JP2003339238A - 作物の生育診断方法及びその装置 - Google Patents
作物の生育診断方法及びその装置Info
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Abstract
上撮影と同様な正確な画像を取得し、生育状態等の解析
を正確に行うことのできる作物の生育診断方法及びその
装置を提供する。 【解決手段】 画像取得手段は、画像フレームをオーバ
ーラップして複数の画像を取得し、画像解析手段は、前
記オーバーラップした部分の同一地点の俯角の異なる画
像情報を比較解析し、俯角で変化する見かけ繁茂度に起
因する画像情報の変化を補正する。
Description
育や収量に現われる、面的な不均一を把握し、作物管理
を的確に行うための作物の生育診断方法及びその装置に
関する。
る方法として、生育環境や生育状態の圃場内変異を数値
化して把握し、変異に対応した栽培管理を行うシステム
が有効と考えられている。生育環境や生育状態を知るた
めには、多様な情報を大量に含む画像情報の解析が効率
的である。画像情報は、可視及び可視以外の波長領域か
ら得られる面的な情報である。
影、航空機・飛行船などでの空撮、地上での撮影の各レ
ベルが存在するが、人工衛星による撮影ではデータ処
理、解析に非常に長時間かかるのが現状である。一方、
地上撮影では、カメラと被写体との距離が近く、解像度
が大きく、植物の個体レベルの生育情報まで得ることが
できる長所がある。しかし、カメラを鉛直下向きにした
場合は、一枚の画像に取り込める面積は限られるので、
圃場全体の平面画像を得るためには何枚もの画像を人間
がコンピュータ上で貼り合わせなければならない。大区
画圃場であれば、膨大な作業量になり、非効率的であ
る。
し、圃場全体を収めることは可能であるが、この場合
は、被写体の遠近により撮像の大きさが異なるので、歪
みを修正する必要があり(例えば、特開2001-45867、同
2001-45868参照)、この画像をもとに生育状態等の解析
を行う上で誤差の原因となる。
が、大区画圃場を1枚の画像に収めるのに効率的な画像
情報収集手法と思われる。この空撮は、撮影者が空撮シ
ステムから送信されるビデオ映像を見て、撮影範囲の確
認や指示を行いながら高度数10mから150mの上空
から1フレームに10a〜1ha規模の圃場を順次撮影す
るのである。
播での苗立の疎密、葉色や熟色の変異、倒伏等の栽培管
理者が直観している生育状況を面的に把握することがで
きるものである。さらに、空撮写真をイメージスキャナ
に取り込むことにより、地上分解能が5cm程度のデジ
タル画像が得られ、この画像をRGB階調値で演算処理
することにより、地上調査では困難な散播直播圃場全面
の苗立状況の変異や植被率等を数量的に評価することが
できるものである。
より大区画圃場を1枚の画像に収める方法にあっては、
風と光により撮影可能条件が限定される、操縦に熟
練を要する、などの問題点がある。さらに、生育初期
の撮影時は、カメラの視野によっては俯角が大きな箇所
と俯角が小さな箇所とが生じ、角度によって葉や株のみ
が見える箇所と、葉や株の間から土や水面が透けて見え
る箇所とが生じてしまう欠点があった。このような画像
により生育状態等の解析を行うと正確さに欠ける問題点
がある。
り大区画圃場を1枚の画像に収める方法であって、カメ
ラの視野による俯角の大小を補正して地上撮影と同様な
正確な画像を取得し、生育状態等の解析を正確に行うこ
とのできる作物の生育診断装置を提供することを技術的
課題とする。
本発明は、地上の作物を上空から撮像する画像取得手段
と、該画像取得手段によって得られた画像情報を解析す
る画像解析手段と、該画像解析手段によって得られた作
物の生育関連情報に基づいて作物の生育状態を任意の区
画毎に診断する作物生育診断手段と、を備えた作物の生
育診断方法及びその装置であって、前記画像取得手段
は、画像フレームをオーバーラップして複数の画像を取
得し、前記画像解析手段は、前記オーバーラップした部
分の同一地点の俯角の異なる画像情報を比較解析し、俯
角で変化する見かけ繁茂度に起因する画像情報の変化を
補正する補正手段を備える、という技術的手段を講じ
た。
レームをオーバーラップして複数の画像を取得し、前記
画像解析手段は、前記オーバーラップした部分の同一地
点の俯角の異なる画像情報を比較解析し、俯角で変化す
る見かけ繁茂度に起因する画像情報の変化を補正するの
で、地上からの撮影では比較的俯角範囲が小さいが、同
一範囲を撮影対象とした場合、上空からの撮影は俯角範
囲が広くなるが、このとき、見かけ繁茂度に起因する画
像情報の変化が補正されるので、地上撮影と同様に正確
な画像を取得し、生育状態等の解析を正確に行うことが
可能となる。
が概略一定と見なせる俯角範囲の画像を連続的に複数取
得し、前記画像解析手段は、該見かけ繁茂度が一定の複
数画像情報から、作物の生育関連情報を任意の区画毎に
算出することもできるから、俯角範囲が小さい画像を連
続的に取得し、これらを結合した一枚の画像から生育状
態等の解析を正確に行うことも可能である。
に、グランド・トゥルースを取得する区画を判別可能に
写し込むものであるから、画像情報に基づいて作物の生
育状態を、例えば、窒素含有率などで数値化して瞬時に
把握することができる。
が写し込まれた画像を取得し、同一品種、又は/及び同
一生育段階毎に予め分類された圃場グループのそれぞれ
に、少なくとも1ヵ所にグランド・トゥルース取得区画
を判別可能に写し込むものであるから、大区画圃場であ
っても、例えば、作物が同一品種・同一生育段階ごと
に、画像情報に基づいて作物の生育状態を数値化して瞬
時に把握することができる。
作物の生育関連情報と、前記グランド・トゥルース取得
区画の作物を実測して得られた真の生育情報と、から、
得られた画像全ての範囲の生育関連情報を真の生育情報
に変換することで、画像情報に基づいて正確な作物の生
育状態を把握することができる。
作物の生育関連情報が、取得画像から得られる特定波長
の分光画像情報から予め決められた計算式により算出さ
れた作物体の窒素含有率関連情報とすれば、画像情報に
基づく作物の生育状態が窒素含有率関連情報として特定
されて、生育状態を瞬時に把握することができる。
ムをオーバーラップして複数の画像を取得し、前記画像
解析手段は、前記オーバーラップした部分の同一地点の
画像情報を比較解析し、オーバーラップする画像の撮像
時の環境変化を補正するものであるから、例えば、気象
条件、撮影時の雲による日照条件、リファレンス光など
の環境変化を考慮して画像の解析が行われるから、より
正確な作物の生育診断が可能となる。
との関係から撮影方向を制御したり、太陽の高度との関
係から撮影俯角を制御するので、逆光撮影など太陽光の
照射方向に起因する情報への外乱を除去した正確な画像
を取得することが可能となる。
に撮像カメラを搭載したもの、又は予め設定されたプロ
グラムにより決定される飛行コース、飛行高度及び飛行
高度を維持して自動飛行する無人飛行機に撮像カメラを
搭載したものであればよい。
を参照しながら詳細に説明する。
ムの概略構成図である。図1において、ラジコンヘリコ
プター1は、機体2にエンジンなどの駆動源と連動する
メインシャフト3を軸支し、該メインシャフト3の上端
にメインロータ4やスタビライザーを装架し、機体1の
後部には、テールパイプ5を突設して、該テールパイプ
5に水平尾翼6、垂直尾翼7、駆動源と連動するテール
ロータ8等を装架する。そして、地上のラジコン送信器
9により無線誘導飛行する様に構成している。なお、こ
のようなラジコン送信器9により無線誘導飛行を行なわ
ず、予め設定されたプログラムにより決定される飛行コ
ース、飛行高度を維持して自動飛行できるように無人飛
行とすることも可能である。
て、動画像を撮影するためのテレビカメラ、ビデオカメ
ラ10などを機体2底面位置で、かつ、該カメラ10の
レンズを機体2の正面に向けた適当なアングルとなして
取り付ける。そして、映像増幅器、変調送信器、送信ア
ンテナ等より成る送信装置(いずれも図示せず)をカメ
ラ10と接続して、地上へ動画像を送信できる構成にし
ておく。また、カメラ10の後方には、収容枠11を付
設し、該収容枠11内に静止画像を撮影するためのスチ
ールカメラ、デジタルカメラ12などを機体2の下方に
向けた適当なアングルとなして収容する。
ら撮影する際の原理を示す概略図である。図2におい
て、A−B間は圃場を撮影する際の地上面であって、地
上から1〜2mの位置に固定したカメラ12により、A
地点からB地点までを視野に入れて撮影するのである。
このとき、A地点の俯角θ1とB地点の俯角θ2との差
は小さく(図2では、約35°)、俯角による補正は不
要であることが分かる。
様子を示す概略図である。図3において、A−B間は大
区画圃場を空撮する際の地上面であって、A地点から上
方へ数10〜150m程度離れた上空に、ラジコンヘリ
コプター1に搭載されたカメラ12Aが位置する。この
カメラ12Aの位置からは、俯角θAnでの視野が空撮
され、カメラ12Cの位置からは、俯角θCnでの視野
が空撮される。このとき、A地点の俯角θとB地点の俯
角θとの差は図2の地上撮影よりも大きくなり、俯角に
よる補正が必要となることが分かる。
2が、画像フレームをオーバーラップして複数の画像を
取得し、画像解析手段により、オーバーラップした部分
(図3ではA−C間)の同一地点の俯角の異なる画像情
報(図3ではA点からC点の間の任意の点G(複数)の
画像情報)を比較解析し、俯角で変化する見かけ繁茂度
に起因する画像情報の変化を補正するとよい。例えば、
ラジコンヘリコプター1の移動に伴い、カメラが符号1
2Aから符号12Cの位置に移転して画像フレームをオ
ーバーラップして複数の画像を取得し、符号12A地点
の俯角θAと符号12C地点の俯角θCとの差から、俯
角で変化する見かけ繁茂度に起因する画像情報の変化を
補正する。
の変化量を比較した図である。俯角の差による色の違い
は、俯角が小さい場合は小さく、俯角が大きい場合は大
きくなるので、俯角による補正式が必要となるのであ
る。
る。いま、基準俯角θsにおけるカメラへの入射光量を
Isとすると、任意の俯角での入射光量Iは
意の関数として実験や理論により予め求めておけば、俯
角による補正式により地上撮影と同様な色の正確な画像
を取得することができるのである。
角補正値を求める別の実施形態である。取得画像情報か
ら俯角補正値を求めるには、ラップした画像上の任意の
点G 1,G2,…,GnにおけるカメラA,Bのそれぞ
れへの入射光量(IA1,IB 1),(IA2,IB2),
…,(IAn,IBn)と、俯角情報(θA1,θB1),
(θA2,θB2),…,(θAn,θBn)を得るので、
より、θSへの補正値はθA=θSとおいて、
ものに変換できる。
や株のみが見える箇所と、葉や株の間から土や水面が透
けて見える箇所とを模式的に表した概略図である。一般
的に葉や株の間から土や水面が透けて見える箇所は、株
間の距離などの栽植密度や移植後の日数による繁茂状態
や、品種などの影響が考えられるが、俯角θが大きい
(90°に近づく)箇所とも考えられる。つまり、カメ
ラ12Aの位置から空撮する際は、A地点が最も土や水
面が透けて見える箇所となり、カメラ12Cの位置から
空撮する際は、C地点が最も土や水面が透けて見える箇
所となるのである。この空撮時の俯角と色との違いの関
係は図6のように表すことができる。
による補正式を導入することができる。いま、俯角θに
おける撮影画像の輝度をCとすると、Cは俯角θ、移植
後日数(時間)tの関数で表すことができる。
ば、C=C0と一定となる。(1)式を書き換えると以
下のようになる。
撮影輝度をθ<θsのC0に補正することができる。
複数コマ(A−1〜B−4)に分割して撮影した模式図
を示すものである。
(田んぼ)の面積が5〜50a(アール)であって、こ
の圃場が畝によりA〜Hの8枚に区画されているような
大区画圃場を想定している。そして、圃場A、D、Fに
はコシヒカリを5月10日に移植(田植)してあり、圃
場B、Eにはヒノヒカリを5月15日に移植してあり、
圃場Cにはコシヒカリを5月15日に移植してあり、圃
場Gにはあきたこまちを5月10日に移植してあり、圃
場Hにはあきたこまちを5月5日に移植してある。
を求める工程を示すフローチャートである。以下、図
1、図10及び図11を参照して窒素含有率の絶対分布
を求める工程を説明する。
コンヘリコプター1を飛ばし、約数10〜150m上空
から図10に示すような大区画圃場の空撮を開始する
(図11のステップ1)。大区画圃場は畝により複数の
圃場(A〜H)に分割されており(図10)、空撮の際
は、畝を越えて隣り合う圃場をオーバーラップして撮影
するのが好ましく、例えば、圃場Aの空撮を行う際は、
圃場Bの一部をラップするような静止画像(図10のA
−1)を取得し、圃場Bの空撮を行う際は、圃場Aの一
部及び圃場Cの一部をラップするような静止画像(図1
0のA−2)を取得するのがよい(図11のステップ
2)。
移植した圃場A、D、Fを選択する(図11のステップ
5)。そして、この選択された圃場A、D、Fの画像R
GB値から以下の数式9により窒素相対分布を求める
(図11のステップ6)。これは、同一品種、同一移植
日の圃場であれば、窒素相対分布はほぼ近似した値にな
ると推定されるからである。
であり、GはGreenの輝度値であり、BはBlueの輝度値
であり、a,b,cは係数である。
分布が求まると、グランド・トゥルースを取得するため
に、選択された圃場A、D、F内のいずれかの作物をハ
ンドヘルド型(携帯型)の接触式葉身窒素測定センサにて
窒素量を実測する(図11のステップ7)。そして、窒
素量の実測値と窒素相対分布との差を用いて窒素含有率
の絶対分布を求める(図11のステップ8)。この窒素
含有率の絶対分布は圃場A、D、Fに適用されるのであ
る。
枚の合成画像上で全ての圃場が選択したか否かが判別さ
れる(図11のステップ9)。YESの場合、圃場A〜H
の全てで窒素含有率の絶対分布が算出されて処理が終了
する(図11のステップ10)。NOの場合、ステップ5
に戻り、再度、同一品種、同一移植日の圃場を選択す
る。本実施例では、圃場A、D、F以外の、ヒノヒカリ
を5月15日に移植した圃場B、Eを選択する。そし
て、上記同様にステップ6からステップ8の処理を行な
って、窒素含有率の絶対分布を求めるのである。さら
に、順次、圃場C、圃場G及び圃場Hの窒素含有率の絶
対分布を求めると、大区画圃場全体の窒素含有率の絶対
分布を算出することができる。
品種、同一移植日の圃場での窒素相対分布を求め、この
窒素相対分布を求めた圃場内の作物の窒素量を実測し、
大区画圃場全体の窒素含有率の絶対分布を算出するの
で、地上調査では困難な散播直播圃場全面の苗立状況の
変異や植被率等を数量的に評価し、生育状態等の解析を
正確に行うことができる。
の関係から撮影方向を制御したり、太陽の高度との関係
から撮影俯角を制御するので、太陽光による画像解析上
の外乱を除去して正確な画像を取得することが可能とな
るものである。
空から撮像する画像取得手段と、該画像取得手段によっ
て得られた画像情報を解析する画像解析手段と、該画像
解析手段によって得られた作物の生育関連情報に基づい
て作物の生育状態を任意の区画毎に診断する作物生育診
断手段と、を備えた作物の生育診断方法及びその装置で
あって、前記画像取得手段は、画像フレームをオーバー
ラップして複数の画像を取得し、前記画像解析手段は、
前記オーバーラップした部分の同一地点の俯角の異なる
画像情報を比較解析し、俯角で変化する見かけ繁茂度に
起因する画像情報の変化を補正する補正手段を備える、
という技術的手段を講じた。
レームをオーバーラップして複数の画像を取得し、前記
画像解析手段は、前記オーバーラップした部分の同一地
点の俯角の異なる画像情報を比較解析し、俯角で変化す
る見かけ繁茂度に起因する画像情報の変化を補正するの
で、地上からの撮影では比較的俯角範囲が小さいが、同
一範囲を撮影対象とした場合、上空からの撮影は俯角範
囲が広くなるが、このとき、見かけ繁茂度に起因する画
像情報の変化が補正されるので、地上撮影と同様に正確
な画像を取得し、生育状態等の解析を正確に行うことが
可能となる。
が概略一定と見なせる俯角範囲の画像を連続的に複数取
得し、前記画像解析手段は、該見かけ繁茂度が一定の複
数画像情報から、作物の生育関連情報を任意の区画毎に
算出することもできるから、俯角範囲が小さい画像を連
続的に取得し、これらを結合した一枚の画像から生育状
態等の解析を正確に行うことも可能である。
に、グランド・トゥルースを取得する区画を判別可能に
写し込むものであるから、画像情報に基づいて作物の生
育状態を、例えば、窒素含有率などで数値化して瞬時に
把握することができる。
が写し込まれた画像を取得し、同一品種、又は/及び同
一生育段階毎に予め分類された圃場グループのそれぞれ
に、少なくとも1ヵ所にグランド・トゥルース取得区画
を判別可能に写し込むものであるから、大区画圃場であ
っても、例えば、作物が同一品種・同一生育段階ごと
に、画像情報に基づいて作物の生育状態を数値化して瞬
時に把握することができる。
作物の生育関連情報と、前記グランド・トゥルース取得
区画の作物を実測して得られた真の生育情報と、から、
得られた画像全ての範囲の生育関連情報を真の生育情報
に変換することで、画像情報に基づいて正確な作物の生
育状態を把握することができる。
作物の生育関連情報が、取得画像から得られる特定波長
の分光画像情報から予め決められた計算式により算出さ
れた作物体の窒素含有率関連情報とすれば、画像情報に
基づく作物の生育状態が窒素含有率関連情報として特定
されて、生育状態を瞬時に把握することができる。
ムをオーバーラップして複数の画像を取得し、前記画像
解析手段は、前記オーバーラップした部分の同一地点の
画像情報を比較解析し、オーバーラップする画像の撮像
時の環境変化を補正するものであるから、例えば、気象
条件、撮影時の雲による日照条件、リファレンス光など
の環境変化を考慮して画像の解析が行われるから、より
正確な作物の生育診断が可能となる。
との関係から撮影方向を制御したり、太陽の高度との関
係から撮影俯角を制御するので、逆光撮影など太陽光の
照射方向に起因する画像情報への外乱を除去した正確な
画像を取得することが可能となる。
に撮像カメラを搭載したもの、又は予め設定されたプロ
グラムにより決定される飛行コース、飛行高度及び飛行
高度を維持して自動飛行する無人飛行機に撮像カメラを
搭載したものであればよい。
成図である。
の原理を示す概略図である。
概略図である。
示す図である。
説明図である。
説明図である。
える箇所と、葉や株の間から土や水面が透けて見える箇
所とを模式的に表した概略図である。
る。
して撮影した模式図である。
ローチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 地上の作物を上空から撮像する画像取得
手段と、該画像取得手段によって得られた画像情報を解
析する画像解析手段と、該画像解析手段によって得られ
た作物の生育関連情報に基づいて作物の生育状態を任意
の区画毎に診断する作物生育診断手段と、を備えた作物
の生育診断方法及びその装置であって、前記画像取得手
段は、画像フレームをオーバーラップして複数の画像を
取得し、前記画像解析手段は、前記オーバーラップした
部分の同一地点の俯角の異なる画像情報を比較解析し、
俯角で変化する見かけ繁茂度に起因する画像情報の変化
を補正する補正手段を備えたことを特徴とする作物の生
育診断方法及びその装置。 - 【請求項2】 前記画像取得手段は、見かけ繁茂度が概
略一定と見なせる俯角範囲の画像を連続的に複数取得
し、前記画像解析手段は、該見かけ繁茂度が一定の複数
画像情報から、作物の生育関連情報を任意の区画毎に算
出する請求項1記載の作物の生育診断方法及びその装
置。 - 【請求項3】 前記取得画像の少なくとも1つに、グラ
ンド・トゥルースを取得する区画を判別可能に写し込ん
でなる請求項1又は2記載の作物の生育診断方法及びそ
の装置。 - 【請求項4】 前記画像取得手段は、複数の圃場が写し
込まれた画像を取得し、同一品種、又は/及び同一生育
段階毎に予め分類された圃場グループのそれぞれに、少
なくとも1ヵ所にグランド・トゥルース取得区画を判別
可能に写し込んでなる請求項1、2又は3記載の作物の
生育診断方法及びその装置。 - 【請求項5】 前記画像解析手段によって得られた作物
の生育関連情報と、前記グランド・トゥルース取得区画
の作物を実測して得られた真の生育情報と、から、得ら
れた画像全ての範囲の生育関連情報を真の生育情報に変
換してなる請求項1から4のいずれかに記載の作物の生
育診断方法及びその装置。 - 【請求項6】 前記画像解析手段によって得られた作物
の生育関連情報が、取得画像から得られる特定波長の分
光画像情報から予め決められた計算式により作物体の窒
素含有率関連情報である請求項1から5のいずれかに記
載の作物の生育診断方法及びその装置。 - 【請求項7】 前記画像取得手段は、画像フレームをオ
ーバーラップして複数の画像を取得し、前記画像解析手
段は、前記オーバーラップした部分の同一地点の画像情
報を比較解析し、オーバーラップする画像の撮像時の環
境変化を補正してなる請求項1記載の作物の生育診断方
法及びその装置。 - 【請求項8】 前記画像取得手段は、太陽の方角との関
係から撮影方向を制御してなる請求項1から7のいずれ
かに記載の作物の生育診断方法及びその装置。 - 【請求項9】 前記画像取得手段は、太陽の高度との関
係から撮影俯角を制御してなる請求項1から8のいずれ
かに記載の作物の生育診断方法及びその装置。 - 【請求項10】 前記画像取得手段は、ラジコン無人飛
行機に撮像カメラを搭載したもの、又は予め設定された
プログラムにより決定される飛行コース、飛行高度及び
飛行高度を維持して自動飛行する無人飛行機に撮像カメ
ラを搭載したものである請求項1から9のいずれかに記
載の作物の生育診断方法及びその装置。
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---|---|---|---|
JP2002154296A JP4140052B2 (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 作物の生育診断方法における画像の補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002154296A JP4140052B2 (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 作物の生育診断方法における画像の補正方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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