JP2003338986A - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法及びプログラム

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JP2003338986A JP2003072243A JP2003072243A JP2003338986A JP 2003338986 A JP2003338986 A JP 2003338986A JP 2003072243 A JP2003072243 A JP 2003072243A JP 2003072243 A JP2003072243 A JP 2003072243A JP 2003338986 A JP2003338986 A JP 2003338986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像処理の開始の操作入力がなされた時点か
ら本露光処理が実行される時点までのタイムラグを低水
準に維持しつつ、高精度な露出制御を実現する。 【解決手段】 撮影準備開始の指示を受けて、適正な露
出制御を実行するための露出制御値を露出演算手段12
2により算出し、露出演出手段122により算出される
露出制御値に基づいて露出制御を行って、画像を撮像す
る。そして、撮影準備開始の指示を受けた時点から撮影
開始の指示を受けた時点までに露出演算手段122によ
り露出制御値が算出されたか否かを判定し、露出制御値
が算出されなかったと判定されるとき、画像の画像情報
の輝度レベルを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本露光準備処理開
始の操作入力がなされた時点から本露光処理が実行され
る時点までのタイムラグを低水準に維持しつつ、高精度
な露出制御を実現する画像処理装置、その制御方法及び
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生す
る電子カメラ等の画像処理装置において、固体撮像素子
のラチチュードは、銀塩カメラのフィルムに比して非常
に狭いため、一層の露出精度が求められる。そこで、正
確な露出値を決定するために、非常に複雑な演算処理を
行ない、さらに銀塩カメラ以上に高精度な絞りやメカシ
ャッターを必要とする。
【0003】その結果、レリーズタイムラグが大きくな
ってしまうため、一般的にはSW1(シャッタレリーズボ
タンの第1ストロークでオンするスイッチ)を押したと
きに測光して高精度な露出演算を行ない、SW2(シャッ
タレリーズボタンの第2ストロークでオンするスイッ
チ)を押下したときに本露光が直ちに開始されること
で、タイムラグの問題に対応してきた。しかし、現実的
にはSW1やSW2を意識せずに一気にシャッタースイッチを
押下す人が多いため、このようなカメラでは、結果とし
て撮影者にタイムラグが大きいカメラであると思われが
ちである。
【0004】そこで、一気にシャッタースイッチを押し
込んで撮影するときに発生するタイムラグを減らすた
め、主な要因のひとつである自動露出制御手段の演算回
数を減らして高速化を図るという手法が考えられてき
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SW1やS
W2を意識せずに一気にシャッタースイッチを押下したと
き、自動露出制御手段の演算回数を減らして高速化を図
るという手法では、従来、高精度な露出制御をおこなう
ことが出来ないという問題があった。
【0006】本発明は、以上に事情に鑑みなされたもの
で、撮影準備開始操作から撮影開始操作までの時間間隔
短く撮影準備が完了していない場合であっても、高速、
高精度な撮影を可能にする画像処理装置、その制御方法
及びプログラム等を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像の撮像処理の準備開始を指示する撮
像準備指示手段と、前記画像の撮像処理の開始を指示す
る撮像開始指示手段と、前記撮像準備指示手段による撮
像処理の準備開始の指示を受けて、適正な露出制御を実
行するための露出制御値を算出する露出演算手段と、前
記露出演出手段により算出される前記露出制御値に基づ
いて露出制御を行い、前記画像の撮像を行う撮像手段
と、前記撮像準備指示手段から撮像処理の準備開始の指
示を受けた時点から、前記撮像開始指示手段から撮像処
理の開始の指示を受けた時点までに前記露出演算手段に
より露出制御値が算出されたか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段により露出制御値が算出されなかった
と判定されるとき、前記撮像手段より出力される前記画
像の画像情報の輝度レベルを補正する輝度レベル補正手
段とを有する画像処理装置とするものである。
【0008】また、本発明は、画像の撮像処理の準備開
始を指示する撮像準備指示手段と、前記画像の撮像処理
の開始を指示する撮像開始指示手段と、前記撮像準備指
示手段による撮像処理の準備開始の指示を受けて、適正
な露出制御を実行するための露出制御値を算出する露出
演算手段と、前記露出演出手段により算出される前記露
出制御値に基づいて露出制御を行い、前記画像の撮像を
行う撮像手段とを有する画像処理装置の制御方法であっ
て、前記撮像準備指示手段から撮像処理の準備開始の指
示を受けた時点から、前記撮像開始指示手段から撮像処
理の開始の指示を受けた時点までに前記露出演算手段に
より露出制御値が算出されたか否かを判定手段にて判定
するステップと、前記判定手段により露出制御値が算出
されなかったと判定されるとき、前記撮像手段より出力
される前記画像の画像情報の輝度レベルを輝度レベル補
正手段にて補正するステップとを含む画像処理装置の制
御方法とするものである。
【0009】また、本発明は、画像の撮像処理の準備開
始を指示する撮像準備指示手段と、前記画像の撮像処理
の開始を指示する撮像開始指示手段と、前記撮像準備指
示手段による撮像処理の準備開始の指示を受けて、適正
な露出制御を実行するための露出制御値を算出する露出
演算手段と、前記露出演出手段により算出される前記露
出制御値に基づいて露出制御を行い、前記画像の撮像を
行う撮像手段とを有する画像処理装置を制御するための
プログラムであって、前記撮像準備指示手段から撮像処
理の準備開始の指示を受けた時点から、前記撮像開始指
示手段から撮像処理の開始の指示を受けた時点までに前
記露出演算手段により露出制御値が算出されたか否かを
判定手段にて判定するステップと、前記判定手段により
露出制御値が算出されなかったと判定されるとき、前記
撮像手段より出力される前記画像の画像情報の輝度レベ
ルを輝度レベル補正手段にて補正するステップとを実行
させるプログラムとするものである。
【0010】また、本発明は、撮影準備を指示する第1
の操作手段と、撮影開始を指示する第2の操作手段と、
前記第1の操作手段の操作に応答して露出準備動作を開
始すると共に前記第2の操作手段の操作に応答して露出
動作を開始すると共に、前記露出準備動作が完了状態に
なる前に前記第2の操作手段の操作により露出動作の開
始が指示された場合には、露出動作後に露出結果の補正
を行う撮影手段とを有するカメラとするものである。
【0011】また、本発明は、第1の操作手段の操作に
応答して露出制御準備動作を開始すると共に第2の操作
手段の操作に応答して露出動作を開始し、前記露出制御
準備動作が完了状態になる前に前記第2の操作手段の操
作により露出動作の開始が指示された場合には、露出動
作後に露出結果の補正を行う撮影方法とするものであ
る。
【0012】また、本発明は、第1の操作手段の操作に
応答して露出制御準備動作を開始すると共に第2の操作
手段の操作に応答して露出動作を開始し、前記露出制御
準備動作が完了状態になる前に前記第2の操作手段の操
作により露出動作の開始が指示された場合には、露出動
作後に露出結果の補正を行う撮影制御コンピュータプロ
グラムとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の第1〜第5の実施形態に
係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、100は画像処理装置である。10は撮
影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は
光学像を電気信号に変換する撮像素子、120は撮像素
子14のアナログ信号出力を増幅してカメラの感度を設
定するゲインアンプ、16は撮像素子14のアナログ信
号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
る。
【0015】18は撮像素子14、A/D変換器16、
D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する
タイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシ
ステム制御回路50により制御される。20は画像処理
回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモ
リ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処
理や色変換処理を行う。また、撮像した画像データを用
いて所定の演算処理を行ない、得られた演算結果に基づ
いてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制
御手段42に対して制御を行なう、TTL(スルー・ザ・
レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動
露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行って
いる。
【0016】さらに、画像処理回路20においては、撮
像した画像データを用いて所定の演算処理を行ない、得
られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイ
トバランス)処理も行っている。
【0017】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデ
ータが画像処理回路20、ャc叶ァ御回路22を介し
て、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ3
0に書き込まれる。
【0018】また、システム制御回路50は露出制御手
段122、輝度レベル演算手段123、補正ゲイン演算
手段124を含み、122はメモリ制御回路22を介し
てTTLによって測光された輝度レベルを基に適正露出値
を演算し露光制御手段40を制御する。123はメモリ
制御回路22を介して撮像した画像データから輝度レベ
ルを演算し、124は122によって測光された輝度レ
ベルと123によって演算された輝度レベルを比較し適
正レベルとなるよう補正値を演算して画像処理回路20
によりデジタルゲイン補正を加える。
【0019】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT、LCD等から成る画像表示部であり、画像
表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD
/A変換器26を介して画像表示部28により表示され
る。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次
表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能
である。
【0020】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能
であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100
の電力消費を大幅に低減することが出来る。30は撮影
した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、
所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに
十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止
画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合
にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対し
て行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム
制御回路50の作業領域としても使用することが可能で
ある。
【0021】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。40は絞り機能を備えるシャッター12
を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携
することによりフラッシュ調光機能も有するものであ
る。
【0022】42は撮影レンズ10のフォーカシングを
制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミ
ングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保
護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッ
シュ調光機能も有する。
【0023】露光制御手段40、測距制御手段42はTT
L方式を用いて制御されており、撮像した画像データを
画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、
システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手
段42に対して制御を行う。50は画像処理装置100
全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御
回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶す
るメモリである。
【0024】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されてい
る。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファイ
ンダ104内に設置されている。
【0025】表示部54の表示内容のうち、LCD等に表
示するものとしては、シングルショット/連写撮影表
示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表
示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタース
ピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表
示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、
時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数
桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の
着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、
等がある。
【0026】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表
示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッター
スピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであ
り、例えばEEPROM等が用いられる。
【0027】62、64、66、68及び70は、シス
テム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操
作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視
線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或
いは複数の組み合わせで構成される。ここで、これらの
操作手段の具体的な説明を行う。
【0028】62はシャッタースイッチSW1で、不図示
のシャッタースイッチの操作途中でONとなり、AF(オー
トフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オー
トホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発
光)処理等の動作開始を指示する。64はシャッタース
イッチSW2で、不図示のシャッタースイッチの操作完了
でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D
変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画
像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモ
リ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30
から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮
を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書
き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示す
る。
【0029】66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表
示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能に
より、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、
TFTLCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断するこ
とにより、省電力を図ることが可能となる。
【0030】68はクイックレビューON/OFFスイッチ
で、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイ
ックレビュー機能を設定する。なお、本実施形態では特
に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイック
レビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。ま
た、121は計時部で、シャッタースイッチ62が押さ
れてからシャッタースイッチ64が押されるまでの時間
を計測することが可能である。
【0031】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボ
タン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定
ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メ
ニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイ
ナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生
画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出
補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
【0032】80は電源制御手段で、電池検出回路、DC
-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッ
チ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電
池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステ
ム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制
御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ
供給する。
【0033】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池や
NiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からな
る電源手段である。
【0034】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96は
メモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行
うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録
媒体200或いは210が装着されているか否かを検知
する記録媒体着脱検知手段である。
【0035】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインタフェース及びコネクタを2系統持つものとして
説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタ
フェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系
統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格
のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構
成としても構わない。インタフェース及びコネクタとし
ては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ
(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成し
て構わない。
【0036】さらに、インタフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパ
クトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したもの
を用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USB
カード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、P
HS等の通信カード、等の各種通信カードを接続すること
により、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との
間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送
し合うことが出来る。
【0037】102は、画像処理装置100のレンズ1
0を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を
防止するバリアである保護手段である。104は光学フ
ァインダであり、画像表示部28による電子ファインダ
機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用い
て撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ
104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦
表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置
されている。
【0038】110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1
394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種
通信機能を有する。112は通信手段110により画像
処理装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無
線通信の場合はアンテナである。200はメモリカード
やハードディスク等の記録媒体である。
【0039】記録媒体200は、半導体メモリや磁気デ
ィスク等から構成される記録部202、画像処理装置1
00とのインタフェース204、画像処理装置100と
接続を行うコネクタ206を備えている。210はメモ
リカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒
体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成さ
れる記録部212、画像処理装置100とのインタフェ
ース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ
216を備えている。
【0040】(第1の実施形態)次に、図2を参照し
て、第1の実施形態の動作を説明する。図2は本実施形
態に係る画像処理装置100の主ルーチンのフローチャ
ートを示す。図2を用いて、画像処理装置100の動作
を説明する。
【0041】62のシャッタースイッチSW1が押される
と(S100でY)計時部121が計時を開始し(S101)、
露出演算手段122によって測光値の輝度レベルを取り
込む(S102)。続いて64のシャッタースイッチSW2が
押された場合は(S103でY)、計時部121の計時を終
了して(S104)62が押されてから64が押されるまで
の時間を計時する。
【0042】逆に、続いて64のシャッタースイッチSW
2が押されなければ(S103でN)、露出演算処理が開始
されていない時(S105でY)、露出演算処理を122で
行ない(S106)、露出演算処理が開始されていれば(S1
05でN)シャッタースイッチ64が押されるまでは、な
にも行なわれない。シャッタースイッチ64が押された
後で、計時部121の計時を終了して(S104)62が押
されてから64が押されるまでの時間を計時する。
【0043】このとき、露出演算処理が終了するまでに
シャッタースイッチ64が押された場合は、直ちに露出
演算処理を中断し、計時部121にて62が押されてか
ら64が押されるまでの時間を計時する(S104)。計時
された時間がある閾値tより長ければ(S107でN)、SW1
が押された時点からSW2が押された時点までに露出制御
値が既に算出されているとし、露出演算処理(S106)の
結果を基に露出制御手段40によって露出制御を行ない、
本露光(S113)後に撮像処理を終了する。計時された時
間がある閾値tより短ければ(S107でY)、SW1が押され
た時点からSW2が押された時点までに露出制御値が未だ
算出されていないとして、測光値の取り込み回数や取り
込み量を制限した短時間で終了する簡易で高速化されて
露出演算処理(S108)を行ない本露光する(S113)。
【0044】本露光後、撮像した画像の輝度レベルの検
出を輝度レベル演算手段123で行ない(S110)、上記
測光値の輝度レベルYと本露光時の画像の輝度レベルY1
を比較して補正ゲインαを算出する(S111)。 α=Y/Y1(式1)
【0045】上記の比較の結果、得られた補正ゲインα
で本露光時の画像の各画素値にゲインをかけて、輝度レ
ベル補正を行なう(S112)。このとき、上記測光値の輝
度レベルYや本露光時の画像の輝度レベルY1は同じ条件
で算出された値で比較を行なう。このときの輝度レベル
は画面全体の平均輝度レベルでもよいし、中央部のみ、
あるいは分割したエリアごとの輝度レベルの平均輝度な
どを用いても良い。
【0046】上記一連の処理が終了すると、メモリ30
に処理を終えた画像データを書き込む。そして、メモリ
30に書き込まれた画像データを読み出して、設定した
モードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32によ
り行った後、インタフェース90或いは94、コネクタ
92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフ
ラッシュ(R)カード等の記録媒体200或いは210
へ圧縮した画像データの書き込みを行なう。記録媒体へ
の書き込みが終わったならば、撮像処理ルーチンを終了
する。
【0047】(第2の実施形態)本実施形態では、高速
露出演算処理(S108)として、図3に示すように、S201
にて露出演算の追い込み目標範囲、即ち算出される露出
制御値の許容範囲の幅を広げ、続いて、図2の露出演算
処理(S106)が実行されたかを判定し(S202)、S106が
実行されなかった場合は露出演算処理(S204)を行な
う。
【0048】S106が実行された場合は、S106の演算結果
がS201で設定した追い込み目標範囲内であれば(S203で
Y)、その処理結果を使用し、追い込み目標範囲外であ
れば(S203でN)、露出演算処理(S204)を行なう。上
記のような処理により、演算処理回数を減少させて、高
速化された露出演算処理を行なっても良い。
【0049】(第3の実施形態)第2の実施形態では、
露出演算処理の高速化のために、露出演算の追い込み目
標範囲を広げたが、露出オーバーな方向にも上記目標範
囲が広がってしまうため、露出オーバーな画像から輝度
レベル補正を行なった場合には、飽和部分が多く、ラチ
チュードの狭い画像となる場合がある。
【0050】そこで、図4に示すように、露出演算の追
い込み目標範囲の上限値を例えば適正露出値以下になる
ように設定(S300)した後、第2の実施形態と同様に、
露出演算の高速化のために追い込み目標範囲を広めに設
定する(S301)。このようにして露出制御値を演算する
ことで、後の処理でラチチュードが広く高輝度部分の情
報量が多い画像を補正することが可能となる高速な露出
演算処理を行なっても良い。
【0051】(第4の実施形態)第1から第3の実施形
態では、シャッタースイッチSW1が押されてからシャッ
タースイッチSW2が押されるまでの時間によって、撮像
処理の方法を選択していたが、露出制御値の演算処理に
係る設定値である露出パラメータ(絞り値、シャッター
速度、感度など)を撮影者が撮影前に設定した場合は、
上記一連の輝度補正処理を行なう撮像処理を禁止するよ
うにしても良い。
【0052】(第5の実施形態)上記実施形態では、シ
ャッタースイッチSW1が押されてからシャッタースイッ
チSW2が押されるまでの時間を計時して、ある閾値tと計
時した時間との比較により撮像処理の選択を行なってい
るが、図5に示すようにSW1が押されてから(S400)SW2
が押される(S402)までの間に、露出演算処理が終了し
たか否かを判定することで(S405)、撮像処理の選択を
行なっても良い。
【0053】以上、図1から図5までの図を用いて本発
明の実施形態の説明を行った。なお、上記の実施形態の
説明に於いては、撮影モードは露出オートモードを前提
に説明したが、露出オートモードとは一般に風景モード
やポートレートモード、夜景モード、近接撮影モード、
パンフォーカスモード、色効果モード、動画モードなど
の撮影被写体に合わせた自動設定モードのことであり、
第4の実施形態の説明において、撮影者が露出パラメー
タを設定した場合の撮影モードとは、一般にマニュアル
モード、絞り優先モード、シャッター優先モード、プロ
グラムシフトモードなどと呼ばれる撮影モードであると
いうことは無論言うまでも無い。
【0054】また、第3の実施形態の説明においては、
露出演算の追い込み目標範囲の上限値を適正露出値以下
になるように設定(S300)したが、露出演算の追い込み
目標範囲の上限値を目標範囲を広げる前の上限値と同じ
値とすることで、露出アンダー側に追い込み目標範囲を
広げるようにしても勿論問題ない。
【0055】また、露出演算処理が終了するまでにシャ
ッタースイッチ64が押された場合は、直ちに露出演算
処理を中断し、計時部121にて62が押されてから6
4が押されるまでの時間を計時する(S104)と説明して
いるが、計時された時間がある閾値t以上であった場合
は、露出演算処理を途中で中断することなく露出制御値
が得られるまで処理を続けても勿論問題ない。
【0056】また、記録媒体200及び210がメモリ
カードとハードディスク等が一体となった複合媒体であ
っても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が
着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0057】そして、実施形態の説明に於いては、記録
媒体200及び210は画像処理装置100と分離して
いて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか
或いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定した
ままとなっていても勿論問題無い。また、画像処理装置
100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複
数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。そ
して、画像処理装置100に記録媒体200及び210
が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或い
は複数の何れの組み合わせの構成であっても、勿論問題
無い。
【0058】以上説明したように、本発明の実施形態に
よれば、SW1やSW2を意識せずに一気にシャッタースイッ
チを押下した場合において、自動露出制御手段(AE)の
追い込み目標範囲を広げることで演算回数を減らして演
算時間を短縮し、さらに、測光値の輝度レベルと予めア
ンダー露出で撮影した画像の輝度レベルの比に基づい
て、本露光時に得られる画像信号を増加方向にゲイン補
正することで、露出制御値の誤差や絞り、シャッターな
どのメカにバラツキがあったとしても、タイムラグが少
なく、適正な露光レベルの画像が撮影可能な画像処理装
置及び画像処理装置制御方法を提供することが可能とな
る。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、その
システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いることが出来る。
【0062】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影準備開始操作から撮影開始操作までの時間間隔短く
撮影準備が完了していない場合であっても、高速、高精
度適正な撮影を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第5の実施形態に係る画像処理
装置の概略構成を示したブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る画像処理装置の動作の流
れを示したフローチャートである。
【図3】第2の実施形態に係る画像処理装置の動作の流
れを示したフローチャートである。
【図4】第3の実施形態に係る画像処理装置の動作の流
れを示したフローチャートである。
【図5】第5の実施形態に係る画像処理装置の動作の流
れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 撮影レンズ 12 シャッター 14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 40 露光制御手段 42 測距制御手段 44 ズーム制御手段 46 バリア制御手段 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 56 不揮発性メモリ 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 画像表示ON/OFFスイッチ 68 クイックレビューON/OFFスイッチ 70 操作部 80 電源制御手段 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源手段 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知手段 100 画像処理装置 102 保護手段 104 光学ファインダ 110 通信手段 112 コネクタ(またはアンテナ) 120 ゲインアンプ 121 計時部 122 露出演算手段 123 輝度レベル演算手段 124 補正ゲイン演算手段 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インタフェース 216 コネクタ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の撮像処理の準備開始を指示する撮
    像準備指示手段と、記画像の撮像処理の開始を指示する
    撮像開始指示手段と、前記撮像準備指示手段による撮像
    処理の準備開始の指示を受けて、適正な露出制御を実行
    するための露出制御値を算出する露出演算手段と、前記
    露出演出手段により算出される前記露出制御値に基づい
    て露出制御を行い、前記画像の撮像を行う撮像手段と、 前記撮像準備指示手段から撮像処理の準備開始の指示を
    受けた時点から、前記撮像開始指示手段から撮像処理の
    開始の指示を受けた時点までに前記露出演算手段により
    露出制御値が算出されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により露出制御値が算出されなかったと判
    定されるとき、前記撮像手段より出力される前記画像の
    画像情報の輝度レベルを補正する輝度レベル補正手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記撮像準備指示手段
    から撮像処理の準備開始の指示を受けた時点から、前記
    撮像開始指示手段から撮像処理の開始の指示を受けた時
    点までの時間間隔を計測し、前記時間間隔と所定の閾値
    とを比較することにより、前記時間間隔に露出制御値が
    算出されたか否かを判定することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記時間間隔が前記所
    定の閾値より短いときに、前記時間間隔に露出制御値が
    算出されなかったと判定することを特徴とする請求項2
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像準備指示手段から撮像処理の準
    備開始の指示を受けた時点から、前記撮像開始指示手段
    から撮像処理の開始の指示を受けた時点までに前記露出
    演算手段により露出制御値が算出されなかったと前記判
    定手段により判定されるとき、露出制御値の許容範囲を
    拡張設定する設定手段を有し、 前記撮像手段は、前記露出演算手段により算出される前
    記露出制御値が前記露出制御値の許容範囲内であれば、
    前記露出制御値に基づいて前記画像を撮像することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記露出制御値の許容
    範囲の上限値を任意に設定可能であることを特徴とする
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記上限値は、適正な露出制御値の範囲
    内の値であることを特徴とする請求項5記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 露出制御値の算出処理に係る設定が予め
    なされているときは、前記輝度レベル補正手段による前
    記画像情報の輝度レベルの補正処理を禁止することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像の撮像処理の準備開始を指示する撮
    像準備指示手段と、前記画像の撮像処理の開始を指示す
    る撮像開始指示手段と、前記撮像準備指示手段による撮
    像処理の準備開始の指示を受けて、適正な露出制御を実
    行するための露出制御値を算出する露出演算手段と、前
    記露出演出手段により算出される前記露出制御値に基づ
    いて露出制御を行い、前記画像の撮像を行う撮像手段と
    を有する画像処理装置の制御方法であって、前記撮像準
    備指示手段から撮像処理の準備開始の指示を受けた時点
    から、前記撮像開始指示手段から撮像処理の開始の指示
    を受けた時点までに前記露出演算手段により露出制御値
    が算出されたか否かを判定手段にて判定するステップ
    と、前記判定手段により露出制御値が算出されなかった
    と判定されるとき、前記撮像手段より出力される前記画
    像の画像情報の輝度レベルを輝度レベル補正手段にて補
    正するステップとを含むことを特徴とする画像処理装置
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 画像の撮像処理の準備開始を指示する撮
    像準備指示手段と、前記画像の撮像処理の開始を指示す
    る撮像開始指示手段と、前記撮像準備指示手段による撮
    像処理の準備開始の指示を受けて、適正な露出制御を実
    行するための露出制御値を算出する露出演算手段と、前
    記露出演出手段により算出される前記露出制御値に基づ
    いて露出制御を行い、前記画像の撮像を行う撮像手段と
    を有する画像処理装置を制御するためのプログラムを記
    録した記録媒体であって、前記撮像準備指示手段から撮
    像処理の準備開始の指示を受けた時点から、前記撮像開
    始指示手段から撮像処理の開始の指示を受けた時点まで
    に前記露出演算手段により露出制御値が算出されたか否
    かを判定手段にて判定するステップと、前記判定手段に
    より露出制御値が算出されなかったと判定されるとき、
    前記撮像手段より出力される前記画像の画像情報の輝度
    レベルを輝度レベル補正手段にて補正するステップとを
    実行させることを特徴とするプログラムを記録した記録
    媒体。
  10. 【請求項10】 画像の撮像処理の準備開始を指示する
    撮像準備指示手段と、前記画像の撮像処理の開始を指示
    する撮像開始指示手段と、前記撮像準備指示手段による
    撮像処理の準備開始の指示を受けて、適正な露出制御を
    実行するための露出制御値を算出する露出演算手段と、
    前記露出演出手段により算出される前記露出制御値に基
    づいて露出制御を行い、前記画像の撮像を行う撮像手段
    とを有する画像処理装置を制御するためのプログラムで
    あって、前記撮像準備指示手段から撮像処理の準備開始
    の指示を受けた時点から、前記撮像開始指示手段から撮
    像処理の開始の指示を受けた時点までに前記露出演算手
    段により露出制御値が算出されたか否かを判定手段にて
    判定するステップと、前記判定手段により露出制御値が
    算出されなかったと判定されるとき、前記撮像手段より
    出力される前記画像の画像情報の輝度レベルを輝度レベ
    ル補正手段にて補正するステップとを実行させることを
    特徴とするプログラム。
  11. 【請求項11】 撮影準備を指示する第1の操作手段
    と、撮影開始を指示する第2の操作手段と、前記第1の
    操作手段の操作に応答して露出準備動作を開始すると共
    に前記第2の操作手段の操作に応答して露出動作を開始
    すると共に、前記露出準備動作が完了状態になる前に前
    記第2の操作手段の操作により露出動作の開始が指示さ
    れた場合には、露出動作後に露出結果の補正を行う撮影
    手段とを有することを特徴とするカメラ。
  12. 【請求項12】 前記第1の操作手段は、シャッタレリ
    ーズ部材の第1段階の操作に応答するスイッチを有し、
    前記第2の操作手段は、前記シャッタレリーズ部材の第
    2段階の操作に応答するスイッチを有することを特徴と
    する請求項11記載のカメラ。
  13. 【請求項13】 前記撮影手段は、前記露出準備動作と
    して露出制御値の演算を行うことを特徴とする請求項1
    1記載のカメラ。
  14. 【請求項14】 前記撮影手段は、前記露出動作後の露
    出結果の補正として露出値の補正を行うことを特徴とす
    る請求項11記載のカメラ。
  15. 【請求項15】 前記撮影手段は、前記露出動作後の露
    出結果の補正として撮像画像の輝度レベルを補正するこ
    とを特徴とする請求項11記載のカメラ。
  16. 【請求項16】 前記撮影手段は、前記第1の操作手段
    により撮影準備が指示されてから所定時間経過する前に
    前記第2の操作手段により撮影開始が指示された場合に
    は、前記露出準備動作が完了状態になる前に前記第2の
    操作手段の操作により露出動作の開始が指示されたと判
    定することを特徴とする請求項11記載のカメラ。
  17. 【請求項17】 前記撮影手段は、前記露出準備動作が
    完了状態になる前に前記第2の操作手段の操作により露
    出動作の開始が指示された場合には、前記露出準備動作
    より短い時間に完了する第2の露出準備動作を行った後
    に露出動作を開始することを特徴とする請求項11記載
    のカメラ。
  18. 【請求項18】 前記第2の露出準備動作は、露出制御
    値の許容範囲を拡張したものであることを特徴とする請
    求項11記載のカメラ。
  19. 【請求項19】 前記第2の露出準備動作は、露出制御
    値の許容範囲を上限値を所定範囲に制限しつつ拡張した
    ものであることを特徴とする請求項11記載のカメラ。
  20. 【請求項20】 第1の操作手段の操作に応答して露出
    制御準備動作を開始すると共に第2の操作手段の操作に
    応答して露出動作を開始し、前記露出制御準備動作が完
    了状態になる前に前記第2の操作手段の操作により露出
    動作の開始が指示された場合には、露出動作後に露出結
    果の補正を行うことを特徴とする撮影方法。
  21. 【請求項21】 前記露出制御準備動作として露出制御
    値の演算を行うことを特徴とする請求項20記載の撮影
    方法。
  22. 【請求項22】 前記露出動作後の露出結果の補正とし
    露出値の補正を行うことを特徴とする請求項20記載の
    撮影方法。
  23. 【請求項23】 前記露出動作後の露出結果の補正とし
    て撮像画像の輝度レベルを補正することを特徴とする請
    求項20記載の撮影方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の操作手段により撮影準備が
    指示されてから所定時間経過する前に前記第2の操作手
    段により撮影開始が指示された場合には、前記露出制御
    準備動作が完了状態になる前に前記第2の操作手段の操
    作により露出動作の開始が指示されたと判定することを
    特徴とする請求項20記載の撮影方法。
  25. 【請求項25】 第1の操作手段の操作に応答して露出
    制御準備動作を開始すると共に第2の操作手段の操作に
    応答して露出動作を開始し、前記露出制御準備動作が完
    了状態になる前に前記第2の操作手段の操作により露出
    動作の開始が指示された場合には、露出動作後に露出結
    果の補正を行うことを特徴とする撮影制御コンピュータ
    プログラム。
  26. 【請求項26】 前記露出制御準備動作として露出制御
    値の演算を行うことを特徴とする請求項25記載の撮影
    制御コンピュータプログラム。
  27. 【請求項27】 前記露出動作後の露出結果の補正とし
    て露出値の補正を行うことを特徴とする請求項25記載
    の撮影制御コンピュータプログラム。
  28. 【請求項28】 前記露出動作後の露出結果の補正とし
    て撮像画像の輝度レベルを補正することを特徴とする請
    求項25記載の撮影制御コンピュータプログラム。
  29. 【請求項29】 前記第1の操作手段により撮影準備が
    指示されてから所定時間経過する前に前記第2の操作手
    段により撮影開始が指示された場合には、前記露出制御
    準備動作が完了状態になる前に前記第2の操作手段の操
    作により露出動作の開始が指示されたと判定することを
    特徴とする請求項25記載の撮影制御コンピュータプロ
    グラム。
  30. 【請求項30】 前記撮影制御コンピュータプログラム
    を格納することを特徴とする請求項25記載の記憶媒
    体。
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