JP2003337406A - パターン形成方法 - Google Patents
パターン形成方法Info
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- JP2003337406A JP2003337406A JP2002147328A JP2002147328A JP2003337406A JP 2003337406 A JP2003337406 A JP 2003337406A JP 2002147328 A JP2002147328 A JP 2002147328A JP 2002147328 A JP2002147328 A JP 2002147328A JP 2003337406 A JP2003337406 A JP 2003337406A
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パターン露光されたレジスト膜に対して、現
像、リンス及び超臨界流体中での乾燥を行なうことによ
り得られるレジストパターンが膨潤しないようにする。 【解決手段】 基板10の上に可塑剤を含むレジスト膜
を形成した後、該レジスト膜に対してパターン露光を行
なう。パターン露光されたレジスト膜に対して、アルカ
リ性現像液による現像、純水によるリンス、及び純水と
有機溶剤14との置換を順次行なって、パターン化され
たレジスト膜11Aを形成する。次に、チャンバー15
の内部において、パターン化されたレジスト膜11Aに
付着している有機溶剤14を超臨界流体17に置換し
て、パターン化されたレジスト膜11Aを乾燥すると、
レジストパターン19が得られる。
像、リンス及び超臨界流体中での乾燥を行なうことによ
り得られるレジストパターンが膨潤しないようにする。 【解決手段】 基板10の上に可塑剤を含むレジスト膜
を形成した後、該レジスト膜に対してパターン露光を行
なう。パターン露光されたレジスト膜に対して、アルカ
リ性現像液による現像、純水によるリンス、及び純水と
有機溶剤14との置換を順次行なって、パターン化され
たレジスト膜11Aを形成する。次に、チャンバー15
の内部において、パターン化されたレジスト膜11Aに
付着している有機溶剤14を超臨界流体17に置換し
て、パターン化されたレジスト膜11Aを乾燥すると、
レジストパターン19が得られる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造プロセス等に用いられるパターン形成方法に関
するものである。
置の製造プロセス等に用いられるパターン形成方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置等の製造プロセスに
おいては、半導体集積回路の大集積化に伴って、リソグ
ラフィ技術により形成されるレジストパターンのサイズ
(パターン幅)の一層の微細化が図られており、これに
伴い、レジストパターンのアスペクト比は著しく増加し
ている。
おいては、半導体集積回路の大集積化に伴って、リソグ
ラフィ技術により形成されるレジストパターンのサイズ
(パターン幅)の一層の微細化が図られており、これに
伴い、レジストパターンのアスペクト比は著しく増加し
ている。
【0003】ところで、レジストパターンのアスペクト
比が増加するにつれて、レジストパターンを形成する際
のリンス後の乾燥工程において、リンス液である純水が
揮発する際の表面張力によってパターン倒れが発生する
という問題が顕著となってきている。
比が増加するにつれて、レジストパターンを形成する際
のリンス後の乾燥工程において、リンス液である純水が
揮発する際の表面張力によってパターン倒れが発生する
という問題が顕著となってきている。
【0004】そこで、例えば、H. Namatsu, K. Yamazak
i and K. Kurihara, J. Vac. Sci.Technol. B, 18(2),
780(2000).に示されるように、パターン倒れを防止する
ために、現像後のレジスト膜を超臨界流体中でリンスす
る方法が提案されている。
i and K. Kurihara, J. Vac. Sci.Technol. B, 18(2),
780(2000).に示されるように、パターン倒れを防止する
ために、現像後のレジスト膜を超臨界流体中でリンスす
る方法が提案されている。
【0005】以下、従来のパターン形成方法について、
図6(a) 〜(d) 及び図7(a) 、(b)を参照しながら説明
する。
図6(a) 〜(d) 及び図7(a) 、(b)を参照しながら説明
する。
【0006】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
スト材料を準備する。
【0007】
ポリ((メトキシメチルアクリレート)−(γ-ブチロラクトンメタクリレート)
(但し、メトキシメチルアクリレート:γ-ブチロラクトンメタクリレート=70m
ol%:30mol% )(ベースポリマー)………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)………………0.4g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0008】次に、図6(a) に示すように、基板1の上
に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布した後、基板1
をホットプレート(図示は省略している)により90℃
の温度下で60秒間加熱して、0.4μmの厚さを持つ
レジスト膜2を形成する。
に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布した後、基板1
をホットプレート(図示は省略している)により90℃
の温度下で60秒間加熱して、0.4μmの厚さを持つ
レジスト膜2を形成する。
【0009】次に、図6(b) に示すように、レジスト膜
2に対して、所望のパターンを有するフォトマスク3を
介してArFエキシマレーザ4を照射してパターン露光
を行なう。
2に対して、所望のパターンを有するフォトマスク3を
介してArFエキシマレーザ4を照射してパターン露光
を行なう。
【0010】次に、図6(c) に示すように、基板1をホ
ットプレート(図示は省略している)により105℃の
温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜2に
対して露光後加熱(PEB)を行なう。このようにする
と、レジスト膜2の露光部2aは、酸発生剤から酸が発
生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する
一方、レジスト膜2の未露光部2bは、酸発生剤から酸
が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のま
まである。
ットプレート(図示は省略している)により105℃の
温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜2に
対して露光後加熱(PEB)を行なう。このようにする
と、レジスト膜2の露光部2aは、酸発生剤から酸が発
生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する
一方、レジスト膜2の未露光部2bは、酸発生剤から酸
が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のま
まである。
【0011】次に、図6(d) に示すように、レジスト膜
2に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド水溶液よりなるアルカリ性現像液
により60秒間の現像を行なった後、純水で60秒間の
リンスを行ない、その後、純水をn−ヘキサンよりなる
有機溶剤5と置換する。このようにすると、レジスト膜
2の未露光部2bからなるパターン化されたレジスト膜
2Aが得られる。
2に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド水溶液よりなるアルカリ性現像液
により60秒間の現像を行なった後、純水で60秒間の
リンスを行ない、その後、純水をn−ヘキサンよりなる
有機溶剤5と置換する。このようにすると、レジスト膜
2の未露光部2bからなるパターン化されたレジスト膜
2Aが得られる。
【0012】次に、図7(a) に示すように、パターン化
されたレジスト膜2Aをチャンバー6の内部に移送した
後、該チャンバー6の内部に、30分間に亘って、二酸
化炭素(CO2 )の超臨界流体(40℃の温度及び80
気圧に保たれることにより超臨界状態である。)を貯留
しているボンベ7から超臨界流体8を供給すると共に、
チャンバー6内の超臨界流体8を排出ポンプ9により外
部に排出する。このようにすると、n−ヘキサンと、二
酸化炭素の超臨界流体8とが置換されるので、パターン
化されたレジスト膜2Aは乾燥する。
されたレジスト膜2Aをチャンバー6の内部に移送した
後、該チャンバー6の内部に、30分間に亘って、二酸
化炭素(CO2 )の超臨界流体(40℃の温度及び80
気圧に保たれることにより超臨界状態である。)を貯留
しているボンベ7から超臨界流体8を供給すると共に、
チャンバー6内の超臨界流体8を排出ポンプ9により外
部に排出する。このようにすると、n−ヘキサンと、二
酸化炭素の超臨界流体8とが置換されるので、パターン
化されたレジスト膜2Aは乾燥する。
【0013】次に、図7(b) に示すように、乾燥したパ
ターン化されたレジスト膜2Aをチャンバー6の外部に
取り出すと、パターン倒れのない0.11μmのレジス
トパターン2Bが得られる。
ターン化されたレジスト膜2Aをチャンバー6の外部に
取り出すと、パターン倒れのない0.11μmのレジス
トパターン2Bが得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、パターン
化されたレジスト膜2Aを超臨界流体8中で乾燥する
と、リンス液の蒸発時の表面張力に起因するパターン倒
れは防止できるが、チャンバー6の内部において、パタ
ーン化されたレジスト膜2Aに超臨界流体8が浸透する
ため、得られるレジストパターン2Bは膨潤していると
いう新たな問題が発生する。
化されたレジスト膜2Aを超臨界流体8中で乾燥する
と、リンス液の蒸発時の表面張力に起因するパターン倒
れは防止できるが、チャンバー6の内部において、パタ
ーン化されたレジスト膜2Aに超臨界流体8が浸透する
ため、得られるレジストパターン2Bは膨潤していると
いう新たな問題が発生する。
【0015】被エッチング膜に対して、膨潤したレジス
トパターン2Bをマスクにしてエッチングを行なうと、
得られるパターンの形状は不良になり、半導体素子の歩
留まりが低下してしまう。
トパターン2Bをマスクにしてエッチングを行なうと、
得られるパターンの形状は不良になり、半導体素子の歩
留まりが低下してしまう。
【0016】前記に鑑み、本発明は、パターン露光され
たレジスト膜に対して、現像、リンス及び超臨界流体中
での乾燥を行なうことにより得られるレジストパターン
が膨潤しないようにすることを目的とする。
たレジスト膜に対して、現像、リンス及び超臨界流体中
での乾燥を行なうことにより得られるレジストパターン
が膨潤しないようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るパターン形成方法は、可塑剤を含むレ
ジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に対して露光光
を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パタ
ーン露光されたレジスト膜に対して、現像、リンス及び
超臨界流体中での乾燥を順次行なって、レジストパター
ンを形成する工程とを備えている。
め、本発明に係るパターン形成方法は、可塑剤を含むレ
ジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に対して露光光
を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パタ
ーン露光されたレジスト膜に対して、現像、リンス及び
超臨界流体中での乾燥を順次行なって、レジストパター
ンを形成する工程とを備えている。
【0018】本発明に係るパターン形成方法によると、
レジスト膜に可塑剤が含まれているため、超臨界流体
は、レジスト膜中の可塑剤の抽出に作用し、ベースポリ
マーには作用し難い。すなわち、レジスト膜に可塑剤が
含まれていない場合には、超臨界流体がベースポリマー
に作用するため、レジストパターンは膨潤するが、レジ
スト膜に可塑剤が含まれている場合には、超臨界流体は
ベースポリマーに作用し難いため、つまり超臨界流体が
ベースポリマーの内部に浸透し難いため、レジストパタ
ーンが膨潤する現象が抑制される。
レジスト膜に可塑剤が含まれているため、超臨界流体
は、レジスト膜中の可塑剤の抽出に作用し、ベースポリ
マーには作用し難い。すなわち、レジスト膜に可塑剤が
含まれていない場合には、超臨界流体がベースポリマー
に作用するため、レジストパターンは膨潤するが、レジ
スト膜に可塑剤が含まれている場合には、超臨界流体は
ベースポリマーに作用し難いため、つまり超臨界流体が
ベースポリマーの内部に浸透し難いため、レジストパタ
ーンが膨潤する現象が抑制される。
【0019】ところで、レジスト膜に可塑剤が含まれて
いると、レジストパターンは柔軟化する傾向にあるが、
レジスト膜に含まれていた可塑剤は超臨界流体によりレ
ジストパターンから抽出されてしまうため、レジストパ
ターンは、本来有している剛直性を取り戻すので、膨潤
し難くなる。
いると、レジストパターンは柔軟化する傾向にあるが、
レジスト膜に含まれていた可塑剤は超臨界流体によりレ
ジストパターンから抽出されてしまうため、レジストパ
ターンは、本来有している剛直性を取り戻すので、膨潤
し難くなる。
【0020】本発明に係るパターン形成方法において、
レジスト膜には2種類以上の可塑剤が含まれていること
が好ましい。
レジスト膜には2種類以上の可塑剤が含まれていること
が好ましい。
【0021】このようにすると、2種類以上の可塑剤が
超臨界流体によりレジスト膜の外部に抽出される速度が
異なるため、パターン化されたレジスト膜の乾燥工程に
おいて超臨界流体が長時間に亘って可塑剤に作用するの
で、レジストパターンの膨潤化現象が一層抑制される。
超臨界流体によりレジスト膜の外部に抽出される速度が
異なるため、パターン化されたレジスト膜の乾燥工程に
おいて超臨界流体が長時間に亘って可塑剤に作用するの
で、レジストパターンの膨潤化現象が一層抑制される。
【0022】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤は、フタル酸エステル、アジピン酸エステル、ア
ゼライン酸エステル、セバシン酸エステル、リン酸エス
テル、トリメリット酸エステル、クエン酸エステル、エ
ポキシ化合物、ポリエステル又は塩素化パラフィンであ
ることが好ましい。
可塑剤は、フタル酸エステル、アジピン酸エステル、ア
ゼライン酸エステル、セバシン酸エステル、リン酸エス
テル、トリメリット酸エステル、クエン酸エステル、エ
ポキシ化合物、ポリエステル又は塩素化パラフィンであ
ることが好ましい。
【0023】このようにすると、超臨界流体を可塑剤に
確実に作用させることができる。
確実に作用させることができる。
【0024】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジイソノニ
ル、フタル酸ジイソデシル又はフタル酸ブチルベンジル
よりなるフタル酸エステルを用いることができる。
可塑剤としては、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジイソノニ
ル、フタル酸ジイソデシル又はフタル酸ブチルベンジル
よりなるフタル酸エステルを用いることができる。
【0025】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジ
イソノニル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸
ジ−n−オクチル、アジピン酸ジ−n−デシル、アジピ
ン酸ジヘプチル又はアジピン酸ジノニルよりなるアジピ
ン酸エステルを用いることができる。
可塑剤としては、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジ
イソノニル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸
ジ−n−オクチル、アジピン酸ジ−n−デシル、アジピ
ン酸ジヘプチル又はアジピン酸ジノニルよりなるアジピ
ン酸エステルを用いることができる。
【0026】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、アゼライン酸ジオクチルよりなるアゼ
ライン酸エステルを用いることができる。
可塑剤としては、アゼライン酸ジオクチルよりなるアゼ
ライン酸エステルを用いることができる。
【0027】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、セバシン酸ジブチル又はセバシン酸ジ
オクチルよりなるセバシン酸エステルを用いることがで
きる。
可塑剤としては、セバシン酸ジブチル又はセバシン酸ジ
オクチルよりなるセバシン酸エステルを用いることがで
きる。
【0028】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、リン酸トリクレシルよりなるリン酸エ
ステルを用いることができる。
可塑剤としては、リン酸トリクレシルよりなるリン酸エ
ステルを用いることができる。
【0029】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、トリメリット酸トリオクチルよりなる
トリメリット酸エステルを用いることができる。
可塑剤としては、トリメリット酸トリオクチルよりなる
トリメリット酸エステルを用いることができる。
【0030】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、アセチルクエン酸トリブチルよりなる
クエン酸エステルを用いることができる。
可塑剤としては、アセチルクエン酸トリブチルよりなる
クエン酸エステルを用いることができる。
【0031】本発明に係るパターン形成方法において、
可塑剤としては、エポキシ化大豆油よりなるエポキシ化
合物を用いることができる。
可塑剤としては、エポキシ化大豆油よりなるエポキシ化
合物を用いることができる。
【0032】本発明に係るパターン形成方法において、
レジストパターンを形成する工程は、超臨界流体中にお
いて、パターン化されたレジスト膜に含まれるリンス液
を有機溶剤と置換した後、該有機溶剤を超臨界流体と置
換する工程を含むことが好ましい。
レジストパターンを形成する工程は、超臨界流体中にお
いて、パターン化されたレジスト膜に含まれるリンス液
を有機溶剤と置換した後、該有機溶剤を超臨界流体と置
換する工程を含むことが好ましい。
【0033】このようにすると、レジストパターンの超
臨界流体中における乾燥工程をスムーズに行なうことが
できる。
臨界流体中における乾燥工程をスムーズに行なうことが
できる。
【0034】本発明に係るパターン形成方法において、
有機溶剤を超臨界流体と置換する工程は、臨界温度以上
且つ臨界圧力以上に保たれることにより超臨界状態にあ
る超臨界流体中において行なうことが好ましい。
有機溶剤を超臨界流体と置換する工程は、臨界温度以上
且つ臨界圧力以上に保たれることにより超臨界状態にあ
る超臨界流体中において行なうことが好ましい。
【0035】このようにすると、パターン化されたレジ
スト膜に付着している有機溶媒を簡易に超臨界流体と置
換することができる。
スト膜に付着している有機溶媒を簡易に超臨界流体と置
換することができる。
【0036】本発明に係るパターン形成方法において、
有機溶剤を超臨界流体と置換する工程は、臨界温度未満
且つ臨界圧力以上に保たれることにより亜臨界状態にあ
る超臨界流体中において有機溶剤を超臨界流体と置換し
た後、亜臨界状態にある超臨界流体を加熱して超臨界状
態の超臨界流体に変化させ、その後、超臨界状態の超臨
界流体を減圧して通常状態の流体に戻す工程を含むこと
が好ましい。
有機溶剤を超臨界流体と置換する工程は、臨界温度未満
且つ臨界圧力以上に保たれることにより亜臨界状態にあ
る超臨界流体中において有機溶剤を超臨界流体と置換し
た後、亜臨界状態にある超臨界流体を加熱して超臨界状
態の超臨界流体に変化させ、その後、超臨界状態の超臨
界流体を減圧して通常状態の流体に戻す工程を含むこと
が好ましい。
【0037】このように、パターン化されたレジスト膜
に付着している有機溶剤を亜臨界状態の超臨界流体つま
り高密度の超臨界流体と置換すると、有機溶剤は亜臨界
状態の超臨界流体と速やかに置換するので、パターン化
されたレジスト膜を速やかに乾燥させることができる。
に付着している有機溶剤を亜臨界状態の超臨界流体つま
り高密度の超臨界流体と置換すると、有機溶剤は亜臨界
状態の超臨界流体と速やかに置換するので、パターン化
されたレジスト膜を速やかに乾燥させることができる。
【0038】また、パターン化されたレジスト膜の乾燥
に用いられた亜臨界状態の超臨界流体は、加熱により超
臨界状態の超臨界流体に変化した後、減圧により通常状
態の流体に戻されるため、液体状態の超臨界流体と気体
状態の超臨界流体とが混在する状態が存在しないので、
パターン化されたレジスト膜に表面張力が働かない。こ
のため、パターン化されたレジスト膜のパターン倒れを
確実に防止することができる。
に用いられた亜臨界状態の超臨界流体は、加熱により超
臨界状態の超臨界流体に変化した後、減圧により通常状
態の流体に戻されるため、液体状態の超臨界流体と気体
状態の超臨界流体とが混在する状態が存在しないので、
パターン化されたレジスト膜に表面張力が働かない。こ
のため、パターン化されたレジスト膜のパターン倒れを
確実に防止することができる。
【0039】本発明に係るパターン形成方法において、
超臨界流体は、二酸化炭素の超臨界流体であることが好
ましい。
超臨界流体は、二酸化炭素の超臨界流体であることが好
ましい。
【0040】このようにすると、超臨界流体を簡易且つ
確実に得ることができる。
確実に得ることができる。
【0041】本発明に係るパターン形成方法において、
超臨界流体は、フローしていることが好ましい。
超臨界流体は、フローしていることが好ましい。
【0042】このようにすると、超臨界流体と置換して
超臨界流体中に溶解している可塑剤は、フローしている
超臨界流体と共に外部に排出されるため、超臨界流体と
効率良く置換する。
超臨界流体中に溶解している可塑剤は、フローしている
超臨界流体と共に外部に排出されるため、超臨界流体と
効率良く置換する。
【0043】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係るパターン形成方法について、図
1(a) 〜(d) 及び図2(a) 〜(c) を参照しながら説明す
る。
の第1の実施形態に係るパターン形成方法について、図
1(a) 〜(d) 及び図2(a) 〜(c) を参照しながら説明す
る。
【0044】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
スト材料を準備する。
【0045】
ポリ((2-エチル-2-アダマンチルアクリレート)−(γ-ブチロラクトンメタクリ
レート))(但し、2-エチル-2-アダマンチルアクリレート:γ-ブチロラクトンメ
タクリレート=70mol%:30mol%)(ベースポリマー)…………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)………………0.4g
フタル酸ジメチル(可塑剤)………………………………………………0.1g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0046】次に、図1(a) に示すように、基板10の
上に、前記の化学増幅型レジスト材料を塗布した後、基
板10をホットプレート(図示は省略している)により
90℃の温度下で60秒間加熱して、0.4μmの厚さ
を持つレジスト膜11を形成する。
上に、前記の化学増幅型レジスト材料を塗布した後、基
板10をホットプレート(図示は省略している)により
90℃の温度下で60秒間加熱して、0.4μmの厚さ
を持つレジスト膜11を形成する。
【0047】次に、図1(b) に示すように、レジスト膜
11に対して所望のパターンを有するフォトマスク12
を介して、開口数:NAが0.60であるArFエキシ
マレーザ露光装置から出射されたArFエキシマレーザ
光13を照射してパターン露光を行なう。
11に対して所望のパターンを有するフォトマスク12
を介して、開口数:NAが0.60であるArFエキシ
マレーザ露光装置から出射されたArFエキシマレーザ
光13を照射してパターン露光を行なう。
【0048】次に、図1(c) に示すように、基板10を
ホットプレート(図示は省略している)により105℃
の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜1
1に対して露光後加熱(PEB)を行なう。このように
すると、レジスト膜11の露光部11aは、酸発生剤か
ら酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に
変化する一方、レジスト膜11の未露光部11bは、酸
発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対し
て難溶性のままである。
ホットプレート(図示は省略している)により105℃
の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜1
1に対して露光後加熱(PEB)を行なう。このように
すると、レジスト膜11の露光部11aは、酸発生剤か
ら酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に
変化する一方、レジスト膜11の未露光部11bは、酸
発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対し
て難溶性のままである。
【0049】次に、図1(d) に示すように、レジスト膜
11に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド水溶液よりなるアルカリ性現像
液により現像を行なった後、純水により60秒間のリン
スを行ない、その後、純水をn−ヘキサンよりなる有機
溶剤14と置換する。このようにすると、レジスト膜1
1の未露光部11bからなるパターン化されたレジスト
膜11Aが得られる。
11に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド水溶液よりなるアルカリ性現像
液により現像を行なった後、純水により60秒間のリン
スを行ない、その後、純水をn−ヘキサンよりなる有機
溶剤14と置換する。このようにすると、レジスト膜1
1の未露光部11bからなるパターン化されたレジスト
膜11Aが得られる。
【0050】次に、図2(a) に示すように、パターン化
されたレジスト膜11Aをチャンバー15の内部に移送
した後、該チャンバー15の内部に、30分間に亘っ
て、二酸化炭素(CO2 )の超臨界流体(40℃の温度
及び80気圧に保たれることにより超臨界状態であ
る。)を貯留しているボンベ16から超臨界流体17を
供給すると共に、チャンバー15内の超臨界流体17を
排出ポンプ18により外部に排出する。尚、二酸化炭素
の臨界温度は31.0℃であると共に、二酸化炭素の臨
界圧力は72.9気圧である。
されたレジスト膜11Aをチャンバー15の内部に移送
した後、該チャンバー15の内部に、30分間に亘っ
て、二酸化炭素(CO2 )の超臨界流体(40℃の温度
及び80気圧に保たれることにより超臨界状態であ
る。)を貯留しているボンベ16から超臨界流体17を
供給すると共に、チャンバー15内の超臨界流体17を
排出ポンプ18により外部に排出する。尚、二酸化炭素
の臨界温度は31.0℃であると共に、二酸化炭素の臨
界圧力は72.9気圧である。
【0051】このようにすると、n−ヘキサンと、二酸
化炭素の超臨界流体17とが置換されるので、図2(b)
に示すように、パターン化されたレジスト膜11Aは乾
燥する。この場合、レジスト膜11に可塑剤が含まれて
いるため、超臨界流体17は可塑剤に作用するため、ベ
ースポリマーに作用し難い。このため、超臨界流体17
がベースポリマーの内部に浸透し難い。
化炭素の超臨界流体17とが置換されるので、図2(b)
に示すように、パターン化されたレジスト膜11Aは乾
燥する。この場合、レジスト膜11に可塑剤が含まれて
いるため、超臨界流体17は可塑剤に作用するため、ベ
ースポリマーに作用し難い。このため、超臨界流体17
がベースポリマーの内部に浸透し難い。
【0052】次に、図2(c) に示すように、乾燥したパ
ターン化されたレジスト膜11Aをチャンバー15の外
部に取り出すと、パターン倒れがなく且つ膨潤していな
い0.11μmのライン幅を持つレジストパターン19
が得られる。
ターン化されたレジスト膜11Aをチャンバー15の外
部に取り出すと、パターン倒れがなく且つ膨潤していな
い0.11μmのライン幅を持つレジストパターン19
が得られる。
【0053】尚、第1の実施形態においては、超臨界状
態の二酸化炭素の超臨界流体中において乾燥を行なった
が、これに代えて、亜臨界状態の二酸化炭素の超臨界流
体中において乾燥を行なってもよい。以下、この方法に
ついて図5を参照しながら説明する。
態の二酸化炭素の超臨界流体中において乾燥を行なった
が、これに代えて、亜臨界状態の二酸化炭素の超臨界流
体中において乾燥を行なってもよい。以下、この方法に
ついて図5を参照しながら説明する。
【0054】まず、超臨界温度(Tc)未満の温度例え
ば28℃で且つ超臨界圧力(Pc)以上の圧力例えば8
0気圧に保たれることにより亜臨界状態である二酸化炭
素の超臨界流体中にパターン化されたレジスト膜11A
を40秒間保持して、パターン化されたレジスト膜11
Aに付着した有機溶剤14を亜臨界状態である二酸化炭
素の超臨界流体と置換する。このようにすると、有機溶
剤14は、亜臨界状態であるため高密度である超臨界流
体と置換するため、パターン化されたレジスト膜11A
に付着している有機溶剤14は二酸化炭素の超臨界流体
と速やかに置換するので、パターン化されたレジスト膜
11Aは速やかに乾燥する。
ば28℃で且つ超臨界圧力(Pc)以上の圧力例えば8
0気圧に保たれることにより亜臨界状態である二酸化炭
素の超臨界流体中にパターン化されたレジスト膜11A
を40秒間保持して、パターン化されたレジスト膜11
Aに付着した有機溶剤14を亜臨界状態である二酸化炭
素の超臨界流体と置換する。このようにすると、有機溶
剤14は、亜臨界状態であるため高密度である超臨界流
体と置換するため、パターン化されたレジスト膜11A
に付着している有機溶剤14は二酸化炭素の超臨界流体
と速やかに置換するので、パターン化されたレジスト膜
11Aは速やかに乾燥する。
【0055】次に、亜臨界状態である二酸化炭素の超臨
界流体を、超臨界圧力(Pc)以上の圧力に保ったま
ま、超臨界温度(Tc)以上の温度例えば40℃に加熱
して、亜臨界状態の超臨界流体を超臨界状態の超臨界流
体に変化させた後、超臨界温度(Tc)以上の温度に保
ったまま、圧力を超臨界圧力(Pc)以上から常圧に戻
して、超臨界状態の超臨界流体を亜臨界状態の超臨界流
体に変化させ、その後、温度を超臨界温度(Tc)から
常温に戻して、亜臨界状態の超臨界流体を通常の流体に
変える。
界流体を、超臨界圧力(Pc)以上の圧力に保ったま
ま、超臨界温度(Tc)以上の温度例えば40℃に加熱
して、亜臨界状態の超臨界流体を超臨界状態の超臨界流
体に変化させた後、超臨界温度(Tc)以上の温度に保
ったまま、圧力を超臨界圧力(Pc)以上から常圧に戻
して、超臨界状態の超臨界流体を亜臨界状態の超臨界流
体に変化させ、その後、温度を超臨界温度(Tc)から
常温に戻して、亜臨界状態の超臨界流体を通常の流体に
変える。
【0056】このようにすると、図5に示すように、液
体状態の超臨界流体と気体状態の超臨界流体とが混在す
る状態が存在しないため、パターン化されたレジスト膜
11Aに表面張力が働かないので、パターン化されたレ
ジスト膜11Aのパターン倒れを確実に防止することが
できる。
体状態の超臨界流体と気体状態の超臨界流体とが混在す
る状態が存在しないため、パターン化されたレジスト膜
11Aに表面張力が働かないので、パターン化されたレ
ジスト膜11Aのパターン倒れを確実に防止することが
できる。
【0057】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係るパターン形成方法について、図3(a) 〜
(d) 及び図4(a) 〜(c) を参照しながら説明する。
実施形態に係るパターン形成方法について、図3(a) 〜
(d) 及び図4(a) 〜(c) を参照しながら説明する。
【0058】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
スト材料を準備する。
【0059】
ポリ((メトキシメチルアクリレート)−(γ-ブチロラクトンメタクリレート))
(但し、メトキシメチルアクリレート:γ-ブチロラクトンメタクリレート=70m
ol%:30mol% )(ベースポリマー)………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)………………0.4g
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(可塑剤)……………………………0.3g
アジピン酸ジオクチル(可塑剤)…………………………………………0.2g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0060】次に、図3(a) に示すように、基板20の
上に、前記の化学増幅型レジスト材料を塗布した後、基
板20をホットプレート(図示は省略している)により
90℃の温度下で60秒間加熱して、0.4μmの厚さ
を持つレジスト膜21を形成する。
上に、前記の化学増幅型レジスト材料を塗布した後、基
板20をホットプレート(図示は省略している)により
90℃の温度下で60秒間加熱して、0.4μmの厚さ
を持つレジスト膜21を形成する。
【0061】次に、図3(b) に示すように、レジスト膜
21に対して所望のパターンを有するフォトマスク22
を介して、開口数:NAが0.60であるArFエキシ
マレーザ露光装置から出射されたArFエキシマレーザ
光23を照射してパターン露光を行なう。
21に対して所望のパターンを有するフォトマスク22
を介して、開口数:NAが0.60であるArFエキシ
マレーザ露光装置から出射されたArFエキシマレーザ
光23を照射してパターン露光を行なう。
【0062】次に、図3(c) に示すように、基板20を
ホットプレート(図示は省略している)により105℃
の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜2
1に対して露光後加熱(PEB)を行なう。このように
すると、レジスト膜21の露光部21aは、酸発生剤か
ら酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に
変化する一方、レジスト膜21の未露光部21bは、酸
発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対し
て難溶性のままである。
ホットプレート(図示は省略している)により105℃
の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜2
1に対して露光後加熱(PEB)を行なう。このように
すると、レジスト膜21の露光部21aは、酸発生剤か
ら酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に
変化する一方、レジスト膜21の未露光部21bは、酸
発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対し
て難溶性のままである。
【0063】次に、図3(d) に示すように、レジスト膜
21に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド水溶液よりなるアルカリ性現像
液により現像を行なった後、純水により60秒間のリン
スを行ない、その後、純水をn−ヘキサンよりなる有機
溶剤24と置換する。このようにすると、レジスト膜2
1の未露光部21bからなるパターン化されたレジスト
膜21Aが得られる。
21に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド水溶液よりなるアルカリ性現像
液により現像を行なった後、純水により60秒間のリン
スを行ない、その後、純水をn−ヘキサンよりなる有機
溶剤24と置換する。このようにすると、レジスト膜2
1の未露光部21bからなるパターン化されたレジスト
膜21Aが得られる。
【0064】次に、図4(a) に示すように、パターン化
されたレジスト膜21Aをチャンバー25の内部に移送
した後、該チャンバー25の内部において、二酸化炭素
(CO2 )の超臨界流体(20℃の温度及び80気圧に
保たれることにより亜臨界状態である。)27により3
0分間の乾燥を行なう。
されたレジスト膜21Aをチャンバー25の内部に移送
した後、該チャンバー25の内部において、二酸化炭素
(CO2 )の超臨界流体(20℃の温度及び80気圧に
保たれることにより亜臨界状態である。)27により3
0分間の乾燥を行なう。
【0065】このようにすると、チャンバー25の内部
において、パターン化されたレジスト膜21Aに付着し
た有機溶剤24は亜臨界状態の超臨界流体(二酸化炭
素)27と置換されるので、図4(b) に示すように、パ
ターン化されたレジスト膜21Aは乾燥される。
において、パターン化されたレジスト膜21Aに付着し
た有機溶剤24は亜臨界状態の超臨界流体(二酸化炭
素)27と置換されるので、図4(b) に示すように、パ
ターン化されたレジスト膜21Aは乾燥される。
【0066】次に、パターン化されたレジスト膜21A
をチャンバー25から外部に取り出すと、図4(c) に示
すように、パターン倒れがなく且つ膨潤していない0.
11μmのレジストパターン29が得られる。
をチャンバー25から外部に取り出すと、図4(c) に示
すように、パターン倒れがなく且つ膨潤していない0.
11μmのレジストパターン29が得られる。
【0067】第2の実施形態によると、化学増幅型レジ
スト材料に2種類の可塑剤が含まれており、該2種類以
上の可塑剤が超臨界流体により抽出される速度が異なる
ため、パターン化されたレジスト膜21Aの乾燥工程に
おいて超臨界流体27が長時間に亘って可塑剤に作用す
るので、得られるレジストパターン29の膨潤化現象が
一層抑制される。
スト材料に2種類の可塑剤が含まれており、該2種類以
上の可塑剤が超臨界流体により抽出される速度が異なる
ため、パターン化されたレジスト膜21Aの乾燥工程に
おいて超臨界流体27が長時間に亘って可塑剤に作用す
るので、得られるレジストパターン29の膨潤化現象が
一層抑制される。
【0068】ところで、超臨界流体は、同じ圧力であれ
ば低温の方が密度は大きくなる。従って、第2の実施形
態のように、20℃の温度及び80気圧に保たれること
により亜臨界状態である二酸化炭素の超臨界流体中にお
いて乾燥を行なうと、有機溶剤24は亜臨界状態の二酸
化炭素の超臨界流体27と効率良く置換するため、パタ
ーン化されたレジスト膜21Aは速やかに乾燥する。
ば低温の方が密度は大きくなる。従って、第2の実施形
態のように、20℃の温度及び80気圧に保たれること
により亜臨界状態である二酸化炭素の超臨界流体中にお
いて乾燥を行なうと、有機溶剤24は亜臨界状態の二酸
化炭素の超臨界流体27と効率良く置換するため、パタ
ーン化されたレジスト膜21Aは速やかに乾燥する。
【0069】尚、第1の実施形態と同様、超臨界温度
(Tc)未満の温度で且つ超臨界圧力(Pc)以上の圧
力に保たれることにより亜臨界状態である二酸化炭素の
超臨界流体を、超臨界圧力(Pc)以上の圧力に保った
まま、超臨界温度(Tc)以上の温度に加熱して、亜臨
界状態の超臨界流体を超臨界状態の超臨界流体に変化さ
せた後、超臨界温度(Tc)以上の温度に保ったまま、
圧力を超臨界圧力(Pc)以上から常圧に戻して、超臨
界状態の超臨界流体を亜臨界状態の超臨界流体に変化さ
せ、その後、温度を超臨界温度(Tc)から常温に戻し
て、亜臨界状態の超臨界流体を通常の流体に変えること
が好ましい。
(Tc)未満の温度で且つ超臨界圧力(Pc)以上の圧
力に保たれることにより亜臨界状態である二酸化炭素の
超臨界流体を、超臨界圧力(Pc)以上の圧力に保った
まま、超臨界温度(Tc)以上の温度に加熱して、亜臨
界状態の超臨界流体を超臨界状態の超臨界流体に変化さ
せた後、超臨界温度(Tc)以上の温度に保ったまま、
圧力を超臨界圧力(Pc)以上から常圧に戻して、超臨
界状態の超臨界流体を亜臨界状態の超臨界流体に変化さ
せ、その後、温度を超臨界温度(Tc)から常温に戻し
て、亜臨界状態の超臨界流体を通常の流体に変えること
が好ましい。
【0070】このようにすると、図5に示すように、液
体状態の超臨界流体と気体状態の超臨界流体とが混在す
る状態が存在しないため、パターン化されたレジスト膜
21Aに表面張力が働かないので、パターン化されたレ
ジスト膜21Aのパターン倒れを確実に防止することが
できる。
体状態の超臨界流体と気体状態の超臨界流体とが混在す
る状態が存在しないため、パターン化されたレジスト膜
21Aに表面張力が働かないので、パターン化されたレ
ジスト膜21Aのパターン倒れを確実に防止することが
できる。
【0071】尚、可塑剤としては、第1の実施形態にお
いては1種類の可塑剤、つまりフタル酸ジメチルを用
い、第2の実施形態においては2種類の可塑剤、つまり
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル及びアジピン酸ジオク
チルを用いたが、これに代えて、フタル酸エステル、ア
ジピン酸エステル、アゼライン酸エステル、セバシン酸
エステル、リン酸エステル、トリメリット酸エステル、
クエン酸エステル、エポキシ化合物、ポリエステル又は
塩素化パラフィンを単独で又は2種以上混合して用いる
ことができる。この場合、可塑剤の総添加量は特に限定
されないが、ポリマーに対して、1wt%〜30wt%
程度が好ましい。
いては1種類の可塑剤、つまりフタル酸ジメチルを用
い、第2の実施形態においては2種類の可塑剤、つまり
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル及びアジピン酸ジオク
チルを用いたが、これに代えて、フタル酸エステル、ア
ジピン酸エステル、アゼライン酸エステル、セバシン酸
エステル、リン酸エステル、トリメリット酸エステル、
クエン酸エステル、エポキシ化合物、ポリエステル又は
塩素化パラフィンを単独で又は2種以上混合して用いる
ことができる。この場合、可塑剤の総添加量は特に限定
されないが、ポリマーに対して、1wt%〜30wt%
程度が好ましい。
【0072】フタル酸エステルの一例としては、フタル
酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フ
タル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジ−n−オク
チル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル又
はフタル酸ブチルベンジルが挙げられる。
酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フ
タル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジ−n−オク
チル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル又
はフタル酸ブチルベンジルが挙げられる。
【0073】アジピン酸エステルの一例としては、アジ
ピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、アジピン
酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸ジ−n−オクチル、ア
ジピン酸ジ−n−デシル、アジピン酸ジヘプチル又はア
ジピン酸ジノニルが挙げられる。
ピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、アジピン
酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸ジ−n−オクチル、ア
ジピン酸ジ−n−デシル、アジピン酸ジヘプチル又はア
ジピン酸ジノニルが挙げられる。
【0074】アゼライン酸エステルの一例としては、ア
ゼライン酸ジオクチルが挙げられる。
ゼライン酸ジオクチルが挙げられる。
【0075】セバシン酸エステルの一例としては、セバ
シン酸ジブチル又はセバシン酸ジオクチルが挙げられ
る。
シン酸ジブチル又はセバシン酸ジオクチルが挙げられ
る。
【0076】リン酸エステルの一例としては、リン酸ト
リクレシルが挙げられる。
リクレシルが挙げられる。
【0077】トリメリット酸エステルの一例としては、
トリメリット酸トリオクチルが挙げられる。
トリメリット酸トリオクチルが挙げられる。
【0078】クエン酸エステルの一例としては、アセチ
ルクエン酸トリブチルが挙げられる。
ルクエン酸トリブチルが挙げられる。
【0079】エポキシ化合物の一例としては、エポキシ
化大豆油が挙げられる。
化大豆油が挙げられる。
【0080】また、第1及び第2の実施形態において
は、有機溶剤として、n−ヘキサンを用いたが、これに
代えて、アルコール等を用いることができる。
は、有機溶剤として、n−ヘキサンを用いたが、これに
代えて、アルコール等を用いることができる。
【0081】また、第1及び第2の実施形態において
は、超臨界流体として、二酸化炭素を単独で用いたが、
これに代えて、二酸化炭素に、エントレーナとして、ア
ルコール、炭化水素、エーテル又はカルボン酸などの有
機溶剤を少量添加してもよい。このようにすると、アル
コールと超臨界流体との置換が促進される。
は、超臨界流体として、二酸化炭素を単独で用いたが、
これに代えて、二酸化炭素に、エントレーナとして、ア
ルコール、炭化水素、エーテル又はカルボン酸などの有
機溶剤を少量添加してもよい。このようにすると、アル
コールと超臨界流体との置換が促進される。
【0082】また、第1及び第2の実施形態において
は、二酸化炭素の超臨界流体(臨界温度:31.0℃、
臨界圧力:72.9気圧)を用いたが、これに代えて、
水(H 2O )の超臨界流体(臨界温度:374.2℃、
臨界圧力:218.3気圧)、又はアンモニア(N
H3 )の超臨界流体(臨界温度:132.3℃、臨界圧
力:111.3気圧)を用いてもよい。もっとも、二酸
化炭素は、臨界温度及び臨界圧力が他の流体に比べて低
いので、超臨界状態にすることが容易である。
は、二酸化炭素の超臨界流体(臨界温度:31.0℃、
臨界圧力:72.9気圧)を用いたが、これに代えて、
水(H 2O )の超臨界流体(臨界温度:374.2℃、
臨界圧力:218.3気圧)、又はアンモニア(N
H3 )の超臨界流体(臨界温度:132.3℃、臨界圧
力:111.3気圧)を用いてもよい。もっとも、二酸
化炭素は、臨界温度及び臨界圧力が他の流体に比べて低
いので、超臨界状態にすることが容易である。
【0083】また、第1及び第2の実施形態において
は、ポジ型の化学増幅型レジスト材料を用いたが、これ
に代えて、ネガ型の化学増幅型レジスト材料を用いても
よいし、非化学増幅型のレジスト材料を用いてもよい。
は、ポジ型の化学増幅型レジスト材料を用いたが、これ
に代えて、ネガ型の化学増幅型レジスト材料を用いても
よいし、非化学増幅型のレジスト材料を用いてもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明に係るパターン形成方法による
と、レジスト膜に可塑剤が含まれているため、超臨界流
体は、レジスト膜中の可塑剤の抽出に作用し、ベースポ
リマーには作用し難いので、レジストパターンが膨潤す
る現象が抑制される。
と、レジスト膜に可塑剤が含まれているため、超臨界流
体は、レジスト膜中の可塑剤の抽出に作用し、ベースポ
リマーには作用し難いので、レジストパターンが膨潤す
る現象が抑制される。
【図1】(a) 〜(d) は、第1の実施形態に係るパターン
形成方法の各工程を示す断面図である。
形成方法の各工程を示す断面図である。
【図2】(a) 〜(c) は、第1の実施形態に係るパターン
形成方法の各工程を示す断面図である。
形成方法の各工程を示す断面図である。
【図3】(a) 〜(d) は、第2の実施形態に係るパターン
形成方法の各工程を示す断面図である。
形成方法の各工程を示す断面図である。
【図4】(a) 〜(c) は、第2の実施形態に係るパターン
形成方法の各工程を示す断面図である。
形成方法の各工程を示す断面図である。
【図5】超臨界流体の各状態を説明する図である。
【図6】(a) 〜(d) は、従来のパターン形成方法の各工
程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
【図7】(a) 、(b) は、従来のパターン形成方法の各工
程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
10 基板
11 レジスト膜
11a 露光部
11b 未露光部
11A パターン化されたレジスト膜
12 フォトマスク
13 ArFエキシマレーザ光
14 有機溶剤
15 チャンバー
16 ボンベ
17 超臨界流体
18 排出ポンプ
19 レジストパターン
20 基板
21 レジスト膜
21a 露光部
21b 未露光部
21A パターン化されたレジスト膜
22 フォトマスク
23 ArFエキシマレーザ光
24 有機溶剤
25 チャンバー
27 超臨界流体
29 レジストパターン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 笹子 勝
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 2H025 AA02 AB16 AC08 AD03 BE00
BE10 BG00 CC05 FA28
2H096 AA25 BA11 EA05 EA23 GA17
GA60 LA30
5F046 LA18
Claims (16)
- 【請求項1】 可塑剤を含むレジスト膜を形成する工程
と、 前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパタ
ーン露光を行なう工程と、 パターン露光された前記レジスト膜に対して、現像、リ
ンス及び超臨界流体中での乾燥を順次行なって、レジス
トパターンを形成する工程とを備えていることを特徴と
するパターン形成方法。 - 【請求項2】 前記レジスト膜には2種類以上の可塑剤
が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のパタ
ーン形成方法。 - 【請求項3】 前記可塑剤は、フタル酸エステル、アジ
ピン酸エステル、アゼライン酸エステル、セバシン酸エ
ステル、リン酸エステル、トリメリット酸エステル、ク
エン酸エステル、エポキシ化合物、ポリエステル又は塩
素化パラフィンであることを特徴とする請求項1に記載
のパターン形成方法。 - 【請求項4】 前記可塑剤は、フタル酸ジメチル、フタ
ル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ−2−エ
チルヘキシル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ
イソノニル、フタル酸ジイソデシル又はフタル酸ブチル
ベンジルであることを特徴とする請求項1に記載のパタ
ーン形成方法。 - 【請求項5】 前記可塑剤は、アジピン酸ジオクチル、
アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジ−n−ヘキシ
ル、アジピン酸ジ−n−オクチル、アジピン酸ジ−n−
デシル、アジピン酸ジヘプチル又はアジピン酸ジノニル
であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成
方法。 - 【請求項6】 前記可塑剤は、アゼライン酸ジオクチル
であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成
方法。 - 【請求項7】 前記可塑剤は、セバシン酸ジブチル又は
セバシン酸ジオクチルであることを特徴とする請求項1
に記載のパターン形成方法。 - 【請求項8】 前記可塑剤は、リン酸トリクレシルであ
ることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
法。 - 【請求項9】 前記可塑剤は、トリメリット酸トリオク
チルであることを特徴とする請求項1に記載のパターン
形成方法。 - 【請求項10】 前記可塑剤は、アセチルクエン酸トリ
ブチルであることを特徴とする請求項1に記載のパター
ン形成方法。 - 【請求項11】 前記可塑剤は、エポキシ化大豆油であ
ることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
法。 - 【請求項12】 前記レジストパターンを形成する工程
は、前記超臨界流体中において、パターン化された前記
レジスト膜に含まれるリンス液を有機溶剤と置換した
後、前記有機溶剤を前記超臨界流体と置換する工程を含
むことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
法。 - 【請求項13】 前記有機溶剤を前記超臨界流体と置換
する工程は、臨界温度以上且つ臨界圧力以上に保たれる
ことにより超臨界状態にある前記超臨界流体中において
行なわれることを特徴とする請求項12に記載のパター
ン形成方法。 - 【請求項14】 前記有機溶剤を前記超臨界流体と置換
する工程は、臨界温度未満且つ臨界圧力以上に保たれる
ことにより亜臨界状態にある前記超臨界流体中において
前記有機溶剤を前記超臨界流体と置換した後、亜臨界状
態にある前記超臨界流体を加熱して超臨界状態の前記超
臨界流体に変化させ、その後、超臨界状態の前記超臨界
流体を減圧して通常状態の流体に戻す工程を含むことを
特徴とする請求項12に記載のパターン形成方法。 - 【請求項15】 前記超臨界流体は、二酸化炭素の超臨
界流体であることを特徴とする請求項1、12、13又
は14に記載のパターン形成方法。 - 【請求項16】 前記超臨界流体は、フローしているこ
とを特徴とする請求項1、12、13又は14に記載の
パターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147328A JP2003337406A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002147328A JP2003337406A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | パターン形成方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003337406A true JP2003337406A (ja) | 2003-11-28 |
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ID=29705934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002147328A Pending JP2003337406A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | パターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003337406A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004051380A1 (ja) * | 2002-12-02 | 2004-06-17 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | レジストパターン形成方法およびレジストパターン |
KR101329317B1 (ko) * | 2011-12-07 | 2013-11-25 | 한국과학기술연구원 | 기판건조장치 및 기판건조방법 |
JP2014013381A (ja) * | 2012-06-08 | 2014-01-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法 |
US11189503B2 (en) | 2018-11-14 | 2021-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Substrate drying method, photoresist developing method, photolithography method including the same, and substrate drying system |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002147328A patent/JP2003337406A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004051380A1 (ja) * | 2002-12-02 | 2004-06-17 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | レジストパターン形成方法およびレジストパターン |
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