JP2003340158A - ユーザ行動評価システム、ユーザ行動評価方法、ユーザ行動評価プログラムおよびユーザ行動評価プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

ユーザ行動評価システム、ユーザ行動評価方法、ユーザ行動評価プログラムおよびユーザ行動評価プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2003340158A
JP2003340158A JP2002147937A JP2002147937A JP2003340158A JP 2003340158 A JP2003340158 A JP 2003340158A JP 2002147937 A JP2002147937 A JP 2002147937A JP 2002147937 A JP2002147937 A JP 2002147937A JP 2003340158 A JP2003340158 A JP 2003340158A
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JP
Japan
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user
data
behavior
action
user terminal
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Application number
JP2002147937A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Chiwata
伸之 千綿
Tomohiro Kokokawa
知宏 爰川
Takuya Washimi
卓哉 鷲見
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元のシステムの改造を行わずに予め備えられ
ている元のユーザ行動評価基準と異なる別のユーザ行動
評価基準を用いてユーザ端末の行動を評価するユーザ行
動評価システム、方法、プログラムおよび記録媒体を提
供する。 【解決手段】 ユーザ端末2はゲームサーバ1を介して
行動のデータと行動の結果のデータをゲームデータ検出
手段31で検出し、この行動データと行動結果データを
ネットワークゲーム基盤5を介してランキングサービス
端末4に送信し、ランキングサービス端末4は行動デー
タおよび行動結果データを受信して、ゲームデータ解析
手段43で解析し、各ユーザ端末の行動を評価する基準
であるユーザ行動評価基準に基づき解析結果をランキン
グ実施手段44で評価して順位付けを行い、この順位付
けの結果をランキング結果出力手段45を介してランキ
ング結果公開手段51で公開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばネットワー
クゲームを行うために通信ネットワーク基盤に接続して
ネットワークゲームを行う際にネットワークゲームの提
供する仮想空間内におけるユーザの行動を評価するユー
ザ行動評価基準を任意のネットワークゲーム基盤利用者
が独自に設け、各ユーザ端末の評価情報収集と評価を行
うユーザ行動評価システムに関し、更に詳しくは、複数
のユーザ端末がネットワークを介して所定の対象に対し
て所定の規則に従って互いに競い合ったり、または協力
し合ったり、または奪い合ったり、または打倒したり、
または格闘したり、または追いかけたり、または創生を
行うなどのような競合または協力を行う所定の対象動作
を各ユーザ端末の間でネットワーク経由で行うシステム
において各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動評価
システム、方法、プログラム、およびコンピュータ読取
り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータのインタ
ーネット接続率の向上やネットワークのブロードバンド
化、常時接続化、家庭用ゲーム機の通信機能の具備など
を背景としてネットワーク上で他者と交流することが注
目を集めている。その一例がネットワークゲームであ
る。これは、インターネットをネットワークゲームの通
信基盤(ネットワークゲーム基盤)として遠隔地に存在
する対戦相手と対戦するものである。
【0003】このようなネットワークゲームの多くは、
ユーザの行動を何らかの形で評価している。例えば、カ
ードゲームや麻雀などのテーブルゲームであれば、勝敗
によるポイントによりユーザの優劣を評価し、またロー
ル・プレイング・ゲーム(Role Playing Gameの略とし
て、以下RPGと略称する)、例えばドラゴンやゴブリ
ンといった仮想のモンスタの生息する仮想世界において
キャラクタに成り代わってイベントを遂行するRPGで
あれば、ユーザの行動の結果をキャラクタの強さに反映
するなどして優劣を評価しており、それがゲームの面白
さのエッセンスの1つとなっている。
【0004】このようなユーザの行動を評価する基準で
あるユーザ行動評価基準は、ネットワークゲームの開発
者が予め意図して開発した結果としてネットワークゲー
ムシステムに組み込まれているものである。従って、異
なるユーザ行動評価基準によってユーザの行動を評価す
るネットワークゲームを提供したい場合には、ゲーム開
発者はコストを投じて既存のネットワークゲームシステ
ムを改造するか、または新たに別のネットワークゲーム
を開発して提供する必要がある。
【0005】しかしながら、様々な価値観を持ったユー
ザが集まるネットワークゲームにおいては、ユーザ毎に
重きを置く行動に差異があり、各ユーザがアピールした
いまたは評価して欲しいユーザ行動は、必ずしもゲーム
開発者が予め用意したユーザ行動評価基準と一致してい
ない。トランプゲームの場合であれば、例えば「勝敗に
よりポイントが増減し、ポイントが多い方が上位とす
る」というゲーム開発者が用意したユーザ行動評価基準
があったとしても、達成するのが難しい役であがった
り、連勝したり、勝率を高めるなどの行動について評価
を求めるユーザが存在する。
【0006】このようにユーザに対応して予め用意した
ものと別のユーザ行動評価基準をネットワークゲームシ
ステムの改造や新規開発なしに提供できれば、ユーザの
多様な価値観に基づいた新しい遊び方をゲームに付与で
き、これによりユーザを飽きさせないことで1つのネッ
トワークゲームに関する投資を減らし、またビジネス機
会を増やすことができる。
【0007】また、このような別のユーザ行動評価基準
を提供するサービス(以下、ユーザ行動評価サービスと
称する)を行うことがゲーム開発者以外にも可能であれ
ば、更に多様なユーザ行動評価基準が提供されることに
つながり、1つのネットワークゲームに関するビジネス
機会を更に増やすことができる。
【0008】ネットワークゲームシステムは、その実現
方式としてクライアント/サーバ(C/S)システム型
アーキテクチャを採用しているものと、ピア・ツー・ピ
ア(Peer to Peer)型アーキテクチャを採用しているも
のに分類することができる。更に、C/Sシステム型ネ
ットワークゲームシステムは、ユーザ情報をサーバ側の
データベース(DB)に格納して有する第1の形態とユ
ーザ情報をユーザ端末に格納して有する第2の形態に分
類される。
【0009】C/Sシステム型ネットワークゲームシス
テムの第1の形態におけるユーザ行動評価は、サーバ側
に存在するユーザ情報に対して行われるものであり、通
常、ユーザ情報を参照できるのはゲーム開発者が提供す
るゲーム専用クライアントソフトウェアを介してのみで
ある。このようなC/Sシステム型ネットワークゲーム
システムにおいては、当初のものと異なる別のユーザ行
動評価基準によるユーザ行動評価を行うには、ネットワ
ークゲームシステムの改造が必要であり、これは任意の
ネットワークゲーム基盤接続者が新たなユーザ行動評価
基準を用いてユーザ行動評価サービスを行うことが不可
能である原因となっている。
【0010】C/Sシステム型ネットワークゲームシス
テムの第2の形態におけるユーザ行動評価は、ユーザ端
末内に格納されているユーザ情報に対して行われるもの
である。この場合、ユーザは自端末内のユーザ情報を参
照可能であるが、他のユーザ情報は他のユーザ端末に分
散して格納されているため、そのままでは自ユーザと他
ユーザを比較したランキングを行うことができない。ラ
ンキングのためにユーザ情報をサーバに収集してランキ
ングを行う機能をネットワークゲームシステムに予め実
装しておけばランキングを行うこと自体は可能である
が、このランキングはゲーム開発者によってのみ可能な
性格のものである。従って、任意のネットワークゲーム
基盤接続者が新たなユーザ行動評価基準を用いてユーザ
行動評価サービスを行うことはできない。
【0011】ピア・ツー・ピアシステム型ネットワーク
ゲームシステムにおいては、各ユーザのデータは各ユー
ザ端末に格納されているため、ユーザは自ユーザ情報を
参照可能であるが、他ユーザ情報は他ユーザ端末に分散
して格納されているため、自ユーザと他ユーザを比較し
てランキングを行うことができない。C/Sシステム型
ネットワークゲームシステムの第2の形態と同じくし、
ランキングのための情報を一箇所に収集してランキング
を行う機能を予め端末側ソフトウェアに実装しておいて
ランキングを行うことは可能であるが、このランキング
もやはり端末側ソフトウェアを開発するゲーム開発者に
よって提供可能なものである。従って、任意のネットワ
ークゲーム基盤接続者が新たなユーザ行動評価基準を用
いてユーザ行動評価サービスを行うことはできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークゲームシ
ステムにおいて、任意のネットワークゲーム基盤接続者
が独自の多様なユーザ行動評価基準を用いたユーザ行動
評価を行うためには、次に示すような問題がある。
【0013】(1)ネットワークゲームシステムがC/
Sシステム型アーキテクチャである場合、新しい別のユ
ーザ行動評価基準を提供するためには、ゲーム開発者が
ネットワークゲームシステムの改造を行う必要があり、
改造コストがかかる。
【0014】(2)ネットワークゲームシステムがC/
Sシステム型アーキテクチャを採り、サーバ側のデータ
ベースにユーザ情報を格納する場合、ユーザ行動評価に
用いることができるユーザデータなどは、通常ゲーム専
用クライアントソフトウェア以外を用いて参照すること
ができない。このため、任意のネットワークゲーム基盤
接続者が新しい別のユーザ行動評価基準を用いたユーザ
行動評価サービスを行うのは困難である。
【0015】(3)ネットワークゲームシステムがC/
Sシステム型アーキテクチャを採り、ユーザ端末にユー
ザ情報を格納する場合、ユーザ情報が分散しているた
め、任意のネットワークゲーム基盤接続者がこれらのユ
ーザ情報を収集し、新しい別のユーザ行動評価基準を用
いたユーザ行動評価サービスを行うのは困難である。
【0016】(4)ネットワークゲームシステムがピア
・ツー・ピアシステム型のアーキテクチャを採る場合、
ユーザ行動評価に用いることができるユーザデータなど
は各ユーザ端末に保持されている。この場合、ユーザは
手元のユーザデータを参照可能であるが、ネットワーク
ゲームシステム全体(または一部集団内)で他のユーザ
と比較したランキングを行うことは不可能である。ユー
ザ情報を一箇所に収集してランキングを行うランキング
専用機能によるランキングを実現したとしても、任意の
ネットワークゲーム基盤接続者が新しい別のユーザ行動
基準を用いたユーザ行動評価サービスを行うのは困難で
ある。
【0017】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、元のシステムの改造を行わず
に予め備えられている元のユーザ行動評価基準と異なる
別のユーザ行動評価基準を用いてユーザ端末の行動を評
価するユーザ行動評価システム、方法、プログラムおよ
び記録媒体を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、ユーザ端末の行動を評価
するユーザ行動評価システムであって、第1の基準に従
って作成されたプログラムをネットワークを介して接続
されるユーザ端末に提供し、該ユーザ端末で当該プログ
ラムを利用することで得られるユーザ行動データを第2
の基準で評価する評価サービス端末を有することを要旨
とする。
【0019】請求項1記載の本発明にあっては、ユーザ
端末は行動データおよび行動の結果のデータを検出して
評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は各ユー
ザ端末からの行動データおよび行動結果データを解析
し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価するた
め、単にユーザ行動評価基準を変更するのみで、しかも
ユーザ行動評価基準を任意の提供者が可能とすることに
より、元のシステムの改造を必要とすることなく、新た
なユーザ行動評価基準に基づき新たな評価が可能とな
り、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容を付与
でき、ユーザを飽きさせることなく、ユーザの興味を引
き続けることができるものであり、更に新たな開発に対
する投資を低減し、またビジネス機会を増やすことがで
きるものである。
【0020】また、請求項2記載の本発明は、複数のユ
ーザ端末がネットワークを介して所定の対象に対して所
定の規則に従って互いに競合または協力を行う所定の対
象動作に対する各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行
動評価システムであって、各ユーザ端末にネットワーク
を介して接続され、各ユーザ端末の行動を評価する評価
サービス端末を有し、各ユーザ端末は、前記対象動作に
関する行動のデータおよび該行動に対してユーザ端末か
ら返信されてきた行動の結果のデータを検出するデータ
検出手段と、この検出した行動データおよび行動結果デ
ータをネットワークを介して前記評価サービス端末に送
信するデータ送信手段とを有し、前記評価サービス端末
は、各ユーザ端末の前記データ送信手段から送信されて
くる行動データおよび行動結果データを受信するデータ
受信手段と、この受信したデータを解析する解析手段
と、各ユーザ端末の行動を評価する基準であるユーザ行
動評価基準を保存し、該ユーザ行動評価基準に基づき前
記解析手段での解析結果を評価する評価手段とを有する
ことを要旨とする。
【0021】請求項2記載の本発明にあっては、ユーザ
端末は行動データおよび行動の結果のデータを検出して
評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は各ユー
ザ端末からの行動データおよび行動結果データを解析
し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価するた
め、単にユーザ行動評価基準を変更するのみで、しかも
ユーザ行動評価基準を任意の提供者が可能とすることに
より、元のシステムの改造を必要とすることなく、新た
なユーザ行動評価基準に基づき新たな評価が可能とな
り、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容を付与
でき、ユーザを飽きさせることなく、ユーザの興味を引
き続けることができるものであり、更に新たな開発に対
する投資を低減し、またビジネス機会を増やすことがで
きるものである。
【0022】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記対象動作が、アプリ
ケーション上のユーザ操作(ゲーム動作)であることを
要旨とする。
【0023】請求項4記載の本発明は、第1の基準に従
って作成されたプログラムをネットワークを介して接続
されるユーザ端末に提供し、該ユーザ端末で当該プログ
ラムを利用することで得られるユーザ行動データを第2
の基準で評価することを要旨とする。
【0024】請求項4記載の本発明にあっては、ユーザ
端末は行動データおよび行動の結果のデータを検出して
評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は各ユー
ザ端末からの行動データおよび行動結果データを解析
し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価するた
め、単にユーザ行動評価基準を変更するのみで、しかも
ユーザ行動評価基準を任意の提供者が可能とすることに
より、元のシステムの改造を必要とすることなく、新た
なユーザ行動評価基準に基づき新たな評価が可能とな
り、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容を付与
でき、ユーザを飽きさせることなく、ユーザの興味を引
き続けることができるものであり、更に新たな開発に対
する投資を低減し、またビジネス機会を増やすことがで
きるものである。
【0025】また、請求項5記載の本発明は、複数のユ
ーザ端末がネットワークを介して所定の対象に対して所
定の規則に従って互いに競合または協力を行う所定の対
象動作に対し各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動
評価方法であって、各ユーザ端末にネットワークを介し
て接続され、各ユーザ端末の行動を評価する評価サービ
ス端末を設け、各ユーザ端末は、前記対象動作に関する
行動のデータおよび該行動に対してユーザ端末から返信
されてきた行動の結果のデータを検出し、この検出した
行動データおよび行動結果データをネットワークを介し
て前記評価サービス端末に送信し、前記評価サービス端
末は、各ユーザ端末から送信されてくる行動データおよ
び行動結果データを受信し、この受信したデータを解析
し、各ユーザ端末の行動を評価する基準であるユーザ行
動評価基準を保存し、該ユーザ行動評価基準に基づき前
記解析結果を評価することを要旨とする。
【0026】請求項5記載の本発明にあっては、ユーザ
端末は行動データおよび行動の結果のデータを検出して
評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は各ユー
ザ端末からの行動データおよび行動結果データを解析
し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価するた
め、単にユーザ行動評価基準を変更するのみで、しかも
ユーザ行動評価基準を任意の提供者が可能とすることに
より、元のシステムの改造を必要とすることなく、新た
なユーザ行動評価基準に基づき新たな評価が可能とな
り、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容を付与
でき、ユーザを飽きさせることなく、ユーザの興味を引
き続けることができるものであり、更に新たな開発に対
する投資を低減し、またビジネス機会を増やすことがで
きるものである。
【0027】更に、請求項6記載の本発明は、請求項4
または5記載の発明において、前記対象動作が、アプリ
ケーション上のユーザ操作(ゲーム動作)であることを
要旨とする。
【0028】請求項7記載の本発明は、複数のユーザ端
末がネットワークを介して所定の対象に対して所定の規
則に従って互いに競合または協力を行う所定の対象動作
に対して各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動評価
プログラムであって、各ユーザ端末においては、前記対
象動作に関する行動のデータおよび該行動に対して返信
されてきた行動の結果のデータを検出し、この検出した
行動データおよび行動結果データをネットワークを介し
て評価サービス端末に送信し、各ユーザ端末にネットワ
ークを介して接続され、各ユーザ端末の行動を評価する
評価サービス端末においては、各ユーザ端末から送信さ
れてくる行動データおよび行動結果データを受信し、こ
の受信したデータを解析し、各ユーザ端末の行動を評価
する基準であるユーザ行動評価基準を保存し、該ユーザ
行動評価基準に基づき前記解析結果を評価することを要
旨とする。
【0029】請求項7記載の本発明にあっては、ユーザ
端末は行動データおよび行動の結果のデータを検出して
評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は各ユー
ザ端末からの行動データおよび行動結果データを解析
し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価するた
め、単にユーザ行動評価基準を変更するのみで、しかも
ユーザ行動評価基準を任意の提供者が可能とすることに
より、元のシステムの改造を必要とすることなく、新た
なユーザ行動評価基準に基づき新たな評価が可能とな
り、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容を付与
でき、ユーザを飽きさせることなく、ユーザの興味を引
き続けることができるものであり、更に新たな開発に対
する投資を低減し、またビジネス機会を増やすことがで
きるものである。
【0030】また、複数のユーザ端末がネットワークを
介して所定の対象に対して所定の規則に従って互いに競
合または協力を行う所定の対象動作を各ユーザ端末の間
で対等にネットワーク経由で行うピア・ツー・ピアシス
テムにおいて(またはサーバを介してネットワーク経由
で行うクライアント/サーバシステムにおいて)各ユー
ザ端末の行動を評価するユーザ行動評価プログラムであ
って、各ユーザ端末においては、前記対象動作に関する
行動のデータおよび該行動に対してユーザ端末から返信
されてきた行動の結果のデータを検出し、この検出した
行動データおよび行動結果データをネットワークを介し
て評価サービス端末に送信し、各ユーザ端末にネットワ
ークを介して接続され、各ユーザ端末の行動を評価する
評価サービス端末においては、各ユーザ端末から送信さ
れてくる行動データおよび行動結果データを受信し、こ
の受信したデータを解析し、各ユーザ端末の行動を評価
する基準であるユーザ行動評価基準を保存し、該ユーザ
行動評価基準に基づき前記解析結果を評価することを要
旨とする。
【0031】これにより、ユーザ端末は行動データおよ
び行動の結果のデータを検出して評価サービス端末に送
信し、評価サービス端末は各ユーザ端末からの行動デー
タおよび行動結果データを解析し、ユーザ行動評価基準
に基づき解析結果を評価するため、単にユーザ行動評価
基準を変更するのみで、しかもユーザ行動評価基準を任
意の提供者が可能とすることにより、元のシステムの改
造を必要とすることなく、新たなユーザ行動評価基準に
基づき新たな評価が可能となり、ユーザの多様な価値観
に基づいた新しい内容を付与でき、ユーザを飽きさせる
ことなく、ユーザの興味を引き続けることができるもの
であり、更に新たな開発に対する投資を低減し、またビ
ジネス機会を増やすことができるものである。
【0032】更に、前記対象動作が、アプリケーション
上のユーザ操作(ゲーム動作)であることを要旨とす
る。
【0033】請求項8記載の本発明は、複数のユーザ端
末がネットワークを介して所定の対象に対して所定の規
則に従って互いに競合または協力を行う所定の対象動作
に対して各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動評価
プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
体であって、各ユーザ端末においては、前記対象動作に
関する行動のデータおよび該行動に対して返信されてき
た行動の結果のデータを検出し、この検出した行動デー
タおよび行動結果データをネットワークを介して評価サ
ービス端末に送信し、各ユーザ端末にネットワークを介
して接続され、各ユーザ端末の行動を評価する評価サー
ビス端末においては、各ユーザ端末から送信されてくる
行動データおよび行動結果データを受信し、この受信し
たデータを解析し、各ユーザ端末の行動を評価する基準
であるユーザ行動評価基準を保存し、該ユーザ行動評価
基準に基づき前記解析結果を評価するユーザ行動評価プ
ログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録す
ることを要旨とする。
【0034】請求項8記載の本発明にあっては、ユーザ
端末は行動データおよび行動の結果のデータを検出して
評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は各ユー
ザ端末からの行動データおよび行動結果データを解析
し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価するユ
ーザ行動評価プログラムを記録媒体に記録しているた
め、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることがで
きる。
【0035】また、複数のユーザ端末がネットワークを
介して所定の対象に対して所定の規則に従って互いに競
合または協力を行う所定の対象動作を各ユーザ端末の間
で対等にネットワーク経由で行うピア・ツー・ピアシス
テムにおいて各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動
評価プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体であって、各ユーザ端末においては、ピア・ツー
・ピアシステムでユーザ端末と対等に行う前記対象動作
に関する行動のデータおよび該行動に対してユーザ端末
から返信されてきた行動の結果のデータを検出し、この
検出した行動データおよび行動結果データをネットワー
クを介して評価サービス端末に送信し、各ユーザ端末に
ネットワークを介して接続され、各ユーザ端末の行動を
評価する評価サービス端末においては、各ユーザ端末か
ら送信されてくる行動データおよび行動結果データを受
信し、この受信したデータを解析し、各ユーザ端末の行
動を評価する基準であるユーザ行動評価基準を保存し、
該ユーザ行動評価基準に基づき前記解析結果を評価する
ユーザ行動評価プログラムをコンピュータ読取り可能な
記録媒体に記録することを要旨とする。
【0036】これにより、ユーザ端末は行動データおよ
び行動の結果のデータを検出して評価サービス端末に送
信し、評価サービス端末は各ユーザ端末からの行動デー
タおよび行動結果データを解析し、ユーザ行動評価基準
に基づき解析結果を評価するユーザ行動評価プログラム
を記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、
その流通性を高めることができる。
【0037】更に、前記対象動作が、アプリケーション
上のユーザ操作(ゲーム動作)であるユーザ行動評価プ
ログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録す
ることを要旨とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
ユーザ行動評価システムが適用されたC/Sシステム型
アーキテクチャのネットワークゲームシステムの構成を
示すブロック図である。
【0039】同図に示すC/Sシステム型ネットワーク
ゲームシステムは、ネットワークゲーム開発者によって
提供されるネットワークゲームを各ユーザ端末間でサー
バを介してネットワーク経由で行うことを可能にするも
のであり、このネットワークゲームシステムに適用され
た本実施形態のユーザ行動評価システムは、各ユーザ端
末が行うネットワークゲームにおいて各ユーザ端末の行
動をゲーム開発者が提供した本来のユーザ行動評価基準
とは異なる別のユーザ行動評価基準に基づいても評価す
ることを可能とするものである。
【0040】図1に示すネットワークゲームシステム
は、ゲームサーバ1、複数のユーザ端末2、評価サービ
ス端末を構成し、ユーザ行動評価サービス提供者によっ
てネットワークゲーム基盤上に設置される複数のランキ
ングサービス端末4、およびこれらを互いに接続する例
えばインターネットなどのネットワークであるネットワ
ーク基盤5から構成されている。
【0041】ゲームサーバ1は、ネットワークゲームを
実施するネットワークゲームサーバ装置11を有し、ユ
ーザ端末2は、ネットワークゲーム基盤5に接続し、ネ
ットワークゲームを実施するネットワークゲームクライ
アント装置20、およびランキングサービスの利用を行
うランキングサービス利用装置30を有し、またランキ
ングサービス端末4は、ネットワークゲーム基盤5に接
続し、各ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動評価装
置40、およびこの評価した各ユーザ端末の行動評価結
果を公開するユーザ行動評価結果公開装置50を有す
る。
【0042】ランキングサービス端末4を構成する各装
置であるユーザ行動評価装置40およびユーザ行動評価
結果公開装置50は、それぞれの詳細構成を図2に示す
ように、ユーザ行動評価結果公開装置50がランキング
結果公開手段51を有し、ユーザ行動評価装置40がネ
ットワークゲーム基盤接続手段41、ゲームデータ受信
手段42、ゲームデータ解析手段43、ランキング実施
手段44、およびランキング結果出力手段45を有す
る。
【0043】また、ユーザ端末2を構成する各装置であ
るネットワークゲームクライアント装置20およびラン
キングサービス利用装置30は、それぞれの詳細構成を
図3に示すように、ネットワークゲームクライアント装
置20がネットワークゲーム基盤接続手段21、ネット
ワークゲーム実施手段22、ゲームデータ送信手段2
3、およびゲームデータ受信手段24を有し、ランキン
グサービス利用装置30がゲームデータ検出手段31、
ランキングサービス用ゲームデータ送信手段32、およ
び利用ランキングサービス設定手段33を有する。
【0044】以上のように構成される本実施形態のC/
Sシステム型のネットワークゲームシステムにおいて、
ネットワークゲームの実施は、ゲームサーバ1とユーザ
端末2が通信を行い、ユーザ端末2からユーザ行動に関
するデータをゲームサーバ1に送信し、ゲームサーバ1
からユーザ行動に対する結果をユーザ端末2に返信する
ことにより行われるが、この処理について図4を参照し
て詳細に説明する。
【0045】図4においては、まずユーザ端末2は、ネ
ットワークゲームクライアント装置20のネットワーク
ゲーム基盤接続手段21からネットワークゲーム基盤5
に接続し(ステップS101)、これによりユーザ端末
2はゲームサーバ1と通信可能なると、ユーザ端末2は
ネットワークゲームクライアント装置20のネットワー
クゲーム実施手段22を用いてネットワークゲームを行
うが、この場合ネットワークゲームクライアント装置2
0は、ゲームデータ送信手段23を用いてユーザ行動デ
ータをネットワークゲーム基盤5経由でゲームサーバ1
に送信し(ステップS102)、ゲームサーバ1はこの
受信したユーザ行動データに対する結果のデータをネッ
トワークゲーム基盤5経由でユーザ端末2に返信し、ユ
ーザ端末2は該ユーザ行動結果データをゲームデータ受
信手段24で受信する(ステップS103)。
【0046】以上のようにユーザ端末2がゲームサーバ
1を介してネットワークゲームを行っている場合に、ラ
ンキングサービス端末4は、ユーザ行動データを収集
し、ユーザ行動評価を行う。すなわち、ユーザ端末2の
ランキングサービス利用装置30のランキングサービス
用ゲームデータ送信手段32によってランキングサービ
ス端末4にユーザ行動データとその結果のデータ(また
はどちらか一方のみ)が送信され、ランキングサービス
端末4はこのユーザ行動データおよび結果データに基づ
きユーザ行動評価を行うことが可能となり、ランキング
サービスを実施するが、この処理について図5を参照し
て詳細に説明する。
【0047】図5においては、ユーザ端末2は、ランキ
ングサービスを利用するに当たり、ランキングサービス
利用装置30の利用ランキングサービス設定手段33を
用いて、ユーザが利用するユーザ行動評価サービスを設
定する(ステップS100、なおステップS100は図
示せず)。
【0048】それから、ユーザ端末2は、図4で説明し
たように、ネットワークゲーム基盤接続手段21からネ
ットワークゲーム基盤5に接続し(ステップS10
1)、ゲームサーバ1と通信可能にし、ネットワークゲ
ーム実施手段22を用いてネットワークゲームを行うと
ともに、この場合ユーザ端末2は、ゲームデータ送信手
段23を用いてユーザ行動データをネットワークゲーム
基盤5経由でゲームサーバ1に送信し(ステップS10
2)、ゲームサーバ1はこの受信したユーザ行動データ
に対する結果のデータをネットワークゲーム基盤5経由
でユーザ端末2に返信し、ユーザ端末2は該ユーザ行動
結果データをゲームデータ受信手段24で受信する(ス
テップS103)。
【0049】以上のようにユーザ端末2がゲームサーバ
1を介してネットワークゲームを行っている場合に、ラ
ンキングサービス端末4は、予めネットワークゲーム基
盤5に接続されていて、ユーザ行動評価サービスの利用
者であるユーザ端末2から送信されるゲームデータを取
得可能な状態にある(ステップS104)。
【0050】ユーザ端末2がネットワークゲームを実施
している最中において、ユーザ端末2は、ネットワーク
ゲーム実施手段22からゲームデータ送信手段23を介
してゲームサーバ1に送信するユーザ行動データおよび
このユーザ行動データに対してゲームサーバ1から返信
されてくるユーザ行動結果データをゲームデータ受信手
段24で受信する場合に、ランキングサービス利用装置
30のゲームデータ検出手段31がこれらのデータ、す
なわちユーザ行動データとユーザ行動結果データを検出
し、これらのデータをランキングサービス用ゲームデー
タ送信手段32に供給する(ステップS105)。
【0051】ランキングサービス用ゲームデータ送信手
段32は、利用ランキングサービス設定手段33にアク
セスし、本処理の最初の図示しないステップS100で
設定したユーザ行動評価サービスのランキングサービス
端末4を確認し(ステップS106)、それから前記ユ
ーザ行動データとユーザ行動結果データをネットワーク
ゲーム基盤5を介してランキングサービス端末4に送信
する(ステップS107)。
【0052】ランキングサービス端末4は、ユーザ端末
2のランキングサービス用ゲームデータ送信手段32か
ら送信されてくるサービス利用者であるユーザ端末2の
ユーザ行動データとユーザ行動結果データをゲームデー
タ受信手段42で受信し、この受信したユーザ行動デー
タとユーザ行動結果データをゲームデータ解析手段43
に供給する(ステップS108)。
【0053】ゲームデータ解析手段43は、ユーザ行動
データおよびユーザ行動結果データを受け取ると、これ
らのデータからゲームデータの形式、内容を解析し、ユ
ーザ端末2がネットワークゲームにおいてどのような行
動を行い、その結果がどうなったかを解析し、この解析
結果をランキング実施手段44に供給する(ステップS
109)。
【0054】ランキング実施手段44は、ユーザ行動評
価サービス提供者が提供する独自のユーザ行動評価基準
を保持しているが、ゲームデータ解析手段43から前記
解析結果を受け取ると、この解析結果のユーザ行動とそ
の結果についての評価をユーザ行動評価基準に基づき行
い、ユーザ端末2であるサービス利用者全体またはその
一部を母集団として順位付け、すなわちランキング付け
を行い、この順位付けの結果をランキング結果出力手段
45に供給する(ステップS110)。
【0055】ランキング結果出力手段45は、ランキン
グ実施手段44から渡された順位付けの結果をランキン
グ結果公開手段51に合わせた形式に整えて、ランキン
グ結果公開手段51に供給する(ステップS111)。
ランキング結果公開手段51は、この順位付けの結果を
サービス利用者であるユーザ端末2(またはその他のす
べてのユーザ端末2にも)に公開し、独自のユーザ行動
評価基準によるユーザ行動の評価を参照可能な状態にす
る(ステップS112)。この結果、ユーザ端末2は、
順位付けの結果を参照し、ユーザ行動評価サービスによ
る自身の評価を知ることができ、更に評価を高めるべく
ネットワークゲームを行うことになる。
【0056】なお、上記実施形態において、ランキング
サービス端末4のランキング実施手段44が保持してい
るユーザ行動評価基準は、ユーザ行動評価サービス提供
者が提供する独自の基準であり、このユーザ行動評価サ
ービス提供者はネットワークゲーム開発者であってもよ
いが、ネットワークゲーム開発者以外の任意の者もなり
得るものである。このユーザ行動評価基準を任意の提供
者が提供することにより、ネットワークゲームを改造す
ることなく、このユーザ行動評価基準を変更するのみ
で、同じネットワークゲームが新たな評価を可能とし、
ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容をネットワ
ークゲームに付与でき、ユーザを飽きさせることなく、
ネットワークゲームに対するユーザの興味を引き続ける
ことができるものであり、この結果、ネットワークゲー
ムに関する投資を低減し、またビジネス機会を増やすこ
とができるものである。
【0057】次に、図6を参照して、本発明の他の実施
形態に係るユーザ行動評価システムが適用されたピア・
ツー・ピアシステム型アーキテクチャのネットワークゲ
ームシステムの構成を示すブロック図である。
【0058】同図に示すピア・ツー・ピアシステム型ネ
ットワークゲームシステムは、ネットワークゲーム開発
者によって提供されるネットワークゲームを各ユーザ端
末間で対等にネットワーク経由で行うことを可能にする
ものであり、このネットワークゲームシステムに適用さ
れた本実施形態のユーザ行動評価システムは、各ユーザ
端末が行うネットワークゲームにおいて各ユーザ端末の
行動をゲーム開発者が提供した本来のユーザ行動評価基
準とは異なる別のユーザ行動評価基準に基づいても評価
することを可能とするものである。
【0059】図6に示すネットワークゲームシステム
は、複数のユーザ端末102、評価サービス端末を構成
し、ユーザ行動評価サービス提供者によってネットワー
クゲーム基盤上に設置される複数のランキングサービス
端末104、およびこれらを互いに接続する例えばイン
ターネットなどのネットワークであるネットワークゲー
ム基盤105から構成されている。
【0060】なお、本実施形態のネットワークゲームシ
ステムの構成は、図1の実施形態においてゲームサーバ
1がない場合のものであり、このゲームサーバ1を除い
たゲームサーバ、ユーザ端末の各構成要素、これらを構
成する副構成要素、更にこれらの副構成要素を構成する
後述する図7および図8に示す各部の構成要素は図1〜
図3に示したものと名称が同じであり、その機能的動作
がピア・ツー・ピアシステム用に変更されていることを
除いて基本的には図1〜図3に示したものと同じである
ので、各構成要素は同じ名称とするとともに、また各構
成要素に付与する符号は図1〜図3に示した符号に10
0を加えたものを使用し、ピア・ツー・ピアシステムと
して異なることを示している。
【0061】ユーザ端末102は、ネットワークゲーム
基盤5に接続し、ネットワークゲームを実施するネット
ワークゲームクライアント装置120、およびランキン
グサービスの利用を行うランキングサービス利用装置1
30を有し、またランキングサービス端末104は、ネ
ットワークゲーム基盤5に接続し、各ユーザ端末の行動
を評価するユーザ行動評価装置140、およびこの評価
した各ユーザ端末の行動評価結果を公開するユーザ行動
評価結果公開装置150を有する。
【0062】ランキングサービス端末104を構成する
各装置であるユーザ行動評価装置140およびユーザ行
動評価結果公開装置150は、それぞれの詳細構成を図
7に示すように、ユーザ行動評価結果公開装置150が
ランキング結果公開手段151を有し、ユーザ行動評価
装置140がネットワークゲーム基盤接続手段141、
ゲームデータ受信手段142、ゲームデータ解析手段1
43、ランキング実施手段144、およびランキング結
果出力手段145を有する。
【0063】また、ユーザ端末102を構成する各装置
であるネットワークゲームクライアント装置120およ
びランキングサービス利用装置130は、それぞれの詳
細構成を図8に示すように、ネットワークゲームクライ
アント装置120がネットワークゲーム基盤接続手段1
21、ネットワークゲーム実施手段122、ゲームデー
タ送信手段123、およびゲームデータ受信手段124
を有し、ランキングサービス利用装置130がゲームデ
ータ検出手段131、ランキングサービス用ゲームデー
タ送信手段132、および利用ランキングサービス設定
手段133を有する。
【0064】以上のように構成される本実施形態のピア
・ツー・ピアシステム型のネットワークゲームシステム
において、ネットワークゲームの実施は、ユーザ端末1
02同士が通信を行い、ユーザ行動に関するデータとそ
の結果のデータをユーザ端末102同士で相互に送受信
することにより行われるが、この処理について図9を参
照して詳細に説明する。
【0065】図9において、ユーザ端末102は、ネッ
トワークゲームクライアント装置120のネットワーク
ゲーム基盤接続手段121からネットワークゲーム基盤
5に接続し(ステップS201)、また該ユーザ端末1
02とネットワークゲームを行う他のユーザ端末102
も同様にネットワークゲームクライアント装置120の
ネットワークゲーム基盤接続手段21からネットワーク
ゲーム基盤5に接続し(ステップS202)、これによ
り両ユーザ端末102はネットワークゲーム基盤5を介
して互いに通信可能になる。
【0066】そして、両ユーザ端末102は、それぞれ
のネットワークゲームクライアント装置120のネット
ワークゲーム実施手段122を用いてネットワークゲー
ムを行うが、この場合両ユーザ端末102は、それぞれ
のネットワークゲームクライアント装置120のゲーム
データ送信手段123を用いてユーザ行動データをネッ
トワークゲーム基盤5経由で他のユーザ端末102に送
信し、自身のネットワークゲームクライアント装置12
0のゲームデータ受信手段124を用いて、他のユーザ
端末102から返信されてくる前記ユーザ行動に対する
ユーザ行動結果のデータをネットワークゲーム基盤5経
由で受信する(ステップS203,S204)。
【0067】以上のように両ユーザ端末102が互いに
ネットワークゲーム基盤5経由で対等にネットワークゲ
ームを行っている場合に、ランキングサービス端末10
4は、ユーザ行動データを収集し、ユーザ行動評価を行
う。すなわち、ユーザ端末102のランキングサービス
利用装置130のランキングサービス用ゲームデータ送
信手段132によってランキングサービス端末104に
ユーザ行動データとその結果のデータ(またはどちらか
一方のみ)が送信され、ランキングサービス端末104
はこのユーザ行動データおよび結果データに基づきユー
ザ行動評価を行うことが可能となり、ランキングサービ
スを実施するが、この処理について図10を参照して詳
細に説明する。
【0068】図10においては、各ユーザ端末102
は、ランキングサービスを利用するに当たり、ランキン
グサービス利用装置130の利用ランキングサービス設
定手段133を用いて、ユーザが利用するユーザ行動評
価サービスを設定する(ステップS200、なおステッ
プS200は図示せず)。
【0069】それから、ユーザ端末102は、図9で説
明したように、ネットワークゲーム基盤接続手段121
からネットワークゲーム基盤5に接続し(ステップS2
01)、また該ユーザ端末102とネットワークゲーム
を行う別のユーザ端末102も同様にネットワークゲー
ムクライアント装置120のネットワークゲーム基盤接
続手段21からネットワークゲーム基盤5に接続し(ス
テップS202)、これにより両ユーザ端末102はネ
ットワークゲーム基盤5を介して互いに通信可能にな
る。
【0070】そして、両ユーザ端末102は、それぞれ
のネットワークゲーム実施手段122を用いてネットワ
ークゲームを行うが、この場合両ユーザ端末102は、
それぞれのゲームデータ送信手段123を用いてユーザ
行動データをネットワークゲーム基盤5経由で他のユー
ザ端末102に送信し、自身のゲームデータ受信手段1
24を用いて、他のユーザ端末102から返信されてく
る前記ユーザ行動に対するユーザ行動結果のデータをネ
ットワークゲーム基盤5経由で受信する(ステップS2
03,S204)。
【0071】以上のように各ユーザ端末102がネット
ワークゲーム基盤5経由で対等にネットワークゲームを
行っている場合に、ランキングサービス端末104は、
予めネットワークゲーム基盤5に接続されていて、ユー
ザ行動評価サービスの利用者であるユーザ端末102か
ら送信されるゲームデータを取得可能な状態にある(ス
テップS205)。
【0072】各ユーザ端末102がネットワークゲーム
を実施している最中において、各ユーザ端末102は、
ネットワークゲーム実施手段122からゲームデータ送
信手段123を介して他のユーザ端末102に送信する
ユーザ行動データおよびこのユーザ行動データに対して
他のユーザ端末102から返信されてくるユーザ行動結
果データをゲームデータ受信手段124で受信する場合
に、ランキングサービス利用装置130のゲームデータ
検出手段131がこれらのデータ、すなわちユーザ行動
データとユーザ行動結果データを検出し、これらのデー
タをランキングサービス用ゲームデータ送信手段132
に供給する(ステップS206)。
【0073】ランキングサービス用ゲームデータ送信手
段132は、利用ランキングサービス設定手段133に
アクセスし、本処理の最初の図示しないステップS20
0で設定したユーザ行動評価サービスのランキングサー
ビス端末104を確認し(ステップS207)、それか
ら前記ユーザ行動データとユーザ行動結果データをネッ
トワークゲーム基盤5を介してランキングサービス端末
104に送信する(ステップS208)。
【0074】ランキングサービス端末104は、ユーザ
端末102のランキングサービス用ゲームデータ送信手
段132から送信されてくるサービス利用者であるユー
ザ端末102のユーザ行動データとユーザ行動結果デー
タをゲームデータ受信手段142で受信し、この受信し
たユーザ行動データとユーザ行動結果データをゲームデ
ータ解析手段143に供給する(ステップS209)。
【0075】ゲームデータ解析手段143は、ユーザ行
動データおよびユーザ行動結果データを受け取ると、こ
れらのデータからゲームデータの形式、内容を解析し、
ユーザ端末102がネットワークゲームにおいてどのよ
うな行動を行い、その結果がどうなったかを解析し、こ
の解析結果をランキング実施手段144に供給する(ス
テップS210)。
【0076】ランキング実施手段144は、ユーザ行動
評価サービス提供者が提供する独自のユーザ行動評価基
準を保持しているが、ゲームデータ解析手段143から
前記解析結果を受け取ると、この解析結果のユーザ行動
とその結果についての評価をユーザ行動評価基準に基づ
き行い、ユーザ端末102であるサービス利用者全体ま
たはその一部を母集団として順位付けを行い、この順位
付けの結果をランキング結果出力手段145に供給する
(ステップS211)。
【0077】ランキング結果出力手段145は、ランキ
ング実施手段144から渡された順位付けの結果をラン
キング結果公開手段151に合わせた形式に整えて、ラ
ンキング結果公開手段151に供給する(ステップS2
12)。ランキング結果公開手段151は、この順位付
けの結果をサービス利用者であるユーザ端末102(ま
たはその他のすべてのユーザ端末102にも)に公開
し、独自のユーザ行動評価基準によるユーザ行動の評価
を参照可能な状態にする(ステップS213)。この結
果、ユーザ端末102は、順位付けの結果を参照し、ユ
ーザ行動評価サービスによる自身の評価を知ることがで
き、更に評価を高めるべくネットワークゲームを行うこ
とになる。
【0078】なお、上記実施形態において、ピア・ツー
・ピアシステム型ネットワークゲームにおけるユーザ行
動評価システムでも、同様に、ランキングサービス端末
104のランキング実施手段144が保持しているユー
ザ行動評価基準は、ユーザ行動評価サービス提供者が提
供する独自の基準であり、ネットワークゲーム開発者以
外の任意の者もユーザ行動評価サービス提供者になり得
るものである。そして、このユーザ行動評価基準を任意
の提供者が提供することにより、ネットワークゲームを
改造することなく、このユーザ行動評価基準を変更する
のみで、同じネットワークゲームでも新たな評価を可能
とし、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容をネ
ットワークゲームに付与でき、ユーザを飽きさせること
なく、ネットワークゲームに対するユーザの興味を引き
続けることができるものであり、この結果、ネットワー
クゲームに関する投資を低減し、またビジネス機会を増
やすことができるものである。
【0079】上述したユーザ行動評価システムの具体例
について説明する。まずネットワーク対戦ゲームにおけ
るユーザ行動評価システムの例として、ネットワーク対
戦型の勝敗が存在するゲーム、例えばトランプなどのカ
ードゲーム、麻雀、すごろく等のテーブルゲーム、格闘
ゲームなどのようなアクションゲームなどにおいて、ゲ
ーム開発者から提供されるユーザ行動評価が例えば勝数
によるランキングのみである場合には、任意のネットワ
ークゲーム基盤接続者がゲーム開発者から提供されるユ
ーザ行動評価基準以外のユーザ行動評価基準によるユー
ザ行動評価サービスを提供する。この場合のユーザ行動
評価基準は、勝率、平均点、特定の役(技)を何回達成
したか、独自のユーザ行動評価基準において反則として
設定されている特定の役(技)を行わなかったかなどが
考えられる。
【0080】そして、ユーザ端末がユーザ行動評価サー
ビスへの利用を申し込むと、ユーザ行動評価サービスの
設定手段が提供される。この設定手段は、設定に必要な
情報または自動設定のためのソフトウェアなどの形態で
提供される。そして、ユーザ端末はユーザ行動評価サー
ビス利用のための設定を行う。
【0081】それから、ユーザ端末はネットワークゲー
ムを行い、このネットワークゲームの実施と並行して
(または任意のタイミングで)ネットワークゲーム内の
ユーザ行動データとその結果のデータがランキングサー
ビス端末に送信される。ランキングサービス端末では、
送信されたゲームデータに基づきユーザ端末のランキン
グを行い、公開する。この公開方法は、例えばインター
ネット上にホームページとして公開したり、または専用
のブラウジングソフトウェアを利用するなどにより行
う。利用者であるユーザ端末はランキング結果を公開方
法に合わせた手段(Webブラウザや専用ソフトウェ
ア)を利用して参照する。
【0082】また、別の例として、ネットワークRPG
におけるユーザ行動評価システムも可能である。ネット
ワークRPGは、ネットワーク対戦ゲームと異なり、必
ずしもユーザ端末同士で勝敗がつくものではないが、R
PGの仮想空間内でプレイヤの分身となるキャラクタの
強さ、キャラクタがクリアしたイベントの内容などによ
り評価が可能である。また、キャラクタ同士で決闘を行
うことが可能なゲームシステムであれば、それを用いた
評価を行うことも可能である。
【0083】更に、他の例として、ネットワークコミュ
ニティにおけるユーザ行動評価システムも可能である。
ネットワークコミュニケーションツールを利用したネッ
トワークコミュニティにおいては、その活性化にコミュ
ニティに参加しているユーザ端末からの積極的に発言、
行動が欠かせないが、ユーザ端末からの積極的な発言、
行動を促す手段としてそれらユーザ行動の頻度や影響度
についてコミュニティ内で評価を行うことは、有効な手
段である。しかしながら、通常のネットワークコミュニ
ケーションツールはコミュニケーションの実施機能に重
点が置かれ、ユーザ行動の評価機能は備えていないの
で、ユーザ行動評価サービスを用いてユーザ行動を評価
し、ユーザ端末からの発言、行動の動機付けを行うこと
で、コミュニティの活性化を図ることができる。
【0084】上述した実施形態では、ネットワークゲー
ムを対象としてユーザ行動評価サービスについて説明し
たが、本発明はネットワークゲームへの適用に限定され
るものでなく、上記コミュニティへの応用にも示したよ
うに、種々の分野への適用、具体的には、例えば所定の
対象に対して所定の規則に従って互いに競い合ったり、
または協力し合ったり、または奪い合ったり、または打
倒したり、または格闘したり、または追いかけたり、ま
たは創生を行うなどのような競合または協力を行う所定
の対象動作のすべての分野への適用が可能なものであ
る。
【0085】また、上記実施形態では、ユーザ行動デー
タとユーザ行動結果データの両方をユーザ端末2からラ
ンキングサービス端末4に送信し、ランキングサービス
端末4において両データからユーザ行動評価サービスを
行っているが、ユーザ行動データとユーザ行動結果デー
タの両データを使用することに限定されるものでなく、
いずれか一方のデータのみでよいものである。
【0086】なお、上記実施形態のユーザ行動評価方法
の処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの
記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシス
テムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプロ
グラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウ
ンロードしたり、または記録媒体からインストールし、
該プログラムでコンピュータシステムを作動させること
により、ユーザ行動評価方法を実施するユーザ行動評価
システムとして機能させることができることは勿論であ
り、このような記録媒体を用いることにより、その流通
性を高めることができるものである。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザ端末は行動データおよび行動の結果のデータを検
出して評価サービス端末に送信し、評価サービス端末は
各ユーザ端末からの行動データおよび行動結果データを
解析し、ユーザ行動評価基準に基づき解析結果を評価す
るので、単にユーザ行動評価基準を変更するのみで、し
かもユーザ行動評価基準を任意の提供者が可能とするこ
とにより、元のシステムの改造を必要とすることなく、
新たなユーザ行動評価基準に基づき新たな評価が可能と
なり、ユーザの多様な価値観に基づいた新しい内容を付
与でき、ユーザを飽きさせることなく、ユーザの興味を
引き続けることができるものであり、更に新たな開発に
対する投資を低減し、またビジネス機会を増やすことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユーザ行動評価シス
テムが適用されたC/Sシステム型アーキテクチャのネ
ットワークゲームシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すシステムに使用されているランキン
グサービス端末を構成するユーザ行動評価結果公開装置
およびユーザ行動評価装置の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図3】図1に示すシステムに使用されているユーザ端
末を構成するネットワークゲームクライアント装置およ
びランキングサービス利用装置の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1に示す実施形態の作用を示す説明図であ
る。
【図5】図1に示す実施形態の更なる作用を示す説明図
である。
【図6】本発明の一実施形態に係るユーザ行動評価シス
テムが適用されたピア・ツー・ピアシステム型アーキテ
クチャのネットワークゲームシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図6に示すシステムに使用されているランキン
グサービス端末を構成するユーザ行動評価結果公開装置
およびユーザ行動評価装置の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図8】図6に示すシステムに使用されているユーザ端
末を構成するネットワークゲームクライアント装置およ
びランキングサービス利用装置の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図9】図6に示す実施形態の作用を示す説明図であ
る。
【図10】図6に示す実施形態の更なる作用を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 ゲームサーバ 2,102 ユーザ端末 4,104 ランキングサービス端末 5 ネットワークゲーム基盤 11 ネットワークゲームサーバ装置 20,120 ネットワークゲームクライアント装置 21,41,121,141 ネットワークゲーム基盤
接続手段 22,122 ネットワークゲーム実施手段 23,123 ゲームデータ送信手段 24,42,124,142 ゲームデータ受信手段 30,130 ランキングサービス利用装置 31,131 ゲームデータ検出手段 32,132 ランキングサービス用ゲームデータ送信
手段 33,133 利用ランキングサービス設定手段 40,140 ユーザ行動評価装置 43,143 ゲームデータ解析手段 44,144 ランキング実施手段 45,145 ランキング結果出力手段 50,150 ユーザ行動評価結果公開装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲見 卓哉 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2C001 AA12 AA13 BB01 BB02 BB05 BB09 CA01 CB01 CB04 CB06 CB08 CC02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末の行動を評価するユーザ行動
    評価システムであって、 第1の基準に従って作成されたプログラムをネットワー
    クを介して接続されるユーザ端末に提供し、該ユーザ端
    末で当該プログラムを利用することで得られるユーザ行
    動データを第2の基準で評価する評価サービス端末を有
    することを特徴とするユーザ行動評価システム。
  2. 【請求項2】 複数のユーザ端末がネットワークを介し
    て所定の対象に対して所定の規則に従って互いに競合ま
    たは協力を行う所定の対象動作に対する各ユーザ端末の
    行動を評価するユーザ行動評価システムであって、 各ユーザ端末にネットワークを介して接続され、各ユー
    ザ端末の行動を評価する評価サービス端末を有し、 各ユーザ端末は、 前記対象動作に関する行動のデータおよび該行動に対し
    てユーザ端末から返信されてきた行動の結果のデータを
    検出するデータ検出手段と、 この検出した行動データおよび行動結果データをネット
    ワークを介して前記評価サービス端末に送信するデータ
    送信手段とを有し、 前記評価サービス端末は、 各ユーザ端末の前記データ送信手段から送信されてくる
    行動データおよび行動結果データを受信するデータ受信
    手段と、 この受信したデータを解析する解析手段と、 各ユーザ端末の行動を評価する基準であるユーザ行動評
    価基準を保存し、該ユーザ行動評価基準に基づき前記解
    析手段での解析結果を評価する評価手段とを有すること
    を特徴とするユーザ行動評価システム。
  3. 【請求項3】 前記対象動作は、アプリケーション上の
    ユーザ操作であることを特徴とする請求項1または2記
    載のユーザ行動評価システム。
  4. 【請求項4】 第1の基準に従って作成されたプログラ
    ムをネットワークを介して接続されるユーザ端末に提供
    し、該ユーザ端末で当該プログラムを利用することで得
    られるユーザ行動データを第2の基準で評価することを
    特徴とするユーザ行動評価方法。
  5. 【請求項5】 複数のユーザ端末がネットワークを介し
    て所定の対象に対して所定の規則に従って互いに競合ま
    たは協力を行う所定の対象動作に対する各ユーザ端末の
    行動を評価するユーザ行動評価方法であって、 各ユーザ端末にネットワークを介して接続され、各ユー
    ザ端末の行動を評価する評価サービス端末を設け、 各ユーザ端末は、 前記対象動作に関する行動のデータおよび該行動に対し
    てユーザ端末から返信されてきた行動の結果のデータを
    検出し、 この検出した行動データおよび行動結果データをネット
    ワークを介して前記評価サービス端末に送信し、 前記評価サービス端末は、 各ユーザ端末から送信されてくる行動データおよび行動
    結果データを受信し、この受信したデータを解析し、 各ユーザ端末の行動を評価する基準であるユーザ行動評
    価基準を保存し、該ユーザ行動評価基準に基づき前記解
    析結果を評価することを特徴とするユーザ行動評価方
    法。
  6. 【請求項6】 前記対象動作は、アプリケーション上の
    ユーザ操作であることを特徴とする請求項4または5記
    載のユーザ行動評価方法。
  7. 【請求項7】 複数のユーザ端末がネットワークを介し
    て所定の対象に対して所定の規則に従って互いに競合ま
    たは協力を行う所定の対象動作に対する各ユーザ端末の
    行動を評価するユーザ行動評価プログラムであって、 各ユーザ端末においては、 前記対象動作に関する行動のデータおよび該行動に対し
    てサーバを介して返信されてきた行動の結果のデータを
    検出し、 この検出した行動データおよび行動結果データをネット
    ワークを介して評価サービス端末に送信し、 各ユーザ端末およびサーバにネットワークを介して接続
    され、各ユーザ端末の行動を評価する評価サービス端末
    においては、 各ユーザ端末から送信されてくる行動データおよび行動
    結果データを受信し、この受信したデータを解析し、 各ユーザ端末の行動を評価する基準であるユーザ行動評
    価基準を保存し、該ユーザ行動評価基準に基づき前記解
    析結果を評価することを特徴とするユーザ行動評価プロ
    グラム。
  8. 【請求項8】 複数のユーザ端末がネットワークを介し
    て所定の対象に対して所定の規則に従って互いに競合ま
    たは協力を行う所定の対象動作に対する各ユーザ端末の
    行動を評価するユーザ行動評価プログラムを記録したコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体であって、 各ユーザ端末においては、 前記対象動作に関する行動のデータおよび該行動に対し
    てサーバを介して返信されてきた行動の結果のデータを
    検出し、 この検出した行動データおよび行動結果データをネット
    ワークを介して評価サービス端末に送信し、 各ユーザ端末およびサーバにネットワークを介して接続
    され、各ユーザ端末の行動を評価する評価サービス端末
    においては、 各ユーザ端末から送信されてくる行動データおよび行動
    結果データを受信し、 この受信したデータを解析し、 各ユーザ端末の行動を評価する基準であるユーザ行動評
    価基準を保存し、該ユーザ行動評価基準に基づき前記解
    析結果を評価することを特徴とするユーザ行動評価プロ
    グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
JP2002147937A 2002-05-22 2002-05-22 ユーザ行動評価システム、ユーザ行動評価方法、ユーザ行動評価プログラムおよびユーザ行動評価プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Pending JP2003340158A (ja)

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