JP2003340479A - 含油脂排水の浄化方法及び浄化装置並びにこれに使用する対流機 - Google Patents

含油脂排水の浄化方法及び浄化装置並びにこれに使用する対流機

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JP2003340479A
JP2003340479A JP2002150417A JP2002150417A JP2003340479A JP 2003340479 A JP2003340479 A JP 2003340479A JP 2002150417 A JP2002150417 A JP 2002150417A JP 2002150417 A JP2002150417 A JP 2002150417A JP 2003340479 A JP2003340479 A JP 2003340479A
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convection
oil
intake pipe
rotary vane
purification
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Yutaka Ikeda
豊 池田
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Sanpoo KK
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SANPOO KK
Sanpoo KK
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 含油脂排水の効果的な浄化をなし得る新規な
浄化方法及び浄化装置並びにこの方法、装置に使用する
新規な対流機を提供する。 【解決手段】 槽27内に対流機1を設置し、この対流
機1の底部7に、縦軸4によって回転する回転羽根12
を設け、対流機1の底7と回転羽根12との間の空域1
5に連通する吸気孔16を設け、この吸気孔16に吸気
管18を連結し、該回転羽根12の回転により吸気管1
8を通して外気を吸引し、槽内排水を360°四方に対
流させて酸素を供給すると共に、バクテリアを生息させ
た多孔質物質23を収容して対をなす浄化層壁21を上
記対流機1を間において対向して設置し、上記360°
四方への対流による酸素の供給によってバクテリアの生
息環境を整えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店等の厨房か
ら下水道又は合併浄化槽に至る配管の途中に設けられた
グリストラップ内に溜まる油脂等、あるいは大型店舗、
給食センター、食品加工場等から排出され、雑排水槽、
合併浄化槽に溜まる油脂等の有機物を含む雑排水を浄化
する含油脂排水の浄化方法及び浄化装置に関し、さらに
はこの浄化方法、浄化装置に使用する対流機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、グリストラップを始めとして
雑排水槽、合併浄化槽等に溜まる含油脂排水を浄化する
試みがなされた。例えば、バクテリアを生息させた多孔
質物質を層とした生物フィルターを槽内に配置し、排水
をこの生物フィルターを通過させると共に槽内に散気管
を配設し、この散気管から槽上に向けて酸素を曝気させ
る方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の方法による
と、バクテリアを生息させる多孔質物質の細孔が油脂、
塵埃で閉塞されてしまうという課題があるとともに、槽
上に向けて酸素を曝気させるため、バクテリアが多量に
排水とともに槽外に流出してしまうという課題があっ
た。本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、含油
脂排水の効果的な浄化をなし得る新規な浄化方法及び浄
化装置並びにこの方法、装置に使用する新規な対流機を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明含油脂
排水の浄化方法は、槽内に対流機を設置し、この対流機
の底部に、縦軸によって回転する回転羽根を設け、対流
機の底と回転羽根との間の空域に連通する吸気孔を設
け、この吸気孔に吸気管を連結し、該回転羽根の回転に
より吸気管を通して外気を吸引し、槽内排水を360°
四方に対流させて酸素を供給すると共に、バクテリアを
生息させた多孔質物質を収容して対をなす浄化層壁を上
記対流機を間において対向して設置し、上記360°四
方への対流による酸素の供給によってバクテリアの生息
環境を整えてなるものである。即ち、対流機の底の回転
羽根の回転により、槽内排水の旋回流を起こし、浄化層
壁に対する対流水・酸素を安定して供給し、バクテリア
の活動を活発にして含油脂排水の浄化を安定してなし得
る。
【0005】また、本発明含油脂排水の浄化装置は、底
部に、縦軸によって回転する回転羽根を設け、この底部
に連通する吸気管を設け、回転羽根の回転により槽内排
水を360°四方に対流させて吸気管からの酸素を供給
する対流機と、バクテリアを生息させた多孔質物質を収
めた対をなす浄化層壁と、からなり、対をなす浄化層壁
を対流機を間において対向して設置してなり、上記36
0°四方への対流による酸素の供給によって、バクテリ
アの生息環境を整えてなるものである。即ち、対流機の
底の回転羽根の回転により、槽内排水の旋回流を起こ
し、浄化層壁に対する対流水・酸素を安定して供給し、
バクテリアの活動を活発にして含油脂排水の浄化を安定
してなし得る。
【0006】さらに、上記底部と回転羽根との間の空域
に連通する吸気孔を設け、この吸気孔に吸気管を連結
し、回転羽根の回転により吸気管を通して外気を吸引す
るようにしてある。即ち、底部と回転羽根との間の空域
に外気を吸引して酸素を360°四方に供給するから、
槽内に平均して酸素を安定供給できる。
【0007】また、上記対流機を支持脚上に支持し、上
記浄化層壁を支持脚上に支持してある。即ち、対流機の
底と槽内底との間に間隔を生じ、同じく浄化層壁と槽内
底との間に間隔を生じさせるから、槽内底において排水
の旋回流を発生し、槽内に安定した対流及び酸素の供給
ができる。さらに、上記浄化層壁の上下位置及び対をな
す浄化層壁間の間隔を調節可能にしてある。即ち、浄化
層壁と層内底との間隔及び対をなす浄化層壁間の間隔を
調節して、異なる大きさの槽にも対応できる。
【0008】また、本発明含油脂排水の浄化方法及び浄
化装置に使用する対流機は、底部に、縦軸によって回転
する回転羽根を設け、この底部に連通する吸気管を設
け、回転羽根の回転により槽内排水を360°四方に対
流させて吸気管からの酸素を供給するようにしてある。
即ち、槽内排水の安定した旋回流と酸素の安定した供給
ができる。さらに、上記底部と回転羽根との間の空域に
連通する吸気孔を設け、この吸気孔に吸気管を連結し、
回転羽根の回転により吸気管を通して外気を吸引するよ
うにしてある。即ち、底部と回転羽根との間の空域に外
気を吸引して酸素を360°四方に供給するから、槽内
に平均して酸素を安定供給できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に示した実施例により本
発明の詳細を説明する。図中1が対流機で、その詳細を
図4に示してある。この対流機1は、その外殻をなすハ
ウジング2内に駆動モータ3及びこの駆動モータ3の作
動によって回転する縦軸4を有する。ハウジング2はモ
ータフレーム5とヘッドカバー6と対流機1の底部7と
なるシールハウジングとを結合して構成してあり、モー
タフレーム5の下部と底部7となるシールハウジングに
よって潤滑油室8を形成してある。駆動モータ3はモー
タフレーム5に固着してあり、縦軸4は、モータフレー
ム5とヘッドカバー6との間に設けた支持板9に上部ベ
ァリング10によって軸支され、さらに、モータフレー
ム5の下部に設けた下部ベァリング11によって軸支さ
れている。そして縦軸4は、潤滑油室8を貫通し、底部
7(シールハウジング)を貫通して下方に突出し、底部
7(シールハウジング)との間にオイルシール4を介在
させ、その下端に回転羽根12をナット13により固定
してある。
【0010】上記底部7(シールハウジング)には回転羽
根12の中心部を受け入れる凹部によって回転羽根12
との間に空域15を設け、この空域15に連通する吸気
孔16を水平に設け、その外側開口部に吸気連結具17
を設け、この吸気連結具17に吸気管18を連結して起
立させ、その上端をハウジング2の上端より高くし、槽
内排水の水面上に開口するようにしてある。上記底部7
(シールハウジング)には上記回転羽根12がグリストラ
ップ等の槽の底より僅かに上部位置となるよう支持脚1
9,19を固定してある。また、ヘッドカバー6上には
支持ハンドル20を設けてある。
【0011】図中21,21が対をなす浄化層壁で、多
数の通孔24を形成した一対の平行するステンレス板の
両端縁及び底を閉鎖し、上部に開口を有する薄い箱形状
をなし、上部に開閉蓋22を有する。この浄化層壁21
内にはバクテリアを生息させた多数の多孔質物質23を
充填してある。上記バクテリアの生息には、公知のB・
F・T剤が用いられる。このB・F・T剤は、純粋培養
変異菌(自然菌の増加の増殖力を強化したもの)と微生
物整理活性物質として、ステロイド系サポニンと複雑な
微生物栄養剤を完成させ、マルトースデキストリン、グ
ルコース等によって微生物を固定(タブレット)させた
ものであり、この固定化微生物は、水溶性で水中で、2
0℃/30分ほどで自然溶解し、閉じ込められて休眠状
態にあった微生物は、数時間後休眠状態から蘇生し、活
動を始めるものである。そして、多孔質物質には130
0℃以上の高熱で焼き上げたガラス製であり、多くの連
続する孔があり、この孔は閉塞することなく、この孔の
中にバクテリアが生息する。そしてこの孔内に生息する
バクテリアは、古くなれば新しく元気なバクテリアにと
って代わられ孔から出て行き、新しいバクテリアが増殖
を繰り返すものである。また、このバクテリアはPH値
の高い洗剤、殺菌剤が流入しても粘膜で孔の入口を閉鎖
し全滅することなく増殖し、活発に分解活動をする。従
ってバクテリアの流出が阻止される。
【0012】上記のようにバクテリアを生息させた浄化
層壁21,21は、対流機1を間において対向して配置
してある。この浄化層壁21,21は、支持脚25,2
5上に上下動可能に支持されており、これら支持脚2
5,25の間に伸縮自在な調節横杆26,26を架設し
てあり、浄化層壁21,21の上下調節及び間隔調節を
可能としてある。この支持脚25,25による支持は浄
化層壁21,21をグリストラップ等の槽27の底部よ
り100mm以上あける必要があるためであり、また浄
化層壁21,21は、対流機1からも100mm以上の
間隔をあける必要がある。そしてこの浄化層壁21,2
1はグリストラップ等の槽の長手方向壁に平行して設置
することが必要である。
【0013】上記の通りの構成からなる本発明含油脂排
水の浄化装置を含油脂排水を流入するグリストラップ等
の排水槽27内に設置し、対流機1を作動させると回転
羽根12が回転し、含油脂排水を360°四方に旋回対
流する。同時に吸気管18から外気を吸引し多くの酸素
を排水の360°四方への旋回対流に合わせて360°
四方に供給する。これによって浄化層壁21中に多くの
酸素を供給し、浄化層壁21中のバクテリアの生息、活
動を活発にし、排水中の油脂の分解を活発に行い、排水
の浄化がなされる。
【0014】
【実施例】対流機および浄化層壁を次の仕様とした。 対流機の最大高 367mm 最大径 210mm 重量 17Kg 回転羽根直径 140mm 脚の高さ 42mm 起動モータの電源電圧 単相AC100V 出力 0.24Kw 周波数 50/60Hz 定格電流 6.3/5.5A 同期回転数 1500/1800rpm 浄化層壁の横幅 400mm 高さ 250mm 厚さ 25mm パンチング 10φ×15mmピッチ 槽の底からの間隔 150mm 対の浄化層壁の間隔 430mm
【0015】上記仕様の本発明浄化装置を、長さ180
0mm、幅800mm、高さ450mmのグリストラッ
プ中に設置し、約3ヶ月間実験した。その結果次表の通
りの結果が得られた。 <BOD> <SS> <N−ヘキサン> 設置前 630 760 200 10日後 200 110 52 20日後 350 200 1 30日後 390 120 47 40日後 190 48 12 50日後 80 34 20 70日後 140 100 44 80日後 81 42 16 90日後 170 48 18 (単位mg/L) この表中<BOD> <SS> <N−ヘキサン>とは
次の通りである。 BOD−(生物化学的酸素要求量)水中の有機物質を微
生物が分解する時に必要とする酸素量 SS−空気中の浮遊物質を粉塵・煤煙と言うのに対して
水中の浮遊物質のことで、濁りの原因となる。 N−ヘキサン−ノルマルヘキサン(油分)で、排水中に
含まれている汚泥物質としての油の量を調べるために、
溶媒を使って油を排出する溶媒の名前である。 このデータから、含油脂排水の浄化が安定して確実にな
されたことが実証された。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明含油脂排水の浄化方
法は、槽内に対流機を設置し、この対流機の底部に、縦
軸によって回転する回転羽根を設け、対流機の底と回転
羽根との間の空域に連通する吸気孔を設け、この吸気孔
に吸気管を連結し、該回転羽根の回転により吸気管を通
して外気を吸引し、槽内排水を360°四方に対流させ
て酸素を供給すると共に、バクテリアを生息させた多孔
質物質を収容して対をなす浄化層壁を上記対流機を間に
おいて対向して設置し、上記360°四方への対流によ
る酸素の供給によってバクテリアの生息環境を整えてな
るものであるから、対流機の底の回転羽根の回転によ
り、槽内排水の旋回流を起こし、浄化層壁に対する対流
水・酸素を安定して供給し、バクテリアの活動を活発に
して含油脂排水の浄化を安定してなし得るものである。
【0017】また、本発明含油脂排水の浄化装置は、底
部に、縦軸によって回転する回転羽根を設け、この底部
に連通する吸気管を設け、回転羽根の回転により槽内排
水を360°四方に対流させて吸気管からの酸素を供給
する対流機と、バクテリアを生息させた多孔質物質を収
めた対をなす浄化層壁と、からなり、対をなす浄化層壁
を対流機を間において対向して設置してなり、上記36
0°四方への対流による酸素の供給によって、バクテリ
アの生息環境を整えてなるものであるから、対流機の底
の回転羽根の回転により、槽内排水の旋回流を起こし、
浄化層壁に対する対流水・酸素を安定して供給し、バク
テリアの活動を活発にして含油脂排水の浄化を安定して
なし得る効果を有する。
【0018】さらに、上記底部と回転羽根との間の空域
に連通する吸気孔を設け、この吸気孔に吸気管を連結
し、回転羽根の回転により吸気管を通して外気を吸引す
るようにしてあるから、底部と回転羽根との間の空域に
外気を吸引して酸素を360°四方に供給し、槽内に平
均して酸素を安定供給できる。
【0019】また、上記対流機を支持脚上に支持し、上
記浄化層壁を支持脚上に支持してあるから、対流機の底
と槽内底との間に間隔を生じ、同じく浄化層壁と槽内底
との間に間隔を生じさせ、槽内底において排水の旋回流
を発生し、槽内に安定した対流及び酸素の供給ができ
る。さらに、上記浄化層壁の上下位置及び対をなす浄化
層壁間の間隔を調節可能にしてあるから、浄化層壁と層
内底との間隔及び対をなす浄化層壁間の間隔を調節し
て、異なる大きさの槽にも対応できる。
【0020】また、本発明含油脂排水の浄化方法及び浄
化装置に使用する対流機は、底部に、縦軸によって回転
する回転羽根を設け、この底部に連通する吸気管を設
け、回転羽根の回転により槽内排水を360°四方に対
流させて吸気管からの酸素を供給するようにしてあるか
ら、槽内排水の安定した旋回流と酸素の安定した供給が
できる。さらに、上記底部と回転羽根との間の空域に連
通する吸気孔を設け、この吸気孔に吸気管を連結し、回
転羽根の回転により吸気管を通して外気を吸引するよう
にしてあるから、底部と回転羽根との間の空域に外気を
吸引して酸素を360°四方に供給し、槽内に平均して
酸素を安定供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明含油脂排水の浄化装置の正面図
【図2】同じく平面図で、排水槽内の位置関係を示す
【図3】同じく側面図
【図4】本発明含油脂排水の浄化装置を構成する対流機
の断面図
【図5】対をなす浄化層壁を対向配置した状態を示す斜
視図で、一部を切欠し、1つの浄化層壁の上部蓋を開放
して示してある。
【図6】対をなす浄化層壁の上下位置及び浄化層壁間の
間隔を調節可能とした状態を示す本発明含油脂排水の浄
化装置の正面図
【符号の説明】
1 対流機 2 ハウジング 3 駆動モータ 4 縦軸 5 モータフレーム 6 ヘッドカバー 7 底部(シールハウジング) 8 潤滑油室 9 支持板 10 上部ベァリング 11 下部ベァリング 12 回転羽根 13 ナット 14 オイルシール 15 空域 16 吸気孔 17 吸気連結具 18 吸気管 19 支持脚 20 支持ハンドル 21 浄化層壁 22 開閉蓋 23 多孔質物質 24 通孔 25 支持脚 26 調節横杆 27 槽

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内に対流機を設置し、この対流機の底
    部に、縦軸によって回転する回転羽根を設け、対流機の
    底と回転羽根との間の空域に連通する吸気孔を設け、こ
    の吸気孔に吸気管を連結し、該回転羽根の回転により吸
    気管を通して外気を吸引し、槽内排水を360°四方に
    対流させて酸素を供給すると共に、バクテリアを生息さ
    せた多孔質物質を収容して対をなす浄化層壁を上記対流
    機を間において対向して設置し、上記360°四方への
    対流による酸素の供給によってバクテリアの生息環境を
    整えてなる含油脂排水の浄化方法。
  2. 【請求項2】 底部に、縦軸によって回転する回転羽根
    を設け、この底部に連通する吸気管を設け、回転羽根の
    回転により槽内排水を360°四方に対流させて吸気管
    からの酸素を供給する対流機と、バクテリアを生息させ
    た多孔質物質を収めた対をなす浄化層壁と、からなり、
    対をなす浄化層壁を対流機を間において対向して設置し
    てなり、上記360°四方への対流による酸素の供給に
    よって、バクテリアの生息環境を整えてなる含油脂排水
    の浄化装置。
  3. 【請求項3】 上記底部と回転羽根との間の空域に連通
    する吸気孔を設け、この吸気孔に吸気管を連結し、回転
    羽根の回転により吸気管を通して外気を吸引するように
    してある上記請求項2に記載の含油脂排水の浄化装置。
  4. 【請求項4】 上記対流機を支持脚上に支持し、上記浄
    化層壁を支持脚上に支持してある上記請求項2又は3に
    記載の含油脂排水の浄化装置。
  5. 【請求項5】 上記浄化層壁の上下位置及び対をなす浄
    化層壁間の間隔を調節可能にしてある上記請求項4に記
    載の含油脂排水の浄化装置。
  6. 【請求項6】 底部に、縦軸によって回転する回転羽根
    を設け、この底部に連通する吸気管を設け、回転羽根の
    回転により槽内排水を360°四方に対流させて吸気管
    からの酸素を供給するようにしてある含油脂排水の浄化
    方法及び浄化装置に使用する対流機。
  7. 【請求項7】 上記底部と回転羽根との間の空域に連通
    する吸気孔を設け、この吸気孔に吸気管を連結し、回転
    羽根の回転により吸気管を通して外気を吸引するように
    してある上記請求項6に記載の含油脂排水の浄化方法及
    び浄化装置に使用する対流機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102230460B1 (ko) * 2020-09-25 2021-03-22 주식회사 에이치에스엔지니어링 슬러지 배출함의 여과망 청소장치

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KR102230460B1 (ko) * 2020-09-25 2021-03-22 주식회사 에이치에스엔지니어링 슬러지 배출함의 여과망 청소장치

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