JP2003337971A - 硬貨識別装置 - Google Patents

硬貨識別装置

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JP2003337971A
JP2003337971A JP2002146297A JP2002146297A JP2003337971A JP 2003337971 A JP2003337971 A JP 2003337971A JP 2002146297 A JP2002146297 A JP 2002146297A JP 2002146297 A JP2002146297 A JP 2002146297A JP 2003337971 A JP2003337971 A JP 2003337971A
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JP
Japan
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liquid
coin
drainage
drain
rainwater
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Pending
Application number
JP2002146297A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishiyama
高志 西山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出される液体を減勢して排水シュートの外
へ漏れることがないようにした硬貨識別装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 硬貨投入口3より流入した雨水などの液
体を排水出口部4より排水するようにしているが、その
排水通路5に液体の流れを減勢するリブ6を設けた。こ
れにより、リブ6が排水出口部4より排出される雨水の
流量・流速を制御するため、排水出口部4に連結されて
流出する液体を自動販売機の外部へ導くための排水シュ
ートに減勢された液体が渡されることになり、排水シュ
ートなどの壁で液体が飛散して排水シュートの外へ液体
が漏れてしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬貨識別装置に関
し、特に自動販売機などに内蔵されて雨水などの液体の
流入に対して排水構造を有する硬貨識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より屋外に設置されることの多い自
動販売機などでは、硬貨投入口より浸入した雨水を排水
する機構が設けられている。このような排水機構を有す
る装置の例として、特許第2504813号公報、特許
第2583106号公報などに記載のものがある。これ
らの装置には、硬貨投入口の下方に設けられて硬貨投入
口から流入した雨水などの液体を下方へ案内する案内溝
と、この案内溝を伝わって落下する液体を収集する収集
部と、この捕集部にて集められた液体を外部に排出する
排水通路とを備えている。硬貨投入口から雨水などの液
体の流入があると、その液体は案内溝により案内されて
収集部にて一ヶ所に集められ、集められた液体はパイプ
形状の排水通路を介して排水出口より外部に導いてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
硬貨識別装置では、装置内部に流れ込んだ液体は一ヶ所
に集められた後、排水出口より直接流出する構成のた
め、液体が勢いよく流出することになり、液体が大量に
流れ込んだ場合には、その流入液体を自動販売機の外部
へ導くための部材(排水シュート)などの壁で飛散し
て、液体が排水シュートの外へ漏れるという問題があっ
た。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、排出される液体の流量・流速を制御して液体
が排水シュートの外へ漏れることがないようにした硬貨
識別装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、投入された硬貨を識別して振り分ける硬
貨識別装置において、硬貨投入口から流入した液体を外
部に導く排水通路内に排出される液体の流量および流速
を制御する液体減勢手段を備えていることを特徴とする
硬貨識別装置が提供される。
【0006】このような硬貨識別装置によれば、雨水な
どの液体が硬貨投入口より大量に流入した場合、その流
入した液体は排出通路を介して外部に導くようにしてい
るが、排出通路内に液体減勢手段を設けたことで、流出
する液体の流量および流速が減勢される。これにより、
流入液体を自動販売機の外部へ導くための部材(排水シ
ュート)などの壁で液体が飛散することがなくなるの
で、液体が排水シュートの外へ漏れることがなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、自
動販売機に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説
明する。
【0008】図1は本発明を適用したの自動販売機の硬
貨識別装置の外観斜視図、図2は図1のA部の詳細を示
す拡大斜視図である。硬貨識別装置1は、そのメインプ
レート2の上部に自動販売機内に投入された硬貨を受け
る硬貨投入口3を有し、下部には、投入された硬貨が内
部で識別された後、金種別に振り分けられて落下する硬
貨出口を有している。また、メインプレート2の背面側
には、排水出口部4を有している。この排水出口部4
は、硬貨識別装置1内に流入した雨水が排出される部分
であり、この部分には、流入した雨水を自動販売機の外
部へ導くための部材である後述する排水シュートが連結
される。排水出口部4では、図2に詳細に示したよう
に、雨水が導かれてくる排水通路5が終端されており、
その中にリブ6が設けられている。このリブ6は、排水
通路5より排出される雨水の流量・流速を制御するため
のもので、排水通路5の流れ方向に平行に図示の例では
2枚設けられている。
【0009】図3は硬貨識別装置の側面図、図4は硬貨
通路の構成を示す図3のB−B矢視断面図、図5は排水
通路の内部構成を示す図3のC−C矢視断面図、図6は
排水出口部が設けられている側の硬貨識別装置の側面
図、図7は排水出口部の断面形状を示す図6のD−D矢
視断面図である。
【0010】硬貨識別装置1は、メインプレート2の上
部に設けられた硬貨投入口3の下方に、投入された硬貨
が通過する硬貨通路を有している。その硬貨通路は、図
4において矢印7で示したように、硬貨投入口3より投
入された硬貨を一度図の左側に導いてから図の右側方向
へ反転させるよう形成されている。
【0011】その硬貨通路の反転位置には、硬貨と雨水
とを分離する液体分離部8が形成されている。この液体
分離部8は、硬貨通路の側壁を構成する面に複数のリブ
9が突設されており、この液体分離部8を硬貨が通過す
る際には、硬貨はリブ9の先端部によって形成された通
路を通過するようにしている。リブ9は、それぞれ液体
分離部8の下方に設けられた液体受皿部10に向かって
延びており、硬貨投入口3より流入した雨水をその液体
受皿部10へ導くようにしている。
【0012】液体受皿部10は、液体分離部8によって
硬貨と分離された雨水を収集する部分であり、その一部
は図5および図7に示した排水通路5に連通している。
この排水通路5の中には、雨水の流量・流速を制御する
リブ6が設けられている。このリブ6は、必要に応じて
数・高さ・間隔・長さ・向きを変えることで、流出する
液体の流れを制御することができる。
【0013】以上の構成の硬貨識別装置1において、硬
貨投入口3より雨水などの液体が流入すると、その液体
は、メインプレート2の硬貨通路側面に設けられたリブ
9にガイドされて硬貨通路から分離され、分離された液
体は、メインプレート2の液体受皿部10へ集められ
る。
【0014】液体受皿部10に集められた液体は、液体
受皿部10に連結された排水通路5から排水出口部4へ
ガイドされるが、その途中に設けられたリブ6が流出す
る液体の抵抗となり、液体は減勢されて排水出口部4よ
り液体が勢いよく流出することがなくなる。流出する液
体の勢いを制御したことにより、流出する液体を自動販
売機の外部へ導くための後述する排水シュートなどの壁
で液体が飛散して排水シュートの外へ漏れることがなく
なる。
【0015】図8は硬貨処理装置の全体を示す分解斜視
図、図9は硬貨処理装置の全体を示す斜視図、図10は
排水シュートとの結合断面を示す図9のE−E矢視断面
図である。
【0016】自動販売機に搭載される硬貨処理装置は、
硬貨処理装置本体11に硬貨識別装置1および排水シュ
ート12を組み合わせて構成される。硬貨処理装置本体
11は、硬貨識別装置1の下方位置に配置されて硬貨識
別装置1で識別および振り分けられた硬貨を金種別に積
層収納する硬貨収納部13と、その硬貨収納部13の下
方位置に配置されてつり銭の払出しが必要なときに硬貨
収納部13に収納されている硬貨からつり銭に必要な金
種および枚数を払い出す硬貨払出部14とを有してい
る。
【0017】硬貨処理装置本体11は、また、硬貨識別
装置1を取り付けたときに排水通路5の終端部を構成す
る排水出口部4が露出するよう開口部15が設けられ、
排水シュート12を取り付けたときに排水シュート12
の掛止片16が係止されて排水シュート12を固定する
掛止孔17が設けられている。
【0018】排水シュート12は、硬貨識別装置1を取
り付けたときに排水出口部4の直下に位置する排水受部
18と、排水出口部4から流出した液体が外部に飛散し
ないように遮断する飛散防止壁19と、排水受部18で
受けた雨水を自動販売機の外部へ導くドレンパイプ20
とを有している。
【0019】液体受皿部10に集められた雨水は、排水
通路5の途中に設けられたリブ6により流れの勢いが減
勢されて排水出口部4より排水される。排水出口部4よ
り排水された雨水は、排水シュート12の排水受部18
にて受けられ、ドレンパイプ20により外部へ導かれ
る。雨水が排水シュート12の排水受部18にて受けら
れるとき、雨水はリブ6により減勢されているので、排
水出口部4から飛散されることはなく、仮に飛散したと
してもその飛散した雨水は飛散防止壁19により妨げら
れて外部に漏れてしまうことはない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、排水
通路内にリブを設ける構成にした。これにより、リブが
流出する液体に抵抗を与えて排水出口部より液体が勢い
よく流出することがないようにし、流出液体が自動販売
機の外部へ導くための排水シュートなどの壁で飛散し
て、排水シュートの外へ漏れてしまうことをなくすこと
ができる。
【0021】また、流出液体の勢いがないので、排水シ
ュートとの接続部分の寸法を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したの自動販売機の硬貨識別装置
の外観斜視図である。
【図2】図1のA部の詳細を示す拡大斜視図である。
【図3】硬貨識別装置の側面図である。
【図4】硬貨通路の構成を示す図3のB−B矢視断面図
である。
【図5】排水通路の内部構成を示す図3のC−C矢視断
面図である。
【図6】排水出口部が設けられている側の硬貨識別装置
の側面図である。
【図7】排水出口部の断面形状を示す図6のD−D矢視
断面図である。
【図8】硬貨処理装置の全体を示す分解斜視図である。
【図9】硬貨処理装置の全体を示す斜視図である。
【図10】排水シュートとの結合断面を示す図9のE−
E矢視断面図である。
【符号の説明】
1 硬貨識別装置 2 メインプレート 3 硬貨投入口 4 排水出口部 5 排水通路 6 リブ 8 液体分離部 9 リブ 10 液体受皿部 11 硬貨処理装置本体 12 排水シュート 13 硬貨収納部 14 硬貨払出部 15 開口部 16 掛止片 17 掛止孔 18 排水受部 19 飛散防止壁 20 ドレンパイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された硬貨を識別して振り分ける硬
    貨識別装置において、 硬貨投入口から流入した液体を外部に導く排水通路内に
    排出される液体の流量および流速を制御する液体減勢手
    段を備えていることを特徴とする硬貨識別装置。
  2. 【請求項2】 前記液体減勢手段は、前記排水通路内に
    配置されたリブであることを特徴とする請求項1記載の
    硬貨識別装置。
  3. 【請求項3】 前記リブは、流出する液体の流れを数、
    高さ、間隔、長さおよび向きを変えることで制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載の硬貨識別装
    置。
JP2002146297A 2002-05-21 2002-05-21 硬貨識別装置 Pending JP2003337971A (ja)

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