ることにより、第1のビームが照射された部位において
金属製の被溶接物は溶融・蒸発して溶融金属となるの
で、キーホールの周囲は溶融金属によって形成される。
第1のビームよりも大径かつ低エネルギーの第2のビー
ムは、この溶融金属部分に照射されることになる。第2
のビームは、第1のビームの照射により溶融したキーホ
ールの周囲の形状を制御する。つまり、上述した溶融金
属が第2のビームによって蒸発するので、キーホールの
開口部に覆い被さろうとする溶融金属を除去することが
でき、この開口部の形状を安定した状態に維持すること
ができる。そうすることにより、キーホールの中間部、
先端部の形状をも安定した状態に維持することができ
る。
【0010】さらに本発明は、以下のようなレーザ溶接
方法を提供する。レーザビームを発振すると共にレーザ
ビームを金属製の被溶接物に照射し、このレーザビーム
を溶接箇所に沿って移動するレーザ溶接方法は、単一の
レーザビームとして発振されたレーザビームから、被溶
接物を溶融させるエネルギーを有する第1のビームと、
この第1のビームよりもエネルギーの低い第2のビーム
を生成し、第1のビームが照射される周囲を取り囲むよ
うに第2のビームを照射して溶接を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、添付
図面に示す第1、第2の実施の形態に基づいて本発明の
レーザ溶接装置およびレーザ溶接方法を詳細に説明す
る。図1は、本発明におけるレーザ溶接の概念を示す図
である。図示するように本発明では、主ビーム11と副
ビーム12とからなる多焦点ビームを用いて母材110
と母材120を溶接する。主ビーム11は、径が約0.
1〜2.0mmのレーザビームであり、母材110,1
20の加工面(表面)付近で焦点を結ぶように照射され
ることにより、母材110,120の開先部分にキーホ
ール150を形成する。副ビーム12は、主ビーム11
が焦点を結ぶ位置における径が約0.1〜10.0mm
と主ビーム11よりも大径のレーザビームであり、主ビ
ーム11の軸(光軸)と同軸上、かつ主ビーム11とは
異なった位置にて焦点を結ぶ。そして副ビーム12は、
主ビーム11によって形成されたキーホール150の開
口部151の形状を、主ビーム11だけを照射された場
合よりも大きく形成し、安定化(安定して維持)する。
【0012】母材110,120の開先部分に主ビーム
11および副ビーム12からなる多焦点ビームが照射さ
れると、高エネルギー化された主ビーム11により母材
110,120の開先部分は瞬間的に溶融・蒸発する。
そして、母材110,120の加工面から内部まで一貫
する深い溶け込みによってキーホール150が形成され
る。
【0013】母材110,120が溶融することによ
り、溶融金属140は対流し、この溶融金属140の一
部はキーホール150の開口部151に覆い被さろうと
する。しかしながら本発明では、開口部151には副ビ
ーム12が照射されており、覆い被さって凝固しようと
する一部の溶融金属140をさらに溶融・蒸発させる。
そうすることにより、開口部151に覆い被さろうとす
る溶融金属140の一部を排除し、開口部151が閉塞
されるのを未然に防止することができる。また開口部1
51に溶融金属140が覆い被さることがなくなれば、
中間部152にくびれが生じるのを防止することができ
るので、中間部152における雰囲気ガスの巻き込みを
防止することができる。さらに開口部151および中間
部152が安定した形状に保たれれば、先端部153を
も安定した形状とすることができるので、先端部153
における雰囲気ガスの巻き込みを防止することができ
る。
【0014】以下では、主ビーム11と副ビーム12と
からなる多焦点ビームを同軸で照射する例を示すが、こ
れらのビームは必ずしも同軸である必要はなく、それぞ
れのビームが上述した径となるように、異なる位置で焦
点を結ぶことができるものであれば構わない。
【0015】以下、図2に示す第1の実施の形態につい
て説明する。図2は、孔あきレンズ33を用いて主ビー
ム11および副ビーム12を生成する例を示す図であ
る。図示するように、第1の実施の形態におけるレーザ
溶接装置は、図示しないレーザ発振信器より発生したレ
ーザを伝送してレーザビーム10を出射する発振する光
ファイバ20と、光ファイバ20から出射されたレーザ
ビーム10を平行化するレンズ31と、平行化されたレ
ーザビーム10を集光する凸レンズ32と、凸レンズ3
2よりも母材110,120側に設けられると共に一方
の面に凹部33bが形成されかつ中央に孔33aを有す
る孔あきレンズ33とを備える。
【0016】レンズ31によって平行化されたレーザビ
ーム10は、凸レンズ32にて集光される。そして集光
されたレーザビーム10の一部(内側の部分)は、孔あ
きレンズ33の孔33aを通過する。孔33aを通過し
たレーザビーム10は、集光されて高エネルギー化さ
れ、母材110,120の加工面付近で焦点を結ぶ主ビ
ーム11として母材110,120の開先部分に照射さ
れる。一方、レーザビーム10の他の一部(外側の部
分)は、孔あきレンズ33の凹部33bを通過する。そ
うすると凹部33bを通過したレーザビーム10は、拡
散されて集光能力が低下し、母材110,120の加工
面よりも遠い位置で焦点を結ぶ副ビーム12として母材
110,120の開先部分に照射される。このように孔
あきレンズ33を用いることにより、高エネルギー化さ
れた主ビーム11、および主ビーム11よりも大径かつ
低エネルギーの副ビーム12が得られる。
【0017】主ビーム11が母材110,120の加工
面に照射されると、母材110,120は溶融・蒸発し
てキーホール150が形成される。また主ビーム11の
焦点の周囲には、主ビーム11と同軸の副ビーム12が
照射されるので、キーホール150の開口部151は安
定した状態に保たれる。これによりキーホール150全
体が安定した形状に保たれるので、レーザ溶接装置が移
動して主ビーム11および副ビーム12が照射される位
置が変わっても、キーホール150の周囲の一部を取り
囲む溶融金属140がキーホール150に覆い被さるこ
とはない。
【0018】キーホール150の溶け込み深さは、光フ
ァイバ20より出射されるレーザビーム10の出力に応
じて変化する。そこでレーザビーム10の出力を制御す
ることにより、集光後に高エネルギー化される主ビーム
10のパワー、および溶融金属140の挙動を制御する
副ビーム12のパワーを制御することができる。また、
レンズ31、凸レンズ32、および孔あきレンズ33の
位置を、主ビーム11および副ビーム12の焦点方向に
対して上下することにより、主ビーム11の焦点位置、
および主ビーム11の焦点位置における副ビーム12の
径を任意に変化させることができる。そうすることによ
り、母材110,120の加工面に照射された際の主ビ
ーム11および副ビーム12のパワーを制御することが
できる。
【0019】以上のように第1の実施の形態によれば、
孔あきレンズ33を用いることにより高エネルギー化さ
れた主ビーム11、および主ビーム11よりも大径の副
ビーム12を得ることができる。そして、主ビーム11
によって溶け込み深さの深いキーホール150を形成
し、副ビーム12によって開口部151を安定した形状
とすることができる。開口部151が安定した形状に保
たれれば、主ビーム11および副ビーム12が移動した
際にもキーホール150全体の形状を安定に保つことが
でき、雰囲気ガスを巻き込んでポロシティが発生するの
を未然に防ぎ、溶接欠陥を防止することができる。
【0020】また、孔あきレンズ33を用いることによ
り、1つのレーザビーム10から同軸の主ビーム11、
および副ビーム12を得ることができる。以上では、同
軸の主ビーム11,副ビーム12を用いる場合について
例示したが、これらのビームは同軸でなくても構わな
い。さらに、それぞれのビームの波長は異なっていても
良い。いずれにしても副ビーム12は、キーホール15
0の開口部151の形状を安定化させるための補助熱源
として用いられる。
【0021】[第2の実施の形態]以下、図3〜図5を
用いて第2の実施の形態について説明する。図3は、平
行部34aを有する平行部付レンズ34を用いて主ビー
ム11および副ビーム12を生成する例を示す図であ
る。図示するように、第2の実施の形態におけるレーザ
溶接装置は、レーザビーム10を出射する光ファイバ2
0と、レーザビーム10を平行化するレンズ31と、一
方の面に凸部34bが形成されかつ中央に平行部34a
を有する平行部付レンズ34とを備える。この平行部付
レンズ34は、レーザビーム10の一部を集光する。
【0022】レンズ31によって平行化されたレーザビ
ーム10は平行部付レンズ34を通過する。レーザビー
ム10の一部(内側の部分)は、平行部付レンズ34の
平行部34aを通過する。平行部34aを通過したレー
ザビーム10は、副ビーム12として母材110,12
0の加工面に照射される。一方、レーザビーム10の他
の一部(外側の部分)は、平行部付レンズ34の凸部3
4bを通過する。そうすると、凸部34bを通過したレ
ーザビーム10は集光されて高エネルギー化され、主ビ
ーム11として母材110,120の加工面に照射され
る。このように平行部付レンズ34を用いることによ
り、高エネルギー化された主ビーム11、および主ビー
ム11よりも大径かつ低エネルギーの副ビーム12が得
られる。
【0023】主ビーム11が母材110,120の加工
面に照射されるとキーホール150が形成される。ま
た、主ビーム11の焦点の周囲には、副ビーム12が照
射されるので、開口部151は安定した状態に保たれ
る。よって平行部付レンズ34を用いた場合にも第1の
実施の形態にて説明したのと同様に、溶融金属140の
動きを制御し、ポロシティの発生を未然に防止すること
ができる。
【0024】図4は、凸レンズ32、および平行部34
aを有する平行部付レンズ34を用いて主ビーム11お
よび副ビーム12を生成する例を示す図である。図示す
るようにレーザ溶接装置は、レーザを出射する光ファイ
バ20と、レーザビーム10を平行化するレンズ31
と、平行化されたレーザビーム10を集光する凸レンズ
32と、レーザビーム10の一部を集光する平行部付レ
ンズ34とを備える。
【0025】図5は、図4に示した主ビーム11および
副ビーム12の焦点付近の部分拡大図である。レンズ3
1にて平行化されたレーザビーム10は、凸レンズ32
にて集光され、平行部付レンズ34を通過する。レーザ
ビーム10の一部は、平行部付レンズ34の平行部34
aを通過する。平行部34aを通過したレーザビーム1
0は集光されて高エネルギー化され、主ビーム11とし
て母材110,120の加工面に照射される。一方、レ
ーザビーム10の他の一部は、平行部付レンズ34の凸
部34bを通過する。そうすると凸部34bを通過した
レーザビーム10は、さらに集光されて主ビーム11の
焦点よりも手前側で焦点を結び、その後拡散する。そし
て拡散したレーザビーム10は、副ビーム12として母
材110,120の加工面に照射される。このように、
一旦凸レンズ32にて集光した後に、さらに平行部付レ
ンズ34にてその一部を集光することによって高エネル
ギー化された主ビーム11、および主ビーム11よりも
大径かつ低エネルギーの副ビーム12が得られる。
【0026】図3に示したように平行部付レンズ34だ
けを用いた場合には、レーザビーム10の外側(光軸に
近い部分光軸から離れた部分)を主ビーム11、内側
(光軸から離れた部分光軸に近い部分)を副ビーム12
とし、図4および図5に示したように凸レンズ32を挿
入した場合には、レーザビーム10の内側を主ビーム1
1、外側を副ビーム12とすることができる。図4およ
び図5に示した例では、主ビーム11にて形成されたキ
ーホール150の周囲に副ビーム12が照射されない領
域があるが、副ビーム12の径を調整することにより、
開口部151を安定して開口するのに必要なエネルギー
密度を得ることができる。
【0027】以上のように第2の実施の形態によれば、
平行部付レンズ34を用いることにより高エネルギーの
主ビーム11、および主ビーム11よりも大径の副ビー
ム12が得られる。そうすることにより、第1の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。
【0028】第1、第2の実施の形態では孔あきレンズ
33または平行部付レンズ34を用いて、高エネルギー
化された主ビーム11、および主ビーム11よりも大径
の副ビーム12を得ることができる。そして主ビーム1
1によって、母材110,120に溶け込み深さの深い
キーホール150を形成し、副ビーム12によって、対
流する溶融金属140を制御して開口部151を安定し
た形状で維持することができる。そうすることによっ
て、キーホール150全体を安定した形状に保つことが
でき、溶融金属140が雰囲気ガスを巻き込むことによ
りポロシティが発生するのを未然に防止することができ
る。ポロシティの発生を防止することができれば、溶接
欠陥の発生を防止し、ひいては良好な表面ビードを得る
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ溶接を行う際に形成されるキーホールの開口部の
形状を制御し、安定して維持することのできるレーザ溶
接装置およびレーザ溶接方法を提供することができる。
【0030】また、本発明によれば、レーザ溶接を行う
際に、ポロシティの発生を未然に防止し、溶接欠陥を防
止して良好な表面ビードを得ることができるレーザ溶接
装置およびレーザ溶接方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるレーザ溶接の概念を示す
図である。
【図2】 孔あきレンズ33を用いて主ビーム11およ
び副ビーム12を生成する例を示す図である。
【図3】 平行部34aを有する平行部付レンズ34を
用いて主ビーム11および副ビーム12を生成する例を
示す図である。
【図4】 凸レンズ32、および平行部34aを有する
平行部付レンズ34を用いて主ビーム11および副ビー
ム12を生成する例を示す図である。
【図5】 図4に示した主ビーム11および副ビーム1
2の焦点付近の部分拡大図である。
【図6】 従来におけるレーザ溶接時の挙動を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…レーザビーム、11…主ビーム、12…副ビー
ム、20…光ファイバ、31…レンズ、32…凸レン
ズ、33…孔あきレンズ、33a…孔、33b…凹部、
34…平行部付レンズ、34a…平行部、34b…凸
部、110…母材、120…母材、130…レーザビー
ム、140…溶融金属、150…キーホール、151…
開口部、152…中間部、153…先端部、160…ポ
ロシティ
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 眞生 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 下楠 善昭 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 福本 清治 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 4E068 BA01 CA11 CD04 CD14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接物にレーザビームを照射して溶接
    するレーザ溶接装置であって、 前記レーザビームを発振するレーザビーム発振手段と、 前記レーザビームから、同軸上に異なる焦点を有する複
    数のビームを生成する光学的手段とを備えたことを特徴
    とするレーザ溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記光学的手段は、 前記レーザビームの透過する領域に、複数の屈折率形成
    部分を有する光学部材によって形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載のレーザ溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記光学部材は、 中央に平坦面または孔を有する凹レンズを含むことを特
    徴とする請求項2に記載のレーザ溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記光学部材は、 中央に平坦面または孔を有する凸レンズを含むことを特
    徴とする請求項2に記載のレーザ溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザビームの光軸焦点方向におけ
    る焦点距離を可変する焦点可変手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のレーザ溶接装置。
  6. 【請求項6】 金属製の被溶接物の開先にレーザビーム
    を照射して溶接するレーザ溶接装置であって、 前記レーザビームを発振するレーザ発振部と、 前記レーザビームから複数の焦点を有するレーザビーム
    を生成する溶接用ビーム生成部とを備え、 前記溶接用ビーム生成部は、 前記被溶接物の表面から所定深さまでキーホールを形成
    する第1のビームと、 前記キーホールの開口部の形状を維持する第2のビーム
    とを生成することを特徴とするレーザ溶接装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のビームの焦点位置近傍におけ
    る前記第2のビームの径は、 前記第1のビームの径よりも大径に形成されたことを特
    徴とする請求項6に記載のレーザ溶接装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のビームは、 前記第2のビームよりも高エネルギーであることを特徴
    とする請求項6に記載のレーザ溶接装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のビームは、 前記第1のビームの照射により溶融した前記キーホール
    の周囲の形状を制御することを特徴とする請求項6に記
    載のレーザ溶接装置。
  10. 【請求項10】 レーザビームを発振すると共に当該レ
    ーザビームを金属製の被溶接物に照射し、当該レーザビ
    ームを溶接箇所に沿って移動するレーザ溶接方法であっ
    て、 単一のレーザビームとして発振されたレーザビームか
    ら、前記被溶接物を溶融させるエネルギーを有する第1
    のビームと、当該第1のビームよりもエネルギーの低い
    第2のビームを生成し、 前記第1のビームが照射される周囲を取り囲むように前
    記第2のビームを照射して溶接を行うことを特徴とする
    レーザ溶接方法。
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