JP2003339180A - インテリア、インテリア台、インテリアの演出方法、風呂用玩具、風呂用船玩具、浴槽用ジェット水流発生装置及び玩具 - Google Patents

インテリア、インテリア台、インテリアの演出方法、風呂用玩具、風呂用船玩具、浴槽用ジェット水流発生装置及び玩具

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JP2003339180A
JP2003339180A JP2002146059A JP2002146059A JP2003339180A JP 2003339180 A JP2003339180 A JP 2003339180A JP 2002146059 A JP2002146059 A JP 2002146059A JP 2002146059 A JP2002146059 A JP 2002146059A JP 2003339180 A JP2003339180 A JP 2003339180A
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俊介 藤森
Hiroshi Maeda
浩 前田
Hiroo Aoki
博夫 青木
Hiroshi Kuriyama
弘 栗山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度差を電力に変換するユニークな機能を有
する熱電発電装置をインテリア用途、玩具用途、風呂用
途に応用して有用な物品を提供する。 【解決手段】 氷、氷の入ったアイスペール、ドライア
イス、保冷剤などの冷熱体を冷熱源として発電を行う熱
電発電装置と、この熱電発電装置によって発電された電
力を用いて発光する光源と、を有する台と、この台の上
に配置される透明なオブジェであって、前記光源からの
光を屈折及び/又は反射して演出効果を高めるためのオ
ブジェと、を備えたことを特徴とするインテリア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、熱電発電装置をイ
ンテリア等のさまざまな用途に応用した熱電発電装置応
用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、熱電発電素子の熱電発電機能を
説明するための図である。図9(a)は多数のペルチェ
素子が直列に接続された構造を有する熱電発電素子90
0の熱電発電機能を説明する図であり、図9(b)は多
数のペルチェ素子が並列に接続された構造を有する熱電
発電素子902の熱電発電機能を説明する図である。
【0003】熱電発電素子900は、図9(a)に示さ
れるように、吸熱側電極930Hと放熱側電極930L
との間に、P型半導体910Pと、N型半導体910N
とを交互にπ型に配列させた構造を、吸熱側セラミクス
920Hと放熱側セラミクス920Lとでさらにサンド
イッチした構造を有している。
【0004】このため、吸熱側電極930H側を、熱水
に接触させる等の手段により放熱側電極930L側より
も高温状態とすると、熱電発電素子900の上部(吸熱
側電極930H側)においては周囲からエネルギを吸収
して電子がエネルギレベルの低い状態から高い状態へと
移行し、下部(放熱側電極930L側)においては、電
子がエネルギレベルの高い状態から低い状態へと移行し
て余ったエネルギを周囲の結晶格子に与える。このた
め、熱が矢印D方向に伝達されるとともに熱電発電素子
900には起電力が生じる。
【0005】すなわち、N型半導体910Nにおいて電
子(−)が矢印B方向に、またP型半導体910Pにお
いてはホール(+)が矢印C方向に流れ、結果として電
流が流れることになる。
【0006】これによって、放熱側電極930Lに導電
線によって接続された電圧計V及び電流計Aの針が、発
生した電圧及び電流に応じて振れると共に、負荷に電流
が流れ所定の動作を行われる。その結果、熱エネルギは
電気エネルギに変換され、変換された電気エネルギー
は、負荷部分で有効に利用される。図9(b)の熱電発
電素子902においても、基本的には図9(a)の熱電
発電素子900の場合と同じように、熱電発電機能を発
揮する。
【0007】このように、熱電発電素子は、温度差を電
力に変換する機能を有するため、特開平11−2477
53号に開示されているように温泉熱電発電システムの
用途に応用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この熱
電発電素子をインテリア用途、玩具用途、風呂用途に応
用した物品はない。
【0009】そこで、本発明は、このように温度差を電
力に変換するユニークな機能を有する熱電発電装置をイ
ンテリア用途、玩具用途、風呂用途に応用して有用な物
品を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のインテリ
アは、氷、氷の入ったアイスペール、ドライアイス、保
冷剤などの冷熱体を冷熱源として発電を行う熱電発電装
置と、この熱電発電装置によって発電された電力を用い
て発光する光源と、を有する台と、この台の上に配置さ
れる透明なオブジェであって、前記光源からの光を屈折
及び/又は反射して演出効果を高めるためのオブジェ
と、を備えたことを特徴とする。
【0011】このため、本発明のインテリアにおいて
は、氷、氷の入ったアイスペール、ドライアイス、保冷
剤などの冷熱体を供給するだけで、この冷熱体と室温と
の温度差により発電を行うことができる。その結果、光
源はこの発電された電力により発光し、この光源からの
光は透明なオブジェ内で屈折及び/又は反射して外部に
射出され、高い演出効果が得られる。また、本発明のイ
ンテリアにおいては、冷熱体を供給するだけで光源の発
光を持続させることができるため、商用電力を使う必要
がなく電気コードも不要となり、インテリアとしての価
値が高まる。さらにまた、本発明のインテリアにおいて
は、冷熱体を供給するだけで光源の発光を持続させるこ
とができるため、熱電発電素子を使用した効果が目に見
えるようになり、この結果、火力発電や原子力発電を代
替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも役立つ。
【0012】(2)本発明のインテリアは、台の上面側
に放熱部が配置された熱電発電装置と、この熱電発電装
置によって発電された電力を用いて発光する光源と、を
有する台と、この台における熱電発電装置の放熱部の上
に配置され放熱部の上に配置されるアイスペールと、を
備えたことを特徴とする。
【0013】このため、本発明のインテリアにおいて
は、台の上に氷の入ったアイスペールを載置するだけ
で、氷と室温との温度差により発電を行うことができ
る。その結果、光源はこの発電された電力により発光
し、この光源からの光はアイスペール及びアイスペール
に満たされている氷の表面や内面で複雑に屈折したり反
射したりした後に外部に射出するため、高い演出効果が
得られる、また、本発明のインテリアにおいては、アイ
スペール内の氷に動きがあると光にゆらぎが生じ、さら
に高い演出効果が得られるという効果もある。また、本
発明のインテリアにおいては、アイスペールに氷を供給
するだけで光源の発光を持続させることができるため、
商用電力を使う必要がなく電気コードも不要となり、イ
ンテリアとしての価値が高まる。さらにまた、本発明の
インテリアにおいては、アイスペールに氷を供給するだ
けで光源の発光を持続させることができるため、熱電発
電素子を使用した効果が目に見えるようになり、この結
果、火力発電や原子力発電を代替する代替エネルギーの
普及・啓蒙にも役立つ。
【0014】(3)本発明のインテリアは、台の上面側
に放熱部が配置された熱電発電装置と、この熱電発電装
置によって発電された電力を用いて発光する光源と、を
有する台と、この台における熱電発電装置の放熱部の上
に配置される水槽と、を備えたことを特徴とする。
【0015】このため、本発明のインテリアにおいて
は、台の上の水槽に水(例えば冷水)を供給するだけ
で、水と室温との温度差により発電を行うことができ
る。その結果、光源はこの発電された電力により発光
し、この光源からの光はこの水槽内で屈折及び/又は反
射して外部に射出され、高い演出効果が得られる。ま
た、本発明のインテリアにおいては、水槽内の水に動き
があると光にゆらぎが生じ、さらに高い演出効果が得ら
れるという効果もある。また、本発明のインテリアにお
いては、水を供給するだけで光源の発光を持続させるこ
とができるため、商用電力を使う必要がなく電気コード
も不要となり、インテリアとしての価値が高まる。さら
にまた、本発明のインテリアにおいては、水を供給する
だけで光源の発光を持続させることができるため、熱電
発電素子を使用した効果が目に見えるようになり、この
結果、火力発電や原子力発電を代替する代替エネルギー
の普及・啓蒙にも役立つ。
【0016】(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに
記載のインテリアにおいては、前記熱電発電装置の吸熱
部には吸熱フィンが取り付けられていることが好まし
い。
【0017】このように構成することにより、この吸熱
フィンの作用により、熱電発電装置の吸熱部と放熱部と
の温度差が確保され、熱電発電効率を高めることがで
き、さらに高い演出効果が得られる。
【0018】(5)上記(1)乃至(3)のいずれかに
記載のインテリアにおいては、前記熱電発電装置の吸熱
部に湯や使い捨てかいろなどの温熱体から熱を与えるこ
とのできる構造を有してなることも好ましい。
【0019】このように構成することにより、吸熱部の
温度を高めることができ、熱電発電装置の吸熱部と放熱
部との温度差が確保され、熱電発電効率を高めることが
でき、さらに高い演出効果が得られる。温熱体として
は、湯の入った容器、湯茶の入ったカップ、使い捨てか
いろなどを好適に用いることができる。
【0020】(6)本発明のインテリア台は、台の上面
側に放熱部が配置された熱電発電装置と、この熱電発電
装置によって発電された電力を用いて発光する光源と、
を有することを特徴とする。
【0021】このように構成することにより、このイン
テリア台の上に、アイスペールや水槽のように冷たいも
のを載置するだけで、上記(2)や(3)のインテリア
と同じ効果が得られる。
【0022】(7)本発明のインテリアの演出方法は、
上記(3)に記載のインテリアにおける水槽中に氷を入
れて、熱電発電効率を向上させて演出効果をさらに高め
ることと特徴とする。
【0023】このため、本発明のインテリアの演出方法
は、水槽内の水の温度を摂氏0度近くまで下げることが
できるため、熱電発電素子における放熱側電極と吸熱側
電極との温度差を大きくすることができる。その結果、
熱電発電効率が高まり、光源の発光強度を高めることが
でき、インテリアとしての演出効果をさらに高めること
ができる。
【0024】(8)本発明のインテリアは、湯や使い捨
てかいろなどの温熱体を温熱源として発電を行う熱電発
電装置と、この熱電発電装置によって発電された電力を
用いて発光する光源と、を有する台と、この台の上に配
置される透明なオブジェであって、前記光源からの光を
屈折及び/又は反射して演出効果を高めるためのオブジ
ェと、を備えたことを特徴とする。
【0025】このため、本発明のインテリアにおいて
は、湯の入った容器、湯茶の入ったカップ、使い捨てか
いろなどの温熱体を供給するだけで、この温熱体と室温
との温度差により発電を行うことができる。その結果、
光源はこの発電された電力により発光し、この光源から
の光は透明なオブジェ内で屈折及び/又は反射して外部
に射出され、高い演出効果が得られる。また、本発明の
インテリアにおいては、湯の入った容器、湯茶の入った
カップ、使い捨てかいろなどの温熱体を供給するだけで
光源の発光を持続させることができるため、商用電力を
使う必要がなく電気コードも不要となり、インテリアと
しての価値が高まる。さらにまた、本発明のインテリア
においては、湯の入った容器、湯茶の入ったカップ、使
い捨てかいろなどの温熱体を供給するだけで光源の発光
を持続させることができるため、熱電発電素子を使用し
た効果が目に見えるようになり、この結果、火力発電や
原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも
役立つ。
【0026】(9)本発明のインテリアは、台の上面側
に吸熱部が配置された熱電発電装置と、この熱電発電装
置によって発電された電力を用いて発光する光源と、を
有する台と、この台における熱電発電装置の吸熱部の上
に配置され吸熱部に熱を与えるとともに、前記光源から
の光を屈折及び/又は反射して演出効果を高める湯槽
と、を備えたことを特徴とする。
【0027】このため、本発明のインテリアにおいて
は、台の上の湯槽に湯を供給するだけで、湯と室温との
温度差により発電を行うことができる。その結果、光源
はこの発電された電力により発光し、この光源からの光
はこの湯槽内で屈折及び/又は反射して外部に射出さ
れ、高い演出効果が得られる。また、本発明のインテリ
アにおいては、湯槽内の湯が対流等により動くため光に
ゆらぎが生じ、さらに高い演出効果が得られるという効
果もある。また、本発明のインテリアにおいては、湯を
供給するだけで光源の発光を持続させることができるた
め、商用電力を使う必要がなく電気コードも不要とな
り、インテリアとしての価値が高まる。さらにまた、本
発明のインテリアにおいては、湯を供給するだけで光源
の発光を持続させることができるため、熱電発電素子を
使用した効果が目に見えるようになり、この結果、火力
発電や原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓
蒙にも役立つ。
【0028】(10)上記(8)又は(9)に記載のイ
ンテリアにおいては、前記熱電発電装置の放熱部には放
熱フィンが取り付けられていることが好ましい。
【0029】このように構成することにより、この放熱
フィンの作用により、熱電発電装置の吸熱部と放熱部と
の温度差が確保され、熱電発電効率を高めることがで
き、さらに高い演出効果が得られる。
【0030】(11)上記(8)又は(9)に記載のイ
ンテリアにおいては、前記熱電発電装置の放熱部から冷
熱体に熱を放熱することのできる構造を有してなること
も好ましい。
【0031】このように構成することにより、放熱部の
温度を低くすることができ、熱電発電装置の吸熱部と放
熱部との温度差が確保され、熱電発電効率を高めること
ができ、さらに高い演出効果が得られる。冷熱体として
は、氷、ドライアイス、水、氷の入ったアイスペールな
どを好適に用いることができる
【0032】(12)本発明のインテリア台は、台の上
面側に吸熱部が配置された熱電発電装置と、この熱電発
電装置によって発電された電力を用いて発光する光源
と、を有することを特徴とする。
【0033】このため、このインテリア台の上に、湯槽
などの温かいものを載置するだけで、上記(9)のイン
テリアと同じ効果が得られる。
【0034】(13)本発明の風呂用玩具は、熱電発電
装置を内蔵する風呂用玩具であって、風呂の湯から前記
熱電発電装置の吸熱部に熱を与えるとともに、前記熱電
発電装置の放熱部から熱を放熱して発電を行い、この発
電された電力を用いて玩具の機能を発揮させるように構
成されてなることを特徴とする。
【0035】このため、本発明の風呂用玩具において
は、風呂の中に必ずふんだんに存在する湯から熱電発電
装置の吸熱部に熱を与えるように構成してなるので、風
呂用玩具の機能を極めて容易に発揮させることができ
る。また、この玩具は、電池を必要としないため、玩具
としての使用価値がさらに高まる。また、本発明の風呂
用玩具においては、風呂の中でふんだんに使用可能な水
を冷熱源として用いることもできるため、熱電発電効率
が低下したときには、新鮮な湯や水を用いることにより
また熱電発電効率を高めることができる。さらにまた、
本発明の風呂用玩具においては、新鮮な湯や水を用いる
だけで玩具が機能を発揮するので、熱電発電素子を使用
した効果が目に見えるようになり、この結果、火力発電
や原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙に
も役立つ。
【0036】風呂用玩具としては特に限定されるもので
はないが、例えば、船おもちゃ、乗り物おもちゃ、魚お
もちゃ、動物おもちゃ、人形などを好適に用いることが
できる。また、機能を発揮するとは、船や魚が動いた
り、人形の手や口が動いたり、乗り物のライトが点灯し
たり、人形が声を出したりすることなどをいう。
【0037】(14)本発明の風呂用船玩具は、船玩具
本体と、この船玩具本体に収納されたモ−ターと、この
モーターの回転により駆動させられる推進装置とを備え
た風呂用船玩具において、この船玩具の底部に配置され
た熱電発電装置であって上側に放熱部が配置され下側に
吸熱部が配置された熱電発電装置と、この熱電発電装置
の放熱部の上側に設置された水槽部を、をさらに有し、
浴槽の湯に浮かべて浴槽の湯から前記熱電発電装置の吸
熱部に熱を与えるとともに前記水槽部に水を入れて前記
熱電発電装置の放熱部から熱を吸熱して発電を行い、こ
の発電された電力を用いて前記モーターを回転させて推
進装置を駆動することを特徴とする。
【0038】このため、本発明の風呂用船玩具において
は、水槽部に水(例えば水道水)を供給するだけで、熱
電発電装置が湯と水との温度差により発電を行い、その
電力でモーターが回転する。その結果、船玩具の推進装
置が駆動され、船玩具が動き始める。この船玩具は、電
池を必要としないため、玩具としての使用価値が高ま
る。また、本発明の風呂用船玩具においては、水が温ま
って水温が湯温に近づいて熱電発電効率が低下した場合
には、水槽内の水を新鮮な水に取り替えればまた熱電発
電効率を高めることができる。さらにまた、本発明の風
呂用船玩具においては、水槽部に新鮮な水を入れるだけ
で船玩具が動き始めるので、熱電発電素子を使用した効
果が目に見えるようになり、この結果、火力発電や原子
力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも役立
つ。
【0039】上記(14)に記載の風呂用船玩具におい
ては、前記推進装置はスクリューであることができる。
このように構成すれば、推進効率が高まるので、船玩具
の動きを速くすることができ、楽しさが増し、玩具とし
ての使用価値がさらに高まる。
【0040】上記(14)に記載の風呂用船玩具におい
ては、前記推進装置は外輪であることができる。このよ
うに構成しても、外輪が回転することによって船玩具が
進行するため、やはり楽しさが増し、玩具としての使用
価値がさらに高まる。
【0041】上記(14)に記載の風呂用船玩具におい
ては、前記推進装置はオール又は櫓であることができ
る。このように構成しても、オール又は櫓が動作するこ
とによって船玩具が進行するため、やはり楽しさが増
し、玩具としての使用価値がさらに高まる。
【0042】(15)本発明の浴槽用ジェット水流発生
装置は、中央部に水槽部を有する桶型基体と、この桶型
基体の底部に配置された熱電発電装置であって上側に放
熱部が配置され下側に吸熱部が配置された熱電発電装置
とを有し、浴槽の湯に浮かべて浴槽の湯から吸熱部に熱
を与えるとともに前記桶型基体の水槽部に水を入れて放
熱部から熱を吸熱して発電を行う熱電発電ユニットと、
この熱電発電ユニットで発電された電力を用いてジェッ
ト水流を発生するジェット水流発生ユニットと、前記熱
電発電ユニットと前記ジェット水流発生ユニットとを電
気的に接続する接続部材と、を備えたことを特徴とす
る。
【0043】このため、本発明の浴槽用ジェット水流発
生装置においては、水槽部に水(例えば水道水)を供給
するだけで、熱電発電装置が湯と水との温度差により発
電を行い、その電力でジェット水流を発生する。この浴
槽用ジェット水流発生装置においては、水が温まって水
温が湯温に近づいて熱電発電効率が低下した場合には、
水槽内の水を新鮮な水に取り替えればまた熱電発電効率
を高めることができる。また、本発明の浴槽用ジェット
水流発生装置においては、水槽部に新鮮な水を入れるだ
けでジェット水流が発生するため、熱電発電素子を使用
した効果が目に見えるようになり、この結果、火力発電
や原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙に
も役立つ。
【0044】(16)上記(15)に記載の浴槽用ジェ
ット水流発生装置においては、前記接続部材には、前記
ジェット水流発生装置に空気を輸送する輸送管が収納さ
れてなることが好ましい。このように構成することによ
り、本発明の浴槽用ジェット水流発生装置は、単に水流
を発生するだけでなく、同時に気泡をも発生することが
でき、そのため、気泡風呂としての効果も奏する。
【0045】(17)本発明の玩具は、湯や使い捨てか
いろなどの温熱体を温熱源として熱電発電を行う熱電発
電装置を内蔵することを特徴とする。このため、本発明
の玩具においては、湯の入った容器、湯茶の入ったカッ
プ、使い捨てかいろなどの温熱体を供給するだけで、こ
の温熱体と室温との温度差により発電を行うことができ
る。その結果、玩具の機能を極めて容易に発揮させるこ
とができる。また、この玩具は、電池を必要としないた
め、玩具としての使用価値がさらに高まる。また、本発
明の玩具においては、熱電発電効率が低下したときに
は、湯や使い捨てかいろなどの温熱体を取り替えること
によりまた熱電発電効率を高めることができる。さらに
また、本発明の玩具においては、湯や使い捨てかいろな
どの温熱体を用いるだけで玩具が機能を発揮するので、
熱電発電素子を使用した効果が目に見えるようになり、
この結果、火力発電や原子力発電を代替する代替エネル
ギーの普及・啓蒙にも役立つ。
【0046】(18)本発明の玩具は、氷、ドライアイ
ス、保冷剤などの冷熱体を冷熱源として熱電発電を行う
熱電発電装置を内蔵することを特徴とする。このため、
本発明の玩具においては、氷、ドライアイス、保冷剤な
どの冷熱体などの冷熱体を供給するだけで、この冷熱体
と室温との温度差により発電を行うことができる。その
結果、玩具の機能を極めて容易に発揮させることができ
る。また、この玩具は、電池を必要としないため、玩具
としての使用価値がさらに高まる。また、本発明の玩具
においては、熱電発電効率が低下したときには、氷、ド
ライアイス、保冷剤などの冷熱体を取り替えることによ
りまた熱電発電効率を高めることができる。さらにま
た、本発明の玩具においては、氷、ドライアイス、保冷
剤などの冷熱体を用いるだけで玩具が機能を発揮するの
で、熱電発電素子を使用した効果が目に見えるようにな
り、この結果、火力発電や原子力発電を代替する代替エ
ネルギーの普及・啓蒙にも役立つ。
【0047】(19)本発明の玩具は、湯や使い捨てか
いろなどの温熱体を温熱源とし、氷、ドライアイス、保
冷剤などの冷熱体を冷熱源として熱電発電を行う熱電発
電装置を内蔵することを特徴とする。このため、本発明
の玩具においては、湯や使い捨てかいろなどの温熱体
と、氷、ドライアイス、保冷剤などの冷熱体などの冷熱
体を供給するだけで、この温熱体と冷熱体との温度差に
より発電を行うことができる。その結果、玩具の機能を
極めて容易に発揮させることができる。さらに、温熱体
と冷熱体を同時に供給するため、温度差を大きくできる
という効果もある。また、この玩具は、電池を必要とし
ないため、玩具としての使用価値がさらに高まる。ま
た、本発明の玩具においては、熱電発電効率が低下した
ときには、湯や使い捨てかいろなどの温熱体や、氷、ド
ライアイス、保冷剤などの冷熱体を取り替えることによ
りまた熱電発電効率を高めることができる。さらにま
た、本発明の玩具においては、湯や使い捨てかいろなど
の温熱体と、氷、ドライアイス、保冷剤などの冷熱体と
を用いるだけで玩具が機能を発揮するので、熱電発電素
子を使用した効果が目に見えるようになり、この結果、
火力発電や原子力発電を代替する代替エネルギーの普及
・啓蒙にも役立つ。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を詳しく説明するが、本発明はこの実施の形態
に限定されるものではない。。
【0049】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るインテリア100の説明図である。図1に示さ
れるように、実施形態1に係るインテリア100は、台
110とオブジェ120とを備えたインテリアである。
【0050】台110は、載置台116上に静置された
氷118を冷熱源とし室温を温熱源として発電を行う熱
電発電装置112と、この熱電発電装置112によって
発電された電力を用いて発光するLEDからなる複数の
光源114と、を有している。熱電発電装置112の周
囲には断熱材が配置されており、熱電発電装置112の
放熱部と吸熱部の温度差を確保できるように構成されて
いる。熱電発電装置112の吸熱部には図示していない
吸熱フィンが取り付けられている。
【0051】台110の上にはガラス製の透明なオブジ
ェ120が配置されている。オブジェ120は鑑賞者の
目を楽しませることのできるように芸術的な曲面を有し
ており、光源114からの光はそのオブジェの曲面で複
雑に屈折したり反射したりした後に外部に射出するた
め、インテリア100においては高い演出効果が得られ
ている。また、インテリア100においては、氷118
を適宜供給するだけで光源114の発光を持続させるこ
とができるため、商用電力を使う必要がなく電気コード
も不要となり、インテリアとしての価値が高められてい
る。さらにまた、インテリア100においては、氷11
8を適宜供給するだけで光源114の発光を持続させる
ことができるため、熱電発電装置112を使用した効果
が目に見えるようになり、この結果、火力発電や原子力
発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも役立つ
という効果もある。
【0052】(実施形態2)図2は、本発明の実施形態
2に係るインテリア200の説明図である。図2に示さ
れるように、実施形態2に係るインテリア200は、台
210とアイスペール220とを備えたインテリアであ
る。
【0053】インテリア200における台210は、ア
イスペール220中の氷Cを冷熱源とし室温を温熱源と
して発電を行う熱電発電装置212と、熱電発電装置2
12によって発電された電力を用いて発光するLEDか
らなる複数の光源214と、を有している。熱電発電装
置212は、その放熱部が台210の上面側になりその
吸熱部が台210の下面側になるように配置されてい
る。また、熱電発電装置212の周囲には断熱材が配置
されており、熱電発電装置212の放熱部と吸熱部の温
度差を確保できるように構成されている。熱電発電装置
212の吸熱部には図示していない吸熱フィンが取り付
けられている。
【0054】台210の上にはガラス製のアイスペール
220が配置されている。アイスペール220には氷C
が満たされている。インテリア200においては、光源
214からの光がそのアイスペール220及びアイスペ
ール220に満たされている氷Cの表面や内面で複雑に
屈折したり反射したりした後に外部に射出するため、高
い演出効果が得られている。また、インテリア200に
おいては、アイスペール220内の氷に動きがあると光
にゆらぎが生じ、さらに高い演出効果が得られるという
効果もある。また、インテリア200においては、アイ
スペール中に氷を適宜供給するだけで光源214の発光
を持続させることができるため、商用電力を使う必要が
なく電気コードも不要となり、インテリアとしての価値
が高められている。さらにまた、インテリア200にお
いては、アイスペール中に氷を適宜供給するだけで光源
214の発光を持続させることができるため、熱電発電
装置212を使用した効果が目に見えるようになり、こ
の結果、火力発電や原子力発電を代替する代替エネルギ
ーの普及・啓蒙にも役立つという効果もある。
【0055】(実施形態3)図3は、本発明の実施形態
3に係るインテリア300の説明図である。図3に示さ
れるように、実施形態3に係るインテリア300は、台
310と水槽320とを備えたインテリアである。
【0056】インテリア300における台310は、水
槽320中の水(例えば冷水)を冷熱源とし室温を温熱
源として発電を行う熱電発電装置312と、熱電発電装
置312によって発電された電力を用いて発光するLE
Dからなる複数の光源314と、を有している。熱電発
電装置312は、その放熱部が台310の上面側になり
その吸熱部が台310の下面側になるように配置されて
いる。また、熱電発電装置312の周囲には断熱材が配
置されており、熱電発電装置312の放熱部と吸熱部の
温度差を確保できるように構成されている。熱電発電装
置312の吸熱部には図示していない吸熱フィンが取り
付けられている。
【0057】台310の上にはガラス製の水槽320が
配置されている。水槽320には冷水が満たされてい
る。インテリア300においては、光源314からの光
がその水槽外面で複雑に屈折したり反射したりした後に
外部に射出するため、高い演出効果が得られている。ま
た、インテリア300においては、水槽内の水に動きが
あると光にゆらぎが生じ、さらに高い演出効果が得られ
るという効果もある。また、インテリア300において
は、水を適宜供給するだけで光源314の発光を持続さ
せることができるため、商用電力を使う必要がなく電気
コードも不要となり、インテリアとしての価値が高めら
れている。さらにまた、インテリア300においては、
水を適宜供給するだけで光源314の発光を持続させる
ことができるため、熱電発電装置312を使用した効果
が目に見えるようになり、この結果、火力発電や原子力
発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも役立つ
という効果もある。
【0058】(実施形態4)図4は、本発明の実施形態
4に係るインテリア400の説明図である。図4に示さ
れるように、実施形態4に係るインテリア400は、台
410とオブジェ420とを備えたインテリアである。
【0059】台410は、載置台416上に静置された
使い捨てかいろ418等を温熱源とし室温を冷熱源とし
て発電を行う熱電発電装置412と、この熱電発電装置
412によって発電された電力を用いて発光するLED
からなる複数の光源414と、を有している。熱電発電
装置412の周囲には断熱材が配置されており、熱電発
電装置412の放熱部と吸熱部の温度差を確保できるよ
うに構成されている。熱電発電装置412の放熱部には
図示していない放熱フィンが取り付けられている。
【0060】台410の上にはガラス製の透明なオブジ
ェ420が配置されている。オブジェ420は鑑賞者の
目を楽しませることのできるように芸術的な曲面を有し
ており、光源414からの光はそのオブジェの曲面で複
雑に屈折したり反射したりした後に外部に射出するた
め、インテリア400においては高い演出効果が得られ
ている。また、インテリア400においては、温熱源を
適宜取り替えるだけで光源414の発光を持続させるこ
とができるため、商用電力を使う必要がなく電気コード
も不要となり、インテリアとしての価値が高められてい
る。さらにまた、インテリア400においては、温熱源
418を適宜取り替えるだけで光源414の発光を持続
させることができるため、熱電発電装置412を使用し
た効果が目に見えるようになり、この結果、火力発電や
原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも
役立つという効果もある。
【0061】(実施形態5)図5は、本発明の実施形態
5に係るインテリア500の説明図である。図5に示さ
れるように、実施形態5に係るインテリア500は、台
510と湯槽520とを備えたインテリアである。
【0062】台510は、湯槽520中の湯を温熱源と
し室温を冷熱源として発電を行う熱電発電装置512
と、熱電発電装置512によって発電された電力を用い
て発光するLEDからなる複数の光源514と、を有し
ている。熱電発電装置512は、その吸熱部が台510
の上面側になりその放熱部が台510の下面側になるよ
うに配置されている。また、熱電発電装置512の周囲
には断熱材が配置されており、熱電発電装置512の放
熱部と吸熱部の温度差を確保できるように構成されてい
る。熱電発電装置512の放熱部には図示していない放
熱フィンが取り付けられている。
【0063】台510の上にはガラス製の湯槽520が
配置されている。湯槽520には湯が満たされている。
インテリア500においては、光源514からの光がそ
の湯槽外面で複雑に屈折したり反射したりした後に外部
に射出するため、高い演出効果が得られている。また、
インテリア500においてば、湯槽内の湯が対流等によ
り動くため光にゆらぎが生じ、さらに高い演出効果が得
られるという効果もある。また、インテリア500にお
いては、湯を適宜供給するだけで光源514の発光を持
続させることができるため、商用電力を使う必要がなく
電気コードも不要となり、インテリアとしての価値が高
まる。さらにまた、インテリア500においては、湯を
適宜供給するだけで光源514の発光を持続させること
ができるため、熱電発電装置512を使用した効果が目
に見えるようになり、この結果、火力発電や原子力発電
を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙にも役立つとい
う効果もある。
【0064】(実施形態6)図6は、本発明の実施形態
6に係る風呂用船玩具600の説明図である。図6に示
されるように、実施形態6に係る風呂用船玩具600
は、船玩具本体610と、船玩具本体610に収納され
たモ−ター620と、モーター620の回転により駆動
させられるスクリューからなる推進装置630とを備
え、熱電発電装置640と水槽部650と舵660とを
さらに備えている。
【0065】熱電発電装置640は、上側に放熱部が配
置され下側に吸熱部が配置された状態で船玩具本体61
0の底部に配置されている。水槽部650は、熱電発電
装置640の放熱部の上側に設置されている。実施形態
6に係る風呂用船玩具600においては、風呂用船玩具
600を浴槽の湯に浮かべて浴槽の湯から熱電発電装置
640の吸熱部に熱を与えるとともに水槽部650に水
を入れて熱電発電装置640の放熱部から熱を奪って発
電を行う。そして、発電された電力を用いてモーター6
20を回転させてスクリューからなる推進装置630を
駆動する。
【0066】このため、実施形態6に係る風呂用船玩具
600においては、水槽部650に水(例えば水道水)
を供給するだけで、熱電発電装置640が湯と水との温
度差により発電を行い、その電力でモーターが回転する
結果、船玩具の推進装置が駆動され、船玩具が動き始め
る。風呂用船玩具600においては、電池を必要としな
いため、玩具としての使用価値が高い。また、風呂用船
玩具600においては、水槽部650内の水が温まって
水温が湯温に近づいて熱電発電効率が低下した場合に
は、水槽部650内の水を新鮮な水に取り替えれば、ま
た熱電発電効率を高めることができる。さらにまた、風
呂用船玩具600においては、水槽部650に新鮮な水
を入れるだけで船玩具600が動き始めるので、熱電発
電装置640を使用した効果が目に見えるようになり、
この結果、火力発電や原子力発電を代替する代替エネル
ギーの普及・啓蒙にも役立つという効果もある。
【0067】なお、実施形態6に係る風呂用船玩具60
0においては、推進装置としてスクリューを用いている
が、本発明はこれに限られず、推進装置として外輪、オ
ール、櫓などを好ましく用いることができる。
【0068】(実施形態7)図7は、本発明の実施形態
7に係る浴槽用ジェット水流発生装置700の説明図で
ある。図7に示されるように、実施形態7に係る浴槽用
ジェット水流発生装置700は、熱電発電を行う熱電発
電ユニット710と、ジェット水流を発生するジェット
水流発生ユニット720と、熱電発電ユニット710と
ジェット水流発生ユニット720とを電気的に接続する
接続部材730とを備えている。
【0069】このうち、熱電発電ユニット710は、中
央部に水槽部を有する桶型基体712と、桶型基体71
2の底部に配置され上側に放熱部が配置され下側に吸熱
部が配置された熱電発電装置714とを有している。桶
型基体712においては、その側部は断熱材716でで
きており、側部を通しての熱伝導により水槽部内の水が
温まり難いように構成されている。また、熱電発電装置
714の周囲にも断熱材718が施され、熱電発電装置
の吸熱部と放熱部との間の温度差を維持しやすいように
構成されている。この熱電発電ユニット710は、浴槽
740の湯に浮かべて浴槽740の湯から吸熱部に熱を
与えるとともに桶型基体710の水槽部に水を入れて放
熱部から熱を吸熱して発電を行う。
【0070】ジェット水流発生ユニット720は、熱電
発電ユニット710で発電された電力を用いてジェット
水流Jを発生する。接続部材730は熱電発電ユニット
710とジェット水流発生ユニット720とを電気的に
接続する役割を果たすほか、ジェット水流発生ユニット
720に空気を輸送する輸送管を収納する役割をも果た
している。このため、ジェット水流発生ユニット720
には、熱電発電ユニット710に設置されている図示し
ない空気取り入れ口から必要な空気が送られ、この空気
をバブリングすることによりジェット水流とともに気泡
を発生させることができる。このため、浴槽用ジェット
水流発生装置700を用いると、気泡風呂としての効果
も得られる。
【0071】また、浴槽用ジェット水流発生装置700
においては、水が温まって水温が湯温に近づいて熱電発
電装置714の熱電発電効率が低下した場合には、熱電
発電ユニット710における水槽内の水を新鮮な水に取
り替えればまた熱電発電効率を高めることができる。さ
らにまた、浴槽用ジェット水流発生装置700において
は、熱電発電ユニット710における水槽部に新鮮な水
を入れるだけでジェット水流が発生するため、熱電発電
装置を使用した効果が目に見えるようになり、この結
果、火力発電や原子力発電を代替する代替エネルギーの
普及・啓蒙にも役立つ。
【0072】(実施形態8)図8は、本発明の実施形態
8に係る玩具800の説明図である。図8に示されるよ
うに、実施形態8に係る玩具800は、自動車玩具であ
って、車体810と、図示しないモータで回転させられ
る車輪820と、熱電発電装置830と、熱電発電装置
830の周囲に配置された断熱材860とを備えてい
る。
【0073】熱電発電装置830の吸熱部には湯の入っ
た容器や使い捨てかいろなどの温熱体840が載置され
るように構成された載置台832が熱的に接続され、放
熱部には氷、ドライアイス、保冷剤などの冷熱体850
が載置されるように構成された載置台834が熱的に載
置されている。実施形態8に係る自動車玩具800にお
いては、載置台832及び載置台834とに、それぞれ
温熱体840と冷熱体850とを載置することによって
発電を行う。そして、発電された電力を用いて図示しな
いモーターを回転させて車輪820を回転させる。
【0074】このため、実施形態8に係る自動車800
においては、温熱体840と冷熱体850とを供給する
だけで、熱電発電装置830がこれらの温度差により発
電を行い、その電力でモーターが回転する結果、車輪8
20が回転し自動車玩具が動き始める。自動車玩具80
0においては、電池を必要としないため、玩具としての
使用価値が高い。また、自動車玩具800においては、
温度差が小さくなって熱電発電効率が低下した場合に
は、温熱体840や冷熱体850を新しいものに取り替
えれば、また熱電発電効率を高めることができる。さら
にまた、自動車玩具800においては、温熱体840と
冷熱体850とを供給するだけで、動き始めるので、熱
電発電装置830を使用した効果が目に見えるようにな
り、この結果、火力発電や原子力発電を代替する代替エ
ネルギーの普及・啓蒙にも役立つという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインテリアの説明図
である。
【図2】本発明の実施形態2に係るインテリアの説明図
である。
【図3】本発明の実施形態3に係るインテリアの説明図
である。
【図4】本発明の実施形態4に係るインテリアの説明図
である。
【図5】本発明の実施形態5に係るインテリアの説明図
である。
【図6】本発明の実施形態6に係る風呂用船玩具の説明
図である。
【図7】本発明の実施形態7に係る浴槽用ジェット水流
装置の説明図である。
【図8】本発明の実施形態8に係る自動車玩具の説明図
である。
【図9】熱電発電素子の熱電発電機構を説明するための
図である。
【符号の説明】
100・・・インテリア 112・・・熱電発電装置 114・・・光源 116・・・載置台 118・・・氷 120・・・オブジェ 200・・・インテリア 210・・・台 212・・・熱電発電装置 214・・・光源 220・・・アイスペール C・・・氷 300・・・インテリア 310・・・台 312・・・熱電発電装置 314・・・光源 320・・・水槽 400・・・インテリア 412・・・熱電発電装置 414・・・光源 416・・・載置台 418・・・使い捨てかいろ 420・・・オブジェ 500・・・インテリア 510・・・台 512・・・熱電発電装置 514・・・光源 520・・・湯槽 600・・・風呂用船玩具 610・・・船玩具本体 620・・・モーター 630・・・スクリュー 640・・・熱電発電装置 650・・・水槽部 660・・・舵 700・・・浴槽用ジェット水流発生装置 710・・・熱電発電ユニット 712・・・側部 714・・・熱電発電装置 716、718・・・断熱材 720・・・ジェット水流発生ユニット 730・・・接続部材 740・・・浴槽 J・・・ジェット水流 B・・・気泡 800・・・自動車玩具 810・・・車体 820・・・車輪 830・・・熱電発電装置 832,834・・・載置台 840・・・温熱体 850・・・冷熱体 860・・・断熱材 900・・・熱電発電素子 910N・・・N型半導体 910P・・・P型半導体 920H・・・吸熱側セラミック 920L・・・放熱側セラミック 930H・・・吸熱側電極 930L・・・放熱側セラミック V・・・電圧計 A・・・電流計 A2・・・半導体層 A1・・・吸熱側電極 A3・・・放熱側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 35/28 H01L 35/28 Z (72)発明者 前田 浩 長野県諏訪郡下諏訪町北四王5415番地ノ1 株式会社イングスシナノ内 (72)発明者 青木 博夫 長野県長野市稲里町中氷鉋876番地2 (72)発明者 栗山 弘 長野県諏訪郡下諏訪町9383番地1 Fターム(参考) 2C150 BA06 CA08 CA10 DA06 DA19 EB47 EG04 FB20 FB33

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷、氷の入ったアイスペール、ドライア
    イス、保冷剤などの冷熱体を冷熱源として発電を行う熱
    電発電装置と、この熱電発電装置によって発電された電
    力を用いて発光する光源と、を有する台と、 この台の上に配置される透明なオブジェであって、前記
    光源からの光を屈折及び/又は反射して演出効果を高め
    るためのオブジェと、を備えたことを特徴とするインテ
    リア。
  2. 【請求項2】 台の上面側に放熱部が配置された熱電発
    電装置と、この熱電発電装置によって発電された電力を
    用いて発光する光源と、を有する台と、 この台における熱電発電装置の放熱部の上に配置される
    アイスペールと、を備えたことを特徴とするインテリ
    ア。
  3. 【請求項3】 台の上面側に放熱部が配置された熱電発
    電装置と、この熱電発電装置によって発電された電力を
    用いて発光する光源と、を有する台と、 この台における熱電発電装置の放熱部の上に配置される
    水槽と、を備えたことを特徴とするインテリア。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
    テリアにおいて、前記熱電発電装置の吸熱部には吸熱フ
    ィンが取り付けられていることを特徴とするインテリ
    ア。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
    テリアにおいて、前記熱電発電装置の吸熱部に湯や使い
    捨てかいろなどの温熱体から熱を与えることのできる構
    造を有してなることを特徴とするインテリア。
  6. 【請求項6】 台の上面側に放熱部が配置された熱電発
    電装置と、この熱電発電装置によって発電された電力を
    用いて発光する光源と、を有することを特徴とするイン
    テリア台。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のインテリアにおける水
    槽中に氷を入れて、熱電発電効率を向上させて演出効果
    をさらに高めることを特徴とするインテリアの演出方
    法。
  8. 【請求項8】 湯や使い捨てかいろなどの温熱体を温熱
    源として発電を行う熱電発電装置と、この熱電発電装置
    によって発電された電力を用いて発光する光源と、を有
    する台と、 この台の上に配置される透明なオブジェであって、前記
    光源からの光を屈折及び/又は反射して演出効果を高め
    るためのオブジェと、を備えたことを特徴とするインテ
    リア。
  9. 【請求項9】 台の上面側に吸熱部が配置された熱電発
    電装置と、この熱電発電装置によって発電された電力を
    用いて発光する光源と、を有する台と、 この台における熱電発電装置の吸熱部の上に配置され吸
    熱部に熱を与えるとともに、前記光源からの光を屈折及
    び及び/又は反射して演出効果を高める湯槽と、を備え
    たことを特徴とするインテリア。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載のインテリアに
    おいて、前記熱電発電装置の放熱部には放熱フィンが取
    り付けられていることを特徴とするインテリア。
  11. 【請求項11】 請求項8又は9に記載のインテリアに
    おいて、前記熱電発電装置の放熱部から冷熱体に熱を放
    熱することのできる構造を有してなることを特徴とする
    インテリア。
  12. 【請求項12】 台の上面側に吸熱部が配置された熱電
    発電装置と、この熱電発電装置によって発電された電力
    を用いて発光する光源と、を有するインテリア台。
  13. 【請求項13】 熱電発電装置を内蔵する風呂用玩具で
    あって、風呂の湯から前記熱電発電装置の吸熱部に熱を
    与えるとともに、前記熱電発電装置の放熱部から熱を放
    熱して発電を行い、この発電された電力を用いて玩具の
    機能を発揮させるように構成されてなることを特徴とす
    る風呂用玩具。
  14. 【請求項14】 船玩具本体と、この船玩具本体に収納
    されたモ−ターと、このモーターの回転により駆動させ
    られる推進装置とを備えた風呂用船玩具において、 この船玩具の底部に配置された熱電発電装置であって上
    側に放熱部が配置され下側に吸熱部が配置された熱電発
    電装置と、 この熱電発電装置の放熱部の上側に設置された水槽部
    を、をさらに有し、 浴槽の湯に浮かべて浴槽の湯から前記熱電発電装置の吸
    熱部に熱を与えるとともに前記水槽部に水を入れて前記
    熱電発電装置の放熱部から熱を奪って発電を行い、この
    発電された電力を用いて前記モーターを回転させて推進
    装置を駆動することを特徴とする風呂用船玩具。
  15. 【請求項15】 中央部に水槽部を有する桶型基体と、
    この桶型基体の底部に配置された熱電発電装置であって
    上側に放熱部が配置され下側に吸熱部が配置された熱電
    発電装置とを有し、浴槽の湯に浮かべて浴槽の湯から吸
    熱部に熱を与えるとともに前記桶型基体の水槽部に水を
    入れて放熱部から熱を奪って発電を行う熱電発電ユニッ
    トと、 この熱電発電ユニットで発電された電力を用いてジェッ
    ト水流を発生するジェット水流発生ユニットと、 前記熱電発電ユニットと前記ジェット水流発生ユニット
    とを電気的に接続する接続部材と、を備えたことを特徴
    とする浴槽用ジェット水流発生装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のジェット水流発生
    装置において、前記接続部材には、前記ジェット水流発
    生装置に空気を輸送する輸送管が収納されてなることを
    特徴とするジェット水流発生装置。
  17. 【請求項17】 湯や使い捨てかいろなどの温熱体を温
    熱源として熱電発電を行う熱電発電装置を内蔵すること
    を特徴とする玩具。
  18. 【請求項18】 氷、ドライアイス、保冷剤などの冷熱
    体を冷熱源として熱電発電を行う熱電発電装置を内蔵す
    ることを特徴とする玩具。
  19. 【請求項19】 湯や使い捨てかいろなどの温熱体を温
    熱源とし、氷、ドライアイス、保冷剤などの冷熱体を冷
    熱源として熱電発電を行う熱電発電装置を内蔵すること
    を特徴とする玩具。
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