JP2003339068A - 通信システム及びそれに用いる端末通信時間帯制限方法 - Google Patents

通信システム及びそれに用いる端末通信時間帯制限方法

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JP2003339068A
JP2003339068A JP2002147076A JP2002147076A JP2003339068A JP 2003339068 A JP2003339068 A JP 2003339068A JP 2002147076 A JP2002147076 A JP 2002147076A JP 2002147076 A JP2002147076 A JP 2002147076A JP 2003339068 A JP2003339068 A JP 2003339068A
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Kunihiko Mori
邦彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の時間帯での使用禁止等の制限を設け、
長時間の通話による料金の増加を防ぐことが可能な通信
システムを提供する。 【解決手段】 携帯電話端末(A)1から発信された情
報は基地局2によって受信され、基地局2からデータベ
ースサーバ3に送信される。データベースサーバ3は基
地局2から送られてきた情報を基に発信元及び発信先の
情報を調査し、予め設定された発着信可能な時間帯か、
また時間帯に入っていない場合に予め設定された発着信
可能な端末かを調べ、発着信可能と判断すると、発信元
と発信先との間の回線を接続する。これによって、携帯
電話端末(A)1と携帯電話端末(B)4とが接続され
ると、携帯電話端末(A)1は呼出し中に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システム及びそ
れに用いる端末通信時間帯制限方法に関し、特に移動通
信システムにおける携帯電話端末の発着信の制限に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話端末が急速に普及してき
ており、それに伴って、携帯電話端末における使用可能
時間帯の制限や使用延べ時間の制限等が求められてきて
おり、通話料先払い方式(プリペイド方式)の携帯電話
端末も販売されている。このプリペイド方式の携帯電話
端末では、支払った料金以上には発信することができな
い。
【0003】これに対し、公衆網における電話機では、
特定の電話番号の端末から着信可能としたり、特定の電
話番号の端末から着信不可としたりする技術やある定ま
った時刻になると警告音を鳴音させる端末を検索する技
術等がある。前者の技術については特開昭63−155
856号公報に開示され、後者の技術については特開昭
60−152164号公報に開示されている。
【0004】また、公衆網における電話機では、長電話
を防止するために、ある一定の通話時間になると警告音
を鳴音させ、通話を強制終了させる技術がある。この技
術については特開平2−216961号公報や特開平3
−213042号公報等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電
話端末では、使用可能時間帯の制限や使用延べ時間の制
限等を行うことができないため、未成年者の深夜におけ
る通話等の所望の時間帯に使用禁止したり、長時間の通
話を防ぐことができないという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、所望の時間帯での使用禁止等の制限を設けること
ができ、長時間の通話による料金の増加を防ぐことがで
きる通信システム及びそれに用いる端末通信時間帯制限
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による通信システ
ムは、端末間の接続をサーバを介して制御する通信シス
テムであって、前記端末間の接続要求が予め設定された
期間内かを判定する手段と、前記期間の外と判定された
時に相手側の端末の電話番号が常時発信可能な相手か調
査する手段と、その調査結果が前記常時発信可能な相手
ではない時に前記端末間を接続不可とする手段とを備え
ている。
【0008】本発明による端末通信時間帯制限方法は、
端末間の接続をサーバを介して制御する通信システムの
端末通信時間帯制限方法であって、前記端末間の接続要
求が予め設定された期間内かを判定するステップと、前
記期間の外と判定された時に相手側の端末の電話番号が
常時発信可能な相手か調査するステップと、その調査結
果が前記常時発信可能な相手ではない時に前記端末間を
接続不可とするステップとを備えている。
【0009】すなわち、本発明の通信システムは、携帯
電話やポケットベル(登録商標)等の無線移動通信可能
な端末、あるいは優先及び無線通信可能な固定端末に対
して、設定した時間帯以外において、通信の制限を行う
ものである。
【0010】より具体的に説明すると、本発明の移動通
信システムでは、携帯電話Aから携帯電話Bに向けて発
信を行う際に、携帯電話Aから発信された情報が基地局
で受信され、データベースサーバに送信される。
【0011】データベースサーバは基地局から送られて
きた情報から発信元及び発信先の情報を調査し、回線を
接続する。携帯電話Aと携帯電話Bとが接続されると、
携帯電話Aは呼出し中に移行する。これが、携帯電話同
士による一般的な発信の過程であるが、データベースサ
ーバに予め発着信可能な時間帯等を登録しておくこと
で、時刻によって接続できる端末を制限することが可能
になる。
【0012】つまり、本発明では、端末における発着信
を時間帯に応じて制限することで、例えば、保護者が必
要な未成年者に携帯電話等の端末を持たせる際、その端
末の夜間における使用を禁止することによって、未成年
者が何らかのトラブルに巻き込まれる確率を減らすと共
に、保護者の気苦労を軽減し、家族の時間の守るといっ
たことが可能になる。
【0013】同時に、本発明では、携帯電話等の通信時
間の制限をすることで、長時間の通話による電話料金の
増加を防止することが可能となり、電話料金の軽減が可
能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
移動通信システムの構成を示すブロック図である。図1
においては、携帯電話端末(A)1から携帯電話端末
(B)4に向けて発信を行う際の通信過程を示してい
る。
【0015】携帯電話端末(A)1から発信された情報
は基地局2によって受信され、基地局2からデータベー
スサーバ3に送信される。データベースサーバ3は基地
局2から送られてきた情報を基に発信元及び発信先の情
報を調査し、発信元と発信先との間の回線を接続する。
【0016】これによって、携帯電話端末(A)1と携
帯電話端末(B)4とが接続されると、携帯電話端末
(A)1は呼出し中に移行する。これが携帯電話端末同
士による一般的な発信の過程であるが、データベースサ
ーバ3に予め本発明のシステムを組み込むことで、つま
り発着信可能な時間帯や通信時間を予め登録しておくこ
とで、時刻によって、接続可能な携帯電話端末を制限す
ることができる。
【0017】図2は本発明の一実施例による移動通信シ
ステムのサービスを受けるための手続き例を示す図であ
る。図2においては、端末を携帯電話とした場合の手続
き例を示している。
【0018】携帯電話を販売する販売店等では、以下の
ような設定A1を携帯電話の購入者に行ってもらう。す
なわち、携帯電話の購入者は「1.電話の発着信ができ
る時間帯の設定」、「2.常時発着信可能な電話番号の
設定」、「3.通話中に発着信可能な時刻を過ぎた場合
の設定」、「4.メールの送受信ができる時間帯の設
定」、「5.常時送受信可能なメールアドレスの設定」
を行うこととなる。
【0019】「3.通話中に発着信可能な時刻を過ぎた
場合の設定」では、「発着信可能な時刻が終了すると通
話を強制終了」、「発着信可能な時刻終了後も通話を続
行(通話中の強制終了はなし)」、「発着信可能な時刻
終了?分後に通話を強制終了」の3つの中から選択、設
定してもらう。
【0020】ここで、携帯電話の購入者が以下のよう
に、設定A2を行うものとすると、「1.電話の発着信
ができる時間帯の設定」として「8:30〜20:0
0」が、「2.常時発着信可能な電話番号の設定」とし
て「053−XXX−XXXX(自宅)、090−XX
X−XXXX(父の携帯電話の電話番号)、090−X
XX−XXXX(母の携帯電話の電話番号)」が、
「3.通話中に発着信可能な時刻を過ぎた場合の設定」
として「発着信可能な時刻が終了した後、10分後に通
話を強制終了」がそれぞれ設定される。
【0021】また、「4.メールの送受信ができる時間
帯の設定」として「8:30〜21:00」が、「5.
常時送受信可能なメールアドレスの設定」として「XX
XX@XXXX.ne.jp( 自宅のパソコンのアドレ
ス) 、090XXXXXXXX@XXXX.ne.jp
(父の携帯電話のメールアドレス)、090XXXXX
XXX@XXXX.ne.jp(母の携帯電話のメール
アドレス)」がそれぞれ設定される。
【0022】携帯電話の購入者が販売店等で上記の設定
A2によって設定した設定情報は、販売店等からデータ
ベースサーバ3に送られ、データベースサーバ3のユー
ザデータ(図示せず)に登録される(処理A3)。
【0023】図3は本発明の一実施例による移動通信シ
ステムのサービスを受けるための端末側の設定例を示す
図である。図3においては、端末を携帯電話とした場合
の設定例を示している。
【0024】携帯電話の購入者は携帯電話に対して以下
のような設定B1を行うこととなる。すなわち、携帯電
話の購入者は「終了時刻警告音設定」として『「通話中
に発着信可能な時刻終了?分前」になった時に、受話口
から鳴音させる警告音パターンの設定( 「?」の値も
端末側で設定する)』、『「通話中に発着信可能な時刻
終了時」になった時に、受話口から鳴音させる警告音パ
ターンの設定』、『「通話中に強制的に通話終了する時
刻?分前」になった時に、受話口から鳴音させる警告音
パターンの設定 (「?」の値も端末側で設定す
る)』、『「通話中に強制的に通話終了する時刻」にな
った時に、受話口から鳴音させる警告音パターンの設
定』を行うこととなる。
【0025】ここで、携帯電話の購入者が以下のよう
に、設定B2を行うものとすると、『「通話中に発着信
可能な時刻終了5分前」になった時に、受話口から警告
音パターンAを鳴音させる』、『「通話中に発着信可能
な時刻終了時」になった時に、受話口から警告音パター
ンBを鳴音させる』、『「通話中に強制的に通話終了す
る時刻3分前」になった時に、受話口から警告音パター
ンCを鳴音させる』、『「通話中に強制的に通話終了す
る時刻」になった時、受話口から警告音パターンDを鳴
音させる』がそれぞれ設定される。
【0026】携帯電話の購入者が上記の設定B2によっ
て設定した設定情報は、携帯電話端末 (A)1,
(B)4のRAM(Random Access Me
mory)(図示せず)に登録される(処理B3)。
【0027】図4〜図6は本発明の一実施例による移動
通信システムの動作を示すフローチャートである。図4
は上記の設定A1の「1」、「2」で設定した内容が実
施された場合の動作を示している。
【0028】データベースサーバ3は発着信準備段階で
(図4ステップS1)、現在の時刻が 「8:30〜2
0:00」かを調査する(図4ステップS2)。データ
ベースサーバ3は「8:30〜20:00」と判明する
と、どこへかけようと、どこからかかってこようと、発
着信を可能とする(図4ステップS3)。
【0029】データベースサーバ3は「20:01〜
8:29」と判明すれば、常時発着信可能な端末かを調
査する(図4ステップS4)。データベースサーバ3は
常時発着信可能な端末と判明すると、発着信を可能とす
る(ここでは、自宅と、両親の携帯電話) (図4ステ
ップS5)。データベースサーバ3は発着信不可と判断
すると、発着信を不可とする(図4ステップS6)。但
し、「110」や「119」等の緊急事態に必要となる
電話番号は常時発信可能とする。
【0030】図5は上記の設定A1の「3」及び設定B
1で設定した内容が実施された場合の動作を示してい
る。以下、上記の設定がなされた携帯電話端末(A)1
が常時発着信可能ではない携帯電話端末(B)4と通話
している場合について説明する。
【0031】携帯電話端末(A)1が常時発着信可能で
はない携帯電話端末(B)4と通話している時に(図5
ステップS11)、「19:55」になると、携帯電話
端末(A)1では「通話中に発着信可能な時刻終了5分
前」になったことを知らせる警告音パターンAが受話口
から鳴音される(図5ステップS12)。
【0032】「20:00」になると、携帯電話端末
(A)1では「通話中に発着信可能な終了時刻」になっ
たことを知らせる警告音パターンBが受話口から鳴音さ
れる(図5ステップS13)。
【0033】「20:07」になると、携帯電話端末
(A)1では「通話中に強制的に通話終了する時刻3分
前」になったことを知らせる警告音パターンCが受話口
から鳴音される(図5ステップS14)。
【0034】「20:10」になると、携帯電話端末
(A)1では「通話中に強制的に通話終了する時刻」に
なったことを知らせる警告音パターンDが受話口から鳴
音され、数秒後通話を強制終了する(図5ステップS1
5)。
【0035】図6は上記の設定A1の「4」、「5」で
設定した内容が実施された場合の動作を示している。
【0036】データベースサーバ3は送受信準備段階で
(図6ステップS21)、現在の時刻が「8:30〜2
1:00」か調査する(図6ステップS22)。データ
ベースサーバ3は「8:30〜21:00」と判明すれ
ば、どの端末であろうと電子メールの送受信を可能とす
る(図6ステップS23)。
【0037】データベースサーバ3は「21:01〜
8:29」と判明すれば、常時送受信可能な端末かを調
査する(図6ステップS24)。データベースサーバ3
は常時送受信可能な端末と判明すると、電子メールの送
受信を可能とする(ここでは、自宅のパソコンと、両親
の携帯電話)(図6ステップS25)。データベースサ
ーバ3は送受信不可と判断されれば、電子メールの送受
信を不可とする(図6ステップS26)。
【0038】図7は図1のデータベースサーバ3の構成
を示すブロック図である。図7において、データベース
サーバ3はデータベース31と、制御部32と、ROM
(Read Only Memory)33と、時計3
4と、RAM35とから構成されている。
【0039】図8は図1の携帯電話端末(A)1の構成
を示すブロック図である。図8において、携帯電話端末
(A)1はタイマ11と、制御部12と、ROM13
と、RAM14とから構成されている。尚、携帯電話端
末(B)4の構成は携帯電話端末(A)1と同様であっ
ても、また異なっていてもよい。
【0040】図9は本発明の一実施例による移動通信シ
ステムにおける音声通話の初着信可能か否かの判断基準
を示す図であり、図10は本発明の一実施例による移動
通信システムにおける電子メールの送受信可能か否か野
判断基準を示す図である。これら図1〜図10を参照し
て本発明の一実施例による移動通信システムの動作につ
いて説明する。
【0041】データベースサーバ3では音声通話の発着
信を行う場合、携帯電話端末(A)1から発信された情
報を、データベース31から制御部32に送信する。制
御部32はROM33に記憶されているプログラムによ
って、データベース31に記憶されているユーザーデー
タと、時計34から読出した現在時刻を基に発着信が可
能かを調査する。この場合の常時発着信可能かそうでは
ないかの基準を図9に示す。
【0042】すなわち、図9においては、「端末Aと端
末Bとがともにサービスを受けていない場合、常時発着
信可能」、「端末Aのみサービスを受けていて、端末A
のユーザデータに端末Bの電話番号が登録されている場
合、端末A,B間は常時発着信可能」、 「端末Aのみ
サービスを受けていて、端末Aのユーザデータに端末B
の電話番号が登録されていない場合、端末A,B間は常
時発着信不可」、「端末Bのみサービスを受けていて、
端末Bのユーザデータに端末Aの電話番号が登録されて
いる場合、端末A,B間は常時発着信可能」、「端末B
のみサービスを受けていて、端末Bのユーザデータに端
末Aの電話番号が登録されていない場合、端末A,B間
は常時発着信不可」という基準が登録されている。
【0043】また、図9においては、「端末Aと端末B
とがともにサービスを受けていて、ユーザデータに互い
の電話番号が登録されていない場合、端末A,B間は常
時発着信不可」、「端末Aと端末Bとがともにサービス
を受けていて、端末Aのユーザデータに端末Bの電話番
号が登録されているが、端末Bのユーザデータに端末A
の電話番号が登録されていない場合、端末A,B間は常
時発着信不可」、「端末Aと端末Bとがともにサービス
を受けていて、端末Bのユーザデータに端末Aの電話番
号が登録されているが、端末Aのユーザデータに端末B
の電話番号が登録されていない場合、端末A,B間は常
時発着信不可」、「端末Aと端末Bとがともにサービス
を受けていて、ユーザデータに互いの電話番号が登録さ
れている場合、端末A,B間は常時発着信可能」という
基準が登録されている。
【0044】制御部32は発着信が可能と判断すると、
携帯電話端末(A)1に対する発着信を許可し、差の発
着信の動作を行う。制御部32は発着信が不可能と判断
すると、ROM33に記憶しているプログラムによっ
て、ROM33に記憶している「発着信不可」の命令を
データベース31に送信し、発着信を拒否するととも
に、「発信不可」を意味する通知をデータベース31か
ら発信元の携帯電話端末(A)1に送信する。これらの
一連の動作の詳細を図12及び図13を示す。
【0045】データベースサーバ3では通話中に鳴音さ
せる警告音と強制終了とを行う場合、制御部32が音声
通話の接続段階において、データベース31に記憶され
ているユーザーデータと、時計34から現在の時刻を読
出したところで、「現在の時刻が発着信可能な時刻」と
いうことが判明した場合、ROM33に記憶されている
プログラムによって、相手側の端末が常時発着信可能な
相手かそうでないかを調査する。
【0046】制御部32は相手側の端末が常時発着信可
能であれば、発信基と発信先とを接続し、そうでなけれ
ば、データベース31のユーザーデータから発着信可能
な終了時刻を調査する。さらに、制御部32は発着信可
能な時刻終了時に通話を強制終了させるのか、発着信可
能な時刻終了後も通話可能とするのか、発着信可能な時
刻終了後しばらく通話可能とした後に強制終了させるの
かを調査する。
【0047】上記の各パターンについて、以下説明す
る。データベースサーバ3では発着信可能な時刻終了時
に通話を強制終了する場合、制御部32がROM33に
記憶しているプログラムによって、発着信可能な終了時
刻、時計34から読出した現在時刻、発着信可能な終了
時刻に通話を強制終了させるという情報を、携帯電話端
末(A)1に送信する。
【0048】携帯電話端末(A)1はそれらの情報を受
信すると、制御部12がROM13に記憶しているプロ
グラムによって、発着信可能な終了時刻と現在時刻とを
比較し、発着信可能な終了時刻までの時間を導き出す。
ここで、制御部12はROM13に書込まれているプロ
グラムによって、現在時刻から発着信可能な時刻終了?
分前までの時間を導き出し、さらにそこから、発着信可
能な時刻終了?分前から発着信可能な終了時刻までの時
間を求め、求めた値をRAM14に書込む。この場合、
発着信可能な時刻終了?分前の「?」の値には、携帯電
話端末(A)1で設定した値が入る。
【0049】制御部12は求めた時間のうち、発着信可
能な時刻終了?分前までの時間をタイマ11に入力す
る。タイマ11による計時が終了すると、制御部12は
ROM13に記憶しているプログラムによって、受話口
から設定した警告音を鳴音させるとともに、RAM14
に書込まれた発着信可能な時刻終了?分前から発着信可
能な終了時刻までの時間をタイマ11に入力する。
【0050】タイマ11の計時が終了すると、制御部1
2はROM13に記憶しているプログラムによって、受
話口から設定した警告音を鳴音させるともに、数秒後に
強制的に通話を終了させる。これらの一連の動作の詳細
を図14及び図15に示す。
【0051】次に、データベースサーバ3では発着信可
能な時刻終了後も通話を可能とする場合(通話中に強制
終了はなし)、制御部32がROM33に記憶している
プログラムによって、発着信可能な終了時刻と時計34
から読出した現在時刻とを携帯電話端末 (A)1に送
信する。
【0052】携帯電話端末(A)1ではそれらの情報を
受信すると、制御部12がROM13に記憶しているプ
ログラムによって、発着信可能な終了時刻と現在時刻と
を比較し、発着信可能な終了時刻までの時間を導き出
す。ここで、制御部12はROM13に書込まれている
プログラムによって、現在時刻から発着信可能な時刻終
了?分前までの時間を導き出し、さらにそこから、発着
信可能な時刻終了?分前から発着信可能な終了時刻まで
の時間を求め、求めた値をRAM14に書込む。この場
合、発着信可能な時刻終了?分前の「?」の値には、携
帯電話端末(A)1で設定した値が入る。
【0053】制御部12は求めた時間のうち、発着信可
能な時刻終了?分前までの時間をタイマ11に入力す
る。タイマ11の計時が終了すると、制御部12はRO
M13に記憶しているプログラムによって、受話口から
設定した警告音を鳴音させるとともに、RAM14に書
込まれた発着信可能な時刻終了?分前から発着信可能な
終了時刻までの時間をタイマ11に入力する。
【0054】タイマ11の計時が終了すると、制御部1
2はROM13のプログラムによって、受話口から設定
した警告音を鳴音させる。これ以降、制御部12は通常
の通話動作を行う。これらの一連の動作の詳細を図14
及び図16に示す。
【0055】データベースサーバ3では発着信可能な時
刻終了?分後に通話を強制終了させる場合、制御部32
がROM33に記憶しているプログラムによって、調査
した発着信可能な終了時刻と、通話中の強制終了時刻
と、時計34から読出した現在時刻とを携帯電話端末
(A)1に送信する。
【0056】携帯電話端末(A)1はそれらの情報を受
信すると、ROM13に記憶しているプログラムによっ
て、発着信可能な終了時刻、通話中の強制終了時刻と現
在時刻とを比較し、それぞれの終了時刻までの時間を導
き出す。制御部12はROM13に書込まれているプロ
グラムによって、現在時刻から発着信可能な時刻終了?
分前までの時間を導き出し、さらにそこから、発着信可
能な時刻終了?分前から発着信可能な終了時刻までの時
間、発着信可能な終了時刻から強制終了する時刻?分前
までの時間、強制終了する時刻?分前から強制終了する
時刻までの時間を求め、求めた値をRAM14に書込
む。この場合、発着信可能な時刻終了?分前、強制終了
する時刻?分前のそれぞれの「?」の値には、携帯電話
端末(A)1で設定された値が入る。
【0057】制御部12は求めた時間のうち、発着信可
能な時刻終了?分前までの時間をタイマ11に入力す
る。タイマ11の計時が終了すると、制御部12はRO
M13に記憶しているプログラムによって、受話口から
設定した警告音を鳴音させるとともに、RAM14に書
込まれた発着信可能な時刻終了?分前から発着信可能な
終了時刻までの時間をタイマ11に入力する。
【0058】タイマ11の計時が終了すると、制御部1
2はROM13に記憶しているプログラムによって、受
話口から設定した警告音を鳴音させるとともに、RAM
14に書込まれた発着信可能な終了時刻から強制終了す
る時刻?分前までの時間をタイマ11に入力する。
【0059】タイマ11の計時が終了すると、制御部1
2はROM13に記憶しているプログラムによって、受
話口から設定した警告音を鳴音させるとともに、RAM
14に書込まれた、強制終了する時刻?分前から強制終
了する時刻までの時間をタイマ11に入力する。
【0060】タイマ11の計時が終了すると、制御部1
2はROM13に記憶しているプログラムによって、受
話口から設定した警告音を鳴音させるとともに、数秒後
に強制的に通話を終了させる。これらの一連の動作の詳
細を図14及び図17に示す。
【0061】データベースサーバ3ではメールの送受信
を行う場合、制御部32が携帯電話端末(A)1から発
信された情報をデータベース31から読出す。制御部3
2はROM33に記憶しているプログラムによつて、デ
ータベース31に記憶しているユーザーデータと、時計
34から読出した現在の時刻とから、メールの送受信が
可能かの調査を行う。この場合の常時送受信可能かそう
ではないかの基準を図10に示す。
【0062】すなわち、図10においては、「端末Aと
端末Bとがともにサービスを受けていない場合、常時送
受信可能」、「端末Aのみサービスを受けていて、端末
Aのユーザデータに端末Bのメールアドレスが登録され
ている場合、端末A,B間は常時送受信可能」、「端末
Aのみサービスを受けていて、端末Aのユーザデータに
端末Bのメールアドレスが登録されていない場合、端末
A,B間は常時送受信不可」、「端末Bのみサービスを
受けていて、端末Bのユーザデータに端末Aのメールア
ドレスが登録されている場合、端末A,B間は常時送受
信可能」、「端末Bのみサービスを受けていて、端末B
のユーザデータに端末Aのメールアドレスが登録されて
いない場合、端末A,B間は常時送受信不可」という基
準が登録されている。
【0063】また、図9においては、「端末Aと端末B
とがともにサービスを受けていて、ユーザデータに互い
のメールアドレスが登録されていない場合、端末A,B
間は常時送受信不可」、「端末Aと端末Bとがともにサ
ービスを受けていて、端末Aのユーザデータに端末Bの
メールアドレスが登録されているが、端末Bのユーザデ
ータに端末Aのメールアドレスが登録されていない場
合、端末A,B間は常時送受信不可」、「端末Aと端末
Bとがともにサービスを受けていて、端末Bのユーザデ
ータに端末Aのメールアドレスが登録されているが、端
末Aのユーザデータに端末Bのメールアドレスが登録さ
れていない場合、端末A,B間は常時送受信不可」、
「端末Aと端末Bとがともにサービスを受けていて、ユ
ーザデータに互いのメールアドレスが登録されている場
合、端末A,B間は常時送受信可能」という基準が登録
されている。
【0064】制御部12は送受信が可能と判断すると、
通常の送受信動作を行う。制御部12は送受信が不可能
と判断すると、ROM13に記憶しているプログラムに
よって、ROM13に記憶している「送受信不可」の命
令をデータベースサーバ3に送信し、送受信を拒否す
る。データベースサーバ3は「送信不可」を意味する通
知を送信元に送信する。これらの一連の動作の詳細を図
18及び図19に示す。
【0065】図11は本発明の一実施例による移動通信
システムにおいてサービスを受けるための設定手順を示
す図である。図11においては、端末を携帯電話とした
場合の設定例を示している。
【0066】携帯電話端末(A)1を販売する販売店等
では、以下のような設定C1を携帯電話端末(A)1の
購入者に行ってもらう。すなわち、携帯電話端末(A)
1の購入者は「1.電話の発着信ができる時間帯の設
定」、「2.常時発着信可能な電話番号の設定」、
「3.通話中に発着信可能な時刻を過ぎた場合の設
定」、「4.メールの送受信ができる時間帯の設定」、
「5.常時送受信可能なメールアドレスの設定」を行う
こととなる。
【0067】「3.通話中に発着信可能な時刻を過ぎた
場合の設定」では、「発着信可能な時刻が終了すると通
話を強制終了」、「発着信可能な時刻終了後も通話を続
行(通話中の強制終了はなし)」、「発着信可能な時刻
終了?分後に通話を強制終了(?の値は携帯電話の購入
者が決められる)」の3つの中から選択、設定してもら
う。
【0068】携帯電話端末(A)1の購入者が販売店等
で上記の設定C1において設定した設定情報は、販売店
等からデータベースサーバ3に送られ、データベースサ
ーバ3のユーザデータ(図示せず)に登録される(処理
C2)。
【0069】続いて、携帯電話端末(A)1の購入者は
携帯電話に対して以下のような設定C3を行うこととな
る。すなわち、携帯電話端末(A)1の購入者は『「通
話中に発着信可能な時刻終了?分前」になった時に、受
話口から鳴音させる警告音パターンの設定(「?」の値
も端末側で設定する)』、『「通話中に発着信可能な時
刻終了時」になった時に、受話口から鳴音させる警告音
パターンの設定』、『「通話中に強制的に通話終了する
時刻?分前」になった時に、受話口から鳴音させる警告
音パターンの設定(「?」の値も端末側で設定す
る)』、『「通話中に強制的に通話終了する時刻」にな
った時に、受話口から鳴音させる警告音パターンの設
定』がそれぞれ設定される。
【0070】携帯電話端末(A)1の購入者が上記の設
定C3によって設定した設定情報は、携帯電話端末
(A)1のRAM14に登録される(処理C4)。
【0071】図12〜図19は本発明の一実施例による
移動通信システムの動作を示すフローチャートである。
これら図12〜図19を参照して本発明の一実施例によ
る移動通信システムの動作について説明する。
【0072】図12は携帯電話端末(A)1によって発
信を試みた時の動作を示している。携帯電話端末(A)
1から発信された情報は基地局2で受信され、基地局2
からデータベースサーバ3に送信される(図12ステッ
プS31,S32)。
【0073】データベースサーバ3は基地局2から送信
されてきた情報を基に発信元を割り出すとともに、デー
タベース31内にある発信元のユーザデータから上述し
たサービスを受けているか、いないかを調査する(図1
2ステップS33)。
【0074】データベースサーバ3は発信元がサービス
を受けていなければ(図12ステップS34)、通常の
発信を可能とし(図12ステップS35)、サービスを
受けていれば(図12ステップS34)、現在の時刻が
ユーザが取り決めた発着信可能な時間内か、時間外かを
調査する(図12ステップS36)。
【0075】データベースサーバ3は発着信可能な時間
内ならば(図12ステップS37)、通常の発信を可能
とし(図12ステップS35)、発着信可能な時間外な
らば(図12ステップS37)、発信先が常時発着信可
能な電話番号か調査する(図12ステップS38)。
【0076】データベースサーバ3は常時発着信可能の
携帯電話に発信しようとしていると判断すると(図12
ステップS39)、通常の発信を可能し(図12ステッ
プS35)、常時発着信可能ではない携帯電話に発信し
ようとしていると判断すると(図12ステップS3
9)、データベース31に保存されている「発信不可」
の音声通知(「只今、設定時間外になっています。常時
発着信可能な端末以外には発信できません」)を発信元
の携帯電話端末(A)1に送信する(図12ステップS
40)。
【0077】図13は自携帯電話端末(A)1に他の携
帯電話端末(B)4が発信を行った場合の動作を示して
いる。相手側の携帯電話端末(B)4から発信された情
報は基地局2で受信され、基地局2からデータベースサ
ーバ3に送信される(図13ステップS41,S4
2)。
【0078】データベースサーバ3は基地局2から送信
されてきた情報を基に発信先を割り出すとともに、デー
タベース31内にある発信先のユーザデータから上述し
たサービスを受けているか、いないかを調査する(図1
3ステップS43)。
【0079】データベースサーバ3は発信先がサービス
を受けていなければ(図13ステップS44)、通常の
発信を可能とし(図13ステップS45)、サービスを
受けていれば(図13ステップS44)、現在の時刻が
相手側が取り決めた発着信可能な時間内か、時間外かを
調査する(図13ステップS46)。
【0080】データベースサーバ3は発着信可能な時間
内なら(図13ステップS47)、通常の発信を可能と
し(図13ステップS45)、発着信可能な時間外なら
(図13ステップS47)、発信先にとって発信元の電
話番号が常時発着信可能なものかを調査する(図13ス
テップS48)。
【0081】データベースサーバ3は発信先にとって常
時発着信可能な携帯電話と判断すると (図13ステッ
プS49)、通常の発信を可能とし(図13ステップS
45)、発信先にとって常時発着信可能な携帯電話では
ないと判断すると(図13ステップS49)、データベ
ース31に保存されている「着信不可」の音声通知
(「只今、設定時間外になっています。常時発着信可能
な端末以外には着信できません」)を発信元の携帯電話
端末(B)4に送信する(図13ステップS50)。
【0082】図12及び図13に示す上述した2つの処
理は同時刻のタイミングで行われる。これらの処理をま
とめたものを以下に示す。
【0083】携帯電話端末(A)1,(B)4から発信
された情報は基地局2で受信され、基地局2からデータ
ベースサーバ3に送信される(図12ステップS31,
S32、図13ステップS41,S42)。
【0084】データベースサーバ3は送信されてきた情
報を基に発信元と発信先とを割り出すとともに、データ
ベース31内にある発信元及び発信先のユーザデータか
ら上述したサービスを受けているか、いないかを調査す
る(図12ステップS33、図13ステップS43)。
【0085】データベースサーバ3は発信元及び発信先
がともにサービスを受けていなければ (図12ステッ
プS34、図13ステップS44)、通常の発着信を行
う(図12ステップS35,図13ステップS45)。
【0086】データベースサーバ3は発信元及び発信先
のどちらか、または両方がサービスを受けている場合
(図12ステップS34,図13ステップS44)、現
在の時刻が発信元及び発信先にとって発着信可能な時間
内か、時間外かを調査する(図12ステップS36,図
13ステップS46)。
【0087】データベースサーバ3は発信元及び発信先
がともに発着信可能な時間内ならば(図12ステップS
37,図13ステップS47)、通常の発着信を行い
(図12ステップS35,図13ステップS45)、発
信元が発信可能な時間外なら(図12ステップS3
7)、発信元にとって発信先の電話番号が常時発信可能
なのかを調査し(図12ステップS38)、発信先が着
信可能な時間外なら(図13ステップS47)、発信先
にとって発信元の電話番号が常時着信可能なのかを調査
する(図13ステップS48)。その際の常時発着信可
能かそうではないかの基準を図9に示す。但し、「端末
Aと端末Bが共にサービスを受けていない場合、常時発
着信可能」はここでは含まない。
【0088】これによって、データベースサーバ3は常
時発着信が可能であると判断すると(図12ステップS
39,図13ステップS49)、通常の発着信を行い
(図12ステップS35,図13ステップS45)、常
時発着信が不可能であると判断すると(図12ステップ
S39,図13ステップS49)、データベース31に
保存されている 「発信不可」、「着信不可」の音声通
知を発信元の携帯電話端末(A)1,(B)4に送信す
る(図12ステップS40,図13ステップS50)。
【0089】次に、通話中に発着信可能な時刻を過ぎた
場合について説明する。図14に示す処理は、図12の
ステップS36の「現在の時刻が設定した時間以内かデ
ータベースサーバ3で確認」において「YES」が選択
され、ステップS35の「発信作業を継続」に移行する
までの詳細な動作を示している。図13のステップS4
6からステップS45に移行するまでの詳細な動作もこ
れと同様である。
【0090】データベースサーバ3では発着信可能な時
刻終了時に通話を終了させる場合、発着信可能な時刻終
了時に通話を終了させるという設定が行われていれば、
図14に示す動作を行う。
【0091】この場合、データベースサーバ3はまず発
着信可能な終了時刻の調査を行い(図14ステップS5
1)、発着信可能な終了時刻時に通話を強制終了させる
ので(図14ステップS52)、発着信可能な終了時刻
と現在時刻と発着信可能な終了時刻に通話を強制終了す
るという情報とを携帯電話端末(A)1に送信し(図1
4ステップS53)、通話に移行することとなる(図1
4ステップS58)。
【0092】図15は上記の情報を受信した携帯電話端
末(A)1の動作を示している。携帯電話端末(A)1
は「発着信可能な終了時刻」、「現在時刻」、「発着信
可能な終了時刻に通話を強制終了」という情報をそれぞ
れ受信すると(図15ステップS61)、「発着信可能
な終了時刻」と「現在時刻」とを比較し、「発着信可能
な終了時刻までの時間」を求める(図15ステップS6
2)。
【0093】携帯電話端末(A)1は「通話中に発着信
可能な時刻終了?分前」になった時に、受話口から鳴音
させる警告音パターン設定で、ユーザが設定した「?」
分前の値を 「発着信可能な終了時刻までの時間」から
引くことで、「通話中に発着信可能な時刻終了?分前ま
での時間」を求め(図15ステップS63)、その値を
タイマ11に入力する(図15ステップS64)。
【0094】タイマ11の計時が終了すると、携帯電話
端末(A)1は再びタイマ11に「?」分の値を入力す
るとともに、「通話中に発着信可能な時刻終了?分前」
になったことを知らせる警告音を受話口から鳴音させ、
ユーザに知らせる(図15ステップS65)。
【0095】再びタイマ11の計時が終了したら、携帯
電話端末(A)1は「発着信可能な終了時刻」になった
ことを知らせる警告音を受話口から鳴音させ、ユーザに
知らせるとともに、数秒後、通話を強制的に終了させる
(図15ステップS66)。
【0096】データベースサーバ3では発着信可能な時
刻終了後も通話を続行させる場合(通話中の強制終了は
なし)、発着信可能な時刻終了後も通話を続行させると
いう設定が行われていれば、発着信可能な終了時刻の調
査を行い(図14ステップS51)、発着信可能な終了
時刻時に通話を強制終了させず(図14ステップS5
2)、通話中に強制終了させないのであれば(図14ス
テップS54)、現在時刻を調査した後(図14ステッ
プS55)、調査したそれぞれの時刻を携帯電話端末
(A)1に送信し(図14ステップS53)、通話に移
行することとなる(図14ステップS58)。
【0097】図16は上記の情報を受信した携帯電話端
末(A)1の動作を示している。携帯電話端末(A)1
は「発着信可能な終了時刻」、「現在時刻」という情報
を受信すると(図16ステップS71)、「発着信可能
な終了時刻むと「現在時刻」とを比較し、「発着信可能
な終了時刻までの時間」を求める(図16ステップS7
2)。
【0098】携帯電話端末(A)1は予め設定された
「通話中に発着信可能な時刻終了?分前」になった時に
受話口から鳴音させる警告音パターン設定でユーザが設
定した「?」分前の値を「発着信可能な終了時刻までの
時間」から引くことで、「通話中に発着信可能な時刻終
了?分前までの時間」を求め(図16ステップS7
3)、その値をタイマ11に入力する(図16ステップ
S74)。
【0099】タイマ11の計時が終了すると、携帯電話
端末(A)1は再びタイマ11に「?」分の値を入力す
るとともに、「通話中に発着信可能な時刻終了?分前」
になったことを知らせる警告音を受話口から鳴音させ、
ユーザに知らせる(図16ステップS75)。
【0100】再びタイマ11の計時が終了したら、携帯
電話端末(A)1は「発着信可能な終了時刻」になった
ことを知らせる警告音を受話口から鳴音させ、ユーザに
知らせ(図16ステップS76)、これ以降、通常の通
話動作を行う(図16ステップS77)。
【0101】データベースサーバ3では発着信可能な時
刻終了?分後に通話を強制終了させる場合、発着信可能
な時刻終了?分後に通話を強制終了させるという設定が
行われていれば、発着信可能な終了時刻の調査を行い
(図14ステップS51)、発着信可能な終了時刻時に
通話を強制終了させず(図14ステップS52)、通話
中に強制終了させるのであれば(図14ステップS5
4)、強制終了時刻を調査し(図14ステップS5
5)、現在時刻を調査した後(図14ステップS5
6)、調査したそれぞれの時刻を携帯電話端末(A)1
に送信する(図14ステップS57)。
【0102】図17は上記の情報を受信した携帯電話端
末(A)1の動作を示している。携帯電話端末(A)1
は「発着信可能な終了時刻」、「強制終了時刻」、「現
在時刻」という情報を受信すると(図17ステップS8
1)、「発着信可能な終了時刻」と「現在時刻」とを比
較して「発着信可能な終了時刻までの時間」を、「強制
終了時刻」と 「現在時刻」とを比較して「強制終了時
刻までの時間」をそれぞれ求める(図17ステップS8
2)。
【0103】次に、携帯電話端末(A)1は上記の処理
で求めた2つの値から、「1.現在時刻から発着信可能
な時刻終了?分前までの時間」、「2.発着信可能な時
刻終了?分前から発着信可能な時刻終了時までの時
間」、「3.発着信可能な時刻終了時から強制終了する
時刻?分前までの時間」、「4.強制終了する時刻?分
前までの時間から強制終了する時刻までの時間」の4つ
の値を導き出す。
【0104】以上の値を求めると、携帯電話端末(A)
1はまず「1」の値をタイマ11に入力する(図17ス
テップS83)。タイマ11の計時が終了すると、携帯
電話端末(A)1はタイマ11に「2」の値を入力する
とともに、「通話中に発着信可能な時刻終了?分前」に
なったことを知らせる警告音を受話口で鳴音させ、ユー
ザに知らせる(図17ステップS84)。
【0105】タイマ11の計時が終了すると、携帯電話
端末(A)1はタイマ11に「3」の値を入力するとと
もに、「発着信可能な終了時刻」になったことを知らせ
る警告音を受話口で鳴音させ、ユーザに知らせる(図1
7ステップS85)。
【0106】タイマ11の計時が終了すると、携帯電話
端末(A)1はタイマ11に「4」の値を入力するとと
もに、「通話中に強制終了する時刻?分前」になったこ
とを知らせる警告音を受話口で鳴音させ、ユーザに知ら
せる(図17ステップS86)。
【0107】タイマ11の計時が終了すると、携帯電話
端末(A)1は「通話中に強制終了する時刻直前」であ
ることを知らせる警告音を受話口で鳴音させ、ユーザに
知らせるとともに、数秒後、通話を強制的に終了させる
(図17ステップS87)。
【0108】図18は携帯電話端末(A)1からメール
の送信を試みた時の動作を示している。携帯電話端末
(A)1から送信された情報は基地局2で受信され、基
地局2からデータベースサーバ3に送信される(図18
ステップS91,S92)。
【0109】データベースサーバ3は基地局2から送信
されてきた情報を基に送信元を割り出すとともに、デー
タベース31内にある送信元のユーザデータからサービ
スを受けているか、いないかの調査を行う(図18ステ
ップS93)。
【0110】データベースサーバ3は送信元がサービス
を受けていなければ(図18ステップS94)、通常の
電子メールの送信を可能とし(図18ステップS9
5)、サービスを受けていれば(図18ステップS9
4)、現在の時刻がユーザが取り決めた送受信可能な時
間内か、時間外かを調査する(図18ステップS9
6)。
【0111】データベースサーバ3は送受信可能な時間
内ならば(図18ステップS97)、通常の電子メール
の送信を可能とし(図18ステップS95)、送受信可
能な時間外なら(図18ステップS97)、送信先が常
時送信可能なメールアドレスかを調査する(図18ステ
ップS98)。
【0112】データベースサーバ3は常時送信可能の端
末に送信しようとしていると判断すると(図18ステッ
プS99)、通常の電子メールの送信を可能とし(図1
8ステップS95)、常時送信可能ではない端末に送信
しようとしていると判断すると(図18ステップS9
9)、データベース31に保存されている「送信不可」
の通知(「只今、設定時間外になっています。常時送信
可能な端末以外には送信できません」)を送信元の端末
に送信する(図18ステップS100)。
【0113】図19は携帯電話端末(A)1に他の携帯
電話端末(B)4が送信を行った時の動作を示してい
る。相手側の携帯電話端末(B)4から送信された情報
は基地局2で受信され、基地局2からデータベースサー
バ3に送信される(図19ステップS101,S10
2)。
【0114】データベースサーバ3は基地局2から送信
されてきた情報を基にデータベースサーバーが送信先を
割り出すとともに、データベース31内にある送信先の
ユーザデータからサービスを受けているか、いないかの
調査を行う(図19ステップS103)。
【0115】データベースサーバ3は送信先がサービス
を受けていなければ(図19ステップS104)、通常
の電子メールの送信を可能とし(図19ステップS10
5)、サービスを受けていれば(図19ステップS10
4)、現在の時刻が相手側が取り決めた送受信可能な時
間内か、時間外かを調査する(図19ステップS10
6)。
【0116】データベースサーバ3は送受信可能な時間
内ならば(図19ステップS107)、通常の電子メー
ルの送信を可能とし(図19ステップS105)、送受
信可能な時間外ならば(図19ステップS107)、送
信先にとって送信元のメールアドレスが常時送受信可能
なものかを調査する(図19ステップS108)。
【0117】データベースサーバ3は発信先にとって常
時送受信可能な端末と判断すると(図19ステップS1
09)、通常の電子メールの送信を可能とし(図19ス
テップS105)、送信先にとって常時送受信可能な端
末ではないと判断すると(図19ステップS109)、
データベース31に保存されている「受信不可」の通知
(「只今、設定時間外になっています。常時受信可能な
端末以外からは受信できません」)を送信元の端末に送
信する(図19ステップS110)。
【0118】図18及び図19に示す上述した2つの処
理は同時刻のタイミングで行われる。これらの処理をま
とめたものを以下に示す。
【0119】携帯電話端末(A)1,(B)4から送信
された情報は基地局2で受信され、基地局2からデータ
ベースサーバ3に送信される。データベースサーバ3は
基地局2から送信されてきた情報を基に送信元と送信先
とを割り出すとともに、データベース31内にある送信
元及び送信先のユーザデータからサービスを受けている
か、いないかの調査を行う(図18ステップS93、図
19ステップS103)。
【0120】データベースサーバ3は送信元及び送信先
がともにサービスを受けていなければ (図18ステッ
プS94、図19ステップS104)、通常の電子メー
ルの送受信を可能とする(図18ステップS95、図1
9ステップS105)。
【0121】データベースサーバ3は送信元及び送信先
のどちらか、または両方がサービスを受けていれば(図
18ステップS94、図19ステップS104)、現在
の時刻が送信元及び送信先にとって送受信可能な時間内
か、時間外かを調査する(図18ステップS96、図1
9ステップS106)。
【0122】データベースサーバ3は送信元及び送信先
がともに送受信可能な時間内ならば(図18ステップS
94、図19ステップS104)、通常の電子メールの
送受信を可能とする(図18ステップS95、図19ス
テップS105)。
【0123】データベースサーバ3は送信元が送信可能
な時間外ならば(図18ステップS97)、送信元にと
って送信先のメールアドレスが常時送受信可能なのかを
調査し(図18ステップS98)、送信先が受信可能な
時間外ならならば(図19ステップS107)、送信先
にとって送信元のメールアドレスが常時送受信可能なの
かを調査する(図19ステップS108)。その際の常
時送受信可能かそうではないかの基準を図10に示す。
但し、「端末Aと端末Bが共にサービスを受けていない
場合、常時送受信可能」はここでは含まない。
【0124】これによって、データベースサーバ3は常
時送受信が可能であると判断すれば(図18ステップS
99、図19ステップS109)、通常の電子メールの
送受信を可能とする(図18ステップS95、図19ス
テップS105)。
【0125】データベースサーバ3は常時送受信が不可
能であると判断すれば(図18ステップS99、図19
ステップS109)、データベース31に保存されてい
る「送信不可」の通知を送信元の端末に送信する(図1
8ステップS100、図19ステップS110)。
【0126】このように、本実施例では、時間帯によっ
て携帯電話端末(A)1,(B)4の通信を制限するこ
とで、例えば保護者が必要な未成年者に携帯電話等の端
末を持たせる際、夜間の使用を禁止することによって、
未成年者が何らかのトラブルに巻き込まれる確率を減ら
すことができる。よって、従来、問題となっている、保
護者の気苦労を軽減することができ、家族の時間を守る
ことができる。
【0127】同時に、本実施例では、携帯電話等の通信
時間の制限をすることで、長時間の通話による電話料金
の増加を防止することができ、電話料金を軽減すること
ができる。よって、本実施例では、所望の時間帯での使
用禁止等の制限を設けることができ、長時間の通話によ
る料金の増加を防ぐことができる。
【0128】図20は本発明の他の実施例による携帯電
話端末の表示画面を示す図である。図20において、本
発明の他の実施例による携帯電話端末の表示画面には通
話中の相手の画像を表示可能となっており、この表示画
面内に上述した本発明の一実施例で求められた設定時間
までの残り時間が表示可能となっている。
【0129】この場合、携帯電話端末で警告音パターン
を鳴音させるよりも、確実に残り時間を知ることができ
るので、予め設定された時間前に通話を終了させること
ができる。また、通話が強制終了される前に通話を終了
させることができるので、相手に不快感を与えることな
く、時間制限を遵守させることが可能となる。
【0130】上述した本発明の一実施例及び他の実施例
以外にも、上記と同様の効果が得られる方法を以下説明
する。まず、他端末側に上述した本発明のシステムを全
て組込んだ場合について、端末を携帯電話として説明す
る。
【0131】携帯電話自身に全ての機能を搭載すること
で、上記と同様の効果が得られる。まず、携帯電話購入
の際、発着信可能な時間の設定等の全てのユーザデータ
を、携帯電話のROMに書込んでおく。
【0132】接続段階において、携帯電話に内蔵された
電波時計から調査した現在時刻と、携帯電話のROMに
書込まれたユーザデータに記録されている発着信可能な
時刻とを比較し、発着信可能な時刻か、そうではないか
を判断する。
【0133】発着信可能な時刻であれば、通常の接続が
可能となり、そうでなければ、相手側の携帯電話が常時
接続可能な携帯電話か、携帯電話のROMに書込まれた
ユーザデータから調査し、常時接続可能な携帯電話と判
断すれば、通常の接続が可能となり、常時接続が不可能
の携帯電話ならば、接続が拒否される。
【0134】接続可能な時刻で、常時接続不可の携帯電
話と接続しようとしている場合、ROMに書込まれた
「発着信可能な終了時刻」、「強制終了時刻」と、端末
側で設定された「通話中に発着信可能な時刻終了?分
前」、「通話中に強制的に通話終了する時刻?分前」の
時刻とをROMに書込まれたプログラムに入力する。
【0135】時刻が入力されたプログラムは、電波時計
によって得た現在時刻と入力された時刻とを比較するこ
とで、それぞれの時刻に、それぞれに設定された警告音
を鳴音させたり、通話を強制終了させたりする。
【0136】一方、メールの送受信ができない時刻に、
常時送受信可能ではない端末にメールを送信しようとし
た場合、端末側に内蔵された電波時計によつて調査した
現在時刻と、端末のROMに書込まれたユーザデータの
情報とから送信不可であると判断し、ユーザに「送信不
可」を意味する通知をする。
【0137】また、常時送受信可能ではない端末からメ
ールが送られて来た場合には、相手側の端末との接続段
階において、端末側に内蔵された電波時計によって調査
した現在時刻と、端末のROMに書込まれたユーザデー
タの情報とから受信不可であると判断し、相手側の端末
に「受信不可」を意味する通知をする。受信されなかっ
たメールはデータベースサーバに一時的に保管しておく
か、送信元に送り返すかの方法をとる。
【0138】上記の方法によって、本発明と同様の効果
が得られるが、この方法を実行するには、端末側に電波
時計を内蔵させる必要がある。しかしながら、基本的な
システムや考え方は本発明とあまり変わらないので、デ
ータベースサーバ側に依存するか、携帯電話側に依存す
るかが大きな違いといえる。
【0139】また、端末側に電波時計を内蔵させなくて
も、接続の段階で、サービスを受ける端末に現在の時刻
を送信することで、同様の動作を期待することができ
る。但し、接続可能な時刻に、常時接続不可の携帯電話
と接続しようとしている時に行われる動作は本発明の方
法にしたがってタイマを用いて、通話中に警告音、強制
終了を発動させる。
【0140】続いて、サーバ側に本発明のシステムを全
て組込んだ場合について、端末を携帯電話として説明す
る。
【0141】携帯電話の販売先等で手続きをする際、上
記の説明において端末側で設定している、『「通話中に
発着信可能な時刻終了?分前」になった時に、受話口か
ら鳴音させる警告音パターンの設定(「?」の値も端末
側で設定する)』、『「通話中に発着信可能な時刻終了
時」になった時に、受話口から鳴音させる警告音パター
ンの設定』、『 「通話中に強制的に通話終了する時刻
?分前」になった時に、受話口から鳴音させる警告音パ
ターンの設定(「?」の値も端末側で設定する)』、
『「通話中に強制的に通話終了する時刻」になった時
に、受話口から鳴音させる警告音パターンの設定』とい
う4つの項目も設定してもらい、センタのデータベース
サーバに送信してユーザデータに書き加える。
【0142】通話中にそれぞれの時刻になると、データ
ベースサーバ側が判断して端末側に警告音を送信した
り、強制終了させたりする。これ以外の部分は、上述し
た本発明の一実施例と同様にすることで、本発明のシス
テムを全てサーバ側で処理することができる。但し、上
記の例はあくまでサーバ側で全ての処理を行えるという
ことを提案しただけで、例えば、通話中にそれぞれの時
刻になったら、それを伝える信号のみを送信し、受信し
た端末は端末側で設定した警告音を端末側のシステムで
鳴音させたり、端末側に記憶しているプログラムによっ
て強制終了を発動させる方が実践的である。
【0143】上記の例以外にも、電波時計内蔵端末によ
る通話中の警告音鳴音と強制終了を行わせることが可能
である。本発明の一実施例では、通話中に「通話中に発
着信可能な時刻終了?分前」、「通話中に発着信可能な
時刻終了時」、「通話中に強制的に通話終了する時刻?
分前」、「通話中に強制的に通話終了する時刻」になっ
た時、タイマを用いることで警告音を鳴音させたり、強
制終了させたりしていたが、端末側に電波時計を内蔵さ
せることでも、これと同様の動作を期待することができ
る。
【0144】また、メールの送受信において、センタ側
でメールを一時保存させることも可能である。この場
合、本発明のサービスを受けている端末が、メールの送
受信ができない時刻に、常時送受信不可の端末へメール
を送信しようとした場合、送信元に「現在の時刻に、こ
のメールアドレスの端末へは、メールを送信することは
できません。送信を中止するか、一時的にセンタ側に保
存するか、選択してください」といった内容の通知が送
信される。
【0145】ここで、「一時的にセンタ側で保存」を選
択すると、メールはセンタに送信され、一時的に保存さ
れる。端末にとって常時送受信可能な時刻になると、メ
ールはセンタから相手側の端末に送信される。
【0146】これと同様に、本発明のサービスを受けて
いる端末が、メールの送受信ができない時刻に、常時送
受信不可の端末からメールを受信しようとした場合、相
手側の端末に「現在の時刻に、このメールアドレスの端
末からメールを受信することはできません。送信を中止
するか、一時的にセンタ側に保存するか、選択してくだ
さい」といった内容の通知が送信される。
【0147】ここで、「一時的にセンタ側で保存」を選
択すると、メールはセンタ送信され、一時的に保存され
る。端末にとって常時送受信可能な時刻になると、メー
ルはセンタから端末へと送信される。
【0148】さらに、メールの常時送信設定と常時受信
設定とを選択的に設定することも可能である。本発明の
一実施例では常時送受信可能なメールアドレスにのみ、
24時間メールの送受信を可能としているが、相手の端
末によらず、送信だけは常時可能、受信だけは常時可能
な設定も行うことができる。
【0149】端末側に、『「電話の発着信ができる時間
外」になると、常時発着信可能なもの以外の電話番号が
ハイド表示になる』、『「メールの送受信ができる時間
外」になると、常時送受信可能なもの以外のメールアド
レスがハイド表示になる』という機能を持たせること
で、常時発着信不可の時刻に、常時発着信不可の端末に
電話をかけようとした時や、常時送受信不可の時刻に常
時送受信不可の端末にメールを送ろうとした時に、予め
ユーザに気づかせることができる。
【0150】本発明の一実施例では予め用意されたパタ
ーンの中から警告音パターンを選択するようにしている
が、この警告音はオリジナルのものをつくることも可能
であり、音量もユーザが好きなように設定することがで
きる。
【0151】本発明の一実施例では設定した時刻になっ
たことを伝えるのに警告音を用いているが、「バイブレ
ータ」、「画像表示」等、その他の警告手段も可能とす
る。図20はテレビ(TV)電話で通話中に、強制終了
する時刻?分前になった時点から始まった、強制終了す
る時刻になるまでのカウントダウンを示している。
【0152】WEBをはじめとした、その他の通信の制
限を掛けることも可能である。音声通話やメールだけで
はなく、WEBをはじめとしたその他の通信も、時刻に
よって制限することができる。
【0153】本発明の一実施例では時間による端末に対
する通信の制限について述べたが、曜日、年月日、日付
による通信の制限も可能であり、時刻に関係なく、常時
発着信可能、常時送受信可能とした端末以外とは接続を
行わないようにすることも可能である。同様に、通話時
間の制限も設定可能である。上記の例では、携帯電話の
例について説明しているが、ポケットベルや通信機能を
持つPDA(Personal Digital As
sistant)端末、パーソナルコンピュータ、イン
タネット端末、コードレス電話端末(親子電話)等の移
動端末や固定端末にも本発明を適用することは可能であ
る。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、端末間の
接続をサーバを介して制御する通信システムにおいて、
端末間の接続要求が予め設定された期間内かを判定し、
期間の外と判定された時に相手側の端末の電話番号が常
時発信可能な相手か調査し、その調査結果が常時発信可
能な相手ではない時に端末間を接続不可とすることによ
って、所望の時間帯での使用禁止等の制限を設けること
ができ、長時間の通話による料金の増加を防ぐことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移動通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による移動通信システムのサ
ービスを受けるための手続き例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による移動通信システムのサ
ービスを受けるための端末側の設定例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による移動通信システムの動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による移動通信システムの動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例による移動通信システムの動
作を示すフローチャートである。
【図7】図1のデータベースサーバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】図1の携帯電話端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】本発明の一実施例による移動通信システムにお
ける音声通話の初着信可能か否かの判断基準を示す図で
ある。
【図10】本発明の一実施例による移動通信システムに
おける電子メールの送受信可能か否か野判断基準を示す
図である。
【図11】本発明の他の実施例による携帯電話端末の表
示画面を示す図である。
【図12】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の一実施例による移動通信システムの
動作を示すフローチャートである。
【図20】本発明の他の実施例による携帯電話端末の表
示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話端末(A) 2 基地局 3 データベースサーバ 4 携帯電話端末(B) 11 タイマ 12,32 制御部 13,33 ROM 14,35 RAM 31 データベース 34 時計

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末間の接続をサーバを介して制御する
    通信システムであって、前記端末間の接続要求が予め設
    定された期間内かを判定する手段と、前記期間の外と判
    定された時に相手側の端末の電話番号が常時発信可能な
    相手か調査する手段と、その調査結果が前記常時発信可
    能な相手ではない時に前記端末間を接続不可とする手段
    とを有することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記端末間の接続要求が、音声通話の発
    信及び前記音声通話の着信のうちの少なくともいずれか
    一方であることを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記端末間の接続要求が、電子メールの
    送信及び前記電子メールの受信のうちの少なくともいず
    れか一方であることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記端末間の接続要求が、他の情報機器
    に対する情報の送受信であることを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれか記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記常時発着信可能な相手ではない端末
    との通話中に設定した時刻になった時に警告を通知する
    手段を前記端末に含むことを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれか記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記常時発着信可能な相手ではない端末
    との接続中に設定した時刻になった時に当該接続を強制
    終了させる手段を前記端末に含むことを特徴とする請求
    項1から請求項5のいずれか記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記期間は、時間帯、曜日、日時、年月
    日のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求
    項1から請求項6のいずれか記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記端末は、移動端末及び固定端末のう
    ちの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項
    1から請求項7のいずれか記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記警告は、警告音、振動、画像のうち
    の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1から
    請求項8のいずれか記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 端末間の接続をサーバを介して制御す
    る通信システムの端末通信時間帯制限方法であって、前
    記端末間の接続要求が予め設定された期間内かを判定す
    るステップと、前記期間の外と判定された時に相手側の
    端末の電話番号が常時発信可能な相手か調査するステッ
    プと、その調査結果が前記常時発信可能な相手ではない
    時に前記端末間を接続不可とするステップとを有するこ
    とを特徴とする端末通信時間帯制限方法。
  11. 【請求項11】 前記端末間の接続要求が、音声通話の
    発信及び前記音声通話の着信のうちの少なくともいずれ
    か一方であることを特徴とする請求項10記載の端末通
    信時間帯制限方法。
  12. 【請求項12】 前記端末間の接続要求が、電子メール
    の送信及び前記電子メールの受信のうちの少なくともい
    ずれか一方であることを特徴とする請求項10または請
    求項11記載の端末通信時間帯制限方法。
  13. 【請求項13】 前記端末間の接続要求が、他の情報機
    器に対する情報の送受信であることを特徴とする請求項
    10から請求項12のいずれか記載の端末通信時間帯制
    限方法。
  14. 【請求項14】 前記常時発着信可能な相手ではない端
    末との通話中に設定した時刻になった時に警告を通知す
    る手段を前記端末に含むことを特徴とする請求項10か
    ら請求項13のいずれか記載の端末通信時間帯制限方
    法。
  15. 【請求項15】 前記常時発着信可能な相手ではない端
    末との接続中に設定した時刻になった時に当該接続を強
    制終了させるステップを前記端末に含むことを特徴とす
    る請求項10から請求項14のいずれか記載の端末通信
    時間帯制限方法。
  16. 【請求項16】 前記期間は、時間帯、曜日、日時、年
    月日のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請
    求項10から請求項15のいずれか記載の端末通信時間
    帯制限方法。
  17. 【請求項17】 前記端末は、移動端末及び固定端末の
    うちの少なくともいずれかであることを特徴とする請求
    項10から請求項16のいずれか記載の端末通信時間帯
    制限方法。
  18. 【請求項18】 前記警告は、警告音、振動、画像のう
    ちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項10
    から請求項17のいずれか記載の端末通信時間帯制限方
    法。
JP2002147076A 2002-05-22 2002-05-22 通信システム及びそれに用いる端末通信時間帯制限方法 Pending JP2003339068A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177262A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Softbank Mobile Corp 携帯情報処理装置、携帯情報処理方法及び携帯情報処理プログラム
JP2010128918A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Ud Trucks Corp メール送受信システム
JP2011055453A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Murata Machinery Ltd 中継サーバ及び中継通信システム

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