JP2003339861A - 可撓性チューブのクランプ装置 - Google Patents

可撓性チューブのクランプ装置

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JP2003339861A
JP2003339861A JP2002159279A JP2002159279A JP2003339861A JP 2003339861 A JP2003339861 A JP 2003339861A JP 2002159279 A JP2002159279 A JP 2002159279A JP 2002159279 A JP2002159279 A JP 2002159279A JP 2003339861 A JP2003339861 A JP 2003339861A
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Sumio Ohara
澄夫 大原
Katsumi Isou
勝美 五十右
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Nikkiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一端部を係合部に係合させる過程において目視
による正確な係合状態の確認ができ、又は、一端部を係
合部に係合させた後において目視による正確な係合状態
の確認ができる可撓性チューブのクランプ装置を提供す
る。 【解決手段】第1凸部4が形成された一端部1と、第1
凸部4と対向する第2凸部5が形成された他端部2と、
これらに連なる中間部3と、他端部2に形成され一端部
1を係合させる突起部6とを有し、中間部3を撓ませて
一端部1を突起部6に係合させると、第1凸部4と第2
凸部5とが所定寸法まで近接して、これらの間に挿通さ
れた可撓性チューブaをクランプし、その部位における
流体の流れを遮断する可撓性チューブのクランプ装置に
おいて、一端部1が突起部6に係合されたことを表示す
るための目印10を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液回路や輸液チ
ューブ等、可撓性チューブをクランプし、その部位にお
ける流体の流れを遮断するための可撓性チューブのクラ
ンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、透析治療等で使用される血液回
路は、患者の血液や生理食塩水又は投与する薬剤等を流
動させる樹脂製の可撓性チューブから主に構成されてお
り、ダイアライザやドリップチャンバといった各構成要
素間を連結して、血液の流通路を成すものである。然る
に、医療現場においては、かかる可撓性チューブの所望
の部位をクランプし、血液や薬剤等の流れを遮断する必
要が生じる場合があり、このような場合に鉗子やクラン
プ装置が使用されている。
【0003】このうち、従来のクランプ装置として、図
11に示すようなものが用いられている。かかるクラン
プ装置は、一端部102と、挿通孔104a及びストッ
パ107が形成された他端部104と、挿通孔106a
が形成された中間部106とを有した一体の樹脂成形品
から成る。ストッパ107は、一端部102側に突出し
た突起部から成り、該突起部の下部に一端部102の先
端が当接することにより、他端部104に一端部102
を係合するよう構成されていた。
【0004】また、上記クランプ装置101の一端部1
02及び他端部104には、互いに対向する凸部103
及び105がそれぞれ形成されており、中間部106を
撓ませて一端部102を他端部104のストッパ107
に係合させると、凸部103と105とが挿通孔104
a及び106aに亘って挿通された可撓性チューブTを
クランプし、その部位で血液の流れを遮断するよう構成
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の可撓性チューブのクランプ装置においては、一端部
102がストッパ107に対し正確に係合されたか否か
を目視で確認するのが困難となっていた。即ち、一端部
102をストッパ107に係合させる過程において目視
による正確な係合状態の確認が困難である不具合と、一
端部102をストッパ107に係合させた後において目
視による正確な係合状態の確認が困難である不具合との
両者があり、いずれの不具合が生じた場合であっても、
可撓性チューブのクランプが緩い状態となって、当該可
撓性チューブを流れる血液等の流体を正確に遮断するこ
とができないという問題があった。
【0006】尚、上述の如く、ストッパ107は一端部
102側に突出した突起部から成るので、該突起部の下
部まで一端部102を移動させる際に、係合を示す音が
僅かに生じ、かかる音で作業者が正確なクランプを確認
することができたのであるが、音による確認のみでは、
周囲の雑音状況等によっては、正確なクランプを常時確
認することができず、不十分であった。加えて、クラン
プ後においては、そのクランプ装置が正確なクランプを
しているか否かが確認できず、不十分なものとなってい
た。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、一端部を係合部に係合させる過程において目
視による正確な係合状態の確認ができ、又は、一端部を
係合部に係合させた後において目視による正確な係合状
態の確認ができる可撓性チューブのクランプ装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1凸部が形成された一端部と、前記第1凸部と対向す
る第2凸部が形成された他端部と、前記一端部及び他端
部に連なる中間部と、前記他端部に形成され前記一端部
を係合させる係合部とを有し、前記中間部を撓ませて前
記一端部を前記係合部に係合させると、前記第1凸部と
第2凸部とが所定寸法まで近接して、これらの間に挿通
された可撓性チューブをクランプし、その部位における
流体の流れを遮断する可撓性チューブのクランプ装置に
おいて、前記一端部が係合部に係合されたことを表示す
るための目印を設けたことを特徴とする。
【0009】尚、かかる目印による表示は、一端部を係
合部に係合させる過程における正確な係合状態の表示、
及び一端部を係合部に係合させた後における正確な係合
状態の表示の両者を含むものとする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の可
撓性チューブのクランプ装置において、前記係合部が、
前記一端部側に突出した突起部から成り、該突起部の下
部に当該一端部の先端が当接した状態にて、一端部が係
合部に係合されるものであって、前記突起部の下部より
上側に前記目印を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の可
撓性チューブのクランプ装置において、前記係合部が、
前記一端部側に突出した突起部から成り、該突起部の下
部に当該一端部の先端が当接した状態にて、一端部が係
合部に係合されるものであって、前記突起部の下部より
下側に前記目印を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項
3のいずれか1つに記載の可撓性チューブのクランプ装
置において、前記目印が、少なくとも前記他端部とは異
なる色で表示するものであることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項
4のいずれか1つに記載の可撓性チューブのクランプ装
置において、前記目印が、少なくとも前記他端部とは異
なる色の塗料が塗布されて正確な係合を表示するもので
あることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項
5のいずれか1つに記載の可撓性チューブのクランプ装
置において、前記一端部を前記係合部に案内するガイド
部を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の可
撓性チューブのクランプ装置において、前記ガイド部
が、前記一端部の先端における両端から突出した突出部
から成り、該突出部間を前記他端部が挿通するものであ
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
るクランプ装置は、血液回路など流体の流通ラインを構
成する可撓性チューブをクランプし、その部位における
流体の流れを遮断するためのもので、図1〜図3に示す
ように、一端部1から中間部3を経て他端部2まで環状
に延びる樹脂成形品で構成されている。
【0017】より具体的には、同図に示す可撓性チュー
ブのクランプ装置は、一端部1と、中間部3と、他端部
2とからその外観が主に構成されており、これらが一体
的に樹脂成形されているのである。尚、本実施形態に係
るクランプ装置は、ポリプロピレンを所定の着色を施し
つつ成形した、全体的に不透明な樹脂成形品から成るも
のであるが、他の材質(他のオレフィン系樹脂やポリア
セタール又はポリエチレン等)で不透明に構成するよう
にしてもよい。
【0018】一端部1と他端部2とは、図2に示すよう
に、それぞれ内側に突出形成された第1凸部4及び第2
凸部5を有しており、これらが対向した状態にて形成さ
れている。即ち、一端部1の先端と他端部2の先端と
が、非クランプ状態において近接した状態とされ、それ
らの内側に形成された第1凸部4及び第2凸部5が向か
い合う如く配置することにより、かかる間に可撓性チュ
ーブaを挿通可能としているのである。
【0019】また、一端部1の先端には、図1に示すよ
うに、その両端から突出した一対の突出部1a(ガイド
部)が形成されており、かかる一対の突出部1a間を他
端部2が挿通することにより、クランプ時において、一
端部1が後述する突起部6に案内されるよう構成されて
いる。尚、かかるガイド部に代えて、一端部1を突起部
6に案内する他の構成のもの(例えば、一端部1に他端
部2の先端を挿通し得る孔を形成し、これをガイド部と
したものや、一端部1を案内すべき突出部を中間部3側
面などの他の位置に設けたもの等)とすることができ
る。
【0020】他端部2には、可撓性チューブaを挿通す
るための挿通孔7が形成されるとともに、中間部3にも
同様に、可撓性チューブaを挿通するための挿通孔8が
形成されており、これらに跨って当該可撓性チューブa
が挿通されることとなる。一方、他端部2の先端近傍に
は、係合部としての突起部6が形成されており、該突起
部6は、他端部2に一体的に形成されつつ一端部1側
(内側)に突出した凸状部位から成る。
【0021】そして、クランプ時においては、図2中矢
印方向に力を付与して中間部3を撓ませ、図4で示すよ
うに、突起部6の下部6a(凸状部位の下面)に一端部
1の先端が当接した状態とすることにより、当該一端部
1を他端部2先端に係合する。このように、一端部1が
突起部6に係合すると、図4に示す如く、第1凸部4と
第2凸部5とが所定寸法まで近接し、これらの間に挿通
された可撓性チューブaをクランプし得る。
【0022】更に具体的には、突起部6は、図5で示す
ように、上部が緩やな曲率を持って傾斜した傾斜面9で
構成されており、その傾斜面9の下端から略水平方向に
他端部2の内側面に延びて下部6aが形成されている。
クランプ時には、一端部1の先端を傾斜面9に沿って下
方に移動させ、一端部1の先端が下部6aに達して係止
することにより、当該一端部1が下部6aより上方へ移
動しようとする復元力に抗することができ、正確な係合
が維持されるのである。
【0023】ここで、本実施形態に係るクランプ装置に
おける突起部6には、その下部6aより上側(同図中ハ
ッチングを付した部位)に目印10が設けられている。
かかる目印10は、一端部1が突起部6に係合されたこ
とを表示するためのもので、特に、一端部1を突起部6
に係合させた後における正確な係合状態を表示するため
のものである。
【0024】この目印10は、他端部2における周りの
部位とは異なる色の塗料を塗布したもので、例えば他端
部2(クランプ装置全体)の色が青色に着色されている
場合、黄色や緑色など青色以外の塗料を塗布した目印1
0とすることができる。尚、他端部2が透明な場合、い
ずれかの色で着色した目印10とすることができる。
尚、目印10を目立たせて目視確認を容易にする観点か
ら、目印10の着色を他端部2(クランプ装置全体)と
は対称的な色とするのが好ましい。
【0025】上記目印10によれば、クランプ作業が完
了した後において、一端部1の突起部6に対する正確な
係合がなされている場合は、図6に示すように、目印1
0が表示され、目視による正確な係合を確認することが
できる一方、一端部1の先端が突起部6の下部6aに達
しておらず、係合が不十分な場合は、図7に示すよう
に、目印10が一端部1の先端で隠れてしまい、正確な
係合がなされていないことを目視で確認することができ
る。
【0026】また、本発明の他の実施形態に係るクラン
プ装置として、図8に示すように、突起部6の下部6a
より下側(同図中ハッチングを付した部位)に、上記の
如く色別された目印10’を設けたものが挙げられる。
かかる目印10’は、上記実施形態と同様、一端部1が
突起部6に係合されたことを表示するためのものである
が、特に、一端部1を突起部6に係合させる過程におけ
る正確な係合状態を表示するためのものである。
【0027】即ち、かかる目印10’によれば、クラン
プ作業時、一端部1の先端が突起部6の下部6aよりも
下方に達し、一端部1の突起部6に対する正確な係合が
なされる場合(即ち、一端部1の先端が下部6aよりも
下方に達すれば、当該一端部1は復元力により上方に移
動するので、係合が確実に行われる)は、図9に示すよ
うに、目印10’が表示され、目視による正確な係合を
確認することができる一方、一端部1の先端が突起部6
の下部6aに達しておらず、係合が不十分である場合
は、図10に示すように、目印10’が一端部1の先端
で隠れてしまい、正確な係合がなされていないことを目
視で確認することができる。
【0028】尚、上記何れの実施形態においても、一端
部1の突起部6に対する正確な係合がなされていれば、
第1凸部4と第2凸部5とが所定寸法まで近接し、可撓
性チューブaを上下から挟持することにより、所望のク
ランプを行うことができる。しかして、所望のクランプ
が行われることにより、第1凸部4及び第2凸部5によ
る挟持が行われた部位における流体(血液回路中を流れ
る血液や生理食塩水)の流れを確実に遮断する。尚、上
記何れの実施形態においても、クランプの目視確認は、
目印10及び10’が見える方向(即ち、図6、7、9
及び10の視野)にて行われるべきものである。
【0029】上記の実施形態及び他の実施形態の如く、
突起部6の下側に付された目印10、或いは上側に付さ
れた目印10’の何れを設けるかを決定し、一端部1を
突起部6に係合させる過程における正確な係合状態の表
示をさせるべきか、一端部1を突起部6に係合させた後
における正確な係合状態の表示をさせるべきかを選択し
てもよいし、目印10及び10’の両者を他端部2に設
け、一端部1を突起部6に係合させる過程における正確
な係合状態の表示と、一端部1を突起部6に係合させた
後における正確な係合状態の表示との両方を行うように
してもよい。但し、両方の表示を行う場合、目印10と
10’とを互いに異なる色(勿論、他端部2とも異なる
色)とし、何れの状態であるかを区別して目視確認でき
るようにする必要がある。
【0030】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば目印を他
端部とは色が異なる別体とし、かかる別体の目印を突起
部の下部より上側又は下側にインサート成形するように
してもよい。この場合、塗料を塗布したものに比べ、一
端部の先端との摩擦により目印が薄くなったり、剥げて
しまったりすることが抑制され、長期間の使用に耐える
ことができる。
【0031】また、目印は、他端部と異なる色による表
示である必要がなく、例えば突起部の下部より上側又は
下側を、他の部位より広い幅としたり、或いは狭い幅と
したりして、これを一端部の突起部に対する正確な係合
を表示する目印としてもよい。更に、目印が塗布される
クランプ装置は、上記実施形態の如き構成のものに限定
されず、一端部と他端部とを係合させて、その間にある
可撓性チューブをクランプする他の種々形態のもの(本
実施形態の突出部1aの如きガイド部が形成されていな
いクランプ装置等)に適用することができる。
【0032】尚、上記実施形態においては、一端部1を
突起部6に係合させる過程における正確な係合状態を表
示するための目印10’が突起部6の下部6aより下側
に設けられているが、当該下部6aを成す面(他端部2
の延設方向と略直交する方向に延びる面)に目印10’
を施してもよい。この場合、クランプの目視確認を行う
には、クランプ装置の下方(図2中下から上を)から見
る必要がある。更に、上記実施形態においては、クラン
プ装置全体が不透明色とされているが、クランプ装置全
体或いは少なくとも一端部1を透明色とし、目印10又
は10’を一端部1を透過して目視するようにしてもよ
い。
【0033】また更に、本実施形態においては、血液回
路を構成する可撓性チューブをクランプするクランプ装
置に適用されているが、他の可撓性チューブ(例えば、
輸液チューブや、血液回路に接続される補助用チューブ
など)をクランプするものに適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一端部が係合
部に係合されたことを表示するための目印を設けたの
で、一端部を係合部に係合させる過程において目視によ
る正確な係合状態の確認ができ、又は、一端部を係合部
に係合させた後において目視による正確な係合状態の確
認ができる。
【0035】請求項2の発明によれば、突起部の下部よ
り上側に目印を設けたので、一端部を係合部に係合させ
た後において目視による正確な係合状態の確認を行うこ
とができ、クランプ作業後に正確な目視確認を行うこと
ができる。
【0036】請求項3の発明によれば、突起部の下部よ
り下側に目印を設けたので、一端部を係合部に係合させ
る過程において目視による正確な係合状態の確認を行う
ことができ、クランプ作業時に正確な目視確認を行うこ
とができる。
【0037】請求項4の発明によれば、目印が少なくと
も他端部とは異なる色で表示するものであるので、形状
等で表示するものに比べ、正確な係合状態の表示を目立
たせることができ、更に正確な目視確認を行わせること
ができる。
【0038】請求項5の発明によれば、目印が少なくと
も他端部とは異なる色の塗料が塗布されて正確な係合を
表示するものであるので、製造を簡単に行うことができ
るとともに、既存のクランプ装置に容易に適用すること
ができる。
【0039】請求項6の発明によれば、一端部を係合部
に案内するガイド部を設けたので、正確な係合を行わせ
るのに加えて、正確な係合の目視確認を容易とすること
ができ、クランプ装置による可撓性チューブのクランプ
をより正確に行うことができる。
【0040】請求項7の発明によれば、ガイド部が一端
部の先端における両端から突出した突出部から成り、該
突出部間を他端部が挿通するものであるので、簡易な構
成にて、一端部を係合部に案内するガイド部を設けたの
で、正確な係合を行わせるのに加えて、正確な係合の目
視確認を容易とすることができ、クランプ装置による可
撓性チューブのクランプをより正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る可撓性チューブのクラ
ンプ装置を示す上面図
【図2】同右側面図
【図3】同正面図
【図4】本発明の実施形態に係る可撓性チューブのクラ
ンプ装置であって、一端部が係合部に係合された状態を
示す右側面図
【図5】本発明の実施形態に係る可撓性チューブのクラ
ンプ装置における他端部に設けられた突起部(係合部)
及びそこに設けられた目印を示す拡大斜視図
【図6】本発明の実施形態に係る可撓性チューブのクラ
ンプ装置において、一端部の突起部(係合部)に対する
正確な係合が行われた状態を示す模式図
【図7】本発明の実施形態に係る可撓性チューブのクラ
ンプ装置において、一端部の突起部(係合部)に対する
正確な係合が行われていない状態を示す模式図
【図8】本発明の他の実施形態に係る可撓性チューブの
クランプ装置における他端部に設けられた突起部(係合
部)及びそこに設けられた目印を示す拡大斜視図
【図9】本発明の他の実施形態に係る可撓性チューブの
クランプ装置において、一端部の突起部(係合部)に対
する正確な係合が行われる状態を示す模式図
【図10】本発明の他の実施形態に係る可撓性チューブ
のクランプ装置において、一端部の突起部(係合部)に
対する正確な係合が行われない状態を示す模式図
【図11】(a)従来の可撓性チューブのクランプ装置
における上面図、(b)同右側面図、(c)同正面図
【符号の説明】
1…一端部 1a…突出部(ガイド部) 2…他端部 3…中間部 4…第1凸部 5…第2凸部 6…突起部 6a…下部 7、8…挿通孔 9…傾斜面 10、10’…目印 a…可撓性チューブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1凸部が形成された一端部と、 前記第1凸部と対向する第2凸部が形成された他端部
    と、 前記一端部及び他端部に連なる中間部と、 前記他端部に形成され前記一端部を係合させる係合部
    と、を有し、前記中間部を撓ませて前記一端部を前記係
    合部に係合させると、前記第1凸部と第2凸部とが所定
    寸法まで近接して、これらの間に挿通された可撓性チュ
    ーブをクランプし、その部位における流体の流れを遮断
    する可撓性チューブのクランプ装置において、 前記一端部が係合部に係合されたことを表示するための
    目印を設けたことを特徴とする可撓性チューブのクラン
    プ装置。
  2. 【請求項2】前記係合部は、前記一端部側に突出した突
    起部から成り、該突起部の下部に当該一端部の先端が当
    接した状態にて、一端部が係合部に係合されるものであ
    って、前記突起部の下部より上側に前記目印を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の可撓性チューブのクラン
    プ装置。
  3. 【請求項3】前記係合部は、前記一端部側に突出した突
    起部から成り、該突起部の下部に当該一端部の先端が当
    接した状態にて、一端部が係合部に係合されるものであ
    って、前記突起部の下部より下側に前記目印を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の可撓性チューブのクラン
    プ装置。
  4. 【請求項4】前記目印は、少なくとも前記他端部とは異
    なる色で表示するものであることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか1つに記載の可撓性チューブのク
    ランプ装置。
  5. 【請求項5】前記目印は、少なくとも前記他端部とは異
    なる色の塗料が塗布されて正確な係合を表示するもので
    あることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1
    つに記載の可撓性チューブのクランプ装置。
  6. 【請求項6】前記一端部を前記係合部に案内するガイド
    部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいず
    れか1つに記載の可撓性チューブのクランプ装置。
  7. 【請求項7】前記ガイド部は、前記一端部の先端におけ
    る両端から突出した突出部から成り、該突出部間を前記
    他端部が挿通するものであることを特徴とする請求項6
    記載の可撓性チューブのクランプ装置。
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