JP2003339522A - ローマンシエード型カーテン - Google Patents

ローマンシエード型カーテン

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JP2003339522A JP2002150595A JP2002150595A JP2003339522A JP 2003339522 A JP2003339522 A JP 2003339522A JP 2002150595 A JP2002150595 A JP 2002150595A JP 2002150595 A JP2002150595 A JP 2002150595A JP 2003339522 A JP2003339522 A JP 2003339522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能的にもデザイン的にも新規で洗濯が容易
なローマンシエード型カーテンを提供する。 【解決手段】 生地16を高さ方向に大区画に等分し、
大区画を五つの小区画A・B・C・D・Eに等分し、補
助ガイド14を各大区画の2つの小区画の境界部10e
aに取り付け、補助ガイド14の取付箇所から小区画の
間隔の2倍分下がった箇所bcに補助コード17を接合
し、補助コードの接合箇所と接合箇所の間の区間寸法M
を小区画の間隔の3倍にし、補助コードの接合箇所から
小区画の間隔の2倍分下がった箇所deに連結部材19
を接合し、その接合箇所と接合箇所の間の区間寸法Nを
小区画の間隔の3倍にし、大区画の寸法と連結部材の寸
法の差に相応するダブツキを2つの小区画分に付け、そ
のダブツキを補助コードの操作によって2つの小区画と
他の2つの小区画に択一的に発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生地が、その上縁
部を吊桿に固定して吊り降ろされており、その吊桿から
吊り降ろされた昇降コードの下端に下縁部が連結されて
おり、その昇降コードの貫通するガイドが吊り降ろされ
た昇降コードの長さ方向に沿って一定の間隔をもって生
地が取り付けられており、その昇降コードによって生地
の下縁部をたくし上げて開閉するローマンシエード型カ
ーテンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平9−165981と特開平10−
220138と特開平9−221969には、丈の短い
複数枚の短尺生地を上下多段に吊り下げて眺望機能と遮
蔽機能を併せ持つように工夫されたローマンシエード型
カーテンが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−16598
1に係るローマンシエード型カーテンでは、短尺生地を
たくし上げるとき、その上下の短尺生地と短尺生地の間
に隙間が出来るので、戸外を眺望することがが可能にな
る。しかし、その隙間から室内も覗き込まれることにな
り、それではカーテン全体をたくし上げて開いたも同然
となる。
【0004】特開平10−220138と特開平9−2
21969では、この点を改善し、上下多段に吊り下げ
られた短尺生地の裏側に隠蔽用生地を重ねて吊り下げる
ことにしている。しかし、その場合は、短尺生地と隠蔽
用生地が一体になってたくし上げられるように、上下多
段に並んだ複数枚の各短尺生地を隠蔽用生地にコードに
よって接合しなければならず、コードの数が徒に増え、
その接続機構も素人がコードを取り付けるには余りにも
複雑で素人には取り付けが不可能に近く、洗濯時には複
数の短尺生地が絡み合って洗濯が困難になり、又、洗濯
によって短尺生地と隠蔽用生地の間に伸縮差が生じたと
きは大きいダブツキが生じて全体の体裁が損なわれるの
で、コード類の取付や洗濯は専門業者に頼らざるを得
ず、一般家庭では手軽に取り扱うことは出来ない。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、上下に連続した生地に
よって、眺望性と遮蔽性、或いは、通風性と断熱性と言
う異なる機能性を併せ持つと共に、全体の色調が変化し
てデザイン的にも趣味感に富み、洗濯も容易で一般家庭
でも手軽に取り扱えるローマンシエード型カーテンを提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るローマンシ
エード型カーテンは、(1) 吊り下げられたカーテン
生地の下縁部に接合した連結部材によって、その下縁部
が吊り上げられており、その下縁部の連結部材との接合
箇所とカーテン生地の上縁部の間にU字形に垂れ下がる
ダブツキ(弛み)を形成し、(2) 下縁部と連結部材
との接合箇所と上縁部の間のカーテン生地の中間部分に
上下昇降操作手段を接合し、(3) その上下昇降操作
手段の上下昇降操作によって、その上下昇降操作手段と
カーテン生地の中間部分との接合箇所を境目として、そ
の境目の上側と下側との間でU字形に垂れ下がったダブ
ツキが入れ代わりに現れることを第1の特徴とする。
【0007】本発明に係るローマンシエード型カーテン
は、(a) 上縁部11を吊桿12に固定して吊り降ろ
し、下縁部15を吊桿12から吊り降ろした昇降コード
13の下端に連結し、上縁部11から下縁部15に至る
部分に昇降コードの貫通する昇降ガイド18を昇降コー
ド13の長さ方向に沿って取り付け、昇降コード13に
よって下縁部15をたくし上げて開閉するローマンシエ
ード型カーテンの生地16において、(b) 生地16
が、ローマンシエード型カーテンの高さ方向の少なくと
も一箇所において、上段生地31と中段生地32と下段
生地33との上下3区画に区分されており、(c) ロ
ーマンシエード型カーテンの高さ方向に配置された連結
部材19が上段生地31と下段生地33に接合されてお
り、その連結部材19を介して上段生地31と下段生地
33が連結され、上段生地31と連結部材19との接合
箇所22から下段生地33と連結部材19との接合箇所
22に至る距離が連結部材19によって一定に保たれて
おり、(d) 上段生地31と連結部材19との接合箇
所22から下段生地33と連結部材19との接合箇所2
2に至る部分を中段生地32が占めており、(e) 中
段生地32に、吊桿12から吊り降ろされる補助コード
17を挿通する補助ガイド14が取り付けられており、
(f) 補助ガイド14に挿通した補助コード17が、
補助ガイド14の下側において中段生地32に接合され
ており、(g) ローマンシエード型カーテンの高さ方
向における中段生地32の寸法が、上段生地31と連結
部材19との接合箇所22から下段生地33と連結部材
19との接合箇所22に至る連結部材19の寸法に比し
て長く、(h) 前記中段生地32が連結部材19に相
対して浮き上がった隆起20・21を形成していること
を第2の特徴とする。
【0008】本発明に係るローマンシエード型カーテン
の第3の特徴は、上記第2の特徴に加えて、(i) 前
記中段生地32に、裏側の透視が容易な通気眺望部と裏
側の透視が困難な遮蔽部が設けられており、それらの通
気眺望部と遮蔽部がローマンシエード型カーテンの高さ
方向において上下に区分されている点にある。
【0009】本発明に係るローマンシエード型カーテン
の第4の特徴は、上記第2および第3の何れかの特徴に
加えて、(j) 中段生地32が、上段生地31と連結
部材19との接合箇所22と補助ガイド14の取付箇所
25の間において上段生地31と、又は、下段生地33
と連結部材19との接合箇所22と補助コード17の接
合箇所26の間において下段生地33と、切り離されて
いる点にある。
【0010】本発明に係るローマンシエード型カーテン
の第5の特徴は、上記第2、第3および第4の何れかの
特徴に加えて、(k) 生地16が、ローマンシエード
型カーテンの高さ方向において所要の間隔(L)をもっ
て、複数の大区画に区分されており、(l) 更に、当
該大区画が、ローマンシエード型カーテンの高さ方向に
おいて所要の間隔(S)をもってA・B・C・D・Eの
上下五つの横帯状小区画に区分されており、(m) ロ
ーマンシエード型カーテンの高さ方向に配置された連結
部材19が、それらの上下する2つの大区画の最上段小
区画Aと最上段小区画A、又は、最下段小区画Eと最下
段小区画Eに接合されており、その連結部材19を介し
て上下する2つの大区画が連結され、それらの上下する
2つの最上段小区画AとA、又は、2つの最下段小区画
EとEの連結部材19との接合箇所22から接合箇所2
2に至る距離が連結部材19によって一定に保たれてお
り、(n) 吊桿12から吊り降ろされる補助コード1
7を挿通する補助ガイド14が、最上段小区画A又は最
下段小区画Eの連結部材19との接合箇所22の下側に
取り付けられており、(o) 補助ガイド14に挿通し
た補助コード17が、補助ガイド14の下側において、
上下する2つの小区画B・C又はC・Dの境界部10に
接合されており、(p) 上下する2つの大区画の間隔
(L)が、上下する2つの大区画の最上段小区画A又は
最下段小区画Eと連結部材19との接合箇所22から接
合箇所22に至る連結部材19の寸法に比して長く、
(q)生地16が、大区画において、連結部材19に相
対して浮き上がった隆起20・21を形成している点に
ある。
【0011】本発明に係るローマンシエード型カーテン
の第6の特徴は、上記第2、第3、第4および第5の何
れかの特徴に加えて、(r) 生地16の連結部材19
との接合箇所22から接合箇所22に至る部分に、外観
を異にする2つの文字、図形、記号、絵画、模様、図柄
等の形象が、ローマンシエード型カーテンの高さ方向に
おいて上下に区分して描出されている点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】生地16をカーテンの高さ方向の
複数箇所で上段生地31と中段生地32と下段生地33
に区分する場合、上下する2つの中段生地32・32の
間の部分は、その上側の中段生地32に対しては下段生
地33となるが、その下側の中段生地32に対しては上
段生地31となる。即ち、生地16は、上段生地31と
中段生地32、又は、中段生地32と下段生地33が一
定の間隔Lをもって複数区画に区分されることになる。
【0013】
【実施例1】図1〜図3は、生地16が複数区画に区分
され、上段生地31と中段生地32、又は、中段生地3
2と下段生地33が一定の間隔Lをもって繰り返し連続
するローマンシエード型カーテンの細部を具体的に図示
するものである。生地16は、上縁部11を吊桿12に
固定して吊り降ろされ、その吊桿12から吊り降ろされ
た昇降コード13の下端に下縁部15が連結されてお
り、その昇降コードの貫通する昇降ガイド18が吊り降
ろされた昇降コード13の長さ方向に沿って一定の間隔
をもって取り付けられており、その昇降コード13によ
って下縁部15がたくし上げられて開閉されるようにな
っている。生地16は、ローマンシエード型カーテンの
高さ方向において一定の間隔(L)をもって、複数の大
区画に等分されており、更に、その各大区画が、ローマ
ンシエード型カーテンの高さ方向において一定の間隔
(S)をもってA・B・C・D・Eの五つの横帯状小区
画に等分されている。吊桿12からは補助コード17が
吊り降ろされている。その補助コード17が貫通する補
助ガイド14が、各大区画の特定の2つの小区画(E・
A)の境界部10eaに取り付けられている。補助ガイ
ド14を貫通した補助コード17は、その補助ガイド1
4が取り付けられている境界部10eaから小区画の間
隔(S)の2倍の距離(2S)だけ下がった箇所bcに
位置する2つの小区画B・Cの境界部10bcに接合さ
れている。大区画間の補助コード17の接合されている
境界部10bcから境界部10bcに至る補助コードの
区間寸法(M)が、小区画の間隔(S)の3倍に設定さ
れている(M=3S)。補助コード17が接合されてい
る境界部10bcから小区画の間隔(S)の2倍(2
S)下がった箇所deに位置する2つの小区画D・Eの
境界部10deが、生地16の上縁部11から続く連結
部材19に接合されており、(i) 大区画の間の連結
部材19の接合されている境界部10deから境界部1
0deに至る連結部材19の区間寸法(N)が、小区画
の間隔(S)の3倍(N=3S)に設定されている。
【0014】図1と図2に図示する如く、補助コード1
7を操作すると各大区画の中の2つの小区画(AとB)
と他の2つの小区画(CとD)のダブツキによる横畝状
の隆起20・21が表側に入れ替わりに現れ、そのとき
隆起20・21の裏側から2つの小区画(B・C)と他
の2つの小区画(D・E)が表側に入れ替わりに現れ、
その入れ替わる合計4つの小区画(B・C・D・E)の
生地の眺望性、遮蔽性、通風性、断熱性等の機能性の相
異、或は、色調、模様等のデザイン性の相異によって、
全体の機能性やデザインが変化する。
【0015】図3は、その補助コード17の操作によっ
て全体の機能性やデザインが変化する機構を図解説明す
るものである。図3の分図(1)は、昇降コード13と
補助コード17と連結部材19を取り付ける前の拡布さ
れた生地16を示し、生地16は高さ方向において一定
の間隔(L)で複数の大区画に等分されており、更に、
各大区画が、ローマンシエード型カーテンの高さ方向に
おいて一定の間隔(S)をもってA・B・C・D・Eの
五つの横帯状小区画に等分されている。その小区画Aと
小区画Bは、目粗な通気眺望部になっており、他の小区
画Cと小区画Dと小区画Eは、緻密な遮蔽部になってい
る。各大区画には、昇降ガイド18の取付位置と補助ガ
イド14の取付位置が、2つの小区画E・Aの境界部1
0eaにマーキングされている。又、各大区画には、補
助コード17の接合位置bcが、その境界部10eaか
ら小区画の間隔(S)の2倍の距離(2S)だけ下がっ
た2つの小区画B・Cの境界部10bcにマーキングさ
れている。連結部材19の接合位置deは、その境界部
10bcから小区画の間隔(S)の2倍(2S)下がっ
た箇所deに位置する2つの小区画D・Eの境界部10
deにマーキングされている。
【0016】図3の分図(2)と(3)と(4)は、そ
れらのマーキングに従って、昇降ガイド18と補助ガイ
ド14と昇降コード13と補助コード17と連結部材1
9を取り付けて仕上げたローマンシエード型カーテンを
図示し、昇降コード13は、吊桿12から吊り降ろされ
て昇降ガイド18を貫通しており、その下端は、生地1
6の下縁部15に連結されている。補助コード17は、
補助ガイド14を潜り抜け、各大区画の2つの小区画B
・Cの境界部10bcに接合されている。連結部材19
は、生地16の上縁部11から垂れ下げられており、各
大区画の2つの小区画D・Eの境界部10deに接合さ
れており、その上下に続く接合箇所deと接合箇所de
の間は、生地16から浮き上がっている。
【0017】上下に続く接合箇所bcから接合箇所bc
までの補助コードの区間寸法(M)、及び、上下に続く
接合箇所deから接合箇所deまでの連結部材19の区
間寸法(N)は、それぞれ小区画の間隔(S)の3倍に
設定されている(M=N=3S)。このため大区画と大
区画の間には、大区画の丈(L=5S)と連結部材19
の長さ(3S)の差である2つの小区画の丈(2S)に
相当するダブツキ(20・21)が生じ、そのダブツキ
(20・21)は、補助コード17を操作して補助コー
ド17と生地16の接合箇所bcが上昇し、そこが上側
の補助ガイド14に突き当たって止まると、その接合箇
所bcと補助ガイド14の間に挟まれる2つの小区画A
・Bは垂れ下がった隆起20となって生地の表側に現わ
れ(図3の分図2)、ローマンシエード型カーテンの表
側は、その垂れ下がった隆起20の表側の小区画Aと、
上下に続く隆起20と隆起20の間の2つの小区画D・
Eによって彩られる(図2)。他方、その接合箇所bc
が降下して下側の補助ガイド14に突き当たって止まる
と、その接合箇所b・cと補助ガイド14の間に挟まれ
る2つの小区画C・Dが垂れ下がった隆起21となって
生地の表側に現われ(図3の分図3)、ローマンシエー
ド型カーテンの表側は、その垂れ下がった隆起21の表
側の小区画Cと、上下に続く隆起21と隆起21の間の
2つの小区画A・Bによって彩られることになる(図
1)。
【0018】このようにして、補助コード17の昇降操
作によって、ローマンシエード型カーテンの表側には3
つの小区画A・D・Eと3つの小区画A・B・Cが入れ
替わりに現われる。このため、そのとき入れ替わる2つ
の小区画D・Eと2つの小区画B・Cの色彩や文字、図
形、記号、絵画、模様、図柄等の形象を変えておくと、
ローマンシエード型カーテンの全体の色調やデザインが
変化し、小区画Aと小区画Bを目粗な通気眺望部とし、
他の小区画Cと小区画Dと小区画Eを緻密な遮蔽部にす
ると、目粗な小区画A・Bが現われるときは眺望性や通
気性が生じ、緻密な小区画D・Eが現われるときは遮光
性や断熱性や隠蔽性が生じる。補助コード17の操作に
よって、小区画A・Bと小区画C・Dの何れにダブツキ
が生じるとしても、ローマンシエード型カーテン全体の
丈(高さ寸法)は、連結部材19によって一定に保たれ
る。昇降コード13を操作すると、通常のローマンシエ
ードカーテンと同様に、生地16の下縁部15からたく
し上げて開閉される。形象は、垂れ下がる隆起20・2
1の裏側に覆い隠される程度の大きさのものであれば、
文字や模様などの平面的なものに限らず、宝石装飾片、
折紙細工、玩具、彫刻、造花等の立体的なものであって
もよい。
【0019】小区画A・B・C・D・Eには、編物、織
物、不織布、プラスチックシート等、それぞれ種類の異
なる生地を使用し、それらを境界部10で縫合して1枚
の連続した生地16とすることも出来る。図3が示すよ
うに、昇降ガイド18と補助ガイド14は、同じ境界部
10eaに設けることが出来るので、その何れか一方を
昇降ガイド18と補助ガイド14に兼用し、他の昇降ガ
イド18(14)を省くことも出来る。小区画A・B・
C・D・Eの間の境界部10には、補助コード17や連
結部材19が接合され、又、昇降ガイド18や補助ガイ
ド14その他の治具が取り付けられ、それらの取付や接
合のためのスペースを設けることが必要とされる場合も
あるので、各小区画A・B・C・D・Eの間の間隔
(S)を厳密に一定にする必要はなく、従って、大区画
を五つの横帯状小区画に厳密に等分する必要もなく、各
小区画A・B・C・D・Eの間の間隔(S)には多少の
バラツキが許される。
【0020】小区画と小区画の境界部10にはテンショ
ンバーを取り付け、そのテンションバーを中心軸とする
折り目を境界部10に付け、生地全体16が蛇腹状に折
り畳まれて開閉されるようにすることも出来る。小区画
と小区画の境界部10にテンションバーを取り付ける場
合、ダブツキによる隆起20・21は横襞となって現れ
ることになる。テンションバーを取り付けることなく、
極めて可撓性に富む薄手の生地を使用する場合、ダブツ
キによる隆起20・21は、生地の全幅にわたる横襞と
してではなく、補助ガイド14と連結部材19が取り付
けられている箇所の凹凸となって部分的に現れることに
なる。生地16の上縁部11と下縁部15は、大区画に
含まれないスペースとし、上縁部11には吊桿12に接
合する治具や金具を、又、下縁部15には昇降コード1
3を係止する治具やウェイトバーを取り付けることも出
来る。昇降ガイド18と補助ガイド14は、昇降コード
13や補助コード17が挿通可能な輪奈の形成されたも
のであれば、小区画A・B・C・D・Eの生地の一部と
してループパイル状に突き出た輪奈であっもよく、境界
部10に取り付け可能なリング状を成すものである必要
はない。
【0021】
【実施例2】図4〜図7は、図1〜図3に示すローマン
シエード型カーテンの特定の大区画を中段生地32と
し、その上側の大区画を上段生地31とし、その下側の
大区画を下段生地33とし、その中段生地32に裏側を
容易に透視することが出来る透視性生地を適用し、上段
生地31と下段生地33には裏側を容易には透視するこ
とが出来ない遮蔽性生地を適用したローマンシエード型
カーテンの要部を横向きにして示す斜視図であり、ロー
マンシエード型カーテンは、昇降コードを緩め、生地の
下縁部を最降下位置に達するまで降ろして閉めた状態に
なっている。図4と図5に示すローマンシエード型カー
テンでは、補助ガイド14が中段生地32に取り付けら
れており、吊桿から吊り降ろされた補助コード17が補
助ガイド14に通され、その補助コード17は補助ガイ
ド14の下側において、中段生地32に接合されてい
る。補助ガイド14と中段生地32の取付箇所25と、
補助コード17と中段生地32の接合箇所26は、同じ
鉛直線上に並ぶように配置されており、補助コード17
は補助ガイド14を垂直に貫通している。
【0022】ローマンシエード型カーテンの高さ方向に
おいて、上段生地31と連結部材19との接合箇所22
から下段生地33と連結部材19との接合箇所22まで
の中段生地32の拡布された寸法Lと、上段生地31と
連結部材19との接合箇所22から補助ガイド14の取
付箇所25までの中段生地32の拡布された寸法Pと、
補助ガイド14の取付箇所25から下段生地33と連結
部材19との接合箇所22までの中段生地32の拡布さ
れた寸法Qの比率は、5:1:4〔(L=5)対(P=
1)対(Q=4)〕になっている。その拡布された状態
において、補助ガイド14の取付箇所25から補助コー
ド17の接合箇所26までの中段生地32の寸法Rと、
補助コード17の接合箇所26から下段生地33と連結
部材19との接合箇所22までの中段生地32の寸法S
の比率は、1:1〔(R=1)対(S=1)〕になって
いる。又、ローマンシエード型カーテンの高さ方向にお
いて、拡布された状態の中段生地32の寸法L(=5)
と、上段生地31と連結部材19との接合箇所22から
下段生地33と連結部材19との接合箇所22に至る連
結部材19の寸法N(=3)の比率は、5:3〔(L=
5)対(N=3)〕になっている。このため、それらの
寸法差に応じたダブツキが中段生地32に生じ、下段生
地33は連結部材19を介して上段生地31から吊り降
ろされた恰好になる。その中段生地32のダブツキは、
補助コード17の接合箇所26で補助ガイド側(14)
と下段生地側(33)に二分され、補助コード17の接
合箇所26が下段生地側(33)へ移動するときは補助
コード17の接合箇所26の下側に横襞21となって現
れ(図4)、補助コード17の接合箇所26が上段生地
側(31)へ移動するときは、補助コード17の接合箇
所26の上側に横襞20となって現れる(図5)。尚、
図4と図5において、符号(Q)と符号(L)は、横襞
20・21において折り重なっている部分を含む生地の
寸法を表示している。
【0023】横襞21が補助コード17の接合箇所26
の下側に現れるとき、その横襞21の下端から折れ曲が
って続く裏側、即ち、中段生地の補助コードとの接合箇
所26と下段生地の連結部材との接合箇所22の中間よ
り下側部分Dと、連結部材との接合箇所22から続く下
段生地33の上側部分Fは、横襞21に覆い隠される
(図4)。その結果、ローマンシエード型カーテンの表
側には、横襞21の表側となる中段生地32の補助コー
ドとの接合箇所26と下段生地33の連結部材との接合
箇所22の中間より上側部分C、上段生地31の連結部
材19との接合箇所22から補助コード17との接合箇
所26まで続く中段生地32の上側部分E・A・Bが現
れることになる。但し、図4に図示するように、中段生
地32と同様に上段生地31にも補助コード17が接合
されている場合、中段生地32の上段生地31から補助
ガイド14の接合箇所25まで続く上側部分Eは、上段
生地31の下側に現れる横襞21Xに覆い隠される。
【0024】一方、横襞20が補助コード17の接合箇
所26の上側に現れるとき、その横襞20の下端から折
れ曲がって続く裏側、即ち、中段生地の補助コードとの
接合箇所26と上段生地の連結部材との接合箇所22の
中間より下側部分Bと、中段生地の補助コードの接合箇
所26と下段生地の連結部材との接合箇所22の中間よ
り上側部分Cは、横襞20に覆い隠される。その結果、
ローマンシエード型カーテンの表側には、横襞20の表
側となる中段生地32の補助コード17との接合箇所2
6と上段生地31の連結部材19との接合箇所22の中
間より上側部分E・Aと、下段生地の連結部材19との
接合箇所22から補助コード17の接合箇所26まで続
く中段生地32の下側部分Dが現れることになる(図
5)。
【0025】このため、図4と図5に示すローマンシエ
ード型カーテンでは、入れ替わりに現れる上下の横襞2
0・21の中の何れか一方の横襞20(21)に隠さ
れ、且つ、何れか他方の横襞21(20)に隠されるこ
となくローマンシエード型カーテンの表側に現れるよう
に透視性生地を中段生地32に適用するには、その透視
性生地を、中段生地32の補助コード17の接合箇所2
6と上段生地31と連結部材19の接合箇所22の中間
より下側部分Bと、下段生地33と連結部材19の接合
箇所22から補助コード17の接合箇所26まで続く中
段生地32の下側部分Dの何れか一方(B又はD)にだ
け、即ち、中段生地32の表面積の5分の1に該当する
部分(B又はD)にだけ透視性生地を適用することにな
る。しかし、補助ガイド14と補助コード17の接合箇
所の配置を変えるときは、透視性生地の適用可能な中段
生地32の部分の表面積を広げることが出来る。
【0026】
【実施例3】図6と図7は、その中段生地32に透視性
生地を広く適用したローマンシエード型カーテンを図示
し、ローマンシエード型カーテンの高さ方向に拡布され
た状態において、上段生地31と連結部材19との接合
箇所22から下段生地33と連結部材19との接合箇所
22までの中段生地32の寸法Lと、補助ガイド14の
取付箇所25から補助コード17の接合箇所26までの
中段生地32の寸法Rと、補助コード17の接合箇所2
6から下段生地33と連結部材19との接合箇所22ま
での中段生地32の寸法Sの比率は、5:2:3〔(L
=5)対(R=2)対(Q=3)〕になっている。ロー
マンシエード型カーテンの高さ方向において、拡布され
た状態に中段生地32の寸法L(=5)と、上段生地3
1と連結部材19との接合箇所22から下段生地33と
連結部材19との接合箇所22に至る連結部材19の寸
法N(=3)の比率は、5:3〔(L=5)対(N=
3)〕になっており、図4と図5に図示するものと同様
に、その寸法差に応じたダブツキが中段生地32に生じ
る。そのダブツキは、補助コード17の接合箇所26で
補助ガイド側(14)と下段生地側(33)に二分さ
れ、補助コード17の接合箇所26が下段生地側(3
3)へ移動するときは補助コード17の接合箇所26の
下側に横襞21となって現れ(図6)、補助コード17
の接合箇所26が上段生地側(31)へ移動するとき
は、補助コード17の接合箇所26の上側に横襞20と
なって現れる(図7)。尚、図6において、符号(L)
と符号(S)は、横襞21において折り重なっている部
分を含む生地の寸法を表示している。
【0027】但し、図6と図7に図示するローマンシエ
ード型カーテンでは、図4と図5に図示するものと異な
り、補助ガイド14が、中段生地32の上段生地31と
連結部材19の接合箇所22と同じ位置に取り付けられ
ており、その取付箇所25と連結部材19の接合箇所2
2とのローマンシエード型カーテンの高さ方向における
距離はゼロになっいる(図4と図5におけるP=0)。
このため、横襞20が補助コード17の接合箇所26の
上側に現れるとき、その横襞20の下端から折れ曲がっ
て続く裏側、即ち、上段生地31と連結部材19の接合
箇所22(補助ガイド14の取付箇所25)と補助コー
ド17の接合箇所26の中間より下側部分Aと、その接
合箇所26と下段生地33と連結部材19の接合箇所2
2の中間部分Cより上側部分Bは、横襞20に覆い隠さ
れる(図7)。その結果、ローマンシエード型カーテン
の表側には、中段生地32の上段生地31と連結部材1
9の接合箇所22(補助ガイド14の取付箇所25)と
補助コード17の接合箇所26の中間より上側部分E
と、中段生地32の補助コード17との接合箇所26と
下段生地33と連結部材19の接合箇所22の中間部分
Cと、その中間部分Cから下段生地33と連結部材19
の接合箇所22まで続く下側部分Dが現れることになる
(図7)。
【0028】一方、横襞21が補助コード17の接合箇
所26の下側に現れるときは、その横襞21の下端から
折れ曲がって続く裏側、即ち、中段生地32の補助コー
ド17の接合箇所26と下段生地33と連結部材19の
接合箇所22の中間部分Cより下側部分Dと、連結部材
19の接合箇所22から続く下段生地33の上側部分F
は、横襞21に覆い隠される(図6)。その結果、ロー
マンシエード型カーテンの表側には、上段生地31と連
結部材19の接合箇所22(補助ガイド14の取付箇所
25)から補助コード17の接合箇所26と下段生地3
3と連結部材19の接合箇所22の中間部分Cまでの中
段生地32の上側部分E・A・B・Cが現れることにな
る。但し、図4と図5に図示するものと同様に、上段生
地31にも補助コード17が中段生地32と同様に接合
されており、上段生地31と連結部材19の接合箇所2
2(補助ガイド14の取付箇所25)と補助コード17
の接合箇所26の中間より上側部分Eは、上段生地31
の下側に現れる横襞21Xに覆い隠される(図6)。
【0029】従って、図6と図7に示すローマンシエー
ド型カーテンでは、入れ替わりに現れる上下の横襞20
・21の中の何れか一方の横襞20(21)に隠され、
その何れか他方の横襞21(20)に隠されることなく
ローマンシエード型カーテンの表側に現れるように透視
性生地を中段生地32に適用するには、その透視性生地
を、中段生地32の上段生地31と連結部材19の接合
箇所22(補助ガイド14の取付箇所25)と補助コー
ド17の接合箇所26の中間より下側部分Aと、補助コ
ード17の接合箇所26と下段生地33と連結部材19
の接合箇所22の中間部分Cより上側部分Bに、即ち、
中段生地32の表面積の5分の2に該当する部分(Aと
B)に続けて透視性生地を適用することが出来る。その
結果、図6と図7に示すローマンシエード型カーテンで
は、図4と図5に図示するものに比べ、透視性生地の適
用可能な中段生地32の部分の表面積が2倍に広がる。
【0030】
【実施例4】図6と図7において、生地の一部を中段生
地32とし、その上側の大区画を上段生地31とし、そ
の下側の大区画を下段生地33とし、その入れ替わりに
現れる上下の横襞20・21の中の何れか一方の横襞2
0(21)に隠され、何れか一方の横襞20(21)に
隠されることなくローマンシエード型カーテンの表側に
現れる中段生地32の部分A・Bを彩る色彩や文字、図
形、記号等の形象と、その部分A・Bに入れ替わって表
側に現れる中段生地32の部分Dとそれに続く下段生地
33の上側部分Fを彩る色彩や形象とを変えておくとき
は、特定の一部分において色彩や形象が見え隠れするロ
ーマンシエード型カーテンが得られることになる。図8
と図9は、その特定の一部分において色彩や形象が見え
隠れし、店頭などの道路沿いのガラス面に取り付けて使
用され、開店と閉店等の業務内容を表示し、宣伝・広告
の媒体にもなるローマンシエード型カーテンを図示する
ものである。
【0031】図1〜図3に図示する如く、生地16が複
数区画に区分され、上下する2つの中段生地32・32
の間の部分が、その上側の中段生地32に対しては下段
生地33となり、その下側の中段生地32に対しては上
段生地31となり、上段生地31と中段生地32、又
は、中段生地32と下段生地33が一定の間隔Lをもっ
て繰り返し連続するローマンシエード型カーテンにおい
て、入れ替わりに現れる上下の横襞20・21の中の何
れか一方の横襞20(21)に隠され、何れか一方の横
襞20(21)に隠されることなくローマンシエード型
カーテンの表側に現れる中段生地32の部分A・Bと、
それに入れ替わる中段生地32の他の部分E・C・Dと
上段生地31乃至下段生地33の色彩や文字、図形、記
号等の形象を変えると、複数の全ての区画において中段
生地32の部分A・Bが見え隠れし、ローマンシエード
型カーテン全体の色調やデザインが大きく変化すること
になる。
【0032】この全体の色調やデザインの変化の仕方
は、図4〜図5と図6〜図7を対比して明らかな如く、
中段生地32に配置される補助ガイドの取付箇所25と
補助コードの接合箇所26の上段生地31と下段生地3
3からの距離(寸法)によって変わる。その場合、図3
に図示する如く、中段生地32を五つの小区画に等分
し、その両端の境界を含む合計六つの境界部分に補助ガ
イド14の取付箇所25と補助コード17の接合箇所2
6を設定すると、ローマンシエード型カーテンがデザイ
ン的に均整のとれたものとなる。
【0033】
【実施例5】図10と図11は、図6と図7に図示する
中段生地32の下側の横襞21を形成することになる補
助コード17の接合箇所26と下段生地33と連結部材
19の接合箇所22の中間部分Cと、そこから下段生地
33と連結部材19の接合箇所22に続く下側部分Dを
通気眺望部とすべき場合において、それらの部分CとD
に透視性生地を適用せず、それらの部分CとDを切除し
て開口27を形成したローマンシエード型カーテンを図
示する。この開口27は、補助コード17の接合箇所2
6が上段生地側(31)へ移動して補助コード17の接
合箇所26の上側に横襞20となって現れるとき、中段
生地32と下段生地33の間に通気眺望部となって現れ
る(図11)。その接合箇所26が下段生地側(33)
へ移動するとき開口27が閉じられる(図10)。この
開閉する開口27は、図4〜図5に図示する中段生地3
2の下側の横襞21を形成することになる補助コード1
7の接合箇所26から下段生地33と連結部材19の接
合箇所22に至る下側部分C・Dを切除しても同様に形
成することが出来る。テンションバーを取り付けること
なく、極めて可撓性に富む薄手の生地を使用し、その中
段生地32を部分的に切除して開口27を形成する場
合、中段生地32に生じるダブツキは凹凸20・21と
なって部分的に現れ、又、その凹凸20・21に対応し
て開口27も部分的に現れ、その部分的に見え隠れする
凹凸20・21や開口27によって、ローマンシエード
型カーテン全体が立体的で躍動感のある美観を呈するも
のとなる。
【0034】
【実施例6】図1〜図11に図示するローマンシエード
型カーテンでは、連結部材19としてコード(紐)やテ
ープ(帯)が使用されている。しかし、連結部材19に
は、コード(紐)やテープ(帯)に限らず、生地16
(31・32・33)と同様にプラスチックシートや布
帛等を使用することが出来る(図12)。連結部材19
と生地16(31・32・33)は、テンションバーを
兼ねた治具28を介して接合するとよい。そのように布
帛等を連結部材19に使用する場合、図10と図11に
図示する如く、開閉する開口27を中段生地32を設け
ると、その開口27から布帛等(連結部材19)の色彩
や文字、図形、記号等の形象が見え隠れすることにな
る。このため、その布帛等(連結部材19)の色彩や形
象と、開口27の開閉に伴う明るさの変化と、生地16
に見え隠れする色彩や形象が複合して、ローマンシエー
ド型カーテン全体の美観が一層複雑で躍動感に富むもの
となる。
【0035】
【発明の効果】上記の通り、本発明によると、隆起や凹
凸や横襞が入れ替わり現れ、その入れ替わり現れる度に
色彩や文字、図形、記号、絵画、模様、図柄等の形象が
部分的に見え隠れすると共に、眺望性や通気性、遮光
性、断熱性、隠蔽性などの機能的品質も変化し、デザイ
ン的にも躍動感に溢れ趣味感に富み、異なる機能を併せ
持ち、カーテン全体を構成する上段生地31と中段生地
32と下段生地33が連続していて洗濯もし易く、その
洗濯の際に昇降コード13と補助コード17と連結部材
19を生地16から取り外しても、上段生地31と中段
生地32と下段生地33が分離せず、その後の取り付け
が手軽に出来、機能的にもデザイン的にも新規なローマ
ンシエード型カーテンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローマンシエード型カーテンの斜
視図である。
【図2】本発明に係るローマンシエード型カーテンの斜
視図である。
【図3】本発明に係るローマンシエード型カーテンと生
地の斜視図である。
【図4】本発明に係るローマンシエード型カーテンの要
部斜視図である。
【図5】本発明に係るローマンシエード型カーテンの要
部斜視図である。
【図6】本発明に係るローマンシエード型カーテンの要
部斜視図である。
【図7】本発明に係るローマンシエード型カーテンの要
部斜視図である。
【図8】本発明に係るローマンシエード型カーテンの要
部斜視図である。
【図9】本発明に係るローマンシエード型カーテンの要
部斜視図である。
【図10】本発明に係るローマンシエード型カーテンの
要部斜視図である。
【図11】本発明に係るローマンシエード型カーテンの
要部斜視図である。
【図12】本発明に係るローマンシエード型カーテンの
要部斜視図である。
【符号の説明】
10・10ea・10bc・10de 境界部 11 上縁部 12 吊桿 13 昇降コード 14 補助ガイド 15 下縁部 16 生地 17 補助コード 18 昇降ガイド 19 連結部材 20・21 隆起(横襞) 22・bc・de 連結部材の接合箇所 25 補助ガイドの取付箇所 26 補助コードの接合箇所 27 開口 28 治具 31 上段生地 32 中段生地 33 下段生地 A・B・C・D・E 区画(部分)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1) 吊り下げられたカーテン生地の下
    縁部に接合した連結部材によって、その下縁部が吊り上
    げられており、その下縁部の連結部材との接合箇所とカ
    ーテン生地の上縁部の間にU字形に垂れ下がるダブツキ
    を形成し、(2) 下縁部と連結部材との接合箇所と上
    縁部の間のカーテン生地の中間部分に上下昇降操作手段
    を接合し、(3) その上下昇降操作手段の上下昇降操
    作によって、その上下昇降操作手段とカーテン生地の中
    間部分との接合箇所を境目として、その境目の上側と下
    側との間でU字形に垂れ下がったダブツキが入れ代わり
    に現れるローマンシエード型カーテン。
  2. 【請求項2】(a) 上縁部(11)を吊桿(12)に
    固定して吊り降ろし、下縁部(15)を当該吊桿(1
    2)から吊り降ろした昇降コード(13)の下端に連結
    し、当該上縁部(11)から当該下縁部(15)に至る
    部分に当該昇降コードの貫通する昇降ガイド(18)を
    当該昇降コード(13)の長さ方向に沿って取り付け、
    当該昇降コード(13)によって下縁部(15)をたく
    し上げて開閉するローマンシエード型カーテンの生地
    (16)において、(b) 当該生地(16)が、ロー
    マンシエード型カーテンの高さ方向の少なくとも一箇所
    において、上段生地(31)と中段生地(32)と下段
    生地(33)との上下3区画に区分されており、(c)
    ローマンシエード型カーテンの高さ方向に配置された
    連結部材(19)が上段生地(31)と下段生地(3
    3)に接合されており、その連結部材(19)を介して
    上段生地(31)と下段生地(33)が連結され、上段
    生地(31)と連結部材(19)との接合箇所(22)
    から下段生地(33)と連結部材(19)との接合箇所
    (22)に至る距離が連結部材(19)によって一定に
    保たれており、(d) 上段生地(31)と連結部材
    (19)との接合箇所(22)から下段生地(33)と
    連結部材(19)との接合箇所(22)に至る部分を中
    段生地(32)が占めており、(e) 前記中段生地
    (32)に、前記吊桿(12)から吊り降ろされる補助
    コード(17)を挿通する補助ガイド(14)が取り付
    けられており、(f) 当該補助ガイド(14)に挿通
    した補助コード(17)が、当該補助ガイド(14)の
    下側において、中段生地(32)に接合されており、
    (g) ローマンシエード型カーテンの高さ方向におけ
    る中段生地(32)の寸法が、上段生地(31)と連結
    部材(19)との接合箇所(22)から下段生地(3
    3)と連結部材(19)との接合箇所(22)に至る連
    結部材(19)の寸法に比して長く、(h) 前記中段
    生地(32)が、連結部材(19)に相対して浮き上が
    った隆起(20・21)を形成しているローマンシエー
    ド型カーテン。
  3. 【請求項3】(i) 前記中段生地(32)に、裏側の
    透視が容易な通気眺望部と裏側の透視が困難な遮蔽部が
    設けられており、それらの通気眺望部と遮蔽部がローマ
    ンシエード型カーテンの高さ方向において上下に区分さ
    れている前掲請求項1に記載のローマンシエード型カー
    テン。
  4. 【請求項4】(a) 上縁部(11)を吊桿(12)に
    固定して吊り降ろし、下縁部(15)を当該吊桿(1
    2)から吊り降ろした昇降コード(13)の下端に連結
    し、当該上縁部(11)から当該下縁部(15)に至る
    部分に当該昇降コードの貫通する昇降ガイド(18)を
    当該昇降コード(13)の長さ方向に沿って取り付け、
    当該昇降コード(13)によって下縁部(15)をたく
    し上げて開閉するローマンシエード型カーテンの生地
    (16)において、(b) 当該生地(16)が、ロー
    マンシエード型カーテンの高さ方向の少なくとも一箇所
    において、上段生地(31)と中段生地(32)と下段
    生地(33)との上下3区画に区分されており、(c)
    ローマンシエード型カーテンの高さ方向に配置された
    連結部材(19)が上段生地(31)と下段生地(3
    3)に接合されており、その連結部材(19)を介して
    上段生地(31)と下段生地(33)が連結され、上段
    生地(31)と連結部材(19)との接合箇所(22)
    から下段生地(33)と連結部材(19)との接合箇所
    (22)に至る距離が連結部材(19)によって一定に
    保たれており、(d) 上段生地(31)と連結部材
    (19)との接合箇所(22)から下段生地(33)と
    連結部材(19)との接合箇所(22)に至る部分を中
    段生地(32)が占めており、(e) 前記中段生地
    (32)に、前記吊桿(12)から吊り降ろされる補助
    コード(17)を挿通する補助ガイド(14)が取り付
    けられており、(f) 当該補助ガイド(14)に挿通
    した補助コード(17)が、当該補助ガイド(14)の
    下側において、中段生地(32)に接合されており、
    (j) 中段生地(32)が、上段生地(31)と連結
    部材(19)との接合箇所(22)と補助ガイド(1
    4)の取付箇所(25)の間において上段生地(31)
    と、又は、下段生地(33)と連結部材(19)の接合
    箇所(22)と補助コード(17)の接合箇所(26)
    の間において下段生地(33)と、切り離されているロ
    ーマンシエード型カーテン。
  5. 【請求項5】(a) 上縁部(11)を吊桿(12)に
    固定して吊り降ろし、下縁部(15)を当該吊桿(1
    2)から吊り降ろした昇降コード(13)の下端に連結
    し、当該上縁部(11)から当該下縁部(15)に至る
    部分に当該昇降コードの貫通する昇降ガイド(18)を
    当該昇降コード(13)の長さ方向に沿って取り付け、
    当該昇降コード(13)によって下縁部(15)をたく
    し上げて開閉するローマンシエード型カーテンの生地
    (16)において、(k) 当該生地(16)が、ロー
    マンシエード型カーテンの高さ方向において所要の間隔
    (L)をもって、複数の大区画に区分されており、
    (l) 更に、当該大区画が、ローマンシエード型カー
    テンの高さ方向において所要の間隔(S)をもって(A
    ・B・C・D・E)の上下五つの横帯状小区画に区分さ
    れており、(m) ローマンシエード型カーテンの高さ
    方向に配置された連結部材(19)が、それらの上下す
    る2つの大区画の最上段小区画(A)と最上段小区画
    (A)、又は、最下段小区画(E)と最下段小区画
    (E)に接合されており、その連結部材(19)を介し
    て上下する2つの大区画が連結され、それらの上下する
    2つの最上段小区画(AとA)、又は、2つの最下段小
    区画(EとE)の連結部材(19)との接合箇所(2
    2)から接合箇所(22)に至る距離が連結部材(1
    9)によって一定に保たれており、(n) 前記吊桿
    (12)から吊り降ろされる補助コード(17)を挿通
    する補助ガイド(14)が、最上段小区画(A)又は最
    下段小区画(E)の連結部材(19)との接合箇所(2
    2)の下側に取り付けられており、(o) 当該補助ガ
    イド(14)に挿通した補助コード(17)が、当該補
    助ガイド(14)の下側において、上下する2つの小区
    画(B・C又はC・D)の境界部(10)に接合されて
    おり、(q) 上下する2つの大区画の間隔(L)が、
    上下する2つの大区画の最上段小区画(A)又は最下段
    小区画(E)と連結部材(19)との接合箇所(22)
    から接合箇所(22)に至る連結部材(19)の寸法に
    比して長く、(q) 生地(16)が、大区画におい
    て、連結部材(19)に相対して浮き上がった隆起(2
    0・21)を形成しているローマンシエード型カーテ
    ン。
  6. 【請求項6】(r) 生地(16)の連結部材(19)
    との接合箇所(22)から接合箇所(22)に至る部分
    に、外観を異にする2つの文字、図形、記号、絵画、模
    様、図柄等の形象が、ローマンシエード型カーテンの高
    さ方向において上下に区分して描出されている前掲請求
    項1、請求項2、請求項3および請求項4に記載のロー
    マンシエード型カーテン。
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