JP2003336775A - 配管接続構造及びプレート式熱交換器 - Google Patents

配管接続構造及びプレート式熱交換器

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JP2003336775A JP2002145066A JP2002145066A JP2003336775A JP 2003336775 A JP2003336775 A JP 2003336775A JP 2002145066 A JP2002145066 A JP 2002145066A JP 2002145066 A JP2002145066 A JP 2002145066A JP 2003336775 A JP2003336775 A JP 2003336775A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレート式熱交換器のノズル(20)の接続部
内周面にろう被膜を良好に形成し、ノズル(20)と該ノ
ズル(20)内部に差し込まれる配管とをろう付けにより
確実に接続する。 【解決手段】 ノズル(20)の接続部内周面に、ろう被
膜を形成するための螺旋状の溝部(25)を、該溝部(2
5)の幅方向に連続して形成する。さらに、差しろうの
ろう材を下方の溝部(25)へ導くために、ノズル(20)
の接続部内周面に溝部(25)のピッチ(P1)よりも大き
いピッチ(P2)を有する螺旋状の連絡溝(26)を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管の内部に他の
配管の先端が挿入された状態で、これらの配管がろう付
け接続されている配管接続構造及びプレート式熱交換器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2本の配管同士を接続する目的
で、一方の配管の内部に他方の配管の先端を挿入して、
その接続部分をろう付けすることが知られている。
【0003】例えば、2枚の本体フレームの間で、多数
枚の伝熱プレートが積層されてなるプレート式熱交換器
は広く知られている。その本体フレームの一方には複数
の円筒状のノズルが突出して設けられていて、この熱交
換器内部への流体の出入口となっている。これらノズ
ル、本体フレーム及び伝熱プレートは、通常、それぞれ
ステンレス鋼等からなる。そして、ノズルは、その内部
に銅管からなる冷媒配管が差し込まれた状態でろう付け
されることにより、その冷媒配管と接続されるように構
成されている。
【0004】このとき、ステンレス材と銅材とをろう付
けするためには、ステンレス鋼の酸化被膜を予め除去す
る必要がある。そこで、配管をノズルに差し込んでろう
付けする前に、ノズル内面に弗化物等のフラックスを予
め塗布することが一般に行われている。
【0005】ところが、このような配管接続構造では、
ノズルと配管との接合部分が残留フラックスによって腐
食される虞れがある。また、この残留フラックスは、プ
レート式熱交換器を備える冷凍装置の冷媒回路において
異物(コンタミネーション)となり、絞り機構等を閉塞
する虞れもある。そこで、ノズルと配管とのろう付け接
合後に、残留フラックスを洗浄除去しなければならない
という問題がある。
【0006】そこで、従来より、例えば特開2000ー
105090号公報に示されるように、上記フラックス
の塗布を不要にする目的で、ノズルの内周面を12.5
μmRy以上の粗面となるように加工して、予め銅のろ
う被膜を施すようにすることが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、銅のろう被
膜が予め形成されたノズルの内周面と、配管の外周面と
を、ろう付けによって確実に接合するためには、3μm
程度の厚さのろう被膜をノズル内周面に均一に形成する
必要がある。
【0008】しかしながら、上記提案のものでは、実際
には、ノズル内周面にろう被膜が形成されない部分が島
状に残るため、ろう被膜を均一に形成することが難しい
という問題がある。
【0009】一方、内周面に銅メッキが施された筒状の
ソケットの一端をノズル開口端に溶接して接合し、この
ソケットの他端に配管をろう付けすることも考えられる
が、この場合、コストが高くなるのは避けられない。
【0010】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、配管の接続構造に改
良を加えることにより、配管の表面にろう被膜を良好に
形成し、配管同士を確実に接続するとともに、コストの
低減を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、第2配管の先端が挿入されてろう
付けされる第1配管の接続部内周面に、ろう被膜を保持
する溝部を形成すると共に、第1配管の内周面と第2配
管の外周面との隙間において、ろう材を各配管の長さ方
向に導くための手段を設けるようにした。
【0012】具体的に、請求項1に係る発明は、第1配
管(20)の内部に第2配管(30)の先端が挿入された状
態で、該第1配管(20)と第2配管(30)とがろう付け
接続される配管の接続構造が前提である。そして、上記
第1配管(20)の接続部内周面に、螺旋状の溝部(25)
と、該溝部(25)と異なるピッチを有する螺旋状の連絡
溝(26)とが形成されている。
【0013】上記の発明によると、螺旋状の溝部(25)
が第1配管(20)の内周面に形成されているので、ろう
被膜を炉中加熱等により形成する際に、溶融した液状の
ろうが上記溝部(25)内に溜まる。その後、冷却される
ことによって、ろうが上記溝部(25)内に保持されるた
め、ろう被膜が第1配管(20)の内周面に亘って良好に
形成される。
【0014】その後、第2配管(30)の先端が第1配管
(20)に挿入され、これら配管(20,30)の隙間には、
該配管(20,30)をろう付け接続するためのろう材が、
上側である第1配管(20)の開口端側から流し込まれ
る。このとき、上記ろう材は、連絡溝(26)により下方
の溝部(25)へ案内される。その結果、上記ろう材が上
記隙間内に充填されるため、第1配管(20)と第2配管
(30)とは、確実にろう付け接続される。
【0015】請求項2に係る発明は、第1配管(20)の
内部に第2配管(30)の先端が挿入された状態で、該第
1配管(20)と第2配管(30)とがろう付け接続される
配管の接続構造が前提である。そして、第1配管(20)
の接続部内周面に、螺旋状の溝部(25)と、該溝部(2
5)と逆向きの巻き方向を有する連絡溝(26)とが形成
されている。
【0016】この発明によると、上記請求項1に係る発
明と同様に、第1配管(20)と第2配管(30)との隙間
に上方から供給されたろう材は、溝部(25)と逆向きの
巻き方向を有する連絡溝(26)により下方の溝部(25)
へ案内される。その結果、上記隙間内にろう材が充填さ
れる。
【0017】請求項3に係る発明は、上記請求項1又は
2の発明において、上記連絡溝(26)のピッチ(P2)
は、溝部(25)のピッチ(P1)よりも大きい。
【0018】ところで、仮に、連絡溝(26)のピッチ
(P2)が溝部(25)のピッチ(P1)以下である場合に
は、ろう被膜を形成するために溝部(25)へ供給された
ろうが、連絡溝(26)を通って下方へ多量に流れてしま
うため、この溝部(25)において、ろう被膜を確実に形
成することが難しい。
【0019】これに対して、上記の発明によると、連絡
溝(26)のピッチ(P2)が溝部(25)のピッチ(P1)よ
りも大きいので、ろう被膜を形成するためのろうが、溝
部(25)によって適切に保持されると共に、第1配管
(20)と第2配管(30)とをろう付け接続するためのろ
う材が、連絡溝(26)により下方へ案内され、これら配
管(20,30)の隙間に充填される。
【0020】請求項4に係る発明は、第1配管(20)の
内部に第2配管(30)の先端が挿入された状態で、該第
1配管(20)と第2配管(30)とがろう付け接続される
配管の接続構造が前提である。そして、第1配管(20)
の接続部内周面に、多数のリング状の溝部(25)と、螺
旋状の連絡溝(26)とが形成されている。
【0021】上記の発明によると、ろう被膜を形成する
ためのろうがリング状の溝部(25)によって保持される
と共に、第1配管(20)と第2配管(30)とをろう付け
接続するためのろう材が螺旋状の連絡溝(26)により下
方の溝部(25)へ案内されて、これら配管(20,30)の
隙間に充填される。
【0022】請求項5に係る発明は、第1配管(20)の
内部に第2配管(30)の先端が挿入された状態で、該第
1配管(20)と第2配管(30)とがろう付け接続される
配管の接続構造が前提である。そして、第1配管(20)
の接続部内周面には、螺旋状の溝部(25)が形成される
一方、上記第1配管(20)と第2配管(30)との間に
は、銅からなる網状体(46)が配設されている。
【0023】また、請求項6に係る発明は、第1配管
(20)の内部に第2配管(30)の先端が挿入された状態
で、該第1配管(20)と第2配管(30)とがろう付け接
続される配管の接続構造が前提である。そして、第1配
管(20)の接続部内周面には、リング状の溝部(25)が
形成される一方、上記第1配管(20)と第2配管(30)
との間には、銅からなる網状体(46)が配設されてい
る。
【0024】これらの発明によると、第1配管(20)と
第2配管(30)とをろう付け接続するためのろう材が、
これら配管(20,30)の隙間に上方から流し込まれる
と、銅からなる網状体(46)において毛管現象が起こ
り、該ろう材は下方の溝部(25)へ引き寄せられて導か
れる。このことにより、上記隙間内は、ろう材によって
確実に充填される。
【0025】請求項7に係る発明は、上記請求項1〜6
の何れか1つの発明において、上記溝部(25)の溝幅
(W)は、溝部(25)のピッチ(P1)と同じ大きさであ
る。
【0026】このようにすることで、隣接する溝部(2
5)の間隔が無くなるので、各溝部(25)間に平坦部は
形成されない。従って、ろう被膜は、そのような平坦部
によって分断されることがなく、第1配管(20)の内周
面に連続して均一に形成される。
【0027】請求項8に係る発明は、上記請求項1〜7
の何れか1つの発明において、上記第1配管(20)は、
プレート式熱交換器における流体出入口ノズル(20)で
ある。
【0028】また、請求項9に係る発明は、上記請求項
1〜7の何れか1つの配管接続構造を有し、流体の出入
口たるノズル(20)を備えるプレート式熱交換器であっ
て、第1配管(20)は上記ノズル(20)である。
【0029】これらの発明によると、プレート式熱交換
器のノズル(20)と第2配管(30)とが確実に接続され
る。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1及び図2は本
発明の実施形態に係る配管接続構造を有するプレート式
熱交換器(10)の概略を示している。同図に示すよう
に、プレート式熱交換器(10)は、例えばステンレス鋼
からなる2枚の略矩形板状の本体フレーム(11,12)を
備えている。図1における紙面手前側(以降、上方向と
する)に位置づけられている本体フレーム(11)の四隅
には4つの円形の貫通孔(図示省略)がそれぞれ形成さ
れている。この貫通孔(図示省略)には、後述のノズル
(20)が上方に突出した状態で取付固定される。
【0031】そして、これら本体フレーム(11,12)の
間には、多数枚の伝熱プレート(15,15,…)が、所定の
間隔で積層された状態で接合されている。すなわち、伝
熱プレート(15,15,…)はステンレス鋼等からなり、そ
の中央部分には伝熱効果を高める目的で、波状や球状の
突起が形成されている。また、その四隅には、本体フレ
ームに対応するように通路孔(図示省略)がそれぞれ形
成されている。そして、この伝熱プレート(15,15,…)
には、その表面における周縁部や通路孔(図示省略)の
周囲にろう材が塗布されている。これらの伝熱プレート
(15,15,…)と、本体フレーム(11,12)とを、ろう材
を介して積層配置し、真空環境下で加熱することにより
溶融接合するようにしている。
【0032】一方、プレート式熱交換器(10)は、外部
の配管が差し込まれてろう付けされる第1配管である管
状のノズル(20)を備えている。ノズル(20)は、プレ
ート式熱交換器(10)の内部への冷媒等の流体の出入口
である。すなわち、上側の本体フレーム(11)の貫通孔
(図示省略)には、基端側にフランジ部(21)を有する
略円筒状のノズル(20)が固着して設けられている。ノ
ズル(20)は、そのフランジ部(21)の先端側壁面が本
体フレーム(11)の貫通孔(図示省略)周囲の内壁面と
接合されることにより、その先端の開口端(22)が上方
に突出するように取付けられている。そして、図2に示
すように、このノズル(20)の内部に第2配管としての
銅管からなる冷媒配管(30)の一端が差し込まれる。そ
して、後述するように、ノズル(20)は、ろう付けによ
り冷媒配管(30)と接続するように構成されている。
【0033】すなわち、このプレート式熱交換器(10)
は、ノズル(20)の内部に冷媒配管(30)の先端が挿入
された状態で、該ノズル(20)と冷媒配管(30)とがろ
う付け接続される配管の接続構造を有している。
【0034】図3〜図6に示すように、ノズル(20)
は、その内側における中間部分が段差状に形成されてい
る。すなわち、この段差部(23)から先端側に位置する
ノズル先端部(20a)の内径は、段差部(23)から基端
側に位置するノズル基端部(20b)の内径よりも大きく
なるように構成されている。このようにして、ノズル先
端部(20a)内に冷媒配管(30)が嵌挿されるようにし
ている。
【0035】ノズル(20)の接続部開口端(22)の内周
縁には、周方向に延びる切り欠き(31)が形成されてい
る。切り欠き(31)は、その底面部と側面部とが略垂直
となるように、段差状に形成されている。そして、この
切り欠き(31)は、ノズル(20)と配管(30)とを接続
する際に、リング状の置きろう(41)を、切り欠き(3
1)の底面部及び側面部の双方に当接した状態で保持す
るように構成されている。置きろう(41)は、銅からな
る。このとき、置きろう(41)のリング径は、切り欠き
(31)の内径よりも少し大きく構成されており、置きろ
う(41)は、その弾性を利用して切り欠き(31)内に係
止するようにしている。
【0036】そして、本発明の特徴として、図7及び図
8に示すように、ノズル(20)の接続部内周面には、ろ
う被膜(40)を保持するための螺旋状の溝部(25)が所
定のピッチ(P1)で形成されている。具体的に、ノズル
先端部(20a)の内周面には、例えば断面円弧状の溝部
(25)が、ノズル(20)の内周面にその周方向に沿って
延びるように形成されている。この溝部(25)の溝深さ
(D)は、例えば0.03mm〜0.10mmとするこ
とが望ましい。一方、溝幅(W)は例えば0.4mm〜
0.6mmとすることが好ましい。
【0037】そして、この溝部(25)の溝幅(W)は、
溝部(25)のピッチ(P1)と同じ大きさとなるように構
成されている。つまり、溝部(25)の幅方向両端に、隣
接する溝部(25,25)の両端が位置付けられており、各
溝部(25,25,…)間に平坦な部分が形成されないように
している。したがって、各溝部(25)の間には、先端の
断面が略三角形状の凸条(27)が形成されている。
【0038】さらに、図8に示すように、ノズル(20)
の接続部内周面には、上記溝部(25)に加えて、該溝部
(25)と同じ巻き方向を有し、溝部(25)と異なるピッ
チを有する螺旋状の連絡溝(26)が形成されている。
【0039】連絡溝(26)の溝深さ及び溝幅は、例えば
溝部(25)とそれぞれ同じ大きさにされている。また、
連絡溝(26)のピッチ(P2)は、溝部(25)のピッチ
(P1)よりも大きく構成されている。この実施形態で
は、連絡溝(26)のピッチ(P2)は、溝部(25)のピッ
チ(P1)の例えば6倍の大きさになるようにしている。
【0040】このように、連絡溝(26)がノズル(20)
の内周面に形成されることによって、所定の溝部(25)
間の凸条(27)は、その一部分が削り取られている。つ
まり、一部の隣り合う溝部(25)同士は、連絡溝(26)
を介して繋がっている。
【0041】次に、本実施形態に係るプレート式熱交換
器(10)のノズル(20)に冷媒配管(30)をろう付けす
る方法について説明する。先ず、図3に示すように、切
り欠き(31)に、置きろう(41)を係止固定する。
【0042】そして、伝熱プレート(15)と本体フレー
ム(11,12)とを積層配置した状態で炉中に収容し、炉
中ろう付けを行う。このことにより、伝熱プレート(1
5)と本体フレーム(11,12)とが接合すると同時に、図
4に示すように、ノズル(20)の内周面にろう被膜(4
0)が形成される。
【0043】置きろう(41)は炉中で溶解し、ノズル
(20)の内周壁面に沿ってノズル長さ方向に拡がる。こ
のとき、図7にも示すように、ノズル内周面に所定ピッ
チで形成されている多数の溝部(25,25,…)内に液状の
ろうが溜まり、その後の冷却によって該ろうが溝部(2
5)内に保持される。このようにして、ステンレス鋼か
らなるノズル(20)の開口端面と、ノズル先端部(20
a)における内周面とに、純銅のろう被膜(40)が均一
に形成される。
【0044】続いて、図5に示すように、内周面が銅被
覆されたノズル(20)に、銅管である冷媒配管(30)を
差し込んで、その配管(30)の先端が段差部(23)に近
接するようにする。その後、図6に示すように、リン銅
ろうである差しろう(43)によってろう付けを行う。
【0045】すなわち、ノズル(20)の内周面と、配管
(30)の外周面との間には、所定の隙間が形成されてい
る。そして、ノズル(20)と配管(30)とをろう付け接
続するために、上記隙間に対して、差しろう(43)のろ
う材が、上方であるノズル(20)の開口端側から下方で
ある基端側へ向かって流し込まれる。
【0046】差しろう(43)のろう材は、溝部(25)内
の銅のろう被膜(25)と配管(30)の外周面の双方に接
触しながら、下方へ流れる。
【0047】このとき、図8に矢印で示すように、ろう
材は、まず、溝部(25)に沿って流れると共に、凸条
(27)と配管(30)の外周面との間を通過して、下方へ
向かって流れる。そのことに加えて、ろう材は、連絡溝
(26)により下方の溝部(25)へ案内されて流れるた
め、ノズル(20)と配管(30)との隙間に供給されるろ
う材は、該隙間の下方に対しても充分に供給される。
【0048】そして、このろう付け接続の最終段階とし
て、ノズル(20)の開口端(22)と、配管(30)の外周
面とをろう材により閉塞する目的で、ノズル先端方向に
向かって断面積が小さくなる断面テーパ状のフィレット
(45)を形成する。
【0049】−実施形態の効果− 以上説明したように、この実施形態1によると、ろう被
膜(40)を保持するための螺旋状の溝部(25)がノズル
(20)の内周面に形成されているので、ろう被膜(40)
を炉中ろう付けにより形成する際に、溶融した液状のろ
う材を溝部(25)内に溜めることができる。その後、冷
却することによって、ろう材が溝部(25)内に確実に保
持されるため、純銅のろう被膜(40)をステンレス鋼か
らなるノズル(20)の内周面に亘って良好に形成するこ
とができる。従って、銅と銅とのろう付けによって、ノ
ズル(20)と配管(30)とを極めて容易に接続すること
ができる。そのため、ステンレス鋼の酸化被膜を除去す
るためのフラックスを不要とすることができる。
【0050】ところで、仮に、ノズル(20)の接続部内
周面に溝部(25)のみが形成されていて、連絡溝(26)
が形成されていないとすると、差しろう(43)のろう材
を、上方からノズル(20)と配管(30)との隙間に供給
するとき、図12に示すように、溝部(25)間の凸条
(27)と配管(30)との間隔が比較的小さくなるため、
上方からのろう材の流れが、上記隙間の下側部分に達す
る前に止まってしまう虞れがある。このとき、上記隙間
内にろう材が充填されないため、ノズル(20)と配管
(30)とを確実にろう付け接続することが難しい。
【0051】これに対して、本実施形態では、ノズル
(20)の接続部内周面に連絡溝(26)を形成するように
したので、差しろう(43)のろう材を、その連絡溝(2
6)により下方の溝部(25)へ案内することができる。
その結果、上記隙間の上側部分から下側部分に亘ってろ
う材を供給して、該隙間内にろう材を充填することが可
能となるため、ノズル(20)と配管(30)とを確実にろ
う付け接続することができる。
【0052】さらに、連絡溝(26)のピッチ(P2)を溝
部(25)のピッチ(P1)よりも大きく構成したので、溝
部(25)間の凸条(27)が連絡溝(26)により過度に削
られずに適度に残されるため、ろう被膜を形成するため
のろうを溝部(25)によって適切に保持すると共に、差
しろう(43)のろう材を連絡溝(26)により下方へ案内
することが可能となる。
【0053】また、予め内周面にろう材のメッキ処理が
施されたソケット等の別部材を必要としないので、コス
トの低減を図ることができる。
【0054】そして、溝部(25)の溝幅(W)が、隣接
する溝部(25)間のピッチ(P)と同じ大きさであるた
め、隣接する溝部(25)の間の間隔が無くなるので、各
溝部(25)間に平坦部は形成されない。従って、ろう被
膜(40)は、そのような平坦部によって分断されること
がないため、連続して均一なものとすることができる。
【0055】同様に、凹溝部(27)の溝幅が、隣接する
凹溝部(27)間のピッチと同じ大きさであるため、ノズ
ル(20)の開口端面に均一なろう被膜(40)を効果的に
形成することができる。
【0056】また、ノズル(20)と配管(30)との接続
時に、置きろう(41)が切り欠き(31)により保持され
るため、ノズル(20)内周面にろう被膜(40)を容易に
形成することができる。
【0057】(実施形態2)図9は、本発明の実施形態
2を示す。尚、以下の各実施形態において、図1〜図8
と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説
明は省略する。
【0058】本実施形態では、ノズル(20)の接続部内
周面に、螺旋状の溝部(25)と、この溝部(25)と逆向
きの巻き方向を有する連絡溝(26)とが形成されてい
る。すなわち、溝部(25)は、上記実施形態1と同様
に、その幅方向に連続して形成されている。また、連絡
溝(26)は、その巻き方向が溝部(25)と逆向きであり
且つ溝部(25)のピッチ(P1)の例えば6倍の大きさに
なるようにしている。
【0059】このようにしても、溝部(25)によってろ
うが保持されるため、ろう被膜を均一に形成することが
できる。さらに、図9に矢印で示すように、差しろう
(43)のろう材は、溝部(25)に沿って案内されると共
に、連絡溝(26)により下方の溝部(25)へ案内され
る。その結果、ノズル(20)と配管(30)との隙間にろ
う材が充填されて、これらの配管(20,30)同士を確実
にろう付け接続することが可能となる。
【0060】(実施形態3)図10は、本発明の実施形
態3を示す。本実施形態では、ノズル(20)の接続部内
周面に、多数のリング状の溝部(25)と、螺旋状の連絡
溝(26)とが形成されている。
【0061】すなわち、溝部(25)は、ノズル(20)の
周方向にリング状に延びる断面円弧状の溝に形成され、
このような多数の溝部(25,25,…)が、所定のピッチ
(P1)でノズル(20)の長さ方向に並ぶように連続して
形成されている。一方、螺旋状の連絡溝(26)のピッチ
(P2)は、このリング状の溝部(25)のピッチ(P1)の
例えば6倍の大きさになるように設けられている。
【0062】このようにしても、リング状の溝部(25)
によってろうが保持されて、ろう被膜が確実に形成する
ことが可能となる。さらに、図10で矢印で示すよう
に、差しろう(43)のろう材は、リング状の溝部(25)
によりノズル(20)の周方向に案内されると共に、螺旋
状の連絡溝(26)により下方の溝部(25)へ案内され
る。その結果、上記各実施形態と同様に、ノズル(20)
と配管(30)との隙間にろう材が充填されるため、これ
らの配管(20,30)同士を確実にろう付け接続すること
ができる。
【0063】尚、上記各実施形態では、連絡溝(26)の
溝深さ及び溝幅を、溝部(25)と同じ大きさとしたが、
請求項1に係る発明の他の実施形態としては、上記連絡
溝(26)の溝深さ及び溝幅をその他の大きさに形成して
もよい。
【0064】また、連絡溝(26)のピッチ(P2)を溝部
(25)のピッチ(P1)の6倍の大きさとしたが、請求項
3に係る発明の他の実施形態としては、上記連絡溝(2
6)のピッチ(P2)を、溝部(25)のピッチ(P1)より
も大きい他の大きさ(例えば、ピッチ(P1)の3倍や4
倍など)に構成するようにしてもよい。
【0065】(実施形態4)図11は、本発明の実施形
態4を示す。本実施形態では、上記実施形態1及び2と
同様に、ノズル(20)の接続部内周面には、螺旋状の溝
部(25)が形成される一方、ノズル(20)と配管(30)
との間には、銅からなる網状体(46)が配設されてい
る。
【0066】すなわち、上記実施形態1及び2と同様
に、ノズル(20)の内周面には、螺旋状の溝部(25)が
その幅方向に連続して形成される一方、上記各実施形態
のような連絡溝(26)は、ノズル(20)内周面に形成さ
れていない。
【0067】ノズル(20)と配管(30)との隙間に配設
される網状体(46)は、例えば200メッシュ程度の細
かい網目を有している。そして、網状体(46)は、ノズ
ル(20)の内径と略同じ径を有する円筒状に形成されて
いる。
【0068】そして、ノズル(20)と配管(30)とをろ
う付け接続する場合には、上記各実施形態と同様に、ノ
ズル(20)の内周面にろう被膜を形成した後、上記網状
体(46)をノズル(20)内に挿入して設ける。続いて、
配管(30)を、網状体(46)が配設されたノズル(20)
内に挿入する。すなわち、網状体(46)は、ノズル(2
0)と配管(30)との隙間内に設けられている。その
後、差しろう(43)のろう材を、上記隙間に流し込むこ
とにより、これらノズル(20)と配管(30)とをろう付
け接続する。
【0069】このようにして、差しろう(43)のろう材
を、ノズル(20)と配管(30)との隙間に上方から流し
込むと、網状体(46)において毛管現象が起こり、ろう
材は下方の溝部(25)へ引き寄せられて導かれる。この
ことにより、上記隙間内を、ろう材によって確実に充填
することができる。
【0070】尚、本実施形態では、ノズル(20)の接続
部内周面に設ける溝部(25)を、螺旋状に形成するよう
にしたが、その他に、ノズル(20)の接続部内周面の周
方向に延びるリング状に形成し、このノズル(20)と配
管(30)との隙間に上記網状体(46)を配設するように
してもよい。
【0071】また、本実施形態では、網状体(46)を円
筒状に形成するようにしたが、その他の形状としてもよ
い。例えば、断面円弧状の板状に形成し、ノズル(20)
と配管(30)との隙間内に部分的に配設するようにして
もよい。
【0072】また、上記各実施形態では、ノズル(20)
の接続部内周面に1条の連絡溝(26)を設けるようにし
たが、上記内周面に多条の連絡溝を設けるようにしても
よい。このことによって、ノズル(20)と配管(30)と
の隙間に上方から流し込まれるろう材を、下方へ流れや
すくすることが可能となる。
【0073】また、上記各実施形態では、一例としてプ
レート式熱交換器のノズルにおける配管接続構造につい
て説明したが、本発明はこれに限らず、その他の配管同
士の接続構造として適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によると、第1配管の内部に第2配管の先端が挿入さ
れた状態で、第1配管と第2配管とがろう付け接続され
る配管の接続構造について、第1配管の接続部内周面
に、螺旋状の溝部と、溝部と異なるピッチを有する螺旋
状の連絡溝とを形成することにより、螺旋状の溝部内に
ろうが保持されるため、ろう被膜を第1配管の内周面に
亘って良好に形成することができる。そのことに加え
て、ろう材がこれら配管同士の隙間に供給されて連絡溝
により下方の溝部へ案内されるため、第1配管と第2配
管とを確実にろう付け接続することができる。
【0075】請求項2に係る発明によると、第1配管の
接続部内周面に、螺旋状の溝部と、溝部と逆向きの巻き
方向を有する連絡溝とを形成することにより、第1配管
と第2配管との隙間に上方から供給されたろう材は、溝
部と逆向きの巻き方向を有する連絡溝により下方の溝部
へ案内されるため、その隙間内にろう材を充填させるこ
とができる。
【0076】請求項3に係る発明によると、連絡溝のピ
ッチを溝部のピッチよりも大きくすることにより、溝部
間の凸条が連絡溝により過度に削られずに適度に残され
るため、ろう被膜を形成するためのろうを、溝部によっ
て適切に保持すると共に、第1配管と第2配管とをろう
付け接続するためのろう材を、連絡溝により下方の溝部
へ案内することが可能となる。
【0077】請求項4に係る発明によると、第1配管の
接続部内周面に、多数のリング状の溝部と、螺旋状の連
絡溝とを形成することにより、ろう被膜を形成するため
のろうをリング状の溝部によって保持すると共に、第1
配管と第2配管とをろう付け接続するためのろう材を螺
旋状の連絡溝により下方の溝部へ案内することができ
る。
【0078】請求項5に係る発明によると、第1配管の
接続部内周面に、螺旋状の溝部を形成する一方、第1配
管と第2配管との間に、銅からなる網状体を配設する。
また、請求項6に係る発明によると、第1配管の接続部
内周面に、リング状の溝部を形成する一方、第1配管と
第2配管との間に、銅からなる網状体を配設することに
より、ろう材が第1配管と第2配管との隙間に上方から
流し込まれると、銅からなる網状体において毛管現象が
起こって、ろう材が下方の溝部へ引き寄せられて導かれ
るため、その配管同士の隙間内をろう材によって確実に
充填することが可能となる。
【0079】請求項7に係る発明によると、溝部の溝幅
を、その溝部のピッチと同じ大きさとすることにより、
隣接する溝部の間の間隔が無くなるので、ろう被膜を第
1配管の内周面に連続して均一に形成することができ
る。
【0080】請求項8に係る発明によると、第1配管
を、プレート式熱交換器における流体出入口ノズルとす
る。また、請求項9に係る発明によると、上記配管接続
構造を有し、流体の出入口たるノズルを備えるプレート
式熱交換器について、第1配管をノズルとすることによ
り、プレート式熱交換器のノズルと第2配管とを確実に
接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るプレート式熱交換器の概略を
示す正面図である。
【図2】本実施形態に係るプレート式熱交換器の概略を
示す側面図である。
【図3】実施形態1における置きろうが取り付けられた
ノズルを示す断面図である。
【図4】ろう被膜が形成されたノズルを示す図3相当図
である。
【図5】配管が嵌挿されたノズルを示す図3相当図であ
る。
【図6】差しろうによりろう付けされたノズルを示す図
3相当図である。
【図7】ノズルの内周面の一部を拡大して示す断面図で
ある。
【図8】実施形態1における溝部及び連絡溝を示すノズ
ルの縦断面図である。
【図9】実施形態2における溝部及び連絡溝を示す図8
相当図である。
【図10】実施形態3における溝部及び連絡溝を示す図
8相当図である。
【図11】実施形態4におけるノズルの内周面の一部を
拡大して示す断面図である。
【図12】溝部のみが形成されたノズルの内周面の一部
を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
(P1) 溝部のピッチ (P2) 連絡溝のピッチ (W) 溝幅 (10) プレート式熱交換器 (20) ノズル(第1配管) (25) 溝部 (26) 連絡溝 (30) 冷媒配管(第2配管) (46) 網状体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1配管(20)の内部に第2配管(30)
    の先端が挿入された状態で、該第1配管(20)と第2配
    管(30)とがろう付け接続される配管の接続構造におい
    て、 上記第1配管(20)の接続部内周面に、螺旋状の溝部
    (25)と、該溝部(25)と異なるピッチを有する螺旋状
    の連絡溝(26)とが形成されていることを特徴とする配
    管接続構造。
  2. 【請求項2】 第1配管(20)の内部に第2配管(30)
    の先端が挿入された状態で、該第1配管(20)と第2配
    管(30)とがろう付け接続される配管の接続構造におい
    て、 上記第1配管(20)の接続部内周面に、螺旋状の溝部
    (25)と、該溝部(25)と逆向きの巻き方向を有する連
    絡溝(26)とが形成されていることを特徴とする配管接
    続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記連絡溝(26)のピッチ(P2)は、溝部(25)のピッ
    チ(P1)よりも大きいことを特徴とする配管接続構造。
  4. 【請求項4】 第1配管(20)の内部に第2配管(30)
    の先端が挿入された状態で、該第1配管(20)と第2配
    管(30)とがろう付け接続される配管の接続構造におい
    て、 上記第1配管(20)の接続部内周面に、多数のリング状
    の溝部(25)と、螺旋状の連絡溝(26)とが形成されて
    いることを特徴とする配管接続構造。
  5. 【請求項5】 第1配管(20)の内部に第2配管(30)
    の先端が挿入された状態で、該第1配管(20)と第2配
    管(30)とがろう付け接続される配管の接続構造におい
    て、 上記第1配管(20)の接続部内周面には、螺旋状の溝部
    (25)が形成される一方、上記第1配管(20)と第2配
    管(30)との間には、銅からなる網状体(46)が配設さ
    れていることを特徴とする配管接続構造。
  6. 【請求項6】 第1配管(20)の内部に第2配管(30)
    の先端が挿入された状態で、該第1配管(20)と第2配
    管(30)とがろう付け接続される配管の接続構造におい
    て、 上記第1配管(20)の接続部内周面には、リング状の溝
    部(25)が形成される一方、上記第1配管(20)と第2
    配管(30)との間には、銅からなる網状体(46)が配設
    されていることを特徴とする配管接続構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1つにおいて、 上記溝部(25)の溝幅(W)は、溝部(25)のピッチ(P
    1)と同じ大きさであることを特徴とする配管接続構
    造。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れか1つにおいて、 上記第1配管(20)は、プレート式熱交換器における流
    体出入口ノズル(20)であることを特徴とする配管接続
    構造。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7の何れか1つの配管接続構
    造を有し、流体の出入口たるノズル(20)を備えるプレ
    ート式熱交換器であって、 第1配管(20)は上記ノズル(20)であることを特徴と
    するプレート式熱交換器。
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