JP2003337519A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Abstract
の低い圧縮バネを介してアクチュエータがインターロッ
クスイッチを作動させるることにより、インターロック
スイッチに無理な荷重が掛からず、且つ調整が不要で、
確実に作動するインターロック装置を備えた画像形成装
置。 【解決手段】 所定の開閉扉の開閉操作により作動する
インターロック装置を備えた画像形成装置において、イ
ンターロック装置は、所定の部材の操作により作動する
第1作動部材と、所定の回路を作動させるインターロッ
クスイッチと、移動することによりインターロックスイ
ッチを作動させる第2作動部材と、第1作動部材と第2
作動部材とに両端が当接し、第1作動部材の作動によっ
て押圧され、第2作動部材を移動させる圧縮バネと、を
有すること。
Description
写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置におい
て、所定の開閉扉の開閉操作により作動するインターロ
ック装置に関する。
紙づまり等の警告がなされると、ユーザーは前扉等の開
閉扉を開放して、トナー補給や紙づまり処理を行う。こ
のように開閉扉を開放したときは、開閉扉に連動してイ
ンターロックスイッチを作動させ、ユーザーの安全を損
なう給電は停止するようにしている。
る従来の構成を図7に示す。図7において、図示してい
ない所定の開閉扉を閉鎖すると、開閉扉より突出してい
るアクチュエータ80がスイッチ作動部材81を押圧す
る。スイッチ作動部材81は支軸82を中心に回動自在
に構成され、開閉扉を閉鎖していないときはスイッチ作
動部材81は図7の状態より時計方向に回動している。
スイッチ作動部材81には板バネ83が一体的に装着さ
れていて、開閉扉を閉鎖していないときはアクチュエー
タ80がスイッチ作動部材81を押圧していないので、
板バネ83は第1インターロックスイッチ84の押圧部
84aより退避していて、第1インターロックスイッチ
84はオフになっている。一方、開閉扉を閉鎖するとア
クチュエータ80がスイッチ作動部材81を押圧し、板
バネ83が第1インターロックスイッチ84の押圧部8
4aを押圧するので、第1インターロックスイッチ84
はオンになる。
赤外光を発光する発光部とその赤外光を受光する受光部
とからなるフォトインタラプタ部85aを有するスイッ
チで、開閉扉を閉鎖していないときはスイッチ作動部材
81は図7の状態より時計方向に回動しているので、ス
イッチ作動部材81に設けた遮蔽部81aがフォトイン
タラプタ部85aより退避していて、発光部から発光し
た赤外光を受光部が受光するので、第2インターロック
スイッチ85はオフの状態になっている。一方、開閉扉
を閉鎖すると遮蔽部81aがフォトインタラプタ部85
aに挿入されて発光部から発光した赤外光を遮蔽して受
光部が受光できないようになり、オンの状態になる。
スイッチを作動させているため、スイッチ作動部材81
を必要としたが、一つのインターロックスイッチのみを
作動させればよいのであれば、アクチュエータ80が第
1インターロックスイッチ84を直接作動させることも
ある。
ーロックスイッチを作動させる構成においては、開閉扉
のバラツキによって閉鎖時におけるアクチュエータ80
の位置にバラツキが生ずるので、第1インターロックス
イッチ84に無理な加重が加わる恐れがある。従って、
これを避けるため、第1インターロックスイッチ84等
の位置を調整する必要がある。また、板バネ83を介し
て第1インターロックスイッチ84を作動させても、板
バネは元来バネ定数が高いので、荷重と変形量との関係
で板バネを充分に管理し難いといった問題もある。更
に、一つのアクチュエータにより二つのインターロック
スイッチを作動させるときには、図7の如く大きなスペ
ースを必要とし、画像形成装置の小型化の障害になる。
であり、バネ定数の高い板バネを用いずに、バネ定数の
低い圧縮バネを介してアクチュエータがインターロック
スイッチを作動させるることにより、インターロックス
イッチに無理な荷重が掛からず、且つ調整が不要で、確
実に作動するインターロック装置を備えた画像形成装置
を提案することを目的とする。また、本発明によれば、
インターロック装置の組み立てに際してネジ止めを行わ
ないので、簡単に組み立てができ、自動組み立ても可能
になる。
より達成される。
ンターロック装置を備えた画像形成装置において、前記
インターロック装置は、前記所定の部材の操作により作
動する第1作動部材と、所定の回路を作動させるインタ
ーロックスイッチと、移動することにより前記インター
ロックスイッチを作動させる第2作動部材と、前記第1
作動部材と前記第2作動部材とに両端が当接し、前記第
1作動部材の作動によって押圧され、前記第2作動部材
を移動させる圧縮バネと、を有することを特徴とする画
像形成装置。
施の形態を図を参照して詳細に説明する。
づいて説明する。画像形成装置本体Aは、画像読み取り
装置1、画像処理手段2、画像書き込み手段3、画像形
成手段4、カセット給紙手段5A,5B、大量給紙手段
5C,5D、手差し給紙手段5E、搬送手段6、定着手
段7、排紙手段8、自動両面コピーのための再搬送手段
(ADU)9を備えている。
自動送り装置RADFが開閉可能に支持されている。
aは原稿給紙台、bは給紙ローラ、cは分離ローラ、d
はレジストローラ、eは搬送ドラム、fはフラッパ、g
は排紙ローラである。両面原稿自動送り装置RADF
は、片面原稿読み取り機能と両面原稿読み取り機能とを
有する。
1ミラーを備える露光ユニット14、第2ミラーと第3
ミラーから成るVミラーユニット15、レンズ16、C
CDイメージセンサ17により構成されている。
読み取りは、露光ユニット14がスリット露光用ガラス
13の下方の初期位置(ホームポジション)に停止した
位置において行われる。原稿読み取りは、停止している
露光ユニット14を原稿が通過するときに行われる。
露光ユニット14及びVミラーユニット15を移動させ
ながら行われる。
原稿画像の画像情報は画像処理手段2により画像処理が
行われ、画像データとして信号化され、一旦メモリに格
納される。
ーザからの出力光が画像形成手段4の感光体ドラムに照
射され、潜像を形成する。画像形成手段4においては、
帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理
が行われ、カセット給紙手段5Aから搬送された用紙P
に画像が転写される。画像を担持した用紙Pは、搬送手
段6により搬送され、定着手段7により定着され、排紙
手段8により装置外の排紙トレイ61上に排出される。
手段9に送り込まれた第1面に画像形成された用紙P
は、再び画像形成手段4において第2面に画像形成後、
排紙手段8により装置外の排紙トレイ61上に排出され
る。
の排紙通路から分岐した用紙Pは、反転排紙部63にお
いてスイッチバックして表裏反転された後、排紙手段8
により装置外の排紙トレイ61上に排出される。
動送り装置RADFから成る画像形成装置の斜視図であ
る。
作パネル21の下方には、前扉22が画像形成装置本体
Aに蝶着され、開閉可能に支持されている。前扉22の
下方には、カセット給紙手段5A,5B、再搬送手段
9、大量給紙手段5C,5Dが引き出し可能に配置され
ている。
置の側面図、図4はその斜視図である。
像形成装置本体Aの画像形成手段4、搬送手段6、定着
手段7の前面側を開放した状態を示す。
給紙手段5Eの給紙台23が画像形成装置本体Aに蝶着
され、開閉可能に支持されている。給紙台23の下方に
は、カセット給紙手段5A,5Bによる給紙状態を点検
するための給紙点検用開閉扉24と、大量給紙手段5
C,5Dによる給紙状態を点検するための給紙点検用開
閉扉25がそれぞれ画像形成装置本体Aに蝶着され、開
閉可能に支持されている。
排紙手段8による排紙状態を点検するための排紙点検用
開閉扉23が画像形成装置本体Aに蝶着され、開閉可能
に支持されている。
ることにより、蝶番27、開放係止バンド28、インタ
ーロックを検知するアクチュエータ29、及び磁性部材
30等が露出する。
30が図示していない本体側の磁石部材に吸着され、所
謂マグネットキャッチとなって、前扉22の閉鎖状態が
確実に維持されると共に、アクチュエータ29がインタ
ーロック装置40に設けた開口部41aに挿入されて、
内部のインターロック装置が作動する。
の実施の形態を図5及び図6に基づいて説明する。
きのインターロック装置の図であり、図6はインターロ
ックスイッチがオンのときのインターロック装置の図で
ある。
する部材は基体41によって保持されており、インター
ロック装置以外の部材も基体41によて保持されている
が、これらについては図示していない。基体41には開
口部41aが設けられ、図4に示したアクチュエータ2
9が開口部41aに挿脱する。
数の保持部41bと、保持部材42を係止する複数の係
止爪41cが設けられている。そして、係止爪41cが
保持部材42に設けた係止孔42aを貫通して係止する
ことにより、基体41は保持部材42を保持している。
bと複数の係止爪42cが設けられ、スイッチ取り付け
板43に設けた係止孔43aを貫通して係止することに
より、保持部材42はスイッチ取り付け板43を保持し
ている。
インターロックスイッチ44と第2インターロックスイ
ッチ45とが装着されている。なお、第1インターロッ
クスイッチ44は押圧部44aが押圧されることによ
り、オンになるスイッチであって、24Vや100V等
からなるモータ等の動力系をオン・オフするスイッチで
ある。また、第2インターロックスイッチ45は赤外光
を発光する発光部とその赤外光を受光する受光部とから
なるフォトインタラプタ部45aを有し、フォトインタ
ラプタ部45aに遮蔽物が挿入されて発光部から発光し
た赤外光を遮蔽して受光部が受光できないようになると
オンになるスイッチであり、5V等の信号系を制御すべ
くオン・オフするスイッチである。
開口部41aに挿入されたとき、アクチュエータ29と
第1インターロックスイッチ44は押圧部44aとは略
同軸上にあり、その中間に位置する保持部材42には略
同軸の貫通孔42dが設けられていて、貫通孔42dに
円筒状に形成された第1作動部材46の外周壁が嵌合し
ている。そして、第1作動部材46にはアクチュエータ
29によって押圧されるフランジ46aを有している。
また、第1作動部材46の内周壁には第2作動部材47
の外周壁が嵌合している。
ターロックスイッチ44側の端部にはフランジ47aが
設けられ、フランジ47aと第1作動部材46の端部と
の間には圧縮バネ48が挟着されている。更に、第2作
動部材47には第2インターロックスイッチ45のフォ
トインタラプタ部45aを作動させる遮蔽部47bが設
けられている。
エータ29側の側壁には軸方向に複数の長溝46bが設
けられ、第2作動部材47に設けた複数の係止爪47c
が長溝46bに夫々挿入されている。このように構成す
ることによって、第1作動部材46、第2作動部材47
及び圧縮バネ48はユニット化される。
ある磁石部材49が装着されており、保持部材42に設
けた脚部42eが磁石部材49を保持している。そし
て、前扉22の閉鎖時に磁石部材49は磁性部材30を
吸着する。
おいて、前扉22が完全に閉鎖していないときは、図5
の如くアクチュエータ29は第1作動部材46のフラン
ジ部46aに当接していないか、充分に押圧していな
い。ここで、第1インターロックスイッチ44は押圧部
44aが押圧されていないときはオフの状態であって、
内部に設けたバネによって押圧部44aが突出する方向
に付勢されていて、押圧部44aは第2作動部材47の
フランジ47aを押圧している。従って、第2作動部材
47が移動して、フランジ47aを介して圧縮バネ48
により第1作動部材46がアクチュエータ29の方向に
移動し、フランジ46aが基体41の内壁41bに当接
した状態になっている。また、第2作動部材47の移動
により遮蔽部47bが第2インターロックスイッチ45
のフォトインタラプタ部45aより退避しているので、
第2インターロックスイッチ45もオフの状態になって
いる。
の如くアクチュエータ29は第1作動部材46のフラン
ジ部46aを押圧するので、第2作動部材47のフラン
ジ47aと第1作動部材46の端部との間に挟着されて
いる圧縮バネ48は圧縮されるが、圧縮バネ48による
付勢力は第1インターロックスイッチ44内に設けたバ
ネ圧より強いので、第2作動部材47のフランジ47a
は圧縮バネ48によって押圧されて移動し、フランジ4
7aによって押圧部44aが押圧されて第1インターロ
ックスイッチ44はオンになる。また、第2作動部材4
7の移動により遮蔽部47bが第2インターロックスイ
ッチ45のフォトインタラプタ部45aに挿入されるの
で、第2インターロックスイッチ45もオンの状態にな
る。
エータ29がバネ定数の低い圧縮バネ48を介して第1
インターロックスイッチ44を作動させるので、第1イ
ンターロックスイッチ44に無理な荷重がかかることな
く、且つ調整が不要で、確実に作動する。また、インタ
ーロック装置の組み立てに際してネジ止めを行わないの
で、簡単に組み立てができ、自動組み立ても可能にな
る。
置は前扉22に設けたアクチュエータ29より作動する
ものとしたが、必ずしも前扉22に限るものではなく、
カセット給紙手段5A,5Bによる給紙状態を点検する
ための給紙点検用開閉扉24、大量給紙手段5C,5D
による給紙状態を点検するための給紙点検用開閉扉2
5、若しくは排紙手段8による排紙状態を点検するため
の排紙点検用開閉扉23にアクチュエータを設けて、上
述の如きインターロック装置を作動させてもよい。
扉、トナーカートリッジ開閉用扉、若しくはレーザーユ
ニット用開閉扉等にアクチュエータを設けて、上述の如
きインターロック装置を作動させてもよい。このように
開閉扉は、画像形成装置においてどのような目的のため
に開閉する開閉扉であっても本発明の範疇に入るもので
ある。
れば、バネ定数の高い板バネを用いずに、バネ定数の低
い圧縮バネを介してアクチュエータがインターロックス
イッチを作動させるインターロック装置を備えたので、
インターロックスイッチに無理な荷重が掛からず、且つ
調整が不要で、確実に作動する。また、本発明によれ
ば、インターロック装置の組み立てに際してネジ止めを
行わないので、簡単に組み立てができ、自動組み立ても
可能になる。
ある。
ある。
ーロック装置の図である。
ーロック装置の図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の開閉扉の開閉操作により作動する
インターロック装置を備えた画像形成装置において、前
記インターロック装置は、前記所定の部材の操作により
作動する第1作動部材と、所定の回路を作動させるイン
ターロックスイッチと、移動することにより前記インタ
ーロックスイッチを作動させる第2作動部材と、前記第
1作動部材と前記第2作動部材とに両端が当接し、前記
第1作動部材の作動によって押圧され、前記第2作動部
材を移動させる圧縮バネと、を有することを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第1作動部材は円筒状に形成されて
おり、前記第1作動部材の外周壁が保持部材に嵌合して
保持され、前記第1作動部材の内周壁が前記第2作動部
材に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記保持部材は前記インターロックスイ
ッチを保持していることを特徴とする請求項2に記載の
画像形成装置。 - 【請求項4】 前記第2作動部材の移動によって作動す
る複数のインターロックスイッチが前記保持部材に保持
されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成
装置。 - 【請求項5】 前記保持部材は、前記インターロック装
置以外の部材をも保持する基体に係止爪によって係止さ
れていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に
記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記基体にマグネットキャッチを固着さ
せるために、前記保持部材の一部が前記マグネットキャ
ッチを保持していることを特徴とする請求項5に記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2002146038A JP4048834B2 (ja) | 2002-05-21 | 2002-05-21 | 画像形成装置 |
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Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
2002
- 2002-05-21 JP JP2002146038A patent/JP4048834B2/ja not_active Expired - Fee Related
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